JP7196720B2 - 積層電池 - Google Patents
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Description
絶縁層、及び前記絶縁層を介して互いに積層されている複数の積層電池ユニットを有しており、
前記積層電池ユニットが、第1の集電体層、第1の活物質層、固体電解質層、第2の活物質層、第2の集電体層、第2の活物質層、固体電解質層、第1の活物質層、及び第1の集電体層がこの順に積層されてなる構成を有しており、
前記絶縁層の外縁が、当該絶縁層に隣接して積層されている前記積層電池ユニットの前記第1の活物質層及び前記第2の活物質層の外縁より外側に存在しており、かつ当該絶縁層に隣接して積層されている前記積層電池ユニットの前記第1の集電体層及び前記第2の集電体層のそれぞれの集電接続部よりも内側に存在している。
本開示の積層電池は、
絶縁層、及び絶縁層を介して互いに積層されている複数の積層電池ユニットを有しており、
積層電池ユニットが、第1の集電体層、第1の活物質層、固体電解質層、第2の活物質層、第2の集電体層、第2の活物質層、固体電解質層、第1の活物質層、及び第1の集電体層がこの順に積層されてなる構成を有しており、
絶縁層の外縁が、当該絶縁層に隣接して積層されている積層電池ユニットの第1の活物質層及び第2の活物質層の外縁より外側に存在しており、かつ当該絶縁層に隣接して積層されている積層電池ユニットの第1の集電体層及び第2の集電体層のそれぞれの集電接続部よりも内側に存在している。
絶縁層は、絶縁性材料を主成分として含んでいる。絶縁性材料として、特に限定されず、例えば絶縁性樹脂、絶縁性無機粒子、又はこれら混合物であってよい。絶縁性及び摩擦係数を向上する観点から、絶縁性樹脂及び絶縁性無機粒子の混合物であることが好ましい。
積層電池ユニットは、第1の集電体層、第1の活物質層、固体電解質層、第2の活物質層、第2の集電体層、第2の活物質層、固体電解質層、第1の活物質層、及び第1の集電体層がこの順に積層されてなる構成を有している。
正極集電体層に用いられる導電性材料は、特に限定されず、例えば、SUS、アルミニウム、銅、ニッケル、鉄、チタン、又はカーボン等であってよい。
正極活物質層は、少なくとも正極活物質を含み、好ましくは後述する固体電解質を更に含む。そのほか、使用用途や使用目的等に合わせて、例えば、導電助剤又はバインダー等の全固体電池の正極活物質層に用いられる添加剤を含むことができる。
固体電解質層は、少なくとも固体電解質を含む。固体電解質として、特に限定されず、全固体電池の固体電解質として利用可能な材料を用いることができる。例えば、固体電解質は、硫化物固体電解質、酸化物固体電解質、又はポリマー電解質等であってよい。
負極活物質層は、少なくとも負極活物質を含み、好ましくは上述した固体電解質を更に含む。そのほか、使用用途や使用目的等に合わせて、例えば、導電助剤又はバインダー等の全固体電池の負極活物質層に用いられる添加剤を含むことができる。
負極集電体層に用いられる導電性材料は、特に限定されず、例えば、負極集電体層に用いられる導電性材料は、SUS、アルミニウム、銅、ニッケル、鉄、チタン、又はカーボン等であってよいが、これらに限定されない。
1.正極活物質層の作製
ポリプロピレン製容器に、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、正極活物質粒子、硫化物固体電解質(Li2S-P2S5系ガラスセラミック)、及びVGCF(昭和電工社製)を加え、超音波分散装置(エスエムテー製、UH-50)で30秒間に亘って攪拌した。次に、容器を振とう器(柴田科学株式会社製、TTM-1)で3分間に亘って振とうさせ、更に超音波分散装置で30秒間に亘って攪拌した。そして、更に振とう器で3分間に亘って振とうして、得られた正極活物質層を構成する材料を、アプリケーターを使用してブレード法にてアルミニウム箔上に塗布した。塗布した正極活物質層を構成する材料を、自然乾燥させた後、100℃のホットプレート上で30分間に亘って乾燥させることにより、アルミニウム箔上に正極活物質層を製膜した。
ポリプロピレン製容器に、PVdF、負極活物質粒子(LTO粒子)、及び硫化物固体電解質(Li2S-P2S5系ガラスセラミック)を加え、超音波分散装置(エスエムテー製、UH-50)で30秒間に亘って攪拌した。得られた負極活物質層を構成する材料を、アプリケーターを使用してブレード法にて銅箔の両面に塗布した。塗布した負極活物質層を構成する材料を、自然乾燥させた後、100℃のホットプレート上で30分間に亘って乾燥させることにより、銅箔の両面に負極活物質層を製膜した。
ポリプロピレン製容器に、ヘプタン、ブタジエンゴム(BR)、及び硫化物固体電解質(Li2S-P2S5系ガラスセラミック)を加え、超音波分散装置(エスエムテー製、UH-50)で30秒間に亘って攪拌した。次に、容器を振とう器(柴田科学株式会社製、TTM-1)で3分間に亘って振とうさせ、更に超音波分散装置で30秒間に亘って攪拌した。そして、更に振とう器で3分間に亘って振とうして、得られた固体電解質層を構成する材料を、アプリケーターを使用してブレード法にてアルミニウム箔上に塗布した。塗布した固体電解質層を構成する材料を、自然乾燥させた後、100℃のホットプレート上で30分間に亘って乾燥させることにより、アルミニウム箔上に固体電解質層を製膜した。
