JP7188382B2 - 光計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光計測装置に関する。
ディスプレイの輝度及び色度を計測する光計測装置においては、光センサーがディスプレイからの光を受光し受光した光に応じた光電流を出力し、積分器が出力された光電流を積分し積分信号を出力し、演算部が出力された積分信号から計測値を計測する。しかし、積分器が光信号を積分する積分期間の長さを示す積分時間には、制約がある。
ディスプレイの輝度及び色度は、過渡応答を含み、周期的に時間変化する。このため、ディスプレイの輝度及び色度の計測は、ディスプレイの輝度及び色度の周期的な時間変化に同期して行われなければならない。したがって、積分時間は、ディスプレイの輝度及び色度の時間変化の周期の整数倍に制限される。
ディスプレイの輝度及び色度の時間変化の周期は、フレームレートの逆数又は垂直同期(Vsync)期間の長さに一致する。このため、積分時間は、フレームレートの逆数又はVsync期間の長さの整数倍に制限される。ただし、焼き付き防止のために反転駆動が行われる液晶ディスプレイ(LCD)においては、原理上フリッカーが発生する。このため、光計測装置がLCDの輝度及び色度を計測する場合は、フリッカーの影響を受けずに正確な輝度及び色度を計測するために、輝度及び色度の時間変化の周期がフレームレートの逆数の2倍又はVsync期間の長さの2倍であるとみなされ、積分時間が当該周期の整数倍に制限される。
光計測装置においては、計測できる輝度の範囲を広げるために、積分器において複数のゲインを選択できるようにされ、露光が適正露光でない場合には選択されるゲインが変更される。例えば、露光が適正露光よりオーバー又はアンダーである場合にはそれぞれゲインダウン又はゲインアップが行われる。特許文献1に記載された技術は、その一例であり、高いS/N比を実現しながら低輝度から高輝度までの広い輝度の範囲を計測できるようにしている。
また、別の光計測装置においては、計測できる輝度の範囲を広げるために、光センサーに入射する光の光路に減光フィルター(NDフィルター)を挿入できるようにされ、露光が適正露光よりオーバーである場合には減光フィルターが光路に挿入され光センサーに入射する光の光量が減少させられる。
特開2005-321313号公報
しかし、従来の光計測装置には、計測できる輝度の範囲を広げるために、積分回路において多数のゲインを選択できるようにしなければならない、NDフィルターを挿入するための減光機構(ND機構)を設けなければならない等の問題があった。このため、計測が行われる環境の変動、計測対象の個体ばらつき等に対する補正を行うために、多くの補正値及び演算が必要になり、そのための記憶容量が必要になっていた。例えば、多数のゲインにそれぞれ対応する多数のオフセット・ゲイン補正、環境補正値等が必要になっていた。
特に、光計測装置がディスプレイの輝度及び色度を計測する場合は、積分時間が先述のように制限されるため、Vsync期間の長さに応じて適正露光が変化し輝度に対する飽和値が変化する。このため、必要なゲインの数が増加し、光計測装置にかかる負荷が大きくなる。
少数のゲインにより計測できる輝度の範囲を広げることも、選択できる少数のゲインにおいて隣接するふたつのゲインの差を示すゲインピッチを大きくすることにより可能である。しかし、ゲインピッチを大きくした場合は、選択されたゲインにおいて露光が適正露光よりアンダーとなる計測条件が発生するという問題が発生する。
以下で説明する発明は、この問題を解決することを目的とする。以下で説明する発明が解決しようとする課題は、光計測装置を複雑にすることなく光計測装置が計測できる輝度の範囲を広げることである。
光計測装置においては、光センサーが、ディスプレイからの光を受光し、光に応じた光電流を出力し、積分器が、時間的に連続して光電流を積分し積分信号を出力する。
計測値に対する要求精度、光の概算輝度並びに光の輝度及び色度の時間変化の周期が取得される。
要求精度及び概算輝度から光センサーの露光時間が決定される。積分器が飽和せず露光時間が周期及び積分時間の公倍数となるように積分時間が決定される。
光センサーの露光期間が少なくともひとつの積分期間からなり、露光期間の長さが決定された露光時間となり、少なくともひとつの積分期間の各々の長さが決定された積分時間となり、積分器が少なくともひとつの積分期間に光電流を積分し少なくともひとつの積分信号をそれぞれ出力するように積分器が制御される。
少なくともひとつの積分信号から計測値が演算される。
周期の長さに、要求精度及び概算輝度との所定の関係によって決定される整数を乗ずることによって露光時間が決定される。
積分器が飽和せず要求精度を確保できる適正な積分時間の上限である最大非飽和積分時間が概算輝度に基づいて決定される。
露光時間を最大非飽和積分時間で除した値の小数点以下を切り捨て得られる整数に1を加えた整数によって露光時間を除した値が積分時間として決定される。
以下で説明する発明によれば、光計測装置を複雑にすることなく光計測装置が計測できる輝度の範囲を広げることができる。
