JP7188062B2 - 蓄電モジュールの製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Description

本発明の一側面は、蓄電モジュールの製造装置及び製造方法に関する。
従来の蓄電モジュールとして、電極板の一方面に正極が形成され、他方面に負極が形成されたバイポーラ電極を備えるバイポーラ電池が知られている(特許文献1参照)。バイポーラ電池は、セパレータを介して複数のバイポーラ電極を積層してなる積層体を備えている。積層体の側面には、積層方向に隣り合うバイポーラ電極間を封止する封止体が設けられており、バイポーラ電極間に形成された内部空間に電解液が収容されている。
特開2011-204386号公報
シール部材が、バイポーラ電極の周縁部に設けられた枠状の一次シールと、積み重ねられた一次シールの周囲に設けられた筒状の二次シールとを備える場合がある。二次シールは、射出成形により形成される。このため、二次シールの厚みが大きくなると、射出成形時に溶融した樹脂材料が固化する際に樹脂材料が収縮して、二次シールの内部にボイドが発生するおそれがある。そこで、二次シールが第1樹脂部と第2樹脂部とを備え、各樹脂部の厚みを、二次シール全体の厚みよりも小さくする構成が考えられる。このような構成においても、二次シールの品質を向上させるためには、樹脂材料の圧力監視を行う必要がある。
そこで、本発明の一側面は、複数の樹脂部を有する二次シールを射出成形により形成する際に、樹脂材料の圧力監視を行うことができる蓄電モジュールの製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造装置は、第1方向に積層された複数の電極を含む電極積層体と、第1方向から見て電極積層体を取り囲むシール部材とを備える蓄電モジュールの製造装置であって、複数の電極は、バイポーラ電極を含み、複数の電極のそれぞれは、電極板を備え、シール部材は、電極板の周縁部に設けられた一次シールと、第1方向から見て一次シールを取り囲む二次シールと、を備え、二次シールは、一次シールの第1方向に延在する側面に設けられた第1樹脂部と、第1樹脂部の第1方向に延在する側面に設けられた第2樹脂部と、を備え、製造装置は、二次シールを射出成形により形成するための型と、第1樹脂部の形状に対応する形状を有し、かつ、型に対して着脱自在に設けられる第1治具と、第2樹脂部の形状に対応する形状を有し、かつ、型に対して着脱自在に設けられる第2治具と、型に設けられ、第1樹脂部を形成する第1樹脂材料の圧力を検出する第1センサと、第2治具に設けられ、第2樹脂部を形成する第2樹脂材料の圧力を検出する第2センサと、を備える。
この蓄電モジュールの製造装置は、射出成形の型に設けられた第1センサと、第2治具に設けられた第2センサとを備えている。これにより、第1樹脂部を形成する第1樹脂材料の圧力の検出と、第2樹脂部を形成する第2樹脂材料の圧力の検出とを行うことができる。したがって、これらの圧力監視を行うことができる。
一次シールには、隣り合う電極間に設けられた内部空間と連通された第1連通孔が設けられ、第1治具は、第1連通孔に配置され、第1連通孔と連通された第2連通孔を第1樹脂部に形成する第1入れ子を有してもよい。この場合、第1治具が第1入れ子を有しているので、第1樹脂材料の流れが複雑化し、第1樹脂部の品質が低下し易い。このような場合でも、第1樹脂材料の圧力監視を行うことができるので、第1樹脂部の品質の低下を抑制することができる。
第2治具は、第2連通孔に配置され、第2連通孔と連通された第3連通孔を第2樹脂部に形成する第2入れ子を有してもよい。この場合、第2治具が第2入れ子を有しているので、第2樹脂材料の流れが複雑化し、第2樹脂部の品質が低下し易い。このような場合でも、第2樹脂材料の圧力監視を行うことができるので、第2樹脂部の品質の低下を抑制することができる。
第2治具は、入れ子を有していない第1治具部と、第2入れ子を有している第2治具部と、を含み、第2センサは、第2治具部に設けられていてもよい。この場合、第2樹脂材料の流れを複雑化させる第2治具部に第2センサが設けられているので、第2樹脂部の品質の低下を確実に抑制することができる。
型は、第2樹脂材料が注入される複数のゲートを有し、第2センサは、第1方向に交差する第2方向から見て、隣り合うゲートからの距離が互いに等しくなる位置に設けられていてもよい。この場合、隣り合うゲートからの距離が最も遠くなる位置において、第2センサより圧力の検出を行うことができる。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造方法は、第1方向に積層された複数の電極を含む電極積層体と、第1方向から見て電極積層体を取り囲むシール部材とを備える蓄電モジュールの製造方法であって、複数の電極は、バイポーラ電極を含み、複数の電極のそれぞれは、電極板を備え、製造方法は、電極積層体と、電極板の縁部に設けられた一次シールと、を含むユニット積層体を準備する工程と、型を用いた射出成形により、第1方向から見て一次シールを取り囲む二次シールを形成する工程と、を含み、二次シールを形成する工程は、第1治具が取り付けられた型を用いて、ユニット積層体の第1方向に延在する側面に第1樹脂部を形成する工程と、第2治具が取り付けられた型を用いて、第1樹脂部の第1方向に延在する側面に第2樹脂部を形成する工程と、を含み、第1樹脂部を形成する工程では、型に設けられた第1センサにより、第1樹脂部を形成する第1樹脂材料の圧力を検出し、第2樹脂部を形成する工程では、第2治具に設けられた第2センサにより、第2樹脂部を形成する第2樹脂材料の圧力を検出する。
この蓄電モジュールの製造方法では、第1樹脂部の形成工程において、型に設けられた第1センサにより、第1樹脂部を形成する第1樹脂材料の圧力を検出することに加えて、第2樹脂部の形成工程において、第2治具に設けられた第2センサにより、第2樹脂部を形成する第2樹脂材料の圧力を検出する。したがって、これらの圧力監視を行うことができる。
