JP7188094B2 - 小屋組み構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物の屋根の支える小屋組み構造に関し、特に勾配を有する屋根を形成する小屋組み構造に関する。
従来より、建築物の屋根を支える小屋組み構造として、部材の節点がピン接合になっており、それぞれの部材同士が三角形に組まれたトラス構造が用いられることがある(例えば特許文献1、2参照)。トラス構造は例えば長い木造の梁であっても両端のみで支持することができるので、柱のない大きな空間を形成する際に有効である。
このようなトラス構造を用いた小屋組み構造の中には、木製の勾配梁の下端同士をブレース(テンションロッド)で引き寄せることで三角形に組み付けて安定させる構造を用いたものもある(特許文献3参照)。この構造には、軽量であり、張力調整が容易であり、組立て作業が簡素化できるなどの利点がある。特許文献3の構造は、ブレースが脱落することを防止する為に、勾配梁の下端を貫通する貫通孔にブレースを挿入し、貫通孔の出口でブレース端部を終端具に固着している。
特開平2-272142号公報 特開2013-133642号公報 特開2017-66736号公報
しかし、特許文献3のような小屋組み構造は、鋼製ブレースの端部が貫通孔に挿入される構成であるので、貫通孔と鋼製ブレースの軸方向が僅かでもずれると、鋼製ブレースの貫通孔から突き出す部分が折れ曲がる問題があり、勾配梁の施工精度や貫通孔の加工精度を高くする必要があるとともに、屋根材の荷重などによる貫通孔の変位によって、鋼製ブレースの端部に負荷が集中する問題がある。また、建築物の天井には長尺な鋼製ブレースを水平に架け渡すことになるので、例えばあらわしの構造とした場合に天井の意匠性を高めることが困難であるなど、小屋裏及び天井の意匠の自由度に問題がある。
そこで、本発明は、天井の意匠性の自由度を高めることができるとともに、鋼製ブレースの接合端部に負荷が集中することを防止できる小屋組み構造を提供することを目的とする。
本発明の小屋組み構造は、棟部から互いに逆側の軒の方向に向かって延びる木製の一対の勾配梁と、前記棟部から鉛直な下方に垂下する垂下部と、それぞれの前記勾配梁の下面と前記垂下部の下端側面との間に架設される2本の鋼製ブレースと、を備え、前記垂下部の下端側の両側面には、当該両側面にそれぞれ固定されるベース板と、ベース板から突出する突出プレートと、を備え、両側の前記ベース板が前記垂下部を貫通するボルト及びナットによって連結される垂下部側固定部が形成されており、前記勾配梁の軒側の端部下面には、梁側プレートが突出する梁側固定部が形成されており、前記垂下部側固定部は前記梁側固定部よりも高い位置に形成され、前記鋼製ブレースは一端が前記勾配梁の下面から突出した前記梁側固定部の前記梁側プレートにピン接合するとともに、他端が前記垂下部の下端側面から突出した前記垂下部側固定部の前記突出プレートにピン接合することを特徴としている
本発明の小屋組み構造は、前記垂下部の上端両側面にそれぞれ棟部梁受金物が固定され、前記勾配梁の上端が当該棟部梁受金物に固定されることを特徴としている。
本発明の小屋組み構造は、前記梁側固定部は、上部に前記勾配梁の下面に設けられたほぞ穴に挿入されて固定されるほぞパイプが形成されるとともに、下部に前記勾配梁から露出して形成され受孔が設けられた梁側プレートが形成され、前記鋼製ブレースの端部に形成され固定孔が設けられたブレース端プレートと、前記受孔及び前記固定孔に挿入されて、前記梁側プレート及び前記ブレース端プレートを回転可能に接合する接合具と、を更に備えることを特徴としている。
本発明の小屋組み構造によると、鋼製ブレースの両端がそれぞれピン接合されているので、鋼製ブレースの接合端部に曲げモーメントが発生することがなく、小屋組み構造を明快なものとすることができる。また、下弦材を鋼製ブレースとすることで、小屋組み構造を比較的軽量で、組立て作業が容易なものとすることができる。また、鋼製ブレースが垂下部を挟んで2つに分かれることで、鋼製ブレースの配置の自由度を高めることができ、天井の意匠性を高めることができる。
