JP7185376B2 - 吐水制御装置、吐水制御システム、及び吐水制御方法 - Google Patents
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Description
例えば、吐水管の先端部にカメラを設置し、カメラにより撮像された画像から人間の手洗い動作を判定し、状況に応じて適切な手洗い動作を促す技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
また、吐水口の周辺を撮像するように水栓に設置したカメラにより撮像された画像から吐水口の先に差し出された洗浄物の汚れ度合を検出し、検出した汚れ度合に応じて、吐水する水の流量や水圧、及び吐水の形態(ストレート吐水とするかシャワー吐水とするか等)を制御する技術が開示されている(例えば特許文献2参照)。
また、吐水管の先端部等にカメラやセンサを設けるためには、吐水口を含む水栓金具にカメラやセンサ回路を内蔵させる必要がある。この場合、カメラやセンサ回路を配置するスペースを確保しなければならないことから、水栓金具のデザインが制約されてしまう場合があった。
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る吐水制御システム1の構成例を示すブロック図である。吐水制御システム1は、例えば、撮像装置10及び吐水制御装置20を備える。吐水制御装置20は、吐水管401の吐水を開始又は終了させる電磁弁30と接続する。吐水制御システム1では、撮像装置10により撮像された撮像対象領域40の画像に基づいて、吐水制御装置20が吐水管401の電磁弁30を開閉する制御信号によって、吐水及び止水を制御する。ここで、撮像装置10により撮像された撮像対象領域40の画像は、「領域画像」の一例である。
なお、上記では座標抽出部203が撮像装置10により撮像された画像等に基づいて吐水口の位置座標を抽出する場合を例示して説明したが、これに限定されることはない。座標抽出部203は、例えば、吐水管401が長尺方向の長さを半径として回転することにより吐水口の位置が移動可能である場合、吐水管401の回転角度に基づいて、吐水口の位置を検知するようにしてもよい。この場合、吐水管401は、例えば、吐水管401における吐水口側とは異なる側(つまり、吐水管401の根本)に、吐水管401のー回転角度を検知するロータリエンコーダ等の回転角度測定装置を備える。回転角度測定装置は、吐水管401の回転角度を測定し、測定結果を座標抽出部203に出力する。そして、座標抽出部203は、回転角度測定装置からの測定結果に基づいて、既知である吐水管401の根本の座標値、及び吐水管401の長尺方向の長さに基づいて、吐水口の位置座標を抽出する。
また、座標抽出部203は、吐水管401の回転がモータの動作より制御される場合には、モータを駆動させる駆動部によりモータを制御する制御情報を取得するようにしてもよい。座標抽出部203は、モータを制御する制御情報に基づいて吐水管401の回転角度を算出し、算出した回転角度に基づいて吐水口の位置座標を抽出することができる。
まず、吐水制御装置20は、撮像装置10により撮像された撮像対象領域40の画像の画像情報を取得する。吐水制御装置20は、取得した画像情報を、対象物体検知部200、及び吐水口検知部201に出力する。
次に、対象物体検知部200は、画像に対象物体が含まれているか否かを検知する。対象物体検知部200は、検知結果を座標抽出部202に出力する。座標抽出部202は、対象物体の位置座標を抽出し、抽出した位置座標を一致検知部204に出力する。
次に、吐水口検知部201は、画像に吐水口が含まれているか否かを検知する。吐水口検知部201は、検知結果を座標抽出部203に出力する。座標抽出部203は、吐水口の位置座標を抽出し、抽出した位置座標を一致検知部204に出力する。
そして、一致検知部204は、座標抽出部202及び203の各々により抽出された位置座標に基づいて、電磁弁30を開閉する制御情報により吐水を制御する。
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、第2の実施形態に係る吐水制御システム1Aは、吐水する際に吐水する水の種別を原水、浄水、及び湯水の何れか一つを選択する点において、上述した実施形態と相違する。ここで、吐水する水の種別は、吐水する水に関する状態(「吐水状態」)の一例である。なお、吐水する水の種別はこれに限定されることはなく、例えば、浄水のお湯、炭酸水、除菌水、アルカリイオン水などの所謂機能水が含まれていてよい。