本発明の一側面によれば、複数の樹脂部を有する二次シールを射出成形により形成する際に、樹脂材料の圧力監視を行うことができる蓄電モジュールの製造装置及び製造方法が提供され得る。
一実施形態に係る蓄電モジュールを備えた蓄電装置を示す概略断面図である。 図1に示された蓄電モジュールの内部構成を示す概略断面図である。 図2に示された蓄電モジュールの斜視図である。 図3に示された蓄電モジュールの一部を示す斜視図である。 図4に示されたV-V線に沿った断面図である。 図5に示された蓄電モジュールの断面図の一部を拡大した図である。 第2方向から見た第1樹脂部を示す平面図である。 第2方向から見た第2樹脂部を示す平面図である。 一実施形態に係る蓄電モジュールの製造装置を示す上面図である。 一実施形態に係る蓄電モジュールの製造装置を示す上面図である。 第1治具の治具部を示す斜視図である。 第2治具の治具部を示す斜視図である。 図9のXIII-XIII線に沿っての断面図である。 図10のXIV-XIV線に沿っての断面図である。 第1樹脂部を形成する工程におけるユニット積層体、型及び第1治具の断面図である。 第2樹脂部を形成する工程におけるユニット積層体、第1樹脂部、型及び第2治具の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態が詳細に説明される。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号が用いられ、重複する説明は省略される。
図1は、一実施形態に係る蓄電モジュールを備えた蓄電装置を示す概略断面図である。図1に示される蓄電装置1は、例えばフォークリフト、ハイブリッド自動車、電気自動車等の各種車両のバッテリとして用いられる。蓄電装置1は、互いに複数の蓄電モジュール4を積層してなる蓄電モジュール積層体2と、蓄電モジュール積層体2に対して積層方向に拘束荷重を付加する拘束部材3とを備えている。
蓄電モジュール積層体2は、複数(本実施形態では3体)の蓄電モジュール4と、複数(本実施形態では4枚)の導電板5とによって構成されている。蓄電モジュール4は、例えば後述するバイポーラ電極14を備えたバイポーラ電池であり、積層方向から見て矩形状をなしている。蓄電モジュール4は、例えばニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池等の二次電池、又は電気二重層キャパシタである。以下の説明では、ニッケル水素二次電池を例示する。
積層方向に隣り合う蓄電モジュール4同士は、導電板5を介して電気的に接続されている。導電板5は、積層方向に隣り合う蓄電モジュール4間と、積層端に位置する蓄電モジュール4の外側と、にそれぞれ配置されている。積層端に位置する蓄電モジュール4の外側に配置された一方の導電板5には、正極端子6が接続されている。積層端に位置する蓄電モジュール4の外側に配置された他方の導電板5には、負極端子7が接続されている。正極端子6及び負極端子7は、例えば導電板5の縁部から積層方向に交差する方向に引き出されている。正極端子6及び負極端子7により、蓄電装置1の充放電が実施される。
各導電板5の内部には、空気等の冷媒を流通させる複数の流路5aが設けられている。各流路5aは、例えば積層方向と、正極端子6及び負極端子7の引き出し方向とにそれぞれ交差(直交)する方向に互いに平行に延在している。これらの流路5aに冷媒を流通させることで、導電板5は、蓄電モジュール4同士を電気的に接続する接続部材としての機能のほか、蓄電モジュール4で発生した熱を放熱する放熱板としての機能を併せ持つ。なお、図1の例では、積層方向から見た導電板5の面積は、蓄電モジュール4の面積よりも小さいが、放熱性の向上の観点から、導電板5の面積は、蓄電モジュール4の面積と同じであってもよく、蓄電モジュール4の面積よりも大きくてもよい。
拘束部材3は、蓄電モジュール積層体2を積層方向に挟む一対のエンドプレート8と、エンドプレート8同士を締結する締結ボルト9及びナット10とによって構成されている。エンドプレート8は、積層方向から見た蓄電モジュール4及び導電板5の面積よりも一回り大きい面積を有する矩形の金属板である。エンドプレート8の内側面(蓄電モジュール積層体2側の面)には、電気絶縁性を有するフィルムFが設けられている。フィルムFにより、エンドプレート8と導電板5との間が絶縁されている。
エンドプレート8の縁部には、蓄電モジュール積層体2よりも外側となる位置に挿通孔8aが設けられている。締結ボルト9は、一方のエンドプレート8の挿通孔8aから他方のエンドプレート8の挿通孔8aに向かって通され、他方のエンドプレート8の挿通孔8aから突出した締結ボルト9の先端部分には、ナット10が螺合されている。これにより、蓄電モジュール4及び導電板5がエンドプレート8によって挟持されて蓄電モジュール積層体2としてユニット化されると共に、蓄電モジュール積層体2に対して積層方向に拘束荷重が付加される。
次に、蓄電モジュール4の構成について更に詳細に説明する。図2は、図1に示された蓄電モジュールの内部構成を示す概略断面図である。同図に示すように、蓄電モジュール4は、積層方向D1(第1方向)に積層された複数の電極Eを含む電極積層体11と、積層方向D1から見て電極積層体11を取り囲むシール部材12とを備えている。電極積層体11とシール部材12との間は封止(シール)される。
電極積層体11は、セパレータ13を介して積層方向D1に積層された複数の電極Eを含む。複数の電極Eは、複数のバイポーラ電極14と、負極終端電極18と、正極終端電極19とを含む。この例では、電極積層体11の積層方向D1は蓄電モジュール積層体2の積層方向と一致している。バイポーラ電極14は、電極板15、電極板15の一方面15aに設けられた正極16、電極板15の他方面15bに設けられた負極17を含んでいる。正極16は、正極活物質が塗工されてなる正極活物質層である。負極17は、負極活物質が塗工されてなる負極活物質層である。電極積層体11において、一のバイポーラ電極14の正極16は、セパレータ13を挟んで積層方向D1に隣り合う一方のバイポーラ電極14の負極17と対向している。電極積層体11において、一のバイポーラ電極14の負極17は、セパレータ13を挟んで積層方向D1に隣り合う他方のバイポーラ電極14の正極16と対向している。
