JP7184465B2 - 嵌合式屋根材 - Google Patents

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本発明は、一般住宅や事務所、マンション、福祉施設、リゾート施設等の屋根において幅広く使用される、嵌合式屋根材に関するものである。
嵌合式の縦葺き屋根材は、従来、屋根材の幅方向の端部に設けられた上ハゼ、下ハゼを、隣接配置する他の屋根材の下ハゼ、上ハゼにそれぞれ嵌合させることにより屋根材同士を桁方向につなぎ合わせる施工が行われており、これにより建築構造物の屋根の効率的な葺きあげを可能としている。
ところで、かかる屋根材は、下ハゼ、上ハゼの嵌合部分において浸透圧現象により雨水等の吸い込みを起すことが知られており、屋根の葺きあげ施工に際しては、図8、図9に示すように上ハゼの嵌合空間内にホットメルト接着剤を注入し該接着剤により水密性能を高めるようにしているが、ホットメルト接着剤の注入には特別な装置が必要であり施工コストの上昇が避けられないばかりか余計な工程が必要になるため施工効率の改善を図るにも限界があるという状況にあった。
本発明の目的は、嵌合式屋根材につき、ホットメルト接着剤等の注入を行うことなしに嵌合部における水密性能を高めることができる嵌合式屋根材を提案するところにある。
本発明は、梁間方向に沿って延伸する一対の長尺縁部とこれら各長尺縁部を挟み込み桁方向に沿って延伸する一対の短尺縁部とによって区画された輪郭形状を有する屋根材本体と、該屋根材本体の各短尺縁部にそれぞれ設けられた下継手、上継手と、該屋根材本体の各長尺縁部のそれぞれに沿って一体連結する上ハゼ、下ハゼとを備え、該下継手を、該屋根材本体の水上側に隣接配置する他の屋根材の短尺縁部に設けられた上継手に嵌合させ、該上継手を、該屋根材本体の水下側に隣接配置する他の屋根材の短尺縁部に設けられた下継手に嵌合させて屋根材同士を梁間方向へ接続する一方、該上ハゼ、下ハゼを、桁方向に隣接配置する別の屋根材の下ハゼ、上ハゼにそれぞれ嵌合させて屋根材同士を桁方向へ接続することにより建築構造物の屋根を葺きあげる嵌合式の屋根材であって、
前記上ハゼは、隣接配置する別の屋根材の下ハゼを嵌合させる嵌合空間よりもわずかに小さい空間を残して該上ハゼの嵌合空間に予め設けられ、前記隣接配置する別の屋根材の下ハゼがわずかに小さい空間に嵌合した際に該下ハゼの頭部により圧縮状態に保持される充填層を有することを特徴とする嵌合式屋根材である。
上記の構成からなる嵌合式屋根材において、前記充填層は、前記隣接配置する別の屋根材の下ハゼに前記上ハゼを嵌合させた際にその相互間において水密性能を高める発泡プラスチック系樹脂からなること、また、前記屋根材本体の外表面、前記上ハゼ、前記下ハゼ、前記下継手および前記上継手を一体的につなげることにより外皮材を構成し、該外皮材の裏側面には、断熱層を形成する芯材を介して設置された内皮材を有すること、が課題解決のための具体的手段として好ましい。
本発明によれば、上ハゼに、隣接配置する別の屋根材の下ハゼを嵌合させる嵌合空間よりもわずかに小さい空間を残して充填された充填層を設けるようにしたため、屋根の施工時にホットメルト樹脂を注入する作業を要することなしに水密性能を高めることができる。
本発明にしたがう嵌合式屋根材の実施の形態を示した外観斜視図である。 図1に示した嵌合式屋根材の正面を示した図である。 本発明にしたがう嵌合式屋根材と、水上側、水下側に隣接配置する他の屋根材とを梁間方向につなぎ合わせる状況を示した図である。 本発明にしたがう嵌合式屋根材と、隣接配置する別の屋根材とを桁方向につなぎ合わせる状況を示した図である。 本発明にしたがう嵌合式屋根材を桁方向につなぎ合わせた状況を一部分について示した図である。 本発明にしたがう嵌合式屋根材の他の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがう嵌合式屋根材を複数枚用いて建築構造物の屋根を葺きあげる場合の一例を部分的に示した図である。 ホットメルト接着剤の充填状況を示した図である。 ホットメルト接着剤を使用した水密構造を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明にしたがう嵌合式屋根材の実施の形態を示した外観斜視図であり、図2は、図1に示した嵌合式屋根材の正面を示した図である。
