JP6800483B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技機に関する。
押しボタン等の遊技者が操作可能な操作手段を備え、当該操作手段を用いた操作演出を実行可能な遊技機が公知である(例えば、下記特許文献1参照)。この種の遊技機においては、操作手段の操作がなされたことを契機として内部で決定された所定の演出が実行されるものが一般的である。
特開2016−153056号公報
本発明は、遊技者が操作可能な操作手段を備えた遊技機の趣向性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、遊技者が操作可能な操作手段と、前記操作手段の操作が演出に反映される操作有効期間中に遊技者が当該操作手段を操作したトータルの回数である操作回数を、所定のリセット条件が成立するまで計測する操作回数計測手段と、当否判定結果を報知する報知演出を制御する演出制御手段と、を備え、前記操作回数に基づき、前記報知演出の内容が変化しうることを特徴とする。
本発明にかかる遊技機は、操作回数計測手段によって計測される操作回数に応じて報知演出の内容が変化する。よって、遊技の趣向性を向上させることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 操作演出(単操作演出)の概要を説明するための図である。 操作回数が所定回数に到達した場合に特定演出が発生しうる状況に移行すること、および特定演出の概要を説明するための図である。 連続操作演出の発生により、操作回数を大きく増加させることができることを示した図である。 第一具体例を説明するための図である。 第五具体例を説明するための図である。 第六具体例を説明するための図である。 第六具体例(図7に示した例とは異なる例)を説明するための図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、一部の図においては、表示領域911を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。公知の遊技機と同様であるため詳細な説明を省略するが、大当たりとなる場合には、識別図柄(当否判定結果を報知するための図柄;図1等参照)が所定の組み合わせ(例えば同じ図柄の三つ揃い)となることによって報知され、それ以外の組み合わせが表示された場合にははずれとなる。
なお、以下で説明する報知演出を構成する各種演出は、実際の当否判定の結果を踏まえて決定する構成であってもよいし、当否判定の結果ではなく、乱数源から取得された数値によって決定する構成であってもよい。いずれの場合であっても、実質的には(遊技者から見れば)当否判定を踏まえて演出を決定していることに変わりはないため、以下の説明は、当否判定を踏まえて演出を決定しているように記載するが、乱数源から取得された数値によって演出を決定する構成を本発明から除く趣旨ではない。
本実施形態にかかる遊技機1は、当否判定結果を報知する一連の報知演出(当該当否判定結果を報知する識別図柄が変動を開始してから停止するまでに実行される演出のことをいう)を構成する種々の演出を実行することが可能である。その一種として操作演出が設定されている。まず、操作演出について説明する。なお、以下の説明における各種画像は、静止画だけでなく、少なくとも一部に動き(変化)のある動画を含む概念である。
本実施形態では、操作演出に用いられる操作手段10(図1参照)を備える。当該操作手段10の具体的態様はどのようなものであってもよい。本実施形態における操作手段10は、遊技者が下方に押し込む操作が可能な押しボタンである。複数の操作手段10が設けられた構成としてもよい。操作手段10が操作されたことは、図示されない検出手段(制御基板に形成された制御回路)によって検出される。
操作演出(図2参照)は、遊技者に対し、操作手段10の操作を促す演出である。操作演出においては、操作手段10の操作が有効となる操作有効期間が設定される。当該操作有効期間中に操作手段10が操作された場合には、当該操作が演出に反映されることになる。操作有効期間中には、操作有効期間の残時間(または経過時間)を示すメータ画像11が表示される。また、当該操作有効期間中には、遊技者が、操作手段10を操作すべき期間であることを容易に把握することができるようにするため、操作手段10を模した画像(以下、操作要求画像12と称する。実物の操作手段10を示す画像であるとわかるようなものであれば、改変が加えられていてもよい)が表示される(図2(a)参照)。操作有効期間中に操作手段10の操作がなされることにより、結果演出が発生することがある(図2(b)参照)。