電極積層体11において、積層方向D1の一端には負極終端電極18が配置され、積層方向D1の他端には正極終端電極19が配置されている。負極終端電極18は、電極板15、及び電極板15の他方面15bに設けられた負極17を含んでいる。負極終端電極18の負極17は、セパレータ13を介して積層方向D1の一端のバイポーラ電極14の正極16と対向している。負極終端電極18の電極板15の一方面15aには、蓄電モジュール4に隣接する一方の導電板5が接触している。正極終端電極19は、電極板15、及び電極板15の一方面15aに設けられた正極16を含んでいる。正極終端電極19の電極板15の他方面15bには、蓄電モジュール4に隣接する他方の導電板5が接触している。正極終端電極19の正極16は、セパレータ13を介して積層方向D1の他端のバイポーラ電極14の負極17と対向している。
電極板15は、金属製であり、例えばニッケル又はニッケルメッキ鋼板からなる。電極板15は、例えばニッケルからなる矩形の金属箔である。電極板15の周縁部15c(バイポーラ電極14の周縁部)は、矩形枠状をなし、正極活物質及び負極活物質が塗工されない未塗工領域となっている。正極16を構成する正極活物質としては、例えば水酸化ニッケルが挙げられる。負極17を構成する負極活物質としては、例えば水素吸蔵合金が挙げられる。本実施形態では、電極板15の他方面15bにおける負極17の形成領域は、電極板15の一方面15aにおける正極16の形成領域に対して一回り大きくなっている。
セパレータ13は、例えばシート状に形成されている。セパレータ13としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン、メチルセルロース等からなる織布又は不織布等が例示される。セパレータ13は、フッ化ビニリデン樹脂化合物で補強されたものであってもよい。なお、セパレータ13は、シート状に限られず、袋状のものを用いてもよい。
シール部材12は、例えば絶縁性の樹脂によって矩形の枠状に形成されている。シール部材12を構成する樹脂材料としては、例えばポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、又は変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)などが挙げられる。シール部材12は、電極積層体11を取り囲み、複数の電極板15の周縁部15cを保持するように構成されている。
シール部材12は、周縁部15cに設けられた一次シール21と、積層方向D1から見て一次シール21を取り囲む二次シール22とを備えている。一次シール21は所定の厚さ(積層方向D1の長さ)を有するフィルムである。一次シール21は、積層方向D1から見て、矩形枠状をなし、例えば超音波又は熱により、周縁部15cの全周にわたって連続的に溶着されている。一次シール21は、電極板15の他方面15b側の周縁部15cに設けられている。一次シール21は、周縁部15cを埋設した状態で、周縁部15cに設けられ、電極板15の端面を覆っている。一次シール21は、積層方向D1から見て、正極16及び負極17から離間して設けられている。積層方向D1で隣り合う一次シール21同士は、互いに当接している。
一次シール21は、第1部分21aと第2部分21bとを有している。第1部分21aは、他方面15b上に設けられ、積層方向D1から見て電極板15と重なっている。第2部分21bは、第1部分21aと一体的に形成され、積層方向D1から見て電極板15の外側に設けられている。第1部分21aの厚さは、第2部分21bの厚さよりも薄く、負極17の厚さと同等であるが、同等以上であってもよい。第1部分21aと第2部分21bとの間には、積層方向D1に延在する段差面21cが形成されている。
第1部分21aの上面には、セパレータ13の外縁部が配置されている。積層方向D1から見て、第1部分21aとセパレータ13の外縁部とは互いに重なっている。セパレータ13の外縁部は、セパレータ13の外縁に沿って並ぶ複数箇所において、例えば溶着により第1部分21aの上面に固定されている。セパレータ13の外縁は、段差面21cに当接していてもよいし、段差面21cから離間していてもよい。本実施形態では、段差面21cの高さ(積層方向D1の長さ)は、セパレータ13の厚さと正極16の厚さとの和と同等であるが、同等以上であってもよい。
二次シール22は、電極積層体11及び一次シール21の外側に設けられ、蓄電モジュール4の外壁(筐体)を構成している。二次シール22は、例えば、後述するように樹脂の射出成形によって形成され、積層方向D1において電極積層体11の全長にわたって延在している。二次シール22は、積層方向D1を軸方向として延在する筒状部である。二次シール22は、積層方向D1に延在する一次シール21の外側面を覆っている。二次シール22は、一次シール21の外側面に接合され、一次シール21の外側面をシールしている。二次シール22は、例えば、射出成形時の熱によって一次シール21の外側面に溶着されている。一次シール21を構成する樹脂材料と二次シール22を構成する樹脂材料とは互いに相溶可能である。一次シール21は例えばPPからなり、二次シール22は例えば変性PPEからなる。
電極積層体11内には複数の内部空間Vが設けられている。各内部空間Vは、隣り合う複数の電極E間に設けられる。内部空間Vは、積層方向D1で隣り合う電極板15の間において、当該電極板15とシール部材12とにより気密及び水密に仕切られた空間である。この内部空間Vには、例えば水酸化カリウム水溶液等のアルカリ水溶液からなる電解液(不図示)が収容されている。電解液は、セパレータ13、正極16及び負極17内に含浸されている。電解液は強アルカリ性なので、シール部材12は、耐強アルカリ性を有する樹脂材料により構成されている。
