JP2016112027A - 遊技機 - Google Patents

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井上 雄貴
Yuki Inoue
雄貴 井上
秀城 伊東
Hideki Ito
秀城 伊東
孝太 荒井
Kota Arai
孝太 荒井
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Abstract

【課題】表示装置に当否判定結果を報知する図柄が表示される遊技機において、当該図柄を生かして遊技の趣向性を向上させること。【解決手段】複数の識別図柄20のそれぞれに対応づけられた付随図柄30のそれぞれは複数種の態様を含み、図柄制御手段は、表示装置10に二以上の同じ識別図柄20を表示する際、当該二以上の同じ識別図柄20のそれぞれに付随する付随図柄30を同じ態様とする第一演出態様を実行するか、当該二以上の同じ識別図柄のうちの少なくとも一つの識別図柄20に付随する付随図柄の少なくとも一部を他の識別図柄20に付随する付随図柄30と異なる態様とする第二演出態様を実行するかを決定する遊技機1とする。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置に当否判定結果を報知する図柄が表示される遊技機に関する。
下記特許文献1等に記載されるように、多くの遊技機では、表示装置に表示される図柄の組み合わせによって当否判定結果が報知される。
特開2002−253789号公報
一般的な遊技機では、同じ図柄は同じ態様を維持したまま変動するため、キャラクタ等を含む図柄の特性を十分に生かしているとは言い難い。
本発明は、表示装置に当否判定結果を報知する図柄が表示される遊技機において、当該図柄を生かして遊技の趣向性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明にかかる遊技機は、表示装置と、所定条件の成立を契機として当否判定を実行する当否判定手段と、前記表示装置に表示される、前記当否判定手段による当否判定結果を報知するための複数の識別図柄および当該複数の識別図柄のそれぞれに対応づけられた付随図柄を制御する図柄制御手段と、を備え、前記複数の識別図柄のそれぞれに対応づけられた付随図柄のそれぞれは複数種の態様を含み、前記図柄制御手段は、前記表示装置に二以上の同じ前記識別図柄を表示する際、当該二以上の同じ識別図柄のそれぞれに付随する付随図柄を同じ態様とする第一演出態様を実行するか、当該二以上の同じ識別図柄のうちの少なくとも一つの識別図柄に付随する付随図柄の少なくとも一部を他の識別図柄に付随する付随図柄と異なる態様とする第二演出態様を実行するかを決定することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記第一演出態様および前記第二演出態様の一方が設定された状態から、ある時点で前記第一演出態様および前記第二演出態様の他方に設定された状態に変化する演出が実行可能であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、前記ある時点は、同じ前記識別図柄の変動が開始、停止または仮停止した時点であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明にかかる遊技機では、図柄制御手段は、二以上の同じ識別図柄のそれぞれに付随する付随図柄を同じ態様とする第一演出態様、当該二以上の同じ識別図柄のうちの少なくとも一つの識別図柄に付随する付随図柄を他の識別図柄に付随する付随図柄と異なる態様とする第二演出態様のいずれかを実行することができる。つまり、同じ識別図柄であるにも拘わらずそれに付随する付随図柄が同じ態様であるときだけでなく、異なる態様となるときもあるため、図柄を生かした演出の趣向性を高めることが可能である。
