JP7189820B2 - 固定具及びクランプ - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、コネクタやワイヤーハーネスなどの被固定部品を車体パネルなどにおける所定の取付箇所に取付けて固定する固定具及びクランプに関する。
従来より、例えば、車体パネルにワイヤーハーネスやワイヤーハーネスの端部に備えたコネクタを固定する固定具が多数提案されている。例えば、特許文献1には、コネクタを車体パネルに固定するクリップ(固定具)が提案されている。
特許文献1に記載のクリップは、車体パネルの取付孔に係着する係止脚部と、コネクタを挿脱自在に保持する取付板部とを備え、係止脚部を車体パネルの取付孔に挿入するとともに、取付板部にコネクタを挿着することで、コネクタを車体パネルに固定するものである。
具体的には、車体パネルの取付孔に係止する一対の弾性羽根と、弾性羽根とともに車体パネルを挟み込む一対の弾性押圧板が係止脚部に設けられ、係止脚部を車体パネルの取付孔に挿入することで、一対の弾性羽根と一対の弾性押圧板とで車体パネルを挟み込んで固定できるとされている。
しかしながら、ワイヤーハーネスの配索経路と取付孔との位置関係、周辺の機器配置、あるいはワイヤーハーネスが固定された他の箇所の稼動などの様々な要因によって、固定具に装着したコネクタ自体やワイヤーハーネスを介して外力が作用することがあった。このように、コネクタに外力が作用すると、取付状態の固定具が傾いたり、傾きが大きくなって係止脚部が取付孔から抜け出て、取付状態が意図せず解消されるおそれがあった。
特開2004-76859号公報
この発明は、上述した問題を鑑み、外力が作用しても安定した取付状態を維持できる固定具及びクランプを提供することを目的とする。
この発明は、被固定部品を取付箇所に取付けて固定するための固定具であって、前記取付箇所に設けられた取付孔に挿入して固定する挿入固定部と、前記被固定部品を装着する装着部とを有し、前記挿入固定部に、前記取付孔に挿入される支柱部と、前記支柱部に対して先端側で接続されるとともに傾斜し、前記支柱部とともに前記取付孔に挿入されて前記取付孔に係止する、弾性変形可能な一対の腕部と、前記取付孔に挿入された前記腕部とともに、前記取付孔の周囲を挟み込む挟み込み部と、前記挟み込み部より前記装着部側に配置され、少なくとも外力が作用することで前記取付箇所に当接して、前記取付箇所に対する取付状態を保護する当接保護部と、前記当接保護部を支える支え部と、前記支え部と前記当接保護部とを連結する連結リブとが備えられたことを特徴とする。
上記当接保護部は、前記挿入固定部に設けられてもよいし、前記装着部に設けられてもよい。さらには、前記装着部と前記挿入固定部の間に前記当接保護部が設けられる部分があってもよい。
この発明により、前記挿入固定部を前記取付孔に挿入して固定する取付状態において外力が作用しても取付状態を安定して維持することができる。
詳述すると、前記挿入固定部に、前記取付孔に挿入される前記支柱部と、前記支柱部に対して先端側で接続されるとともに傾斜し、前記支柱部とともに前記取付孔に挿入されて前記取付孔に係止する、弾性変形可能な一対の前記腕部と、前記取付孔に挿入された前記腕部とともに、前記取付孔の周囲を挟み込む前記挟み込み部と、前記挟み込み部より前記装着部側に配置され、少なくとも外力が作用することで前記取付箇所に当接して、前記取付箇所に対する取付状態を保護する前記当接保護部とが備えられているため、前記装着部に装着されたコネクタやワイヤーハーネスなどの前記被固定部品に外力が作用しても、前記当接保護部が前記取付箇所に当接して、前記挿入固定部を前記取付孔に挿入して固定する、前記取付箇所に対する取付状態を保護することができ、取付状態を安定して維持することができる。
また、前記当接保護部を支える支え部と、前記支え部と前記当接保護部とを連結する連結リブとが備えられているため、大きな外力に対しても取付状態を安定させることができる。
