JP7180067B2 - 運転支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転支援装置に関する。
運転支援に関して、運転者の視線の方向が適切か否かを判定する技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の脇見検出装置は、ドライバの顔の向きが自車の前方から所定範囲内であるか否か、および、ドライバの視線から算出される視野が、自車の前方から所定の範囲を含むか否かを判定する。いずれかの条件が満たされない場合、この脇見検出装置はドライバが脇見をしていると判定する。
また、特許文献2に記載の運転支援装置は、運転者の実際の視線分布と理想の視線分布との一致度合いに基づいて安全運転支援情報を生成するか否かを決定する。この運転支援装置は、安全運転支援情報として、車両の前方風景を含む画像に実際の視線分布を重畳した情報を生成し、表示器に表示させる。
特開2009-15550号公報 再公表WO2016/166791号公報
運転者が注視すべき方法は、運転の状況に応じて変化することが考えられる。例えば、長いカーブを走行している場合、運転者が注視すべき方向は、車両の正面からカーブの方向へずれることが考えられる。このように、運転の状況に応じて運転者が注視すべき方向が変化した場合でも、運転者が見ている方向を評価できることが好ましい。
本発明は、上述の課題を解決することのできる運転支援装置を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、運転支援装置は、移動体の運転者の顔の向きを検出する顔向き検出部と、前記運転者の視線の向きを検出する視線向き検出部と、前記顔の向きと前記視線の向きとの相違の程度に基づいて、前記運転者への注意喚起の要否および程度のうち少なくとも何れか一方を決定する注意喚起処理部と、前記運転者の顔の向きから想定される第一の注視領域、および、前記運転者の視線の向きから想定される第二の注視領域を表示する表示部と、を備える。
この発明によれば、運転の状況に応じて運転者が注視すべき方向が変化した場合でも、運転者が見ている方向を評価することができる。
本発明の第1実施形態に係る運転支援システムの機能構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態に係る運転支援装置が運転者の顔の向きおよび視線の向きを検出して注意喚起の処理を行う手順の例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る運転支援システムの機能構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態に係る外向きカメラが撮影した画像に画像合成部が注視領域を合成した画像の例を示す図である。 同実施形態に係る運転支援装置が運転者の顔の向きおよび視線の向きを検出して注意喚起の処理を行い、また、顔の向きおよび視線の向きを表示する手順の例を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る運転状況情報取得システムの機能構成を示す概略ブロック図である。 本発明に係る運転支援装置の最小構成の例を示す図である。 本発明に係る運転状況情報取得システムの最小構成の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る運転支援システムの機能構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、運転支援システム1は、内向きカメラ110と、運転支援装置200と、表示装置310と、音声出力装置320とを備える。運転支援装置200は、通信部210と、記憶部280と、制御部290とを備える。制御部290は、顔向き検出部291と、視線向き検出部292と、注意喚起処理部293とを備える。
以下では、運転支援システム1は自動車900に搭載されている場合を例に説明する。但し、運転支援システム1を適用する移動体は自動車に限定されず、運転者が適切な方向を見ながら運転する必要があるいろいろな乗物とすることができる。
運転支援システム1は、運転者が見ている方向を評価するシステムである。特に、運転支援システム1は、運転者の顔の向きと視線の向きとの相違に基づいて、所定の閾値以上の相違が所定時間以上継続する場合に、運転者に対して注意喚起を行う。運転支援システム1は、顔の正面方向を顔の向きとして用いる。顔の向きは、1つ以上の顔のパーツの向きまたは配置から求めることができる。例えば、運転支援システム1が、鼻の向きに基づいて顔の向きを検出するようにしてもよいし、目と耳の位置関係に基づいて顔の向きを検出するようにしてもよい。
