JP7186741B2 - データ送出装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、データ送出装置に関する。
従来、非同期のシリアルインターフェースでは、マスターから送信データを要求するリクエスト信号及びクロック信号がスレーブに入力されることで、スレーブはマスターに送信データを出力する。マスターからスレーブに入力されるクロック信号(外部クロック)は、スレーブ内で生成されたクロック信号(内部クロック)とは非同期でかつデータ転送中以外は発振が停止している。
スレーブであるデータ送出装置では、所定のビット幅のデータをFIFO(First-In First-Out)に書き込んだ後、シフトレジスタに転送し、シフトレジスタが1ビットずつデータを出力する。マスターからの送信データの要求に対してFIFOへのデータの供給が遅れている場合、すなわち、FIFOにデータが保持されていない場合、アンダーフローエラーとなる。スレーブは、アンダーフローエラーが発生した場合、アンダーフローエラーが発生したことをマスターに通知する必要があるため、正確に検出する必要がある。
アンダーフローエラーの検出は、内部クロックに基づいて実行される。このため、スレーブにおいて、内部クロックと外部クロックとが非同期の場合、アンダーフローエラーの判定結果を内部クロックから外部クロックに同期するようにクロック乗せ換え処理を施していた。クロック乗せ換え処理を施している間に時間が経過するため、送信データを出力する前にアンダーフローエラーを正確に検出・通知することができなかった。
特開平6-69913号公報
実施形態は、アンダーフローエラーを正確に検出することができるデータ送出装置を提供することを目的とする。
実施形態のデータ送出装置は、バッファと、第1の判定回路と、第1のフリップフロップと、第2のフリップフロップと、第2の判定回路とを有する。バッファは、第1のクロック信号に同期し、所定のビット幅の入力データを保持する。第1の判定回路は、バッファに入力データが保持されているか否かを判定する。第1のフリップフロップは、第1の判定回路の出力を入力とし、第1のクロック信号とは非同期の第2のクロック信号の立ち上がり又は立ち下がりのエッジで動作する。第2のフリップフロップは、第1のフリップフロップの出力を入力とし、第2のクロック信号の立ち上がり又は立ち下がりの他方のエッジで動作する。第2の判定回路は、第2のクロック信号に同期するリクエスト信号と第2のフリップフロップの出力とに基づいてエラーを判定する。
一実施形態のデータ送出装置を備える通信システムの構成を示すブロック図である。 第1のMCUのシリアル通信回路の構成を示すブロック図である。 送信データにアンダーフローエラーの判定結果を付加した際の送信データの一例を示す図である。 アンダーフローエラーの判定時の動作について説明するためのタイミング図である。 アンダーフローエラーの判定時の動作について説明するためのタイミング図である。
以下、図面を参照して実施形態について詳細に説明する。
図1は、一実施形態のデータ送出装置を備える通信システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、通信システム1は、第1のマイクロコントロールユニット10と、第2のマイクロコントロールユニット20とを有して構成されている。なお、以下の説明では、第1のマイクロコントロールユニット10及び第2のマイクロコントロールユニット20をそれぞれ第1のMCU10及び第2のMCU20と呼ぶ。
第1のMCU10は、クロック生成回路11と、シリアル通信回路12と、制御部13とを有して構成されている。クロック生成回路11は、所定の周波数の第1のクロック信号を生成し、シリアル通信回路12、制御部13及び第1のMCU10内の各回路部に供給する。シリアル通信回路12、制御部13及び第1のMCU10の各回路部は、クロック生成回路11により生成された第1のクロック信号に基づいて動作する。
また、第2のMCU20は、クロック生成回路21と、シリアル通信回路22と、制御部23とを有して構成されている。クロック生成回路21は、第1のクロック信号とは非同期の第2のクロック信号を生成し、シリアル通信回路22、制御部23及び第2のMCU20内の各回路部に供給する。シリアル通信回路22、制御部23及び第2のMCU20の各回路部は、クロック生成回路21により生成された第2のクロック信号に基づいて動作する。
マスターである第2のMCU20は、スレーブである第1のMCU10にデータの転送を要求し、第1のMCU10から送信データを受信する。具体的には、第2のMCU20は、データの転送を要求するリクエスト信号と第2のクロック信号とを第1のMCU10に送信する。リクエスト信号及び第2のクロック信号は、シリアル通信回路22からシリアル通信回路12に送信される。