詳述すると、大きな外力が作用すると前記当接保護部が変形して取付状態の安定性が低下するが、前記連結リブを介して前記支え部で前記当接保護部を支えることができるため、つまり、大きな外力を、前記連結リブを介して前記支え部に伝達でき、前記当接保護部の変形を抑制して、取付状態を安定させることができる。
またこの発明の態様として、前記当接保護部に、前記連結リブが連結されず、外側に突出する突出部が設けられてもよい。
この発明により、前記連結リブで連結することで前記当接保護部の剛性は向上するものの、前記取付孔の周囲に当接する際の前記当接保護部の変形追従性は低下するが、外側に突出し、前記連結リブが連結されない前記突出部が設けられることで、前記当接保護部の剛性向上と、前記取付孔の周囲に当接する際の前記当接保護部の変形追従性とを両立させ、前記当接保護部を安定して前記取付孔の周囲に当接させることができる。
この発明の態様として、前記当接保護部が、軸方向から視て前記支柱部を挟んで対向するように一対構成されてもよい。
この発明により、取付状態をより安定させることができる。
詳述すると、一対構成された前記当接保護部が前記支柱部を挟む対向方向の成分を含むいずれの方向の外力が作用しても、前記当接保護部が前記取付箇所に当接して、前記挿入固定部を前記取付孔に挿入して固定する取付状態をより安定させることができる。
またこの発明の態様として、前記当接保護部は、前記支柱部に対して一対構成された前記腕部の配置方向と同方向に配置されてもよい。
この発明により、一対構成された前記腕部の前記取付孔に対する係止力と、外力の作用による前記取付箇所に対する前記当接保護部の当接とが協働して、取付状態をさらに安定させることができる。
またこの発明の態様として、前記当接保護部は、前記支柱部の軸方向に対して傾斜する傾斜部と、前記傾斜部の先端側に配置され、取付状態において、前記取付孔の周囲の前記取付箇所と対向する対向部とが設けられてもよい。
この発明により、外力の作用によって前記当接保護部の対向部が前記取付箇所と当接するため、前記支柱部の軸方向に傾斜する前記傾斜部が前記取付箇所と当接する場合に比べて、当接角度が緩やかになり、安定して当接させることができる。そのため、前記固定具の前記取付箇所に対する取付状態をより安定させることができる。
またこの発明の態様として、前記傾斜部と前記対向部とで、前記支柱部の軸方向の先端側に向かって突出する断面く字状に形成されてもよい。
この発明により、前記傾斜部に対して断面く字状を形成する前記対向部は、外力の作用によって前記取付箇所と当接する際の当接面積が拡大し、より安定して当接させることができる。
上記断面く字状は、前記傾斜部と前記対向部とが前記支柱部の軸方向の先端側に向かって突出する鈍角な交差方向で一体化された状態であり、へ字状であってもよく、屈曲状であってもカーブ状であってもよい。
またこの発明の態様として、前記当接保護部と前記挟み込み部とが、前記支柱部の軸方向の間隔を設けて配置されてもよい。
上述の前記当接保護部と前記挟み込み部とが、前記支柱部の軸方向の間隔を設けて配置とは、取付前の状態で前記当接保護部と前記挟み込み部との間に軸方向の間隔があれば、取付状態で当接していてもよい。
この発明により、前記当接保護部を設けたことによる挿入固定部の挿入力を増大させることなく、取付状態を安定させることができる。
詳述すると、前記挿入固定部を前記取付孔に挿入して一対の前記腕部と前記挟み込み部とで前記取付孔の周囲を挟み込んで固定する際に、前記当接保護部と前記挟み込み部とが軸方向に当接していると、前記挿入固定部を前記取付孔に挿入する際の挿入力が増大するが、前記当接保護部と前記挟み込み部との間に軸方向の間隔が設けられているため、前記挿入固定部を前記取付孔に挿入する挿入力が増大することなく、前記挿入固定部を前記取付孔に挿入して固定する取付状態をより安定させることができる。
またこの発明の態様として、前記当接保護部は、前記支柱部の軸方向からみて、前記挟み込み部の外縁より外側まで延設されてもよい。