内向きカメラ110は、運転者の顔を正面側から撮影する。内向きカメラ110が撮影する画像は、運転者の顔の向きおよび運転者の視線の向きを検出するために用いられる。
運転支援装置200は、内向きカメラ110が撮影した画像に基づいて運転者が見ている方向を評価し、運転者に注意喚起を行うか否か、あるいは、注意喚起の程度または態様を決定する。
運転支援装置200は、例えば車載コンピュータ等のコンピュータを用いて構成される。あるいは、運転支援装置200がクラウド内など車外に設けられていてもよい。この場合、運転支援装置200は、自動車900から内向きカメラ110の画像を受信して運転者が見ている方向を評価し、評価結果を自動車900へ送信するようにしてもよい。
通信部210は、他の機器と通信を行う。特に、通信部210は、内向きカメラ110が撮影した画像を画像データにて受信する。
記憶部280は、各種データを記憶する。記憶部280は、運転支援装置200が備える記憶デバイスを用いて構成される。
制御部290は、運転支援装置200の各部を制御して各種処理を行う。制御部290は、例えば、運転支援装置200が備えるCPU(Central Processing Unit、中央処理装置)が記憶部280からプログラムを読み出して実行することで構成される。
また、制御部290は、自動車900の移動速度および移動方向のうち少なくとも何れか一方に基づいて、自動車900の運転の場面が所定の場面に該当するか否かを判定する。所定の場面に該当すると判定した場合、制御部290は、運転者への注意喚起を抑制する。
例えば、運転者が自動車900をバックさせている場合、および、運転者が自動車900を駐車している場合、運転者が適切な方向を注視していても、顔の向きと視線の向きとがずれることが考えられる。そこで、制御部290は、自動車900がバックしていることを検出した場合、運転者への注意喚起を抑制する。また、制御部290は、自動車900の速度が低速で、前進と後進とが短時間で切り替わる場合、運転者が自動車900を駐車していると判定して、運転者への注意喚起を抑制する。
顔向き検出部291は、内向きカメラ110が撮影した運転者の顔の画像に基づいて、運転者の顔の向きを検出する。上記のように、顔の向きは、1つ以上の顔のパーツの向きまたは配置から求めることができる。例えば顔向き検出部291が、鼻の向きに基づいて顔の向きを検出するようにしてもよいし、目と耳の位置関係に基づいて顔の向きを検出するようにしてもよい。顔向き検出部291が顔の向きを検出するアルゴリズムとして、公知のアルゴリズムを用いることができる。
視線向き検出部292は、内向きカメラ110が撮影した運転者の顔の画像に基づいて、運転者の視線の向きを検出する。例えば、視線向き検出部292が、内向きカメラ110が撮影した運転者の顔の画像における黒目の位置を検出し、顔向き検出部291が検出した顔の向きと、顔における黒目の位置とに基づいて視線の向きを検出するようにしてもよい。視線向き検出部292が視線の向きを検出するアルゴリズムとして、公知のアルゴリズムを用いることができる。
注意喚起処理部293は、顔向き検出部291が検出する顔の向きと、視線向き検出部292が検出する視線の向きとの相違の程度に基づいて、運転者への注意喚起の要否および程度のうち少なくとも何れか一方を決定する。具体的には、注意喚起処理部293は、顔の向きと視線の向きとの相違の程度が所定の閾値以上相違する状態が所定時間以上継続した場合、運転者に対して通常時よりも強い注意喚起を行うことに決定する。
ここで、内向きカメラ110の撮影方向(光軸の方向)に対する運転者の顔の向きによっては、顔向き検出部291が顔の向きを検出できない場合や、視線向き検出部292が視線の向きを検出できない場合が生じ得る。顔向き検出部291が顔の向きを検出できない場合、および、視線向き検出部292が視線の向きを検出できない場合を、顔の向きと前記視線の向きとの相違の程度が前記閾値以上相違する場合と同じ扱いとしてもよい。具体的には、注意喚起処理部293が、顔の向きと前記視線の向きとの相違の程度が前記閾値以上相違する場合と同じ扱いとして、運転者への注意喚起の要否および程度のうち少なくとも何れか一方を決定するようにしてもよい。
表示装置310および音声出力装置320は、運転者に対する注意喚起に用いられる。
表示装置310は、例えば液晶パネルまたはLED(Light Emitting Diode)パネル等の表示画面を有し、各種画像を表示する。特に、表示装置310は、運転支援装置200の制御に従って、運転者に対する注意喚起メッセージを表示する。