本発明の小屋組み構造によると、梁側固定部が、勾配梁の軒側の端部下面から突出しているので、勾配梁の全体を上弦材とし、鋼製ブレースを下弦材とする大きなトラス構造とすることができるので、より安定した小屋組み構造とすることができる。
本発明の小屋組み構造によると、梁側固定部は、勾配梁の長さ方向の中間部の下面から突出するので、トラス構造を比較的小さな三角形とすることができ、天井の意匠の自由度を高めることができる。
本発明の小屋組み構造によると、垂下部側固定部は梁側固定部よりも高い位置に形成されるので、2つの鋼製ブレースが垂下部に向かって上方に傾斜する山型に配置されることとなる。したがって、小屋組み構造の下方に形成される空間から見上げると天井が高くなった印象となり、鋼製ブレースによる圧迫感を低減させることができる。
本発明の小屋組み構造によると、垂下部側固定部は梁側固定部よりも低い位置に形成されるので、2つの鋼製ブレースが垂下部に向かって下方に傾斜する谷型に配置されることとなる。したがって、小屋組み構造の下方に形成される空間から見上げると鋼製ブレースが勾配梁と異なる方向に傾斜していることで、鋼製ブレースを水平に配置した場合に比べて、天井を変化のある印象とすることができる。
本発明の小屋組み構造によると、垂下部の上端両側面にそれぞれ棟部梁受金物が固定されて勾配梁の上端が固定されるので、垂下部及び一対の勾配梁の上端を互いに接合することができる。これにより、一対の勾配梁、垂下部、及び2つの鋼製ブレースを地上で組み合わせてトラス構造を形成した後で、クレーン等で当該トラス構造を持ち上げて、小屋組み構造を施工することができ、高所作業を減らし施工性を向上させることができる。
本発明の小屋組み構造によると、梁側固定部は、上部に勾配梁の下面に設けられたほぞ穴に挿入されて固定されるほぞパイプが形成されるとともに、下部に勾配梁から露出して形成され受孔が設けられた梁側プレートが形成された固定金具と、鋼製ブレースの端部に形成され固定孔が設けられたブレース端プレートと、を接合具によって回転可能に接合するので、木製の勾配梁と鋼製ブレースとを回転可能にピン接合することができる。
第一実施形態の小屋組み構造の全体構成を示す省略斜視図。 第一実施形態の小屋組み構造の全体構成を示す省略正面図。 第一実施形態の小屋組み構造の垂下部の周辺の構造を示す拡大図。 第一実施形態の小屋組み構造の勾配梁の軒側の端部の構成を示す拡大図。 第一実施形態の小屋組み構造の施工方法の一例を示す省略斜視図。 第二実施形態の小屋組み構造の全体構成を示す省略正面図。 第三実施形態の小屋組み構造の全体構成を示す省略正面図。
〔第一実施形態〕
以下、本発明の第一実施形態の小屋組み構造1について、各図を参照しつつ説明する。第一実施形態の小屋組み構造1は、例えば講堂やホールなどの屋内に柱のない大空間が必要な建築物の構造であり、屋根が切り妻形状となっている建築物の小屋組み構造1である。なお、建築物は例えば集合住宅や戸建住宅などの住宅であってもよく、柱を設ける屋内の柱を減らすことで、間仕切壁などを自由に配置することができる。
小屋組み構造1は、図1に示すように、棟部から互いに逆側の軒の方向に向かってそれぞれ延びる一対の勾配梁2と、棟部から鉛直な下方に垂下する垂下部3と、それぞれの勾配梁2の下面と垂下部3の側面の下端との間に架設される2本の鋼製ブレース4と、を備えており、これら勾配梁2、垂下部3、及び鋼製ブレース4からなるトラス構造体5が、軒側に形成された柱の柱頭6又は軒桁7の間に例えば2m間隔で複数架設される構造である。本実施形態においては一方の軒側の柱頭6と他方の軒側の柱頭6との間にトラス構造体5が架設されている。一方の軒の柱と他方の軒の柱との間の距離は10mであり、これら2本の柱の間に、鉛直な材が設けられないことにより、小屋組み構造1の下方の空間を大空間とすることができる。
