JP7183330B2 - 回転角度検出装置 - Google Patents
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- G01B7/00—Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
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Description
図1~図4は、実施の形態1にかかる回転角度検出装置の構成および動作について説明するためのものであり、図1は回転角度検出装置の全体構成として、回転子と固定子の軸方向に垂直な面方向における位置関係を示す断面形状と回転角度演算処理部との信号のつながりを示す模式図であり、図2は固定子と角度演算部とのつながりを示す機能ブロック図である。そして図3は図1における回転角度検出装置の回転子と固定子が対向している部分近傍の拡大模式図(図3A)と、固定子の周方向の端部部分を再拡大した拡大模式図(図3B)である。また、図4は実施の形態1にかかる回転角度検出装置の効果を説明するための実施例1と比較例(比較例1)それぞれの回転角度検出装置での、3つの磁束密度検出部の信号成分に対する二次高調波成分の割合を中央の磁束密度検出部の信号を基準として比較した棒グラフである。
上記例では、突出部を周方向端部に設けた例を示した。本第一変形例および以下の比較例2においては、突出部の配置位置について検討する。本第一変形例では、突出部を周方向端部よりも内側部分に設けた例について説明する。図5は、第一変形例にかかる回転角度検出装置の構成について説明するためのものであり、回転角度検出装置の回転子と固定子が対向している部分近傍の図3Aに対応する拡大模式図である。
比較例2として、突出部を磁束密度検出部の設置部分、つまり、磁束密度検出部の根元側に設けた例を示す。図6は、比較例2にかかる回転角度検出装置の構成について説明するためのものであり、回転角度検出装置の回転子と固定子が対向している部分近傍の図3Aに対応する拡大模式図である。また、図7は比較例1と比較例2それぞれの回転角度検出装置での、3つの磁束密度検出部の信号成分に対する二次高調波成分の割合を中央の磁束密度検出部の信号を基準として比較した棒グラフである。なお、比較例2の部材のうち、実施例1との比較対象となる構成が異なる部材については符号の末尾に「R」を付している。
上記例では、バイアス磁界発生部と磁束密度検出部とで固定子を構成する例を示した。本第二変形例では、バイアス磁界発生部の径方向の外側(背面側)部分に磁性体を設けた例について説明する。図8は、第二変形例にかかる回転角度検出装置の構成について説明するためのものであり、回転角度検出装置の回転子と固定子が対向している部分近傍の図3Aに対応する拡大模式図である。
実施の形態1においては、バイアス磁界発生部の周方向端部に他の部分から突起状に突出する突出部を設ける例を示したが、これに限ることはない。本実施の形態2においては、対向面を中心からの距離を半径とする円弧よりも大きな曲率にすることで突出部を形成した例について説明する。図10は、実施の形態2にかかる回転角度検出装置の構成について説明するためのものであり、回転角度検出装置の回転子と固定子が対向している部分近傍の、実施の形態1の説明に用いた図3Aに対応する拡大模式図である。なお、本実施の形態2、および以降の実施の形態においては、実施の形態1、または関連する態様等との相違点を中心に説明し、同様部分についての説明は適宜省略する。また、実施の形態1で用いた図1、図2、図4等を援用する。
上記実施の形態1、2では、周方向両端部、あるいはその付近のみに計2か所の突出部を形成する例について説明した。本実施の形態3においては、両端部と各磁束密度検出部の間部分に突出部を設ける例について説明する。図11Aと図11Bは、それぞれ実施の形態3、およびその変形例にかかる回転角度検出装置の回転子と固定子が対向している部分近傍の、実施の形態1の説明に用いた図3Aに対応する拡大模式図である。また、図12は実施の形態3にかかる回転角度検出装置の効果を説明するための実施例2と比較例1それぞれの回転角度検出装置での、3つの磁束密度検出部の信号成分に対する二次高調波成分の割合を中央の磁束密度検出部の信号を基準として比較した棒グラフである。
図12では、バイアス磁界発生部の回転子への対向面に、周方向に沿って矩形状に凹凸を形成した実施例2の回転角度検出装置1の効果について説明した。本変形例においては、図11Bに示すように、対向面31fcに、周方向Dcに沿って曲線状の凹凸を形成した。この場合でも、図11Aで説明した矩形状の凹凸と同様に、各磁束密度検出部32の出力信号の不平衡を低減する効果、および各磁束密度検出部32の出力信号の不均衡がさらに低減され、角度検出精度を向上させる効果を得ることができる。
