JP7184103B2 - 排熱回収ボイラおよびその運転方法 - Google Patents

排熱回収ボイラおよびその運転方法 Download PDF

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Description

本発明は、工場で発生した余剰蒸気を有効利用する排熱回収ボイラに関し、その排熱回収ボイラの効率的な運転方法に関する。
たとえば、製鉄所等の工場内での、動力、エゼクタ、および暖房等の用途に使用される蒸気は、CDQ排熱回収ボイラ等からの供給蒸気により賄われている。この工場蒸気の供給量は時間によって変動し、余剰となった蒸気は排熱回収タービンにて発電し電力に変換されている。しかしながら、排熱回収タービンへの供給蒸気が一定量以下になった場合には、タービンの予定外のトリップを防止するために、蒸気利用を停止し大気放散している。この大気放散する蒸気は、流量の時間変動が大きく、安定した利用がこれまで困難であった。
このような蒸気の変動を吸収するためには、従来からスチームアキュームレータが使用されている。しかし、スチームアキュームレータは、アキュームレータ内の水に蒸気を吹込み凝縮させ、余剰となった凝縮水を外部に放出することから、熱の損失が生じる問題がある。特許文献1では、この問題を解決するため、凝縮した高温の水を利用し、熱の損失を防止する方法が提示されている。
また、蒸気ドレンの熱についても有効利用するためには、ドレンタンクを設置することとなり、その際はドレンタンク内凝縮水のレベル調整が必要となる。たとえば、特許文献2では、ドレンタンク内の水位調整のために、ドレンタンク内の水位が水位上限値超えの場合は別途設けた補給水タンクへドレンタンク内凝縮水を送水し、反対にドレンタンク内の水位が水位下限値を下回る場合は当補給水タンクより水を供給する方法が提示されている。
特開2016-160848号公報 特開2011-237065号公報
工場内蒸気の変動を吸収するために、従来のスチームアキュームレータでは、蒸気の凝縮部が独立して設置されていることから、蒸気を凝縮させるための熱を外部に放出させる必要があり、特許文献1に記載の技術をもっても、熱の損失を防止するには限界がある。
また、特許文献2のように、ドレンタンク内の水位が水位上限値を超えた際に別途設けた補給水タンクに送水すると、補給水タンクの容量以上に水位が上昇した際は運転継続が不可となり、またドレンタンク内の水位が水位下限値を下回る際に外部の水を混入すると、水温が低下し熱の損失が生じる問題がある。
一方、製鉄所等の工場内には、ガスタービンの高温の排ガスとの熱交換により蒸気を発生する排熱回収ボイラがある。この排熱回収ボイラの給水系統にある節炭器は、給水温度が低い場合、ガスタービン排ガスの酸性成分による低温腐食が生じてしまう。よって、この問題を防ぐため、節炭器の出口側の加熱された給水の一部を、再循環ポンプ等によって節炭器入口に戻し、給水温度を露点温度以上に高く保つようにしている。
図3は、この節炭器給水温度を露点温度以上に加熱する手段の、従来の一例を示す系統図である。図3において、1はガスタービンに接続された排熱回収ボイラ、2は前記排熱回収ボイラ内を流れる排ガス、3は前記排熱回収ボイラに給水する給水ポンプ、4は前記排熱回収ボイラに設けた給水の加熱をする節炭器、5は前記節炭器の出口側に接続された水と飽和蒸気の分離をする蒸気ドラム、6は前記蒸気ドラムに接続され排ガスの熱により蒸気を発生する蒸発器、7は前記節炭器及び前記蒸発器からのブロー水を受け入れるブローダウンタンク、8は前記節炭器出口側配管から入口側へ節炭器出口の高温水を循環させる再循環配管、9は前記再循環配管に設けられた再循環ポンプ、10は前記再循環ポンプ吐出側で節炭器出口の高温水の循環量を調整する節炭器入口給水温度調節弁、11は前記節炭器入口側の給水温度を測定する温度計、12は前記温度計の測温結果から前記温度調節弁の開度を決定する第1の制御部である。
図3において、給水ポンプ3から供給された給水が節炭器4に給水され(給水工程)、節炭器4により排熱回収ボイラ1内を通過する排ガス2によって加熱され(給水加熱工程)、節炭器4の出口より蒸気ドラム5に給水される。給水された水は、蒸発器6に供給され、排ガス2の熱により蒸発する(蒸気発生工程)。