データ送出装置を構成するシリアル通信回路12は、リクエスト信号及び第2のクロック信号が入力されると、送信データを第2のMCU20のシリアル通信回路22に送信する。また、シリアル通信回路12は、後述するアンダーフローエラーの判定結果を割り込み信号として第2のMCU20のシリアル通信回路22に送信する。
図2は、第1のMCUのシリアル通信回路の構成を示すブロック図である。
シリアル通信回路12は、FIFO31と、第1の判定回路32と、第1のフリップフロップ33と、第2のフリップフロップ34と、インバータ35と、第2の判定回路36と、シフトレジスタ37と、出力回路38とを有して構成されている。
FIFO31及び第1の判定回路32は、クロック生成回路11で生成される第1のクロック信号(内部クロック)により動作する第1のクロックドメイン部41を構成する。
一方、第2の判定回路36、シフトレジスタ37、出力回路38は、第2のMCU20のシリアル通信回路22から入力される第2のクロック信号(外部クロック)により動作する第2のクロックドメイン部42を構成する。
また、第1のフリップフロップ33、第2のフリップフロップ34、インバータ35は、非同期通信部43を構成する。非同期通信部43は、第1の判定回路32の出力(判定結果)を第1のクロック信号(内部クロック)から第2のクロック信号(外部クロック)に乗せ換えるクロック乗せ換え処理を行う。
FIFO31には、第2のクロック信号に同期する所定のビット幅、例えばNビット幅の入力データが入力される。FIFO31は、先入れ先出しのバッファであり、Nビット幅の入力データを最大でM段保持し、先入れ先出し方式によりNビット幅のデータをシフトレジスタ37に出力する。
シフトレジスタ37は、1ビット幅でNビット長のデータを保持するレジスタである。シフトレジスタ37は、FIFO31からのNビット幅のデータを入力とし、第1のクロック信号とは非同期の第2のクロック信号に応じて1ビットずつデータを出力回路38に出力する。
出力回路38には、第2のクロック信号及びリクエスト信号が入力される。出力回路38は、リクエスト信号に応じてシフトレジスタ37から出力されたデータを第2のクロックに同期して1ビットずつ送信データとして出力する。
第1の判定回路32は、FIFO31にデータが保持されているか否か、すなわち、FIFO31が空か否かを検出することで、アンダーフローが発生しているか否かを判定する。第1の判定回路32は、FIFO31にデータが保持されている場合、アンダーフローが発生していないと判定し、FIFO31にデータが保持されていない場合、アンダーフローが発生していると判定する。
本明細書において、アンダーフローとは、FIFO31またはシフトレジスタ37に保持されているデータ量が、送信データとして要求されるデータ量に満たない状態のことである。つまり、アンダーフローとは、FIFO31またはシフトレジスタ37に保持されているデータ量がnビット未満の状態である。また、アンダーフローエラーとは、アンダーフローを原因として、空のデータや不完全なデータが送信される等のエラーを指す。 なお、第1の判定回路32は、FIFO31に保持されているデータ量が所定値以下か否かに基づいて、アンダーフローが発生しているか否かを判定してもよい。第1の判定回路32は、アンダーフローの判定結果を第1のフリップフロップ33に出力する。
第1のフリップフロップ33には第2のクロック信号が入力され、第2のフリップフロップ34には、インバータ35により反転された第2のクロック信号が入力される。そのため、第1のフリップフロップ33は、第2のクロック信号の立ち上がりエッジで動作する。一方、第2のフリップフロップ34は、第2のクロック信号の立ち下がりエッジで動作する。
この結果、第1の判定回路32のアンダーフローの判定結果は、第2のクロック信号の立ち上がりエッジで第1のフリップフロップ33に取り込まれ、第2のフリップフロップ34に出力される。そして、第1のフリップフロップ33から出力されたアンダーフローの判定結果は、第2のクロック信号の立ち下がりエッジで第2のフリップフロップ34に取り込まれ、第2の判定回路36に出力される。
第2の判定回路36は、リクエスト信号と第2のフリップフロップ34の出力とに応じてアンダーフローエラーの判定結果を出力する。第2の判定回路36は、例えば、リクエスト信号入力時に、第2のフリップフロップ34の出力がアンダーフローの発生を示唆するものであれば、アンダーフローエラーが発生していると判定する。第2の判定回路36は、アンダーフローエラーが発生している場合、アンダーフローエラーの判定結果を割り込み信号として第2のMCU20のシリアル通信回路22に出力する。第2の判定回路36には、第2のクロック信号が入力されてもよい。
