JP7185489B2 - リソース割り当て方法およびリソース割り当てシステム - Google Patents

リソース割り当て方法およびリソース割り当てシステム Download PDF

Info

Publication number
JP7185489B2
JP7185489B2 JP2018203603A JP2018203603A JP7185489B2 JP 7185489 B2 JP7185489 B2 JP 7185489B2 JP 2018203603 A JP2018203603 A JP 2018203603A JP 2018203603 A JP2018203603 A JP 2018203603A JP 7185489 B2 JP7185489 B2 JP 7185489B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chatbot
conversations
conversation
resource allocation
resource
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018203603A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020071563A (ja
Inventor
泰隆 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Systems Ltd filed Critical Hitachi Systems Ltd
Priority to JP2018203603A priority Critical patent/JP7185489B2/ja
Priority to PCT/JP2019/008068 priority patent/WO2020090132A1/ja
Priority to US17/284,836 priority patent/US11310166B2/en
Publication of JP2020071563A publication Critical patent/JP2020071563A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7185489B2 publication Critical patent/JP7185489B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/80Actions related to the user profile or the type of traffic
    • H04L47/808User-type aware
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/76Admission control; Resource allocation using dynamic resource allocation, e.g. in-call renegotiation requested by the user or requested by the network in response to changing network conditions
    • H04L47/762Admission control; Resource allocation using dynamic resource allocation, e.g. in-call renegotiation requested by the user or requested by the network in response to changing network conditions triggered by the network
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/78Architectures of resource allocation
    • H04L47/781Centralised allocation of resources
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/82Miscellaneous aspects
    • H04L47/822Collecting or measuring resource availability data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/83Admission control; Resource allocation based on usage prediction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本発明はリソース割り当て方法およびリソース割り当てシステムに関する。さらに、詳しくは、チャットボットを利用したシステムにおけるリソース割り当て方法およびリソース割り当てシステムに関する。
自動会話プログラムを利用して、問い合わせ(例えば、商品に関する問合せで在庫、納期、クレーム、他など)に対する回答や商品レコメンドなどを自動的に行うチャットボット(バーチャルアシスタントなどとも呼ばれる)を含むチャットボットシステムが広く普及している。
係るチャットボットシステムとして、例えば、特開2009-3533号公報(特許文献1)がある。この公報には、「ネットワークに接続された複数のユーザの端末からの質問文に自動応答するチャットボットシステムであって、前記ユーザの質問文に対する応答メッセージを生成する応答メッセージ生成部と、前記生成された応答メッセージを一時的に格納するためのキャッシュバッファを含む記憶部と、前記キャッシュバッファに、前記ユーザごとに割り当てられたチャンネル別に、前記応答メッセージが所定の長さ以上の場合に発言キャッシュ要素に分割してキューイングして格納する応答メッセージキューイング部と、前記キャッシュバッファに分割して格納された前記応答メッセージの各発言キャッシュ要素を、前記ユーザの発言に対し適切な時間間隔を空けて、前記ユーザの端末に提示する応答メッセージ提示部と、を備える、チャットボットシステム」との記載がある。
また、クラウドコンピューティングリソースの管理技術として、US9817690B2(特許文献2)がある。この公報には、負荷傾向に基づくリソース割り当て技術が開示されている。
特開2009-3533号公報 US9817690B2
特許文献1では、チャットボットのリソースの割り当てまでは想定されていない。そのため、複数のユーザに対して長文の応答メッセージを効率よくキャッシュし、提示するチャットシステムをCS手段として提供することに留まる。また、特許文献2に記載されたリソース割り当て技術を用いることで、チャットボットの負荷傾向に基づいてチャットボットやバックエンドシステムのリソース割り当てを変更することができる。しかし、係る従来技術では、チャットボットの負荷増加の要因を考慮しておらず、ユーザがサービスメニューと無関係の会話を行っていても負荷増加と見なしてバックエンドのリソースを増やしてしまう課題があった。
そこで、本発明では、ユーザがサービスメニューと無関係の会話(テキストメッセージや音声メッセージなど)を行っている場合でも、システム、例えば、チャットボットやバックエンドシステムなどのリソースを増やすことなく、チャットボットおよびバックエンドシステムなどに対して、適切なリソース割り当てが行える技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、代表的な本発明のリソース割り当て方法およびリソース割り当てシステムの一つは、
ユーザからメッセージによる問い合わせを受けて自動回答するチャットボットおよび前記チャットボットと連携して動作するバックエンドシステムに対してリソースを割り当てるリソース割り当て方法であって、
前記ユーザと前記チャットボット間のメッセージによる会話が、サービスメニューと関係する会話か、サービスメニューと無関係な会話かを判定して区分するステップと、
前記サービスメニューと関係する会話数および前記サービスメニューと無関係の会話数をカウントする会話数カウントステップと、
前記会話数カウントステップにてカウントした前記サービスメニューと関係する第1会話数と前記サービスメニューと無関係の第2会話数の増減に基づいて、前記チャットボットの割り当てリソース量を決定し、また、前記第1会話数の増減に基づいて、前記バックエンドシステムの割り当てリソース量を決定する割り当てリソース決定ステップと、
前記割り当てリソース決定ステップにて決定したリソース量を前記チャットボットおよび前記バックエンドシステムに対して割り当てるリソース割り当てステップを含む、
ことを特徴とする。