音声出力装置320は、スピーカを備え、音を出力する。特に、音声出力装置320は、運転支援装置200の制御に従って運転者に対する注意喚起の音声メッセージまたは報知音を出力する。
表示装置310および音声出力装置320は、運転支援システム1専用に設けられたものであってもよい。あるいは、表示装置310および音声出力装置320は、カーナビゲーションシステムなど他のシステムまたは装置と共用であってもよい。
次に、図2を参照して運転支援装置200の動作について説明する。
図2は、運転支援装置200が運転者の顔の向きおよび視線の向きを検出して注意喚起の処理を行う手順の例を示すフローチャートである。ここでの注意喚起の処理には、運転者に注意喚起を行うか否かの決定が含まれていてもよい。
運転支援装置200は、例えば図2の処理を繰り返し行う。
図2の処理で、制御部290は、自動車900の運転の場面を判定し(ステップS111)、運転者への注意喚起の対象外の場面に該当するか否かを判定する(ステップS112)。例えば、制御部290は、上記のように、運転者が自動車900をバックさせているか否か、および、運転者が自動車900を駐車中か否かを判定する。
対象外の場面に該当すると判定した場合(ステップS112:YES)、図2の処理を終了する。
一方、対象外の場面に該当しないと判定した場合(ステップS112:NO)、通信部210が、内向きカメラ110から運転者の顔の画像を取得(受信)する(ステップS121)。
そして、顔向き検出部291は、内向きカメラ110が撮影した運転者の顔の画像に基づいて、運転者の顔の向きを検出する(ステップS122)。また、視線向き検出部292は、内向きカメラ110が撮影した運転者の顔の画像に基づいて、運転者の視線の向きを検出する(ステップS123)。
そして、注意喚起処理部293は、顔向き検出部291が検出した顔の向きと、視線向き検出部292が検出した視線の向きとの相違の程度を算出する(ステップS124)。注意喚起処理部293が、顔の向きと視線の向きとの間の角度の大きさを算出するようにしてもよい。あるいは、図4を算出して後述するように、注意喚起処理部293が、ある平面での顔の向き、視線の向きそれぞれ応じた注視領域の距離を算出するようにしてもよい。
次に、注意喚起処理部293は、ステップS124で算出した相違の程度が所定の閾値より大きいか否かを判定する(ステップS125)。
相違の程度が閾値以下であると判定した場合(ステップS125:NO)、図2の処理を終了する。
一方、相違の程度が閾値より大きいと判定した場合(ステップS125:YES)、注意喚起処理部293は、この相違の程度が閾値より大きい状態が、所定の閾値(閾値時間)以上継続しているか否かを判定する(ステップS131)。
相違の程度が閾値より大きい状態の継続時間が閾値時間未満であると判定した場合(ステップS131:NO)、図2の処理を終了する。
一方、相違の程度が閾値より大きい状態が、閾値時間以上継続していると判定した場合(ステップS131:YES)、注意喚起処理部293は、危険検出時処理として定められている処理を行う(ステップS141)。
例えば、注意喚起処理部293は、表示装置310を制御して周囲の目視確認を促すメッセージを表示させ、音声出力装置320を制御して報知音を出力させる。
ステップS141の後、図2の処理を終了する。
図2は、注意喚起処理部293が運転者への注意喚起を行うか否かを決定する場合の例を示している。これに限らず、注意喚起処理部293が運転者への注意喚起の強弱を決定するなど、注意喚起の態様を決定するようにしてもよい。例えば、注意喚起処理部293が、表示装置310を制御してメッセージを常時表示させていてもよい。この場合、ステップS141で注意喚起処理部293が、表示装置310に表示させるメッセージを変化させ、音声出力装置320に報知音を出力させるようにしてもよい。
以上のように、顔向き検出部291は、運転者の顔の向きを検出する。視線向き検出部292は運転者の視線の向きを検出する。注意喚起処理部293は、顔向き検出部291が検出した顔の向きと、視線向き検出部292が検出した視線の向きとの相違の程度に基づいて、運転者への注意喚起の要否および程度のうち少なくとも何れか一方を決定する。
運転者が自動車900をバックさせるために後ろを向いている場合など特定の運転の場面を除いて、運転者が注視すべき方向がいずれの方向でも、通常は、運転者の顔の向きと視線の向きとがおおよそ一致すると考えられる。運転者の顔の向きと視線の向きとがおおよそ一致しない場合、例えば、運転者が道端の風景に気をとられているなど、余所見等をしていることが考えられる。