以下では、上述した実施形態と異なる点を説明し、上述した実施形態と同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付し、その説明を省略する。
次に、対象物体検知部200は、画像に対象物体が含まれているか否かを検知する物体の検知処理を行う(ステップS200)。対象物体検知部200は、検知結果を座標抽出部202に出力する。
次に、座標抽出部202は、対象物体の位置座標を抽出し、抽出した位置座標に基づいて、事前位置記憶部206に対象物体の移動元として記憶させる事前位置記憶処理を行う(ステップS300)。
次に、吐水口検知部201は、画像に吐水口が含まれているか否かを検知する吐水口の検知処理を行う(ステップS400)。吐水口検知部201は、検知結果を座標抽出部203に出力する。座標抽出部203は、吐水口の位置座標を抽出し、抽出した位置座標を一致検知部204に出力する。
そして、一致検知部204及び切替部205は、対象物体検知部200による物体の検知処理の結果と、座標抽出部202による事前位置記憶処理の内容と、吐水口検知部201による吐水口の検知処理の結果とに基づいて、吐水を切り替える切替処理を行う(ステップS500)。
次に、座標抽出部202は、画像に対象物体が検出されたと判定する場合、対象物体の位置座標(物体の位置BP)を抽出する(ステップS302)。座標抽出部202は、抽出した位置BPと変数tempとが一致するか否かを判定する(ステップS303)。座標抽出部202は、例えば、物体の位置座標に基づいて、位置BPが「シンク」、「コンロ」、「それ以外」、及び「無し」の何れであるかを判定し、判定した結果と変数tempとが一致するか否かを判定する。
座標抽出部202は、変数tempに「無し」が格納されている場合、カウンタCTのカウンタ値を参照し、カウンタCTのカウンタ値が満了であるか否かを判定し(ステップS310)、カウンタCTのカウンタ値が満了した場合には、事前位置記憶部206に物体の位置BPとして「無し」を記憶させる(ステップS311)。一方、座標抽出部202は、カウンタCTのカウンタ値が満了していない場合には、カウンタCTをインクリメントさせる(ステップS314)。そして、吐水制御装置20Aは、ステップS400に示す処理を行う。
一方、ステップS309に示す処理において、変数tempに「無し」が格納されていない場合、座標抽出部202は、カウンタCTのカウンタ値を初期化して0(ゼロ)とする(ステップS312)。そして、座標抽出部202は、変数tempに「無し」を格納する(ステップS313)。
次に、吐水口検知部201は、画像から物体が検知された場合、その画像から吐水口が検知されたか否かを判定する(ステップS502)。座標抽出部203は、画像から吐水口が検知された場合、吐水口の位置座標(位置TP)を抽出する(ステップS503)。
次に、第3の実施形態について説明する。本実施形態では、第3の実施形態に係る吐水制御システム1Bが、時系列において互いに異なる複数の事前位置(移動元)に基づいて吐水する水の種別を選択する点において、上述した実施形態と相違する。以下では、上述した実施形態と異なる点を説明し、上述した実施形態と同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付し、その説明を省略する。
ここでは、図7を用いて、切替部205Bが、事前位置1記憶部206、事前位置2記憶部207及び事前位置3記憶部208にそれぞれ記憶された内容に基づいて吐水する水の種別を切替える処理について説明する。
事前位置1、事前位置2、及び事前位置3には、対象物体の移動の履歴の事例が示されている。図7の例では、時系列において最も新しい移動元が事前位置1に、次に古い移動元が事前位置2に、最も古い移動元が事前位置3にそれぞれ示されている。
切替処理の内容には、事例番号の各々において、切替部205Bが吐水する水の種別を切替えた内容が示されている。
この場合、切替部205Bは、対象物体を事例番号1に示すような履歴で移動させた人間の行動から、その人間が、まず、(事前位置3により)シンク400で対象物体に水を汲み、次に、(事前位置2により)その水を汲んだ対象物体をコンロ405に移動させて調理等に使用し、次に(事前位置1により)食卓や作業台で調理した料理を対象物体から皿に盛り付ける作業等が行われたと認識する。