なお、図2の破線矢印で示すように、第2の判定回路36のアンダーフローエラーの判定結果は出力回路38に入力される構成であってもよい。出力回路38は、第2の判定回路36からアンダーフローエラーの判定結果が入力されると、出力データの末尾に判定結果を付加して出力する。
図3は、送信データにアンダーフローエラーの判定結果を付加した際の送信データの一例を示す図である。図3に示すように、出力回路38は、第2の判定回路36からアンダーフローエラーの判定結果が入力されると、4つの送信データTX1~TX4のうち、最後の送信データTX4の末尾に判定結果DEを付加して出力する。なお、送信データTX1~TX4はそれぞれ1ビットのデータであるが、これに限定されることなく、それぞれ2ビット以上のデータであってもよい。
次に、アンダーフローエラーの判定時の動作について説明する。図4は、アンダーフローエラーの判定時の動作について説明するためのタイミング図である。なお、図4の例は、アンダーフローエラーが発生する直前でFIFO31にデータが入力され、アンダーフローが解消した場合を示している。第1の判定回路32は、FIFO31にデータが保持されておらず、アンダーフローが発生していると判定した場合、Lレベルの信号を出力する。第1の判定回路32は、FIFO31にデータが保持されており、アンダーフローが発生していないと判定した場合、Hレベルの信号を出力する。すなわち、第2のクロック信号の立ち上がりエッジE1の直前に、第1の判定回路32の出力がLレベルからHレベルに遷移している。
第1のMCU10のシリアル通信回路12には、第2のMCU20のシリアル通信回路22から第2のクロック信号及びリクエスト信号が入力される。シリアル通信回路22は、リクエスト信号および送信データを出力中のみ発振するように第2のクロック信号を生成してシリアル通信回路12に送信する。図4の例では、リクエスト信号の入力と、4つの送信データTX1~TX4を出力するために、5つのクロックが第2のクロック信号として入力されている。
第1の判定回路32は、FIFO31にデータがあるか否かを判定し、アンダーフローの判定結果を第1のフリップフロップ33に出力する。具体的には、第1の判定回路32は、FIFO31にデータが保持されておらず、アンダーフローが発生していると判定した場合、アンダーフローの判定結果としてLレベルの信号を第1のフリップフロップ33に出力する。一方、第1の判定回路32は、FIFO31にデータが保持されており、アンダーフローが発生していないと判定した場合、アンダーフローの判定結果としてHレベルの信号を第1のフリップフロップ33に出力する。
第1のフリップフロップ33には、第2のクロック信号が入力されている。第1の判定回路32から出力されたアンダーフローの判定結果は、第2のクロック信号の立ち上がりエッジE1で第1のフリップフロップ33に取り込まれ、第2のフリップフロップ34に出力される。具体的には、FIFO31にデータが保持されておらず、アンダーフローが発生している場合、Lレベルの信号が第2のフリップフロップ34に出力される。FIFO31にデータが保持されており、アンダーフローが発生していない場合、Hレベルの信号が第2のフリップフロップ34に出力される。
また、第2のクロック信号は、インバータ35により反転されて第2のフリップフロップ34に入力される。そのため、第2のフリップフロップ34は、第2のクロック信号の立ち下がりエッジE2で第1のフリップフロップ33の出力を取り込み、第2の判定回路36に出力する。具体的には、FIFO31にデータが保持されておらず、アンダーフローが発生している場合、Lレベルの信号が第2の判定回路36に出力される。FIFO31にデータが保持されており、アンダーフローが発生していない場合、Hレベルの信号が第2の判定回路36に出力される。
なお、本実施形態では、第1のフリップフロップ33が第2のクロック信号の立ち上がりエッジで動作し、第2のフリップフロップ34が第2のクロック信号の立ち下がりエッジで動作するが、これに限定されることなく、第1のフリップフロップ33が第2のクロック信号の立ち下がりエッジで動作し、第2のフリップフロップ34が第2のクロック信号の立ち上がりエッジで動作してもよい。