この発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
第1実施形態の光計測装置を図示するブロック図である。 第1実施形態の光計測装置における計測の流れを図示するフローチャートである。 第1実施形態の光計測装置における、要求S/N比及び概算輝度から露光時間を決定するためのルックアップテーブル(LUT)を図示する図である。 第1実施形態の光計測装置における、要求S/N比、垂直同期(Vsync)周波数及び概算輝度から積分時間を決定するためのルックアップテーブル(LUT)を図示する図である。 第1実施形態の光計測装置による計測の対象となるディスプレイ及び当該光計測装置に備えられる積分器の状態の時間変化の例を図示するタイミングチャートである。 第1実施形態の光計測装置による計測の対象となるディスプレイ及び当該光計測装置に備えられる積分器の状態の時間変化の例を図示するタイミングチャートである。 第1実施形態の光計測装置及び当該光計測装置に備えられる積分器の状態の時間変化の例を図示するタイミングチャートである。
1 光計測装置
図1は、第1実施形態の光計測装置を図示するブロック図である。図2は、第1実施形態の光計測装置における計測の流れを図示するフローチャートである。
図1に図示される光計測装置1000は、ディスプレイの輝度及び色度を計測し、光センサー1020、積分器1021、制御部1022及び周辺部1023を備える。光計測装置1000がこれらの構成物以外の構成物を備えてもよい。
光計測装置1000においては、光センサー1020が、ディスプレイからの光を受光し、受光した光に応じた光電流を出力する。また、積分器1021が、出力された光電流を積分し、積分により蓄積された電荷の量に応じた積分信号を出力する。さらに、制御部1022が、出力された積分信号から計測値を演算する。
積分器1021は、積分回路1040、積分回路1041、スイッチ1042及びスイッチ1043を備える。
積分回路1040及び1041は、光電流を積分する。スイッチ1042及び1043は、制御部1022による制御にしたがって光電流を積分する積分回路を積分回路1040と積分回路1041との間で切り替える。このため、積分器1021は、光電流を時間的に連続して途切れることなく積分できる。
積分器1021が、選択可能な複数のゲインを有してもよい。これにより、計測できる輝度の範囲がさらに広がる。
制御部1022は、インストールされたプログラムにしたがって動作するコンピューターであり、要求精度取得部1060、概算輝度取得部1061、周期取得部1062、露光時間決定部1063、積分時間決定部1064、積分器制御部1065及び演算部1066を備える。コンピューターが担う処理の全部又は一部を、プログラムを実行しないハードウェアが担ってもよい。
周辺部1023は、表示部1080及び操作部1081を備える。
計測においては、操作者からの計測命令の受信に応答して、図2に示されるステップS101からステップS105までが実行される。
ステップS101においては、測定条件が取得される。測定条件は、操作部1081に備えられるハードウェアスイッチに対する操作から取得されてもよいし、表示部1080に表示されるグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)に対して操作部1081を用いて行われる操作から取得されてもよい。
測定条件の取得においては、要求精度取得部1060が、計測値に対する要求S/N比を取得する。要求精度取得部1060は、3個の要求S/N比にそれぞれ対応する高精度モード、標準モード及び高速モードという3個のモードに含まれる1個のモードの指定を受け付けることにより、指定されたモードに対応する要求S/N比を取得する。要求S/N比の取得方法が変更されてもよい。例えば、要求精度取得部1060が、複数の要求S/N比にそれぞれ対応する複数の精度範囲に含まれる1個の精度範囲の指定を受け付けることにより、指定された精度範囲に対応する要求S/N比を取得してもよい。精度範囲は、例えば、「・・・%以下」、「・・・%から・・・%まで」等により表現される。要求S/N比以外の要求精度が取得されてもよい。
また、測定条件の取得においては、周期取得部1062が、ディスプレイの輝度及び色度の時間変化の周期に一致する垂直同期(Vsync)期間の長さであるVsync時間を取得する。Vsync時間は、表示部1080に表示されるGUIに対して操作部1081を用いて行われる操作から取得される。Vsync周波数が取得され、取得されたVsync周波数からVsync時間が取得されてもよい。Vsync時間の取得方法が変更されてもよい。例えば、周期取得部1062にVsync信号が入力され、周期取得部1062が入力されたVsync信号からVsync時間を取得してもよい。反転駆動が行われる液晶ディスプレイの輝度及び色度が計測される場合は、Vsync時間に代えて、液晶ディスプレイの輝度及び色度の時間変化の周期に一致する、Vsync時間の2倍の時間が取得される。
