JP7192474B2 - 画像形成装置及び警告報知方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び警告報知方法に関する。
従来、感光体上に形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、形成されたトナー像を用紙に転写し、転写されたトナー像を加熱定着することで、用紙上に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。
上記の画像形成装置においては、給紙部に複数の給紙トレイを配置し、その給紙トレイにサイズの異なる用紙等を収納して、原稿のサイズや縮拡率等に対応するサイズの用紙を給紙する機構を設けている。
ところで、給紙トレイに積載されている用紙は、積載されている時間(例えば長時間)や環境(例えば高湿や低湿)によっては、吸湿やカール等のダメージを受けることがあるため、通紙性能に影響を及ぼすことがある。
そこで、本体電源を切断(シャットダウン)する時に、シート残量に基づいて、シャットダウンによりいずれかのシート積載手段からシートを取り出しできない状態に遷移することを操作部の表示部に警告表示することで、取り出されないシートが長時間シート積載装置に放置されてしまうことを防止する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)
特開2013-155039号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の技術は、電源切断により用紙が取り出せなくなるのを防止することを目的として、電源切断時に用紙を取り除くものであるため、用紙を入れ替えた直後に電源を切断し、時間を空けることなく電源起動するケースのように、必ずしも用紙を取り除く必要がないケースであっても、用紙が取り除かれてしまうという課題がある。
本発明は、通紙性能を十分にかつ適切に確保することが可能な画像形成装置及び警告報知方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
画像形成装置において、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え
前記制御部は、電源起動時の定着温度が、予め設定された基準温度以下の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
画像形成装置において、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え、
前記制御部は、湿度が予め設定された第1基準湿度以上である時間の合計が、予め設定された第2基準時間以上の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
画像形成装置において、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え、
前記制御部は、湿度が予め設定された第2基準湿度以下である時間の合計が、予め設定された第3基準時間以上の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
画像形成装置において、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え、
前記制御部は、同一日の2回目以降の電源起動時には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
画像形成装置において、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え、
前記制御部は、サービスモード、ジャム、サービスコール又はエラーの状態で電源オフ及び電源オンされた場合には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、
画像形成装置において、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え、
前記制御部は、翌日継続ジョブの場合には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、
画像形成装置において、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え、
前記制御部は、電源オフ及び電源オンの前後で用紙サイズが変わっていた場合には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1~7のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、電源がオフにされていた時間が、予め設定された第1基準時間以上の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1~8のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記給紙トレイに前記用紙を積載してからの経過時間が、予め設定された第1基準時間以上の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、請求項1~のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行う場合、前記用紙取り除き警告の対象である前記給紙トレイのリフトアップを禁止することを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