図1は、本発明のチャットボットシステムにおけるチャットボットとバックエンドシステムとリソース管理システムにおけるリソース割り当て部を備えたシステムの概略構成を説明するブロック図。 図2は、本発明の会話フローデータ(会話シナリオデータ)とサービスとの関係有無の一判定方法を説明する図。 図3は、本発明の会話フローデータ(会話シナリオデータ)とサービスとの関係有無の他の判定方法を説明する図。 図4は、会話数記録テーブル、会話数予測テーブル、チャットボットのリソース割り当て条件テーブル、バックエンドシステムのリソース割り当て条件テーブル、リソーステンプレートテーブルを用いてリソース割り当てテーブルにリソースを割り当てる本発明のリソース割り当て方法の一例を説明する図。 図5は、本発明の実施例1におけるリソース割り当てシステムの構成を示すブロック図。 図6は、実施例1の会話シナリオテーブルのデータ構成例を示す図。 図7は、実施例1のチャットボット会話処理を説明するフローチャート。 図8は、実施例1のリソース割り当て変更処理を説明するフローチャート。 図9は、本発明の実施例2におけるリソース割り当てシステムの構成を示すブロック図。 図10は、実施例2の会話数記録テーブル、会話数予測テーブル、チャットボットのリソース割り当て条件テーブルの構成例を示す図。 図11は、実施例2のチャットボット会話処理を説明するフローチャート。 図12は、実施例2のリソース割り当て変更処理を説明するフローチャート。 図13は、実施例3のリソース割り当てシステムの構成を示すブロック図。 図14は、実施例3のリソース割り当て上限テーブルのデータ構成を示す図。 図15は、実施例3のチャットボットの会話処理を説明するフローチャート。 図16は、実施例3のリソース割り当て変更処理を説明するフローチャート。 図17は、実施例3のチャットボットインスタンス管理処理を説明するフローチャート。 図18は、実施例3のユーザごとの会話数記録テーブルの構成例を示す図。 図19は、実施例3の会話の初期ルーティング決定処理を説明するフローチャート。
まず、本発明の概要について、図1~図4を用いて説明する。
図1は、本発明のチャットボットシステム10におけるチャットボット11とバックエンドシステム30とリソース管理システム40におけるリソース割り当て部413を備えたシステム1の概略構成を示すブロック図であって、リソース割り当て部413によるチャットボット11およびバックエンドシステム30へのリソース割当てを説明する図である。
チャットボットシステム10は、サービスメニューと関係する会話数(B)とサービスメニューと関係ない、つまり、無関係な会話数(A)をカウントし、これらの会話数(A)、(B)を記録日時とともに、後述する会話数記憶部1132の会話数記録テーブル11321に記録する機能を有し、また、バックエンドシステム30を呼び出す機能を有する。
バックエンドシステム30は、チャットボット11からの呼び出しやフロントエンドからの入力や指示を受けて、所望のバック業務の処理を行って、その結果を出力したりする機能を有するシステムであり、例えば、ユーザ管理システムや販売管理システム、その他のシステムからなり、ユーザ情報や販売情報などを扱うシステムである。
リソース管理システム40は、チャットボット11やバックエンドシステム30などのリソースを管理するとともに、後述する会話数記憶部1132の会話数記録テーブル11321の情報に基づいて、リソースをチャットボット11やバックエンドシステム30などに割り当てる機能を有する。
図2は、リソース割り当て部413によるリソース割り当て制御に際して、チャットボット11における会話フローデータにおいて、サービスとの関係有無の判定方法の一例を説明する図であって、会話フローデータとサービスメニューとの関係有無を区別するフラグ(Flag)との関係を説明する図である。
会話フローデータ、例えば、「ご用件はなんですか?」との応答データを示すステップS1141のときには、このステップにフラグ“true”を定義し、
ユーザ側からの出荷状況の問合せにおける「注文番号を教えて下さい」との応答データを示すステップS1142のときには、このステップにフラグ“true”を定義し、
故障の問合せにおける「製造番号を教えて下さい」との応答データを示すステップS1143のときには、このステップにフラグ“true”を定義し、
その他における雑談用の会話フローのステップS1144のときには、このステップにフラグ“false”を定義する。
図3は、本発明の会話シナリオデータ(図6参照)とサービスとの関係有無の他の判定方法を説明する図である。
サービスとの関係有無の他の判定方法として、図3に示すように、チャットボット11のチャットボット機能の一部である自然言語処理(公知の技術でよい)に基づく分類結果(出荷状況問合せなど)とサービスとの関係有無の関係を、後述する分類結果・サービス関係有無対応記憶部1134のテーブル11341(図3参照)を用いて判定してもよい。
すなわち、ユーザ端末20側からのユーザメッセージ、例えば、“商品が届かないので、出荷状況を知りたい”に対する自然言語処理の分類結果が“出荷状況問合せ”、または“注文問合せ”や“在庫問合せ”などである場合には、サービスとの関係がある“true”、とし、また、 “明日の天気は?”などに対する自然言語処理の分類結果が“雑談”である場合には、サービスとの関係がない“false”とする分類結果・サービス関係有無対応テーブル11341を用意し、分類結果とサービスとの関係有無を比較する判定方法である。
図4(a)~(f)は、本発明のリソース割り当て方法の一例を説明する図である。
リソース割り当て部413によるチャットボット11やバックエンドシステム30へのリソースの割り当て方法としては、例えば、図4(a)~(f)に示すように、会話数記録テーブル11321、会話数予測テーブル41511、チャットボット11のリソース割り当て条件テーブル41531、バックエンドシステム30のリソース割り当て条件テーブル41532、リソーステンプレートテーブル41521、リソース割り当てテーブル41541を用意する。
そして、会話数記録テーブル11321から、次のタイムスロットにおけるサービスメニューと関係する会話数(B)とサービスメニューと無関係な会話数(A)の予測値(1000,500)を算出し、これらの予測値を会話数予測テーブル41511に記憶する。
会話数の予測値を算出する方法は、既存の統計的な手法や、機械学習を用いた手法を使ってもよく、特に限定する必要はない。
なお、サービスメニューと関係する会話数(B)とサービスメニューと無関係な会話数(A)の予測値を算出する処理を省略し、予め定められた期間におけるサービスメニューと関係する会話数(B)とサービスメニューと無関係な会話数(A)の合計値を代わりに用いても良い。リソース割り当てに予測値を用いる方法は、将来の会話数の増減予測に基づいて事前にリソースを割り当てる方法である。他方、リソース割り当てに合計値を用いる方法は、過去の会話数の増減に基づいてリソースを割り当てる方法である。
次に、チャットボット11に対しては、会話数予測テーブル41511におけるサービスメニューと関係する会話数(B)とサービスメニューと無関係な会話数(A)の予測値の合計(1500)と、チャットボット11のリソース割り当て条件テーブル41531(会話総数(A+B):1001~3000、リソーステンプレート:t2)およびリソーステンプレートテーブル41521(ID:t2、仮想CPU数:2、メモリ量:4GB、ストレージタイプ:HDD)からリソーステンプレート(t2)を決定し、例えば、チャットボット(システムID:ChatBot)に対しては、リソーステンプレートテーブル41521(ID:t2)で定義されたリソース(仮想CPU数:2、メモリ量:4GB、ストレージタイプ:HDD)を割り当て、リソース割り当てテーブル41541のテンプレートをt1からt2に変更する。
他方、バックエンドシステム30に対しては、会話数予測テーブル41511におけるサービスメニューと関係する会話数(B)の予測値(500)と、バックエンドシステム30のリソース割り当て条件テーブル41532(サービスメニューと関係する会話数(B):301~1000)およびリソーステンプレートテーブル41521からリソーステンプレート(ID:t3)を決定し、このテンプレートに基づいてバックエンドシステム(システムIDがChatBot以外のシステム)に対するリソース割り当てテーブル4155のリソース割り当てをt2からt3に変更し、リソーステンプレートテーブル41521(ID:t3)で定義されたリソース(仮想CPU数:4、メモリ量:16GB、ストレージタイプ:SSD)を割り当てる。
ここで、バックエンドシステム30ごとに異なるバックエンドシステム30のリソース割り当て条件テーブル41532を持ち、より細かい割り当て制御を行ってもよい。
次に、本発明の具体的な実施例について説明する。
図5は、本発明の実施例1におけるリソース割り当てシステムの構成を示すブロック図である。
リソース割り当てシステム1は、チャットボットシステム10、リソース管理システム40、バックエンドシステム30を有する。