続くステップS102においては、ディスプレイからの光の概算輝度が取得される。ステップS102がステップS101と同時に実行されてもよい。
概算輝度の取得においては、積分器制御部1065が、積分器1021を制御する。制御は、積分器1021が後述する複数の積分期間に先行する初期積分期間に光電流を積分し初期積分信号を出力するように行われる。また、概算輝度取得部1061が、初期積分信号からディスプレイからの光の概算輝度を取得する。初期積分期間は、短くてもかまわない。概算輝度の取得の方法が変更されてもよい。その一例は後述する。
続くステップS103においては、計測条件が決定される。
計測条件の決定においては、露光時間決定部1063が、取得された要求S/N比及び概算輝度から露光時間を決定する。露光時間は、要求S/Nに応じて変更可能である。露光時間は、要求S/N比及び概算輝度を変数に持つ関数により決定されてもよいし、ルックアップテーブル(LUT)により決定されてもよい。当該関数は、例えば式(1)で表される関数である。式(1)に含まれるf(要求S/N比,概算輝度)は、整数である。当該LUTは、例えば図3に図示される要求S/N比及び概算輝度から露光時間を決定するためのルックアップテーブルである。
露光時間=Vsync時間×f(要求S/N比,概算輝度)・・・(1)
また、計測条件の取得においては、積分時間決定部1064が、取得された概算輝度から積分器1021が飽和せずS/N比を確保できる適正な積分時間の上限である最大非飽和積分時間を決定する。加えて、積分時間決定部1064が、決定された最大非飽和積分時間より積分時間が短く、決定された露光時間が取得されたVsync時間及び積分時間の公倍数となるように積分時間及び繰り返し回数を決定する。これにより、積分器1021が飽和せず露光時間がVsync時間及び積分時間の公倍数となる積分時間が決定される。
積分時間は、望ましくは、式(2)及び(3)を満たすような、先述の条件を満たす最長のものである。また、公倍数は、望ましくは最小公倍数である。これらにより、積分器1021が飽和しない範囲内で積分器1021に蓄積される電荷が増加し、S/N比が改善される。
繰り返し回数=Int(露光時間/最大非飽和積分時間)+1・・・(2)
積分時間=露光時間/繰り返し回数・・・(3)
露光時間の決定、最大非飽和積分時間の決定及び積分時間の決定は、別工程において行われるが、同一工程において行われてもよい。例えば、図4に図示される、先述の条件を満たすように要求S/N比、Vsync周波数及び概算輝度から積分時間を決定するLUTにより積分時間が直接的に決定されてもよい。
続くステップS104においては、計測が行われる。
計測においては、積分器制御部1065が、積分器1021を制御する。制御は、露光期間が複数の積分期間からなり、複数の積分期間の数が決定された繰り返し回数になり、露光期間の長さが決定された露光時間となり、複数の積分期間の各々の長さが決定された積分時間になり、積分器1021が複数の積分期間に光電流を積分し複数の積分信号をそれぞれ出力するように行われる。これにより、決定された計測条件による計測が行われる。
続くステップS105においては、計測値の演算及び出力が行われる。
計測値の演算及び出力においては、演算部1066が、出力された複数の積分信号の大きさをそれぞれ示す複数の積分信号値を取得し、取得した複数の積分信号値の平均値を単位時間当たりの値に換算し、換算により得られた値に必要な演算処理を行い輝度及び色度の計測値を演算する。これにより、複数の積分信号から輝度及び色度の計測値が演算される。輝度及び色度の計測値の演算の方法が変更されてもよい。加えて、演算部1066は、演算した輝度及び色度の演算値を出力する。
第1実施形態の光計測装置におけるこのような計測によれば、選択可能なゲインの数を減らすことができ、光計測装置にかかる負荷を減らすことができ、光計測装置を簡潔にできる。このため、光計測装置を複雑にすることなく光計測装置が計測できる輝度の範囲を広げることができる。
2 計測条件における露光時間、積分時間及びVsync時間の関係
図5及び図6の各々は、第1実施形態の光計測装置による計測の対象となるディスプレイ及び当該光計測装置に備えられる積分器の状態の時間変化の例を図示するタイミングチャートである。
図5は、ディスプレイのVsync周波数が高い場合の例を示す。図6は、ディスプレイのVsync周波数が低い場合の例を示す。
図5に図示される例においては、要求S/N比を確保するために必要な露光時間を有する露光期間1100が、8個のVsync期間1120に等分割される。Vsync時間は、例えば1ミリ秒から2秒程度である。また、露光期間1100が、5個の積分期間1140に等分割される。このため、露光時間は、積分時間及びVsync時間の公倍数となっている。積分時間は、最大非飽和積分時間より短い。
図6に図示される例においては、要求S/N比を確保するために必要な露光時間を有する露光期間1160が、4個のVsync期間1180に等分割される。Vsync時間は、例えば1ミリ秒から2秒程度である。また、露光期間1160が、5個の積分期間1200に等分割される。このため、露光時間は、積分時間及びVsync時間の公倍数となっている。積分時間は、最大非飽和積分時間より短い。
