JP7188055B2 - 接着剤、積層体、電池用部材及び電池 - Google Patents
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Description
本発明の接着剤は、酸基含有樹脂を含有することを特徴とする。
酸価とは、試料1g中に存在する酸分を、中和するのに必要な水酸化カリウムのmg数である。具体的には、秤量した試料を体積比でトルエン/メタノール=70/30の溶媒に溶かし、1%フェノールフタレインアルコール溶液を数滴滴下しておき、そこに0.1mol/Lの水酸化カリウムアルコール溶液を滴下して、変色点を確認する方法により測定することができ、下記の計算式で求めることができる。
酸価(mgKOH/g)=(V×F×5.61)/S
V:0.1mol/L水酸化カリウムアルコール溶液の使用量(mL)
F:0.1mol/L水酸化カリウムアルコール溶液の力価
S:試料の採取量(g)
5.61:0.1mol/L水酸化カリウムアルコール溶液1mL中の水酸化カリウム相当量(mg)
NV:不揮発分(%)
酸価(mgKOH/g-resin)とは、FT-IR(日本分光社製、FT-IR4200)を使用し、無水マレイン酸のクロロホルム溶液によって作成した検量線から得られる係数(f)、無水マレイン酸変性ポリオレフィン溶液における無水マレイン酸の無水環の伸縮ピーク(1780cm-1)の吸光度(I)とマレイン酸のカルボニル基の伸縮ピーク(1720cm-1)の吸光度(II)を用いて下記式により算出した値である。
酸価(mgKOH/g-regin)=[(吸光度(I)×(f)×2×水酸化カリウムの分子量×1000(mg)+吸光度(II)×(f)×水酸化カリウムの分子量×1000(mg))/無水マレイン酸の分子量]
無水マレイン酸の分子量:98.06、水酸化カリウムの分子量:56.11
前記酸基含有ポリアクリル酸エステル樹脂としては、例えば、(メタ)アクリロイル基及びカルボキシル基を有する重合性単量体の共重合体が挙げられる。具体的には、(メタ)アクリロイル基及びカルボキシル基を有する重合性単量体としては、(メタ)アクリル酸;β―カルボキシエチル(メタ)アクリレート、2-アクリロイルオキシエチルコハク酸、2-アクリロイルオキシエチルフタル酸、2-アクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸及びこれらのラクトン変性物等エステル結合を有する不飽和モノカルボン酸;マレイン酸等が挙げられる。
前記酸含有ポリウレタン樹脂としては、下記式(1)で表される化合物Cと、下記式(2)で表される化合物Dとを反応して得られた樹脂が挙げられる。
化合物Cは、前記式(1)で表されるイソシアネート基を有する化合物である。化合物Cにおいて、X1は芳香環または脂環構造を表す。
また、脂環構造としては炭素数3~20の脂環が好ましく、単環であっても縮合環であってもかまわない。単環としては、シクロアルカンにはシクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、シクロノナン、シクロデカン、シクロウンデカン、シクロドデカンなどがある。また、単環のシクロアルケンにはシクロプロペン、シクロブテン、シクロプロペン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテンなどが挙げられる。縮合環としては、ビシクロウンデカンやデカヒドロナフタレン、ノルボルネンやノルボルナジエンなどがある。
また多環式化合物にはキュバン、バスケタン、ハウサン等が挙げられる。
また、芳香環と脂環を組み合わせた環構造であっても構わない。
また、n1およびn2はそれぞれ独立して0~1であることが好ましい。
化合物Dは、前記式(2)で表される、カルボキシル基を有するジオール化合物である。
前記酸基含有ポリオレフィン樹脂の骨格としては、具体的には、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン樹脂などのポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポリ(1-ブテン)、ポリ4-メチルペンテン、ポリビニルシクロヘキサン、ポリスチレン、ポリ(p-メチルスチレン)、ポリ(α-メチルスチレン)、エチレン・プロピレンブロック共重合体、エチレン・プロピレンランダム共重合体、エチレン・1-ブテン共重合体、プロピレン・1-ブテン共重合体、エチレン・4-メチル-1-ペンテン共重合体、エチレン・へキセン共重合体などのα-オレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・メチルメタクリレート共重合体、エチレン・酢酸ビニル・メチルメタクリレート共重合体、アイオノマー樹脂などを挙げることができる。更に、これらポリオレフィンを塩素化した塩素化ポリオレフィンも使用することができる。