ここで、節炭器4出口の加熱された給水の一部が再循環ポンプ9を介して節炭器4入口に合流し、給水温度が露点以上になるよう加熱される(再循環工程)。このときの給水温度が、温度計11によって検知され、第1の制御部12により給水温度が露点温度以上になるように、再循環ポンプ9出口の温度調節弁10の開度を調節するよう制御信号を出力し、再循環流量が調節される(第1の制御工程)。
一方、製鉄所等のガスタービンでは、硫黄分を含む燃料を使用しており、排ガス2中の硫黄酸化物により結露点が比較的高くなっており、節炭器4の入口温度をより高く設定するため、再循環ポンプ9の容量が大きくなっており、比較的大きな動力を消費している。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、熱の損失を防止しながら、流量の時間変動の大きい工場内の余剰蒸気を、蒸気ドレンを含めて有効利用すること、および排熱回収ボイラに設けた節炭器再循環ポンプの動力並びに給水の加熱に要する熱量を削減することを目的とする。
上記課題を有利に解決する本発明の排熱回収ボイラは、高温の排ガスから排ガスの熱を回収する排熱回収ボイラにおいて、排ガスとの熱交換により給水を加熱する節炭器と、該節炭器で加熱された給水を排ガスと熱交換させて蒸気を発生させる蒸発器と、前記節炭器へ給水するための経路である給水経路と、前記節炭器から前記蒸発器への経路から分岐して前記節炭器入口側の給水経路に接続される循環水経路と、該循環水経路に設けられた節炭器入口給水温度調節弁と、前記節炭器入口側の給水温度を測定する温度計と、前記節炭器入口側の給水温度を用いて前記温度調節弁の開度を決定する第1の制御部と、前記循環水経路との接続部より上流側の給水経路に設けられ、蒸気との熱を交換する熱交換器と、該熱交換器で発生する凝縮水を回収するドレンタンクと、該ドレンタンクの凝縮水を前記給水経路に供給する凝縮水供給経路と、前記ドレンタンク中の水位を計測する水位計と、前記凝縮水供給経路に設けられたドレンタンク水位調整弁と、前記ドレンタンク内の水位を用いてドレンタンク水位調整弁の開度を決定する第2の制御部と、を備えることを特徴とする。
なお、本発明にかかる排熱回収ボイラは、
さらに、前記節炭器および前記蒸発器で発生するブロー水を受け入れるブローダウンタンクと、前記凝縮水供給経路から分岐し、前記ブローダウンタンクへ接続するブロー水経路と、該ブロー水経路に設けられたブロー水量調整弁と、を備え、前記第2の制御部が前記ドレンタンク内の水位を用いてブロー水量調整弁の開度を決定すること、
がより好ましい解決手段になり得るものと考えられる。
また、本発明にかかる排熱回収ボイラの運転方法は、高温の排ガスにより蒸気を発生する排熱回収ボイラの運転方法であって、排熱回収ボイラに設けた節炭器に給水する給水工程と、排ガスとの熱交換により前記節炭器で給水の加熱をする給水加熱工程と、前記節炭器で加熱された加熱水を蒸発器で排ガスの熱により蒸気を発生させる蒸気発生工程と、前記節炭器出口側配管から給水経路へ節炭器出口の高温水を循環させる再循環工程と、前記節炭器出口の高温水の循環量を前記節炭器の給水温度に基づき決定する第1の制御工程と、前記節炭器に供給する給水を蒸気と熱交換する熱交換工程と、前記熱交換工程で発生した凝縮水をドレンタンクに回収するドレン回収工程と、前記ドレン回収工程で回収された前記凝縮水を前記給水に供給する凝縮水供給工程と、前記ドレンタンク中の水位を計測するドレンタンク水位計測工程と、前記ドレンタンクの水位に基づき前記凝縮水供給工程で前記給水に供給する前記凝縮水量を決定する第2の制御工程と、を有することを特徴とする。
なお、本発明にかかる排熱回収ボイラの運転方法は、
前記ドレン回収工程で回収された前記凝縮水の一部をブローダウンタンクへ放流するブロー工程と、前記ドレンタンクの水位に基づきブロー工程の採否を決定するブロー決定工程と、を有すること、
がより好ましい解決手段になり得るものと考えられる。
本発明によれば、余剰蒸気を排熱回収ボイラの給水系統との熱交換により凝縮することで熱の損失を防止することができ、また凝縮水を貯留することで蒸気の変動量を吸収し、かつ、外部の冷水を混入することなく貯留した凝縮水の水位を調整することとしたので、給水系統が事前に加熱されているため、節炭器再循環ポンプの動力並びに給水を加熱するための熱量を削減することができる。