そして、切替部205Bは、このような移動履歴を経て、空になった対象物体(例えば、鍋403やコップ)がシンク400に移動された場合、移動させた人間が空になった使用済みの対象物体を洗浄しようとしていると認識する。この場合、切替部205は、吐水管401から湯水を吐水させる。コンロ405で調理に使用された鍋403には油汚れが付着していると想定されることから、油汚れを洗浄するためには、原水よりも湯水が適すると考えられるためである。
この場合、切替部205Bは、対象物体を事例番号2に示すような履歴で移動させた人間の行動から、その人間が、事前に(事前位置1~事前位置3により)コンロ405に対象物体を移動させることなく、シンク400に対象物体を移動させていることから、使用される前の対象物体を、収納棚や食器棚から取り出してシンク400に移動させたと認識する。
そして、切替部205Bは、このような移動履歴を経て、使用前の対象物体(例えば、鍋403やコップ)がシンク400に移動された場合、対象物体にシンク400で水を汲むなどして使用しようとしていると認識する。この場合、切替部205は、吐水管401から浄水を吐水させる。原水と比較して、浄水のほうが調理や飲料に用いる水として適しているためである。
この場合、切替部205Bは、対象物体を事例番号3に示すような履歴で移動させた人間の行動から、その人間が、最初に(事前位置3、及び事前位置2により)対象物体をシンク400に移動した時点において、使用前の対象物体(例えば、鍋403やコップ)が収納棚や食器棚から取り出されて使用されたと認識する。また、切替部205Bは、その人間が、次に(事前位置1により)「無し」とした、つまり画像に撮像されていない食卓や作業台に移動させた時点において、水が汲まれた鍋403やコップ等の対象物体が食卓で使用されたり作業台で調理に用いられたりしたと認識する。
そして、切替部205Bは、このような移動履歴を経て、食卓や作業台で使用された対象物体(例えば、鍋403やコップ)がシンク400に移動された場合、使用済みの対象物体をシンク400に下げて洗浄しようとしていると認識する。この場合、切替部205は、吐水管401から原水を吐水させる。コンロ405とは異なる場所(例えば、食卓や作業台)で飲料されたり使用されたりした対象物体には、コンロ405で使用された鍋403等に付着する油汚れと比較して、軽度の汚れが付着していると想定されることから、軽度の汚れを洗浄するためには湯水ではなく原水が適切であると考えられるためである。これにより、軽度の汚れを洗浄するために、無駄に湯水を使用してしまったり、浄水を使用してしまったりすることがなく、過度に湯水や浄水が使用されることを抑制して無駄なエネルギー消費を抑制することが可能となる。
次に、第4の実施形態について説明する。本実施形態では、第4の実施形態に係る吐水制御システム1Cが、対象物体の状態に基づいて、吐水する水の種別を選択するとともに、吐水する水の形態をストレート吐水又はシャワー吐水の何れかを選択する点において、上述した実施形態と相違する。ここで、吐水する水の形態は、「吐水状態」の一例である。
以下では、上述した実施形態と異なる点を説明し、上述した実施形態と同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付し、その説明を省略する。
次に、第5の実施形態について説明する。本実施形態では、第5の実施形態に係る吐水制御システム1Dが、画像に撮像された人間の動作の特徴に基づいて、吐水する水の種別や、吐水する水の形態、及び吐水する水の温度や水圧、及び流量を選択する点において、上述した実施形態と相違する。ここで、吐水する水の温度や水圧、及び流量は、「吐水状態」の一例である。
以下では、上述した実施形態と異なる点を説明し、上述した実施形態と同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付し、その説明を省略する。
なお、上記では、特性抽出部211が骨格検知部210により検知される骨格に基づいて人間の特性を抽出する場合を例示して説明したが、これに限定されることはない。特性抽出部211は、例えば、撮像装置10により撮像された画像により顔認証や動き検知などを行うことにより人間の特性を抽出するようにしてもよい。