上記各実施の形態においては、バイアス磁界発生部において、突出部が形成された部分は径方向の厚みが突出に応じて厚くなる例について説明した。本実施の形態4、および以降の実施の形態においては、対向面側の突出に伴う厚み変化を補償するように、背面側に陥没した部分を設けた例について説明する。図13は、実施の形態4にかかる回転角度検出装置の構成について説明するためのものであり、回転角度検出装置の回転子と固定子が対向している部分近傍の、実施の形態1の説明に用いた図3Aに対応する拡大模式図である。
上記実施の形態4では、実施の形態1で例示した突出部の配置に対応して、背面に陥没部を形成する例について説明したが、これに限ることはない。本実施の形態5においては、実施の形態3で例示した隣接する磁束密度検出部の間に配置した突出部にも対応して陥没部を形成する例について説明する。
図14Aでは、実施の形態3(図11A)に対応して、周方向に沿って矩形状に形成された突出部に対応する陥没部の形成につて説明した。本変形例においては、図14Bに示すように、実施の形態3の変形例(図11B)に対応して、周方向Dcに沿って曲線状に形成された突出部31pに対応して陥没部31dを形成した。この場合でも、各磁束密度検出部32の出力信号の不平衡を低減する効果、各磁束密度検出部32の出力信号の不均衡がさらに低減され、角度検出精度を向上させる効果、およびバイアス磁界発生部31の体積を増加させずにそれらの効果を奏することができる。
第二変形例では、周方向に沿って曲線状に形成された突出部に対応した陥没部を有するバイアス磁界発生部に対し、実施の形態1の第二変形例で説明した磁性体を配置した例について説明する。実施の形態5の第二変形例においては、図15に示すように、陥没部31dによって曲線状に変化する背面31foに合わせ、バイアス磁界発生部31の背面31fo側に周方向に延びるように磁性体33を配置した。
Claims (8)
- 外周面の径が周期的に滑らかに変化する磁性体の凹凸部を有し、回転軸を中心に回転自在に支持された回転子、および
前記回転子の前記外周面の周方向における一部に対して間隔をあけて対向し、前記凹凸部との間に磁界を発生させるバイアス磁界発生部と、前記バイアス磁界発生部の前記回転子への対向面に前記周方向に沿って配置され、前記発生させた磁界を検出する複数の磁束密度検出部を有する固定子を備え、
前記対向面の前記周方向における前記複数の磁束密度検出部が配置された部分よりも外側の部分には、前記複数の磁束密度検出部のうち、前記周方向における端部に位置する磁束密度検出部が配置された部分よりも前記回転軸に近づくように径方向において突出する突出部が形成されていることを特徴とする回転角度検出装置。 - 前記突出部は、前記端部に位置する磁束密度検出部よりも前記回転軸に近づくように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転角度検出装置。
- 前記バイアス磁界発生部の前記突出部が形成された部分は、前記径方向の厚みが他の部分よりも厚くなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転角度検出装置。
- 前記バイアス磁界発生部の前記径方向における背面の、前記対向面における前記突出部が形成された部分と前記周方向における同じ位置の部分には、前記端部に位置する磁束密度検出部が配置された部分と前記周方向における同じ位置の部分よりも前記回転軸に近づくように陥没する陥没部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転角度検出装置。
- 前記対向面の前記回転軸に垂直な断面形状が、前記回転軸との距離を半径とする円よりも大きな曲率の円弧になっていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の回転角度検出装置。
- 前記突出部は、前記複数の磁束密度検出部のうち、前記周方向において隣接する磁束密度検出部どうしの中間部分にも形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の回転角度検出装置。
- 前記固定子は、前記周方向に沿って延び、前記バイアス磁界発生部の前記径方向における外側に配置された磁性体を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の回転角度検出装置。
- 前記複数の磁束密度検出部として3つの磁束密度検出部が前記周方向に沿って配置され、
前記3つの磁束密度検出部それぞれからの信号を2相変換し、逆正接関数によって前記回転子の回転角度を演算する角度演算部を備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の回転角度検出装置。
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