JP7197693B2 - 中程度の長さのポリホスフェートを含む口腔ケア組成物 - Google Patents
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Description
本明細書で使用される用語をより明確に定義するために、以下の定義が提供される。別途記載のない限り、以下の定義は、本開示に適用可能である。ある用語が本開示で使用されているが本明細書で具体的に定義されていない場合、その定義が、本明細書に適用される任意の他の開示又は定義と矛盾しない限り、又はその定義が適用される任意の請求項を不明確に又は不可能にしない限り、IUPAC Compendium of Chemical Terminology,2nd Ed(1997)からの定義を適用することができる。
口腔ケア組成物は、ポリホスフェート源を含むことができる。ポリホスフェート源は、1つ又は2つ以上のポリホスフェート分子を含み得る。ポリホスフェートは、オルトホスフェートの脱水及び縮合によって様々な鎖長の直鎖及び環状ポリホスフェートをもたらすことにより、得られる物質の部類である。したがって、ポリホスフェート分子は、一般に、以下に記載されるように、ポリホスフェート分子の平均数(n)で同定される。ポリホスフェートは一般に、主に直鎖構造に配置された2つ以上のホスフェート分子からなると理解されているが、いくつかの環状誘導体が存在する場合もある。
本発明の口腔ケア組成物は、無水、低含水製剤、又は高含水製剤であり得る。合計で、口腔ケア組成物は、組成物の0重量%~約99重量%、約20重量%以上、約30重量%以上、又は約50重量%以上の水を含むことができる。好ましくは、水は、USP水である。
口腔ケア組成物は、フッ化物源を含むことができる。フッ化物源は、フッ化第一スズ、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化アミン、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化亜鉛、及びこれらの混合物などのフッ化物含有化合物を含むことができる。フッ化物源は、モノフルオロリン酸ナトリウムを含むことができる。
口腔ケア組成物は、本明細書に記載されるようにポリホスフェート源の着色汚れ除去効果がより低いpHで高められるため、酸性pHを有することができる。口腔ケア組成物は、約6以下、約5以下、約4.5以下、約4以下、約2~約5、約3~約5、約3~約4.5、約5未満、約4.5未満、及び/又は約4.5のpHを有し得る。口腔ケア組成物のpHは、1種又は2種以上のpH調整剤を使用して調整することができる。口腔ケア組成物のpHをより低いpHに調整する場合には、1種又は2種以上のpH調整剤は酸性であることができ、又は、口腔ケア組成物のpHをより高いpHに調整する場合には、1種又は2種以上のpH調整剤は塩基性であることができる。口腔ケア組成物のpHを変更することができる化合物は、当該技術分野において周知である。
口腔ケア組成物は、保湿剤を含んでもよく、低濃度の保湿剤を含んでもよく、又は保湿剤を含まなくてもよい。湿潤剤は、口腔ケア組成物又は歯磨剤に濃度(body)又は「口当たり」を加えるだけでなく、歯磨剤が乾燥するのを防止する役割を果たす。適切な湿潤剤としては、ポリエチレングリコール(様々な異なる分子量で)、プロピレングリコール、グリセリン(グリセロール)、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、マンニトール、ラクチトール、及び加水分解水添デンプン、及びこれらの混合物が挙げられる。口腔ケア組成物は、口腔ケア組成物の0~約70重量%、約10重量%~約60重量%、又は約25重量%~約60重量%の湿潤剤を含むことができる。
