JP7198592B2 - 自動車用ドアガラスの昇降構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用ドアガラスの昇降構造に関し、特にウインドウを閉鎖する際にドアガラスを車内側に引き込む機構を有する自動車用ドアガラスの昇降構造に関する。
一般に、自動車の側部に設けられるサイドドアには、ウインドウフレームにより形成された開口(ウインドウ)を開閉するように昇降可能なドアガラス、及びウインドウフレームとドアガラスとの間をシールするためのグラスランを備えている。具体的に、図1に示すように、フロントサイドドア2のウインドウフレーム20に対してフロントグラスラン23が取り付けられ、同様にリヤサイドドア3のウインドウフレーム30に対してリヤグラスラン33が取り付けられている。それらのグラスラン23、33は、それぞれドアガラス22、32がウインドウ21、31の開口を完全に閉鎖しているときに、ドアガラス22、32の縁部とウインドウフレーム20、30との間をシールする。
ところで、自動車が高速走行を行うと、車内と車外との気圧差によってドアガラスが車外側に吸い出される現象が生じる。従って、高速走行時にドアガラスを上昇させてウインドウの開口を閉鎖しようとすると、ドアガラスがウインドウフレームに取り付けられたグラスランの所定の位置に納まらず、ウインドウを適切に閉鎖できない問題が生じる。
このような問題を解決するために、ウインドウフレームの上辺部に組み付けられたグラスランの上辺部の車外側に、ドアガラスをグラスランの所定位置に案内するためのガイド部が設けられた構造が特許文献1に開示されている。特許文献1の構造によると、当該グラスランのガイド部が車体下方側部で、大きく車外側に突出するとともに、車体下方側から上方に向かうに従って車外側から車内側に傾斜するような構造となっている。このため、ドアガラスが車外側に吸い出された状態で上昇されたとしてもドアガラスの上端がガイド部に当接し、上昇するに従ってガイド部の傾斜によって車内側に案内され、グラスランの適切な位置にドアガラスの上端が納まることとなる(特に特許文献1の図10等を参照)。その結果、ドアガラスが車外側に吸い出された場合であっても、適切にウインドウを全閉することができる。
また、特許文献1に開示の構造の他に、上記問題を解決するために、ウインドウフレームに車体上下方向に延びるガイドレールが設けられ、該ガイドレールに沿って昇降可能なスライダがドアガラスの端部に設けられた構造が、特許文献2に開示されている。具体的に、特許文献2の構造は、ウインドウフレーム側からドアガラスに向かって突出するように設けられた車体上下方向に延びるガイドレールと、ドアガラスのドアフレーム側端部に設けられたスライダとを有し、該ガイドレールがスライダの側面に設けられたスライダ溝に挿入されて、スライダがガイドレールに沿って昇降することによりドアガラスの昇降が案内されるように構成されている(特に特許文献2の図2及び図4等を参照)。また、スライダ溝内には、ガイドレールに圧接されることでスライダが車体幅方向に移動することを規制する規制部が設けられており、これにより、ドアガラスの車体幅方向への移動、すなわち、ドアガラスが車外側へ吸い出されることを防止している。その結果、高速走行時であっても、適切にウインドウを全閉することができる。
また、近年、外観性の向上や空気抵抗の低減のために、特許文献2の図2に示すようにウインドウガラス、グラスラン及びガーニッシュのそれぞれにおける車外側面の段差を極小化して、所謂フラッシュサーフェス構造にすることが行われている。特許文献3には、ウインドウガラス自体に加工を施してフラッシュサーフェス構造を実現する構造が開示されている。具体的に特許文献3では、フロントサイドドアのベルトラインよりも上方部位において、Bピラー側のウインドウガラスの後端部を車内側に折り曲げ、且つ、Bピラー取付グラスランの車外側側壁においてガラス車外側面シールリップを省略することで、ウィンドパネル後端側の車外側表面と、グラスラン保持部材の車外側面の段差を極小化している(特に特許文献3のFig.6を参照)。また、特許文献3におけるフロントドアの前側(ドアミラー付近)のベルトラインより上方部位の断面図は図13に、ベルトラインより下方部位の断面図は図14にそれぞれ示す(特許文献3のFIG.4・FIG.5に、それぞれ相当)。なお、図13及び図14の100はウインドウガラス、110はグラスラン、120はドアフレームをそれぞれ示す。
特開昭61-150820号公報 特開2017-94921号公報 国際公開WO2017/076513号