図3は、図2に示された蓄電モジュール4の斜視図である。図3に示されるように、蓄電モジュール4は、複数(ここでは4つ)の圧力調整弁28をさらに備えている。圧力調整弁28は、内部空間V内のガスを蓄電モジュール4の外部に放出することによって、内部空間Vの圧力を調整できる。二次シール22の外形は、積層方向D1から見て例えば矩形枠状を有している。二次シール22は、第1側部22aと、第2側部22bと、一対の第3側部22c,22cを有する。積層方向D1から見て第1側部22a及び第2側部22bが二次シール22の短辺部分となり、一対の第3側部22c,22cが二次シール22の長辺部分となる。
各第3側部22cは、積層方向D1に交差する長手方向D2(第2方向)に延在する。各第3側部22cは、第1側部22a及び第2側部22bを互いに接続している。第1側部22a及び第2側部22bは、積層方向D1及び長手方向D2の両方に交差する短手方向D3(第3方向)に延在する。第1側部22a及び第2側部22bは、一対の第3側部22c,22cを互いに接続している。積層方向D1、長手方向D2及び短手方向D3は互いに直交し得る。第1側部22a及び第2側部22bは、長手方向D2で互いに対向している。一対の第3側部22c,22cは、短手方向D3で互いに対向している。圧力調整弁28は、第1側部22aに取り付けられているが、1つの第3側部22cに取り付けられてもよい。
図4は、図3に示された蓄電モジュール4の一部を示す斜視図である。図5は、図4に示されたV-V線に沿った断面図である。図6は、図5に示された蓄電モジュール4の断面図の一部を拡大した図である。図4及び図5では、圧力調整弁28が省略されている。
図4~図6に示されるように、二次シール22は、第1樹脂部23と第2樹脂部24とを備える。第1樹脂部23の外形は、積層方向D1から見て例えば矩形筒状を有する。第1樹脂部23は、積層方向D1から見て、一次シール21と第2樹脂部24との間に配置されている。第1樹脂部23は、積層方向D1から見て一次シール21を取り囲む。第1樹脂部23は、一次シール21の積層方向D1に延在する側面21sに設けられている。
第2樹脂部24の外形は、積層方向D1から見て例えば矩形筒状を有する。第2樹脂部24は、積層方向D1から見て第1樹脂部23を取り囲む。第2樹脂部24は、第1樹脂部23の積層方向D1に延在する側面23sに設けられている。第2樹脂部24は、長手方向D2に突出する複数の突起部24pを有する。各突起部24pは、複数(ここでは6個)の開口24hを形成する枠形状を有する。各突起部24pは、圧力調整弁28を接続するための接続用突起部として機能する。よって、突起部24pの数は、圧力調整弁28の数と同じである。第2樹脂部24のうち、第1側部22aに含まれる部分が突起部24pを有する。
図5に示されるように、第1樹脂部23及び第2樹脂部24は、長手方向D2において、一次シール21と電極積層体11とを備えるユニット積層体30の外側に位置する。ユニット積層体30は、積層方向D1に交差する矩形状の第1面30aと、第1面30aとは反対側の矩形状の第2面30bと、積層方向D1に延在する4つの矩形状の側面30cとを有する。第1面30aは正極終端電極19の表面を含む。第2面30bは負極終端電極18の表面を含む。側面30cは、積層方向D1に延在する一次シール21の側面21s(図6参照)を含む。側面30cは、第1面30aと第2面30bとの間を繋いでいる。
第1樹脂部23は、第1面30aの周縁部上に設けられた庇部23bと、各側面30c上に位置する側部23cとを有する。庇部23bは、第1樹脂部23における積層方向D1の一端から電極積層体11の内側に延びる。庇部23bは、第1面30aの周縁部を全周にわたって覆う枠形状を有する。側部23cは、積層方向D1から見てユニット積層体30を取り囲む筒形状を有する。第2樹脂部24は、第2面30bの周縁部上に設けられた庇部24bと、第1樹脂部23の側部23c上に位置する側部24cとを有する。庇部24bは、第2面30bの周縁部を全周にわたって覆う枠形状を有する。側部24cは、積層方向D1から見て第1樹脂部23の側部23cを取り囲む筒形状を有する。
一次シール21には、各内部空間Vと連通された第1連通孔21dが形成される(図6参照)。第1樹脂部23には、各第1連通孔21dと連通された第2連通孔23aが形成される。第2樹脂部24には、各第2連通孔23aと連通された第3連通孔24aが形成される。第1連通孔21dの幅(積層方向D1における第1連通孔21dの長さ)、第2連通孔23aの幅(積層方向D1における第2連通孔23aの長さ)、及び第3連通孔24aの幅(積層方向D1における第3連通孔24aの長さ)は例えば同じである。第1連通孔21dの幅は、例えば段差面21cの高さ(積層方向D1における段差面21cの長さ)と同じである。
長手方向D2から見て、突起部24pは各第3連通孔24aを取り囲むように配置される。各第3連通孔24aは、突起部24pにより形成された開口24hと連通されている。開口24hの幅(積層方向D1における開口24hの長さ)は、第3連通孔24aの幅(積層方向D1における第3連通孔24aの長さ)よりも大きい。
図7は、長手方向D2から見た第1樹脂部23を示す平面図である。図7には、第1樹脂部23のうち、第1側部22aに含まれる部分が示されている。図7に示されるように、第1樹脂部23には複数(ここでは24個)の第2連通孔23a(以下、第2連通孔23a1~23a24ともいう)が形成されている。長手方向D2から見て各第2連通孔23aは例えば短手方向D3に延びる長方形形状を有する。積層方向D1における第2連通孔23a1~23a24の位置は、互いに異なっている。これにより、第2連通孔23a1~23a24のそれぞれは互いに異なる内部空間Vと連通可能となる。第2連通孔23a1~23a24の数は、内部空間Vの数と同じである。第2連通孔23a1~23a24は、複数(ここでは4個)のグループに分けられる。各グループは複数(ここでは6個)の第2連通孔を含む。第1グループの第2連通孔23a1~23a6は、第1の圧力調整弁28に接続される。第2グループの第2連通孔23a7~23a12は、第2の圧力調整弁28に接続される。第3グループの第2連通孔23a13~23a18は、第3の圧力調整弁28に接続される。第4グループの第2連通孔23a19~23a24は、第4の圧力調整弁28に接続される。