口腔ケア組成物は、1種又は2種以上の界面活性剤を含み得る。界面活性剤は、組成物をより美容的に許容可能にするために使用することができる。界面活性剤は、好ましくは、組成物に洗浄性及び起泡性を付与する洗浄性材料である。適切な界面活性剤は、安全かつ有効な量のアニオン性、カチオン性、非イオン性、双性イオン性、両性及びベタイン界面活性剤、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸、ミリストイルサルコシン酸、パルミトイルサルコシン酸、ステアロイルサルコシン酸及びオレオイルサルコシン酸のアルカリ金属塩又はアンモニウム塩、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、イソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン及びラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、N-ラウロイルサルコシン、N-ラウロイル、N-ミリストイル、又はN-パルミトイルサルコシンのナトリウム、カリウム、及びエタノールアミン塩、アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮合物、ココアミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、パルミチルベタインなどである。ラウリル硫酸ナトリウムが、好ましい界面活性剤である。口腔ケア組成物は、組成物の約0.1重量%~約15重量%、約0.3重量%~約10重量%、又は約0.3重量%~約2.5重量%の界面活性剤を含むことができる。
口腔ケア組成物は、低濃度の他のホワイトニング剤を含んでもよく、又は他のホワイトニング剤を含まなくてもよい。他のホワイトニング剤としては、過酸化物、過ホウ酸塩、過炭酸塩、ペルオキシ酸、過硫酸塩、金属亜塩素酸塩、及びこれらの混合物などの漂白剤又は酸化剤を挙げることができる。好適な過酸化物化合物としては、過酸化水素、過酸化尿素、過酸化カルシウム及びこれらの混合物が挙げられる。他の好適なホワイトニング剤としては、カリウム、アンモニウム、ナトリウム及びリチウム過硫酸塩及び過ホウ酸塩一水和物及び四水和物、並びにピロリン酸ナトリウム過酸化水素化物が挙げられる。口腔ケア組成物は、他のホワイトニング剤を含まなくてもよく、又は実質的に含まなくてもよい。過酸化物などの他のホワイトニング剤は、他のホワイトニング剤を含む口腔ケア組成物の使用中に口腔に刺激を与え得る。本発明は、着色汚れを除去するための代替的な戦略、すなわち、他のホワイトニング剤に取って代わることができる、より低いpH及びポリホスフェート源を提供する。
口腔ケア組成物は、1種又は2種以上の研磨剤を含むことができる。研磨剤は、歯から表面の着色汚れを除去するのを助けるために歯磨剤製剤に添加され得る。しかしながら、高濃度の研磨剤は、RDA評価を、歯の磨耗又は象牙質の損失をもたらし得るレベルまで上昇させ得る。ポリホスフェートは表面の着色汚れを緩める助けとなり得るため、研磨剤の使用量をより少なくすることができる。ポリホスフェート源の有効性を高めることにより、より高濃度の研磨剤を用いずにホワイトニング効果をもたらすことができる。したがって、口腔ケア組成物は、より低いRDA評価を有するが、そのホワイトニング効果又は洗浄効果(PCR値)を損なうことはない。あるいは、口腔ケア組成物は、PCR値を損なうことなく、低濃度の研磨剤、例えば、口腔ケア組成物の約5重量%~25重量%、約10重量%~約20重量%、約20重量%未満、約15重量未満%、又は約10重量%~約15重量%などの1種又は2種以上の研磨剤を含むことができる。
口腔ケア組成物は、増粘剤を含むことができる。増粘剤は、歯磨剤組成物において、練り歯磨きを相分離に対して安定化させるゼラチン構造を提供するのに有用である。適切な増粘剤としては、多糖類及びシリカ増粘剤が挙げられる。多糖類のいくつかの非限定例としては、デンプン;デンプンのグリセライト;ガム、例えばカラヤガム(ステルクルアガム)、トラガカントガム、アラビアガム、ガティガム、アカシアガム、キサンタンガム、グアーガム及びセルロースガム;ケイ酸アルミニウムマグネシウム(Veegum);カラギーナン;アルギン酸ナトリウム;寒天;ペクチン;ゼラチン;セルロース化合物、例えばセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルカルボキシプロピルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、及び硫酸化セルロース;天然及び合成粘土、例えばヘクトライト粘土;及びこれらの混合物が挙げられる。
口腔ケア組成物は、口腔ケア組成物の約5重量%未満、約3重量%未満、約1重量%未満、約0.1重量%~約1重量%、約0.3重量%~約3重量%、又は約0.5重量%~約5重量%の1種又は2種以上のポリマーを含むことができる。ポリマーは、口腔ケア組成物の様々な重量パーセントの、並びに様々な範囲の平均分子範囲の、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリビニルピロリドン(PVP)、又は無水マレイン酸とメチルビニルエーテルとのコポリマーであり得る。