そこで、運転者の顔の向きと視線の向きとが所定の条件以上相違している場合に、注意喚起処理部293は、運転者に注意喚起する。このように、運転支援装置200によれば、運転の状況に応じて運転者が注視すべき方向が変化した場合でも、運転者が見ている方向を評価することができる。
また、注意喚起処理部293は、顔の向きと視線の向きとの相違の程度が所定の閾値以上相違する状態が所定時間以上継続した場合、運転者に対して注意喚起を行う。
ここで、運転者が注視する向きを変化させる場合、まず視線を動かした後、顔を動かすなど、一旦、顔の向きと視線の向きとがずれた後、おおよそ一致するようになることが考えられる。
注意喚起処理部293が、顔の向きと視線の向きとの相違の継続時間を判定することで、顔の向きと視線の向きとの短時間のずれで運転者に注意喚起することを防止できる。この点で、注意喚起が頻発して運転者にわずらわしい思いをさせることを回避できる。
また、注意喚起処理部293は、顔の向きおよび視線の向きのうち少なくとも何れか一方を検出できない場合を、顔の向きと視線の向きとの相違の程度が閾値以上相違する場合と同じ扱いとして、運転者への注意喚起の処理を行う。
顔向き検出部291が顔の向きを検出できない場合、および、視線向き検出部292が視線の向きを検出できない場合、運転者が通常の顔の位置および向きから大きくずらしていると考えられる。この場合、通常の注視(例えば、自動車900の正面への注視を中心として、周囲にも注視する)とは異なる注視をしていることが考えられ、危険性が高まる可能性がある。
そこで、注意喚起処理部293が、顔の向きおよび視線の向きのうち少なくとも何れか一方を検出できない場合を、顔の向きと視線の向きとの相違の程度が閾値以上相違する場合と同じ扱いとする。これにより、例えば顔向き検出部291が顔の向きを検出できない状態、または、視線向き検出部292が視線の向きを検出できない状態が所定時間以上継続した場合、運転者に注意喚起することができる。
また、制御部290は、自動車900の移動速度および移動方向のうち少なくとも何れか一方に基づいて、自動車900の運転の場面が所定の場面に該当すると判定した場合、運転者への注意喚起を抑制する。
これにより、注意喚起が適切でない場面で注意喚起を抑制することができ、運転者にわずらわしい思いをさせることが防止できる。
<第2実施形態>
運転支援システム1が、顔の向きと視線の向きとのずれを表示することで、運転者が注意喚起の内容を理解するための参考となる。第2実施形態では、運転支援システム1が、顔の向きと視線の向きとのずれを表示する場合について説明する。それ以外は、第1実施形態の場合と同様である。
図3は、本発明の第2実施形態に係る運転支援システムの機能構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように、運転支援システム1は、内向きカメラ110と、外向きカメラ120と、運転支援装置200と、表示装置310と、音声出力装置320とを備える。運転支援装置200は、通信部210と、記憶部280と、制御部290とを備える。制御部290は、顔向き検出部291と、視線向き検出部292と、注意喚起処理部293と、画像合成部294とを備える。
図3に示す各部のうち、図1に示す各部に対応して同様の機能を有する部分には、同一の符号(1、110、200、210、280、290、291、292、293、310、320、900)を付して説明を省略する。図3では、図1に示す各部に加えて、外向きカメラ120と、画像合成部294とが示されている。
外向きカメラ120は、自動車900の内部から外部に向けて撮影を行う。特に、外向きカメラ120は、運転者が運転席に向かって前を向いた場合と同様の向きで撮影を行う。
画像合成部294は、外向きカメラ120が撮影した画像に、運転者の顔の向きから想定される注視領域、および、運転者の視線の向きから想定される注視領域を合成する。
図4は、外向きカメラ120が撮影した画像に画像合成部294が注視領域を合成した画像の例を示す図である。図4の例で、画像合成部294は、円形の注視領域を画像に合成している。領域A11は、運転者の顔の向きから想定される注視領域を示す。領域A12は、運転者の視線の向きから想定される注視領域を示す。
また、点P11、P12は、それぞれ領域A11、A12の中心(円の中心)を示す。距離D11は、点P11と点P12との距離を示す。
例えば、画像合成部294は、運転席から自動車900の前方の所定の位置に垂直な面を設定し、この面と、運転者の顔の向きを示す直線、運転者の視線の向きを示す直線との交点を求める。図4の例では、これらの交点は点P11、P12として求められる。