勾配梁2は木製梁であり、棟側の端面及び軒側の端面にそれぞれ鉛直なスリット溝20が形成されている。スリット溝20は後述する棟部梁受金物30及び軒部梁受金物60がそれぞれ挿入可能とされている。また勾配梁2の側面の棟側の及び軒側の端部には当該勾配梁2を貫通するように梁固定孔21が形成されており、これら梁固定孔21はスリット溝20に直交する。勾配梁2の軒側の端部は図2及び図4に示すように、軒側の柱頭6に接合されている。具体的には、柱頭6に固定された軒部梁受金物60が勾配梁2の軒側の端部に形成されたスリット溝20に挿入された状態で、梁固定孔21にドリフトピンを挿入して、勾配梁2と軒部梁受金物60とを固定し、勾配梁2の軒側の端部と柱頭6とを接合している。
また勾配梁2の軒側の下面にはほぞ穴22が形成されている。ほぞ穴22には梁側固定部23に形成されたほぞパイプ24が挿入されており、ほぞパイプ24は勾配梁2を貫通する水平ピン26によって勾配梁2に固定されている。梁側固定部23はほぞパイプ24とほぞパイプ24と一体となった梁側プレート25とを備えている。梁側プレート25には貫通する貫通孔が形成されている。
垂下部3は、木製四角柱状である。垂下部3の下端は勾配梁2の下端よりも高い位置に配置されている。垂下部3の上端側の側面には、図2及び図3に示すように、棟部梁受金物30がボルト及びナット31で固定されている。棟部梁受金物30が勾配梁2の棟側の端部に形成されたスリット溝20に挿入された状態で、勾配梁2の梁固定孔21に挿入されるドリフトピンによって、勾配梁2と棟部梁受金物30が固定されて、垂下部3の上端側の側面と勾配梁2の棟側端部とが接合される。
また、垂下部3の下端側の両側面には、図3に示すように、垂下部側固定部32がそれぞれ形成されている。垂下部側固定部32は、垂下部3の下端側面に固定されるベース板33と、ベース板33から突出する突出プレート34と、を備えており、両側のベース板33が垂下部3を貫通するボルト及びナット35によって固定されている。突出プレート34には、貫通孔が形成されている。突出プレート34は、勾配梁2の軒側の下面から突出している梁側プレート25よりも高い位置に配置されている。
鋼製ブレース4は、鋼製の線材であり、両端にそれぞれブレース端プレート40が形成されている。ブレース端プレート40にはそれぞれ貫通する固定孔が形成されている。鋼製ブレース4は一端側のブレース端プレート40が勾配梁2の下面に形成された梁側プレート25に固定されるとともに、他端側のブレース端プレート40が垂下部3の下端の側面に形成された突出プレート34に固定される。具体的には、鋼製ブレース4の一端側で、梁側プレート25に形成された貫通孔とブレース端プレート40の固定孔とを重ね合わせて、ボルト及びナットからなる接合具41によって梁側プレート25とブレース端プレート40とを揺動可能にピン接合している。また、鋼製ブレース4の他端側で、突出プレート34に形成された貫通孔とブレース端プレート40に形成された固定孔とを重ね合わせて、ボルト及びナットからなる垂下部接合具42によって突出プレート34とブレース端プレート40とを揺動可能にピン接合している。鋼製ブレース4の長さ方向の中央にはテンションを調節するターンバックル43が設けられている。
鋼製ブレース4の両端に形成されたブレース端プレート40が、梁側プレート25と、梁側プレート25よりも高い突出プレート34と、にそれぞれピン接合されることによって、2本の鋼製ブレース4はそれぞれ垂下部3側に向かって上り勾配に配置されることとなり、小屋組み構造1の中央に近づくにつれ鋼製ブレース4が高くなるように配置される。
このように、トラス構造体5の下弦材を鋼製ブレース4とすることで、小屋組み構造1を比較的軽量で、組立て作業が容易なものとすることができる。また、鋼製ブレース4が垂下部3を挟んで2つに分かれることで、鋼製ブレース4の配置の自由度を高めることができ、天井の意匠性を高めることができる。
