JP7192510B2 - 超音波センサ - Google Patents
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電気信号と超音波振動とを変換するように構成された、超音波素子(22)と、
気密且つ液密な密閉構造を有していて、内側に前記超音波素子を収容するように構成された、素子収容ケース(21)と、
を備え、
前記素子収容ケースは、指向中心軸(DA)を囲む筒状に形成された側板部(211)と、前記側板部の指向中心軸方向における一端側を閉塞する底板部(212)と、前記超音波素子による超音波の送信または受信の際に撓みながら前記指向中心軸方向に超音波振動するダイアフラム部(214)を有していて前記側板部の前記指向中心軸方向における他端側を閉塞する天板部(213)とを有し、前記超音波素子と前記天板部とをギャップ(G)を隔てて対向配置させた状態で前記超音波素子を前記底板部にて支持するように構成され、
前記ギャップは、前記超音波素子と前記ダイアフラム部とが、前記指向中心軸方向について、前記超音波振動における波長の半分の整数倍に相当する間隔を隔てて対向するように形成され、
前記超音波素子は、前記指向中心軸方向における両側が閉塞された背面空間(BS)の前記指向中心軸方向における前記他端側を閉塞するように設けられ、
前記背面空間は、前記指向中心軸方向における寸法が、前記超音波振動における波長の1/4以下である所定値またはその整数倍であって前記波長の半分の整数倍とは異なる値となるように形成されている。
電気信号と超音波振動とを変換するように構成された、超音波素子(22)と、
気密且つ液密な密閉構造を有していて、内側に前記超音波素子を収容するように構成された、素子収容ケース(21)と、
を備え、
前記素子収容ケースは、指向中心軸(DA)を囲む筒状に形成された側板部(211)と、前記側板部の指向中心軸方向における一端側を閉塞する底板部(212)と、前記超音波素子による超音波の送信または受信の際に撓みながら前記指向中心軸方向に超音波振動するダイアフラム部(214)を有していて前記側板部の前記指向中心軸方向における他端側を閉塞する天板部(213)とを有し、前記超音波素子と前記天板部とをギャップ(G)を隔てて対向配置させた状態で前記超音波素子を前記底板部にて支持するように構成され、
前記ダイアフラム部は、音響インピーダンスが50×105以上且つ5000×105Pa・s/m以下の材料によって厚さ1mm以下に形成され、
前記超音波素子は、前記指向中心軸方向における両側が閉塞された背面空間(BS)の前記指向中心軸方向における前記他端側を閉塞するように設けられ、
前記背面空間は、前記指向中心軸方向における寸法が、前記超音波振動における波長の1/4以下である所定値またはその整数倍であって前記波長の半分の整数倍とは異なる値となるように形成されている。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、一つの実施形態に対して適用可能な各種の変形例については、当該実施形態に関する一連の説明の途中に挿入されると、当該実施形態の理解が妨げられるおそれがある。このため、変形例については、当該実施形態に関する一連の説明の途中には挿入せず、その後にまとめて説明する。
図1を参照すると、車両Vは、いわゆる四輪自動車であって、箱状の車体V1を備えている。車体V1の前端部には、車体部品であるフロントバンパーV2が装着されている。車体V1の後端部には、車体部品であるリアバンパーV3が装着されている。クリアランスソナー1は、フロントバンパーV2およびリアバンパーV3に装着されている。
図3を参照しつつ、超音波センサ2の構成の詳細について説明する。なお、図3に示された右手系XYZ直交座標系は、図2に示された右手系XYZ直交座標系に対応している。
図4を参照しつつ、センサ基板20の構成の詳細について説明する。なお、図4に示された右手系XYZ直交座標系は、図2および図3に示された右手系XYZ直交座標系に対応している。
以下、本実施形態の構成により奏される効果とともに、各図面を参照しつつ説明する。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。故に、上記実施形態に対しては、適宜変更が可能である。以下、代表的な変形例について説明する。以下の変形例の説明においては、上記実施形態との相違点を主として説明する。また、上記実施形態と変形例とにおいて、互いに同一または均等である部分には、同一符号が付されている。したがって、以下の変形例の説明において、上記実施形態と同一の符号を有する構成要素に関しては、技術的矛盾または特段の追加説明なき限り、上記実施形態における説明が適宜援用され得る。
21 素子収容ケース
211 側板部
212 底板部
213 天板部
214 ダイアフラム部
215 支持部
22 超音波素子
DA 指向中心軸
G ギャップ
Claims (19)
- 超音波センサ(2)であって、
電気信号と超音波振動とを変換するように構成された、超音波素子(22)と、
気密且つ液密な密閉構造を有していて、内側に前記超音波素子を収容するように構成された、素子収容ケース(21)と、
を備え、
前記素子収容ケースは、指向中心軸(DA)を囲む筒状に形成された側板部(211)と、前記側板部の指向中心軸方向における一端側を閉塞する底板部(212)と、前記超音波素子による超音波の送信または受信の際に撓みながら前記指向中心軸方向に超音波振動するダイアフラム部(214)を有していて前記側板部の前記指向中心軸方向における他端側を閉塞する天板部(213)とを有し、前記超音波素子と前記天板部とをギャップ(G)を隔てて対向配置させた状態で前記超音波素子を前記底板部にて支持するように構成され、