前記制御工程は、電源起動時の定着温度が、予め設定された基準温度以下の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする
請求項12に記載の発明は、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
前記制御工程は、湿度が予め設定された第1基準湿度以上である時間の合計が、予め設定された第2基準時間以上の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
前記制御工程は、湿度が予め設定された第2基準湿度以下である時間の合計が、予め設定された第3基準時間以上の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
前記制御工程は、同一日の2回目以降の電源起動時には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
前記制御工程は、サービスモード、ジャム、サービスコール又はエラーの状態で電源オフ及び電源オンされた場合には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
前記制御工程は、翌日継続ジョブの場合には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、
用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
前記制御工程は、電源オフ及び電源オンの前後で用紙サイズが変わっていた場合には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする。
本発明によれば、通紙性能を十分にかつ適切に確保することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の制御構造を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 用紙取り除き警告を操作表示部に表示させた様子の一例を示す図である。 変形例1に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 変形例2に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 加湿設定/カール調整報知画面を操作表示部に表示させた様子の一例を示す図である。 加湿設定/カール調整画面を操作表示部に表示させた様子の一例を示す図である。 変形例3に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[1.構成の説明]
本実施形態に係る画像形成装置1は、図1に示すように、給紙装置(PFU)10と、画像形成装置本体20と、後処理装置(フィニッシャー)30と、を備えて構成されている。画像形成装置1は、用紙搬送方向に沿って、給紙装置10、画像形成装置本体20、後処理装置30が直列に接続された構成となっている。
給紙装置10は、PFU(Paper Feed Unit)と称されるものであり、複数の給紙トレイTR3~TR5や、給紙ローラー、分離ローラー、給紙/分離ゴム、送り出しローラー等からなる給紙手段を備える。各給紙トレイTR3~TR5には、用紙の種類(紙種、坪量、用紙サイズ等)ごとに用紙が格納されており、用紙の最上部から一枚ずつ画像形成装置本体20へと用紙が搬送される。
画像形成装置本体20は、原稿から画像を読み取って得られた画像データ又は外部装置から受信した画像データに基づいて、電子写真方式により用紙上にカラー画像を形成する。
画像形成装置本体20は、図2に示すように、制御部21と、記憶部22と、画像読取部23と、画像処理部24と、画像形成部25と、操作表示部26と、温度検知部27と、湿度検知部28と、加湿・カール調整部29と、給紙トレイTR1、TR2と、を備えて構成されている。
制御部21は、CPU、RAM、ROM等を備えて構成される。CPUは、ROMに記憶されている各種プログラムをRAMに展開し、RAMに展開した各種プログラムとの協働により、画像形成装置1の動作を統括的に制御する。
記憶部22は、プログラムや画像データ等の各種データを記憶するHDD(Hard Disk Drive)、半導体メモリー等の不揮発性の記憶装置である。記憶部22には、プログラムデータや各種設定データ等のデータを制御部21から読み書き可能に記憶する。
画像読取部23は、CCD(Charge Coupled Device)により構成される光学系部材と、原稿送り装置と、を備えて構成されている。画像読取部23は、原稿送り装置によりプラテンガラス上に送られた原稿の画像を光学系部材で読み取り、読み取った画像から画像データを生成する。
画像処理部24は、アナログデジタル(A/D)変換処理を行う回路及びデジタル画像処理を行う回路等を備えて構成されている。
画像処理部24は、画像読取部23からのアナログ画像信号にA/D変換処理を施すことによりデジタル画像データ(RGB信号)を生成する。また、画像処理部24は、このデジタル画像データに、色変換処理、初期設定又はユーザー設定に応じた補正処理(シェーディング補正等)、及び圧縮処理等を施す。これらの処理が施されたデジタル画像データ(YMCK信号)に基づいて、画像形成部25が制御される。
画像形成部25は、画像処理部24から受け取った電気信号又は外部装置からネットワーク経由で受け取った印刷ジョブに基づいて、給紙トレイTR1、TR2や給紙装置10の給紙トレイTR3~TR5から供給された用紙上に画像を形成し、印刷物を作成する。画像形成部25は、帯電された感光体に形成される静電潜像が現像されてトナー像となり、中間転写ベルト上で各色のトナー像が重ね合わされてから用紙に転写される、いわゆる電子写真方式の画像形成部である。