第2連通孔23a1は、第2連通孔23a1~23a24のうち積層方向D1において最も端に位置する。第1樹脂部23は、第2連通孔23a1の外側において積層方向D1に突出する凸部23pを有する。その結果、第1樹脂部23のうち第2連通孔23a1の外側に位置する部分の積層方向D1における幅Lが大きくなる。第2連通孔23a7は、積層方向D1において第2連通孔23a1を除いて最も端に位置する。第2連通孔23a7の外側にも凸部23pが設けられている。第2連通孔23a13は、積層方向D1において第2連通孔23a1,23a7を除いて最も端に位置する。第2連通孔23a13の外側にも凸部23pが設けられている。第2連通孔23a19は、積層方向D1において第2連通孔23a1,23a7,23a13を除いて最も端に位置する。第2連通孔23a19の外側にも凸部23pが設けられている。これらの凸部23pは、第2樹脂部24(庇部24b)によって覆われる(図5参照)。凸部23pは、積層方向D1において庇部23bが設けられた一端とは反対側の他端に設けられる。本実施形態では、第1樹脂部23が複数(ここでは4個)の凸部23pを有しているが、単一の凸部23pを有してもよい。この場合、短手方向D3において隣り合う凸部23p同士が互いに繋がっている。
第1樹脂部23は、射出成形により形成された複数のゲート痕23qを有している。複数のゲート痕23qは、長手方向D2から見て短手方向D3に配列される。各ゲート痕23qは例えば積層方向D1に突出する円柱状の突起である。長手方向D2から見て、隣り合う複数のゲート痕23qの中間点を通って積層方向D1に延びる直線W1は第2連通孔23a1~23a24と重ならないように位置している。隣り合う複数のゲート痕23qの中間点は、短手方向D3における各ゲート痕23qの中心位置の中点である。したがって、短手方向D3における各ゲート痕23qの中心位置から直線W1までの距離は等しい。短手方向D3において、ゲート痕23qの位置は第2連通孔23a1~23a24の位置からずれている。図示を省略するが、第1樹脂部23のうち、第2側部22bに含まれる部分、及び一対の第3側部22c,22cに含まれる部分もゲート痕23qを有している。
図8は、長手方向D2から見た第2樹脂部24を示す平面図である。図8には、第2樹脂部24のうち、第1側部22aに含まれる部分が示されている。図8に示されるように、第2樹脂部24には複数(ここでは24個)の第3連通孔24a(以下、第3連通孔24a1~24a24ともいう)が形成されている。長手方向D2から見て各第3連通孔24aは例えば短手方向D3に延びる長方形形状を有する。第3連通孔24a1~24a24の数は、第2連通孔23a1~23a24の数と同じである。長手方向D2から見て、第3連通孔24a1~24a24は、第2連通孔23a1~23a24とそれぞれ重なるように位置している。長手方向D2から見て、第3連通孔24a1~24a24のそれぞれは、突起部24pの各開口24h内に位置している。
第2樹脂部24は、射出成形により形成された複数のゲート痕24qを有している。複数のゲート痕24qは、長手方向D2から見て短手方向D3に配列される。各ゲート痕24qは例えば積層方向D1に突出する円柱状の突起である。長手方向D2から見て、隣り合う複数のゲート痕24qの中間点を通って積層方向D1に延びる直線W2は突起部24pと重ならないように位置している。隣り合う複数のゲート痕24qの中間点は、短手方向D3における各ゲート痕24qの中心位置の中点である。したがって、短手方向D3における各ゲート痕24qの中心位置から直線W2までの距離は等しい。短手方向D3において、ゲート痕24qの位置は突起部24pの位置からずれている。図示を省略するが、第2樹脂部24のうち、第2側部22bに含まれる部分、及び一対の第3側部22cに含まれる部分もゲート痕24qを有している。
次に、図9~図13を参照しながら蓄電モジュール4の製造装置100について説明する。図9及び図10は、一実施形態に係る蓄電モジュールの製造装置を示す上面図である。図11は、第1治具の治具部を示す斜視図である。図12は、第2治具の治具部を示す斜視図である。図13は、図9のXIII-XIII線に沿っての断面図である。図14は、図10のXIV-XIV線に沿っての断面図である。
図9~図14に示されるように、製造装置100は、二次シール22を射出成形により形成するための型Mと、型Mに対して着脱自在に設けられる第1治具40及び第2治具50と、複数の第1センサP1と、複数の第2センサP2と、を有している。製造装置100は、二次シール22を射出成形により形成する射出成形機である。図9には、型Mに対して第1治具40が取り付けられた状態が示されている。図10には、型Mに対して第2治具50が取り付けられた状態が示されている。型Mは、例えば金属製の金型である。型Mは、互いに対向する一対の型M1,M2を有している。一対の型M1,M2の対向方向は、積層方向D1と一致している。図9及び図10では、型M2の図示が省略されている。
第1治具40は、第1樹脂部23を射出成形により形成するために用いられる。第1治具40は、第1樹脂部23の形状に対応する形状を有している。図9に示されるように第1治具40は、型M1に取り付けられる。第1治具40が取り付けられた型M1と、型M2とが互いに組み合わされた型閉状態において、一対の型M1,M2の内部には空間S1が形成される。第1治具40は、治具部41と、治具部42と、を有している。治具部41は、第1樹脂部23のうち、第2側部22b及び一対の第3側部22c,22cに含まれる部分を形成するために用いられる。治具部41は、入れ子を有していない。
