JP7185260B2 - 悪夢障害の治療用医薬組成物 - Google Patents
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Description
A.長引いた非常に不快な、詳細に想起できる夢が反復して生じる。その夢は、通常、生存、安全、または身体保全への脅威を回避しようとする内容を含み、一般的には主要睡眠時間の後半に起こる。B.不快な夢から覚めると、その人は急速に見当識と意識を保つ。C.その睡眠障害は、臨床的に意味のある苦痛、または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。D.その悪夢症状は、物質(例:乱用薬物、医薬品)の生理学的作用によるものではない。E.併存する精神疾患または医学的疾患では、不快な夢の訴えの主要部分を十分に理解できない。
(1)サフランまたはその抽出物を有効成分として含むことを特徴とする、悪夢障害の治療用医薬組成物。
(2)前記サフランが、サフランのめしべ乾燥物である(1)に記載の悪夢障害の治療用医薬組成物。
(3)恐怖や不快な体験をした被験者の、うつ病または心的外傷後ストレス障害(PTSD)の発症を抑制するための(1)または(2)に記載の悪夢障害の治療用医薬組成物。
(4)うつ病または認知症の治療薬と組み合わせて用いられる(1)または(2)に記載の悪夢障害の治療用医薬組成物。
(5)うつ病または認知症の治療薬の効果を増強するための(3)に記載の悪夢障害の治療用医薬組成物。
(6)サフランまたはその抽出物を有効成分として含むことを特徴とする、悪夢障害の改善用食品組成物。
(7)フェルラ酸又はその塩及びホスファチジルコリンをさらに含む(4)に記載の悪夢障害の改善用食品組成物。
(8)機能性食品またはサプリメントである(4)または(5)に記載の悪夢障害の改善用食品組成物。
(9)サフランまたはその抽出物を有効成分として含むことを特徴とする、動物用医薬組成物、飼料または動物用サプリメント。
(10)悪夢に苦しむ動物のストレスを軽減するための(9)に記載の動物用医薬組成物、飼料または動物用サプリメント。
本発明の医薬組成物および食品組成物は、サフランまたはその抽出物を有効成分として含有する。サフラン(Crocus sativa)は、アヤメ科クロッカス属の植物であり、このめしべを乾燥させたものが、香辛料として使用されており、鎮痛、鎮静、健胃などの効果を有する薬用植物として知られている。本発明の有効成分は、サフランの乾燥めしべの粉末またはこれから水、アルコール、その他の有機溶媒あるいはこれらの混合溶媒を用い、室温条件下または加熱条件下で抽出したエキスが用いられる。
本発明におけるサフランまたはその抽出物を有効成分として含む組成物(以下、「本発明の組成物」と称する。)は、悪夢障害に対する予防または治療を目的として利用することができ、健常人および睡眠障害の患者に対して効果を発揮する。例えば、睡眠時無呼吸症候群やレム睡眠行動障害は、レム睡眠時に起こりやすいことから、同じくレム睡眠時に経験する悪夢と共存して症状をより悪化させる場合があるからである。このような場合に、悪夢を良夢に変えることで息苦しさや不快感が改善されると同時に、睡眠時無呼吸症候群やレム睡眠行動障害も改善される場合がある。また、ドーパミン作動性の薬物、パーキンソン病の治療薬、血液脳関門を通過するβ遮断薬などの薬物で悪夢が引き起こされることも経験的に知られている。本発明の医薬組成物は、悪夢を良夢に変えることで、睡眠の質を改善し、これらの悪夢を引き起こす薬物の副作用を軽減すると考えられる。睡眠障害の他にも、悪夢は、強い不安、恐怖感を伴うことによって精神疾患と関連している場合があることは上述したとおりである。例えば、悪夢を見る人はうつ病になりやすく、うつの前兆として悪夢を見る場合があることも知られているから、他の精神疾患の治療にも有用である。
本発明におけるサフランまたはその抽出物からなる有効成分は、単独でも使用することができるが、種々の組成物に配合することにより、悪夢を良夢に変える作用を有する組成物を得ることができる。得られた組成物は、悪夢障害の改善作用という有効性の点から、医薬品、医薬部外品、化粧品、食品として利用することが好ましい。
本発明の組成物を食品組成物として使用する場合には、上記有効成分を様々な飲食品に添加または混合した飲食品、健康食品、機能性食品、サプリメント等が含まれる。これらの食品組成物を摂取した場合には、前記医薬組成物の場合と同様に摂取したヒトの悪夢を良夢に変える効果を発揮する。従って、このような悪夢障害を有する人が、この食品組成物を摂取することによりこのような症状が徐々に改善され、一方、健常者にとってもこのような病気の予防につながるのである。
また、本発明の組成物は、飼料(ペットフードを含む)または動物用医薬品として用いることもできる。ヒトの睡眠研究のために多くの実験動物が使用されており、マウス、ラット、イヌおよびネコのような哺乳動物がヒトと同様の複雑な睡眠のメカニズムを有することが知られている。実際、ナルコレプシーの研究にイヌやマウスが用いられ多く成果が得られている。イヌを含めて動物が夢を見ることはすでに報告されている(K. Louie and M.A. Wilson, Neuron Vol.29, 145-156 (2001))。イヌの睡眠もヒトと同じようにレム睡眠とノンレム睡眠の2つの階層があり、レム睡眠時に夢を見ているらしい。レム睡眠時には、起きているときに経験した出来事を脳が処理しており、イヌが見る夢はボールを追いかけたり、飼い主と散布をするなど日常的な生活に近いものだと考えられている。大きなストレスを受けると悪夢を見る場合もあり、例えば、風呂嫌いのイヌがシャンプーをされた経験や大きな音を怖がるイヌが花火や雷を聞いた経験に基づいて悪夢を見ると考えられる。したがって、本発明の有効成分を動物用医薬組成物、飼料または動物用サプリメントに用いることで動物、特に、イヌやネコなどのペットのストレスを軽減し、悪夢による苦しみを軽減することができる。