請求項2に記載の発明のように、途中まで付随図柄の少なくとも一部の態様が同じであったにも拘わらず、途中(ある時点)で態様が異なるものとなるように変化する場合、および/または、途中まで付随図柄の少なくとも一部の態様が異なっていたにも拘わらず、途中(ある時点)で態様が同じになるように変化する場合があるようにすれば、演出の趣向性を高めることが可能である。このようにすることで、見た目のイメージが変わり、図柄に対する趣向性を高めることが可能である。請求項3に記載の発明のように、当該変化する時点は、識別図柄の変動が停止した時点や仮停止した時点、変動を開始した時点とすることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 識別図柄およびそれに付随する付随図柄の一覧図である。 図柄態様異同演出の一例(同じ態様であった付随図柄がリーチ発生直後に異なる態様となる例)を説明するための図である。 図柄態様異同演出の制御例を説明するためのフローチャートである。 図柄態様異同演出の一例(異なる態様であった付随図柄がリーチ発生直後に同じ態様となる例)を説明するための図である。 擬似連続演出や保留連続演出に図柄態様異同演出が適用された例を説明するための図である。 大当たりを報知する際に図柄態様異同演出が実行される例を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる遊技機1について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明における平面方向とは遊技盤90の平面方向に沿う(平行な)方向を、前後方向とは遊技盤90の平面方向に直交する方向(遊技者側を前、その反対側を後とする)を、左右・上下方向とは、遊技盤90を正面から見たときにおける方向をいうものとする。
まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する金属製の薄板からなる帯状のガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、第一始動入賞口904、第二始動入賞口905、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。遊技盤90に形成された開口901を通じて表示画面が視認可能である表示装置10は、例えば液晶表示装置が用いられる。本実施形態では、表示装置10を用いて当否判定結果の報知や、種々の演出が実行される。当該演出の一つとして、詳細を後述する「図柄態様異同演出」が実行される。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、図示されない発射装置を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904、905や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。遊技球が始動入賞口904、905に入賞したときに、当否判定手段によって大当たりとなるか否かの抽選がなされる。大当たりとなると、上記大入賞口906が頻繁に開放し、遊技者は多くの遊技球を獲得することができる。その他、以下で説明する「図柄態様異同演出」以外の構成は、どのようなものであってもよい(公知の遊技機と同様のものが適用できる)ため、説明は省略する。
以下、表示装置10を用いて実行される図柄態様異同演出について説明する。なお、以下で説明する図柄態様異同演出を実行することが可能なものであれば、その演出を制御するものの構造(演出(表示装置10)を制御する基板の構造や種類等)や、演出の決定(抽選)方法等はどのようなものであってもよいため、かかる点についての説明は省略する(図柄態様異同演出を実行する手段(制御基板)が本発明における図柄制御手段に相当する。図柄制御手段は、図柄態様異同演出に関わる制御以外の図柄に関する制御も実行する)。
当否判定手段による当否判定結果(遊技者に有利な遊技を実行するか否か)は、識別図柄20の組み合わせによって報知される。つまり、識別図柄20は、遊技者が当否判定結果を(正確に)判断するための部分であると言える。図2に示すように、本実施形態における識別図柄20は、「1」〜「5」の数字が付された図柄である(図では、丸の中に数字が付された図柄を識別図柄20として示す)。また、本実施形態では、「1」〜「5」の識別図柄20を含む識別図柄20群は三つ設定されており、当否判定結果が報知される際に変動表示される。なお、識別図柄20の数は適宜変更可能である。最終的に停止した識別図柄20組(各識別図柄20群から一つずつ選択されて停止した三つの識別図柄20)が所定の組み合わせとなったとき(例えば同じ識別図柄20の三つ揃い)には大当たりとなり、それ以外の場合にははずれとなる。