操作表示部(報知部)26は、LCD(Liquid Crystal Display)又は有機ELディスプレイを備え、ディスプレイ上には、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルを備えて構成される。
操作表示部26は、制御部21から入力される表示制御信号に従って、各種設定画面、各種ボタン、各機能の動作状況等の表示を行う。操作表示部26は、画面上に表示されたボタンが手指やタッチペン等で押下された場合、押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置に対応付けられた操作信号を制御部21に出力する。なお、タッチパネルは感圧式に限らず、例えば静電式や光式等であってもよい。また、操作表示部26は、表示画面外に各種ハードキーを備え、ハードキーが押下された場合、押下されたキーに対応付けられた操作信号を制御部21に出力する。ユーザーは、操作表示部26を操作して、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定及び用紙設定等の画像形成に関する設定、用紙搬送指示、並びに、装置の起動、停止操作などを行うことができる。
温度検知部27は、画像形成装置本体20内に設けられた温度計(図示省略)により検知された装置内の温度を取得する。
湿度検知部28は、画像形成装置本体20内に設けられた湿度計(図示省略)により検知された装置内の湿度を取得する。
加湿・カール調整部29は、用紙に加湿する加湿機能と、用紙の変形(カール)を矯正し、用紙面を平面化するカール調整機能と、を有する。すなわち、加湿・カール調整部29は、本発明の加湿部及びカール調整部として機能する。
給紙トレイTR1、TR2は、画像形成部25に用紙を供給する。各給紙トレイTR1、TR2には、給紙トレイごとに予め定められた紙種やサイズの用紙が収納されている。
後処理装置30は、画像形成装置本体20から搬送された用紙を後処理して排紙する。後処理としては、例えばステイプル処理、パンチ穴開け処理、折り処理、製本処理等が挙げられる。後処理は必須ではなく、画像形成装置本体20から指示された場合のみ後処理を実行する。後処理装置30は、後処理を行わない場合、搬送された用紙をそのまま排紙する。
[2.動作の説明]
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部21は、自装置(画像形成装置1)の電源がオンにされたか否かを判定する(ステップS101)。
制御部21は、自装置の電源がオンにされたと判定した場合(ステップS101:YES)、次のステップS102へと移行する。
一方、制御部21は、自装置の電源がオンにされていないと判定した場合(ステップS101:NO)、自装置の電源がオンにされるまでステップS101の処理を繰り返す。
次に、制御部21は、給紙トレイ(画像形成装置本体20の給紙トレイTR1、TR2、給紙装置10の給紙トレイTR3~TR5)に用紙が格納されているか否かを判定する(ステップS102)。
制御部21は、給紙トレイに用紙が格納されていると判定した場合(ステップS102:YES)、次のステップS103へと移行する。
一方、制御部21は、給紙トレイに用紙が格納されていないと判定した場合(ステップS102:NO)、用紙を取り除く必要がないと判断し、処理を終了する。
次に、制御部21は、用紙取り除き警告(給紙トレイに格納されている用紙を取り除くようユーザーに促すための警告)を操作表示部26に表示させる(ステップS103)。
図4に、用紙取り除き警告を操作表示部26に表示させた様子の一例を示す。図4に示す例では、「給紙トレイ1(給紙トレイTR1)に積載された用紙を取り除いて下さい。」との文言(警告)が表示されており、ユーザーに警告内容を報知することができるようになっている。
[3.効果]
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置1は、電源起動時に、給紙トレイに用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部(操作表示部26)に報知させる制御部21を備える。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイに長時間放置された用紙が通紙されることを防止することができるので、通紙性能を十分に確保することができる。また、電源起動時に、放置された用紙を取り除くよう報知することができるので、通紙時に用紙の(最新の)状態を判断することが可能となり、通紙性能を適切に確保することができる。よって、通紙性能を十分にかつ適切に確保することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(変形例1)
図5に、画像形成装置1の動作の変形例(変形例1)を示す。なお、変形例1では、用紙取り除き警告の対象となる給紙トレイとして、給紙トレイ1(給紙トレイTR1)を例示して説明する。
まず、制御部21は、自装置の電源がオンにされたか否かを判定する(ステップS201)。
制御部21は、自装置の電源がオンにされたと判定した場合(ステップS201:YES)、次のステップS202へと移行する。
一方、制御部21は、自装置の電源がオンにされていないと判定した場合(ステップS201:NO)、自装置の電源がオンにされるまでステップS201の処理を繰り返す。
次に、制御部21は、給紙トレイ1に対し、用紙取り除き警告を操作表示部26に表示させる警告表示モードが設定されているか否かを判定する(ステップS202)。なお、各給紙トレイに対し、警告表示モードを設定するか否か(警告表示を行うか行わないか)は、ユーザーにより任意に選択することができる。
