JP7199271B2 - 扉の装飾ユニット、及び、装飾付き扉 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 集会名:「玄関ドア ヴェナートD30」新商品発表会 公開日:平成31年1月29日 公開場所:東京都墨田区亀沢3-22-1 YKK AP株式会社内 YKK60ビル AZ-1
本発明は、扉の装飾ユニット、及び、装飾付き扉に関する。
扉を装飾する扉の装飾ユニットとしては、例えば、ドア本体の一部に設けた開口部にガラスを装着し、当該ガラスを覆うように装着される飾り板が知られている(例えば、特許文献1参照)。この飾り板は、アルミニウム押し出し形材でなり、種々の飾り板を用意しておき、取り換えることによりドアの外観を異ならせることができる。また、扉の装飾部材として、より意匠性が高く、より高品位な鋳物製の装飾部材も存在する。
特開平5-287959号公報
鋳物製の装飾部材は、例えばサイズを変更するために切断すると、光沢面が露出し他の表面と異なる部位が生じてしまうため意匠性が低下する。また、鋳物製の装飾部材は、コストが高いため扉のサイズに合わせて互いに異なるサイズの装飾部材を備えることは難しいという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、鋳物製であってもコストを抑えつつも汎用性が高い扉の装飾ユニット、及び、装飾付き扉を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の扉の装飾ユニットは、扉に上下に並べて配置される鋳物製の2つの装飾部材を有し、各々の前記装飾部材の一部を、前記扉の幅方向に並べて取り付け可能であることを特徴とする扉の装飾ユニットである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、鋳物製であってもコストを抑えつつも汎用性が高い扉の装飾ユニット、及び、装飾付き扉を提供することが可能である。
本発明にかかる装飾付き扉の一例を示す外観図である。 本発明にかかる装飾付き扉の一例を示す横断面図である。 本発明にかかる装飾付き扉の一例を示す縦断面図である。 異なるサイズの扉に装飾ユニットを取り付ける例を説明する図である。 図2におけるA部の拡大図である。 装飾ユニットの変形例を示す模式図である。
以下、本発明の一実施形態に係る扉の装飾ユニット、及び、装飾付き扉について図面を参照して説明する。本実施形態では、装飾付き扉として、玄関に用いられ、図1に示すように、屋外側に装飾ユニット1が設けられている玄関扉2を例に挙げて説明する。
以下の説明においては、玄関扉(以下、扉という)2が建物に取り付けられている状態で屋外側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となり扉2の幅となる方向を左右方向、屋内外方向である奥行き方向を見込み方向として示す。扉2及び装飾ユニット1の各部位であっても、また、扉2及び装飾ユニット1を構成する各部材については単体の状態であっても、扉2及び装飾ユニット1が取り付けられた状態で上下方向、左右方向、見込み方向等となる方向にて方向を特定して説明する。
扉2は、図2、図3に示すように、建物に取り付けられた枠体3にヒンジ3aにより回動自在に支持される。扉2には、ガラス20aが嵌め込まれた採光窓20が設けられており、扉2には屋外側に、屋外側の表面2aから採光窓20に亘って装飾ユニット1が設けられている。本実施形態の装飾ユニット1は、鋳物製の同一部材でなる2つの装飾部材10を有している。
扉2は、外周部分に設けられ矩形状に接合された外周枠4、外周枠4の内側に配置されたパネル状の芯材5、及び、外周枠4と芯材5の屋外側及び屋内側の全面に貼り付けられ扉2の表面2aをなす2枚の鋼板6と、採光窓20のガラス20aと、ガラス20aを保持する窓枠7と、を有している。芯材5及び各鋼板6には、左右方向におけるほぼ中央に、縦に長い矩形状の開口5a、6aが設けられており、採光窓20が設けられる開口2bをなしている。
窓枠7は、屋内側に設けられる屋内枠70と、屋外側に設けられる屋外枠71と、化粧板72と、を有し、ガラス20aは屋内枠70、屋外枠71及び化粧板72により屋内外から押圧されて挟持されている。