3 概算輝度を取得する方法の別例
図7は、第1実施形態の光計測装置及び当該光計測装置に備えられる積分器の状態の時間変化の例を図示するタイミングチャートである。
図7(a)に図示されるように、光計測装置1000の状態は、操作者から計測命令を受信したタイミングT1に待機状態1220から計測状態1240に変化し、タイミングT1から露光時間が経過したタイミングT2に計測状態1240から待機状態1260に変化する。
また、図7(b)に図示されるように、積分器1021の状態は、タイミングT1に積分回路リセット動作を行っている状態1280から積分動作を行っている状態1300に変化し、タイミングT2に積分動作を行っている状態1300から積分回路リセット動作を行っている状態1320に変化する。したがって、積分器1021は、光計測装置1000が待機状態1220及び1260である場合は、それぞれ積分回路リセット動作を行っている状態1280及び1320となっており、光計測装置1000が計測状態1240である場合は、積分動作を行っている状態1300となっている。
積分器1021は、積分回路リセット動作を行っている状態1280及び1320においても、常時光信号を積分でき積分信号を出力できる。このため、積分器制御部1065が、繰り返し到来する待機時積分期間1340に光電流を積分し待機時積分信号を出力するように積分器1021を制御し、概算輝度取得部1061が、露光期間の直前に到来した待機時積分期間を初期積分期間とみなして概算輝度を取得してもよい。これにより、計測が開始されるタイミングT1の前に概算輝度が取得されるので、計測に要する時間が短縮される。繰り返し到来する待機時積分期間1340の長さは、設定可能な最短時間としてもよい。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1000 光計測装置
1020 光センサー
1021 積分器
1022 制御部
1060 要求精度取得部
1061 概算輝度取得部
1062 周期取得部
1063 露光時間決定部
1064 積分時間決定部
1065 積分器制御部
1066 演算部

Claims (6)

  1. ディスプレイからの光を受光し、前記光に応じた光電流を出力する光センサーと、
    時間的に連続して前記光電流を積分し積分信号を出力する積分器と、
    計測値に対する要求精度を取得する要求精度取得部と、
    前記光の概算輝度を取得する概算輝度取得部と、
    前記光の輝度及び色度の時間変化の周期を取得する周期取得部と、
    前記要求精度及び前記概算輝度から前記光センサーの露光時間を決定する露光時間決定部と、
    前記積分器の積分時間を、前記積分器が飽和せず前記露光時間が前記周期及び前記積分時間の公倍数となるように決定する積分時間決定部と、
    前記光センサーの露光期間が少なくともひとつの積分期間からなり、前記露光期間の長さが前記露光時間となり、前記少なくともひとつの積分期間の各々の長さが前記積分時間となり、前記積分器が前記少なくともひとつの積分期間に前記光電流を積分し少なくともひとつの積分信号をそれぞれ出力するように前記積分器を制御する積分器制御部と、
    前記少なくともひとつの積分信号から前記計測値を演算する演算部と、
    を備え、
    前記露光時間決定部は、前記周期の長さに、前記要求精度及び前記概算輝度との所定の関係によって決定される整数を乗ずることによって前記露光時間を決定し、
    前記積分時間決定部は、
    前記積分器が飽和せず前記要求精度を確保できる適正な積分時間の上限である最大非飽和積分時間を前記概算輝度に基づいて決定し、
    前記露光時間を前記最大非飽和積分時間で除した値の小数点以下を切り捨て得られる整数に1を加えた整数によって前記露光時間を除した値を前記積分時間として決定する光計測装置。
  2. 前記積分器制御部は、前記積分器が前記少なくともひとつの積分期間に先行する初期積分期間に前記光電流を積分し初期積分信号を出力するように前記積分器を制御し、
    前記概算輝度取得部は、前記初期積分信号から前記概算輝度を取得する
    請求項1の光計測装置。
  3. 前記積分器制御部は、繰り返し到来する待機時積分期間に前記光電流を積分し待機時積分信号を出力するように前記積分器を制御し、
    前記初期積分期間は、前記露光期間の直前に到来した待機時積分期間である
    請求項の光計測装置。
  4. 前記公倍数は、最小公倍数である
    請求項1からまでのいずれかの光計測装置。
  5. 前記露光時間は、前記要求精度に応じて変更可能である
    請求項1からまでのいずれかの光計測装置。
  6. 前記積分器は、選択可能な複数のゲインを有する
    請求項1からまでのいずれかの光計測装置。
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