JP6846797B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
・第一態様
初期状態で候補画像30として表示された第一通常操作画像211が変化せずに、操作有効期間まで表示され続ける態様。操作有効期間において表示される操作画像20は第一通常操作画像211となる(図4(a)参照)。
・第二態様
初期状態で候補画像30として表示された第一通常操作画像211が途中で第一大操作画像212に変化し、当該第一大操作画像212が操作有効期間まで表示され続ける態様。操作有効期間において表示される操作画像20は第一大操作画像212となる(図4(b)参照)。
・第三態様
初期状態で候補画像30として表示された第一通常操作画像211が途中で第一大操作画像212に変化し、さらに当該第一大操作画像212が途中で第二操作画像22に変化し、当該第二操作画像22が操作有効期間まで表示され続ける態様。操作有効期間において表示される操作画像20は第二操作画像22となる(図4(c)参照)。
上記実施形態では、複数種の操作手段10(第一操作手段11、第二操作手段12)が設けられていることを説明したが、一種のみの操作手段10が設けられた構成に対しても同様の技術思想が適用可能である。操作演出の操作有効期間において、当該一種の操作手段10の操作を促すために表示される操作画像20として、表示されたときの信頼度が異なるものが複数種設定されているものであればよい。また、三種以上の操作手段10が設けられた構成としてもよい。また、複数種の操作手段10が設けられた構成において、それぞれの操作手段10に対応する操作画像20として一種の操作画像20のみが設定された構成としてもよい。
上記実施形態では、画像予告演出中に表示される候補画像30は、操作画像20そのもの(操作画像20と形態が同じもの)が表示されることを説明したが、各候補画像30は各操作画像20のそれぞれに対応することが、遊技者が理解可能な画像であればよい。例えば、図5に示すように、第一通常操作画像211に対応する候補画像30として「ボタン小」の文字を表示し(図5(a)参照)、第一大操作画像212に対応する候補画像30として「ボタン大」の文字を表示し(図5(b)参照)、第二操作画像22に対応する候補画像30として「○○」の文字(○○は、第二操作手段12の名称。演出や遊技ガイドにて遊技者に示される名称)を表示する(図5(c)参照)といった態様とすることが考えられる。つまり、候補画像30のそれぞれが、いずれかの操作画像20を示していることが理解できるような表示態様であれば、候補画像30の形態はどのようなものであってもよい。
上記実施形態では、操作演出において操作手段10の操作が有効となる操作有効期間が設定されることを説明したが、操作有効期間が設定されないケース(操作手段10の操作が促されないケース)が発生しうる構成としてもよい。すなわち、操作演出の結末(成功演出、失敗演出)に至るよりも前に、操作画像20を表示した上で遊技者に操作手段10の操作を促す状態が生じることなく、当該結末に至る(自動的に結末に至る)態様が発生しうる構成としてもよい。この場合、画像予告演出の結末の態様として、候補画像30が表示されない(操作有効期間に操作画像20が表示されない)ケースが発生しうるように設定されていればよい。操作演出において、操作手段10の操作が促されない場合は、操作手段10の操作が促される場合に比して信頼度が低くなるよう設定されているのであれば、画像予告演出の初期態様は候補画像30が表示されない状態となるようにすればよい。すなわち、候補画像30が表示されずにそのまま画像予告演出が終了した場合には、操作演出において操作手段10の操作が促されない(最も信頼度が低い)演出態様となることが示唆されるような予告の形態とすればよい。
操作演出における操作有効期間が開始される前の段階において、設定された複数種の操作画像20のうちのいずれかが事前画像40として表示される構成とする(図6(a)参照)。本実施形態における事前画像40は、操作画像20と形態は同じであるが、操作画像20として表示される場合よりも明瞭でない態様で表示される。本実施形態における事前画像40は、背景画像が透き通ってみえるような半透明の態様(図6(a)においては点線で描いている)とされる。事前画像40が表示される位置は、操作画像20として表示される位置と同じに設定されている。本実施形態では、表示領域911の略中央に事前画像40が表示される。操作有効期間前にこのような事前画像40が表示されることで、遊技者は将来的に操作手段10の操作が促される可能性があることを把握する。
上記実施形態においては、ある種の操作演出における特定のタイミングにて設定される操作有効期間の長さは毎回同じであることを説明したが、異なりうる構成としてもよい。つまり、複数種の操作有効期間が予め図示されない記憶手段に記憶されたものとし、当該操作演出が発生する度に、設定する操作有効期間の種類を抽選により決定する構成とする。このような操作有効期間の長さが変化しうる操作演出(以下、特定操作演出と称することもある)において、操作有効期間の長さが信頼度を示唆する構成としてもよい。例えば、特定操作演出において設定される操作有効期間の長さが長いほど、信頼度が高くなるような設定とすること(図7(a)参照)が考えられる。このような構成とすれば、操作有効期間の長さにも遊技者が注目することになる。