その他酸基含有樹脂としては、酸含有エラストマーとして、例えば旭化成株式会社製のタフテックMシリーズや、クレイトンポリマージャパン株式会社製のクレイトンFGシリーズ等が挙げられる。
本発明の接着剤は、硬化剤を含有する。本発明の硬化剤は、酸基含有樹脂と反応し、後述する本発明の結晶性ポリプロピレンとは反応しないことを特徴とする。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂等のビスフェノール型エポキシ樹脂;
フェノールノボラック樹脂やクレゾールノボラック樹脂のグリシジルエールであるノボラック型エポキシ樹脂等の芳香族エポキシ樹脂;
ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS、ビスフェノールADなどの芳香族系ポリヒドロキシ化合物のエチレンオキシドもしくはプロピレンオキシド付加体であるポリオールのポリグリシジルエーテル;
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールもしくはポリテトラメチレングリコール等のポリエーテルポリオールのポリグリシジルエーテル型エポキシ樹脂;ビス(3,4-エポキシシクロヘキシルメチル)アジペート、3,4-エポキシシクロヘキシルメチル-3’,4’-エポキシシクロヘキシルカルボキシレート等の環状脂肪族型ポリエポキシ樹脂;
プロパントリカルボン酸、ブタンテトラカルボン酸、アジピン酸、フタル酸、テレフタル酸もしくはトリメリット酸等のポリカルボン酸のポリグリシジルエステル型エポキシ樹脂;
ブタジエン、ヘキサジエン、オクタジエン、ドデカジエン、シクロオクタジエン、α-ピネンもしくはビニルシクロヘキセン等の炭化水素系ジエンのビスエポキシ樹脂;
ポリブタジエンもしくはポリイソプレン等のジエンポリマーのエポキシ樹脂;
テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン、トリグリシジルパラアミノフェノール、テトラグリシジルビスアミノメチルシクロヘキサン、ジグリシジルアニリン、テトラグリシジルメタキシリレンジアミン等のグリシジルアミン型エポキシ樹脂;
トリアジン、ヒダントイン等の複素環を含有するエポキシ樹脂が挙げられる。
これらのエポキシ樹脂は単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
本発明の接着剤は結晶性ポリプロピレン樹脂を含有する。本発明における結晶性ポリプロピレン樹脂は、融点が50℃~100℃であって、前記硬化剤と反応しないことを特徴とする。硬化剤と反応しない結晶性ポリプロピレン樹脂を添加することで、接着剤の極性が低下し、電解液に対して優れた耐性を示すことができるからである。結晶性を有さない樹脂の場合、電解液が接着剤中に浸入しやすくなり、接着剤の劣化が促進され、耐電解液性が下がる。
本発明の接着剤は、酸基含有樹脂と、硬化剤と、硬化剤との反応性を有さない結晶性ポリプロピレン樹脂とを含有する。
本発明の接着剤は接着強度、特に初期接着力に優れ、積層体であるラミネート物が柔軟なことから、ラミネート用の接着剤として好適に使用可能である。また、本発明の接着剤は、金属層に良好に接着することから、金属用接着剤としても好適である。また、硬化後の本接着剤は耐電解液性にも優れることから、電池用接着剤としても好適である。
接着剤を調整するには、酸基含有樹脂と、結晶性ポリプロピレン樹脂の重量比率が99/1~20/80となるように配合することが好ましい。重量比率が99/1~20/80であれば、耐熱性と接着性に優れるからである。より好ましくは、90/10~25/75となるように配合する。酸基含有樹脂の重量比率が20未満であると、初期接着力が低く、接着剤に不適である。
また、本発明の接着剤は、発明の効果を損ねない範囲で、酸基含有樹脂と、硬化剤と、硬化剤との反応性を有さない結晶性ポリプロピレン樹脂以外の樹脂を含有しても構わない。樹脂としては、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂を用いることができる。
本発明の接着剤は、硬化触媒を使用してもよい。
硬化触媒としては、一般的なエポキシ硬化剤を利用することができ、具体的にはアミン系硬化剤、アミド系硬化剤、酸無水物系硬化剤、フェノール系硬化剤、活性エステル系硬化剤、カルボキシル基含有硬化剤、チオール系硬化剤などの各種の硬化剤を併用してもかまわない。
酸無水物系硬化剤としては、無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸等が挙げられる。