本発明の第1の実施の形態にかかる排熱回収ボイラを示す系統図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる排熱回収ボイラを示す系統図である。 従来の排熱回収ボイラを示す系統図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態による排熱回収ボイラを示す系統図である。本実施形態の排熱回収ボイラ100は、たとえば、ガスタービン(図示せず)に接続され、排ガス2が流れている排熱回収ボイラ本体1と、排熱回収ボイラ本体1に設けられ、排ガス2との熱交換により給水を加熱する節炭器4と、節炭器4の出口側に接続され、水と飽和蒸気とを分離する蒸気ドラム5と、蒸気ドラム5に接続され排ガスの熱により蒸気STを発生する蒸発器6と、排熱回収ボイラ本体1に給水する給水ポンプ3および給水配管IWからなる給水経路と、節炭器4出口側配管から分岐(A)し、節炭器4入口側の給水経路に接続(C)された再循環配管8および再循環配管8の途中に設けられた再循環ポンプ9からなる循環水経路と、再循環ポンプ9吐出側の循環水経路に設けられた節炭器入口給水温度調節弁10と、節炭器4入口側の給水経路に設けられた給水温度を測定する温度計11と、温度計11により測定された給水温度を用いて節炭器入口給水温度調節弁10の開度を決定する第1の制御部12を備えている。節炭器4および蒸発器6からのブロー水BWを受け入れるブローダウンタンク7と、を備えていてもよい。また、蒸発器6で発生した蒸気STは、たとえば、工場内の動力や発電などで使用される。
本実施形態では、さらに、工場内の蒸気経路13と、給水経路のうち給水ポンプ3と循環水経路の接続部Cとの間(接続部Cの上流側)に設置され、蒸気経路13が接続された熱交換器14と、熱交換器14から発生する凝縮水を回収するドレンタンク15と、ドレンタンク15および給水経路のうち給水ポンプ3と熱交換器14との間(熱交換器14の上流側)に接続(D)された凝縮水供給配管16とドレンポンプ17とからなる凝縮水供給経路と、ドレンタンク15内の水位を計測する水位計18と、ドレンポンプ15吐出側の凝縮水供給経路に設けられたドレンタンク水位調整弁19と、水位計18からの水位信号を用いてドレンタンク水位調節弁19の開度を決定する第2の制御部20を設けている。
本実施形態では、ドレンタンク水位調節弁19については、水位計18の信号(ドレンタンク水位計測工程)から第2の制御部20を介し、開度指令信号が出力され(第2の制御工程)、ドレンタンク15の水位が一定になるよう構成されている。
上記のように構成された排熱回収ボイラ100の運転方法の一例を示す。給水工程として給水ポンプ3から給水経路に供給された給水は、先ず、接続部Dにおいて、熱交換器14からの凝縮水の流入(凝縮水供給工程)により昇温し、次に熱交換器14において蒸気との熱交換により加熱される(熱交換工程)。熱交換器で熱交換された蒸気は凝縮水としてドレンタンクに回収する(ドレン回収工程)。給水経路の節炭器4入口側に設置した温度計11で給水温度を測定し、排ガス2の露点温度以下であれば、給水を加熱するために節炭器4の出口側の給水を、再循環ポンプ9を介し、温度調節弁10にて温度調節のうえ合流させる(第1の制御工程)。また、温度計11で測定した給水温度が排ガス2の露点温度以上であれば、温度調節弁10を徐々に閉じていき、再循環水の必要がなければ、温度調節弁10を全閉および再循環ポンプ9を停止する(第1の制御工程)。
以上のように本実施形態によれば、工場で発生した余剰蒸気を大気放散せず、蒸気経路13を介して排熱回収ボイラ100に導き、蒸気流量の変動をドレンタンク15で吸収することによって、節炭器4の出口側から入口側にもどる再循環流量を削減でき、再循環ポンプ9の動力を削減することができる。また、余剰蒸気の熱を利用することで給水加熱に要する熱量を削減することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図2を参照して説明する。
以下の実施の形態の説明においても、前記第1の形態と同一部分には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態においては、ドレンポンプ17吐出側で凝縮水供給経路から分岐(E)し、ブローダウンタンク7へ接続するブロー水経路21と、ブロー水経路21に設けられたブロー水量調整弁22を設けている。本実施形態の排熱回収ボイラの運転方法では、ドレンタンク内の水位があらかじめ設定した所定の水位を超過したとき、第2の制御部からの指令(ブロー決定工程)でブロー水量調整弁22を開いて、ドレンタンク内凝縮水の一部をブローダウンタンク7へ放流する(ブロー工程)。そして、ドレンタンク内の水位が十分に下がって、所定の水位に達したら第2の制御部からの指令(ブロー決定工程)でブロー水量調整弁22を閉じる。