チャットボットシステム10は、ネットワークを介してユーザ端末20に接続されるチャットボット11を有する。
チャットボット11は、ユーザ端末20との間でユーザが入力したテキストメッセージに対して自然な受け応えや雑談を返信する自動回答の会話機能を有する自動会話エンジンを含む。
自動会話エンジンとは、ユーザが入力したテキストメッセージに対して自然な受け応えや雑談などの応答テキストメッセージを返信するエンジンである。
チャットボット11は、メッセージ受信/応答部111、自然言語処理部112、記憶部113、会話内容判定・区分部114、会話数カウント部115、バックエンド呼出部116などを含む。
メッセージ受信/応答部111は、ユーザ端末20からのテキストメッセージを受信し、また、当該テキストメッセージに対する応答を行う機能を有する。
自然言語処理部112は、上述したように、ユーザ端末20からのテキストメッセージの自然言語処理を行って、その処理結果を分類結果(出荷状況問合せ、注文問合せ、在庫問合せなど)として出力する機能を有する。
記憶部113は、メッセージ記憶部1131、会話数記憶部1132、会話シナリオ記憶部1133、分類結果・サービス関係有無対応記憶部1134などを有する。
メッセージ記憶部1131は、応答メッセージなどを記憶するメッセージ記憶テーブル11311を含む。
会話数記憶部1132は、記録日時113211、サービスメニューと無関係な会話数(A)113212、サービスメニューと関係する会話数(B)113213、を記憶する会話数記録テーブル11321(図4a参照)を含む。
会話シナリオ記憶部1133は、会話シナリオ、例えば、メッセージ意図113311、会話ステップID113312、応答メッセージ113313、バックエンドシステム呼出し要否113314、バックエンドシステム識別子113315、サービスメニューとの関係有無113316、次会話ステップ113317などの各情報を記憶する会話シナリオテーブル11331(図6参照)を含む。
分類結果・サービス関係有無対応記憶部1134は、自然言語処理による分類結果とサービス関係有無との対応関係を示す情報を記憶する分類結果・サービス関係有無対応テーブル11341(図3参照)を含む。
会話内容判定・区分部114は、例えば、ユーザ端末20からのテキストメッセージに対して、会話シナリオテーブル11331(図6参照)に基づいて、サービスメニューとの関係有無を判定する。例えば、ユーザ端末20からのテキストメッセージに対して自然言語処理を実行した結果が“出荷状況問合せ”であった場合、チャットボットは会話シナリオテーブル11331のメッセージ意図113311=“出荷状況問合せ”、会話ステップID113312=0で示される行の応答メッセージ113313(“注文番号を教えて下さい。”)をユーザ端末20に応答する。このとき、該当行のサービスメニューとの関係有無113316(true)に基づき、この会話(ユーザ端末20とのメッセージと応答メッセージのやりとり)をサービスメニューに関係のある会話として判定し、区分する。
リソース管理システム40は、会話数予測部411、割当リソース決定部412、リソース割り当て部413、記憶部415などを含む。そして、会話数予測テーブル41511のサービスメニューと関係する会話数(B)と無関係な会話数(A)を参照し、会話数(B)と会話数(A)に基づきチャットボット11のリソース割り当てを制御し、また、会話数(B)に基づきバックエンドシステム30のリソース割り当てを制御する機能を有する。
会話数予測部411は、会話数予測記憶部4151におけるサービスメニューと関係する会話数(B)と無関係な会話数(A)から、将来の会話数を予測する機能を有する。
割当リソース決定部412は、記憶部415における会話数予測テーブル41511、チャットボット11のリソース割り当て条件テーブル41531、バックエンドシステム30のリソース割り当て条件テーブル41532、リソーステンプレート41521などに基づき、チャットボット11やバックエンドシステム30へのリソース割り当てを決定する機能を有する。
リソース割り当て部413は、リソース割当記憶部4154におけるリソース割り当てテーブル41541に基づき、リソースをチャットボット11やバックエンドシステム30に割り当てる機能を有する。
これらの機能の詳細については具体的な実施例を参照して後述する。
リソース記憶部415は、図4に示すような会話数予測テーブル41511、チャットボットのリソース割当条件テーブル41531、バックエンドシステムのリソース割当条件テーブル41532、リソーステンプレートテーブル41521、リソース割り当てテーブル41541を有する。
会話数予測テーブル41511は、サービスメニューと関係する会話数(B)と無関係な会話数(A)を記憶するエリアを含む。
チャットボットのリソース割当条件テーブル41531は、会話総数(A+B)、リソーステンプレートIDを記憶するエリアを含む。
バックエンドシステムのリソース割当条件テーブル41532は、サービスメニューと関係する会話数(B)とリソーステンプレートIDを記憶するエリアを含む。
リソーステンプレートテーブル41521は、ID、仮想CPU数、メモリ量、ストレージタイプを記憶するエリアを含む。リソーステンプレートテーブル41521は他に、ネットワーク帯域などの他のリソースに関する情報を記憶するエリアを有していても良い。
リソース割り当てテーブル415411は、システムID、リソーステンプレートIDを記憶するエリアを含む
オペレータ端末50は、例えば、チャットボット11にて自動的に回答できない問合せなどの場合、オペレータが回答する端末である。
図6は、会話シナリオ記憶部1133における会話シナリオテーブル11331のデータ構成例を示す図である。なお、会話シナリオデータの構造は、テーブルであっても、その他の構造であってもよい。また、会話シナリオをデータとして持たず、チャットボットのプログラムとして実装してもよい。
会話シナリオテーブル11331は、メッセージ意図113311、会話ステップID113312、応答メッセージ113313、バックエンド呼出し要否113314、バックエンドシステム識別子113315、サービスメニューとの関係有無113316、次会話ステップ113317の各情報を記憶するエリアを含む。
メッセージ意図113311は、ユーザ端末20から送られたメッセージに対する自然言語処理の結果と比較するための情報であり、例えば、“会話開始”、“出荷状況問合せ”、“故障問合せ”、“雑談”、“会話終了”などである。
会話ステップID113312は、会話シナリオ内における会話ステップの位置を示す情報であり、例えば、数字の“0”~“5”などである。図6の例では、メッセージ意図113311と、会話ステップID113312の組合せによって、会話シナリオ内における会話ステップの位置を一意に特定可能である。
応答メッセージ11333は、ユーザ端末20から送られたメッセージに対して応答として返すメッセージであり、例えば、“ご用件は何ですか?”、“注文を教えて下さい”、出荷状況をお調べしますのでお待ちください”、“出荷状況は{Status}です。”、“製造番号を教えてください”、“どのような不具合でしょうか?”、“解決策をお調べしますのでお待ちください。”、“{Solution}をお試しください”、“解決しましたか?”、“弊社修理センターまで商品を送付ください。送付先住所は{Address}です。”、“ご利用ありがとうございました。”などである。
図6の例では、応答メッセージ11333に含まれる{}で囲まれた変数には、バックエンドシステムを呼び出した結果として得られた情報を格納することを示している。例えば“出荷状況は{Status}です。”という応答メッセージの変数{Status}の部分には、バックエンドシステムである出荷管理システムから取得される出荷状況の情報が格納された上で、ユーザ端末20に送信される。
バックエンド呼出し要否11334はバックエンドサービスの呼び出しが必要か否かを示す情報である。サービスメニューとの関係有無11336は、ユーザとの会話がサービスメニューと関係するか否かを示す情報である。バックエンド呼出し要否11334およびサービスメニューとの関係有無11336は、“false”、“true”などである。図6の例では、バックエンド呼出し要否11314の値が“false”の場合はバックエンドサービスの呼出しが必要ないことを、“true”の場合はバックエンドサービスの呼出しが必要あることを、それぞれ示している。また同様に、サービスメニューとの関係有無11336の値が“false”の場合は、ユーザとの会話がサービスメニューとの関係がないことを、“true”の場合は、ユーザとの会話がサービスメニューとの関係があることを、それぞれ示している。