上記問題を解決するために特許文献1の構造を採用した場合、ガイド部によって車外側に吸い出されたドアガラスを車内側に案内できるものの、車外側に吸い出されたドアガラスに当接して車内側に案内するためには、当該ガイド部を車外側に大きく突出させざるを得ない。従って、ガイド部が車外側から視認されるため、外観性を損なって好ましくない。
また、特許文献2の構造を採用した場合、スライダ及びガイドレールによってドアガラスが車外側に吸い出されることなく昇降可能となるが、これらの部材を別途設ける必要があるため、部品点数が増大し、また、特にガイドレールは、サイドドアの上下方向の長い範囲に亘って取り付けることとなる。その結果、製造工程も増大し且つ煩雑となり、車両製造コストが格段に増大することとなる。
また、特許文献3の構造を採用した場合、フラッシュサーフェス構造が実現可能となるものの、そのためには、少なくともウィンドパネルに折り曲げ部を設ける等の構造が必要
となり、上記特許文献2と同様に、車両コストの大幅な増大が避けられない。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、外観性を損なうことなく、また、製造コストを過度に増大させることなく、比較的簡易な構造で高速走行時等におけるドアガラスの吸い出されによるドアガラスの閉鎖不良を防止できるようにすることにある。
前記の目的を達成するために、本発明では、ドアガラスにドアガラス引込部材を設け、グラスラン又はドアフレームにおいて、ドアガラス閉鎖時の当該ドアガラス引込部材に対応する位置に引込部材受け部を設けた。
具体的に、本発明に係る自動車用ドアガラスの昇降構造は、自動車のドアにおいてウインドウの開口を形成するウインドウフレームと、昇降によって前記ウインドウの開口を開閉するドアガラスと、前記ウインドウフレームに組み付けられて前記ウインドウフレームと前記ドアガラスとの間をシールするグラスランとを備えた自動車用ドアガラスの昇降構造であって、前記ドアガラスの車内側面には、ドアガラス引込部材が設けられ、前記ウインドウフレーム又は前記グラスランには、前記ドアガラスよりも車内側において、前記ウインドウの開口の全閉時における前記ドアガラス引込部材に対応する位置に、前記ウインドウ側に延びる引込部材受け部が設けられ、前記ウインドウの開口を全閉する直前に、前記ドアガラスの上昇に伴って前記ドアガラス引込部材が、前記引込部材受け部に当接し、その後に互いに係合することによって前記引込部材受け部側に引き込まれるように構成されていることを特徴とする。
本発明に係る自動車用ドアガラスの昇降構造によると、ウインドウの開口を全閉する直前に、ドアガラスの上昇に伴ってドアガラス引込部材が、引込部材受け部に当接し、その後に互いに係合することによって引込部材受け部側に引き込まれるため、ドアガラス引込部材が設けられているドアガラスも、引込部材受け部側、すなわち車内側に引き込まれる。従って、高速走行時の自動車において、ドアガラスが吸い出される現象が生じても、ウインドウの全閉直前に、上記の通りドアガラスが車内側に引き込まれるため、ウインドウを適切に閉鎖することができる。また、本発明に係る自動車用ドアガラスの昇降構造では、上記ドアガラス引込部材及び引込部材受け部は、共にドアガラスよりも車内側に設けられているため、外観性を損なうことがない。さらに、本発明に係る自動車用ドアガラスの昇降構造では、上記ドアガラス引込部材及び引込部材受け部といった部材を付加するのみの簡単な構造で上記効果が得られ、製造工程を複雑にすることなく、部品点数の増大も最低限に抑えることができるため、製造コストの増大も防止できる。
本発明に係る自動車用ドアガラスの昇降構造において、前記ドアガラス引込部材は、前記ドアガラスの車内側面に取り付けられる取付基部と、該取付基部に取り付けられ、前記車内側に突出して上方に延びるアーム部とを含み、前記アーム部は、該アーム部の基端部が前記取付基部に設けられた軸部を介して前記取付基部に取り付けられ、前記軸部を軸として回動可能であり、前記ウインドウの開口を全閉する直前に、前記ドアガラスの上昇に伴って前記アーム部が前記引込部材受け部に当接されることにより、前記アーム部はその先端がドアガラスに向かう方向に回動して前記引込部材受け部と係合することによって前記引込部材受け部側に引き込まれるように構成されていることが好ましい。
このようにすると、ドアガラス引込部材をアーム部と取付基部といった極めて簡単な構造で構成できるため、製造工程を簡便にでき、製造コストの増大を防止できる。
本発明に係る自動車用ドアガラスの昇降構造において、前記アーム部には、該アーム部の先端が前記ドアガラスから離れる方向に付勢する付勢部材が設けられていることが好ましい。