次に、第6の実施形態について説明する。本実施形態では、第6の実施形態に係る吐水制御システム1Eが、画像に撮像された人間の動作における事前の行動に基づいて、吐水する水の種別や、吐水する水の形態、及び水圧や流量等を選択する点において、上述した実施形態と相違する。以下では、上述した実施形態と異なる点を説明し、上述した実施形態と同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付し、その説明を省略する。
なお、上記では、行動抽出部212が骨格検知部210により検知される骨格に基づいて人間の行動を抽出する場合を例示して説明したが、これに限定されることはない。行動抽出部212は、例えば、撮像装置10により撮像された画像により顔認証や動き検知などを行うことにより人間の行動を抽出するようにしてもよい。
次に、第7の実施形態について説明する。本実施形態では、第7の実施形態に係る吐水制御システム1Fが、作業する人間の意図に基づいて、吐水する水の種別や、吐水する水の形態、及び水圧や流量等を選択する点において、上述した実施形態と相違する。
本実施形態では、シンク400等の水回りで作業する人間が、吐水制御システム1Fにより制御される吐水の状態について、その状態がその人間の意図するものでない場合に、吐水の切替える指示を行う。ここでの音声による指示とは、吐水制御システム1Fにより選択された吐水状態を切替える指示であり、例えば、人間が吐水口に鍋403を差し出した際に吐水口から浄水が吐水された場合に、その人間が鍋403にお湯を汲みたいという意図がある場合に、吐水を湯水に切替える指示を行うものである。
以下では、上述した実施形態と異なる点を説明し、上述した実施形態と同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付し、その説明を省略する。
マイク50は、シンク400等の水回りで作業する人間により発せられる音声を取得する。マイク50は、取得した音声を示す情報を吐水制御装置20Fに出力する。
音声認識部214は、マイク50により取得された音声を示す情報に基づいて、シンク400等の水回りで作業する人間が発した音声の内容を認識する。音声認識部214は、音声を示す情報に基づいて、作業する人間が、吐水制御システム1Fが行う処理に対し吐水の状態の切替えを指示しているか否かを認識する。また、音声認識部214は、吐水の状態の切替えを指示している場合には、どのような吐水制御がその人間の意図するものであったかを認識する。音声認識部214は、吐水の状態の切替えを指示している場合、指示の内容を示す情報を切替部205Fに出力する。
書き込み制御部2050は、音声認識部214により認識された吐水を切替える指示の内容に基づいて、吐水条件記憶部2051に、指示の内容に関する情報を記憶させる。書き込み制御部2050は、例えば、音声認識部214により吐水を切替える指示が認識された場合、事前位置記憶部206に記憶された移動元に応じて、どのような吐水制御を行うかを示す情報を吐水条件記憶部2051に記憶させる。
なお、上記では、吐水制御装置20Fが、音声認識部214により認識された音声に基づいて吐水状態を制御する場合を例示して説明したが、これに限定されることはない。吐水制御装置20Fは、例えば、人間の身振りや手振り(ジェスチャー)に基づいて水状態を制御するようにしてもよい。
この場合、吐水制御装置20Fは、例えば、撮像装置10Fにより撮像された画像に基づいて、人間の身振りや手振り(ジェスチャー)等の動作により行われた吐水状態を切替える指示を検知する動き検知部(不図示)を備える。動き検知部は、検知した吐水状態を切替える指示を示す情報を切替部205Fに出力する。ここで、撮像装置10Fにより撮像される画像の画像情報は、「指示情報」の一例である。また、動き検知部は、「指示検知部」の一例である。
なお、ここでの人間の身振りや手振り(ジェスチャー)には、人間が直接、水栓を操作する動作も含まれる。ここでの水栓を操作する動作には、例えば蛇口をひねったり、吐水するハンドル(シングルレバー)を操作したりする動作が含まれる。これにより、従来のシングルレバーの手動弁を動かす動作により、吐水が直接操作された場合には、その操作の内容を検知して、その操作がシンク400等の水回りで作業する人間の意図であると判断して、吐水条件を更新することができる。