本発明にしたがう嵌合式屋根材は、下継手が設けられた側を棟に向けて配置し、上継手が設けられた側を軒に向けて配置されるものであって、下継手が設けられた側を水上側、上継手が設けられた側を水下側とする。建築構造物の屋根を葺きあげるにあたっては、本発明にしたがう屋根材と同じ構成からなる屋根材を複数枚用いることを前提としており、隣接配置する他の屋根材、隣接配配置する別の屋根材についても本願発明にしたがう屋根材と同じ構成からなるものとする。また、屋根材の本体部分(屋根材本体)、上ハゼ、下ハゼ、上継手、下継手は、単一の板材に曲げ加工あるいはプレス加工を施すことにより成形されるものであり、その素材としては、厚さ0.2~1.0mm程度になる亜鉛めっき鋼板、アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板、銅板、アルミニウム板、ステンレス鋼板あるいは、それらの塗装または被覆鋼板等が用いられる。
図1、2における符号1は、屋根材本体である。屋根材本体1は、梁間方向に沿って延伸する一対の長尺縁部1a、1bと、これら長尺縁部1a、1bを挟み込んで桁方向に沿って延伸する一対の短尺縁部1c、1dによって区画された、全体として矩形状をなす輪郭形状を有している。
また、2は、屋根材本体1の長尺縁部1aに一体連結するとともに、桁方向の一方に隣接配置する別の屋根材の下ハゼに嵌合して屋根材同士を接続する上ハゼである。
上ハゼ2は、長尺縁部1aから立ち上がる傾斜側板2aと、この傾斜側板2aの上端に係止顎部t1を介してつながるとともに、桁方向に隣接配置する別の屋根材の下ハゼに嵌合可能な内部空間を有する先端先細り形状をなすドーム型の頭部2bと、この頭部2bに係止顎部t2を介して垂下、保持され、傾斜側板2aとの相互間にて下開き開口を形成する傾斜側板2cとから構成されている。上ハゼ2は、頭部2bの側壁に長尺縁部1aに沿って延伸する凹部を設けることが可能であり、これにより、桁方向に隣接配置する別の屋根材の下ハゼに嵌合させた際に、その相互間で面接触するのを避けて雨水等の侵入を防止することができるようになっている。
また、3は、屋根材本体1の長尺縁部1bに一体連結するとともに、桁方向のもう一方に隣接配置する別の屋根材のハゼに嵌合して屋根材同士を接続する下ハゼである。
この下ハゼ3は、長尺縁部1bから立ち上がる側板3aと、この側板3aの上端に係止顎部t3を介してつながるとともに、桁方向に隣接配置する他の屋根材の上ハゼに嵌合可能な先端先細り形状をなすドーム型の頭部3bと、この頭部3bに係止顎部t4介して垂下、保持され、側板3aとの相互間にて下開き開口を形成する側板3cと、この側板3cの下端に水平姿勢でもって一体的につながる固定用舌片3dから構成されている。
係止顎部t1と係止顎部t2とは相互に逆向きに突出していて、両者でもって嵌合させたハゼの引き抜けを防止する。また、係止顎部t3と係止顎部t4とは、上記の係止顎部t1、係止顎部t2と同様に、相互に逆向きになっており、両者でもって嵌合させたハゼの引き抜けを防止する。
4は、屋根材本体1の短尺縁部1cに設けられた下継手である。この下継手4は、屋根材本体1の外表面に面一状態でつながり、かつ、水上側に隣接配置する他の屋根材の短尺縁部1cの下側において重ね合わさるものである。
下継手4は、具体的には、ロール成形により屋根材本体1、上ハゼ2、下ハゼ3と同一断面形状に形成したのち、プレス成形による絞り加工を施すことによって成形されるものであって、屋根材本体1の短尺縁部1cの全域にわたってつながる板状体4aと、この板状体4aの幅方向の端縁および上ハゼ2の端部につながるとともに水上側に隣接配置する他の屋根材の上ハゼ(上継手の第三のハゼに相当するもの)に嵌合可能な第一のハゼ4bと、該板状体4aのもう一方の幅方向の縁部および下ハゼ3の端部においてつながるとともに水上側に隣接配置する他の屋根材の下ハゼ(上継手の第四のハゼに相当するもの)に嵌合可能な第二のハゼ4cとから構成されている。上記第二のハゼ4cの下端には、水平状態で下ハゼ3の固定用舌片3dにつながる舌片4dが設けられている。