屋内枠70は、開口2bの周縁部を屋内側から覆い、左右方向に間隔を空けて設けられる2本の屋内縦枠70a、及び、上下方向に間隔を空けて設けられる2本の屋内横枠70bを有している。屋内縦枠70aと屋内横枠70bとは、同一の押し出し成型部材である。2本の屋内縦枠70a及び2本の屋内横枠70bは、長手方向における両端部が各々、長手方向と45°をなすように加工されており、隣り合う屋内縦枠70aと屋内横枠70bとの端部同士が接合されて矩形状をなしている。
屋内縦枠70a及び屋内横枠70bは、開口2bの周縁部と見込み方向に対向する屋内周縁対向部70cと、ガラス20aの周縁部と見込み方向に対向する屋内ガラス対向部70dと、を有している。
屋内ガラス対向部70dには、ガラス20aと対向する部位に軟質の合成樹脂でなるカラス保持部70fが設けられている。屋内ガラス対向部70dは、ガラス20aよりも外周側に延出された屋内外周延出部70eを有しており、屋内外周延出部70eを屋内側から屋外側に向かって貫通するねじ73により屋外枠71と接合される。
屋内縦枠70a及び屋内横枠70bには、ねじ73を隠すための屋内枠カバー材74が屋内側から各々嵌合されている。
屋外枠71は、開口2bの周縁部の上下方向に沿う部位を屋外側から覆い、扉2の全長にわたり、左右方向に間隔を空けて2本設けられている。2本の屋外枠71の間において、開口2bよりも上及び下の部位には、2本の屋外枠71間に位置する鋼板6を屋外側から覆う化粧板72が設けられている。2本の屋外枠71間における開口2bよりも上及び下の部位では、化粧板72が扉2の表面2aとなる。
屋外枠71は、押し出し成型部材であり、屋外側にてガラス20aと対向する位置から鋼板6と対向する位置まで繋がっている。屋外枠71の左右方向の幅は、屋内縦枠70aの幅より広く、特に鋼板6と対向する部位がより広く形成されている。
屋外枠71は、鋼板6と間隔を空けて対向する屋外面部71aを有し、屋外面部71aは、左右方向における中央側の部位が両端部よりも屋外側に僅かに窪むように湾曲している。屋外面部71aの左右方向における両端部には、ガラス20aと対向する側の端に設けられたガラス側延出壁部71bと、鋼板6と対向する側の端に設けられた鋼板側延出壁部71cと、を有している。
鋼板側延出壁部71cは、先端部が開口2b側に延出された先端延出部71dを有しており、先端延出部71dが鋼板6に当接されて、鋼板6と屋外面部71aとの間隔を確保している。ガラス側延出壁部71bの先端には、軟質の合成樹脂でなるカラス保持部材8が嵌合されている。また、屋外面部71aには、鋼板6と屋外面部71aとの間隔を確保するためのリブ71eが屋内側に突出させて設けられている。
カラス保持部材8が嵌合されているガラス側延出壁部71bと、リブ71eとの間には、ガラス20aよりも外周側にて開口2bに挿入され、ガラス20aより屋内側まで延出された屋外枠挿入片71fが設けられている。屋外枠挿入片71fの先端には、屋内縦枠70aの屋内外周延出部70eに屋内側から屋外側に向かって貫通するねじ73が螺合されるねじ螺合部71gが設けられている。
化粧板72は、左右に設けられる2本の屋外枠71の屋外枠挿入片71f間よりも僅かに狭い幅に形成されている。化粧板72の左右の端部は、左右の屋外枠71の対向するガラス側延出壁部71bの屋内側の部分に形成されている切り欠きから挿入され、屋外面部71aの屋内側に挿入されている。
化粧板72は、開口2bの上側または下側の鋼板6と開口2bに設けられるガラス20aとに亘って配置され、鋼板6と間隔を空けて対向する化粧面部72aと、化粧面部72aのガラス20aと対向する側の縁から屋内側に延出された化粧板延出部72bとを有しており、化粧面部72aの屋内側には、鋼板6と、化粧面部72aとの間隔を確保するためのリブ72cが屋内側に突出させて設けられている。化粧板延出部72b先端には、軟質の合成樹脂でなるカラス保持部材8が嵌合されている。
化粧板延出部72bと、リブ72cとの間には、ガラス20aよりも外周側にて開口2bに挿入され、ガラス20aより屋内側まで延出された化粧板枠挿入片72dが設けられている。化粧板枠挿入片72dの先端には、屋内横枠70bの屋内外周延出部70eに屋内側から屋外側に向かって貫通するねじ75が螺合されるねじ螺合部72eが設けられている。