図2に示すように、各識別図柄20には、付随する付随図柄30が設定されている。ここで、「付随」とは、通常状態(特殊な演出が実行されない状態)において識別図柄20とともに変動する、という意味である。基本的には、識別図柄20の組み合わせによって当否判定結果が確定することとなるが、当否判定結果(識別図柄20の組み合わせ)を分かりやすくするため、各識別図柄20に付随する付随図柄30が設定されている。本実施形態では、各識別図柄20に対応するキャラクタ図柄が付随図柄30として設定されている。具体的には、「1」の識別図柄20に対してキャラクタ図柄Aが、「2」の識別図柄20に対してキャラクタ図柄Bが、「3」の識別図柄20に対してキャラクタ図柄Cが、「4」の識別図柄20に対してキャラクタ図柄Dが、「5」の識別図柄20に対してキャラクタ図柄Eが対応づけられている。
各付随図柄30は、複数種の態様を含む。本実施形態における各付随図柄30は、二種類の態様(態様aまたは態様b)のうちのいずれかの態様で表示装置10に表示される。図柄態様異同演出は、各付随図柄30が二種類の態様を含むものであることを利用した演出である。具体的には、表示装置10に二以上の同じ識別図柄20を表示する際、当該二以上の同じ識別図柄20のそれぞれに付随する付随図柄30を同じ態様とする第一演出態様を実行するか、当該二以上の同じ識別図柄20のうちの少なくとも一つの識別図柄20に付随する付随図柄30の少なくとも一部を他の識別図柄20に付随する付随図柄30と異なる態様とする第二演出態様を実行するかを決定した上で、それを表示装置10に反映させる演出である。後述するように、実行される演出態様(演出態様の切替わり)は、当否判定結果が大当たりかどうかを示唆するもの(いわゆる信頼度を示すもの)となっている。
図柄態様異同演出(第一演出態様および第二演出態様)の具体例について以下説明する。図3に示す第一具体例は、第一演出態様から第二演出態様に切り替わるための分岐点(所定の時点)として、リーチ状態が成立した時点が設定された構成の例である。本例では、各識別図柄20群が変動している際、同じ識別図柄20が表示されているときには、基本的には当該同じ識別図柄20のそれぞれに付随する付随図柄30の態様は同じである(図3(a)参照)。例えば、基本的な付随図柄30の態様として態様aが設定されている場合には、変動中において同じ識別図柄20が表示装置10に表示されているとき、それぞれに付随する付随図柄30は態様aに設定される。つまり、基本設定(通常状態の設定)として、第一演出態様が設定されている。
本例では、リーチ状態が発生した以降の演出態様を抽選により決定する。本例におけるリーチ状態は、左の識別図柄20と右の識別図柄20が同じ図柄で停止するものである(図3(b)参照)。そして、両識別図柄20に付随する付随図柄30を同じ態様とするか、異なる態様とするかを抽選により決定する。つまり、図柄態様異同演出を実行する対象となる図柄が停止した時点を基準として演出態様を切り替えるかどうかを判断する。当該抽選は、当否判定結果を踏まえたものである。具体的には、当否判定結果が大当たりである場合の方が、はずれである場合よりも第二演出態様が発生しやすく設定されている。つまり、リーチ状態が発生した以降の図柄態様異同演出が、第一演出態様である場合(第一演出態様が維持される場合)よりも第二演出態様に切り替わる場合の方が、大当たりの期待がもてる(いわゆる信頼度が高い)構成となっている。さらに言えば、同種の演出(本例でいうリーチ演出)において、演出態様の切替わりが発生するか否かによって、大当たりとなる蓋然性を示唆するものとなっている。このような抽選を実行することができるものであれば、抽選の具体的な構成はどのようなものであってもよい。
抽選により第一演出態様を実行する(第一演出態様を維持する)ことが決定された場合には、リーチ状態が発生した後も、左の識別図柄20に付随する付随図柄30の態様と、右の識別図柄20に付随する付随図柄30の態様を同じにする。つまり、両付随図柄30とも態様aが維持される(図3(c)参照)。