この発明により、外力の作用によって前記当接保護部を前記取付孔の周囲に確実に当接させて、取付状態を確実に安定させることができる。
詳述すると、取付状態において、取付孔の周囲と前記当接保護部の間に前記挟み込み部が配置されることとなるが、前記当接保護部は、前記支柱部の軸方向からみて、前記挟み込み部の外縁より外側まで延設されているため、前記挟み込み部を介在させることなく、前記当接保護部を前記取付孔の周囲に直接当接させて、取付状態を確実に安定させることができる。
またこの発明は、上述の固定具で構成され、前記被固定部品がコネクタであるとともに、前記取付箇所が車体パネルであり、前記コネクタを前記車体パネルに固定するクランプであることを特徴とする。
この発明により、車体パネルに設けた取付孔に挿入固定部を挿入してコネクタを安定して取付することができる。
この発明により、外力が作用しても安定した取付状態を維持できる固定具及びクランプを提供することができる。
コネクタクランプの説明図。 コネクタクランプの説明図。 コネクタクランプを取付箇所に取付ける前の状態の説明図。 コネクタクランプを取付箇所に取付けた状態の説明図。 コネクタクランプを取付箇所に取付けた状態の説明図。 コネクタクランプに外力が作用した状態の説明図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1(a)はコネクタクランプ1の正面、平面及び右側面を示す斜視図であり、図1(b)はコネクタクランプ1の背面、底面及び左側面を示す斜視図である。
図2(a)はコネクタクランプ1の正面図、図2(b)はコネクタクランプ1の右側面図、図2(c)はコネクタクランプ1の平面図、図2(d)は図2(a)におけるA-A矢視断面図、図2(e)は図2(a)におけるB-B矢視断面図を示している。
図3(a)はコネクタクランプ1を取付箇所Xに取付ける前の状態の斜視図を示し、図3(b)は図3(a)におけるA-A矢視断面図を示している。また、図4(a)はコネクタクランプ1を取付箇所Xに取付けた状態の右側面図を示し、図4(b)はコネクタクランプ1を取付箇所Xに取付けた状態の縦断面図を示し、図5(a)はコネクタクランプ1を取付箇所Xに取付けた状態の斜視図を示し、図5(b)は取付箇所Xに取付けたコネクタクランプ1にコネクタ100を装着した状態の斜視図を示している。
図6(a)は取付箇所Xに取付けたコネクタクランプ1に対して奥行き方向Dの手前側方向Dfに向かう外力F1が作用した状態の右側面図を示し、図6(b)は取付箇所Xに取付けたコネクタクランプ1に対して奥行き方向Dの奥側方向Dbに向かう外力F2が作用した状態の右側面図を示している。
なお、図2(a)における左右方向をコネクタクランプ1の幅方向Wとし、図2(b)における左右方向をコネクタクランプ1の奥行き方向Dとし、左側を奥行き方向Dの手前側方向Dfとし、右側を奥行き方向Dの奥側方向Dbとしている。また、図2(a)及び図2(b)における上下方向をコネクタクランプ1の高さ方向Hとし、上方を挿入側Hiとし、下方を装着側Haとしている。
図1及び図2に示すコネクタクランプ1は、取付箇所Xに設けられた取付孔Xaに挿入して固定する挿入固定部20と、被固定部品であるコネクタ100を装着する装着部10とで構成し、コネクタ100を取付箇所Xに取付けて固定するための固定具である。
コネクタクランプ1は、樹脂製であり、略直方体状の装着部10と、装着部10における高さ方向Hの挿入側Hiに設けた挿入固定部20とが一体構成されている。
装着部10は、幅方向Wの長さより高さ方向Hの長さが長く、幅方向Wの長さより奥行き方向Dの長さが短い略直方体であり、装着部10における正面側側面11、背面側側面12及び底面13には、コネクタ100を取付けるための取付け機構(図示省略)が設けられている。
装着部10の上面14には、挿入固定部20を取付ける取付け台座部15が設けられている。取付け台座部15は、幅方向Wの一方から他方に傾斜する正面視略台形状である。なお、本実施形態では正面視左側に傾斜している。