前記ギャップは、前記超音波素子と前記ダイアフラム部とが、前記指向中心軸方向について、前記超音波振動における波長の半分の整数倍に相当する間隔を隔てて対向するように形成され、
前記超音波素子は、前記指向中心軸方向における両側が閉塞された背面空間(BS)の前記指向中心軸方向における前記他端側を閉塞するように設けられ、
前記背面空間は、前記指向中心軸方向における寸法が、前記超音波振動における波長の1/4以下である所定値またはその整数倍であって当該波長の半分の整数倍とは異なる値となるように形成された、
超音波センサ。 - 前記ダイアフラム部は、音響インピーダンスが50×105以上且つ5000×105Pa・s/m以下の材料によって厚さ1mm以下に形成された、
請求項1に記載の超音波センサ。 - 超音波センサ(2)であって、
電気信号と超音波振動とを変換するように構成された、超音波素子(22)と、
気密且つ液密な密閉構造を有していて、内側に前記超音波素子を収容するように構成された、素子収容ケース(21)と、
を備え、
前記素子収容ケースは、指向中心軸(DA)を囲む筒状に形成された側板部(211)と、前記側板部の指向中心軸方向における一端側を閉塞する底板部(212)と、前記超音波素子による超音波の送信または受信の際に撓みながら前記指向中心軸方向に超音波振動するダイアフラム部(214)を有していて前記側板部の前記指向中心軸方向における他端側を閉塞する天板部(213)とを有し、前記超音波素子と前記天板部とをギャップ(G)を隔てて対向配置させた状態で前記超音波素子を前記底板部にて支持するように構成され、
前記ダイアフラム部は、音響インピーダンスが50×105以上且つ5000×105Pa・s/m以下の材料によって厚さ1mm以下に形成され、
前記超音波素子は、前記指向中心軸方向における両側が閉塞された背面空間(BS)の前記指向中心軸方向における前記他端側を閉塞するように設けられ、
前記背面空間は、前記指向中心軸方向における寸法が、前記超音波振動における波長の1/4以下である所定値またはその整数倍であって当該波長の半分の整数倍とは異なる値となるように形成された、
超音波センサ。 - 前記天板部は、前記ダイアフラム部よりも厚く形成されていて前記ダイアフラム部の外縁を支持する支持部(215)を有し、継目なく一体に形成された、
請求項1~3のいずれか1つに記載の超音波センサ。 - 前記支持部における、前記ダイアフラム部と隣接する端面(216)は、前記超音波素子に面する傾斜面状に形成された、
請求項4に記載の超音波センサ。 - 前記天板部は、2個の前記ダイアフラム部を有し、
2個の前記ダイアフラム部のうちの一方と対向配置された前記超音波素子は、電気信号を超音波振動に変換する送信用素子(221)として設けられ、
2個の前記ダイアフラム部のうちの他方と対向配置された前記超音波素子は、超音波振動を電気信号に変換する受信用素子(222)として設けられた、
請求項4または5に記載の超音波センサ。 - 前記送信用素子は、断熱層(241)と、前記断熱層の上に形成されたヒータ(242)とを有する、熱音響素子であり、
前記受信用素子は、前記指向中心軸方向に超音波振動する振動部(251)を有する、MEMS素子である、
請求項6に記載の超音波センサ。 - 前記ダイアフラム部は、前記素子収容ケースの外側に向かって突出する曲板状に形成された、
請求項1~7のいずれか1つに記載の超音波センサ。 - 前記ギャップには、乾燥不活性ガスが、1気圧以上の圧力で封入されている、
請求項1~8のいずれか1つに記載の超音波センサ。 - 前記超音波素子は、半導体基板であるセンサ基板(20)に形成されていて、前記指向中心軸方向と交差する面内方向に二次元的に複数個配列された、
請求項1~9のいずれか1つに記載の超音波センサ。 - 前記側板部の上端部、または、前記ダイアフラム部の前記指向中心軸方向と交差する面内方向における両端部には、スリット(261)が形成された、
請求項1~10のいずれか1つに記載の超音波センサ。 - 前記スリットは、前記素子収容ケースの内側に形成された密閉空間(SS)の内壁面(SN)から前記素子収容ケースの外壁面(SG)まで設けられるとともに、封止材(262)によって気密且つ液密に封止された、
請求項11に記載の超音波センサ。 - 前記密閉空間内には、吸湿材(263)が収容された、
請求項12に記載の超音波センサ。 - 前記超音波素子と前記ダイアフラム部との間隔を可変に設けられた間隔調整部(265)をさらに備えた、
請求項1~13のいずれか1つに記載の超音波センサ。 - 前記間隔調整部は、当該超音波センサの動作環境温度の変化に応じて前記間隔を可変に構成された、
請求項14に記載の超音波センサ。 - 前記動作環境温度に対応する出力を発生する温度検知部(264)をさらに備え、
前記間隔調整部は、前記温度検知部の前記出力に基づいて、前記間隔を可変に構成された、
請求項15に記載の超音波センサ。 - 前記超音波振動における周波数を可変に設けられた周波数調整部(266)をさらに備えた、
請求項1~16のいずれか1つに記載の超音波センサ。 - 前記周波数調整部は、当該超音波センサの動作環境温度の変化に応じて前記周波数を可変に構成された、
請求項17に記載の超音波センサ。 - 前記動作環境温度に対応する出力を発生する温度検知部(264)をさらに備え、
前記周波数調整部は、前記温度検知部の前記出力に基づいて、前記周波数を可変に構成された、
請求項18に記載の超音波センサ。
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