下継手4の幅寸法は、水上側に隣接配置する他の屋根材とのつなぎ合わせに際して相互に確実に重ね合わせることができるように、水上側に隣接配置する他の屋根材の屋根材本体の幅寸法(実際には上継手の幅寸法)よりも若干広くなっている。
また、5は、屋根材本体1のもう一方の短尺縁部1dに設けられた上継手(屋根の水下側に配置される)である。この上継手5は、屋根材本体1と面一状態でつながり、水下側に隣接配置する他の屋根材の短尺縁部(下継手に相当する部分)の上側において重ね合わさるものである。
上継手5は、具体的には、屋根材本体1に面一状態で一体連結する第一の板状体5aと、この第一の板状体5aの幅方向の各端部および上ハゼ2、下ハゼ3にそれぞれ面一状態で一体連結する第三のハゼ5b、第四のハゼ5cとを備えている。なお、屋根材本体1と上継手5とをわかりやすく表示するため図1ではその境界を破線で表示している。
また、符号6は、上ハゼ2に隣接配置する別の屋根材の下ハゼを嵌合させる嵌合空間よりもわずかに小さい空間を残して充填された充填層である。充填層6としては、隣接配置する別の屋根材の下ハゼに上ハゼを嵌合させた際にその相互間において水密性を高める発泡プラスチック系樹脂が用いられる。充填層6が隣接配置する別の屋根材の下ハゼを嵌合させる嵌合空間よりもわずかに小さい空間を残しておくことにより、隣接配置する別の屋根材の下ハゼが上ハゼ2に嵌合した際に該充填層6は、圧縮状態に保持されることになる。
本発明にしたがう嵌合式屋根材を梁間方向においてつなぎ合わせるには、図3に示すように、下継手4の第一のハゼ4bを、水上側において隣接配置する他の屋根材の上継手5′の第三のハゼ5b′に、また、下継手4の第二のハゼ4cを、該水上側において隣接配置する屋根材の上継手5′の第四のハゼ5c′にそれぞれ嵌合させる一方、上継手5の第三のハゼ5bを、水下側において隣接配置する他の屋根材の下継手4′の第一のハゼ4b′に、また、上継手5の第四のハゼ5cを、水下側において隣接配置する他の屋根材の下継手4′の第二のハゼ4c′に嵌合させればよい。
また、本発明にしたがう嵌合式屋根材を桁方向につなぎ合わせるには、図4に示すように、下ハゼ3を、隣接配置する別の屋根材の上ハゼ2′′を嵌合させ、上ハゼ2を、隣接配置する別の屋根材の下ハゼ3′′に嵌合させればよく、この作業を、梁間方向で先行して行うことにより建築構造物の屋根を葺きあげることができる。
図5は、本発明にしたがう嵌合式屋根材を桁方向につなぎ合わせた状況を一部分について示した図である。本発明にしたがう嵌合式屋根材は、上ハゼ2の嵌合空間に予め充填層6が設けられているため、ホットメルト接着剤を注入する等の余計な工程は不要であり、建築構造物の屋根を効率的に葺きあげることができる。また、ホットメルト接着剤を注入するための特別な装置を用いる必要もないため、施工コストの軽減を図ることができる。
図6は、本発明にしたがう嵌合式屋根材の他の実施の形態を示した図である。かかる屋根材は、屋根材本体1の外表面、上ハゼ2、下ハゼ3、下継手4および上継手5を、一体的につなげることにより外皮材Aを構成し、該外皮材Aの裏側面に、断熱層を形成する芯材Bを介して内皮材Cを配置した積層構造からなる屋根材であり、建築構造物の屋根の断熱性能を高めることができる。
外皮材A、内皮材Cとしては、厚さ0.2~1.0mm程度になる亜鉛めっき鋼板、アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板、銅板、アルミニウム板、ステンレス鋼板あるいは、それらの塗装または被覆鋼板等を用いることができ、芯材Bとしては、厚さ10~100mm程度の発泡プラスチック系樹脂(ポリイソシアヌレートフォーム、ウレタン樹脂等)を用いることができる。芯材Bと充填層6とは同材質とすることができるものであり、積層構造からなる屋根材の製造に際してこれらを同時に設けることにより製造コストの軽減を図ることができる。
図7は、本発明にしたがう嵌合式屋根材を複数枚用いて建築構造物の屋根を葺きあげる場合の一例を部分的に示した図である。
屋根材の配置手順としては、まず、野地板に二次防水紙のアスファルトルーフィングを敷設し、屋根材の働き幅に合わせて割付け、墨出しを行い、軒先に軒先水切りを取付けたのち(図示せず)、屋根の「けらば」の軒から墨出しに合わせて一列・一段目の屋根材を配置し、その屋根材の下ハゼ3の固定用舌片3d、下継手4の舌片4dのそれぞれに所定間隔でもってビスをねじ込むか、あるいは釘等を打ち付けて野地板、母屋等に固定する。