このように構成された取付け台座部15の上部に設けられた挿入固定部20は、高さ方向Hに延びる支柱21、支柱21の挿入側Hiの先端から装着側Haに延びる一対構成されたアーム部22、支柱21の根元に設けられた皿部23、及び皿部23より装着側Haに設けられた当接保護部24が備えられている。
支柱21は、奥行き方向Dに所定の厚みを有するとともに、高さ方向Hの半分程度より挿入側Hiの幅方向Wの長さが徐々に狭くなる先細り状の正面視形状で形成され、支柱21の装着側Haの基端部には、少なくとも奥行き方向Dに拡がる拡大部211を設けている。
なお、支柱21の幅方向Wの中央と、装着部10の幅方向Wの中央とは一致している。また、支柱21の幅方向W及び奥行き方向Dの中央を通る高さ方向Hが軸方向となる。
アーム部22は、支柱21の挿入側Hiの先端から、装着側Haに向かって奥行き方向Dに徐々に拡がるように傾斜しており、支柱21に対して奥行き方向Dの手前側方向Dfと奥側方向Dbとの両側に対向する向きで配置されて一対構成している。
このように一対構成されたアーム部22の装着側Haの先端には、取付孔Xaの周縁部に係止する係止凹部221を設けている。
また、アーム部22は、幅方向Wにおいて、支柱21より1/3程度の長さで形成され、高さ方向Hにおいて、アーム部22の装着側Haの端部が支柱21の拡大部211に届く長さで形成している。
このように構成されたアーム部22は、上述したように樹脂製であるため、外力によって、支柱21の挿入側Hiの端部を支点として、係止凹部221が設けられた装着側Haの端部が奥行き方向Dにおいて支柱21に近づく方向に変形し、当該変形によって、アーム部22は支柱21から離れる方向の弾性力が作用する。
皿部23は、取付け台座部15の挿入側Hiの端面に設けられ、支柱21の拡大部211より、奥行き方向D及び幅方向Wにおいて挿入側Hiに傾斜するように拡がり、図2(c)に示すように、幅方向Wに長い平面視小判型に形成されている。
なお、奥行き方向D及び幅方向Wにおいて、挿入側Hiに傾斜するように拡がる皿部23の挿入側Hiの端部は、アーム部22の装着側Haの端部より挿入側Hiとなる位置まで拡がっている。
当接保護部24は、取付け台座部15の挿入側Hiの端面より装着側Haの側面から奥行き方向D且つ挿入側Hiに延伸されてり、一対構成されたアーム部22と同様に、支柱21に対して奥行き方向Dの両側に設けられている。
詳述すると、当接保護部24は、取付け台座部15の挿入側Hiの端面より装着側Haの側面に対して垂直方向に植設され、奥行き方向Dかつ挿入側Hiに向かって湾曲する装着側Haに凸な傾斜部241と、傾斜部241の先端側に配置され、奥行き方向D且つわずかに挿入側Hiに向かって湾曲する挿入側Hiに凸な対向部242とで構成されている。
このように構成された当接保護部24において、傾斜部241は対向部242より高さ方向Hの傾斜がきつくなり、鈍角に交差する傾斜部241と対向部242とで構成された当接保護部24は、側面視挿入側Hiに凸な略く字状に形成されている。
なお、当接保護部24において、支柱21の軸方向(高さ方向H)に対して直交する平面に対して30度以下の部分を対向部242とし、上記平面に対して30度より大きな角度の部分を傾斜部241としている。
また、傾斜部241が取付け台座部15の挿入側Hiの端面より装着側Haの側面から植設された当接保護部24は、皿部23に対して、軸方向、すなわち高さ方向Hにおいて所定間隔を隔てて設けられている。
当接保護部24における傾斜部241は奥行き方向Dにおいて皿部23と同程度の長さに形成されており、傾斜部241の先端から外側に延伸された対向部242は、図2(c)に示すように、平面視において皿部23より奥行き方向Dの外側まで延びている。
また、支柱21、アーム部22及び当接保護部24は、幅方向Wにおける各中心位置は一致しており、当接保護部24は、支柱21及びアーム部22よりも幅方向Wの長さを長く形成している。