操作演出の操作有効期間にて表示される可能性がある複数種の操作画像20のそれぞれと、長さが異なる複数種の操作有効期間のいずれかが対応づけられた構成とする(図7(b)参照)。つまり、操作有効期間にて表示される操作画像20の種類と、当該操作有効期間の長さがリンクする構成とする。このような構成とすれば、操作画像20が信頼度のみならず操作有効期間の長さを示すものとなるため、演出が分かりやすくなる。
操作有効期間の長さに応じて、操作有効期間中であることを示す期間表示50の態様が異なるようにする。当該期間表示50としては、操作有効期間の残り時間や経過時間を示すメータ51(図8参照)や、遊技者に求める操作手段10の操作態様の表示(「ボタンを押せ」といった文字。以下、操作態様表示52と称する)(図9参照)等を例示することができる。
特定操作演出の操作有効期間中において遊技者に促す操作手段10の操作態様は、操作手段10を継続的に操作させるものとする(特定操作演出においては、操作手段10を一回のみ操作することを求める態様が発生しないようにする)。操作手段10を継続的に操作させる操作態様としては、操作手段10を複数回操作させる態様(いわゆる「連打」等)や、操作手段10が操作された状態を維持する態様(いわゆる「長押し」等)を例示することができる(図10参照)。
上記実施形態における操作手段10は、遊技者の力によって移動する物理的な構造物であることを説明したが、このようなものに限られるわけではない。物体を検出するセンサを設け、当該センサに検出されるよう遊技者が手等をかざすことを「操作手段の操作」としてもよい。この場合、操作有効期間中に遊技者に求める操作態様として手等の動きが異なる複数種の態様が設定された構成とし、操作有効期間中には各態様に合わせた操作画像20が表示されるようにする。例えば、遊技者に対し、手を上下に移動させる操作態様と、手を左右に移動させる操作態様(各操作態様は信頼度が異なる)が求められる可能性があり、各態様を促す場合に表示される「手」の大きさや色等(当該「手」の画像が操作画像20に相当する)が異なるものとする(図11参照)。この「手」の態様が、いわゆる信頼度を示しているものとする。この場合には、画像予告演出により、操作有効期間中にいずれの操作画像20が表示されるか(「手」の大きさや色等がどのようなものとなるか)が示唆されることになる。
画像予告演出の長さに応じて信頼度が異なる構成とする。具体的には、画像予告演出の長さが長くなるほど、候補画像30の種類がより信頼度の高いものにステップアップしやすい構成とする。ある一連の演出(いわゆるスーパーリーチ演出等)の最終段階にて操作演出を発生させるという構成に本例を適用するのであれば、当該一連の演出において画像予告演出が開始される(発生する)タイミングが早いほど、候補画像30の種類がより信頼度の高いものにステップアップしやすいという構成になる。このような構成とすることで、画像予告演出が発生する時点にも注目させることが可能となる。例えば、第四変形例(図6)にて説明したように、候補画像30が事前画像40よりも先に表示されることがある構成とする場合には、候補画像30が表示されるタイミングが(事前画像40が表示されるタイミングを基準として)早くなればなるほど期待感を高くさせることが可能となる。
上記実施形態における操作演出は、その結末により当否判定結果を示すものであることを説明したが、それはあくまで一例である。操作演出の結末により、遊技者に有利な状況に移行するか否かが示されるものであればよい。例えば、可動することによって大当たりとなる蓋然性が高まったことが示される可動体を備えた遊技機において、操作演出の結末が、可動体の動作の有無とリンクするような構成としてもよい。
遊技者が操作可能な操作手段と、
前記操作手段の操作を遊技者に促すために複数種の操作画像のうちのいずれかが表示される操作演出を実行する操作演出実行手段と、
前記操作演出において前記操作手段の操作が有効となる操作有効期間にて表示される操作画像が、前記複数種の操作画像のうちのいずれとなるかを、前記操作有効期間が開始されるよりも前に示唆する画像予告演出を実行する画像予告演出実行手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。
上記手段1にかかる遊技機によれば、操作有効期間にて示される操作画像がどのようなものとなるかが、画像予告演出によって示唆されるという面白みのある演出を実行することが可能である。
前記複数種の操作画像のそれぞれは、前記操作演出にて表示された場合に当該操作演出後に遊技者に有利な状況が発生する蓋然性である信頼度が異なることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このように、各操作画像に設定される信頼度が異なる構成とすれば、画像予告演出に対する注目度合を高めることが可能である。
前記画像予告演出は、前記複数種の操作画像のうちのいずれかに対応する候補画像が表示されるものであって、
当該画像予告演出にて最終的に表示されている候補画像に対応する操作画像が前記操作画像として設定されるように構成されていることを特徴とする手段1または手段2に記載の遊技機。