サフランのめしべの乾燥粉砕物1kgに50重量%エタノール水溶液を40リットル加え、室温にて攪拌しながら2時間抽出を行った。その後、抽出液をろ過して濾液を回収した。一方、残存した不溶分を再度回収し、同様の抽出操作を行い、濾液を回収した。一回目の濾液と二回目の濾液を合わせて、溶媒を除去し、サフランのめしべの抽出物を得た。以下の実施例では、サフランのめしべの抽出物を12.5mg単位で含むサプリメントを1~数単位で投与した時の事例を示した。
38歳女性、主婦
小さい頃からよく夢を見るほうだった。ここ2年間くらい、夢の頻度が増え、夢は全て悪夢であった。サフラン50mgを投与したところ、3日目から悪夢は減り始め、1週間で消失するとともに、楽しい夢、幸な夢が出現してきた。この種の良夢はそれまで見たことがなかったという。
14歳男性、中学二年生
数ヶ月にわたって毎日悪夢に苦しんでいた。そのため眠るのが怖くなり、生活のリズムもこわれ、学校に行けない日が多くなった。そこで、サフラン12.5mgを投与したところ、悪夢はなくなり、楽しい、明るい夢を見るようになった。このことにより、通学も無理なくできるようになった。
32歳男性、うつ病、会社員
うつ病で治療中であった、2~3週間、とても強い悪夢を見ていた。悪夢の内容は、会社で苦手な上司から怒鳴りつけられるものであり、汗をびっしょりかいて、覚醒することを繰り返していた。そこで、サフラン25mgを3日間、その後50mgにしたところ、悪夢は消失し、昔の楽しかった時の良い経験が夢に現れるようになった。
52歳男性、教員
入眠困難と中途覚醒、悪夢を主訴として来院した。様々な睡眠薬を用いて入眠、中途覚醒は改善したが、悪夢は悪化した。そこで、サフラン粉末50mgを投与したところ、2日で効果が現れ、悪夢の代わりに楽しい、幸せな夢になった。
アルコールによる悪夢の症例/32歳男性
アルコール多飲を20代の前半から開始し、アルコール乱用、慢性アルコール中毒に罹患していた。アルコールを止めようとすると悪夢が悪化して、アルコール乱用を止めることができない状態だった。
睡眠障害に伴う悪夢の症例/55歳男性/会社員
入眠障害および熟眠障害があり、同時に何かに追いつめられる悪夢と会社での辛い経験そのままを夢で反復していた。睡眠薬の使用で、入眠障害は改善したが中途覚醒で及び悪夢については全く効果がなかった。アルコール等の薬物も使用していなかった。サフラン25mgからはじめて、50mgになった時に、悪夢は消失し、逆に希望に満ちた良夢になった。
中学生の悪夢障害/14歳/女性
新学期になってまもなく不眠と悪夢が頻繁に起きるようになった。そのため、不登校になった。3ヵ月以上つづいたところで精神科を受診した。しかし、中学生に使用可能な睡眠薬はないため、また、両親が西洋医学での治療を望まないことから、治療が著しく困難であった。そこで、サフラン12.5mgからはじめて、2週間後、サフラン25mgを服用したところ、悪夢が消失し、ポジティブな夢になり無事に中学校に登校できるようになった。
サフランまたはその抽出物を用いた処方例を以下に記載するが、本発明は、これらの配合例に限定されるものではない。
[処方例1]ソフトカプセル
(1)サフラン抽出物[製造例1] 12.5mg
(2)フェルラ酸(98%) 7.5mg
(3)ホスファチジルコリン(40%含有) 10.0mg
(4)亜麻仁油 142.0mg
(5)ライスワックス 14.0mg
(6)グリセリン脂肪酸エステル 14.0mg
製法:(1)~(6)を豚ゼラチン皮膜のソフトカプセル(200mg/粒)に充填機で充填した。
(1)サフラン抽出物[製造例1] 15.0mg
(2)ステアリン酸マグネシウム 1.5mg
(3)乳糖 60.0mg
(4)二酸化珪素 残部
製法:(1)~(3)を打錠機にて打錠し、直径10mm、重量300mgの錠剤とした。
(1)サフラン抽出物[製造例1] 5.0(重量%)
(2)エリスリトール 1.0
(3)クエン酸 0.1
(4)ステビア 0.01
(5)精製水 93.89
製法:(1)~(5)を均一に混合した。
Claims (6)
- サフランのめしべのエタノール水溶液抽出物を有効成分として含む、健常人又は睡眠障害の患者における悪夢障害の治療用医薬組成物。
- うつ病または認知症の治療薬と組み合わせて用いられる請求項1に記載の悪夢障害の治療用医薬組成物。
- サフランのめしべのエタノール水溶液抽出物を有効成分として含むことを特徴とする、悪夢障害の改善用食品組成物。
- フェルラ酸又はその塩及びホスファチジルコリンをさらに含む請求項3に記載の悪夢障害の改善用食品組成物。
- 機能性食品またはサプリメントである請求項3または4に記載の悪夢障害の改善用食品組成物。
- サフランのめしべのエタノール水溶液抽出物を有効成分として含むことを特徴とする、悪夢に苦しむ動物のストレスを軽減するための動物用医薬組成物、飼料または動物用サプリメント。
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Journal of Affective Disorders ,227 ,2017年,330-337 |
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