制御部21は、給紙トレイ1に警告表示モードが設定されていると判定した場合(ステップS202:YES)、次のステップS203へと移行する。
一方、制御部21は、給紙トレイ1に警告表示モードが設定されていないと判定した場合(ステップS202:NO)、給紙トレイ1から用紙を取り除く必要がないと判断し、処理を終了する。
次に、制御部21は、給紙トレイ1に用紙が格納されているか否かを判定する(ステップS203)。
制御部21は、給紙トレイ1に用紙が格納されていると判定した場合(ステップS203:YES)、次のステップS204へと移行する。
一方、制御部21は、給紙トレイ1に用紙が格納されていないと判定した場合(ステップS203:NO)、給紙トレイ1から用紙を取り除く必要がないと判断し、処理を終了する。
次に、制御部21は、警告表示条件(用紙取り除き警告を操作表示部26に表示させる条件)が成立したか否かを判定する(ステップS204)。
ここで、警告表示条件の一例は、電源オフ時間(電源がオフにされていた時間)が予め設定された第1基準時間T1以上であること(電源オフ時間≧T1)である。第1基準時間T1は、用紙に吸湿やカール等のダメージが生じる程度の時間のことであり、ユーザーにより任意に設定することができる。
また、警告表示条件の他の例は、給紙トレイ1に用紙を積載してからの経過時間が予め設定された第1基準時間T1以上であること(用紙の積載時間≧T1)である。
また、警告表示条件の他の例は、電源起動時の定着温度(定着センサー(図示省略)により検知された定着部(図示省略)の温度)が予め設定された基準温度F1以下であること(定着温度≦F1)である。基準温度F1は、用紙に吸湿やカール等のダメージが生じる程度の時間が経過したことが予想される温度のことであり、ユーザーにより任意に設定することができる。この基準温度F1は、上記の第1基準時間T1に代えて、用いることができる。
また、警告表示条件の他の例は、湿度が予め設定された第1基準湿度H1以上である時間の合計が、予め設定された第2基準時間T2以上であること(「(湿度≧H1)の合計時間」≧T2)である。第1基準湿度H1は、用紙に吸湿やカール等のダメージを生じさせるおそれのある湿度のことであり、ユーザーにより任意に設定することができる。第2基準時間T2は、用紙に吸湿やカール等のダメージが生じる程度の時間のことであり、ユーザーにより任意に設定することができる。
また、警告表示条件の他の例は、湿度が予め設定された第2基準湿度H2以下である時間の合計が、予め設定された第3基準時間T3以上であること(「(湿度≦H2)の合計時間」≧T3)である。第2基準湿度H2は、用紙に静電気やカール等のダメージを生じさせるおそれのある湿度のことであり、ユーザーにより任意に設定することができる。第3基準時間T3は、用紙に静電気やカール等のダメージが生じる程度の時間のことであり、ユーザーにより任意に設定することができる。
また、警告表示条件の他の例は、同一日の2回目以降の電源起動時(電源オン時)ではないことである。
また、警告表示条件の他の例は、サービスモード(設定の変更を行うためのモード)、ジャム、サービスコール(故障発生、部品交換等によりサービスマンを呼び出すこと)、エラー(通紙は可能であるが画像の調整不良の状態)等の状態で電源オフ及び電源オンされた場合ではないことである。
また、警告表示条件の他の例は、翌日継続ジョブ(翌日も継続するジョブ)ではないことである。
また、警告表示条件の他の例は、電源オフ及び電源オンの前後で用紙サイズが変わっていない(すなわち、用紙が入れ替えられていない)ことである。
なお、上記のように、警告表示モードを設定するか否か(操作表示部26による用紙取り除き警告の表示を行うか否か)、並びに、用紙取り除き警告の表示を行う場合の基準(閾値)となる基準時間T1~T3、基準湿度H1、H2及び基準温度F1は、ユーザーにより任意に設定することができる。
また、警告表示モードを設定するか否か、並びに、用紙取り除き警告の表示を行う場合の基準となる基準時間T1~T3、基準湿度H1、H2及び基準温度F1は、給紙トレイ(画像形成装置本体20の給紙トレイTR1、TR2、給紙装置10の給紙トレイTR3~TR5)ごとに任意に設定することができる。
ステップS204において、制御部21は、警告表示条件が成立したと判定した場合(ステップS204:YES)、次のステップS205へと移行する。
一方、制御部21は、警告表示条件が成立していないと判定した場合(ステップS204:NO)、給紙トレイ1から用紙を取り除く必要がないと判断し、処理を終了する。
次に、制御部21は、給紙トレイ1を対象とする用紙取り除き警告(給紙トレイ1に格納されている用紙を取り除くようユーザーに促すための警告)を操作表示部26に表示させる(ステップS205)。
次に、制御部21は、用紙取り除き警告の対象である給紙トレイ1のリフトアップを禁止する(ステップS206)。
以上のように、変形例1に係る画像形成装置1によれば、制御部21は、電源がオフにされていた時間が、予め設定された第1基準時間以上の場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる。
したがって、変形例1に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイに長時間放置された用紙が通紙されることを確実に防止することができるので、通紙性能を十分に確保することができる。また、給紙トレイに長時間放置されていない用紙を不必要に取り除くことがないので、用紙交換に掛かる手間を省略することができる。