治具部42は、第1樹脂部23のうち、第1側部22aに含まれる部分を形成するために用いられる。治具部42は、図11に示されるように、本体43と、複数の入れ子44と、突条部45と、を有する。本体43は、空間S1に臨む矩形状の側面43aを有している。側面43aは、短手方向D3及び積層方向D1に延在している。複数の入れ子44は、長手方向D2に沿って、側面43aから空間S1に突出する。複数の入れ子44は、積層方向D1から見て、長手方向D2に並んでいる。入れ子44は、第1連通孔21dに配置され、第2連通孔23aを形成する。入れ子44は、例えば金属プレートである。入れ子44の形状は、第1連通孔21dの形状と、第2連通孔23aの形状とに対応している。突条部45は、側面43aの積層方向D1の一端において短手方向D3に沿って延在している。突条部45は、長手方向D2に沿って、空間S1に突出している。
第2治具50は、第2樹脂部24を射出成形により形成するために用いられる。第2治具50は、第2樹脂部24の形状に対応する形状を有している。図10に示されるように第2治具50は、型M1に取り付けられる。第2治具50が取り付けられた型M1と、型M2とが互いに組み合わされた型閉状態において、一対の型M1,M2の内部には空間S2が形成される。空間S2は空間S1よりも広い。第2治具50は、治具部51(第1治具部)と、治具部52(第2治具部)と、を有している。治具部51は、第2樹脂部24のうち、第2側部22b及び一対の第3側部22c,22cに含まれる部分を形成するために用いられる。治具部51は、入れ子を有していない。
治具部52は、第1樹脂部23のうち、第1側部22aに含まれる部分を形成するために用いられる。治具部52は、図12に示されるように、本体53と、複数の入れ子54と、突条部55と、を有する。本体53は、空間S2に臨む矩形状の側面53aを有している。複数の入れ子54は、長手方向D2に沿って、側面53aから空間S2に突出する。複数の入れ子54は、積層方向D1から見て、長手方向D2に並んでいる。入れ子54は、第2連通孔23aに配置され、第3連通孔24aを形成する。入れ子54は、第2連通孔23a及び第1連通孔21dに配置されてもよい。入れ子54は、例えば金属プレートである。入れ子54の形状は、第2連通孔23aの形状と、第3連通孔24aの形状とに対応している。突条部55は、側面53aの積層方向D1の一端において短手方向D3に沿って延在している。突条部55は、長手方向D2に沿って、空間S1に突出している。図12では図示を省略するが、側面53aには、突起部24p(図5参照)を形成するための凹部が形成されている。
第1センサP1は、図13に示されるように、型M2に設けられている。第1センサP1は、空間S1に臨み、第1樹脂部23(図2参照)を形成する第1樹脂材料の圧力を検出する。第2センサP2は、図14に示されるように、第2治具50の治具部52の側面53aに設けられている。第2センサP2は、空間S2に臨み、第2樹脂部24(図2参照)を形成する第2樹脂材料の圧力を検出する。図14でも、突起部24p(図5参照)を形成するための凹部の図示が省略されている。
型M2は、図13に示されるように、第1樹脂材料が注入される複数のゲートG1を有している。第1樹脂材料は、溶融状態で各ゲートG1を通って空間S1に注入される。ゲートG1は、積層方向D1から見て、空間S1の外縁部と重なるように、空間S1の外縁部の全周にわたって並んで設けられている。第1センサP1は、長手方向D2から見て隣り合う一対のゲートG1,G1の中間点を通って積層方向D1に延びる直線Mw1上に設けられている。すなわち、第1センサP1は、長手方向D2から見て隣り合う一対のゲートG1からの距離が等しくなる位置に設けられている。積層方向D1から見て、第1センサP1は入れ子44と重ならない位置に設けられている。直線Mw1は、第2連通孔23a(入れ子44)と重ならないように位置している。ゲートG1の形状は、図7のゲート痕23qに対応している。直線Mw1は、図7の直線W1に対応している。
型M2は、図14に示されるように、第2樹脂材料が注入される複数のゲートG2を有している。第2樹脂材料は、溶融状態で各ゲートG2を通って空間S2に注入される。ゲートG2は、積層方向D1から見て、空間S2の外縁部と重なるように、空間S2の外縁部の全周にわたって並んで設けられている。第2センサP2は、長手方向D2から見て隣り合う一対のゲートG2,G2の中間点を通って積層方向D1に延びる直線Mw2上に設けられている。すなわち、第2センサP2は、長手方向D2から見て隣り合う一対のゲートG2,G2からの距離が互いに等しくなる位置に設けられている。積層方向D1から見て、第2センサP2は入れ子54と重ならない位置に設けられている。ゲートG2の形状は、図8のゲート痕24qに対応している。直線Mw2は、図8の直線W2に対応している。
続いて、蓄電モジュール4の製造方法について説明する。蓄電モジュール4の製造方法は、ユニット積層体30を準備する工程と、二次シール22を形成する工程と、を含む。
(ユニット積層体の準備工程)
まず、電極積層体11と一次シール21とを含むユニット積層体30を準備する。この工程では、バイポーラ電極14に一次シール21及びセパレータ13を取り付けてユニットを作製する。負極終端電極18にも同様に一次シール21及びセパレータ13を取り付けてユニットを作製する。正極終端電極19には一次シール21を取り付けてユニットを作製する。これらのユニットを積層することによってユニット積層体30を得る。
(二次シールの形成工程)
次に、型Mを用いた射出成形により、積層方向D1から見て一次シール21を取り囲む二次シール22を形成する。この工程は、第1樹脂部23を形成する工程と、第2樹脂部24を形成する工程と、を含む。第1樹脂部23を形成する工程と、第2樹脂部24を形成する工程とは、この順に行われる。
図15は、第1樹脂部を形成する工程におけるユニット積層体、型及び第1治具の断面図である。図15に示されるように、この工程では、第1治具40が取り付けられた型Mを用い、ユニット積層体30の側面30cに第1樹脂部23(図5参照)を形成する。まず、第1治具40が取り付けられた型Mの内部の空間S1にユニット積層体30を収容する。具体的には、例えば、治具部41(図9参照)を型M1に取り付けた後、ユニット積層体30を型M1に配置する。続いて、治具部42を型M1に取り付ける。このとき、治具部42の入れ子44が対応する第1連通孔21d(図6参照)に配置される。最後に、型M1に型M2を組み合わせる。