このように支柱21より幅方向Wの長さを長く形成した当接保護部24の幅方向Wの中心位置において、当接保護部24の装着側Haと装着部10の上面14とを連結する連結リブ16を設けている。なお、幅方向Wにおいて、連結リブ16は、支柱21及びアーム部22の中心位置に配置されている。
連結リブ16は、装着部10の正面側側面11及び背面側側面12と面一であり、装着部10の上面14、取付け台座部15の側面及び当接保護部24における傾斜部241の装着側Haの面に亘って設けられ、幅方向Wの所定の厚みを有している。
このように構成された連結リブ16の幅方向Wの両側には、上面14と当接保護部24との間に空間17が形成される。
また、当接保護部24における傾斜部241の装着側Haの面に連結リブ16が設けられているため、対向部242は連結リブ16より奥行き方向Dの外側に延出されている。
続いて、コネクタ100を取付箇所Xに取付けて固定する方法について図3乃至図5とともに説明する。
なお、図3乃至図5において、図1及び図2において図示するコネクタクランプ1の高さ方向Hを上下逆向きで図示している。そのため、図3乃至図5における上方が装着側Haとなり、下方が挿入側Hiとなる。
コネクタ100を取付箇所Xに取付けて固定するためには、まずコネクタクランプ1を取付箇所Xに取付ける。なお、取付箇所Xは車体パネルなどの板状部分に設けた取付孔Xaに挿入固定部20を挿入して取付け、固定する。取付孔Xaは、幅方向Wが支柱21の長さに応じた長さの長軸、かつ奥行き方向Dが挿入前のアーム部22の長さより短い短軸で形成された平面視小判型の貫通孔である。
このような取付孔Xaに対して、図3で示すように、向きを合わせたコネクタクランプ1の挿入固定部20を装着側Haから挿入する。
取付孔Xaに挿入固定部20を挿入すると、取付孔Xaの奥行き方向Dの長さ、つまり短軸方向の長さがアーム部22より短いため、支柱21とともに取付孔Xaに挿入されたアーム部22は、取付孔Xaを通過する際に支柱21に向かって押し付けられ、つまり一対構成されたアーム部22の奥行き方向Dの間隔が縮また状態で取付箇所Xの挿入側Hiに貫通する。そして、係止凹部221が取付孔Xaの位置まで挿入されると、図4(b)に示すように、弾性力によって奥行き方向Dに拡がり、係止凹部221が取付孔Xaの周縁部に係止することとなる。
このとき、皿部23は、取付箇所Xの装着側Haの面によって装着側Haに押付けられており、皿部23とアーム部22とで取付箇所Xを高さ方向Hの両側から挟み込む態様となる。
なお、この取付状態では、皿部23に対して、軸方向、すなわち高さ方向Hにおいて所定間隔を隔てて設けられた当接保護部24は、取付箇所Xの装着側Haの面とは当接していない。
図5(a)に示すように、取付箇所Xに対して取付けられたコネクタクランプ1に対して、装着部10における正面側側面11、背面側側面12及び底面13に設けた取付け機構(図示省略)を用いてコネクタ100を装着することで、図5(b)において破線で示すコネクタ100を、コネクタクランプ1を介して取付箇所Xに取付けて固定することができる。
この状態でも、上述したように、皿部23に対して、軸方向、すなわち高さ方向Hにおいて所定間隔を隔てて設けられた当接保護部24は、取付箇所Xの装着側Haの面とは当接していない。
そして、上述したような取付け状態において、コネクタ100に接続されたワイヤーハーネス101の配索経路と取付孔Xaとの位置関係、取付箇所Xの周辺の機器配置、あるいはワイヤーハーネス101が固定された他の箇所の稼動などの様々な要因によって、コネクタクランプ1に装着したコネクタ100自体やワイヤーハーネス101を介してコネクタ100に外力が作用すると、図6に示すように、取付箇所Xに対してコネクタクランプ1が傾くこととなる。なお、図6ではコネクタ100の図示を省略している。