バックエンドシステム識別子11335は、バックエンドシステムを一意に特定する情報であり、例えば“null”、“出荷管理システム”、“FAQシステム”などである。図6の例では、バックエンド呼出し要否11314の値が“false”の場合は、バックエンドシステム11335は“null”となる。これはバックエンドシステムの呼び出しが必要ない場合、呼び出すべきバックエンドシステムが存在しないことを示している。バックエンド呼出し要否11314の値が“true”の場合は、バックエンドシステム11335には呼び出すべきバックエンドシステムを一意に識別するための情報(例えば、“出荷管理システム”、“FAQシステム”など)が含まれる。
次会話ステップ11337は、会話シナリオ内における次の会話ステップの位置を一意に識別する情報であり、例えば“null”、“出荷状況問合せ.1”、“故障問合せ.1”、“if next_messge==”はい“、会話終了.0”などである。次会話ステップ113317の値は、メッセージ意図113311と会話ステップID113312とを“.”記号で連結した値と比較することができる。
図6の例では、例えばメッセージ意図113311=“出荷状況問合せ”、会話ステップID=0の次の会話ステップは、メッセージ意図113311=出荷状況問合せ、会話ステップID=1で示されるステップであることを示している。
図7は、実施例1におけるチャットボット11のメッセージ受信/応答部111、自然言語処理部112、会話内容判定・区分部114、会話数カウント部115、バックエンドシステム呼出部116などによる会話処理を説明するフローチャートである。本処理は、チャットボット11がユーザ端末20からのテキストメッセージを受ける度に実行される。
図7のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
ステップS1101:
チャットボット11は、メッセージ受信/応答部111にて、ユーザ端末20からメッセージを受信し、記憶部113のメッセージ記憶部1131に記憶し、格納する。
ステップS1102:
チャットボット11は、自然言語処理部112にて、ユーザ端末20からのメッセージに対し、自然言語処理を行い、該当するメッセージの意図(図3参照)を判定する。
ステップS1103:
チャットボット11は、会話内容判定・区分部114にて、メッセージの意図と会話シナリオに基づき、応答メッセージを決定する。
ステップS1104:
チャットボット11は、会話内容判定・区分部114にて、メッセージ意図と会話シナリオに基づき、バックエンドシステムの呼び出し要否を判定する。
ステップS1105:
チャットボット11は、ステップS1104におけるバックエンドシステムの呼び出し要否判定の結果、バックエンドシステムの呼び出し「要」の場合(Yes)は、ステップS1106に進み、「否」の場合(No)は、ステップS1106に進む。
ステップS1106:
チャットボット11は、バックエンドシステム呼出部116にて、該当のバックエンドシステムを呼び出す。バックエンドシステムを呼び出し方法には、該当のバックエンドシステムのAPIを呼び出す方法などがあるが、特に限定はしない。
ステップS1107:
チャットボット11は、会話内容判定・区分部114にて、メッセージの内容がサービスメニューと関係か否かを判定する。
このステップは、会話シナリオテーブル11331の「サービスメニューとの関係有無」に基づいて判定してもよい。または、ユーザメッセージの自然言語処理結果(分類結果)と、サービスとの関係有無を示す分類結果・サービス関係有無対応テーブル1133によって判定してもよい(図3参照)。
ステップS1108:
チャットボット11は、ステップS1107におけるサービスメニューとの関係判定の結果、関係ありの場合(Yes)は、ステップS1109に進み、関係ない場合(No)は、ステップS1100に進む。
ステップS1109:
チャットボット11は、会話数カウント部115が、会話数記録テーブル11321のサービスメニューと関係する会話数(B)をカウントアップする。
ステップS1110:
チャットボット11は、会話数カウント部115にて、会話数記録テーブル11321のサービスメニューと無関係な会話数(A)をカウントアップする。
ステップS1111:
チャットボット11は、メッセージ受信/応答部111にて、ステップS1103で決定した応答メッセージをユーザ端末20に送信する。
図8は、リソース管理部41における会話数予測部411、割当てリソース決定部412、リソース割り当て部413などによるリソース割り当て変更処理を示すフローチャートである。本実施例においては、本処理は、ユーザとチャットボット11との会話処理とは独立して定期的に実行する。本処理を実行する契機としては他にも特定のイベント(例えば、チャットボット11やバックエンドシステム30のリソース不足アラートのイベント)の受信を契機として実行しても良いし、チャットボット11やバックエンドシステム30の管理者が手動で実行しても良く、特に限定はしない。
図8のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
ステップS4131:
会話数予測部411は、会話数記録テーブル11321を参照し、次のタイムスロットにおける会話数の予測値を算出し、会話数予測テーブル41511(図4b参照)に記憶し、格納する。
ステップS4132:
割当てリソース決定部412は、会話数予測テーブル41511を参照し、サービスメニューと無関係な会話数(A)の予測値と、サービスメニューと関係する会話数(B)の予測値と、チャットボット11のリソース割り当て条件テーブル41531とに基づいてチャットボット11に適用するリソーステンプレートを決定する(図4参照)。
ステップS4133:
ステップS4132の結果、チャットボット11に適用するテンプレートに変化あるか否かを判定し、変化がない場合(No)は、ステップS4134に進み、変化がある場合(Yes)は、ステップS4135に進む。
ステップS4134:
割当てリソース決定部412は、会話数予測テーブル41511を参照し、サービスメニューと関係する会話数(B)の予測値と、バックエンドシステム30のリソース割り当て条件テーブル41532とに基づいてバックエンドシステム30に適用するリソーステンプレートを決定し、ステップS4136に進む(図4参照)。
ステップS4135:
リソース割り当て部413は、リソーステンプレートテーブル41521を参照し、ステップS4132で決定したリソーステンプレートに基づいて、チャットボット11に対する割り当てリソース量を変更する。そして、リソース割り当てテーブル41541のリソーステンプレートIDをステップS4132で決定したリソーステンプレートのIDに更新し、ステップS4134に進む。
ステップS4136:
ステップS4134の結果、バックエンドシステム30に適用するテンプレートに変化あるか否かを判定し、変化がない場合(No)は、処理を終了し、変化がある場合(Yes)は、ステップS4137に進む。
ステップS4137:
リソース割り当て部413は、リソーステンプレートテーブル41521を参照し、ステップS4134で決定したリソーステンプレートに基づいて、バックエンドシステム30に対する割り当てリソース量を変更する。また、リソース割り当てテーブル41541のリソーステンプレートIDをステップS4134で決定したリソーステンプレートのIDに更新し、処理を終了する。
本実施例は、チャットボット11において、ユーザによるメッセージの言い間違いやチャットボットによるユーザメッセージの認識間違いによって生じた会話の繰り返しを別カウントし,バックエンドシステム30のリソース割り当て判断には使わないようにしたものである。このような言い間違いや認識間違いは、例えばユーザとチャットボットとの間のメッセージのやり取りを音声によって行う場合に起こり得るが、特にコミュニケーション手段は限定しない。
以下、図9~図12を参照し、実施例1から変更がある部分(構成およびステップ)について以下に示す。
図9は、実施例2のリソース割り当てシステム1の構成を示すブロック図であり、実施例1と異なる構成のみ、以下に示す。
チャットボット11は、音声メッセージ受信/応答部111’、音声メッセージを認識する音声認識部117を有する。
図10は、実施例2の会話数記録テーブル11321’、会話数予測テーブル41511’、チャットボット11のリソース割り当て条件テーブル41531’の構成例を示すものであり、実施例1と異なる部分のみ、以下に示す。
会話数記録テーブル11321’は、記録日時、サービスメニューと関係する会話数(B)、サービスメニューと無関係な会話数(A)の他に、さらに、認識間違いの会話数(C)を記録するエリアを含む。なお、ユーザによるメッセージの言い間違いによって生じた会話数も、認識間違いの会話数(C)に含めて良い。
会話数予測テーブル41511’は、さらに、認識間違いの会話数(C)の予測値を記録するエリアを含み、チャットボット11のリソース割り当て条件テーブル41531’の会話総数には、認識間違いの会話数(C)を含む。