また、変形例1に係る画像形成装置1によれば、制御部21は、給紙トレイに用紙を積載してからの経過時間が、予め設定された第1基準時間以上の場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる。
したがって、変形例1に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイに長時間放置された用紙が通紙されることを確実に防止することができるので、通紙性能を十分に確保することができる。また、給紙トレイに長時間放置されていない用紙を不必要に取り除くことがないので、用紙交換に掛かる手間を省略することができる。
また、変形例1に係る画像形成装置1によれば、制御部21は、電源起動時の定着温度が、予め設定された基準温度以下の場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる。
したがって、変形例1に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイに長時間放置された用紙が通紙されることを確実に防止することができるので、通紙性能を十分に確保することができる。また、給紙トレイに長時間放置されていない用紙を不必要に取り除くことがないので、用紙交換に掛かる手間を省略することができる。
また、変形例1に係る画像形成装置1によれば、制御部21は、湿度が予め設定された第1基準湿度以上である時間の合計が、予め設定された第2基準時間以上の場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる。
したがって、変形例1に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイに高湿環境で長時間放置されて吸湿した用紙が通紙されることを確実に防止することができるので、通紙性能を十分に確保することができる。
また、変形例1に係る画像形成装置1によれば、制御部21は、湿度が予め設定された第2基準湿度以下である時間の合計が、予め設定された第3基準時間以上の場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる。
したがって、変形例1に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイに低湿環境で長時間放置されて静電気やカールが発生した用紙が通紙されることを確実に防止することができるので、通紙性能を十分に確保することができる。
また、変形例1に係る画像形成装置1によれば、制御部21は、同一日の2回目以降の電源起動時には、報知部による用紙取り除き警告の報知を行わせない。
したがって、変形例1に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイに長時間放置されていない用紙を不必要に取り除くことがないので、用紙交換に掛かる手間を省略することができる。
また、変形例1に係る画像形成装置1によれば、制御部21は、サービスモード、ジャム、サービスコール又はエラーの状態で電源オフ及び電源オンされた場合には、報知部による用紙取り除き警告の報知を行わせない。
したがって、変形例1に係る画像形成装置1によれば、通紙が行われない状態のときに用紙を不必要に取り除くことがないので、用紙交換に掛かる手間を省略することができる。
また、変形例1に係る画像形成装置1によれば、制御部21は、翌日継続ジョブの場合には、報知部による用紙取り除き警告の報知を行わせない。
したがって、変形例1に係る画像形成装置1によれば、翌日まで継続するジョブの場合に用紙を入れ替えることにより生じる不都合を回避することができるので、翌日継続ジョブの生産性を落とすことなく、通紙性能を確保することができる。
また、変形例1に係る画像形成装置1によれば、制御部21は、電源オフ及び電源オンの前後で用紙サイズが変わっていた場合には、報知部による用紙取り除き警告の報知を行わせない。
したがって、変形例1に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイに長時間放置されていない用紙を不必要に取り除くことがないので、用紙交換に掛かる手間を省略することができる。
また、変形例1に係る画像形成装置1によれば、報知部による用紙取り除き警告の報知を行うか否か、並びに、用紙取り除き警告の報知を行う場合の基準となる基準時間、基準湿度及び基準温度は、ユーザーにより設定可能である。
したがって、変形例1に係る画像形成装置1によれば、ユーザーの事情に応じて基準を設定することができるので、通紙性能と印刷作業の生産性とをバランスよく両立させることができる。
また、変形例1に係る画像形成装置1によれば、報知部による用紙取り除き警告の報知を行うか否か、並びに、用紙取り除き警告の報知を行う場合の基準となる基準時間、基準湿度及び基準温度は、給紙トレイごとに設定可能である。
したがって、変形例1に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイごとに基準を設定することができるので、用紙の種類やサイズを考慮して適切な基準を設定することが可能となり、通紙性能をより適切に確保することができる。
また、変形例1に係る画像形成装置1によれば、制御部21は、報知部による用紙取り除き警告の報知を行う場合、用紙取り除き警告の対象である給紙トレイのリフトアップを禁止する。
したがって、変形例1に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイを不必要にリフトアップさせることがなくなるので、リフトアップに掛かる時間や電力消費を低減することができる。
(変形例2)