一方、抽選により第二演出態様を実行することが決定された場合には、リーチ状態が発生した直後、左の識別図柄20に付随する付随図柄30の態様と、右の識別図柄20に付随する付随図柄30の態様を異ならせる(図3(d)参照)。つまり、いずれか一方の付随図柄30の態様を態様bとする。左の付随図柄30を態様bとするか、右の付随図柄30を態様bとするかは、適宜設定することができる。例えば、常に左または右の付随図柄30を態様bとする設定としてもよいし、その都度抽選により決定する設定としてもよい。抽選によって決定する設定とする場合には、当該抽選が当否判定結果に基づくものとするとよい。例えば、当否判定結果が大当たりである場合である方が、はずれである場合よりも、左の付随図柄30が態様bとなりやすい(右の付随図柄30が態様bとなる場合よりも左の付随図柄30が態様bとなる方が大当たりに期待がもてる)構成とすればよい。
このように、本例では、所定の時点であるリーチ発生時点を基準として、それ以降、リーチ状態を構成する識別図柄20のそれぞれに付随する付随図柄30の態様を同じとするか(態様が同じ状態を維持するか)、異なるものとするかを決定し、実行する。かかる付随図柄30の態様により、遊技者に当否判定結果が大当たりとなる蓋然性を示唆する。本例では、リーチ発生を経て、第一演出態様がそのまま維持された場合よりも、第一演出態様から第二演出態様に切り替わった場合の方が、大当たりの期待がもてる。なお、第二演出態様が発生した場合よりも、第一演出態様が発生した場合(第二演出態様が維持された場合)の方が、大当たりの期待がもてる設定としてもよい。
本例にかかる演出の制御例は、図4に示す通りである。まず、リーチ状態が成立するかどうかが判断される(S1)。リーチ状態が成立する場合(S1「Yes」)には、当該リーチ演出において、図柄態様異同演出を実行するかどうかが判断される(S2)。図柄態様異同演出を実行することが決定された場合(S2「Yes」)には、抽選を行う。具体的には、リーチ状態を経て大当たりであることが報知される場合(S3「Yes」)には、第一抽選テーブルに基づき抽選を行い(S4)、はずれであることが報知される場合(S3「No」)には、第二抽選テーブルに基づき抽選を行う(S5)。当該抽選に当選した場合(S6「Yes」)には第一演出態様を第二演出態様に切り替える(S7)。当該抽選にはずれた場合(S6「No」)には第一演出態様が維持される(S8)。
つまり、抽選に当選した場合には、左の付随図柄30または右の付随図柄30の態様を態様bにセットする。その後、別の抽選により決定されたリーチ演出を経て、当否判定結果が報知される。抽選にはずれた場合には、左の付随図柄30および右の付随図柄30の態様を両方とも態様aに維持する。その後、別の抽選により決定されたリーチ演出を経て、当否判定結果が報知される。上述したように、第一抽選テーブルに基づく抽選の方が、第二抽選テーブルに基づく抽選よりも、抽選に当選する確率が高い。つまり、第一演出態様が第二演出態様に切り替わる確率が高い。このようにして、図柄態様異同演出が実行される。
なお、本例とは逆の構成としてもよい。具体的には、図5に示すように、各識別図柄20群が変動している際、同じ識別図柄20が表示されているときには、基本的には当該同じ識別図柄20のそれぞれに付随する付随図柄30の態様が異なるように設定されている場合(基本設定として第二演出態様が設定されている場合)(図5(a)参照)には、リーチ状態の発生(図5(b)参照)を基準として、それ以降、第二演出態様が維持される(図5(c)参照)か、第一演出態様に切り替えるか(図5(d)参照)を判断する構成としてもよい。
第一演出態様および第二演出態様の一方から、第一演出態様および第二演出態様の他方に切り替わる可能性がある時点は、以下に示す第二具体例のようにリーチ状態が発生した時点以外の時点を設定することができる。
例えば、いわゆる連続演出に図柄態様異同演出が用いることができる。なお、ここでいう連続演出には、いわゆる擬似連続演出、保留連続演出の両方を含む。いわゆる擬似連続演出は、ある一つの当否判定結果を報知するに際し、変動する識別図柄20および付随図柄30を一または複数回仮停止(擬似停止)させて、その回数(連続回数;以下、仮停止が発生しないときには連続回数1回、仮停止が1回発生するときには連続回数2回・・・というように設定されているものとする)等によって大当たりとなる蓋然性(いわゆる大当たり信頼度)を示すものである。いわゆる保留連続演出は、ある一つの当否判定結果を報知するに際し、それより前の一または複数の当否判定結果を報知する演出からの継続性を担保しつつ実行する演出であって、その継続回数等によって大当たりとなる蓋然性を示すものである。