そして、画像合成部294は、得られた交点を中心として、設定した面上に位置して予め定められている半径の円を、外向きカメラ120の画像に合成する。これにより、画像合成部294は、外向きカメラ120の画像に注視領域(図4の例では領域A11およびA12)を合成する。
このように、運転支援システム1が、顔の向きに基づく注視領域と、視線の向きに基づく注視領域とを表示することで、顔の向きと視線の向きとのずれ(例えば、距離D11)を表示することができる。顔の向きと視線の向きとのずれを表示することで、運転者が注意喚起の内容を理解するための参考となる。
次に、図5を参照して、運転支援装置200の動作について説明する。
図5は、運転支援装置200が運転者の顔の向きおよび視線の向きを検出して注意喚起の処理を行い、また、顔の向きおよび視線の向きを表示する手順の例を示すフローチャートである。
図5の処理では、運転支援装置200は、図2の処理に加えて注視領域を表示する処理を行う。ステップS211~S223は、図2のステップS111~S123と同様である。ステップS231~S232は、図2のステップS124~S125と同様である。ステップS241~S251は、図2のステップS131~S141と同様である。
ステップS223の後、ステップS231~S251の処理と並列して、画像合成部294が、ステップS261~S263の処理を行う。運転支援装置200が、ステップS231~S251の処理とS261~S263の処理とを並行処理するようにしてもよいし、時分割処理するようにしてもよい。
ステップS261~S263の処理で、顔向き検出部291が検出した顔の向き、および、視線向き検出部292が検出した視線の向きの座標を、外向きカメラ120の座標に変換する(ステップS261)。
ここで、顔の向きおよび視線の向きは、内向きカメラ110の画像に基づいて検出されており、内向きカメラ110と外向きカメラ120とは、おおよそ反対を向いている。これらの撮影方向(光軸)に基づいて座標を設定すると、内向きカメラ110における座標と、外向きカメラ120における座標とは、おおよそ反対の座標になる。画像合成部294は、内向きカメラ110の座標で示されている顔の向きおよび視線の向きを、外向きカメラ120の座標での表示に変換する。
次に、画像合成部294は、外向きカメラ120の画像における注視領域を特定する(ステップS262)。例えば図4を参照して説明したように、画像合成部294は、例えば、画像合成部294は、運転席から自動車900の前方の所定の位置に垂直な面を設定し、この面と、運転者の顔の向きを示す直線、運転者の視線の向きを示す直線との交点を求める。そして、画像合成部294は、得られた交点を中心として、設定した面上に位置して予め定められている半径の円を、注視領域として特定する。
次に、画像合成部294は、外向きカメラ120の画像に、ステップS262で特定した注視領域を重畳表示する(ステップS263)。これにより、図4の例のように注視領域を合成した画像が得られる。
ステップS263の後、画像合成部294は処理を終了する。
以上のように、外向きカメラ120は、自動車900の内側から自動車900の前方に向けて撮影を行って画像を生成する。画像合成部294は、運転者の顔の向きから想定される注視領域、および、運転者の視線の向きから想定される注視領域を、外向きカメラ120が撮影した画像に合成する。
運転者は、運転支援システム1に注意喚起された場合、注視領域が合成された画像を、注意喚起の内容を理解するための参考とすることができる。
なお、上記のように、運転支援装置200の設置場所は自動車900内に限定されない。運転支援装置200がクラウドシステムとして構成され、自動車900と通信を行うようにしてもよい。
また、そとかめが撮影した画像に、自動車900にとっての障害物(例えば、歩行者または他の車両)が映っている場合、画像合成部294が合成する注視領域に障害物の像が服慣れているか否かを判定することができる。
顔の向きの基づく注視領域、および、視線の向きに基づく注視領域のうち、少なくとも何れか一方が対象(障害物)を向いている状態、かつ、図5のステップS232~S241で、ステップS251の処理が必要と判定されていなければ、運転者は大きく顔や視線を動かしておらず、この点で、危険な運転を行っていないと判断できる。
顔の向きと視線の向きとの相違に基づく判定に関して、運転者が視線のみを動かす場面は、主にサイドミラー等での確認の場面と考えられる。この場合、視線の動き幅の限界の中での視線移動となり、短時間で視線を戻すことが考えられる。また、運転者が視線および顔を動かす場合、顔と視線とは同じ方向を向くと考えられ、顔の向きと視線の向きとの相違は大きくならない。これらの何れの場合も、図2の処理および図5の処理で対応可能である。