或いは、人間が従来の吐水の操作を行ったことが検知された場合に、その動作に応じて吐水状態を制御するようにしてもよい。これにより、シングルレバー等を操作した人間に、違和感なく自然に吐水状態を制御することが可能となる。
10 撮像装置
20 吐水制御装置
30 電磁弁
40 撮像対象領域
400 シンク
401 吐水管
402、403 検知対象物体
405 コンロ
50 マイク
Claims (10)
- 吐水管、及び前記吐水管が設けられた領域に検知対象である対象物体が移動する場合において移動元となり得る設備を含む撮像対象領域が前記吐水管の上側方向から撮像された領域画像の画像情報に基づいて、時系列の前記領域画像の各々における前記対象物体の位置を検知する対象物体検知部と、
前記領域画像における前記吐水管の吐水口の位置を検知する吐水口検知部と、
前記対象物体検知部により検知された前記対象物体の位置、及び前記吐水口検知部により検知された前記吐水口の位置に基づいて、吐水するか否かを判定する判定部と、
前記対象物体検知部により検知されたある時点における前記対象物体の位置が前記吐水口である場合、前記ある時点より前のいずれかの時点において前記対象物体が存在していた前記移動元に基づいて、吐水する水に関する状態である吐水状態を切替える切替部
を備えることを特徴とする吐水制御装置。 - 前記切替部は、前記対象物体検知部により検知された前記対象物体における位置の時系列変化に基づいて、前記吐水状態を切替える
請求項1に記載の吐水制御装置。 - 前記領域画像、及び前記対象物体検知部により検知された前記対象物体に基づいて、前記対象物体の状態を検知する状態検知部
を更に備え、
前記切替部は、前記状態検知部により検知された前記対象物体の状態に基づいて、前記吐水状態を切替える
請求項1に記載の吐水制御装置。 - 前記領域画像に基づいて、前記領域画像における人間の特性を抽出する特性抽出部
を更に備え、
前記切替部は、前記特性抽出部により抽出された前記人間の特性に基づいて、前記吐水状態を切替える
請求項1に記載の吐水制御装置。 - 前記領域画像に基づいて、前記領域画像における人間の行動を抽出する行動抽出部
を更に備え、
前記切替部は、前記行動抽出部により抽出された前記人間の行動に基づいて、前記吐水状態を切替える
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の吐水制御装置。 - 吐水状態を切替える指示を示す指示情報に基づいて、前記指示の内容を検知する指示検知部
を更に備え、
前記切替部は、前記指示検知部により検知された指示に基づいて、前記吐水状態を切替える
請求項1から請求項5の何れか一項に記載の吐水制御装置。 - 吐水状態を切替える指示を示す指示情報に基づいて、前記指示の内容を検知する指示検知部
を更に備え、
前記切替部は、前記指示検知部により検知された指示に基づいて、前記吐水状態を切替える吐水条件を更新する
請求項1から請求項6の何れか一項に記載の吐水制御装置。 - 前記吐水状態は、吐水する水の種別、及び吐水する水の形態のうち少なくとも一方を示す
請求項1から請求項7の何れか一項に記載の吐水制御装置。 - 吐水管を含む領域画像を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置により撮像された前記領域画像の画像情報を取得する請求項1から請求項8の何れか一項に記載の吐水制御装置と
を備える吐水制御システム。 - 対象物体検知部が、吐水管、及び前記吐水管が設けられた領域に検知対象である対象物体が移動する場合において移動元となり得る設備を含む撮像対象領域が前記吐水管の上側方向から撮像された領域画像の画像情報に基づいて、時系列の前記領域画像の各々における前記対象物体の位置を検知し、
吐水口検知部が、前記領域画像における前記吐水管の吐水口の位置を検知し、
判定部が、前記対象物体検知部により検知された前記対象物体の位置、及び前記吐水口検知部により検知された前記吐水口の位置に基づいて、吐水するか否かを判定し、
切替部が、前記対象物体検知部により検知されたある時点における前記対象物体の位置が前記吐水口である場合、前記ある時点より前のいずれかの時点において前記対象物体が存在していた前記移動元に基づいて、吐水する水に関する状態である吐水状態を切替える
吐水制御方法。
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