このようにすると、ドアガラスが全閉位置から下降したときに、引込部材受け部との係合が解除されたアーム部が、付勢部材によって係合前の位置にまで戻るように回動するため、再びドアガラスが全閉位置にまで上昇する際に、上記と同様に、アーム部の先端がドアガラスに向かう方向に回動して引込部材受け部と係合すると共にドアガラスを引込部材受け部側に引き込むことが可能となる。
この場合、前記アーム部の基端部は、前記アーム部が該アーム部の先端が前記ドアガラスから離れる方向に回動するのを前記ドアガラスに当接して規制する規制部を有することが好ましい。
このようにすると、付勢部材によってアーム部が該アーム部の先端がドアガラスから離れる方向に回動する際に、過剰に回動することなく適切な位置(引込部材受け部との係合前の位置)にまで回動するように規制できる。
本発明に係る自動車用ドアガラスの昇降構造において、前記ドアガラス引込部材は、前記ドアガラスの前側及び後側の少なくとも一方の端部に設けられており、前記グラスランの前側辺又は後側辺には上下方向に延び、前記ドアガラス引込部材を収容する溝部が設けられ、前記ドアガラスの昇降時に前記ドアガラス引込部材は前記溝部に沿って昇降するように構成されていることが好ましい。
このようにすると、ドアガラス引込部材がグラスランの溝部内に配置されるため、グラスランによって車外側及び車内側からドアガラス引込部材を視認できないように隠すことができるので、外観性を損なうことを防止できる。
また、本発明に係る自動車用ドアガラスの昇降構造において、前記グラスランの前側辺又は後側辺は、前記ドアガラスの前端部又は後端部と弾接可能なガラス端部シールリップと、前記ドアガラスの車内側面と弾接可能なガラス車内側面シールリップとを含み、前記グラスランの前側辺又は後側辺が前記ドアガラスに弾接しているときにおいて、前記ドアガラス車内側面シールリップの先端部とドアガラス端面シールリップの先端部との距離は、前記ドアガラス引込部材の車両前後方向幅より大きく、且つ、前記ドアガラスの車内側面と前記グラスランの車内側壁の車外側面との距離は、ドアガラス引込部材の車両左右方向幅よりも大きくなるように構成されていることが好ましい。
このようにすると、ドアガラス引込部材が、引込部材受け部に接触しない程度の低い位置において、ドアガラス引込部材がグラスランの前辺部又は後辺部に接触せず、ドアガラスの昇降を妨げることを防止できる。
本発明に係る自動車用ドアガラスの昇降構造において、前記引込部材受け部は、前記グラスランにおける型成形部よりも硬い部材からなることが好ましい。
このようにすると、ドアガラス引込部材と引込部材受け部との係合をより確実にでき、ドアガラス引込部材やグラスランの破損を防止できる。
本発明に係る自動車用ドアガラスの昇降構造によると、外観性を損なうことなく、また、製造コストを増大させることなく、簡易な構造で高速走行時等におけるドアガラスの吸い出されによるドアガラスの閉鎖不良を防止できる。
自動車の左側の側面を示す図である。 本発明の一実施形態に係る自動車用ドアガラスの昇降構造におけるフロントグラスランを示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る自動車用ドアガラスの昇降構造におけるリヤグラスランを示す側面図である。 図1のA-A線における断面図である。 図1のB-B線における断面図である。 本発明の一実施形態の他の例を示す、図5に相当する断面図である。 本発明の一実施形態に係る自動車用ドアガラスの昇降構造におけるドアガラス引込部材を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る自動車用ドアガラスの昇降構造におけるドアガラス引込部材をドアガラスに取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る自動車用ドアガラスの昇降構造における引込部材受け部の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る自動車用ドアガラスの昇降構造における引込部材受け部の他の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る自動車用ドアガラスの昇降構造における引込部材受け部の更に他の例を示す図である。 (a)~(d)は、本発明の一実施形態に係る自動車用ドアガラスの昇降構造におけるドアガラスを車内側に引き込む機構について説明するための図である。 従来構造を示す、フロントドアのフロント側のベルトライン上方部位の断面図である。 