まず、負極活物質層と固体電解質層とが直接接触するように、負極集電体層と固体電解質層とを張り合わせて、プレスして、「アルミニウム箔-固体電解質層-負極活物質層-銅箔(負極集電体層)-負極活物質層-固体電解質層-アルミニウム箔」の構成を有する積層体を得た。
絶縁層として、厚さ100μmのNITOFLON(ニトフロン;登録商標)フィルム(日東電工株式会社製)を用いて、この絶縁層の外縁が、上記で作製した正極活物質層及び負極活物質層の外縁よりも外側に存在でき、かつ上記で作製した負極集電体層のそれぞれの集電接続部よりも内側に存在できるようなサイズで加工された。
上述した実施例1の「4.積層電池ユニットの作製」において、正極集電体層として、アルミニウム箔の代わりに、下記で作製した片面に絶縁層としてのPVdF層を有するアルミニウム箔を用いたこと、及び実施例1の「5.積層」の代わりに、下記「7.積層」のとおりに行ったこと以外は、実施例1と同様にして、実施例2の全固体電池を製造した。
有機溶剤に溶解したポリフッ化ビニリデン(PVdF)を、アプリケーターを使用してブレード法にて厚さ15μmのアルミニウム箔上に塗布した。塗布したPVdFスラリーを、自然乾燥させた後、100℃のホットプレート上で30分間に亘って乾燥させることにより、アルミニウム箔の片面に厚さ2μmの絶縁層としてのPVdF層を有するアルミニウム箔を作製した。
10個の実施例2の積層電池ユニットを積層して、集電タブを溶接させた後、大気圧に対して-0.08MPaでラミネートフィルムで密封して、実施例2の全固体電池を製造した。
正極集電体層として、片面に絶縁層としてのPVdF層を有するアルミニウム箔の代わりに、下記で作製した片面に絶縁層としてのべーマイト/PVdF層を有するアルミニウム箔を用いたこと以外は、実施例2と同様にして、実施例3の全固体電池を製造した。
ポリプロピレン製容器に、ベーマイトとPVdFを体積比70:30(べーマイト:PVdF)になるように称量した。これを有機溶剤に分散し、たべーマイト/PVdFスラリーを調製した。このたべーマイト/PVdFスラリーを、アプリケーターを使用してブレード法にて厚さ15μmのアルミニウム箔上に塗布した。塗布したべーマイト/PVdFスラリーを、自然乾燥させた後、100℃のホットプレート上で30分間に亘って乾燥させることにより、アルミニウム箔の片面に厚さ10μmの絶縁層としてのべーマイト/PVdF層を有するアルミニウム箔を作製した。
実施例3で作製したアルミニウム箔の絶縁層を有さない面に、下記で調製した導電性炭素を含む組成物を2.0μmの厚さで塗布して、100℃で1時間乾燥することによって、片面が絶縁層(べーマイト/PVdF層)、もう片面が導電性炭素層を有するアルミニウム箔を用いたこと以外は、実施例3と同様にして、実施例4の全固体電池を製造した。
導電性炭素としてカーボンブラック及びポリフッ化ビニリデン(PVdF)を体積比30:70(カーボンブラック:PVdF)になるように称量した。次に、有機溶剤を加え、導電性炭素を含むスラリーを調製した。
絶縁層を使用していないこと以外は、実施例1と同様にして、比較例1の全固体電池を製造した。
絶縁層を使用していないこと、及び実施例4と同様な導電性炭素層を両面に有している第1の集電体層を用いたこと以外は、実施例2と同様にして、比較例1の全固体電池を製造した。
製造した各実施例及び比較例の全固体電池に対して、放電容量の測定及び振動試験を行って、評価した。
製造した各実施例及び比較例の全固体電池に対して、1.6V~2.7Vの範囲で、25℃において、0.33Cにて、CC-CV充電を行った後、CC-CV放電を行い、放電容量を測定し、比較例1の結果と比較した。その結果は、表1に示す。
上述した放電容量を測定した後、それぞれ100個の各実施例及び比較例の全固体電池に対して、振動試験を行った。
そして、上記の振動試験を行った後24時間後に、それぞれ100個の各実施例及び比較例の全固体電池に対して、1.6V~2.7Vの範囲で、25℃において、0.33Cにて、CC-CV充電を行った後、CC-CV放電を行い、放電容量を測定した。
2a、2b 第1の活物質層
3a、3b、7a、7b 固体電解質層
4a、4b、6a、6b 第2の活物質層
5a、5b 第2の集電体層
11、12 集電端子
10、20、30、40 積層電池ユニット
100 積層電池
Claims (1)
- 絶縁層、及び前記絶縁層を介して互いに積層されている複数の積層電池ユニットを有しており、
前記積層電池ユニットが、第1の集電体層、第1の活物質層、固体電解質層、第2の活物質層、第2の集電体層、第2の活物質層、固体電解質層、第1の活物質層、及び第1の集電体層がこの順に積層されてなる構成を有しており、
前記絶縁層の外縁が、当該絶縁層に隣接して積層されている前記積層電池ユニットの前記第1の活物質層及び前記第2の活物質層の外縁より外側に存在しており、かつ当該絶縁層に隣接して積層されている前記積層電池ユニットの前記第1の集電体層及び前記第2の集電体層のそれぞれの集電接続部よりも内側に存在しており、
前記絶縁層が、絶縁性樹脂及び絶縁性無機粒子の混合物である絶縁性材料から成膜されている、
積層電池。
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