本実施形態における操作演出の種類としては、大まかに分けて、操作手段10を一回のみ操作することを求める単操作演出(図2参照)、操作手段10を連続的に操作すること(いわゆる連打すること)を求める連続操作演出(図4参照)、操作手段10を原位置から操作位置(検出手段により検出される位置)に変位させ、当該操作位置に位置させ続けること(いわゆる長押し)を求める維持操作演出(図示せず)に区分けされる。なお、これ以外の種類の操作演出が発生する構成としてもよいし、これらの操作演出のうちの一部が発生しないような構成としてもよい。
本実施形態における遊技機1は、操作回数計測手段を備える。操作回数計測手段は、操作有効期間中に遊技者が操作手段10を操作したトータルの操作回数(有効な操作の回数)を計測、記憶するものである。本実施形態における操作回数計測手段は、操作有効期間中に操作手段10が一回操作される(1回押し下げ操作される)度に、操作回数を1ずつ加算していく(図2参照)。当該操作回数は、所定のリセット条件が成立するまではリセットされない(0とはならない)。当該リセット条件は、種々の観点から設定することができる(複数のリセット条件を設定してもよい)が、少なくとも、一回の操作演出が終了することをリセット条件とはしない。つまり、操作回数計測手段により計測される操作回数は、一回の操作演出にて操作手段10が操作された回数ということではなく、複数回の操作演出のそれぞれにて操作手段10が操作された回数を加算したものである。本実施形態では、リセット条件として、操作手段10が操作された回数が所定回数に到達したことが設定されている。当該所定回数は適宜増減することができるが、操作手段10が複数回操作される連続操作演出が発生したときであっても、一の連続操作演出で到達することは不可能である回数にされる。本実施形態では、操作回数が100回に到達することがリセット条件として設定されている。
操作回数計測手段により計測される操作回数は、表示装置の表示領域に表示される(図2参照)。つまり、当該操作回数は、遊技者に把握可能とされる。遊技者が把握可能であれば、操作回数が表示される対象はどのようなものであってもよい。後述するように、操作回数が所定回数に到達したときに、特別な演出である特定演出40が発生しうる状況に移行することになるから、操作回数を表示しておくことで、操作演出における遊技者の操作意欲の向上に資することになる。
本実施形態では、操作回数を示す表示(回数表示20)として、操作回数を示す値(回数値21)と操作手段10を模した画像(通常操作画像22(操作演出において表示される操作要求画像12と同態様(遊技者の視点で同一視されるのであれば、多少の相違点が設定されていてもよい)の画像))が一緒に表示される(図2参照)。これにより、遊技者は、操作手段10の操作回数が加算されていく様子を容易に把握することが可能となる。
本実施形態では、操作回数計測手段により計測された操作回数に基づき、報知演出の内容が変化しうる。具体的には、操作回数が所定回数に到達することにより、当該回数に到達していないときには発生することがない演出(以下、特定演出40と称することもある)が報知演出を構成する演出として発生しうる状況(以下、特定モード41と称する)となる。つまり、演出を制御する演出制御手段(図示しない演出制御用基板(一般的にはサブ制御基板である)に構築された回路)は、操作回数計測手段により計測された操作回数情報を逐次取得し、操作回数が所定回数に到達したと判断されたときには、特定演出40が発生しうるように(特定モード41に移行するように)制御する(図3(a)(b)参照)。つまり、操作回数が所定回数に到達したときには、所定条件が成立したときに報知演出の一部として特定演出40が実行されるよう制御する。なお、特定モード41に移行するか否かは、遊技者に対して、演出上の利益を付与するものであるといえるかもしれないが、特定モード41への移行の有無に拘わらず、始動入賞口904に遊技球が進入することを契機として当否判定を行っていることに変わりはないため、直接的な利益(いわゆる出玉)を付与するものであるとはいえない。