従来構造を示す、フロントドアのフロント側のベルトライン下方部位の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用方法或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1に示す自動車1において、フロントサイドドア2及びリヤサイドドア3には、それぞれのウインドウフレーム20、30によりウインドウ21、31が形成されており、当該ウインドウ21、31の開口を下降及び上昇によって開閉するドアガラス22、32がそれぞれ設けられている。フロントサイドドア2及びリヤサイドドア3のそれぞれのウインドウフレーム20、30には、ウインドウフレーム20、30とドアガラス22、32との間をシールするためのグラスラン23、33がそれぞれ組み付けられており、ドアガラス22、32は、その縁部が当該グラスラン23、33を介してウインドウフレーム20、30に支持されている。
フロントサイドドア2に設けられたフロントグラスラン23は、図1及び図2に示すように、フロントサイドドア2の前側に位置し、Aピラー4に沿って延びる前側辺23Aと、ウインドウフレーム20の上辺に沿って延びる上側辺23Bと、フロントサイドドア2の後側に位置し、Bピラー5に沿って延びる後側辺23Cとを有する。同様に、リヤサイドドア3に設けられたリヤグラスラン33は、図1及び図3に示すように、リヤサイドドア3の前側に位置し、Bピラー5に沿って延びる前側辺33Aと、ウインドウフレーム30の上辺に沿って延びる上側辺33Bと、リヤサイドドア3の後側に位置し、リヤサイドドア3の後側フレームに沿って延びる後側辺33Cとを有する。
各グラスラン23、33は弾性材からなり、特に前側辺23A、33A、上側辺23B、33B及び後側辺23C、33Cにおける直線部分は、例えばスチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等の熱可塑性エラストマーや、各種ゴム等の弾性材からなり、押出成形等によって成形される。また、図2及び図3におけるC1とC2との間に位置するコーナー部23D、33D、及びC3とC4との間に位置するコーナー部23E、33Eは、例えば上記と同様の材料で射出成形等の金型成形で成形される。そして、各コーナー部23D、23E、33D、33Eが上記直線部分と接合・一体化されて各グラスラン23、33が一体に形成される。また、上記直線部分やコーナー部23D、23E、33D、33Eは変形し難いソリッド材からなることが好ましいが、必要に応じて、形状の一部分に発泡材を使用してもよい。また、グラスラン23、33の成形方法や材料は上記方法及び材料に限られず、適宜、他の周知の方法及び材料を用いることができる。
グラスラン33の上側辺33Bは、図4に示すように、車内側壁34、車外側壁35及びそれらの間の上側壁36を有し、その上側壁36がウインドウフレーム30の上辺の内部に挿入されて組み付けられており、ウインドウフレーム30に保持されている。なお、グラスラン33の車内側壁34とアウタパネル3bとの間には空間9が設けられており、車内側壁34の車内側面から突出した突部34aは、空間9内部側に突出している。また、突部34aは、車両下方向に傾いて突出しており、車内側ガーニッシュ6の車外側端部である、上方折り返し部6aに係止されている。
ドアガラス32は、ウインドウ31の全閉時において、その上端がグラスラン33の車内側壁34と車外側壁35との間に収容される。また、グラスラン33の前側辺33Aは、図5に示すようにその車内側壁37がリヤサイドドア3のインナパネル3a及びアウタパネル3b、並びに車内側ガーニッシュ6及びドアガーニッシュ7に組み付けられている。なお、図4及び図5はリヤサイドドア3の各断面を示したが、当然にフロントサイドドア2においても同様の構成が採用される。また、以下の説明においてもリヤサイドドア3における構成を例として示すが、同様にフロントサイドドア2においても適用可能である。
また、図5に示すように、グラスラン33の前側辺33Aには、車外側に開口する溝部Mが上下方向に延びるように設けられており、当該溝部Mは後に説明するドアガラス引込部材40を収容できる大きさである。好ましくは、溝部Mは、ドアガラス32の昇降と共に昇降するドアガラス引込部材40が当該溝部M内においてグラスラン33に干渉することなく昇降可能となる大きさである。