フェノール系硬化剤としては、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS、レゾルシン、カテコール、ハイドロキノン、フルオレンビスフェノール、4,4’-ビフェノール、4,4’,4”-トリヒドロキシトリフェニルメタン、ナフタレンジオール、1,1,2,2-テトラキス(4-ヒドロキシフェニル)エタン、カリックスアレーン、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、芳香族炭化水素ホルムアルデヒド樹脂変性フェノール樹脂、ジシクロペンタジエンフェノール付加型樹脂、フェノールアラルキル樹脂(ザイロック樹脂)、レゾルシンノボラック樹脂に代表される多価ヒドロキシ化合物とホルムアルデヒドから合成される多価フェノールノボラック樹脂、ナフトールアラルキル樹脂、トリメチロールメタン樹脂、テトラフェニロールエタン樹脂、ナフトールノボラック樹脂、ナフトール-フェノール共縮ノボラック樹脂、ナフトール-クレゾール共縮ノボラック樹脂、ビフェニル変性フェノール樹脂(ビスメチレン基でフェノール核が連結された多価フェノール化合物)、ビフェニル変性ナフトール樹脂(ビスメチレン基でフェノール核が連結された多価ナフトール化合物)、アミノトリアジン変性フェノール樹脂(メラミン、ベンゾグアナミンなどでフェノール核が連結された多価フェノール化合物)やアルコキシ基含有芳香環変性ノボラック樹脂(ホルムアルデヒドでフェノール核及びアルコキシ基含有芳香環が連結された多価フェノール化合物)等の多価フェノール化合物が挙げられる。
これらの硬化触媒は、単独でも2種類以上の併用でも構わない。
接着剤は、使用用途に応じて溶剤を含有してもよい。溶剤としては有機溶剤が挙げられ、例えばメチルエチルケトン、アセトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、トルエン、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、メチルイソブチルケトン、メタノール、エタノール、メトキシプロパノール、シクロヘキサノン、メチルセロソルブ、エチルジグリコールアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、メチルシクロヘキサン等が挙げられる。溶剤の種類及び使用量は使用用途によって適宜選択すればよい。
本発明の積層体は、本発明の接着剤層を中間層に有することを特徴とする。
積層体の上層および下層については特に限定は無く、用途に応じて選択すればよい。たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等のプラスチック;鉄、アルミニウム、銅、銀、チタン等の金属や金属酸化物、木材、紙、それらの複合材等が挙げられる。
本発明の接着剤は、接着強度が非常に高いことから、ラミネート用として好適に使用可能である。ラミネート用接着剤とする場合、乾燥塗布重量は0.5~20.0g/m2の範囲内が好ましい。0.5g/m2以上であれば連続均一塗布性が良好であり、20.0g/m2以下であれば塗布後における溶剤離脱性が良好であることから、作業性と脱溶剤性のバランスに優れている。
また、本発明のラミネート積層体は、作製後エージングを行うことが好ましい。エージング条件は、好ましい温度は25~100℃、時間は12~240時間であり、この間に接着強度が生じる。
金属層とプラスチック層とで構成された本発明の積層体は、電池の電解液封止フィルムまたは電極部保護フィルム等として好適に使用可能である。この場合、プラスチック層側に極性有機溶媒及び/または塩類等と接触させて使用する。特に極性有機溶媒及び塩を含む非水電解質と接触させる状態で使用することにより、特に非水電解質電池、固体電池等の二次電池電解液封止フィルムまたは二次電池電極部保護フィルムとして好適に使用することができる。この場合、プラスチック層が対向するように折り重ねてヒートシールすることにより、電池用封止袋として使用することができる。本発明で用いている接着剤はヒートシール性に優れるため、非水電解質の漏洩を防止し、電池として長期使用が可能になる。
塩としては、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩があげられる。電池用としてはLiPF6、LiBF4、Li-イミド等のリチウム塩が一般的に使用される。
本発明の積層体は前記極性溶媒及び/または塩類、特にそれらの混合物である非水電解質と接触する状態で使用しても金属層、接着層、プラスチック層の層間剥離を生じることなく、長期にわたって使用することができる。
本発明の電池は、本発明の電池用部材を含有するものである。本発明の積層体を有する電池用部材としては、電池電解液封止フィルムや電池電極部保護フィルムなどが挙げられる。本発明の電池は、上記フィルムが層間剥離を生じず、しかも非水電解質の漏洩を防止することができるので、電池として長期間安定して使用することができる。