本実施形態では、特定モード41に移行した後、一回の特定演出40が発生することで、特定モード41が解除されるように設定されている。つまり、特定モード41に移行した後は、遊技を継続していれば、いずれ特定演出40が発生するように設定されている。ただし、当該特定モード41が解除される条件はあくまで一例である。例えば、二以上の所定回数の特定演出40が発生することを当該条件として設定してもよい。また、大当たりに当選することを当該条件として設定してもよい。当該条件を二つ以上設定してもよい。特定モード41が解除された(通常の状態に戻った)後、再び操作回数が100回に到達することをもって、特定モード41に移行することになる。
また、本実施形態では、操作回数が100回に到達したときに、特定モード41に移行するように設定されている(図3(a)(b)参照)。つまり、リセット条件と特定モード41に移行する条件は同じである。上述したように、操作回数は遊技者に把握可能となるように表示されるため、当該操作回数が100回に到達したときに操作回数がリセットされ、かつ特定モード41に移行するようにすることで、その内容が分かりやすいものとなる。
なお、本実施形態では、特定モード41ではない状態においてのみ操作演出における操作手段10の操作が操作回数として加算されるように設定している。つまり、特定モード41が終了してから、新たに操作回数が加算されていく状態となって、遊技者が特定モード41への移行を目指すような遊技性としている。このような構成とすれば、特定演出40が発生しうる状況である状態と、特定演出40が発生しうる状況に移行することを目指す状態とが明確に区分けされるため遊技性が分かりやすいものとなる。ただし、特定モード41中においても、操作演出(特定演出40ではない演出)が発生したときに、当該操作演出における操作手段10の操作が操作回数として加算されるように設定してもよい。
特定演出40として実行される演出の具体的態様はどのようなものであってもよい。ただし、特定モード41は、操作回数を重ねることにより移行するモードであるため、特定演出40として設定される演出も、操作手段10を利用した演出であることが好ましい。つまり、操作意欲の高い遊技者ほど特定モード41に移行しやすくなるため、当該特定モード41専用の演出である特定演出40を、操作手段10を利用した演出とすることは理にかなうものであるといえる。
本実施形態における特定演出40(図3(c)〜(e)参照)は、いわゆる一発告知演出である。当該演出は、遊技者に対して、操作手段10の操作を促し、それを契機として大当たりか否かを報知するものである。特定演出40において操作手段10の操作を促す際に表示される画像(以下、特定操作要求画像30と称することもある)は、操作演出において表示される操作要求画像12や回数表示20が含む操作手段10を模した画像(通常操作画像22)とは異なるものとされる(図3(c)参照)。これにより、遊技者は、特定演出40が通常の操作演出とは異なる演出であるということを把握することが可能となる。また、特定モード41中は、回数表示20が表示されていた箇所に、特定操作要求画像30と同態様(遊技者の視点で同一視されるのであれば、多少の相違点が設定されていてもよい)のモード示唆画像31が表示される。これにより、遊技者は、通常とは異なるモードが設定されていることを把握することが可能となる。本実施形態では、操作要求画像12(通常操作画像22)と特定操作要求画像30(モード示唆画像31)の態様の差により、操作手段10が昇格したのではないかというような印象を与えることが可能である。
特定演出40において、対象の当否判定結果が大当たりであれば、操作手段10の操作がなされたことを契機として成功結末が実行される(図3(d)参照)。対象の当否判定結果がはずれであれば操作手段10の操作がなされたことを契機として失敗結末が実行される(図3(e)参照)。成功結末や失敗結末の具体的態様はどのようなものであってもよい。本実施形態では、成功結末となる場合、所定の大当たり告知音や大当たりが確定したことを報知または示唆するような特別な画像が出力される。失敗結末となる場合、上記告知音や特別な画像は出力されない。成功結末となるか失敗結末となるかを問わず、特定演出40が発生した場合には、特定モード41が終了する。ただし、成功結末となった場合に限り、特定モード41が終了するようにしてもよい(成功結末となる特定演出40が発生することを特定モード41の終了条件とする)。このような設定とすれば、特定モード41は、実質的には次回大当たりまで継続するモードとなる。つまり、このような設定とすれば、遊技者が次回大当たりまで遊技を継続する場合、必ず一回の成功結末を体験することができるようになるという利点がある。