より具体的には、以下に説明するような詳細構造になっている。グラスラン33には、その車内側壁37の車両後方側端部から延びて、ドアガラス32の車内側面に摺接するガラス車内側面シールリップ37aが設けられている。また、車内側壁37の車両前方側において、車内側壁37から接続壁38を介して車外側壁39が設けられており、車外側壁39の端部から延びて、ドアガラス32の前端面に摺接するガラス端面シールリップ39aを設けている。ガラス端面シールリップ39aは、その先端部39a1がドアガラス32の車内側面にまで延び、当該車内側面をもシールするようになっている。ここで、各シールリップがドアガラス32と弾接する際における、ガラス車内側面シールリップ37aの先端部37a1とガラス端面シールリップ39aの先端部39a1との距離L3は、詳細は後述するドアガラス引込部材40の車両前後方向の幅L1より大きく、且つ、ドアガラス32の車内側面とグラスラン33の前側辺33Aの車内側壁37の車外側面との間の距離L4は、詳細は後述する、ドアガラス引込部材40の車両左右方向の幅L2より大きく設定するのが好ましい。
図5には、グラスラン33にガラスシールリップが2本設けられ(ガラス車内側面シールリップ37a、ガラス端面シールリップ39a)、フラッシュサーフェスタイプの断面形状の例を示したが、従来例である特許文献1の第2図や、本願の図14に示すような、従来タイプグラスランである、略コの字形状(略左右対称)のグラスラン断面形状では、ドアガラス引込部材40を収容するスペースを設定することは困難である。しかし、図12に示すように、溝部Mを十分大きくとれば、本発明を適用することが可能となる。以上から、グラスラン33は、好ましくはフラッシュサーフェスタイプのグラスランとし、さらに好ましくは、上述のL3>L1且つL4>L2の関係になるように設定するのが好ましい。また、図14(特許文献3のFIG.5)に示すような構造のグラスランを、ベルトラインより上側部分に適用してもよいが、その際は、上述のL3>L1且つL4>L2の関係になるように溝部Mに相当する空間を十分に大きく設定する必要がある(図6を参照)。
本実施形態において、ドアガラス32にはその車内側面にドアガラス引込部材40が設けられている。図7及び図8に示すように、ドアガラス引込部材40は、ドアガラス32に取り付けるための取付基部41と、取付基部41に取り付けられたアーム部42と、該アーム部42の先端を取付基部41から離れる方向に付勢する圧縮コイルばね43とを含む。取付基部41は、ドアガラス32の車内面に取り付けられる板状の取付基板41aと、該取付基板41aの長さ方向両端において取付基板41aの幅方向に延びるアーム支持部41bと、取付基板41aのドアガラス32と反対側の面から垂直方向に突出したばね取付部41cとを有する。また、アーム支持部41bには、貫通孔が設けられており、該貫通孔には後に説明するようにアーム42aにまで延びる軸部44が設けられている。ドアガラス引込部材40は、例えば取付基板41aが接着剤又は接着テープ等によりドアガラス32の車内側面に接着されて取り付けられてもよく、又はマジックテープ(登録商標)やベルクロ(登録商標)と称される面ファスナにより着脱可能に取り付けられてもよく、又は締結部材等によりドアガラス32に締結されて取り付けられてもよい。
アーム部42は、ドアガラス32側から車内側に突出すると共に上方に延びる略鉤状に形成されている。また、アーム部42は、2本のアーム42aとそれらをつなぐ接続部42bとを有し、それぞれのアーム42aの基端部42a1がアーム支持部41bの一方に取り付けられている。具体的に、アーム42aの基端部42a1におけるアーム支持部41b側の面の上記貫通孔に対応する位置に孔部が設けられており、上記軸部44が孔部にまで延びており、これにより、アーム部42は2本のアーム42a及び接続部42bが一体で該軸部44を軸として回動可能となっている。2つのアーム42aはそれぞれ別の軸部44を介して別のアーム支持部41bに取り付けられていてもよく、又は1本の軸部44が一方のアーム支持部41bから2本のアーム42aを通って他方のアーム支持部41bにまで延びていてもよい。
アーム42aは、上記の通り軸部44が通る孔が設けられ、取付基板41aの板面から略垂直方向に延びる基端部42a1と、基端部42a1から上方側に湾曲又は屈曲して延びる先端部42a2とを有する。前記接続部42bは、2本のアームの先端部42a2のそれぞれ対向する面の中央部に設けられている。また、2本のアームの先端部42a2の取付基板41a側の面には当該面から垂直方向に突出するばね取付部42a3がそれぞれ設けられている。
圧縮コイルばね43は、その一端が取付基板41aのばね取付部41cに嵌合されており、一方、圧縮コイルばね43の他端は、2本のアーム42aに設けられたばね取付部42a3にそれぞれ嵌合されている。これにより、圧縮コイルばね43は、アーム部42の先端が取付基部41から離れる方向、言い換えるとドアガラス32から離れる方向に付勢する。