具体的には、図6(a)に示すように、取付箇所Xに取付けたコネクタクランプ1に対して奥側方向Dbから手前側方向Dfに向かう外力F1が作用すると、コネクタクランプ1が手前側方向Dfに傾斜することとなる。
このような手前側方向Dfへのコネクタクランプ1の傾斜によって、取付状態において取付箇所Xの装着側Haの面とは当接していなかった手前側方向Dfの当接保護部24の対向部242が、図6(a)のa部拡大図に示すように、取付箇所Xの装着側Haの面と当接して保護するため、これ以上コネクタクランプ1が傾くことを防止することができる。
逆に、図6(b)に示すように、取付箇所Xに取付けたコネクタクランプ1に対して手前側方向Dfから奥側方向Dbに向かう外力F2が作用すると、コネクタクランプ1が奥側方向Dbに傾斜することとなる。
このような奥側方向Dbへのコネクタクランプ1の傾斜によって、取付状態において取付箇所Xの装着側Haの面とは当接していなかった奥側方向Dbの当接保護部24の対向部242が、図6(b)のb部拡大図に示すように、取付箇所Xの装着側Haの面と当接して保護するため、これ以上コネクタクランプ1が傾くことを防止することができる。
上述のように、コネクタ100を取付箇所Xに取付けて固定するためのコネクタクランプ1は、取付箇所Xに設けられた取付孔Xaに挿入して固定する挿入固定部20と、コネクタ100を装着する装着部10とを有し、挿入固定部20に、取付孔Xaに挿入される支柱21と、支柱21に対して先端側で接続されるとともに傾斜し、支柱21とともに取付孔Xaに挿入されて取付孔Xaに係止する、弾性変形可能な一対のアーム部22と、取付孔Xaに挿入されたアーム部22とともに、取付孔Xaの周囲の取付箇所Xを挟み込む皿部23と、皿部23より装着側Haに配置され、少なくとも外力が作用することで取付箇所Xに当接して、取付箇所Xに対する取付状態を保護する当接保護部24とが備えられているため、挿入固定部20を取付孔Xaに挿入して固定する取付状態において外力が作用しても取付状態を安定して維持することができる。
詳述すると、挿入固定部20に、取付孔Xaに挿入される支柱21と、支柱21に対して先端側で接続されるとともに傾斜し、支柱21とともに取付孔Xaに挿入されて取付孔Xaに係止する、弾性変形可能な一対のアーム部22と、取付孔Xaに挿入されたアーム部22とともに、取付孔Xaの周囲の取付箇所Xを挟み込む皿部23と、皿部23より装着側Haに配置され、少なくとも外力が作用することで取付箇所Xに当接して、取付箇所Xに対する取付状態を保護する当接保護部24とが備えられているため、装着部10に装着されたコネクタ100やコネクタ100が接続されたワイヤーハーネス101などに外力が作用しても、当接保護部24が取付箇所Xに当接して、挿入固定部20を取付孔Xaに挿入して固定する、取付箇所Xに対する取付状態を保護することができ、取付状態を安定して維持することができる。
また、当接保護部24が、軸方向(高さ方向H)から視て支柱21を挟んで対向するように一対構成されているため、取付状態をより安定させることができる。
詳述すると、一対構成された当接保護部24が支柱21を挟む対向方向の成分を含むいずれの方向の外力が作用しても、当接保護部24が取付箇所Xに当接して、挿入固定部20を取付孔Xaに挿入して固定する取付状態をより安定させることができる。
また、当接保護部24は、支柱21に対して一対構成されたアーム部22の配置方向(奥行き方向D)と同方向に配置されているため、一対構成されたアーム部22の取付孔Xaに対する係止力と、外力の作用による取付箇所Xに対する当接保護部24の当接とが協働して、取付状態をさらに安定させることができる。
また、当接保護部24は、支柱21の軸方向(高さ方向H)に対して傾斜する傾斜部241と、傾斜部241の先端側に配置され、取付状態において、取付孔Xaの周囲の取付箇所Xと対向する対向部242とが設けられているため、外力の作用によって当接保護部24の対向部242が取付箇所Xと当接するため、支柱21の軸方向(高さ方向H)に傾斜する傾斜部241が取付箇所Xと当接する場合に比べて、当接角度が緩やかになり、安定して当接させることができる。そのため、コネクタクランプ1の取付箇所Xに対する取付状態をより安定させることができる。