また、梁側固定部23の梁側プレート25が、勾配梁2の軒側の端部下面から突出しているので、勾配梁2の全体を上弦材とし、鋼製ブレース4を下弦材とする大きなトラス構造体5とすることができ、より安定した小屋組み構造1とすることができる。そして、垂下部側固定部32は梁側固定部23よりも高い位置に形成されるので、2つの鋼製ブレース4が垂下部3に向かって上方に傾斜する山型に配置されることとなる。したがって、小屋組み構造1の下方に形成される空間から見上げると天井が高くなった印象となり、鋼製ブレース4による圧迫感を低減させることができる。
小屋組み構造1は、このような勾配梁2、垂下部3、及び鋼製ブレース4からなるトラス構造体5が、2mピッチで架設されている。そしてこれらのトラス構造体5の互いに隣接する垂下部3の間には棟木8が垂下部3の上端部の間に架設されている。隣接する垂下部3の互いに対向する面の上端にそれぞれ棟木受金物36が固定されており、当該棟木受金物36が棟木8の端部に形成されたスリット溝20に挿入された状態で、ドリフトピンで固定されて接合されている。
以上のように、構成される小屋組み構造1を施工する際には、まず、地面上でトラス構造体5を完成させる。トラス構造体5を完成させる工程は、まず、2本の勾配梁2と、それぞれ垂下部3の上端側の側面に接合する。具体的には、垂下部3の上端側面に棟部梁受金物30をボルト及びナットで固定し、当該棟部梁受金物30を勾配梁2の棟側の端部に形成されたスリット溝20に挿入して、勾配梁2の梁固定孔21にドリフトピンを挿入して、勾配梁2の棟側端部と垂下部3の上端側の側面とを接合する。このとき垂下部3の棟部梁受金物30が固定された側面と異なる側面には、それぞれ棟木受金物36を固定する。
次に、勾配梁2の軒側の下面に形成されるほぞ穴22に梁側固定部23のほぞパイプ24を挿入し、水平ピン26を勾配梁2を貫通するように挿入することで梁側固定部23を勾配梁2の下面から梁側プレート25が突出するように固定する。また、垂下部3の下端側の側面に垂下部側固定部32を垂下部3を貫通するボルト及びナットによって固定し、垂下部3の下端側の両側面から突出プレート34を突出させる。
そして、梁側プレート25と鋼製ブレース4のブレース端プレート40とを接合具41によりピン接合し、突出プレート34と鋼製ブレース4のブレース端プレート40とを垂下部接合具42によってピン接合して、トラス構造体5を完成させる。
そして次に、トラス構造体5を図示しないクレーンで持ち上げて、柱頭6に固定されている軒部梁受金物60を勾配梁2の軒側の端面に形成されているスリット溝20に挿入し、梁固定孔21にドリフトピンを挿入して、勾配梁2の軒側側面を柱頭6に接合し、トラス構造体5を柱頭6の間に架設する。
複数のトラス構造体5を柱頭6の間に架設すると、次に、棟木8を隣接するトラス構造体5の垂下部3の上端の間に架設する。具体的には、隣接する垂下部3の互いに対向する面の上端にそれぞれ固定さている棟木受金物36が棟木8の端部に形成されたスリット溝80に挿入された状態で、ドリフトピンを挿入して棟木8を垂下部3間に接合して、小屋組み構造1を完成させる。
このように予め地面近くでトラス構造体5を組み立ててからクレーンで吊り上げて柱頭6の間に架設させる施工手順とした場合には、高所での作業が低減されて、小屋組み構造1の施工作業の安全性を向上させることができる。
屋根材などから小屋組み構造1に加わる鉛直方向の荷重は、1対の勾配梁2に軸方向の圧縮力として伝わり、勾配梁2の軒側の端部を互いに離反する方向に変位させようとするが、2本の鋼製ブレース4が勾配梁2の軒側の端部を垂下部3側に引っ張っることでつり合うので、勾配梁2が変位するおそれがなく、2つの比較的長い距離を開けた柱の柱頭6の間にトラス構造体5を架設するだけで、その間に柱材を設けることなく、小屋組み構造1を設置することができ、下方に柱の無い大空間を設けることができる。そして、第一実施形態の小屋組み構造1によると、鋼製ブレース4の両端がそれぞれピン接合されているので、鋼製ブレース4の接合端部に曲げモーメントが発生することもなく、小屋組み構造1を明快なものとすることができる。小屋組み構造は、ピン接合されたトラス構造体5で形成されることで、木製の勾配梁2及び垂下部3には木材の繊維方向である圧縮又は引っ張り方向の荷重のみが加わり、せん断方向の荷重が加わることがなく、また、鋼製ブレース4には引っ張り方向の荷重のみが加わるので、小屋組み構造1の下方を柱材などで補強する必要がない構造とすることができる。