2本のアーム42aの基端部42a1には、圧縮コイルばね43による付勢によってアームが付勢方向(アーム部42の先端が取付基部41から離れる方向)に回動した際に、ドアガラス32に当接して回動を規制する規制部42a4が設けられていてもよい。具体的に、基端部42a1における基端面のドアガラス32と反対側に、例えば突部が設けられて規制部42a4を構成している。当該規制部42a4は、アーム部42が圧縮コイルばね43による付勢によって上記の通り回動したときに、ドアガラス32の車内側面に当面するように突出している。これにより、上記アーム部42の付勢方向への所定量以上の回動を規制できる。なお、本実施形態では、規制部42a4とドアガラス32との当接によりアーム部42の付勢方向の回動を規制したが、圧縮コイルばね43の長さ及び付勢強さによってアーム部42の付勢方向への所定量以上の回動を規制してもよい。
一方、本実施形態において、図9に示すように、グラスラン33の上側壁36には、引込部材受け部50が取り付けられている。具体的に、引込部材受け部50は、板状の取付部51と該取付部51の板面から垂直に延びる突出部52とを有し、グラスラン33の上側壁36に取付部51が埋設されることで、グラスラン33の上側壁36に、突出部52が下方に延びるように引込部材受け部50が取り付けられている。特に、引込部材受け部50はグラスラン33の上側壁36中央付近の車内側壁34寄りに取り付けられており、ドアガラス32の上端は全閉時にグラスラン33の車外側壁35と突出部52との間に収容される。なお、図9では、図の簡略化のためにドアガラス32に取り付けられるドアガラス引込部材40を省略している。
より具体的には、グラスラン33の上側壁36が、図示は省略する金型で型成形される際に、金型のキャビティ内部に、引込部材受け部50を仮固定しておくことにより、結果として、グラスラン33の上側壁36に引込部材受け部50が、埋設・一体化される。また、そのかわりに、グラスラン33の上側壁36に穴部を設けておいて、穴部に引込部材受け部50を取り付けることで、両者を一体化してもよい。
図9では、グラスラン33に引込部材受け部50を一体化取付した例を図示し、説明したが、この形態に限らず、例えば図10に示すように、引込部材受け部60がグラスラン33を貫通してウインドウフレーム30の上辺に取り付けられていても構わない。具体的に、引込部材受け部60は、板状の取付部61と該取付部61の板面から垂直に延びる突出部62とを有し、さらに突出部62の基端部寄りには拡径された組付部63が設けられており、ウインドウフレーム30に設けられた開口部に取付部61が嵌入され、グラスラン33の上側壁36における該開口部に対応する位置に設けられた貫通孔を通って突出部62が下方に延びるように組み付けられている。また、貫通孔の中央部分は拡径穴が設けられており、該拡径穴に組付部63が嵌入されることで、ウインドウフレーム30及びグラスラン33の上側壁36に引込部材受け部60が取り付けられる。
なお、引込部材受け部50、60は、グラスラン33の型成形部、すなわち上記コーナー部33D、33Eよりも硬質な材料からなることが好ましい。従って、引込部材受け部50、60は、例えば上記コーナー部33D、33Eよりも硬質な金属や硬質樹脂からなることが好ましい。このようにすることで、ドアガラス引込部材40と引込部材受け部50、60との係合をより確実にでき、ドアガラス引込部材40やグラスラン33の破損を防止できる。
また、上記態様に限らず、引込部材受け部70がウインドウフレーム30と一体で形成されていてもよい。具体的に、図11に示すように、ウインドウフレーム30の上辺からグラスラン33を貫通して下方に延びる突出部72をウインドウフレーム30と一体で形成されてもよい。このようにすることにより、引込部材受け部70をウインドウフレーム30及びグラスラン33に組み付ける工程を省くことができる。
上記各態様の引込部材受け部50、60、70は、グラスラン33の車外側壁35等により車外側から視認できない位置に設けられることが好ましい。より好ましくは、引込部材受け部50、60、70は、グラスラン33の前側のコーナー部33D、後側のコーナー部33E又はその両方に設けられる。この場合、ドアガラス引込部材40が、ドアガラス32の前端部、後端部又はその両方に設けられることとなり、特にドアガラス引込部材40をグラスラン33の前側辺33A又は後側辺33Cによって車外側から視認できない位置に設けることが好ましい。このようにすることで、外観性を損なうことなく、ドアガラス引込部材40及び引込部材受け部50、60、70を設けることができる。また、突出部52、62、72は、例えば棒状であり、又は板状であっても構わない。
