JP7199315B2 - 止水板及びこれを用いた建物開口の止水構造 - Google Patents
止水板及びこれを用いた建物開口の止水構造 Download PDFInfo
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Description
建物開口の外部にあたる前方から内部にあたる後方に向けての水の浸入を防止する止水板であって、
複数の板体を高さ方向に連設して構成され、前記建物開口の前方端縁に当接する開口当接面と、グラウンドに当接するグラウンド当接面と、を具備する立設板状の止水板本体と、
前記止水板本体を上方から下方に向けて押圧する下向き押圧機構と、
を具備して構成され、
前記高さ方向に連設する一方の板体と他方の板体の内、前記一方の板体の他方の板体側端部の前方側外縁及び後方側外縁に、前記他方の板体の一方の板体側端部を嵌装させる立設面が形成されること、
を特徴とする止水板を提供する。
前記後方側外縁に位置する前記立設面が、前記止水板本体の前記開口当接面以外に形成されることが望ましい。
前記一方の板体を下側板体とし、前記一方の板体の上端部に前記立設面が形成され、
前記上端部に内側凸条が形成され、
前記他方の板体を上側板体とし、前記他方の板体の下端部に前記内側凸条と嵌装する内側凹溝が形成されることが望ましい。
前記他方の板体が、前記建物開口の開口方向の両端部に前記内側凹溝の側縁の少なくとも一部を閉塞する側壁を具備することが望ましい。
前記内側凸条の前後方向の幅が前記内側凹溝の前後方向の幅と同寸法以上であることが望ましい。
請求項1~5のいずれかに記載された止水板を、前記下向き押圧機構を用いて前記建物開口に設置することにより前記建物開口からの水の浸入を防止すること、
を特徴とする建物開口の止水構造を提供する。
図1を用いて本発明の一実施形態に係る止水板1の概要を説明する。図1は、本実施形態における止水板1の概要を示す模式図である。図1に示すとおり、本実施形態の止水板1は、例えば有事の際に発生した洪水等の大量の水が、建物開口81の外部にあたる前方X1(図1の左手前側)から内部にあたる後方X2(図1の右奥側)に向けての水の侵入を防止するものである。
本実施形態に係る止水板1は、複数の板体を高さ方向Zに連設して構成され、建物開口81の前方X1の端縁83に当接する開口当接面5と、グラウンド85に当接するグラウンド当接面7と、を具備する立設板状の止水板本体3と、止水板本体3を上方Z1から下方Z2に向けて押圧する下向き押圧機構9と、を具備して構成され、高さ方向Zに連設する一方の板体11と他方の板体13の内、一方の板体11の他方の板体13側端部(上端部)の前方側外縁及び後方側外縁に、他方の板体13の一方の板体11側端部(下端部)を嵌装させる立設面15が形成されることが好ましい(なお、図1においては、立設面15があらわれないため、立設面15の符号を表示していない。)。また、この止水板本体3は、止水板本体を建物開口81側に付勢させる付勢装置19と、建物開口81の端縁83とグラウンド85との間の止水性を担保する止水パッキン17と、を具備している。
上述したとおり、止水板本体3は、複数の板体を高さ方向Zに連設して構成されるものであり、本実施形態では下側板体となる一方の板体11と、上側板体となる他方の板体13と、の2枚を高さ方向Zに連設することによって構成している。以下、一方の板体11及び他方の板体13の構造について詳述する。
図2~図4を用いて、一方の板体11の構造について詳細に説明する。図2は、一方の板体11の構造を示す図であって、図2(a)は、一方の板体11の正面図(建物開口の前方側から建物開口側をみた状態)であり、図2(b)は、図2(a)における矢視Aの側面図である。図3は、一方の板体11の上端部の構造を示す図であって、図3(a)は、図2(a)における矢視Bの部分側面図であり、図3(b)は、図2(a)における矢視Cの部分断面図であり、図3(c)は、図2(a)の破線領域を拡大した部分正面図である。図4は、図2(a)における矢視Dの平面図である。
図6~図8を用いて、他方の板体13の構造について詳細に説明する。図6は、他方の板体13の構造を示す図であって、図6(a)は、他方の板体13の正面図であり、図6(b)は、図6(a)における矢視Eの側面図である。図7は、他方の板体13の下端部の構造を示す図であって、図7(a)は、図6(a)における矢視Fの部分側面図であり、図7(b)は、図6(a)における矢視Gの部分断面図であり、図7(c)は、図6(a)の破線領域を拡大した部分正面図である。図8は、図6(a)における矢視Hの平面図である。