図6に、画像形成装置1の動作の変形例(変形例2)を示す。なお、変形例2では、用紙取り除き警告の対象となる給紙トレイとして、給紙トレイ1(給紙トレイTR1)を例示して説明する。
まず、ステップS301~ステップS303の処理は、図5のステップS201~ステップS203の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、制御部21は、湿度が第2基準湿度H2以下である時間の合計が、第3基準時間T3以上(「(湿度≦H2)の合計時間」≧T3)であるか否かを判定する(ステップS304)。
制御部21は、湿度が第2基準湿度H2以下である時間の合計が、第3基準時間T3以上であると判定した場合(ステップS304:YES)、次のステップS305へと移行する。
一方、制御部21は、湿度が第2基準湿度H2以下である時間の合計が、第3基準時間T3以上でないと判定した場合(ステップS304:NO)、給紙トレイ1から用紙を取り除く必要がないと判断し、処理を終了する。
次に、制御部21は、加湿設定/カール調整報知画面(加湿・カール調整部29による加湿に係る設定機能及びカール調整に係る設定機能をユーザーに報知するための画面)を操作表示部26に表示させる(ステップS305)。
図7に、加湿設定/カール調整報知画面を操作表示部26に表示させた様子の一例を示す。また、図8に、加湿設定/カール調整画面(ユーザーが実際に加湿設定及びカール調整を行う画面)を操作表示部26に表示させた様子の一例を示す。図7に示す例では、「給紙トレイ1(給紙トレイTR1)に積載された用紙に加湿及びカール調整を実施して下さい。」との文言が表示されており、ユーザーに加湿設定/カール調整機能を報知することができるようになっている。
以上のように、変形例2に係る画像形成装置1は、用紙に加湿する加湿部(加湿・カール調整部29)を備える。また、制御部21は、加湿部による加湿に係る設定機能をユーザーに報知するための画面を報知部に報知させる。
したがって、変形例2に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイに低湿環境で長時間放置された用紙に対して、加湿設定を手動で実施させることができるので、静電気やカールが発生した用紙が通紙されることを防止することが可能となり、通紙性能を十分に確保することができる。
また、変形例2に係る画像形成装置1は、用紙のカールを調整するカール調整部(加湿・カール調整部29)を備える。また、制御部21は、カール調整部によるカール調整に係る設定機能をユーザーに報知するための画面を報知部に報知させる。
したがって、変形例2に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイに低湿環境で長時間放置された用紙に対して、カール調整を手動で実施させることができるので、静電気やカールが発生した用紙が通紙されることを防止することが可能となり、通紙性能を十分に確保することができる。
(変形例3)
図9に、画像形成装置1の動作の変形例(変形例3)を示す。なお、変形例3では、用紙取り除き警告の対象となる給紙トレイとして、給紙トレイ1(給紙トレイTR1)を例示して説明する。
まず、ステップS401~ステップS404の処理は、図6のステップS301~ステップS304の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、制御部21は、加湿設定(加湿・カール調整部29による加湿に係る設定)を自動設定する(ステップS405)。なお、加湿設定に限らず、加湿・カール調整部29によるカール調整に係る設定を自動設定するようにしてもよい。
以上のように、変形例3に係る画像形成装置1は、用紙に加湿する加湿部(加湿・カール調整部29)を備える。また、制御部21は、加湿部による加湿に係る設定を自動設定する。
したがって、変形例3に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイに低湿環境で長時間放置された用紙に対して、加湿設定を自動で実施させることができるので、静電気やカールが発生した用紙が通紙されることを防止することが可能となり、通紙性能を十分に確保することができる。
また、変形例3に係る画像形成装置1によれば、用紙のカールを調整するカール調整部(加湿・カール調整部29)を備える。また、制御部21は、カール調整部によるカール調整に係る設定を自動設定する。
したがって、変形例3に係る画像形成装置1によれば、給紙トレイに低湿環境で長時間放置された用紙に対して、カール調整を自動で実施させることができるので、静電気やカールが発生した用紙が通紙されることを防止することが可能となり、通紙性能を十分に確保することができる。
(その他の変形例)
また、上記実施形態では、本発明の報知部として、操作表示部26を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、音声を出力可能なスピーカー等を備えるようにし、各種画面(用紙取り除き警告(図4参照)、加湿設定/カール調整報知画面(図7参照)、加湿設定/カール調整画面(図8参照)等)を操作表示部26に表示させる代わりに、スピーカーから音声出力させるようにしてもよい。或いは、操作表示部26に表示させると同時に、スピーカーから音声出力させるようにしてもよい。
また、警告表示モードを設定するか否か、並びに、用紙取り除き警告の表示を行う場合の基準となる基準時間T1~T3、基準湿度H1、H2及び基準温度F1は、用紙種類ごとに任意に設定できるようにしてもよい。
その他、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
10 給紙装置
TR3~TR5 給紙トレイ
20 画像形成装置本体
21 制御部
22 記憶部