つまり、チャットボット11へのリソース割り当て判断には、音声認識間違いの会話数(C)をカウントに入れる。但し、バックエンドシステム30のリソース割り当て条件テーブル41532には実施例1から差分はない。すなわち、バックエンドシステム30へのリソース割り当て判断には、音声認識間違いの会話数(C)はカウントに入れない。
図11は、実施例2のチャットボット会話処理を説明するフローチャートである。
図11のフローチャートに基づく動作は以下のとおりであり、実施例1から変更があるステップのみ、以下に示す。
ステップS1101’:
チャットボット11は、音声メッセージ受信/応答部111’にて、ユーザ端末20から音声メッセージを受信し、メッセージ記憶部1131に記憶し、格納する。なお、音声メッセージをメッセージ記憶部1131に記憶する代わりに、ステップS1121でテキストに変換したメッセージを記憶しても良い。
ステップS1121:
ステップS1101’のあと、チャットボット11は、音声認識部117にて、音声メッセージをテキストに変換する。そして、ステップS1102に進む。
ステップS1122:
ステップS1102のあと、チャットボット11は、メッセージ受信/応答部111にて、メッセージ意図が正しいか否かをユーザに確認する音声メッセージを送信し、ユーザからの応答を受信する。
ステップS1123:
チャットボット11は、メッセージ意図が正しいか否かを判定する。この判定の結果、意図が正しい場合(Yes)は、ステップS1103に進み、上述したステップS1103~ステップS1111’を順次実行する。ステップS1111’は、音声メッセージ受信/応答部111’にて、応答音声メッセージをユーザ端末に送信し、処理を終了する。
意図が正しくない場合(No)は、ステップS1124に進む。
ステップS1124:
チャットボット11は、会話数カウント部115にて、会話数記録テーブル11321’の、認識間違いの会話数(C)をカウントアップし、ステップS1125に進む。
ステップS1125:
チャットボット11は、メッセージ受信/応答部111にて、ユーザにメッセージを言い直すことを促す音声メッセージを送信し、処理を終了する。
なお、本実施例において、音声とテキストの相互変換はすべて、または一部をユーザ端末20で行ってもよい。例えば、ユーザ端末20は音声メッセージをチャットボット11に送信する代わりに、ユーザ端末20にて音声メッセージをテキスト変換した上で、テキストメッセージをチャットボットに送っても良い。また、チャットボット11は応答音声メッセージをユーザ端末20に送信する代わりに、応答テキストメッセージを送信し、ユーザ端末20が応答テキストメッセージを音声に変換しても良い。
図12は、実施例2のリソース割り当て変更処理のフローチャートを示すものである。図12のフローチャートに基づく動作は以下のとおりであり、実施例1から変更があるステップのみ、以下に示す。
ステップS4131’:
会話数予測部411は、会話数記録テーブル11321’を参照し、次のタイムスロットにおける会話数(A),(B),(C)の予測値を算出し、会話数予測テーブル41511’に記憶し、格納する。
ステップS4132’:
ステップ4131’のあと、割当てリソース決定部412は、会話数予測テーブル41511’を参照し、サービスメニューと無関係な会話数(A)の予測値と、サービスメニューと関係する会話数(B)の予測値と、認識間違いの会話数(C)の予測値と、チャットボット11のリソース割り当て条件テーブル41531’とに基づいてチャットボット11に適用するリソーステンプレートを決定し(図10参照)、ステップS4133~ステップS4137を順次実行し、処理を終了する。
本実施例は、チャットボット11(第1チャットボット)の他に別のチャットボット11’(第2チャットボット)、会話引継ぎ判定・処理部118、メッセージルーティング部119を設け、サービスメニューと関係ない会話(A)は、メッセージルーティング部119にて第2チャットボット11’にディスパッチするものである。また、第2チャットボットのインスタンスには、第1チャットボット11よりも低い優先度、かつ、低い上限でリソースを割り当てるものである。
また、サービスメニューと無関係な会話数(A)が所定の閾値を超えた場合、第2チャットボット11’のインスタンスを作成し、閾値を下回った場合、第2チャットボットのインスタンスを削除するものである。
また、過去の履歴で、サービスメニューと無関係な会話数(A)の割合が閾値を超えたユーザに対しては、ユーザ端末20からのテキストメッセージに対する応答を、初めから第2チャットボット11’に対応させるものである。
以下、図13~図19を参照し、実施例1から変更がある部分(構成およびステップ)について以下に示す。
図13は、実施例3のリソース割り当てシステム1の構成を示すブロック図であり、実施例1と異なる構成のみ、以下に示す。
チャットボットシステム10は第2チャットボット11’と、メッセージルーティング部119を有する。チャットボット11は、会話引き継ぎ判定・処理部118を有する。また、リソース管理部41は、チャットボットインスタンス管理部414、リソース割り当て上限テーブル41561を含むリソース割り当て上限記憶部4156を有する。
なお、チャットボット11’の構成はチャットボット11と同等であって良い。
図14は、リソース割り当て上限テーブル41561のデータ構成を示す図である。
ソース割り当て上限テーブル41561は、チャットボット全体のリソース割り当て上限値と、チャットボットインスタンスごとのリソース割り当て上限値を保持するものであり、システムID、仮想CPU数、メモリ量を含む。
本例では、チャットボット全体には仮想CPU数10、メモリ量36GBが上限として設定されている(システムID=“Total”の行を参照)。また、チャットボットインスタンス1(図13のチャットボット11に該当)には、仮想CPU数8、メモリ量32GBが上限として設定されている(システムID=“ChatBot1”の行を参照)。また、チャットボットインスタンス2(図13のチャットボット11’に該当)には、仮想CPU数4、メモリ量16GBが上限として設定されている(システムID=“ChatBot2”の行を参照)。すなわち、この例では、ChatBot1に最大リソースを割り当てると、ChatBot2には、最大リソースを割り当てられなくなること、つまり、全体の上限を超えることを示している。
図15は、実施例3のリソース割り当て変更処理を示すフローチャートである。
図15のフローチャートに基づく動作は以下のとおりであり、実施例1または実施例2から変更があるステップのみ、以下に示す。
ステップS1131:
ステップS1101,S1102のあと、チャットボット11は、会話引き継ぎ判定・処理部118にて、メッセージ意図と会話シナリオに基づき、第2チャットボット11’への会話の引継ぎ要否を判定する。
本実施例では、サービスメニューとの関係有無=falseの場合、引継ぎ要と判定する。なお、他の方法として、サービスメニューとの関係有無=falseの会話が連続した回数を記録し、当該回数が予め定義された閾値を超えた場合に引継ぎ要と判定しても良い。
ステップS1132:
ステップS1131における引継ぎ要否判定の結果、引継ぎ要の場合(Yes)は、ステップS1133を実行して、ステップS1134に進み、引継ぎ否の場合(No)は、前述のステップS1103からステップS1111の処理を実行して、処理を終了する。
ステップS1133:
チャットボット11は、会話引き継ぎ判定・処理部118にて、会話シナリオの次会話ステップとメッセージ記憶部に格納されたメッセージの履歴とを、第2チャットボット11’に送信する。また、第1チャットボット11からは会話の状態や履歴を削除する。そして、ステップS1134に進む。
ステップS1134:
チャットボット11は、会話引き継ぎ判定・処理部118にて、メッセージルーティング部119にユーザ識別子と会話識別子とを送信し、該当の会話におけるユーザメッセージを第2チャットボット11’に送信するよう指示し、処理を終了する。
図16は、実施例3のリソース割り当て変更処理のフローチャートを示すものである。
図16のフローチャートに基づく動作は以下のとおりであり、実施例1から変更があるステップのみ、以下に示す。
ステップS4232’’:
ステップS4131のあと、リソース管理部41は、会話数予測部411にて、会話数予測テーブル41511とリソース割り当て上限テーブル41561を参照し、サービスメニューと関係する会話数(B)の予測値とチャットボットのリソース割り当て条件テーブルに基づいてチャットボットごとの上限を超えない範囲でチャットボットに適用するリソーステンプレートを決定し、ステップS4141に進む。
ステップS4141:
リソース管理部41はステップS4232’’で決定したリソーステンプレートに基づき、チャットボット全体のリソース割り当て上限を超過したか否かを判定する。判定の結果、リソース割り当て上限を超過した場合(Yes)は、ステップS4142に進み、リソース割り当て上限を超過していない場合(No)は、ステップS4133へ進む。