ガラス20aは、屋内縦枠70aの屋内外周延出部70eを貫通するねじ73が屋外枠挿入片71fのねじ螺合部71gに螺合され、屋内横枠70bの屋内外周延出部70eを貫通するねじ75が化粧板枠挿入片72dのねじ螺合部72eに螺合されることにより、屋内枠70、屋外枠71及び化粧板72により挟持されて保持されている。
装飾部材10は、図4に示すように2本の屋外枠71のガラス側延出壁部71bの間であって、上下方向における扉2の全長に亘る領域Rに取り付けられている。本実施形態の装飾部材10は、鋳物製であり、流線形状の意匠をなし、上下に並べて2つ取り付けられている。ここで、2本の屋外枠71のガラス側延出壁部71bの間であって、上下方向における扉2の全長に亘り、2つの装飾部材10が取り付けられている領域Rが、装飾領域Rに相当する。
2つの装飾部材10は、同一の部材であり、互いの上下を反転させて用いている。各装飾部材10は、取り付けられている状態で、上下方向における一方側の幅が、2本の屋外枠71のガラス側延出壁部71bの間の幅とほぼ同じであり、上下方向における他方側には、2本の屋外枠71のガラス側延出壁部71bの間の幅のほぼ半分となる部位を有している。このため、2つの装飾部材10は、扉2の表面に、互いの上下を反転させて上下方向に並べて配置する場合には、各々の装飾部材10の一部となる花が狭い部位同士を扉2の幅方向に並べて配置可能である。以下の説明では、装飾部材10の幅が広い側の部位を幅広部10aといい、幅が狭い側の部位を幅狭部10bという。
2本の屋外枠71のガラス側延出壁部71bの間に配置される装飾部材10は、ガラス側延出壁部71bと隣接する部位(以下、屋外枠隣接部という)10cが複数箇所設けられており、屋外枠隣接部10cが連結金具9を介してガラス側延出壁部71bに固定されている。
連結金具9は、図5に示すように、2つの板部9a、9bが直角に繋がり、断面がL字状をなす金具であり、一方の板部9aが装飾部材10の屋外枠隣接部10cの屋内側にねじ止めされ、他方の板部9bが、屋外枠隣接部10cが隣接している屋外枠71のガラス側延出壁部71bにねじ止めされている。一方の板部9aは、屋内側から貫通するねじが直接螺合されており、他方の板部9bは、ガラス側延出壁部71bに嵌合されたねじ螺合部材11に螺合されて固定されている。このとき、一方の板部9aは、屋外枠隣接部10cの幅より小さく形成されており、屋外枠隣接部10cに固定された状態では、屋外側から視認し難く構成されている。
ねじ螺合部材11は、ねじが螺合可能な筒状部11aと、筒状部11aの一方の端部に設けられたフランジ11bとを有している。ねじ螺合部材11は、ガラス側延出壁部71bに、筒状部11aの外径よりも僅かに大きな孔を形成し、形成した孔に筒状部11aを挿入してガラス側延出壁部71bにフランジ11b当接させて配置する。配置されたフランジ11bのガラス側延出壁部71bとは反対側に他方の板部9bを当接させ、他方の板部9bを貫通するねじを筒状部11aに螺合させて連結金具9を固定する。このため、連結金具9及び連結金具9を介して固定される装飾部材10は、上下方向の任意の位置に取り付けることが可能である。
図4の左図の例では、装飾領域Rに、2つの装飾部材10の幅狭部10bを、上下方向における中央側に向けて配置するとともに、各装飾部材10の幅広部10a側の端部を扉2の上端または下端に合わせて配置して固定している。このとき、2つの装飾部材10の幅狭部10bは、互いに扉2の幅方向において並べられている。
また、図4の右図の例では、図4の左図の例と同じ装飾部材10を2つ用い、図4の左図の例の扉2よりも上下方向の長さが短い扉12に取り付けている。この場合にも、装飾領域Rに、2つの装飾部材10の幅狭部10bを、上下方向における中央側に向けて配置するとともに、各装飾部材10の幅広部10a側の端部を扉2の上端または下端に合わせて配置して固定しているが、2つの装飾部材10の幅狭部10bの、互いに扉2の幅方向において並ぶ領域の長さLが相違している。すなわち、図4の右図の例では、2つの装飾部材10の取り付け位置を上下方向において近づけている。このため、2つの装飾部材10の幅狭部10bが、扉の幅方向に並ぶ領域の長さLが、図4の左図の例よりも長くなっている。