上記擬似連続演出や保留連続演出では、識別図柄20が所定の組み合わせで一または複数回仮停止(擬似連続演出の場合)または停止(保留連続演出の場合)する。図6に示すように、擬似連続演出や保留連続演出において、図柄態様異同演出を実行することが決定された場合、当該仮停止または停止時に、第一演出態様および第二演出態様の一方から、第一演出態様および第二演出態様の他方に切り替わる可能性がある。つまり、基本設定として第一演出態様が設定されている場合には、擬似連続演出や保留連続演出における仮停止または停止時に、そのまま第一演出態様が維持されるか第二演出態様に切り替わるかが判断される。これとは逆に、基本設定として第二演出態様が設定されている場合には、擬似連続演出や保留連続演出における仮停止または停止時に、そのまま第二演出態様が維持されるか第一演出態様に切り替わるかが判断される。
上記第一具体例と同じように、擬似連続演出や保留連続演出における仮停止または停止時に、演出態様が切り替わったどうかによって大当たりとなる蓋然性を示唆する(いわゆる信頼度を示唆する)構成にするとよい。また、演出態様が切り替わるかどうかが、擬似連続演出や保留連続演出の継続性(演出が継続するか否か)を示唆する構成としてもよい。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、第二演出態様が実行される場合、付随図柄30の全体の態様が変化する構成としてもよいし、付随図柄30の少なくとも一部が変化する構成としてもよい。また、付随図柄30の態様が変化する例としては、静止画として変化するもの、動画として変化するもの、図柄のアングルが変化するもの(付随図柄30がキャラクタ図柄であれば、当該キャラクタ図柄を見るアングルがあたかも変化したかのように表示するもの)、図柄の大きさが変化(拡縮)するもの、全く異なる種類の図柄に変化するもの等、遊技者から見て、変化したことが理解できるものであればその変化の具体的な態様はどのようなものであってもよい。以上より、付随図柄30が同じ態様であるとは、複数の同種の識別図柄20のそれぞれに付随する付随図柄30の識別図柄20に対する角度・形状・形態などが全く同じである状態をいい、付随図柄30が異なる態様であるとは、複数の同種の識別図柄20のそれぞれに付随する付随図柄30の識別図柄20に対する角度・形状・形態などが異なることを意味する。
上記実施形態では、識別図柄20およびそれに付随する図柄の少なくとも一部が仮停止または停止したときに、第一演出態様および第二演出態様の一方から、第一演出態様および第二演出態様の他方に切り替わる可能性があることを説明したが、識別図柄20およびそれに付随する付随図柄30が変動を開始する際に当該切り替わりが発生する可能性があってもよい。なお、ここでいう変動開始時とは、当否判定結果の報知が開始されたときの変動開始時(停止後に変動を開始したとき)だけでなく、仮停止後に再び変動を開始するときを含む。
また、上記実施形態における図柄態様異同演出では、ある時点(停止または停止時や変動開始時)において第一演出態様および第二演出態様の一方から、第一演出態様および第二演出態様の他方に切り替わる可能性があることを説明したが、演出態様が切り替わったとき、そのまま当該演出態様が維持される(異なる演出態様が維持される)ように設定してもよいし、所定時間経過後にもとの演出態様に戻るように設定してもよい。また、演出態様が切り替わったとき、切り替わった状態が維持されることもあれば、すぐに元の状態に戻る(切り替わる前の演出態様に戻る)こともある設定としてもよい。
上記実施形態における図柄態様異同演出は、表示装置10に、同じ識別図柄20およびそれに付随する同じ付随図柄30が二つ表示されているときに、両付随図柄30の態様を同じにするか、異なるものとするかを抽選等によって決定するものであることを説明したが、三つ以上の同じ識別図柄20およびそれに付随する付随図柄30が表示されているときに、そのうちの少なくとも一つの付随図柄30の態様を、他の付随図柄30の態様と同じにする場合もあれば異なるものとする場合もある構成としてもよい。