ステップS4142:
ステップS4141にて、リソース割り当て上限を超過した場合(Yes)は、リソース管理部41は、割当てリソース決定部412にて、第2チャットボットに適用するリソーステンプレートを1ランク下げる。例えば本実施例においては、リソーステンプレートテーブル41521のIDの数字部分が小さい値であるほどランクが低いことを示し、数字部分が大きい値であるほどランクが高いことを示している。従って、リソーステンプレートを1ランク下げるとは、例えばステップS4232’’で決定したリソーステンプレートのIDがt2の場合、第2チャットボットに適用するリソーステンプレートをt1に変更することを意味している。なお、リソーステンプレートのランクの高低を表現する方法はこれに限らず、他の方法であっても良い。
ステップS4142の後、リソース管理部41は、再びステップS4141に戻り、チャットボット全体のリソース割り当て上限を超過したか否かを判定する。
リソース割り当て上限を超過していない場合(No)は、ステップS4133に進み、前述のステップS4133~ステップS4137を順に実行し、処理を終了する。
図17は、実施例3のチャットボットインスタンス管理部414におけるチャットボットインスタンス管理処理を説明するフローチャートである。本フローチャートは、ユーザとの会話とは独立に定期的に実行される。
ステップS4161:
チャットボットインスタンス管理部414は、会話数記録テーブル11321を参照し、予め定義された期間におけるサービスメニューと無関係な会話数(A)の合計値と予め定義された閾値を比較する。予め定義された期間とは、例えばステップS4161の処理を実行している時刻から遡って1時間などと定めて良く、特に限定はしない。
ステップS4162:
ステップS4161による処理結果、サービスメニューと無関係な会話数(A)の合計値が予め定義された閾値を超過していない場合(No)は、ステップS4163に進み、サービスメニューと無関係な会話数(A)の合計値が予め定義された閾値を超過した場合(Yes)は、ステップS4164に進む。
ステップS4163:
チャットボットインスタンス管理部414は、第2チャットボット11’が存在するか否かを判定する。このステップによる判定結果、第2チャットボット11’が存在しない場合は、処理を終了する。
第2チャットボット11’が存在する場合は、ステップS4165に進む。
なお、第2チャットボット11’の存在を判定する方法には、例えばリソース管理部41が記憶部415に、存在するチャットボットインスタンスの一覧を記憶して保持することで判定する方法や、第2チャットボット11’に対してネットワークを経由して存在を確認するためのコマンドを実行して、その応答有無によって判定する方法があるが、特に限定はしない。
ステップS4165:
チャットボットインスタンス管理部414は、メッセージルーティング部119に対し、第2チャットボット11’をルーティング対象から除外、つまり、第2チャットボットへのメッセージ送信を停止するように指示し、ステップS4166に進む。
ステップS4166:
チャットボットインスタンス管理部414は、第2チャットボット11’のインスタンスを削除し、処理を終了する。
ステップS4164:
チャットボットインスタンス管理部414は、第2チャットボット11’が存在するか否かを判定する。このステップによる判定の結果、第2チャットボット11’が存在する場合(Yes)は、処理を終了する。
第2チャットボット11’が存在しない場合(No)は、ステップS4167に進む。
ステップS4167:
チャットボットインスタンス管理部414は、第2チャットボット11’のインスタンスを生成し、ステップS4168に進む。
ステップS4168:
チャットボットインスタンス管理部414は、メッセージルーティング部119に対し、第2チャットボット11’をルーティング対象に追加するように指示し、処理を終了する。
図18は、実施例3のユーザごとの会話数記録テーブル11322のデータ構成を示す図である。
ユーザごとの会話数記録テーブル11322は,ユーザIDごとに記録日時、サービスメニューと無関係な会話数(A)、サービスメニューと関係する会話数(B)を含む。本例では、ユーザ1と比較してユーザ2は、サービスメニューと無関係な会話数(A)が多いことを示している。
図19は、実施例3の会話引継ぎ判定・処理部118における会話の初期ルーティング決定処理を示すフローチャートである。図19のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
なお、本実施例においては、図19のフローチャートに示す処理は、チャットボット11がユーザから最初のメッセージを受信した際に、チャットボット会話処理に先立って実行される。
ステップS4171:
会話引継ぎ判定・処理部118は、ユーザごとの会話数記録テーブル11322を参照し、該当ユーザの過去の会話数を取得する。
ステップS4172:
会話引継ぎ判定・処理部118は、予め定義された期間におけるサービスメニューと無関係な会話数(A)の合計値と予め定義された閾値を比較する。
ステップS4173:
ステップS4172における判定の結果、サービスメニューと無関係な会話数(A)の合計値が予め定義された閾値を超過したか否かを判定し、超過した場合(Yes)は、ステップS4174に進み、超過していない場合(No)は、ステップS4175に進む。
ステップS4174:
会話引継ぎ判定・処理部118は、メッセージルーティング部119にユーザ識別子と会話識別子を送信し、該当の会話におけるユーザメッセージを第2チャットボット11’に送信するよう指示し、処理を終了する。
ステップS4175:
図15で説明したチャットボット会話処理を実行し、終了する。
以上述べた実施例によれば、チャットボットとバックエンドシステムそれぞれに対して適切なリソース割り当てを行うことができる。特にサービスメニューと無関係な会話の増加によるバックエンドシステムに対する不要なリソース増加を避けることができる。
また、サービスを提供する側にとっては、チャットボットとバックエンドシステムのリソース割り当て適正化により,不要なリソース割り当てに伴うコスト増加を避けることができる。
1 リソース割り当てシステム
10 チャットボットシステム
11、11’ チャットボット
111 メッセージ受信/応答部
111’ 音声メッセージ受信/応答部
112 自然言語処理部
113 記憶部
1131 メッセージ記憶部
1132 会話数記憶部
1133 会話シナリオ記憶部
1134 分類結果・サービスとの関係有無対応記憶部
114 会話内容判定・区分部
115 会話数カウント部
116 バックエンドシステム呼出部
117 音声認識部
118 会話引継ぎ判定・処理部
119 メッセージルーティング部
20 ユーザ端末
30 バックエンドシステム
40 リソース管理システム
41 リソース管理部
411 会話数予測部
412 割り当てリソース決定部
413 リソース割り当て部
414 チャットボットインスタンス管理部
415 記憶部
4151 会話数予測記憶部
4152 リソーステンプレート記憶部
4153 リソース割り当て条件記憶部
4154 リソース割り当て記憶部
4156 リソース割り当て上限記憶部
50 オペレータ端末

Claims (12)

  1. ユーザからメッセージによる問い合わせを受けて自動回答するチャットボットおよび前記チャットボットと連携して動作するバックエンドシステムに対してリソースを割り当てるリソース割り当て方法であって、
    前記ユーザと前記チャットボット間のメッセージによる会話が、サービスメニューと関係する会話か、サービスメニューと無関係な会話かを判定して区分する会話内容判定・区分ステップと、
    前記サービスメニューと関係する会話数および前記サービスメニューと無関係の会話数をカウントする会話数カウントステップと、
    前記会話数カウントステップにてカウントした前記サービスメニューと関係する第1会話数と前記サービスメニューと無関係の第2会話数の増減に基づいて、前記チャットボットの割り当てリソース量を決定し、また、前記第1会話数の増減に基づいて、前記バックエンドシステムの割り当てリソース量を決定する割り当てリソース決定ステップと、
    前記割り当てリソース決定ステップにて決定したリソース量を前記チャットボットおよび前記バックエンドシステムに対して割り当てるリソース割り当てステップを含む、
    ことを特徴とするリソース割り当て方法。
  2. 請求項1に記載されたリソース割り当て方法において、
    前記会話数カウントステップにてカウントした前記サービスメニューと関係する第1会話数と前記サービスメニューと無関係の第2会話数を受け、前記第1会話数、前記第2会話数を予測する会話数予測ステップと、