このように空間S1にユニット積層体30を収容した状態で、射出成形により第1樹脂部23(図5参照)を形成する。溶融した第1樹脂材料は、型M2に形成されたゲートG1から積層方向D1に向かって空間S1に注入される。空間S1のうち、ユニット積層体30を除く部分の形状は、第1樹脂部23の形状に対応している。この工程では、型M2に設けられた第1センサP1により第1樹脂材料の圧力が検出される。これにより、第1樹脂材料の圧力監視を行ながら、第1樹脂部23を形成することができる。
図16は、第2樹脂部を形成する工程におけるユニット積層体、型及び第2治具の断面図である。図16に示されるように、この工程では、第2治具50が取り付けられた型Mを用いて、第1樹脂部23の側面23sに第2樹脂部24(図5参照)を形成する。まず、第2治具50が取り付けられた型Mの内部の空間S2に、ユニット積層体30及び第1樹脂部23を収容する。具体的には、例えば、治具部51(図10参照)を型M1に取り付けた後、ユニット積層体30及び第1樹脂部23を型M1に配置する。続いて、治具部52を型M1に取り付ける。このとき、治具部52の入れ子54が対応する第2連通孔23a(図6参照)に配置される。最後に、型M1に型M2を組み合わせる。
このように空間S2にユニット積層体30及び第1樹脂部23を収容した状態で、射出成形により第2樹脂部24(図5参照)を形成する。溶融した第2樹脂材料は、型M2に形成されたゲートG2から積層方向D1に向かって空間S2に注入される。空間S2のうち、ユニット積層体30及び第1樹脂部23を除く部分の形状は、第2樹脂部24の形状に対応している。側面53aには、突起部24p(図5参照)を形成するための凹部が形成されている。この工程では、第2治具50の治具部52に設けられた第2センサP2(図12参照)により第2樹脂材料の圧力が検出される。これにより、第2樹脂材料の圧力監視を行ながら、第2樹脂部24を形成することができる。
上述のように二次シール22を形成した後、第3連通孔24a1~24a24のそれぞれから電解液を各内部空間Vに注入する。その後、圧力調整弁28を突起部24pに接続することによって第3連通孔24a1~24a24を封止する。このようにして、蓄電モジュール4が製造される。
以上説明したように、蓄電モジュール4の製造装置は、射出成形の型Mに設けられた第1センサP1と、第2治具50に設けられた第2センサP2とを備えている。これにより、第1樹脂部23を形成する第1樹脂材料の圧力の検出と、第2樹脂部24を形成する第2樹脂材料の圧力の検出とを行うことができる。したがって、空間S1における第1樹脂材料の圧力監視と、空間S2における第2樹脂材料の圧力監視とを行うことができるので、例えば、第1樹脂材料及び第2樹脂材料のショートの発生を抑制することができる。この結果、二次シール22の品質を向上させることができる。第1センサP1は型Mに設けられているので、例えば、第1センサP1の配線等を考慮することなく、容易に第1治具40を型Mから着脱することができる。また、第2治具50は型Mに対して着脱自在な構成であるため、通常は、第2センサP2を第2治具50に設けるという考えには至らないものの、第2センサP2は、第2治具50にしか取り付けられない。
蓄電モジュール4の製造方法では、二次シール22を形成する工程は、第1樹脂部23を形成する工程と、第2樹脂部24を形成する工程とを備えている。このため、形成される第1樹脂部23及び第2樹脂部24の厚みを、二次シール22全体の厚みよりも小さくできる。これにより、第1樹脂部23及び第2樹脂部24を射出成形により形成する際に、溶融した第1樹脂材料及び第2樹脂材料の収縮に起因して、二次シール22の内部にボイドが発生することを抑制できる。また、この製造方法では、射出成形の型Mに設けられた第1センサP1による第1樹脂材料の圧力の検出と、第2治具50に設けられた第2センサP2による第2樹脂材料の圧力の検出とが行われる。したがって、空間S1における第1樹脂材料の圧力監視と、空間S2における第2樹脂材料の圧力監視とを行うことができるので、例えば、第1樹脂材料及び第2樹脂材料のショートの発生を抑制することができる。この結果、二次シール22の品質を向上させることができる。
第1治具40が入れ子44を有しているので、第1樹脂材料の流れが複雑化する。このため、例えば、第1樹脂材料のショートが発生し、第1樹脂部23の品質が低下し易い。本実施形態では、第1センサP1により第1樹脂材料の圧力監視を行うことができるので、第1樹脂部23の品質の低下を抑制することができる。
型Mは、第1樹脂材料が注入される複数のゲートG1を有し、第1センサP1は、長手方向D2から見て隣り合う一対のゲートG1,G1からの距離が互いに等しくなる位置に設けられている。この位置では、一対のゲートG1,G1からの距離が最も遠くなるため、第1樹脂材料のショートが発生し易い。また、注入された第1樹脂材料同士が衝突し、脆弱部(ウェルド部)が形成される場合がある。第1センサP1によれば、このような位置における圧力監視を行うことができるので、射出成形の条件を効率よく設定することができる。よって、第1樹脂部23の品質を向上させることができる。
第2治具50が入れ子54を有しているので、第2樹脂材料の流れが複雑化する。このため、例えば、第2樹脂材料のショートが発生し、第2樹脂部24の品質が低下し易い。本実施形態では、第2センサP2により第2樹脂材料の圧力監視を行うことができるので、第2樹脂部24の品質の低下を抑制することができる。第2治具50は入れ子54により複雑な形状を有しているため、通常は、第2センサP2を第2治具50に設けるという考えには至らない。
第2治具50は、入れ子を有していない治具部51と、入れ子54を有している治具部52と、を含む。第2センサP2は、第2樹脂材料の流れを複雑化させる治具部52に設けられているので、第2樹脂部24の品質の低下を確実に抑制することができる。