また、傾斜部241と対向部242とで、支柱21の軸方向(高さ方向H)の先端側に向かって突出する断面く字状に形成されているため、傾斜部241に対して断面く字状を形成する対向部242は、外力の作用によって取付箇所Xと当接する際の当接面積が拡大し、より安定して当接させることができる。
また、当接保護部24と皿部23とが、支柱21の軸方向(高さ方向H)の間隔を設けて配置されているため、当接保護部24を設けたことによる挿入固定部20の挿入力を増大させることなく、取付状態を安定させることができる。
詳述すると、挿入固定部20を取付孔Xaに挿入して一対のアーム部22と皿部23とで取付孔Xaの周囲の取付箇所Xを挟み込んで固定する際に、当接保護部24と皿部23とが軸方向(高さ方向H)において当接していると、挿入固定部20を取付孔Xaに挿入する際の挿入力が増大するが、当接保護部24と皿部23との間に軸方向(高さ方向H)の間隔が設けられているため、挿入固定部20を取付孔Xaに挿入する挿入力が増大することなく、挿入固定部20を取付孔Xaに挿入して固定する取付状態をより安定させることができる。
また、当接保護部24は、支柱21の軸方向(高さ方向H)からみて、皿部23の外縁より奥行き方向Dの外側まで延設されているため、外力の作用によって当接保護部24を取付孔Xaの周囲の取付箇所Xに確実に当接させて、取付状態を確実に安定させることができる。
詳述すると、取付状態において、取付孔Xaの周囲の取付箇所Xと当接保護部24の間に皿部23が配置されることとなるが、当接保護部24は、支柱21の軸方向(高さ方向H)からみて、皿部23の外縁より奥行き方向Dの外側まで延設されているため、皿部23を介在させることなく、当接保護部24を取付孔Xaの周囲の取付箇所Xに直接当接させて、取付状態を確実に安定させることができる。
また、当接保護部24を支える装着部10の上面14及び取付け台座部15と当接保護部24とを連結する連結リブ16とが備えられているため、大きな外力に対しても取付状態を安定させることができる。
詳述すると、大きな外力が作用すると当接保護部24が変形して取付状態の安定性が低下するが、連結リブ16を介して装着部10の上面14及び取付け台座部15で当接保護部24を支えることができるため、つまり、大きな外力を、連結リブ16を介して装着部10の上面14及び取付け台座部15に伝達でき、当接保護部24の変形を抑制して、取付状態を安定させることができる。
また、当接保護部24に、連結リブ16が連結されず、外側に突出する対向部242が設けられているため、連結リブ16で連結することで当接保護部24の剛性は向上するものの、取付孔Xaの周囲の取付箇所Xに当接する際の当接保護部24の変形追従性は低下するが、外側に突出し、連結リブ16が連結されない対向部242が設けられることで、当接保護部24の剛性向上と、取付孔Xaの周囲の取付箇所Xに当接する際の当接保護部24の変形追従性とを両立させ、当接保護部24を安定して取付孔Xaの周囲の取付箇所Xに当接させることができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、この発明の被固定部品はコネクタ100に対応し、
以下同様に、
取付箇所は取付箇所Xに対応し、
固定具はコネクタクランプ1に対応し、
取付孔は取付孔Xaに対応し、
挿入固定部は挿入固定部20に対応し、
装着部は装着部10に対応し、
支柱部は支柱21に対応し、
腕部はアーム部22に対応し、
挟み込み部は皿部23に対応し、
装着部側は装着側Haに対応し、
当接保護部は当接保護部24に対応し、
傾斜部は傾斜部241に対応し、
対向部は対向部242に対応し、
支え部は装着部10の上面14及び取付け台座部15に対応し、
連結リブは連結リブ16に対応し、