このように、本実施形態にかかる遊技機1によれば、操作回数計測手段により計測される操作回数が所定回数に到達したことを契機として、報知演出の内容が変化する(通常発生しない特定演出40が発生しうる状況に移行する)。したがって、遊技の趣向性を向上させること、具体的には操作演出が発生したときにおける遊技者の操作意欲を向上させることが可能となる。
操作回数が所定回数を超えたときに特定演出40が発生しうる特定モード41に移行するのであるから、操作演出として連続操作演出が発生したときには、(1のみ操作回数が増加する単操作演出に比して)操作回数を大きく増加させるチャンスとなる(図4参照)。つまり、特定モード41への移行を望んでいる遊技者にとっては喜ばしい演出となる。したがって、操作演出として、当該連続操作演出が発生しうるようにしておくことが好ましい。
一方、本実施形態では、一回の維持操作演出においては、操作回数が最大1増加するように設定されている。つまり、操作手段10が所定時間以上操作されたこと(いわゆる長押し操作が所定時間以上なされたこと)を契機として、操作回数を一回増加させるようにしている(所定時間以上の長押しが複数回なされても、操作回数は2以上増加しない)。ただし、長押し操作が所定時間以上なされる度に操作回数が増加するようにして、一回の維持操作演出において2以上の操作回数が増加することがあるようにしてもよい。具体的には、「操作有効期間の長さ/2>所定時間」のように設定することで、一回の維持操作演出において2以上の操作回数が増加することがある構成となる。このような構成とすれば、維持操作演出を、2以上の操作回数を増加させるチャンスとなる演出として設定することができるため、維持操作演出における遊技者の操作意欲の向上に資する。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
○第一具体例
上記実施形態では、操作有効期間中に操作手段10の操作がなされる度に、操作回数が増加していく(加算されていく)構成であることを説明したが、操作手段10の操作がなされる度に、表示手段に表示される所定の値が減少していく(減算されていく)構成としてもよい(図5参照)。例えば、上記実施形態と同様に、特定モード41に移行する条件となる操作回数が100回に設定されているのであれば、上記所定の値の初期値を100として、操作手段10の操作がなされる度に、当該値が1ずつ減少していく構成とする。そして、当該値が0となったときに特定モード41に移行するようにする。また、特定モード41に移行する条件とリセット条件が同じであるとすれば、当該値が0となったときに操作回数計測手段により計測される操作回数がリセットされる(初期値100に戻る)ことになる。このような構成とすれば、特定モード41に移行するまでに必要な操作回数が分かりやすいものとなる。なお、このような操作回数の表示態様が採用される場合、数値として表示される操作回数は、操作計測手段により計測される操作回数とは異なることになる(例えば、70回の操作がなされた場合に表示されるのは30という数値であり、値が異なる)が、当該表示態様によっても遊技者は操作回数計測手段により計測される操作回数を把握することができるから、当該表示態様による表示も「操作回数」の表示に相当するものとする。
○第二具体例
上記実施形態では、操作回数計測手段により計測される操作回数が表示されることを説明したが、操作回数を表示しないようにしてもよい。このようにすれば、特定モード41に移行するまでの操作回数(リセット条件が成立するまでの操作回数)を遊技者が把握することができなくなるため、特定モード41に移行するまでの残りの回数を想定しつつ楽しませる遊技性となる。
また、操作回数(数値)を直接的に表示せず、何らかの演出要素が変化していくような構成としてもよい。例えば、操作回数が0〜20回の間は「青」、21〜40回の間は「黄」、41〜60回の間は「緑」・・・といったように、表示領域に表示される所定の画像の色が変化していく構成とする。つまり、所定の演出要素により、(正確な操作回数を把握することは困難であるものの)現状の操作回数が間接的に示唆されるような構成としてもよい。