以下に、高速走行時等においてドアガラス32が吸い出された場合におけるドアガラス32閉鎖動作(上昇)時のドアガラス引込部材40及び引込部材受け部50の作用について、図12を参照しながら説明する。図12では、図の簡略化のためにウインドウフレーム30、及びドアガラス引込部材40の圧縮コイルばね43を省略する。図12(a)に示すように、高速走行時ではドアガラス32が車外側に吸い出され、グラスラン33の車内側壁34と車外側壁35との間に収容され難くなる。この状態で、ドアガラス32をさらに上昇させると、図12(b)に示すように、ドアガラス引込部材40のアーム部42の接続部42bが引込部材受け部50の突出部52の車内側の下端付近に当接する。その後、さらにドアガラス32を上昇させると、図12(c)に示すように、アーム部42の接続部42bが引込部材受け部50に押圧され、アーム部42の接続部42bが軸部44を軸としてアーム部42の接続部42bの先端がドアガラス32側に向かう方向に回動する。これに伴って、ドアガラス32が引込部材受け部50に引き寄せられ、すなわち、ドアガラス32が車内側に引き込まれる。そして、図12(d)に示すように、ウインドウを完全に閉鎖するまでドアガラス32を上昇させることで、アーム部42の接続部42bの先端が上方に向くまで回動し、アーム部42の接続部42bが引込部材受け部50と係合する。具体的には、アーム部42の接続部42bが引込部材受け部50の突出部52とグラスラン33の車内側壁34との間に収容されて、ドアガラス32の上端部が突出部52に近接するまで引き寄せられる。これにより、ドアガラス32の上端部が突出部52とグラスラン33の車外側壁35との間に収容され、すなわち、ドアガラス32を適切な位置に配置できてウインドウの閉鎖を完全にできる。
ここで、ドアガラス引込部材40を、図7及び図8(拡大図)で示したような構造にした場合は、図5で示すような取付状態断面図となる点と、図12で示すようなドアガラス32の車内側への引き込み機能を発揮する為に、両側のアーム42a間の距離及び両側の圧縮コイルばね43間の距離は、引込部材受け部50・60・70の車両前後方向幅より小さく設定し、且つ、ドアガラス引込部材40と引込部材受け部50・60・70が当接していない状態での、接続部42b上端部の車外側面と、取付基板41aの車内側面との距離に対して、引込部材受け部50・60・70の車両左右方向幅より小さく設定するのが、好ましい。図5では、引込部材受け部50・60・70を断面形状 略丸の、棒形状とした例を図示した。
また、このウインドウの全閉状態からドアガラス32を下降させると、アーム部42の接続部42bの先端部が突出部52とグラスラン33の車内側壁34との間から出るに従って、図示しない上記圧縮コイルばね43の付勢力によって、アーム部42の接続部42bはその先端がドアガラス32から離れる方向に回動する。さらにドアガラス32が下降することによって、アーム部42の接続部42bが当該方向にさらに回動し、図12(a)に示す状態に戻ることとなる。
以上の通り、本発明に係る自動車用ドアガラスの昇降構造は、簡易な構造で高速走行時等におけるドアガラスの吸い出されによるドアガラスの閉鎖不良を防止でき、当該構造によって外観性を損なうことがなく、また、製造コストを増大させることもなく、極めて有用である。
1 自動車
2 フロントサイドドア
3 リヤサイドドア
20 (フロント)ウインドウフレーム
21 (フロント)ウインドウ
22 (フロント)ドアガラス
23 (フロント)グラスラン
30 (リヤ)ウインドウフレーム
31 (リヤ)ウインドウ
32 (リヤ)ドアガラス
33 (リヤ)グラスラン
40 ドアガラス引込部材
41 取付基部
42 アーム部
43 圧縮コイルばね
44 軸部
50、60、70 引込部材受け部
51、61 取付部
52、62、72 突出部
63 組付部

Claims (7)

  1. 自動車のドアにおいてウインドウの開口を形成するウインドウフレームと、昇降によって前記ウインドウの開口を開閉するドアガラスと、前記ウインドウフレームに組み付けられて前記ウインドウフレームと前記ドアガラスとの間をシールするグラスランと、を備えた自動車用ドアガラスの昇降構造であって、
    前記ドアガラスの車内側面には、ドアガラス引込部材が設けられ、
    前記ウインドウフレーム又は前記グラスランには、前記ドアガラスよりも車内側において、前記ウインドウの開口の全閉時における前記ドアガラス引込部材の位置に対応する位置に、前記ウインドウ側に延びる引込部材受け部が設けられ、