    前記会話数予測ステップにて予測した第1、第2会話数の増減に基づいて、前記チャットボットの割り当てリソース量を決定し、また、前記サービスメニューと関係する第1会話数を受け、前記第1会話数の増減に基づいて、前記バックエンドシステムの割り当てリソース量を決定する割り当てリソース決定ステップと、
    をさらに有することを特徴とするリソース割り当て方法。
  3. 請求項1に記載されたリソース割り当て方法において、
    前記会話内容判定・区分ステップは、
    前記会話と前記サービスメニューとの関係有無を、前記チャットボットと前記ユーザとの間の会話シナリオにおける会話内容判定・区分処理の各ステップにおいて定義された判定用フラグに基づいて判定するステップからなる
    ことを特徴とするリソース割り当て方法。
  4. 請求項1に記載されたリソース割り当て方法において、
    前記会話内容判定・区分ステップは、
    前記会話と前記サービスメニューとの関係有無を、前記ユーザのメッセージの自然言語処理に基づく分類結果と前記サービスメニューとの関係有無を対応した分類結果・サービスとの関係有無対応テーブルに基づいて判定するステップからなる
    ことを特徴とするリソース割り当て方法。
  5. 請求項1に記載されたリソース割り当て方法において、
    前記チャットボットが、前記ユーザからの音声メッセージを受けた場合、
    前記割り当てリソース決定ステップは、
    前記ユーザの言い間違いおよび/または前記チャットボットの認識間違いによって生じた会話の繰り返しの会話数は、前記バックエンドシステムのリソース割り当て判断には使用しない
    ことを特徴とするリソース割り当て方法。
  6. 請求項1に記載されたリソース割り当て方法において、
    前記サービスメニューと関係のない会話は、前記チャットボットと異なる第2のチャットボットにディスパッチするステップをさらに有し、
    前記第2のチャットボットには、前記チャットボットよりも低い優先度および/または低い上限でリソース量を割り当てる
    ことを特徴とするリソース割り当て方法。
  7. 請求項6に記載されたリソース割り当て方法において、
    前記サービスメニューと関係のない会話数が所定の閾値を超えたとき、前記第2のチャットボットのインスタンスを作成するステップをさらに有する
    ことを特徴とするリソース割り当て方法。
  8. 請求項6に記載されたリソース割り当て方法において、
    前記サービスメニューと関係のない会話数が所定の閾値を下回ったとき、前記第2のチャットボットのインスタンスを削除するステップをさらに有する
    ことを特徴とするリソース割り当て方法。
  9. 請求項6に記載されたリソース割り当て方法において、
    過去の履歴で、前記サービスメニューと関係のない会話数の割合が所定の閾値を超えた前記ユーザの会話は、前記第2のチャットボットにて自動回答を対応させるステップをさらに有する
    ことを特徴とするリソース割り当て方法。
  10. ユーザからメッセージによる問い合わせを受けて自動回答するチャットボット、および前記チャットボットと連携して動作するバックエンドシステムに対してリソースを割り当てるリソース割り当て部を有するリソース割り当てシステムであって、
    前記ユーザと前記チャットボット間のメッセージによる会話が、サービスメニューと関係する会話か、サービスメニューと無関係な会話かを判定して区分する会話内容判定・区分部と、
    前記サービスメニューと関係する会話数および前記サービスメニューと無関係の会話数をカウントする会話数カウント部と、
    前記会話数カウントにてカウントした前記サービスメニューと関係する第1会話数と前記サービスメニューと無関係の第2会話数の増減に基づいて、前記チャットボットの割り当てリソース量を決定し、また、前記第1会話数の増減に基づいて、前記バックエンドシステムの割り当てリソース量を決定する割り当てリソース決定部と、
    前記割り当てリソース決定にて決定したリソース量を前記チャットボットおよび前記バックエンドシステムに対して割り当てるリソース割り当て部を含む、
    ことを特徴とするリソース割り当てシステム。
  11. 請求項10に記載されたリソース割り当てシステムにおいて、
    前記会話数カウント部にてカウントした前記サービスメニューと関係する第1会話数と前記サービスメニューと無関係の第2会話数を受け、前記第1会話数、前記第2会話数を予測する会話数予測部と、
    前記会話数予測部にて予測した第1、第2会話数の増減に基づいて、前記チャットボットの割り当てリソース量を決定し、また、前記会話数予測部にて予測した第1会話数の増減に基づいて、前記バックエンドシステムの割り当てリソース量を決定する割り当てリソース決定部と、
    をさらに有することを特徴とするリソース割り当てシステム。
  12. 請求項10に記載されたリソース割り当てシステムにおいて、
    前記サービスメニューと関係のない会話は、前記チャットボットと異なる第2のチャットボットにディスパッチするメッセージルーティング部をさらに有し、
    前記メッセージルーティング部は、前記第2のチャットボットには、前記割り当てリソース決定部において、前記チャットボットよりも低い優先度および/または低い上限でリソース量を割り当てる
    ことを特徴とするリソース割り当てシステム。
JP2018203603A 2018-10-30 2018-10-30 リソース割り当て方法およびリソース割り当てシステム Active JP7185489B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018203603A JP7185489B2 (ja) 2018-10-30 2018-10-30 リソース割り当て方法およびリソース割り当てシステム
PCT/JP2019/008068 WO2020090132A1 (ja) 2018-10-30 2019-03-01 リソース割り当て方法およびリソース割り当てシステム
US17/284,836 US11310166B2 (en) 2018-10-30 2019-03-01 Allocation resource for chat bot based on conversations related or unrelated to service menu

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018203603A JP7185489B2 (ja) 2018-10-30 2018-10-30 リソース割り当て方法およびリソース割り当てシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020071563A JP2020071563A (ja) 2020-05-07
JP7185489B2 true JP7185489B2 (ja) 2022-12-07

Family

ID=70464378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018203603A Active JP7185489B2 (ja) 2018-10-30 2018-10-30 リソース割り当て方法およびリソース割り当てシステム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11310166B2 (ja)
JP (1) JP7185489B2 (ja)
WO (1) WO2020090132A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115390719B (zh) * 2022-09-07 2023-09-19 中移互联网有限公司 聊天机器人消息页面菜单管理方法及电子设备、存储介质

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015081971A (ja) 2013-10-22 2015-04-27 株式会社Nttドコモ 機能実行指示システム及び機能実行指示方法
US20160330131A1 (en) 2015-05-05 2016-11-10 Avaya Inc. Automatic cloud capacity adjustment
JP2017162059A (ja) 2016-03-08 2017-09-14 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、制御方法、プログラム

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60326217D1 (de) * 2002-04-02 2009-04-02 Verizon Business Global Llc Nachrichtenantwortsystem