突出部は対向部242に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述の説明では、当接保護部24は取付け台座部15に設けられたが、挿入固定部20に設けられてもよいし、装着部10に設けられてもよい。
また、上述の説明では、取付け状態において、当接保護部24と皿部23との間に軸方向(高さ方向H)の間隔を設けたが、取付状態で皿部23と当接保護部24とが当接していてもよい。
また、当接保護部24は、アーム部22と同方向の幅方向Wに向けて一対構成させたが、例えば、奥行き方向Dと幅方向Wの両方に向けてそれぞれ備えてもよいし、平面視において三方向に当接保護部24を備えてもよい。
上述の説明では、当接保護部24を構成する対向部242が、連結リブ16が連結されず、外側に突出する突出部として機能したが、傾斜部241の先端側の一部が連結リブ16と連結されず、傾斜部241の先端側と対向部242とが外側に突出する突出部として機能するように構成してもよいし、対向部242の基端側の一部が連結リブ16に連結され、それより先端側の対向部242だけが突出部として機能するように構成してもよい。
1…コネクタクランプ
10…装着部
14…上面
15…取付け台座部
16…連結リブ
20…挿入固定部
21…支柱
22…アーム部
23…皿部
24…当接保護部
100…コネクタ
241…傾斜部
242…対向部
Ha…装着側
X…取付箇所
Xa…取付孔

Claims (9)

  1. 被固定部品を取付箇所に取付けて固定するための固定具であって、
    前記取付箇所に設けられた取付孔に挿入して固定する挿入固定部と、前記被固定部品を装着する装着部とを有し、
    前記挿入固定部に、
    前記取付孔に挿入される支柱部と、
    前記支柱部に対して先端側で接続されるとともに傾斜し、前記支柱部とともに前記取付孔に挿入されて前記取付孔に係止する、弾性変形可能な一対の腕部と、
    前記取付孔に挿入された前記腕部とともに、前記取付孔の周囲を挟み込む挟み込み部と、
    前記挟み込み部より前記装着部側に配置され、少なくとも外力が作用することで前記取付箇所に当接して、前記取付箇所に対する取付状態を保護する当接保護部と、
    前記当接保護部を支える支え部と、
    前記支え部と前記当接保護部とを連結する連結リブとが備えられた
    固定具。
  2. 前記当接保護部に、
    前記連結リブが連結されず、外側に突出する突出部が設けられた
    請求項1に記載の固定具。
  3. 前記当接保護部が、軸方向から視て前記支柱部を挟んで対向するように一対構成された
    請求項1又は2に記載の固定具。
  4. 前記当接保護部は、
    前記支柱部に対して一対構成された前記腕部の配置方向と同方向に配置された
    請求項に記載の固定具。
  5. 前記当接保護部は、
    前記支柱部の軸方向に対して傾斜する傾斜部と、
    前記傾斜部の先端側に配置され、取付状態において、前記取付孔の周囲の前記取付箇所と対向する対向部とが設けられた
    請求項1乃至のうちいずれかに記載の固定具。
  6. 前記傾斜部と前記対向部とで、前記支柱部の軸方向の先端側に向かって突出する断面く字状に形成された
    請求項に記載の固定具。
  7. 前記当接保護部と前記挟み込み部とが、
    前記支柱部の軸方向の間隔を設けて配置された
    請求項1乃至のうちいずれかに記載の固定具。
  8. 前記当接保護部は、
    前記支柱部の軸方向からみて、前記挟み込み部の外縁より外側まで延設された
    請求項1乃至のうちいずれかに記載の固定具。
  9. 請求項1乃至のうちいずれかに記載の固定具で構成され、
    前記被固定部品がコネクタであるとともに、前記取付箇所が車体パネルであり、
    前記コネクタを前記車体パネルに固定する
    クランプ。
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