例えば、図7に示すように、同じ識別図柄20が三つ揃った状態を表示装置10に表示することで、大当たりであることを報知する場合、各識別図柄20に付随する付随図柄30の態様が三つ全て同じである場合(第一の大当たり用組み合わせが表示される場合)(図7(a)参照)と、各識別図柄20に付随する付随図柄30のうちの少なくとも一つの態様が他の付随図柄30の態様と異なる場合(第二の大当たり用組み合わせ)(図7(b)参照)が発生しうる構成としてもよい。この場合、例えば、一方の大当たり用組み合わせが発生した場合よりも、他方の大当たり組み合わせが発生した場合の方が、大当たりの発生によって遊技者が得る利益が相対的に大きい設定とすることができる。大当たりの発生によって遊技者が得る利益とは、当該大当たり遊技によって獲得することができる遊技球(いわゆる出玉)の大きさを基準としたものであってもよいし、大当たり遊技後の遊技状態が遊技者にとって有利なものとなるか否か(いわゆる確変大当たりか否か等)を基準としたものであってもよい。
上記実施形態では、一の付随図柄30が二種の態様(態様aと態様b)を含むものであることを説明したが、三種以上の態様が設定されていてもよい。
また、上記実施形態では、全ての種類の識別図柄20のそれぞれに付随する付随図柄30が複数の態様を含むものであることを説明したが、一部の種類の識別図柄20に付随する付随図柄30にのみ複数の態様が設定された構成としてもよい。例えば、「5」の識別図柄20に付随する付随図柄30のみ複数の態様が設定され、当該「5」の識別図柄20に付随する付随図柄30が複数の態様を含むことを利用して図柄態様異同演出が実行されるようにしてもよい。
1 遊技機
10 表示装置
20 識別図柄
30 付随図柄
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明にかかる遊技機は、表示装置と、所定条件の成立を契機として当否判定を実行する当否判定手段と、前記表示装置に表示される、前記当否判定手段による当否判定結果を報知するための複数の識別図柄および当該複数の識別図柄のそれぞれに対応づけられた付随図柄を制御する図柄制御手段と、を備え、前記複数の識別図柄のそれぞれに対応づけられた付随図柄のそれぞれは複数種の態様を含み、前記当否判定手段による当否判定結果が大当たりとなる場合には複数の同じ前記識別図柄から構成される大当たり組み合わせが前記表示装置に表示されるように設定されており、前記図柄制御手段は、前記表示装置に前記大当たり組み合わせを表示する場合、当該大当たり組み合わせを構成する全ての識別図柄のそれぞれに付随する付随図柄を同じ態様とする第一演出態様を実行するか、当該大当たり組み合わせを構成する全ての識別図柄のうちの少なくとも一つの識別図柄に付随する付随図柄の少なくとも一部を他の識別図柄に付随する付随図柄と異なる態様とする第二演出態様を実行するように構成されており、前記第一演出態様を経て実行される大当たりと、前記第二演出態様を経て実行される大当たりとは、各大当たりの発生によって遊技者が得る利益が異なるものであることを特徴とする。

Claims (3)

  1. 表示装置と、
    所定条件の成立を契機として当否判定を実行する当否判定手段と、
    前記表示装置に表示される、前記当否判定手段による当否判定結果を報知するための複数の識別図柄および当該複数の識別図柄のそれぞれに対応づけられた付随図柄を制御する図柄制御手段と、
    を備え、
    前記複数の識別図柄のそれぞれに対応づけられた付随図柄のそれぞれは複数種の態様を含み、
    前記図柄制御手段は、前記表示装置に二以上の同じ前記識別図柄を表示する際、当該二以上の同じ識別図柄のそれぞれに付随する付随図柄を同じ態様とする第一演出態様を実行するか、当該二以上の同じ識別図柄のうちの少なくとも一つの識別図柄に付随する付随図柄の少なくとも一部を他の識別図柄に付随する付随図柄と異なる態様とする第二演出態様を実行するかを決定することを特徴とする遊技機。
  2. 前記第一演出態様および前記第二演出態様の一方が設定された状態から、ある時点で前記第一演出態様および前記第二演出態様の他方に設定された状態に変化する演出が実行可能であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記ある時点は、同じ前記識別図柄の変動が開始、停止または仮停止した時点であることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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