〔第二実施形態〕
小屋組み構造1は、上述のように、2本の鋼製ブレース4が垂下部3に向かって上方に傾斜する山型に配置されることで、小屋組み構造1の下方に形成される空間から見上げると天井が高くなった印象となり、鋼製ブレース4による圧迫感を低減させることができるものであるが、本発明の小屋組み構造1の実施形態はこれに限定されるものではない。次に、第二実施形態の小屋組み構造1について説明する。なお、第一実施形態の小屋組み構造1と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
第二実施形態の小屋組み構造1は、図6に示すように、棟部から互いに逆側の軒の方向に向かってそれぞれ延びる一対の勾配梁2と、棟部から鉛直な下方に垂下する垂下部3と、それぞれの勾配梁2の下面と垂下部3の下端側面との間に架設される2本の鋼製ブレース4と、を備えており、これら勾配梁2、垂下部3、及び鋼製ブレース4からなるトラス構造体5が、軒側に形成された柱の柱頭6又は軒桁7の間に例えば2m間隔で複数架設される構造である。勾配梁2の構成は第一実施形態と同様である。
垂下部3は、木製四角柱状であり、その下端は勾配梁2の下端よりも低い位置に配置されている。なお、垂下部3の上端側の側面には、第一実施形態と同様に、棟部梁受金物30がボルト及びナット31で固定されており、勾配梁2の棟側の端部が接合されている。垂下部3の下端側の両側面には、第一実施形態と同様の垂下部側固定部32がそれぞれ形成されている。垂下部側固定部32の突出プレート34は、勾配梁2の軒側の下面から突出している梁側プレート25よりも低い位置に配置されている。
そして、鋼製ブレース4は、第一実施形態と同様に両端にそれぞれブレース端プレート40が形成されており、鋼製ブレース4は一端側のブレース端プレート40が勾配梁2の下面に形成された梁側プレート25にピン接合されるとともに、他端側のブレース端プレート40が垂下部3の下端の側面に形成された突出プレート34にピン接合される。鋼製ブレース4の両端に形成されたブレース端プレート40が、梁側プレート25と、梁側プレート25よりも低い突出プレート34と、にそれぞれピン接合されることによって、2本の鋼製ブレース4はそれぞれ垂下部3側に向かって下り勾配に配置されることとなり、小屋組み構造1の中央に近づくにつれ鋼製ブレース4が低くなるように配置される。
本実施形態の小屋組み構造1によると、垂下部側固定部32は梁側固定部23よりも低い位置に形成されるので、2つの鋼製ブレース4が垂下部3に向かって下方に傾斜する谷型に配置されることとなる。したがって、小屋組み構造1の下方に形成される空間から見上げると鋼製ブレース4が勾配梁2と異なる方向に傾斜していることで、鋼製ブレース4を水平に配置した場合に比べて、天井を変化のある印象とすることができる。
〔第三実施形態〕
次に第三実施形態の小屋組み構造1について、図7を参照しつつ説明する。第一実施形態又は第二実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。第三実施形態の小屋組み構造1は、勾配梁2のほぞ穴22が勾配梁2の長さ方向の中間部の下面に形成されており、当該ほぞ穴22には梁側固定部23に形成されたほぞパイプ24が挿入されて、水平ピン26によって勾配梁2に固定されている。梁側固定部23はほぞパイプ24とほぞパイプ24と一体となった梁側プレート25とを備えている。なお、ここで勾配梁2の長さ方向の中間部とは、勾配梁2の軒側又は棟側の端部を除く部分のことであり、例えば、勾配梁2を長さ方向に3分割した場合に中間となる範囲である。