○第三具体例
上記実施形態では、特定モード41に移行するまでの操作回数(リセット条件が成立するまでの操作回数)が100回に設定されていることを説明したが、当該回数が種々変化しうる構成としてもよい。このような構成とすれば、特定モード41への移行を望んでいる遊技者は、特定モード41に移行するまでの操作回数が少なくなることを願って遊技するという遊技性を実現することが可能となる。また、これに加えて、第二具体例にて説明したように操作回数が表示されないようにすれば、特定モード41に移行することを予測するための要素を遊技者が把握することができないものとなるため、特定モード41への移行が突然訪れるというような遊技性を実現することが可能となる。
○第四具体例
特定モード41が、遊技者の意思により終了させることができる構成とする。例えば、表示領域に「○○モード(特定モード41の名称)を終了させる場合は××してください」といった表示をし、遊技者がそれに従った操作を行うことで、特定モード41が終了するようにする。特定モード41に移行すること(特定演出40が発生すること)を望んでいない可能性があるため、このような遊技者に対応するため、遊技者自らの意思で、特定モード41を解除することができるようにしておくことが好ましい。上述したように、特定モード41への移行は、遊技者の直接的な利益に関係するものではないため、特定モード41を終了させても問題はない。
○第五具体例
上記実施形態では、操作回数計測手段により計測される操作回数が所定回数を超えたときに、特定演出40が発生しうる状況に移行することを説明したが、操作回数に基づき、報知演出の内容が変化しうるという構成であればよく、当該変化をどのように生じさせる手法は上記実施形態のような手法に限られるわけではない。
例えば、上記実施形態では、特定モード41への移行により、一発告知演出という特定演出40が発生しうる状況に移行する(特定モード41以外の状況においては特定演出40が発生しない)ことを説明したが、特定モード41以外の状況においても特定演出40は発生しうるものの、特定モード41に移行したときには(特定モード41以外にあるときよりも)特定演出40の発生する蓋然性(発生率)が高まるような設定としてもよい。つまり、特定演出40は、特定モード41に限らず発生しうるものであるが、特定モード41ではその発生率がアップする設定とする。このように、ある演出の発生率が変化するということも「報知演出の内容が変化する」一例であるものとする。なお、このような構成とする場合、特定モード41に移行したときには、特定演出40の発生率が高まっていることを示す画像50が表示領域に表示されるようにするとよい(図6参照)。特定演出40の発生率が高まっているといっても、当該特定演出40が発生しないことは考えられ、このような事象が発生してしまうと遊技者は操作回数が所定回数に到達したことによりモード移行が発生していることに気付かないおそれがある。したがって、特定演出40の発生率が高まっていることを明確に示すことで、遊技者が操作回数を増加させることの意義を把握できるようにすることが好ましい。
○第六具体例
操作回数計測手段により計測される操作回数がリセットされるリセット条件として「当たり当選」を設定する。つまり、操作演出にて操作手段10の操作がなされる場合には、大当たりに当選しない限り、操作回数が増加し続けることになる。このようにすれば、操作回数が所定回数を超えた後は、大当たりに当選するまで特定モード41が継続することになる。
本例のような設定とする場合、操作回数が100〜199回のときには第一特定演出が発生しうる、または第一特定演出の発生率が高まる第一特定モード、200回〜299回のときには第二特定演出が発生しうる、または第二特定演出の発生率が高まる第二特定モード・・・といったように、操作回数が所定回数を超える度に発生しうる、または発生率が高まる特定演出40の種類が変化するようにするとよい(図7参照)。換言すれば、操作回数に基づいて対象の特定演出40の種類が異なるよう区切られた複数段階のモードが設定されている構成とするとよい。このようにすれば、操作回数が区切りの回数に到達する度に、対象の特定演出40の種類が変化することになるから、遊技に飽きてしまうことの抑制に資する。また、なかなか大当たりに当選しないことによる遊技者の苛立ちの抑制に資する。