23 画像読取部
24 画像処理部
25 画像形成部
26 操作表示部(報知部)
27 温度検知部
28 湿度検知部
29 加湿・カール調整部(加湿部、カール調整部)
TR1、TR2 給紙トレイ
30 後処理装置

Claims (17)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え
    前記制御部は、電源起動時の定着温度が、予め設定された基準温度以下の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え、
    前記制御部は、湿度が予め設定された第1基準湿度以上である時間の合計が、予め設定された第2基準時間以上の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え、
    前記制御部は、湿度が予め設定された第2基準湿度以下である時間の合計が、予め設定された第3基準時間以上の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え、
    前記制御部は、同一日の2回目以降の電源起動時には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする画像形成装置。
  5. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え、
    前記制御部は、サービスモード、ジャム、サービスコール又はエラーの状態で電源オフ及び電源オンされた場合には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする画像形成装置。
  6. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え、
    前記制御部は、翌日継続ジョブの場合には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする画像形成装置。
  7. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御部を備え、
    前記制御部は、電源オフ及び電源オンの前後で用紙サイズが変わっていた場合には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記制御部は、電源がオフにされていた時間が、予め設定された第1基準時間以上の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記給紙トレイに前記用紙を積載してからの経過時間が、予め設定された第1基準時間以上の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行う場合、前記用紙取り除き警告の対象である前記給紙トレイのリフトアップを禁止することを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
    前記制御工程は、電源起動時の定着温度が、予め設定された基準温度以下の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする警告報知方法。
  12. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
    前記制御工程は、湿度が予め設定された第1基準湿度以上である時間の合計が、予め設定された第2基準時間以上の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする警告報知方法。
  13. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
    前記制御工程は、湿度が予め設定された第2基準湿度以下である時間の合計が、予め設定された第3基準時間以上の場合に、前記用紙取り除き警告を前記報知部に報知させることを特徴とする警告報知方法。
  14. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
    前記制御工程は、同一日の2回目以降の電源起動時には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする警告報知方法。
  15. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
    前記制御工程は、サービスモード、ジャム、サービスコール又はエラーの状態で電源オフ及び電源オンされた場合には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする警告報知方法。
  16. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
    前記制御工程は、翌日継続ジョブの場合には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする警告報知方法。
  17. 用紙に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置の警告報知方法において、
    電源起動時に、給紙トレイに前記用紙が格納されている場合に、用紙取り除き警告を報知部に報知させる制御工程を含み、
    前記制御工程は、電源オフ及び電源オンの前後で用紙サイズが変わっていた場合には、前記報知部による前記用紙取り除き警告の報知を行わせないことを特徴とする警告報知方法。
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