カラム ; Shodex LF-804 4本連結
RI検出器 ; Waters Empower2
測定条件 ; カラム温度 40℃、溶媒 テトラヒドロフラン、流速 1.0ml/分
標準 ; ポリスチレン
試料 ; 樹脂固形分換算で0.4重量%のテトラヒドロフラン溶液をマイクロフィルターでろ過したもの
酸基含有樹脂AとしてトーヨータックPMA-Lを95部、結晶性ポリプロピレン樹脂BとしてエルモーデュS600を5部、トリフェニルホスフィンを0.1部、エポキシ樹脂AとしてデナコールEX-321Lを2部、メチルシクロヘキサンを355部、酢酸エチルを40部、イソプロピルアルコールを5部、トルエンを98部入れてよく攪拌し不揮発分17%の接着剤を作製した。
調製した接着剤をアルミニウム箔(東洋アルミニウム社製アルミニウム箔「1N30H」:膜厚30μm)の光沢面にバーコーターで塗布量2g/m2(dry)で塗布し、80℃-1分間乾燥させた後、未延伸ポリオレフィンフィルム(オカモト株式会社製「ET-20」膜厚:40μm)と100℃で貼り合せた。次にアルミニウム箔のマット面に「ディックドライ LX-906」(DIC株式会社製)を主剤とし、「KW-75」(DIC株式会社製)を硬化剤として、重量比が主剤/硬化剤=100/10となるように配合した接着剤をバーコーターで塗布量4g/m2(dry)で塗布した後、厚さ25μmの延伸ポリアミドフィルムを積層した。その後80℃2日間の養生(エージング)を行い、ラミネート物を得た。
アルミニウム箔と未延伸ポリオレフィンフィルムの貼り合せに用いる接着剤の配合を表1に記載の配合に変更した以外は実施例1と同様にして接着剤を調整し、ラミネート物を得た。
アルミニウム箔と未延伸ポリオレフィンフィルムの貼り合せに用いる接着剤の配合を表2に記載の配合に変更した以外は実施例1と同様にして接着剤を調整し、ラミネート物を得た。
酸基含有樹脂A:トーヨータックPMA-L、無水マレイン酸変性プロピレン・1-ブテン共重合体、酸価:37.0mgKOH/g、融点:70℃、東洋紡社製
酸基含有樹脂B:トーヨータックPMA-KE、無水マレイン酸変性プロピレン・1-ブテン共重合体、酸価:41.8mgKOH/g、融点:80℃、東洋紡社製
結晶性ポリプロピレン樹脂A:エルモーデュS400、融点80℃、分子量45000、出光興産社製
結晶性ポリプロピレン樹脂B:エルモーデュS600、融点80℃、分子量75000、出光興産社製
ポリオレフィン樹脂A:ルーカントLX100、分子量8700、三井化学社製
ポリオレフィン樹脂B:アドマーQF-551、融点140℃
エポキシ樹脂A:デナコールEX-321L、エポキシ当量130ナガセケムテックス社製
接着剤調製後の液の外観を以下のように評価した。
○:透明
×:白濁または不溶物有り
株式会社島津製作所の「オートグラフAGS-J」を使用し、前記ラミネート物のアルミニウム箔と未延伸ポリオレフィンフィルムの界面の接着強度を剥離速度50mm/min、剥離幅15mm、剥離形態T型の条件で評価した。
混合溶媒として、エチレンカーボネート:エチルメチルカーボネート:ジメチルカーボネート=1:1:1(wt%)混合液を用意した。
エージング後の積層体を混合溶媒35gに85℃-7日間浸漬させ、浸漬前後の接着強度の値から、接着強度の保持率を算出した。また、浸漬後の外観について、浸漬前からの変化の有無について評価した。
Claims (11)
- 酸基含有ポリオレフィン樹脂と、硬化剤と、融点が50℃~100℃であって硬化剤との反応性を有さない結晶性ポリプロピレン樹脂とを含有し、前記酸基含有ポリオレフィン樹脂と結晶性ポリプロピレン樹脂との重量比率が95/5~50/50であることを特徴とする接着剤。
- 前記結晶性ポリプロピレン樹脂の重量平均分子量が2,000~200,000である、請求項1に記載の接着剤。
- 前記硬化剤が、多官能イソシアネート化合物、カルボジイミド化合物、エポキシ化合物、及びオキサゾリン化合物からなる群から選択された少なくとも1種を含む、請求項1又は2に記載の接着剤。
- 有機溶剤を含有する請求項1~3のいずれかに記載の接着剤。
- 請求項1~4のいずれか1項に記載のラミネート用接着剤。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載の電池用接着剤。
- 請求項1~6のいずれか1項に記載の金属または金属酸化物用接着剤。
- 請求項1~7のいずれかに記載の接着剤層を中間層に有することを特徴とする積層体。
- 金属層と、プラスチック層とを有する、請求項8に記載の積層体。
- 請求項8または9に記載の積層体を有する電池用部材。
- 請求項10に記載の電池用部材を有する電池。
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