垂下部3は、第一実施形態と同様の構成であり、その下端は勾配梁2の下端よりも高い位置に配置されているとともに、垂下部3の下端は、勾配梁2の中間部よりも低い位置に配置されている。垂下部3の下端側の両側面には、第一実施形態と同様の垂下部側固定部32がそれぞれ形成されている。垂下部側固定部32の突出プレート34は、勾配梁2の長さ方向の中間部の下面から突出している梁側プレート25よりも低い位置に配置されている。
そして、鋼製ブレース4は、第一実施形態と同様に両端にそれぞれブレース端プレート40が形成されており、鋼製ブレース4は一端側のブレース端プレート40が勾配梁2の下面に形成された梁側プレート25にピン接合されるとともに、他端側のブレース端プレート40が垂下部3の側面の下端に形成された突出プレート34にピン接合される。鋼製ブレース4の両端に形成されたブレース端プレート40が、梁側プレート25と、梁側プレート25よりも低い突出プレート34と、にそれぞれピン接合されることによって、2本の鋼製ブレース4はそれぞれ垂下部3側に向かって下り勾配に配置されることとなり、小屋組み構造1の中央に近づくにつれ鋼製ブレース4が低くなるように配置される。
勾配梁2の長さ方向の中間部の下面から突出することで、トラス構造体5の三角形を比較的小さな三角形とすることができ、鋼製ブレース4が張り渡されることによる天井の圧迫感を低減させて、天井の意匠の自由度を高めることができる。
なお、第一実施形態から第三実施形態における小屋組み構造1は、勾配梁2が互いに同じ角度で傾斜する切妻屋根形状であるが、鋼製ブレース4から垂下部3の下端側面の垂下部側固定部32に加わる引張力がつり合うように形成されるものであれば、勾配梁2の傾斜角、又は、勾配梁2の長さが異なるように形成されるものであってもよい。
本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは云うまでもない。
本発明に係る小屋組み構造1は、大空間を必要とする講堂やホールのような建築物としてとして好適である。
1 小屋組み構造
2 勾配梁
3 垂下部
4 鋼製ブレース
23 梁側固定部
32 垂下部側固定部
40 ブレース端プレート
41 接合具

Claims (3)

  1. 棟部から互いに逆側の軒の方向に向かって延びる木製の一対の勾配梁と、
    前記棟部から鉛直な下方に垂下する垂下部と、
    それぞれの前記勾配梁の下面と前記垂下部の下端側面との間に架設される2本の鋼製ブレースと、を備え、
    前記垂下部の下端側の両側面には、当該両側面にそれぞれ固定されるベース板と、ベース板から突出する突出プレートと、を備え、両側の前記ベース板が前記垂下部を貫通するボルト及びナットによって連結される垂下部側固定部が形成されており、
    前記勾配梁の軒側の端部下面には、梁側プレートが突出する梁側固定部が形成されており、
    前記垂下部側固定部は前記梁側固定部よりも高い位置に形成され、
    前記鋼製ブレースは一端が前記勾配梁の下面から突出した前記梁側固定部の前記梁側プレートにピン接合するとともに、他端が前記垂下部の下端側面から突出した前記垂下部側固定部の前記突出プレートにピン接合することを特徴とする小屋組み構造。
  2. 前記垂下部の上端両側面にそれぞれ棟部梁受金物が固定され、
    前記勾配梁の上端が当該棟部梁受金物に固定されることを特徴とする請求項1に記載の小屋組み構造。
  3. 前記梁側固定部は、上部に前記勾配梁の下面に設けられたほぞ穴に挿入されて固定されるほぞパイプが形成されるとともに、下部に前記勾配梁から露出して形成され受孔が設けられた梁側プレートが形成され、
    前記鋼製ブレースの端部に形成され固定孔が設けられたブレース端プレートと、
    前記受孔及び前記固定孔に挿入されて、前記梁側プレート及び前記ブレース端プレートを回転可能に接合する接合具と、を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の小屋組み構造。
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