JP7183687B2 - バルントランス - Google Patents
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Description
実施例1のバルントランス100を図1から図3を参照して説明する。図1はバルントランス100の透過斜視図である。図2はバルントランス100の等価回路図である。図3はバルントランス100のコア20の図1のA-A線における断面図である。
実施例2のバルントランス110を図4および図5を参照して説明する。図4はバルントランス110の部分透過斜視図である。図5はバルントランス110のコア20の断面図である。バルントランス110では、導線の断面形状が略長方形であること、第2導線12bが積層して巻回されていること、およびベース30bが外部端子を有さず、導線が実装面側に引き出されて外部端子を構成していること以外は、バルントランス100と同様に構成される。
実施例3のバルントランスは、実施例2のバルントランス110において、第2導線の巻回数を3ターンから4ターンに変更したこと以外は、バルントランス110と同様に構成される。
実施例4から実施例6のバルントランスについて、図8から図10を参照して説明する。図8から図10はそれぞれ、実施例4から実施例6のバルントランスにおけるコア20a、20bおよび20cの断面形状を模式的に示す断面図である。実施例4から実施例6のバルントランスはコアにおける貫通孔の断面形状が異なること以外は、実施例2のバルントランス110と同様に構成される。
実施例7のバルントランスについて、図11を参照して説明する。図11は実施例7のバルントランスのコア20における導線の巻回状態を模式的に示す概略断面図である。実施例7のバルントランスは、導線の巻回状態が異なること以外は実施例2のバルントランス110と同様に構成される。
実施例8のバルントランス120を、図12を参照して説明する。図12はバルントランス120の部分透過斜視図である。バルントランス120では、第3導線が巻回されていないことと、中間タップがないこと以外は、バルントランス110と同様に構成される。
実施例2から実施例8のバルントランスでは、導線自体で外部端子を形成したが、実施例1のバルントランスように金属端子が埋め込まれたベースを用い、端部をレーザー溶接、はんだディップ等で金属端子に接続してもよい。
実施例2から実施例8のバルントランスでは、導線として第1平面部および第2平面部に隣接する側面も平面である平角線を用いたが、側面は円弧状等の曲面であってもよい。
1、2、3、4、6 外部端子
7、71、72 第1コイル
8、81、82 第2コイル
9、91、92 第3コイル
11a、11b 第1導線
12a、12b 第2導線
13a、13b 第3導線
20、20a、20b、20c コア
23 貫通孔
24 貫通孔の間の部分
25 外周部
30a、30b ベース
p1 第1平面部
p2 第2平面部
s1、s2 側面部
Claims (4)
- 互いに対向する第1端面および第2端面にそれぞれ開口部を有する1対の貫通孔が設けられる柱状のコアと、前記1対の貫通孔の間の部分に対して巻回される第1導線、第2導線および第3導線とを備え、
前記第1導線の両端部は前記第1端面側に、前記第2導線の両端部は前記第2端面側に、前記第3導線の両端部は前記第1端面側に、それぞれ引き出され、
前記第1導線、第2導線および第3導線のそれぞれは、長さ方向に延在して互いに対向する第1平面部および第2平面部を有し、前記第1導線、第2導線および第3導線の幅は同一であり、
前記第1導線は、前記第1平面部を巻回軸に対向させて巻回されて第1コイルを形成し、前記第2導線は、前記第1平面部を前記第1導線の第2平面部に積層するように対向させて巻回されて第2コイルを形成し、前記第3導線は、前記平面部の一方を前記第2導線の第2平面部に積層するように対向させて巻回されて第3コイルを形成するか、または
前記第1導線は、前記第1平面部もしくは第2平面部を巻回軸方向と交差させて巻回されて第1コイルを形成し、前記第2導線は、前記第1平面部を前記第1導線の第1平面部もしくは第2平面部のいずれかに積層するように対向させて巻回されて第2コイルを形成し、前記第3導線は、前記平面部の一方を前記第2導線の第2平面部に積層するように対向させて巻回されて第3コイルを形成し、
前記第1導線の一方の端部と前記第3導線の一方の端部とが電気的に接続される、バルントランス。 - 板状のベースをさらに備え、
前記コアは、前記ベースの実装面側とは反対の面上に載置され、
前記第1導線、第2導線および第3導線の端部のそれぞれは、前記ベースの実装面側に引き出されて外部端子を形成する請求項1に記載のバルントランス。 - 前記第1導線、第2導線および第3導線の幅はそれぞれ、前記貫通孔の開口部における、前記巻回軸方向の長さの最大値、または前記巻回軸に直交する方向の長さの最大値の50%より大きく100%未満である請求項1または2に記載のバルントランス。
- 前記1対の貫通孔の間の部分は、前記貫通孔の貫通方向に延在する2つの平面部を有し、前記2つの平面部は互いに対向して配置される請求項1から3のいずれかに記載のバルントランス。
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