型Mは、第2樹脂材料が注入される複数のゲートG2を有し、第2センサP2は、長手方向D2から見て隣り合う一対のゲートG2,G2からの距離が互いに等しくなる位置に設けられている。この位置では、一対のゲートG2,G2からの距離が最も遠くなるため、第2樹脂材料のショートが発生し易い。また、注入された第2樹脂材料同士が衝突し、脆弱部(ウェルド部)が形成される場合がある。第2センサP2によれば、このような位置における圧力監視を行うことができるので、射出成形の条件を効率よく設定することができる。よって、第2樹脂部24の品質を向上させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明されたが、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、二次シール22は、第2樹脂部24の側面24sに設けられた一又は複数の樹脂部を更に備えてもよい。これに対応して、製造装置100は、これらの樹脂部の形状に対応する形状を有し、かつ、型Mに対して着脱自在に設けられる一又は複数の治具と、一又は複数の治具に設けられる一又は複数のセンサとを更に備えてもよい。これにより、各樹脂材料の圧力監視を行い、二次シールの品質を向上させることができる。
製造装置100では、型Mの一部を、形成する樹脂部の形状に対応して可動する可動部とし、第1治具40及び第2治具50の一部を可動部に置き換えてもよい。この場合、型Mの可動部以外の部分に第1センサP1を配置することにより、可動部の構成が複雑化することを抑制可能となる。また、第2センサP2は第2治具50に設けられているので、可動部の構成が複雑化することを抑制可能となる。
4…蓄電モジュール、11…電極積層体、12…シール部材、14…バイポーラ電極、15…電極板、15c…周縁部、21…一次シール、22…二次シール、21d…第1連通孔、21s…側面、23…第1樹脂部、23a…第2連通孔、23s…側面、24…第2樹脂部、24a…第3連通孔、40…第1治具、44…入れ子(第1入れ子)、50…第2治具、51…治具部(第1治具部)、52…治具部(第2治具部)54…入れ子(第2入れ子)、100…製造装置、D1…積層方向(第1方向)、D2…長手方向(第2方向)、E…電極、G1,G2…ゲート、P1…第1センサ、P2…第2センサ、M…型、M1,M2…型、V…内部空間。

Claims (5)

  1. 第1方向に積層された複数の電極を含む電極積層体と、前記第1方向から見て前記電極積層体を取り囲むシール部材とを備える蓄電モジュールの製造装置であって、
    前記複数の電極は、バイポーラ電極を含み、
    前記複数の電極のそれぞれは、電極板を備え、
    前記シール部材は、前記電極板の周縁部に設けられた一次シールと、前記第1方向から見て前記一次シールを取り囲む二次シールと、を備え、
    前記二次シールは、前記一次シールの前記第1方向に延在する側面に設けられた第1樹脂部と、前記第1樹脂部の前記第1方向に延在する側面に設けられた第2樹脂部とを備え、
    前記製造装置は、
    前記二次シールを射出成形により形成するための型と、
    前記第1樹脂部の形状に対応する形状を有し、かつ、前記型に対して着脱自在に設けられる第1治具と、
    前記第2樹脂部の形状に対応する形状を有し、かつ、前記型に対して着脱自在に設けられる第2治具と、
    前記型に設けられ、前記第1樹脂部を形成する第1樹脂材料の圧力を検出する第1センサと、
    前記第2治具に設けられ、前記第2樹脂部を形成する第2樹脂材料の圧力を検出する第2センサと、を備え
    前記一次シールには、隣り合う前記電極間に設けられた内部空間と連通された第1連通孔が設けられ、
    前記第1治具は、前記第1連通孔に配置され、前記第1連通孔と連通された第2連通孔を前記第1樹脂部に形成する第1入れ子を有している、蓄電モジュールの製造装置。
  2. 前記第2治具は、前記第2連通孔に配置され、前記第2連通孔と連通された第3連通孔を前記第2樹脂部に形成する第2入れ子を有している、請求項に記載の蓄電モジュールの製造装置。
  3. 前記第2治具は、入れ子を有していない第1治具部と、前記第2入れ子を有している第2治具部と、を含み、
    前記第2センサは、前記第2治具部に設けられている、請求項に記載の蓄電モジュールの製造装置。
  4. 前記型は、前記第2樹脂材料が注入される複数のゲートを有し、
    前記第2センサは、前記第1方向に交差する第2方向から見て、隣り合う前記ゲートからの距離が互いに等しくなる位置に設けられている、請求項1又は2に記載の蓄電モジュールの製造装置。
  5. 第1方向に積層された複数の電極を含む電極積層体と、前記第1方向から見て前記電極積層体を取り囲むシール部材とを備える蓄電モジュールの製造方法であって、
    前記複数の電極は、バイポーラ電極を含み、
    前記複数の電極のそれぞれは、電極板を備え、
    前記製造方法は、
    前記電極積層体と、前記電極板の縁部に設けられた一次シールと、を含むユニット積層体を準備する工程と、
    型を用いた射出成形により、前記第1方向から見て前記一次シールを取り囲む二次シールを形成する工程と、を含み、
    前記二次シールを形成する工程は、
    第1治具が取り付けられた前記型を用いて、前記ユニット積層体の前記第1方向に延在する側面に第1樹脂部を形成する工程と、
    第2治具が取り付けられた前記型を用いて、前記第1樹脂部の前記第1方向に延在する側面に第2樹脂部を形成する工程と、を含み、
    前記第1樹脂部を形成する工程では、前記型に設けられた第1センサにより、前記第1樹脂部を形成する第1樹脂材料の圧力を検出し、
    前記第2樹脂部を形成する工程では、前記第2治具に設けられた第2センサにより、前記第2樹脂部を形成する第2樹脂材料の圧力を検出し、
    前記一次シールには、隣り合う前記電極間に設けられた内部空間と連通された第1連通孔が設けられ、
    前記第1樹脂部を形成する工程では、前記第1治具の有する第1入れ子を前記第1連通孔に配置し、前記第1連通孔と連通された第2連通孔を前記第1樹脂部に形成する、蓄電モジュールの製造方法。
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