次に、図9~図11を用いて、止水板1を用いた止水方法について詳細に説明する。図9は、建物開口81に一方の板体11を設置した状態を示す模式図である。図10は、一方の板体11の上端部と他方の板体13の下端部との嵌装態様を示す図であって、図10(a)は、一方の板体11の上端部と他方の板体13の下端部とを接近させる状態を示す模式図であり、図10(b)は、一方の板体11の上端部と他方の板体13の下端部とが嵌装した状態を示す模式図である。図11は、建物開口81に止水板1を設置した状態の模式図である。
3 止水板本体
5 開口当接面
7 グラウンド当接面
9 下向き押圧機構
11 一方の板体
13 他方の板体
15 立設面
17 止水パッキン
19 付勢装置
21 把持部
23 グラウンド当接部
25 傾斜板
27 一方の端部
29 他方の端部
31 立設片
33 立設ガイド面
35 内側凸条
37 止水パッキン
39 側板
41 内側凹溝
43 把持部
45 押圧体
47 端面
49 側板
51 側壁
81 建物開口
83 端縁
85 グラウンド
87 内向き立設面
L 開口当接面域
Claims (5)
- 建物開口の外部にあたる前方から内部にあたる後方に向けての水の浸入を防止する止水板であって、
複数の板体を高さ方向に連設して構成され、前記建物開口の前方端縁に当接する開口当接面と、グラウンドに当接するグラウンド当接面と、を具備する立設板状の止水板本体と、
前記止水板本体を上方から下方に向けて押圧する下向き押圧機構と、
を具備して構成され、
前記高さ方向に連設する一方の板体と他方の板体のうち、前記一方の板体の他方の板体側端部の前方側外縁及び後方側外縁に、前記他方の板体の一方の板体側端部を嵌装させる立設面が形成され、
前記後方側外縁に位置する前記立設面が、前記止水板本体の前記開口当接面以外に形成されること、
を特徴とする止水板。 - 前記一方の板体を下側板体とし、前記一方の板体の上端部に前記立設面が形成され、
前記上端部に内側凸条が形成され、
前記他方の板体を上側板体とし、前記他方の板体の下端部に前記内側凸条と嵌装する内側凹溝が形成されること、
を特徴とする請求項1に記載の止水板。 - 前記他方の板体が、前記建物開口の開口方向の両端部に前記内側凹溝の側縁の少なくとも一部を閉塞する側壁を具備すること、
を特徴とする請求項2に記載の止水板。 - 前記内側凸条の前後方向の幅が前記内側凹溝の前後方向の幅と同寸法以上であること、
を特徴とする請求項2又は3に記載の止水板。 - 請求項1~4のいずれかに記載された止水板を、前記下向き押圧機構を用いて前記建物開口に設置することにより前記建物開口からの水の浸入を防止すること、
を特徴とする建物開口の止水構造。
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JP2019130056A JP7199315B2 (ja) | 2019-07-12 | 2019-07-12 | 止水板及びこれを用いた建物開口の止水構造 |
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JP2014190129A (ja) | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Lixil Suzuki Shutter Corp | 防水板、及び防水板装置 |
JP2015151748A (ja) | 2014-02-14 | 2015-08-24 | 三和シヤッター工業株式会社 | 防水扉 |
JP2017160693A (ja) | 2016-03-10 | 2017-09-14 | タキロンシーアイ株式会社 | 止水板及びこれを用いた止水構造 |
JP2018076765A (ja) | 2016-10-31 | 2018-05-17 | 三和シヤッター工業株式会社 | 止水パネルの取付構造 |
JP6336671B1 (ja) | 2017-10-25 | 2018-06-06 | 株式会社アルフィン | 止水板および止水装置 |
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