本実施形態の装飾ユニット1によれば、上下方向に並ぶ2つの装飾部材10の、扉2の幅方向に並ぶ領域の上下方向の長さLを変更させて扉2に取り付けることにより、より様々なサイズの扉2に取り付けることが可能である。このため、上下方向の長さが互いに異なる扉2、12であっても、同一の装飾ユニット1を取り付けることが可能である。このため、装飾部材10が鋳物製であってもコストを抑えつつも汎用性が高い扉2の装飾ユニット1を提供することが可能である。
また、上下に並ぶ2つの装飾部材10が同一部材なので、1種類の装飾部材10を製造するだけでよい。このため、鋳物であっても1つの部材に対する型の製造代金の負担が軽減されるのでコストをより低く抑えることが可能である。
また、各装飾部材10の上下方向における一方側の部位の幅が狭くなっているので、各々の装飾部材10の一部を扉2の幅方向に並べて配置したとしても、幅方向に並ぶ部分における2つの装飾部材10が占める領域の幅を狭く抑えることが可能である。このため、2つの装飾部材10が幅方向に並んでいる幅狭部10bと、各々の装飾部材10の幅広部10aとの幅の差を小さく抑えることができるので、意匠性により優れた装飾を扉2に備えることが可能である。
また、2つの装飾部材10は、一部が幅方向に並べて配置された状態で扉2の装飾領域R内に配置可能なので、装飾領域R内に複数の装飾部材10を納めつつも、装飾部材10が設けられる領域の上下方向の長さL2を調整することが可能である。このため、より意匠性に優れ汎用性が高い装飾ユニット1を備えた扉2、12を提供することが可能である。
上下方向に並ぶ2つの装飾部材10を、例えば、各々の装飾部材10が扉2の幅方向に並ばないように、上下方向に並べて配置した場合と、各々の装飾部材10の一部を扉2の幅方向に並ぶように配置した場合とで、装飾部材10が配置される領域の上下方向の長さLを異ならせることが可能である。
上記実施形態においては、同一の装飾部材10を2つ用いた例について説明したが、これに限らず、互いに異なる装飾部材を用いても構わない。例えば、図6(a)は、上記実施形態ように同一の装飾部材を配置した例を模式化して示しているが、図6(b)に示すように、上下に配置される装飾部材の幅狭部10bの幅が互いに異なっていても構わない。
また、上記実施形態においては、装飾ユニット1が、2つの装飾部材10を有している例について説明したが、上下に並べて配置される装飾部材10が少なくとも2つ有していれば構わない。例えば、上下方向に並べて配置される2つの装飾部材の一部が、幅方向に隣り合うように配置可能であれば、図6(c)に示すように、3つ以上の装飾部材を用いても構わない。
上記実施形態においては、2つの装飾部材10の一部をなす幅狭部10bが、幅方向に隣り合うように配置されている例について説明したが、これに限るものではない。例えば、扉の上下方向の長さが、装飾部材の上下方向の長さの2倍以上の長さを有している場合などには、複数の装飾部材を上下方向に間隔を空けて配置しても構わない。このため、上下方向に並ぶ2つの装飾部材10を、例えば、各々の装飾部材10が扉2の幅方向に並ばないように配置することも可能なので、より汎用性に優れている。また、装飾部材は、幅広部側の端部を必ずしも扉の端部に合わせて配置しなくとも構わない。
また、上記実施形態においては、装飾部材10が、流線形状をなしている例について説明したが、これに限るものではない。
また、上記実施形態においては、扉をして玄関扉2を例に挙げて説明したがこれに限らず、玄関扉以外の扉であっても構わない。
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
本実施形態には、少なくとも以下の発明が含まれる。
扉に上下に並べて配置される鋳物製の2つの装飾部材を有し、各々の前記装飾部材の一部を、前記扉の幅方向に並べて取り付け可能であることを特徴とする扉の装飾ユニットである。
このような扉の装飾ユニットによれば、上下方向に並ぶ2つの装飾部材を、例えば、各々の装飾部材が扉の幅方向に並ばないように、上下方向に並べて配置したときと、各々の装飾部材の一部を扉の幅方向に並ぶように配置したときとで、装飾部材が配置される領域の上下方向の長さを異ならせることが可能である。このため、上下方向の長さが互いに異なる扉であっても、同一の装飾ユニットを取り付けることが可能である。このため、鋳物製であってもコストを抑えつつも汎用性が高い扉の装飾部材を提供することが可能である。