また、本例をさらに改良して、操作回数が100〜199回のときには第一特定演出が発生しうる、または第一特定演出の発生率が高まる第一特定モード、200回〜299回のときには第一特定演出および第二特定演出が発生しうる、または第一特定演出および第二特定演出の発生率が高まる第二特定モード・・・といったように、操作回数が所定の区切り回数に到達する度に、対象の特定演出40が新たに加えられていく構成としてもよい(図8参照)。
以上、本発明の実施形態(およびその変形例)について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態にかかる遊技機1はいわゆるぱちんこ遊技機であるが、遊技者が操作可能な操作手段を備えたものであれば、ぱちんこ遊技機特有の構成を利用した技術思想を除き、回動式遊技機等のその他の遊技機にも同様の技術思想を適用することが可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1
遊技者が操作可能な操作手段と、
前記操作手段の操作が演出に反映される操作有効期間中に遊技者が当該操作手段を操作したトータルの回数である操作回数を、所定のリセット条件が成立するまで計測する操作回数計測手段と、
当否判定結果を報知する報知演出を制御する演出制御手段と、
を備え、
前記操作回数に基づき、前記報知演出の内容が変化しうることを特徴とする遊技機。
上記遊技機は、操作回数に応じて報知演出の内容が変化しうるものであるから、遊技の趣向性を向上させることが可能である。
・手段2
前記操作回数を表示する表示手段を備えることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このように、操作回数が遊技者に把握できるよう表示されるものとすれば、遊技者の操作意欲を向上させることが可能である。
・手段3
遊技者に対し、前記操作手段の操作を促す操作演出を実行することが可能であり、
前記操作演出の一種として、一回の演出で前記操作手段を複数回操作することを促す連続操作演出が発生することを特徴とする手段1または手段2に記載の遊技機。
操作回数を増加させるチャンスである演出として、連続操作演出を搭載することができる。
・手段4
前記操作回数が所定回数に到達したときに発生しうる特定演出が設定されており、
前記リセット条件の少なくとも一つとして、前記操作回数が前記所定回数に到達したことが設定されていることを特徴とする手段1から手段3のいずれかに記載の遊技機。
このように、操作回数が所定回数に到達したことを契機として、特定演出が発生する状況に移行するとともに、操作回数がリセットされるようにすることで、操作回数に応じた遊技の変化が分かりやすいものとなる。
・手段5
前記リセット条件の少なくとも一つとして、当否判定結果が当たりとなることが設定されていることを特徴とする手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機。
このような構成とすれば、当否判定結果が当たりとなるまではリセット条件が成立せずに操作回数が増加し続ける可能性が生じるため、当たりに当選しないことによる遊技者の苛立ちを抑制することが可能である。
1 遊技機
10 操作手段
20 回数表示
21 回数値
40 特定演出
41 特定モード
91 表示装置
911 表示領域

Claims (1)

  1. 遊技者が操作可能な操作手段と、
    前記操作手段の操作が演出に反映される操作有効期間中に遊技者が当該操作手段を操作したトータルの回数である操作回数を、一回の操作演出が終了することで成立する条件ではない所定のリセット条件が成立するまで計測する操作回数計測手段と、
    当否判定結果を報知する報知演出を制御する演出制御手段と、
    を備え
    前記操作回数が所定回数に到達して特定モードに移行したときに発生する可能性があり、当該特定モードではないときには発生しない特定演出が設定されており、
    前記リセット条件の少なくとも一つとして、前記操作回数が前記所定回数に到達したことが設定されていることを特徴とする遊技機。
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