口腔ケア組成物は、様々な他の成分を含むことができる。着香剤を歯磨剤組成物に添加してもよい。適切な香味剤としては、ウインターグリーン油、ペパーミント油、スペアミント油、サッサフラス油、及びクローブ、シナモン、アネトール、メントール、チモール、オイゲノール、ユーカリプトール、レモン、オレンジ油、及びフルーツノート、スパイスノートなどを追加するための他のそのような風味化合物が挙げられるが、これらに限定されない。これらの着香剤は、一般的に、アルデヒド、ケトン、エステル、フェノール、酸と、脂肪族、芳香族及び他のアルコールとの混合物を含む。
口腔ケア組成物は、脂肪族両親媒性物質を含む分散ゲルネットワーク相を含むことができる。本発明で使用する場合、用語「ゲルネットワーク」は、以下に指定されるような少なくとも1種の脂肪族両親媒性物質、以下に指定されるような少なくとも1種の二次界面活性剤、及び以下に指定されるような溶媒を含む、層状又は小胞状の固体結晶性相を指す。層状相又は小胞状相は、脂肪族両親媒性物質及び二次界面活性剤を含む第一層と、それと交互の、溶媒を含む第二層とから構成される2層を含む。層状結晶相を形成するために、脂肪族両親媒性物質及び二次界面活性剤を溶媒中に分散させなければならない。本発明で使用する場合、用語「固体結晶質」は、1種又は2種以上の脂肪族両親媒性物質を含むゲルネットワーク中の層の鎖融解温度未満の温度において形成される、層状相又は小胞性相の構造を指す。
口腔ケア組成物は、その着色汚れ除去効果によって説明されることができる。口腔ケア組成物は、染色されたウシの歯のΔEによって説明することができる。ウシの歯を紅茶で染色し、本発明の口腔ケア組成物で処理して、紅茶の着色汚れを除去することができる。ΔEは、式1を用いて計算することができる。より高いΔEの値は、処理後により多くの着色汚れが残存したことに相当し、一方、より低いΔEの値は、処理後に残存した着色汚れが少なかったことに相当した。口腔ケア組成物は、約4以下、約3.5以下、約3以下、約2.75以下、約2.5以下、又は約2以下のΔEを有し得る。口腔ケア組成物は、L値が約-6~約0の範囲であり、b値が約-3~約3の範囲であり、a値が約-2~約2の範囲であるように、処理後のL値の対応する増加及びb値の減少を有することができる。
着色汚れ除去
生体外モデルを使用して、口腔ケア組成物の着色汚れ除去能力を評価した。モデルは、例えば、歯磨剤中の研磨剤の効果ではなく、着色汚れ除去に対する化学効果を評価した。最初に、漂白したウシの歯を染色することによって、染色されたペリクルを形成する(詳細なプロトコルにおける染色サイクル1~3)。次に、染色した歯を、希釈した歯磨剤スラリー又は未希釈のリンス液のいずれかで続けて処理した(詳細なプロトコルのホワイトニングサイクル1~6)。最後に、処理前後の歯の画像を比較することにより、着色汚れ除去性能を評価した(詳細なプロトコルにおける撮像)。
生体外モデルを使用して、歯磨剤及び研磨剤粉末の洗浄能力を評価した。まず、着色汚れが付いた歯を得た。次に、着色汚れが付いた歯を、研磨剤を有する歯磨剤で続けて処理した。最後に、処理前後の歯の画像を比較することにより、着色汚れ除去性能を評価した。
相対的象牙質研磨効率(RDA)試験は、典型的には、歯磨剤組成物、例えば、練り歯磨きが、消費者が使用するのに安全であることを確認するために行われ、試験の上限は250に設定される。RDAは、参照により本明細書に組み込まれる、FDIS-ISO 11609,Annexure,third edition Annex B:Determination of relative dentifrice abrasivity to enamel and dentine by a surface profile methodに概説されているように、公開されている工業規格を使用することによって決定した。この方法は、プロフィロメトリーを使用したブラッシング後の磨耗深さの判定に基づく。
Claims (20)
- 口腔ケア組成物であって、
(a)前記口腔ケア組成物の20重量%以上の水と、
(b)ポリホスフェート源であって、
(i)6~21の平均鎖長を有する第1の直鎖ポリホスフェートと、