第2の判定回路36は、リクエスト信号と第2のフリップフロップ34の出力とに基づいて、アンダーフローエラーの判定結果を出力する。すなわち、第2の判定回路36は、リクエスト信号入力後、第2のクロック信号の最初の立ち上がりエッジE3の時点でアンダーフローエラーの判定結果を得ることができる。具体的には、第2の判定回路36は、立ち上がりエッジE3の時点で、リクエスト信号がHレベルであること、及び、第2のフリップフロップ34の出力がHレベルの信号であることを取り込むことで、アンダーフローエラーが発生していないと判定し、アンダーフローエラーの判定結果としてHレベルの信号を出力する。第2のフリップフロップ34からHレベルの信号が出力されるとき、送信データTX1~TX4は、通常の動作で送信される。
アンダーフローエラーが発生している場合、第2の判定回路36は、立ち上がりエッジE3の時点で、リクエスト信号がHレベルであること、及び、第2のフリップフロップ34の出力がLレベルの信号であることを取り込むことで、Lレベルの信号を出力する。この結果、出力回路38が送信データTX1~TX4を送信する前にアンダーフローエラーの判定結果を第2のMCU20のシリアル通信回路22に割り込み信号として出力することができる。また、第2の判定回路36は、アンダーフローエラーの判定結果を割り込み信号として出力するために、送信データTX1~TX4の送信タイミングを遅らせる必要がない。
また、第2の判定回路36がアンダーフローエラーの判定結果を出力回路38に出力する場合、出力回路38は、第2のクロック信号の立ち上がりエッジE3の時点でアンダーフローエラーの判定結果を得ることができる。この結果、出力回路38は、送信データの末尾にアンダーフローエラーの判定結果を付加して第2のMCU20のシリアル通信回路22に送信することができる。
第2のMCU20では、アンダーフローエラーの判定結果からアンダーフローエラーが発生していることを認識した場合、送信データを破棄するとともに、第1のMCU20にリクエスト信号及び第2のクロック信号を送信することで、データの送信を再度要求することができる。
第2のMCU20は、データの送信を開始した直後にFIFO31にデータが追加された場合でも、アンダーフローエラーの発生を正確に検出できることを説明する。図5は、アンダーフローエラーの判定時の動作について説明するためのタイミング図である。なお、図5の例は、アンダーフローが発生した状態でシフトレジスタ37がデータの出力を開始した直後に、FIFO31に追加のデータが入力された場合を示している。すなわち、第2のクロック信号の立ち上がりエッジE3の直前に、第1の判定回路32の出力がLレベルからHレベルに遷移している。
本実施形態によらずアンダーフローエラーを検出する場合、例えば、第1の判定回路が、リクエスト信号を受け取った(リクエスト信号の立ち上がり)時のアンダーフローの判定結果をアンダーフローエラーの判定結果として出力することができる。アンダーフローの検出は、第1のクロック信号に基づいて実行されるため、リクエスト信号を第1のクロック信号に同期するようにクロック乗せ換え処理、つまり2つのフリップフロップを通過させる必要がある。リクエスト信号が2つのフリップフロップを通過し第1の判定回路に入力されるまでに、つまりリクエスト信号が入力されてから2回目の第2のクリック信号の立ち上がりエッジ(E5)までに、シフトレジスタがnビットに満たない不完全なデータを保持し、第1の判定回路32の出力がLレベルからHレベルに遷移している。つまり、第1の判定回路にリクエスト信号が入力された時、アンダーフローエラーが発生しているにも関わらず、アンダーフローエラーが検出されないこととなる。
一方、本実施形態の第1の判定回路32は、第1のクロック信号に基づいたタイミングで、アンダーフローエラーの判定結果を切り替える。第1のフリップフロップ33は、シフトレジスタ37がFIFO31からデータを取り込む前のタイミング(立ち上がりエッジE1)における、アンダーフローの判定結果を取り込む。アンダーフローの判定結果は、立ち下りエッジE2に基づいたタイミングで、第2のフリップフロップ34に出力される。第2の判定回路36は、最初の立ち上がりエッジE1のタイミングのアンダーフローの判定結果をもとに、アンダーフローエラーの判定を行う。このため、シフトレジスタ37がデータの出力を開始した直後にFIFO31にデータが追加された場合でも、シフトレジスタ37が出力を始める直前のFIFO31に保持されたデータをもとにして、アンダーフローエラーの発生を正確に検出できる。
なお、第2の判定回路36は、第2のフリップフロップ34の出力とリクエスト信号の論理和を出力するものとして説明したが、これに限定されない。例えば、第2の判定回路36は、第2のフリップフロップ34の出力を反転した信号とリクエスト信号の論理和を出力する回路であってもよい。つまり、第2の判定回路36は、アンダーフローが発生した場合にHレベルの信号を出力し、アンダーフローが発生していない時にLレベルの信号を出力する回路であってもよい。また、例えば、第2の判定回路36は、第2のクロック信号が入力され、立ち上がりエッジE3の時点の第2のフリップフロップ34の出力とリクエスト信号の論理和を保持及び出力する回路であってもよい。