    前記ドアガラス引込部材は、前記ドアガラスの車内側面に取り付けられる取付基部と、該取付基部に取り付けられ、前記車内側に突出して上方に延びるアーム部とを含み、
    前記アーム部は、該アーム部の基端部が前記取付基部に設けられた軸部を介して前記取付基部に取り付けられ、前記軸部を軸として回動可能であり、
    前記ウインドウの開口を全閉する直前に、前記ドアガラスの上昇に伴って前記アーム部が、前記引込部材受け部に当接されることによりドアガラスに向かう方向に回動して、前記アーム部が前記引込部材受け部の車内側面に係合することによって前記引込部材受け部側に引き込まれるように構成されていることを特徴とする自動車用ドアガラスの昇降構造。
  2. 自動車のドアにおいてウインドウの開口を形成するウインドウフレームと、昇降によって前記ウインドウの開口を開閉するドアガラスと、前記ウインドウフレームに組み付けられて前記ウインドウフレームと前記ドアガラスとの間をシールするグラスランと、を備えた自動車用ドアガラスの昇降構造であって、
    前記ドアガラスの車内側面には、ドアガラス引込部材が設けられ、
    前記ウインドウフレーム又は前記グラスランには、前記ドアガラスよりも車内側において、前記ウインドウの開口の全閉時における前記ドアガラス引込部材の位置に対応する位置に、前記ウインドウ側に延びる引込部材受け部が設けられ、
    前記ドアガラス引込部材は、前記ドアガラスの前側及び後側の少なくとも一方の端部に設けられており、
    前記グラスランの前側辺又は後側辺には上下方向に延び、前記ドアガラス引込部材を収容する溝部が設けられ、
    前記ドアガラスの昇降時に前記ドアガラス引込部材は前記溝部に沿って昇降するように構成されており、
    前記ウインドウの開口を全閉する直前に、前記ドアガラスの上昇に伴って前記ドアガラス引込部材が、前記引込部材受け部に当接し、その後に互いに係合することによって前記引込部材受け部側に引き込まれるように構成されていることを特徴とする自動車用ドアガラスの昇降構造。
  3. 前記ドアガラス引込部材は、前記ドアガラスの車内側面に取り付けられる取付基部と、該取付基部に取り付けられ、前記車内側に突出して上方に延びるアーム部とを含み、
    前記アーム部は、該アーム部の基端部が前記取付基部に設けられた軸部を介して前記取付基部に取り付けられ、前記軸部を軸として回動可能であり、
    前記ウインドウの開口を全閉する直前に、前記ドアガラスの上昇に伴って前記アーム部が前記引込部材受け部に当接されることにより、前記アーム部はその先端がドアガラスに向かう方向に回動して前記引込部材受け部と係合することによって、前記引込部材受け部側に引き込まれるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の自動車用ドアガラスの昇降構造。
  4. 前記アーム部には、該アーム部の先端が前記ドアガラスから離れる方向に付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は3に記載の自動車用ドアガラスの昇降構造。
  5. 前記アーム部の基端部は、前記アーム部が該アーム部の先端が前記ドアガラスから離れる方向に回動するのを前記ドアガラスに当接して規制する規制部を有することを特徴とする請求項4に記載の自動車用ドアガラスの昇降構造。
  6. 前記グラスランの前側辺又は後側辺は、前記ドアガラスの前端部又は後端部と弾接可能なガラス端部シールリップと、前記ドアガラスの車内側面と弾接可能なガラス車内側面シールリップとを含み、
    前記グラスランの前側辺又は後側辺が前記ドアガラスに弾接しているときにおいて、前記ドアガラス車内側面シールリップの先端部と前記ドアガラス端面シールリップの先端部との距離は、前記ドアガラス引込部材の車両前後方向幅よりも大きく、且つ、前記ドアガラスの車内側面と前記グラスランの車内側壁の車外側面との距離は、ドアガラス引込部材の車両左右方向幅よりも大きいことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のドアガラスの昇降構造。
  7. 前記引込部材受け部は、前記グラスランにおける型成形部よりも硬い部材からなることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載のドアガラスの昇降構造。
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