JP4885070B2 (ja) 2007-06-19 2012-02-29 ヤフー株式会社 チャットボットシステム
US9392112B2 (en) * 2014-05-27 2016-07-12 Genesys Telecommunications Laboratories, Inc. Flow designer for contact centers
US10528610B2 (en) * 2014-10-31 2020-01-07 International Business Machines Corporation Customized content for social browsing flow
US9817690B2 (en) 2015-09-11 2017-11-14 International Business Machines Corporation Predictively provisioning cloud computing resources for virtual machines
US10599644B2 (en) * 2016-09-14 2020-03-24 International Business Machines Corporation System and method for managing artificial conversational entities enhanced by social knowledge
US20180121766A1 (en) * 2016-09-18 2018-05-03 Newvoicemedia, Ltd. Enhanced human/machine workforce management using reinforcement learning
US10740373B2 (en) * 2017-02-08 2020-08-11 International Business Machines Corporation Dialog mechanism responsive to query context
US20180268343A1 (en) * 2017-03-20 2018-09-20 International Business Machines Corporation Virtual dialogue crowdsourcing
US10949807B2 (en) * 2017-05-04 2021-03-16 Servicenow, Inc. Model building architecture and smart routing of work items
CN110612525B (zh) * 2017-05-10 2024-03-19 甲骨文国际公司 通过使用交流话语树启用修辞分析
US10891560B2 (en) * 2017-07-27 2021-01-12 International Business Machines Corporation Supervised learning system training using chatbot interaction
US11157847B2 (en) * 2017-10-20 2021-10-26 Accenture Global Solutions Limited Intelligent crowdsourced resource assistant
US10943674B2 (en) * 2018-05-22 2021-03-09 International Business Machines Corporation Updating a clinical trial participation status based on a measure of trust dynamics

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015081971A (ja) 2013-10-22 2015-04-27 株式会社Nttドコモ 機能実行指示システム及び機能実行指示方法
US20160330131A1 (en) 2015-05-05 2016-11-10 Avaya Inc. Automatic cloud capacity adjustment
JP2017162059A (ja) 2016-03-08 2017-09-14 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、制御方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020090132A1 (ja) 2020-05-07
US11310166B2 (en) 2022-04-19
US20210392086A1 (en) 2021-12-16
JP2020071563A (ja) 2020-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220210276A1 (en) System and method for a work distribution service
CN108989588B (zh) 呼叫分配方法、呼叫中心、电子设备和存储介质
US10511560B2 (en) Systems and methods for electronic message prioritization
US10162685B2 (en) System and method for intelligent task management and routing
JP6637620B2 (ja) エージェント割振りの方法、装置、サーバーおよび記録媒体
US9674361B2 (en) System and method for intelligent task management in a workbin
US11546468B2 (en) System and method of automated routing and guidance based on continuous customer and customer service representative feedback
US11354609B2 (en) Dynamic prioritization of action items
US20210297533A1 (en) System and method of automated routing and guidance based on continuous customer and customer service representative feedback
CN110445844A (zh) 短信多通道选择方法及装置、存储介质、电子设备
JP7185489B2 (ja) リソース割り当て方法およびリソース割り当てシステム
US20140081689A1 (en) Work assignment through merged selection mechanisms
WO2020067872A1 (en) A method of prioritizing message handling in a publisher/subscriber broker
US11501229B2 (en) System and method for queue look ahead to optimize work assignment to available agents
US20170041283A1 (en) Prioritizing and handling of messages across multiple communication systems
CN111062634A (zh) 审批任务分配方法、装置、计算机设备及存储介质
CN107770038B (zh) 消息发送方法和装置
US11514378B2 (en) System and method for queue look ahead to optimize agent assignment and utilization
JP7215152B2 (ja) インシデント対応工数予測システム、インシデント対応工数予測方法及びプログラム
US11876930B2 (en) System and method for enhanced call progress assessment and call routing
CN114629997A (zh) 资源分配方法、装置、设备、介质及程序产品
CN113472937A (zh) 呼叫处理的方法、装置、设备以及存储介质
JP5081799B2 (ja) アウトバウンドサービスのための情報発信システム及び方法
CN111507558A (zh) 工作平台服务资源的预定义调度系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7185489

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150