次に、一列・二段目の屋根材(隣接配置する他の屋根材)を、既に固定された一列・一段目の屋根材の水上側(棟側)に配置して屋根材同士を接続する。一列・一段目の屋根材と一列・二段目の屋根材とを接続するには、一列・二段目の屋根材の上継手5を、一列・一段目の屋根材の下継手4に重ね合わせるべく、上継手5の第三のハゼ5bを、下継手4の第一のハゼ4bに、また上継手5の第四のハゼ5cを、下継手4の第二のハゼ4cに嵌合させればよい。一列・二段目の屋根材も下ハゼ3の固定用舌片3d、下継手4の舌片4dにビスをねじ込むかあるいは釘等を打ち付けることによって野地板、母屋等に固定する。
上記の接続作業は、屋根の棟に達するまで繰り返し行い(梁間方向の接続)、一列目の接続作業を終えたならば、二列目の屋根材を配置する。
二列目の屋根材として、二列・一段目の屋根材を配置するには、既に固定された一列・一段目の屋根材の下ハゼ3に二列・一段目の屋根材の上ハゼ2を嵌合させるとともに、一列・二段目の屋根材の第四のハゼ5cに、二列・一段目の屋根材の第一のハゼ4bを嵌合させる(桁方向の接続)。
次いで、二列・二段目の屋根材の上ハゼ2を、一列・二段目の屋根材の下ハゼ3に、その第三のハゼ5bを二列・一段目の屋根材の第一のハゼ4bに、その第一のハゼ4bを、一列・二段目の屋根材の第二のハゼ4cにそれぞれ嵌合させればよく、二列目の屋根材の接続作業についても一列目の屋根材と同様に屋根の棟に達するまで繰り返し行う。なお、三列目以降については、二列目の配置要領と同様の要領で屋根材同士をつなぎ合わせればよい。
本発明によれば、ホットメルト接着剤等の注入を行うことなしに嵌合部における水密性能を高めることが可能な嵌合式屋根材が提供できる。
1 屋根材本体
1a 長尺縁部
1b 長尺縁部
1c 短尺縁部
1d 短尺縁部
2 上ハゼ
2a 傾斜側板
2b 頭部
2c 傾斜側板
3 下ハゼ
3a 側板
3b 頭部
3c 側板
3d 固定用舌片
4 下継手
4a 板状体
4b 第一のハゼ
4c 第二のハゼ
4d 舌片
4e 起立係止片
5 上継手
5a 第一の板状体
5b 第三のハゼ
5c 第四のハゼ
5d 垂下係止片
6 充填層
A 外皮材
B 芯材
C 内皮材

Claims (3)

  1. 梁間方向に沿って延伸する一対の長尺縁部とこれら各長尺縁部を挟み込み桁方向に沿って延伸する一対の短尺縁部とによって区画された輪郭形状を有する屋根材本体と、該屋根材本体の各短尺縁部にそれぞれ設けられた下継手、上継手と、該屋根材本体の各長尺縁部のそれぞれに沿って一体連結する上ハゼ、下ハゼとを備え、該下継手を、該屋根材本体の水上側に隣接配置する他の屋根材の短尺縁部に設けられた上継手に嵌合させ、該上継手を、該屋根材本体の水下側に隣接配置する他の屋根材の短尺縁部に設けられた下継手に嵌合させて屋根材同士を梁間方向へ接続する一方、該上ハゼ、下ハゼを、桁方向に隣接配置する別の屋根材の下ハゼ、上ハゼにそれぞれ嵌合させて屋根材同士を桁方向へ接続することにより建築構造物の屋根を葺きあげる嵌合式の屋根材であって、
    前記上ハゼは、隣接配置する別の屋根材の下ハゼを嵌合させる嵌合空間よりもわずかに小さい空間を残して該上ハゼの嵌合空間に予め設けられ、前記隣接配置する別の屋根材の下ハゼがわずかに小さい空間に嵌合した際に該下ハゼの頭部により圧縮状態に保持される充填層を有することを特徴とする嵌合式屋根材。
  2. 前記充填層は、前記隣接配置する別の屋根材の下ハゼに前記上ハゼを嵌合させた際にその相互間において水密性能を高める発泡プラスチック系樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載した嵌合式屋根材。
  3. 前記屋根材本体の外表面、前記上ハゼ、前記下ハゼ、前記下継手および前記上継手一体的につなげることにより外皮材を構成し、該外皮材の裏側面に、断熱層を形成する芯材を介して内皮材を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載した嵌合式屋根材。
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