かかる扉の装飾ユニットであって、前記2つの装飾部材は、前記幅方向に並ぶ部分の上下方向の長さを変更させて取り付け可能であることを特徴とする。
このような扉の装飾ユニットによれば、上下方向に並ぶ2つの装飾部材の、幅方向に並ぶ部分の上下方向の長さを変更させて取り付けることにより、より様々なサイズの扉に取り付けることが可能である。このため、より汎用性が高い扉の装飾ユニットを提供することが可能である。
かかる扉の装飾ユニットであって、前記2つの装飾部材は、同一部材であることを特徴とする。
このような扉の装飾ユニットによれば、上下に並ぶ2つの装飾部材が同一部材なので、1種類の装飾部材を使用するので、鋳物であっても1つの部材に対する型の製造代金の負担が軽減するのでコストをより抑えることが可能である。
かかる扉の装飾ユニットであって、各々の前記装飾部材は、上下方向における一方側の部位が他方側の部位より幅が狭く形成されており、前記対をなす2つの装飾部材は、幅が狭い前記一方側の部位同士が、幅方向に並べて配置されることを特徴とする。
このような扉の装飾ユニットによれば、各装飾部材の上下方向における一方側の部位の幅が狭くなっているので、各々の装飾部材の一部を扉の幅方向に並べて配置したとしても、幅方向に並ぶ部分における2つの装飾部材が占める領域の幅を狭く抑えることが可能である。このため、2つの装飾部材が幅方向に並んでいる一方側部位と、各々の装飾部材の他方側の部位との幅の差を小さく抑えることができるので、意匠性に優れた装飾を扉に備えることが可能である。
また、上記扉の装飾ユニットと、所定の幅を有し前記扉の装飾ユニットが配置される装飾領域を有する前記扉と、を有し、前記装飾領域に、各々の前記装飾部材の一部を前記扉の幅方向に並べて取り付けられていることを特徴とする装飾付き扉である。
このような装飾付き扉によれば、2つの装飾部材は、幅方向に並べて配置された状態で装飾領域内に配置可能なので、装飾領域内に複数の装飾部材を納めつつも、装飾部材が設けられる領域の上下方向の長さを調整することが可能である。このため、より意匠性に優れ汎用性が高い装飾部材を備えた扉を提供することが可能である。
1 装飾ユニット、2 扉(玄関扉)、10 装飾部材、
10a 幅広部、10b 幅狭部
R 装飾領域

Claims (5)

  1. 扉に設けられる採光窓をなす開口の上下方向に沿う部位を屋外側から覆い、前記扉の幅方向に間隔を空けて設けられる2本の屋外枠が各々備え前記幅方向において互いに対向するガラス側延出壁部の間に、上下に並べて配置される鋳物製の2つの装飾部材を有し、
    前記装飾部材は、
    各々の前記装飾部材の一部を、前記幅方向に並べて取り付け可能であり、
    2つの板部が、断面がL字状をなし前記2つの板部のうちの一方の前記板部が前記ガラス側延出壁部にねじ止めされる連結金具の、前記2つの板部のうちの他方の前記板部に、前記装飾部材において前記ガラス側延出壁部と隣接する屋外枠隣接部の屋内側にねじ止めされ、
    前記屋外枠隣接部の幅は、前記他方の前記板部の幅より広く形成されていることを特徴とする扉の装飾ユニット。
  2. 請求項1に記載の扉の装飾ユニットであって、
    前記2つの装飾部材は、前記幅方向に並ぶ部分の上下方向の長さを変更させて取り付け可能であることを特徴とする扉の装飾ユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の扉の装飾ユニットであって、
    前記2つの装飾部材は、同一部材であることを特徴とする扉の装飾ユニット。
  4. 請求項3に記載の扉の装飾ユニットであって、
    各々の前記装飾部材は、上下方向における一方側の部位が他方側の部位より幅が狭く形成されており、
    前記2つの装飾部材は、幅が狭い前記一方側の部位同士が、前記幅方向に並べて配置されることを特徴とする扉の装飾ユニット。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の扉の装飾ユニットと、
    所定の幅を有し前記扉の装飾ユニットが配置される装飾領域を有する前記扉と、
    を有し、
    前記装飾領域に、各々の前記装飾部材の一部を前記幅方向に並べて取り付けられていることを特徴とする装飾付き扉。
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