JP6981378B2 - 全固体電池の製造方法 - Google Patents
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Description
前記正極活物質層を、前記正極活物質層が有する正極活物質にリチウムが導入された状態でプレスすること、
前記負極活物質層を、前記負極活物質層が有する負極活物質にリチウムが導入された状態で加熱プレスすること、並びに
プレスされた前記正極活物質層、加熱プレスされた前記負極活物質層、及びその他の層を、前記正極集電体層、前記正極活物質層、前記固体電解質層、前記負極活物質層、及び前記負極集電体層がこの順になるように積層すること、
を含む、全固体電池の製造方法。
本開示の製造方法は、正極集電体層、正極活物質層、固体電解質層、負極活物質層、及び負極集電体層がこの順に積層されている全固体電池の製造方法である。本開示の製造方法は、正極活物質層を、正極活物質層が有する正極活物質にリチウムが導入された状態でプレスすること、負極活物質層を、負極活物質層が有する負極活物質にリチウムが導入された状態で加熱プレスすること、並びにプレスされた正極活物質層、加熱プレスされた負極活物質層、及びその他の層を、正極集電体層、正極活物質層、固体電解質層、負極活物質層、及び負極集電体層がこの順になるように積層することを含む。
本開示の製造方法では、負極活物質層を、負極活物質層が有する負極活物質にリチウムが導入された状態で、加熱プレスする。
本開示の製造方法では、正極活物質層を、正極活物質層が有する正極活物質にリチウムが導入された状態でプレスする。
本開示の製造方法では、プレスされた正極活物質層、加熱プレスされた負極活物質層、及びその他の層を、正極集電体層、正極活物質層、固体電解質層、負極活物質層、及び負極集電体層がこの順になるように積層することにより、全固体電池が組立てられる。なお、正極集電体層、正極活物質層、固体電解質層、負極活物質層、及び負極集電体層のそれぞれの構成及び作製方法等については、下記の記載を参照することができる。
正極集電体層を構成する材料の例としては、特に限定されることなく、各種金属、例えば、銀、銅、金、アルミニウム、ニッケル、鉄、ステンレス鋼、若しくはチタン等、又はこれらの合金を挙げることができる。化学的安定性等の観点から、正極集電体層としては、アルミニウムを含有している集電体層が好ましい。
正極活物質層は、少なくとも正極活物質を含み、好ましくは固体電解質をさらに含む。そのほか、使用用途や使用目的等に合わせて、例えば、導電助剤又はバインダー等の全固体電池の正極活物質層に用いられる添加剤を含むことができる。
固体電解質層は、固体電解質、及び任意選択的にバインダーを含有している。固体電解質層の固体電解質及びバインダーとしては、正極活物質層に関する記載を参照することができる。
負極活物質層は、少なくとも負極活物質を含み、好ましくは上述した固体電解質をさらに含む。そのほか、使用用途や使用目的等に合わせて、例えば、導電助剤又はバインダー等の全固体電池の負極活物質層に用いられる添加剤を含むことができる。
負極集電体層を構成する材料の例としては、特に限定されず、各種金属、例えば、銀、銅、金、アルミニウム、ニッケル、鉄、ステンレス鋼(SUS)、及びチタン等、並びにこれらの合金を挙げることができる。化学的安定性等の観点から、負極集電体層としては、銅を含有している集電体層が好ましい。
〈全固体電池の製造〉
以下のようにして、実施例1の全固体電池を2つ製造した。
正極活物質層の原材料としての正極合剤を、ポリプロピレン(PP)製の容器に入れた。これを、超音波分散装置(エスエムテー社製、型式:UH−50)で合計150秒間にわたって撹拌し、かつ振盪器(柴田科学株式会社製、型式:TTM−1)で合計20分間にわたって振盪することによって、正極活物質スラリーを調製した。
・正極活物質としてのLiNi1/3Co1/3Mn1/3O2(平均粒径6μm);
・分散媒としての酪酸ブチル;
・導電助剤としてのVGCF;
・バインダーとしてのPVdF系バインダーの酪酸ブチル溶液(5質量%);
・固体電解質としてのLiIを含有しているLi2S−P2S5系のガラスセラミック(平均粒径0.5μm)。