以上のように本実施形態によれば、過渡的にドレンタンク15のドレン水が余剰になった場合、余剰水を系外に排出することができ、ドレンタンク15の水位を安定して制御することができる。
本発明は、上記例示の実施の形態に限られず、ガスタービンの排ガスのほか、廃棄物焼却炉の排ガスなど高温のガスの排熱を回収する設備に適用可能である。
1 排熱回収ボイラ本体
2 排ガス
3 給水ポンプ
4 節炭器
5 蒸気ドラム
6 蒸発器
7 ブローダウンタンク
8 再循環配管
9 再循環ポンプ
10 節炭器入口給水温度調節弁
11 温度計
12 第1の制御部
13 蒸気経路
14 熱交換器
15 ドレンタンク
16 凝縮水供給配管
17 ドレンポンプ
18 水位計
19 ドレンタンク水位調整弁
20 第2の制御部
21 ブロー水経路
22 ブロー水量調整弁
100 排熱回収ボイラ

Claims (4)

  1. ガスタービンまたは廃棄物焼却炉の排ガスから排ガスの熱を回収する排熱回収ボイラにおいて、
    排ガスとの熱交換により給水を加熱する節炭器と、
    該節炭器で加熱された給水を排ガスと熱交換させて蒸気を発生させる蒸発器と、
    前記節炭器へ給水するための経路である給水経路と、
    前記節炭器から前記蒸発器への経路から分岐して前記節炭器入口側の給水経路に接続される循環水経路と、
    該循環水経路に設けられた節炭器入口給水温度調節弁と、
    前記節炭器入口側の給水温度を測定する温度計と、
    前記節炭器入口側の給水温度を用いて前記節炭器入口給水温度調節弁の開度を決定する第1の制御部と、
    前記循環水経路との接続部より上流側の給水経路に設けられ、蒸気との熱を交換する熱交換器と、
    該熱交換器で発生する凝縮水を回収するドレンタンクと、
    該ドレンタンクの凝縮水を前記給水経路の熱交換器より上流側に供給する凝縮水供給経路と、
    前記ドレンタンク中の水位を計測する水位計と、
    前記凝縮水供給経路に設けられたドレンタンク水位調整弁と、
    前記ドレンタンク内の水位を用いてドレンタンク水位調整弁の開度を決定する第2の制御部と、
    を備えることを特徴とする排熱回収ボイラ。
  2. さらに、前記節炭器および前記蒸発器で発生するブロー水を受け入れるブローダウンタンクと、
    前記凝縮水供給経路から分岐し、前記ブローダウンタンクへ接続するブロー水経路と、
    該ブロー水経路に設けられたブロー水量調整弁と、
    を備え、
    前記第2の制御部が前記ドレンタンク内の水位を用いてブロー水量調整弁の開度を決定することを特徴とする請求項1に記載の排熱回収ボイラ。
  3. ガスタービンまたは廃棄物焼却炉の排ガスにより蒸気を発生する排熱回収ボイラの運転方法であって、
    排熱回収ボイラに設けた節炭器に給水する給水工程と、
    排ガスとの熱交換により前記節炭器で給水の加熱をする給水加熱工程と、
    前記節炭器で加熱された加熱水を蒸発器で排ガスの熱により蒸気を発生させる蒸気発生工程と、
    前記節炭器出口側配管から給水経路へ節炭器出口の前記加熱水を循環させる再循環工程と、
    前記節炭器出口の前記加熱水の循環量を前記節炭器の給水温度に基づき決定する第1の制御工程と、
    前記節炭器に供給する給水を蒸気と熱交換する熱交換工程と、
    前記熱交換工程で発生した凝縮水をドレンタンクに回収するドレン回収工程と、
    前記ドレン回収工程で回収された前記凝縮水を前記給水に供給する凝縮水供給工程と、
    前記ドレンタンク中の水位を計測するドレンタンク水位計測工程と、
    前記ドレンタンクの水位に基づき前記凝縮水供給工程で前記給水に供給する前記凝縮水の水量を決定する第2の制御工程と、
    を有することを特徴とする排熱回収ボイラの運転方法。
  4. 前記ドレン回収工程で回収された前記凝縮水の一部をブローダウンタンクへ放流するブロー工程と、
    前記ドレンタンクの水位に基づきブロー工程の採否を決定するブロー決定工程と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の排熱回収ボイラの運転方法。
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