JP7180872B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
以下、本発明にかかる遊技機1(ぱちんこ遊技機)の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
以下、可動役物10およびそれを制御するための構成について説明する。可動役物10は、原位置と演出位置(一方が本願発明の第一位置に、他方が本願発明の第二位置に相当する)との間を往復動作させることが可能なものである(図2参照)。本実施形態にかかる可動役物10は、原位置と当該原位置から真っすぐ下方に変位したところの位置である演出位置との間を直線的にスライド動作するものである。また、可動役物10自体の態様(形状や装飾等)はどのようなものであってもよい。可動役物10が表示装置であってもよい。
第一基準値D1および第二基準値D2が取得され、特定値Tが算出される度に、当該特定値Tに基づき距離センサ30の最大検出距離が設定される構成とする。例えば、第一基準値D1が「11」、第二基準値D2が「82」であり、中途位置が原位置を「0%」、演出位置を「100%」とした場合において「70%」の位置であるとする。この場合、「11」+「71(82-11)」×0.70=「60.7」が特定値Tとなる。すなわち、距離センサ30の出力値が「60.7」となるような位置が中途位置に相当することになる(図4(a)参照)。
上記実施形態では、原位置検出センサ31を利用して可動役物10が原位置に位置するかどうかを判断した上で第一基準値D1を取得し、原位置から演出位置に変位させるのに必要な分モータを駆動して可動役物10を演出位置に位置させた上で第二基準値D2を取得することを説明した。つまり、距離センサ30とは別のセンサにより、基準となる位置(動作範囲の両端の少なくとも一方)に可動役物10が位置しているかどうかを確認した上で、当該位置での基準値を取得することを説明したが、このような別のセンサを用いずに基準値を取得する手法も考えられる。
取得した第一基準値D1および第二基準値D2を中途位置に対応する特定値Tを算出するためだけでなく、不具合発見にも利用することが考えられる。具体的には次の通りである。
上記実施形態では、遊技機1に電源が投入されたことを契機として基準値(第一基準値D1および第二基準値D2)が取得されることを説明したが、その他のタイミングで基準値が取得されるようにしてもよい。例えば、遊技機1の出荷段階にて第一基準値D1および第二基準値D2が取得され、それが記憶手段に記憶されるような構成としてもよい。ただし、上記実施形態のように、電源投入を契機として基準値が取得されるようにすれば、基本的には遊技店の営業日毎に基準値が取得されることになるから、その日の環境や部材の変形等に応じた基準値が得られることになり、より精度よく可動役物10を制御することが可能となる。
第一位置と第二位置との間を変位する可動役物と、前記可動役物の一部分または当該可動役物と一緒に変位する部分である対象部までの距離を測定するセンサであって、前記可動役物が変位することに伴って前記対象部までの距離が比例的に変化する位置に設けられた距離センサと、前記可動役物が前記第一位置に位置しているときの前記距離センサの測定値に基づく第一基準値、および前記可動役物が前記第二位置に位置しているときの前記距離センサの測定値に基づく第二基準値を取得する基準値取得手段と、を備え、前記可動役物を前記第一位置と前記第二位置の間の中途位置にて停止させる演出を実行するときには、前記第一基準値および前記第二基準値に基づく比例計算にて算出される特定値を利用して前記可動役物を前記中途位置にて停止させることを特徴とする遊技機。
上記遊技機は、距離センサの「実測値」に相当する第一基準値および第二基準値に基づき、中途位置に対応した特定値を算出した上で、当該特定値を利用して可動役物を中途位置に停止させるため、可動役物を精度良く制御することが可能である。
前記特定値に基づき前記距離センサの最大検出距離を設定した上で、当該距離センサが検出状態および非検出状態の一方から他方に移行したことをもって、前記可動役物を前記中途位置にて停止させることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このようにすることで、距離センサの検出範囲内に可動役物が位置しているか否かの切り替わり時点を基準として可動役物を中途位置にて停止させる制御を行うことができるから、制御が容易になる。
前記可動役物を変位させる駆動源を備え、前記可動役物を前記第一位置および前記第二位置の一方から他方に変位させるのに必要な理論変位量を超える超過変位量分、前記駆動源を前記第一位置または前記第二位置に向かって変位させた上で前記第一基準値または前記第二基準値を取得すること特徴とする手段1または手段2に記載の遊技機。
このようにすることで、距離センサとは別のセンサ(可動役物が第一位置または第二位置に位置していることを検出するセンサ)が無くても、第一基準値および第二基準値を取得することができる。
前記第一基準値と前記第二基準値の差が、予め設定された所定範囲内にない場合には、異常と判断することを特徴とする手段1から手段3のいずれかに記載の遊技機。
電源投入を契機として、前記第一基準値および前記第二基準値が取得されることを特徴とする手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機。
このように遊技機の電源投入時に第一基準値および第二基準値が取得されるようにすれば、距離センサの設置位置(組み付け)の精度、距離センサの品質のばらつき等の遊技機の製造誤差の影響や、遊技機が設置された遊技店の環境の影響等も抑制される。
10 可動役物
11 対象部
30 距離センサ
D1 第一基準値
D2 第二基準値
T 特定値
Claims (5)
- 第一位置と第二位置との間を変位する可動役物と、
前記可動役物の一部分または当該可動役物と一緒に変位する部分である対象部までの距離を測定するセンサであって、前記可動役物が変位することに伴って前記対象部までの距離が比例的に変化する位置に設けられた距離センサと、
前記可動役物が前記第一位置に位置しているときの前記距離センサの測定値に基づく第一基準値、および前記可動役物が前記第二位置に位置しているときの前記距離センサの測定値に基づく第二基準値を取得する基準値取得手段と、
を備え、
前記可動役物を前記第一位置と前記第二位置の間の中途位置にて停止させる演出を実行するときには、前記第一基準値および前記第二基準値に基づく比例計算にて算出される特定値を利用して前記可動役物を前記中途位置にて停止させることを特徴とする遊技機。 - 前記特定値に基づき前記距離センサの最大検出距離を設定した上で、当該距離センサが検出状態および非検出状態の一方から他方に移行したことをもって、前記可動役物を前記中途位置にて停止させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記可動役物を変位させる駆動源を備え、
前記可動役物を前記第一位置および前記第二位置の一方から他方に変位させるのに必要な理論変位量を超える超過変位量分、前記駆動源を前記第一位置または前記第二位置に向かって変位させた上で前記第一基準値または前記第二基準値を取得すること特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。 - 前記第一基準値と前記第二基準値の差が、予め設定された所定範囲内にない場合には、異常と判断することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の遊技機。
- 電源投入を契機として、前記第一基準値および前記第二基準値が取得されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
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JP2018240671A JP7180872B2 (ja) | 2018-12-25 | 2018-12-25 | 遊技機 |
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JP2020099565A JP2020099565A (ja) | 2020-07-02 |
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Family Applications (1)
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JP2018240671A Active JP7180872B2 (ja) | 2018-12-25 | 2018-12-25 | 遊技機 |
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JP2012075538A (ja) | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Kyoraku Sangyo Kk | ぱちんこ遊技機 |
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