以上のように、データ送出装置を構成するシリアル通信回路12は、第1のフリップフロップ33において第2のクロック信号の立ち上がりエッジE1でアンダーフローの判定結果を取り込み、第2のフリップフロップ34において第2のクロック信号の立ち下がりエッジE2でアンダーフローの判定結果を取り込む。そして、第2の判定回路36は、リクエスト信号と第2のフリップフロップ34の出力とに基づいて、アンダーフローエラーの判定結果を得ることができ、出力回路38から送信データが送信される前に、アンダーフローエラーが発生しているか否かを判定することができる。この結果、本実施形態のデータ送出装置によれば、アンダーフローエラーを正確に検出することができる。
発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…通信システム、10…第1のMCU、11…クロック生成回路、12…シリアル通信回路、13…制御部、20…第2のMCU、21…クロック生成回路、22…シリアル通信回路、23…制御部、31…FIFO、32…第1の判定回路、33…第1のフリップフロップ、34…第2のフリップフロップ、35…インバータ、36…第2の判定回路、37…シフトレジスタ、38…出力回路。

Claims (8)

  1. 第1のクロック信号に同期し、所定のビット幅の入力データを保持するバッファと、
    前記バッファに入力データが保持されているか否かを判定する第1の判定回路と、
    前記第1の判定回路の出力を入力とし、前記第1のクロック信号とは非同期の第2のクロック信号の立ち上がり又は立ち下がりのエッジで動作する第1のフリップフロップと、
    前記第1のフリップフロップの出力を入力とし、前記第2のクロック信号の前記立ち上がり又は立ち下がりの他方のエッジで動作する第2のフリップフロップと、
    前記第2のクロック信号に同期するリクエスト信号と前記第2のフリップフロップの出力とに基づいてエラーを判定する第2の判定回路と、
    を有するデータ送出装置。
  2. 前記バッファから出力された前記所定のビット幅の入力データを保持し、前記第2のクロック信号に応じて前記入力データを出力するシフトレジスタと、
    前記リクエスト信号に応じて、前記シフトレジスタから出力された前記入力データを前記第2のクロック信号に同期して送信データとして出力する出力回路と、
    を有する請求項1に記載のデータ送出装置。
  3. 前記出力回路は、前記送信データの末尾に前記エラーの判定結果を付加して出力する請求項2に記載のデータ送出装置。
  4. 前記第2のクロック信号は、外部の装置から供給され、前記リクエスト信号が前記出力回路に入力中及び前記出力回路が送信データを出力中のみ発振する請求項2に記載のデータ送出装置。
  5. 前記第1の判定回路は、前記バッファが保持するデータ量が所定のビット幅以上か否かに基づいて、前記バッファに入力データが保持されているか否かを判定する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のデータ送出装置。
  6. 前記バッファは、先入れ先出し方式のバッファであり、
    前記第1の判定回路は、入力データのうち未送信の入力データが前記バッファに保持されているか否かを判定する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のデータ送出装置。
  7. 前記エラーは、アンダーフローエラーである、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のデータ送出装置。
  8. 第1のクロック信号に同期し、入力データを保持するバッファと、
    前記バッファに所定幅の入力データが保持されているか否かを判定する第1の判定回路と、
    前記第1の判定回路の出力を入力とし、前記第1のクロック信号とは非同期の第2のクロック信号の立ち上がり又は立ち下がりのエッジで動作する第1のフリップフロップと、
    前記第1のフリップフロップの出力を入力とし、前記第2のクロック信号の前記立ち上がり又は立ち下がりの他方のエッジで動作する第2のフリップフロップと、
    前記第2のクロック信号に同期するリクエスト信号が入力時の、前記第2のフリップフロップの出力に基づいた信号を出力する第2の判定回路と、
    を有するデータ送出装置。
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