JP7195178B2 - 接点部材およびその製造方法 - Google Patents
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Description
(2)別の実施形態に係る接点部材において、好ましくは、前記ゴム状弾性体の前記一方の面は、縦横比を異ならせた形状を有する。
(3)別の実施形態に係る接点部材において、好ましくは、前記ゴム状弾性体の前記一方の面は、多角形状を有する。
(4)別の実施形態に係る接点部材において、好ましくは、前記金属線は、前記一方の面に互いに隙間をあけて平行になるように複数本備えられている。
(5)別の実施形態に係る接点部材において、好ましくは、前記金属線は、線径方向において1/2以上1/3以下の長さ分を前記ゴム状弾性体から露出させている。
(6)別の実施形態に係る接点部材において、好ましくは、前記金属線は、その表層に貴金属めっきが施されている。
(7)別の実施形態に係る接点部材において、好ましくは、前記ゴム状弾性体は、少なくとも、金属接着性のシリコーンゴムからなる第1のゴム状弾性体と、発泡シリコーンゴムからなり前記第1のゴム状弾性体に密着する第2のゴム状弾性体と、を有し、前記金属線は、前記第1のゴム状弾性体に埋設されている。
(8)上記目的を達成するための一実施形態に係る接点部材の製造方法は、接点として機能する側からみて方向性が規定されている第1のゴム状弾性体における当該方向性を規定している一方の面に、1または2以上の金属線を露出させて埋設配置して金属線付き第1のゴム状弾性体を形成する配置工程と、一方を開口する金型内に、前記金属線の側を前記金型の底面および側面に向けて前記金属線付き第1のゴム状弾性体を敷く敷設工程と、前記金属線付き第1のゴム状弾性体の前記第1のゴム状弾性体の側から、硬化して第2のゴム状弾性体となる未硬化組成物を前記金型内に供給するゴム状弾性体形成工程と、前記未硬化組成物の硬化前若しくは硬化後に、前記未硬化組成物若しくは前記第2のゴム状弾性体に固定部材を接着すると共に、前記固定部材の内方に前記金属線の端部を埋没させる接着工程と、前記接着工程の後に、前記第1のゴム状弾性体と前記第2のゴム状弾性体とを含むゴム状弾性体に前記金属線および前記固定部材を固定した接点部材を、前記金型から分離する離型工程と、を含む。
図1は、本発明の実施形態に係る接点部材を三方向からみた各状態を示す。図1中、(a)は正面図を示す。(b)は底面図を示す。(c)は右側面図を示す。図2は、図1の接点部材の縦断面図を示す。図2中、(a)は、図1中の(b)のH-H断面図を示す。(b)は、図1中の(b)のV-V断面図を示す。図3は、図1の接点部材を構成する金属線の径方向の断面図を示す。
図4は、本発明の実施形態に係る接点部材の製造方法のフローチャートを示す。図5は、図4のフローチャートの各工程の説明図を示す。図5中、(a)は、配置工程ST1を示す。(b)は、敷設工程ST2を示す。(c)は、ゴム状弾性体形成工程ST3を示す。(d)は、接着剤塗布工程ST4を示す。(e)は、接着工程ST5を示す。(f)は、離型工程ST6を示す。
接点部材1は、接点として機能する側からみて方向性が規定されているゴム状弾性体10と、ゴム状弾性体10の方向性を規定している一方の面において所定方向に向かって延びるように配置される金属線20と、を備える。このため、接点部材1は、ゴム状弾性体10の向きと金属線20の延びる向きとの関係が明確で使用する基板の固定電極に対して適切な向きで配置可能である。このような接点部材1によれば、使用する基板の固定電極形状に方向性があっても確実に導通させることができる。「方向性が規定されているゴム状弾性体10」は、接点として機能する側からみて、90度自転させたときに元の状態と重ならない形状のゴム状弾性体10と読み替えてもよい。また、「方向性が規定されているゴム状弾性体10」は、真円、正方形、正8角形等の正4・n角形(nは1以上の整数)を除外した形状の面を有するものと読み替えてもよい。
以上、本発明の好適な実施形態に基づき説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
Claims (6)
- 接点として機能する側からみて方向性が規定されているゴム状弾性体と、
前記ゴム状弾性体の前記方向性を規定している一方の面において所定方向に向かって延びるように配置されると共に、前記一方の面から露出し前記一方の面からその側方の面に折れ曲がって前記ゴム状弾性体に埋設している1または2以上の金属線と、
前記ゴム状弾性体の前記一方の面と反対側に位置する他方の面に固定され、前記金属線の端部を埋没させている固定部材と、
を備え、
前記ゴム状弾性体は、少なくとも、金属接着性のシリコーンゴムからなる第1のゴム状弾性体と、発泡シリコーンゴムからなり前記第1のゴム状弾性体に密着する第2のゴム状弾性体と、を有し、
前記金属線は、前記第1のゴム状弾性体に埋設されている接点部材。 - 前記ゴム状弾性体の前記一方の面は、縦横比を異ならせた形状を有する請求項1に記載の接点部材。
- 前記ゴム状弾性体の前記一方の面は、多角形状を有する請求項1または2に記載の接点部材。
- 前記金属線は、前記一方の面に互いに隙間をあけて平行になるように複数本備えられている請求項1から3のいずれか1項に記載の接点部材。
- 前記金属線は、その表層に貴金属めっきが施されている請求項1から4のいずれか1項に記載の接点部材。
- 接点として機能する側からみて方向性が規定されている第1のゴム状弾性体における当該方向性を規定している一方の面に、1または2以上の金属線を露出させて埋設配置して金属線付き第1のゴム状弾性体を形成する配置工程と、
一方を開口する金型内に、前記金属線の側を前記金型の底面および側面に向けて前記金属線付き第1のゴム状弾性体を敷く敷設工程と、
前記金属線付き第1のゴム状弾性体の前記第1のゴム状弾性体の側から、硬化して第2のゴム状弾性体となる未硬化組成物を前記金型内に供給するゴム状弾性体形成工程と、
前記未硬化組成物の硬化前若しくは硬化後に、前記未硬化組成物若しくは前記第2のゴム状弾性体に固定部材を接着すると共に、前記固定部材の内方に前記金属線の端部を埋没させる接着工程と、
前記接着工程の後に、前記第1のゴム状弾性体と前記第2のゴム状弾性体とを含むゴム状弾性体に前記金属線および前記固定部材を固定した接点部材を、前記金型から分離する離型工程と、
を含む接点部材の製造方法。
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