(ii)2~6の平均鎖長を有する第2の直鎖ポリホスフェートと、を含み、
(c)5未満のpHを有する、口腔ケア組成物。 - 前記口腔ケア組成物が、過酸化物、酸化剤、酵素、ピロリン酸カルシウム、アルコール、又はパラベンを含まない、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
- 前記口腔ケア組成物が、前記口腔ケア組成物の2重量%~12重量%の前記ポリホスフェート源を含む、請求項1又は2に記載の口腔ケア組成物。
- 歯磨剤組成物であって、
(a)前記歯磨剤組成物の20重量%以上の水と、
(b)フッ化物イオン源と、
(c)ポリホスフェート源であって、
(i)6~21の平均鎖長を有する第1の直鎖ポリホスフェートと、
(ii)2~6の平均鎖長を有する第2の直鎖ポリホスフェートと、を含むポリホスフェート源と、を含み、
(d)5未満のpHを有する、歯磨剤組成物。 - 前記歯磨剤組成物が、過酸化物、酸化剤、又は酵素を含まない、請求項4に記載の歯磨剤組成物。
- 前記歯磨剤組成物が、ピロリン酸カルシウムを含まない、請求項4又は5に記載の歯磨剤組成物。
- 前記歯磨剤組成物が、前記歯磨剤組成物の2重量%~12重量%の前記ポリホスフェート源を含む、請求項4~6のいずれか一項に記載の歯磨剤組成物。
- 前記歯磨剤組成物が、3以下のΔE値を有する、請求項4~7のいずれか一項に記載の歯磨剤組成物。
- 前記フッ化物イオン源が、モノフルオロリン酸ナトリウムである、請求項4~8のいずれか一項に記載の歯磨剤組成物。
- ポリビニルピロリドンをさらに含んでなる、請求項1~3のいずれか一項に記載の口腔ケア組成物又は請求項4~9のいずれか一項に記載の歯磨剤組成物。
- マウスリンス組成物であって、
(a)前記マウスリンス組成物の20重量%以上の水と、
(b)ポリホスフェート源であって、
(i)6~21の平均鎖長を有する第1の直鎖ポリホスフェートと、
(ii)2~6の平均鎖長を有する第2の直鎖ポリホスフェートと、を含み、
(c)5未満のpHを有する、マウスリンス組成物。 - 4.5以下のpHを有する、請求項11に記載のマウスリンス組成物。
- 前記マウスリンス組成物が、前記マウスリンス組成物の0.5重量%~5重量%の前記ポリホスフェート源を含む、請求項11又は12に記載のマウスリンス組成物。
- 前記マウスリンス組成物が、過酸化物、アルコール、又はパラベンを含まない、請求項11~13のいずれか一項に記載のマウスリンス組成物。
- モノフルオロリン酸ナトリウムを更に含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の口腔ケア組成物又は請求項11~14のいずれか一項に記載のマウスリンス組成物。
- 界面活性剤を更に含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の口腔ケア組成物又は請求項11~14のいずれか一項に記載のマウスリンス組成物。
- 前記第1の直鎖ポリホスフェートが、8~14の平均鎖長を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の口腔ケア組成物、請求項4~10のいずれか一項に記載の歯磨剤組成物又は請求項11~14のいずれか一項に記載のマウスリンス組成物。
- 前記第2の直鎖ポリホスフェートが、ピロホスフェートイオン、トリポリホスフェートイオン、又はソーダフォスポリホスフェートイオンを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の口腔ケア組成物、請求項4~10のいずれか一項に記載の歯磨剤組成物又は請求項11~14のいずれか一項に記載のマウスリンス組成物。
- 前記第1のポリホスフェートと前記第2のポリホスフェートとの比が、6:1~1:1である、請求項1~3のいずれか一項に記載の口腔ケア組成物、請求項4~10のいずれか一項に記載の歯磨剤組成物又は請求項11~14のいずれか一項に記載のマウスリンス組成物。
- 前記第1のポリホスフェートと前記第2のポリホスフェートとの比が、4:1~1:1である、請求項1~3のいずれか一項に記載の口腔ケア組成物、請求項4~10のいずれか一項に記載の歯磨剤組成物又は請求項11~14のいずれか一項に記載のマウスリンス組成物。
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