このような構成とすれば、最後まで画像予告演出に注目させることが可能である。
前記画像予告演出にて表示される前記候補画像は変化することがあり、
当該候補画像の変化は、対応する操作画像の信頼度が高くなる方向への変化であることを特徴とする手段2を引用する手段3に記載の遊技機。
このような構成とすれば、画像予告演出にて表示される候補画像の種類が変化することを願う演出態様となる。
前記画像予告演出が長くなるほど、最終的に表示される候補画像の種類が、対応する操作画像の信頼度が高いものとなる蓋然性が高くなるように設定されていることを特徴とする手段4に記載の遊技機。
このような構成とすれば、画像予告演出の長さにも注目させる演出態様とすることが可能である。
前記画像予告演出にて前記候補画像が表示される位置と、前記操作演出にて前記操作画像が表示される位置は異なることを特徴とする手段3から手段5のいずれかに記載の遊技機。
このような構成とすれば、候補画像として表示された画像を、操作画像として捉えてしまうおそれを低減することが可能である。
前記候補画像の大きさは、対応する前記操作画像よりも小さく表示されることを特徴とする手段3から手段6のいずれかに記載の遊技機。
このような構成とすれば、候補画像として表示された画像を、操作画像として捉えてしまうおそれを低減することが可能である。
前記複数種の操作画像のうちの少なくともいずれかは、前記操作手段を模した部分を含むものであることを特徴とする手段1から手段7のいずれかに記載の遊技機。
このような構成とすれば、操作を促されている操作手段の位置等を遊技者が把握することが容易になる。
前記複数種の操作画像のうちの二以上の画像は、同じ操作手段を模した部分を含む画像であって、互いに態様が異なるものであることを特徴とする手段1から手段8のいずれかに記載の遊技機。
このように、同じ操作手段に対応する操作画像を二種類以上設定することも可能である。
前記操作手段として、第一操作手段および当該第一操作手段とは異なる第二操作手段を備え、
前記複数種の操作画像には、
前記第一操作手段を模した部分を含む第一操作画像と、
前記第二操作手段を模した部分を含む第二操作画像と、
が含まれることを特徴とする手段1から手段9のいずれかに記載の遊技機。
このように、複数種の操作手段を備える場合、それぞれの操作手段を模した部分を含む複数種の操作画像が設定された構成とすることで、遊技者は操作を促されている操作手段がいずれであるのかを容易に把握することが可能である。
前記操作演出において前記操作有効期間が開始される前から、前記複数種の操作画像のうちのいずれかが事前画像として表示された状態となることを特徴とする手段1から手段10のいずれかに記載の遊技機。
このような構成とすれば、操作手段の操作が促されることになる時機が訪れることを遊技者が容易に理解することが可能である。
前記操作演出において表示されている前記事前画像に対応する操作画像と、前記画像予告演出にて最終的に表示されている前記候補画像に対応する操作画像が異なる場合、前記事前画像として表示されている操作画像が前記候補画像に対応する操作画像に置き換わった上で、前記操作有効期間が開始されることを特徴とする手段3から手段7のいずれかを引用する手段10に記載の遊技機。
このような構成とすれば、事前画像として表示されていた操作画像が別の種類の画像に変化する可能性があるという驚きのある演出とすることが可能である。
10 操作手段
11 第一操作手段
12 第二操作手段
20 操作画像
211 第一通常操作画像
212 第一大操作画像
22 第二操作画像
30 候補画像
40 事前画像
50 期間表示
51 メータ
52 操作態様表示
Claims (1)
- 遊技者が操作可能な操作手段と、
前記操作手段の操作を遊技者に促すために複数種の操作画像のうちのいずれかが表示される演出であって、当該複数種の操作画像のうちのいずれが表示されるかに応じて遊技者に有利な事象が発生する蓋然性を示唆する操作演出を実行する操作演出実行手段と、
前記操作演出において前記操作手段の操作が有効となる操作有効期間にて表示される操作画像が、前記複数種の操作画像のうちのいずれとなるかを、前記操作有効期間が開始されるよりも前に候補画像を用いて示唆する画像予告演出を実行する画像予告演出実行手段と、
を備え、
前記複数種の操作画像のそれぞれには、互いに異なる態様の前記候補画像が対応づけられており、
前記画像予告演出は、対応する前記操作画像の信頼度が高くなる方向に前記候補画像の態様が変化しうるように設定されており、当該画像予告演出にて最終的に表示されている前記候補画像に対応するものが前記操作演出における前記操作画像として表示される場合があり、
前記操作有効期間が開始されるよりも前に、前記複数種の操作画像のいずれかを示す事前画像が表示され、
前記事前画像が示す前記操作画像と、前記画像予告演出にて示された前記候補画像に対応する前記操作画像とが異なる状況にて、前記事前画像が前記候補画像に対応する前記操作画像に置き換わった場合には、置き換わった後の前記操作画像が表示された状態にて操作有効期間が開始されることを特徴とする遊技機。
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