・固体電解質としての、LiIを含有しているLi2S−P2S5系ガラスセラミックス(平均粒径2.0μm);
・分散媒としてのヘプタン;
・バインダーとしてのBR系バインダーのヘプタン(5質量%)。
正極積層体をロールプレス機にセットし、プレス圧力50kN/cm及びプレス温度165℃でプレスした。
負極活物質層の原材料としての負極合剤を、ポリプロピレン(PP)製の容器に入れた。これを、超音波分散装置(エスエムテー社製、型式:UH−50)で合計120秒間にわたって撹拌し、かつ振盪器(柴田科学株式会社製、型式:TTM−1)で合計20分間にわたって振盪することによって、負極活物質スラリーを調製した。
・負極活物質としてのSi粒子(平均粒径5μm);
・分散媒としての酪酸ブチル;
・バインダーとしてのPVdF系バインダーの酪酸ブチル(5質量%);
・固体電解質としての、LiIを含有しているLi2S−P2S5系ガラスセラミックス(平均粒径0.5μm)。
正極積層体の固体電解質層と負極積層体の負極活物質層が対向して接するようにして、正極積層体及び負極積層体を積層し、10MPaの圧力をかけて拘束して全固体電池前駆体を組み立てた。組み立てた全固体電池前駆体を充電して、正極積層体の正極活物質層中の正極活物質のリチウムを、負極積層体の負極活物質層中の負極活物質に導入した。その後、全固体電池前駆体の拘束を外してプレス後の正極積層体及び負極積層体を分離した。
負極積層体をロールプレス機にセットし、プレス圧力50kN/cm及びプレス温度165℃でプレスした。
正極積層体及び負極積層体を、正極集電体層、正極活物質層、固体電解質層、負極活物質層、及び負極集電体層がこの順になるように積層して、全固体電池を組立てた。
以下のようにして、比較例1の全固体電池を2つ製造した。
実施例1の全固体電池の作製方法を参照して、正極集電体層としてのAl箔上に形成されている正極活物質層(正極積層体に相当)、負極集電体層としてのCu箔上に形成されている負極活物質層、及び剥離シートとしてのAl箔上形成されている固体電解質層を得た。
以下のようにして、比較例2の全固体電池を2つ製造した。
実施例1と同様にして全固体電池前駆体を組立てて充電した。その後、充電後の全固体電池前駆体を平面一軸プレス機にセットし、プレス圧400MPa及びプレス温度150℃で1分間にわたりプレスすることにより、全固体電池を作製した。
上記の方法によって作製した、実施例1、比較例1、及び比較例2の全固体電池2つずつについて、それぞれ充放電容量(mAh/g)を測定した。
実施例1、比較例1、及び比較例2の全固体電池の製造条件及び充放電容量の測定結果を、以下の表1にまとめた。
2 正極活物質層
3 固体電解質層
4 負極活物質層
5 負極集電体層
10 正極積層体
20 負極積層体
30 全固体電池前駆体
40 全固体電池
100 第1の加熱プレス
200 第2の加熱プレス
Claims (2)
- 正極集電体層、正極活物質層、固体電解質層、負極活物質層、及び負極集電体層がこの順に積層されている全固体電池の製造方法であって、
前記正極活物質層を、前記正極活物質層が有する正極活物質にリチウムが導入された状態でプレスすること、
前記正極集電体層、プレスされた前記正極活物質層、前記固体電解質層、前記負極活物質層、及び前記負極集電体層をこの順に積層して、全固体電池前駆体を形成すること、
前記全固体電池前駆体を充電すること、
前記全固体電池前駆体から前記負極活物質層を分離すること、
前記負極活物質層を、前記負極活物質層が有する負極活物質にリチウムが導入された状態で加熱プレスすること、並びに
プレスされた前記正極活物質層、加熱プレスされた前記負極活物質層、及びその他の層を、前記正極集電体層、プレスされた前記正極活物質層、前記固体電解質層、加熱プレスされた前記負極活物質層、及び前記負極集電体層がこの順になるように積層すること、
をこの順に含む、全固体電池の製造方法。 - 前記加熱プレスは、100℃〜300℃の温度で行われる、請求項1に記載の方法。
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