例えば、交差点等で右左折するなど顔の向きと視線の向きとが大きく離れたときの距離を(図2のステップS125および図5のステップS232での)閾値とすれば、視線のみを動かす運転者、視線の向きと顔の向きとの両方を動かす運転者の双方に対応可能と考えられる。
顔の向きに基づく注視領域と視線の向きに基づく注視領域との距離の閾値(図2のステップS125および図5のステップS232)を、顔向きの角度の大きさに応じて可変としてもよい。例えば、自動車900の正面に対する顔の向きの角度が小さいときは閾値を大きく設定し、角度が大きいときは閾値を小さく設定するようにしてもよい。この設定は、特に視線のみで安全確認する運転者に有効と考えられる。
<第3実施形態>
上述したように、運転支援装置がクラウド内など車外に設けられていてもよい。第3実施形態では、この点について説明する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る運転状況情報取得システムの機能構成を示す概略ブロック図である。
図6に示す運転状況情報取得システム2は、運転状況情報取得装置201と、車載システム400とを備える。車載システム400は、内向きカメラ110と、外向きカメラ120と、表示装置310と、音声出力装置320と、通信装置410とを備える。運転状況情報取得装置201は、通信部210と、記憶部280と、制御部290とを備える。制御部290は、顔向き検出部291と、視線向き検出部292と、運転状況情報取得部493と、画像合成部294とを備える。車載システム400と、運転状況情報取得装置201とは、ネットワーク910を介して通信を行う。
ネットワーク910は、運転支援装置200の通信部210と車載システムの通信装置410との通信を中継できる通信ネットワークであればよい。自動車900の可動性からは、ネットワーク910が、通信装置410と無線通信を行うことが好ましい。例えば、ネットワーク910は、インターネットと携帯電話網(通信事業者がスマートフォンまたは携帯電話機等の携帯端末向けに提供する通信ネットワーク)との組み合わせにて構成されていてもよい。
運転状況情報取得システム2でデータ収集対象となる自動車900の数は、1台以上であればよい。
図6の各部のうち図3の各部に対応して同様の機能を有する部分には同一の符号(110、120、210、280、290、291、292、294、310、320,900)を付して説明を省略する。図6では、運転状況情報取得装置201が車外に設置されており、車内(自動車900内)の各装置と運転支援装置との間で通信を行うために、車内に通信装置410が設置されている。
運転状況情報取得部493は、運転者の顔の向きと視線の向きとの相違の程度を算出する。運転状況情報取得部493が運転者の顔の向きと視線の向きとの相違の程度を算出する方法は、図3の注意喚起処理部293の場合と同様である。運転者の顔の向きと視線の向きとの相違の程度は、運転者の目視が適切か否かを判断する指標値となる。この点で、運転者の顔の向きと視線の向きとの相違の程度は、一種の運転状況情報であると言える。ここでいう運転状況情報は、運転の状況を示す情報である。
運転状況情報取得部493が、さらに、図3の注意喚起処理部293と同様に、運転者への注意喚起の要否および程度のうち少なくとも何れか一方を決定するようにしてもよい。但し、運転状況情報取得部493は、車外の運転状況情報取得装置201に位置することから、運転状況情報取得部493自らは運転者への注意喚起を行わない。このため、注意喚起処理部との名称に代えて運転状況情報取得部との名称を付している。
運転状況情報取得部493が運転者への注意喚起の要否および程度のうち少なくとも何れか一方を決定する場合、決定内容を示す情報、すなわち、運転者への注意喚起の要否および程度のうち少なくとも何れか一方を示す情報を生成する。そして、運転状況情報取得部493は、通信部210およびネットワーク910を介して、運転者への注意喚起の要否および程度のうち少なくとも何れか一方を示す情報を車載システム400へ送信する。車載システム400では、表示装置310および音声出力装置320のうち何れか一方または両方が、運転状況情報取得装置201からの情報に従って運転者に注意喚起を行う。
運転状況情報取得装置201を車外に設置して車載システム400に対するサーバとして機能させることで、第1実施形態および第2実施形態の場合と同様の運転者への運転支援に加えて、あるいは代えて、運転状況情報取得装置201が車載システム400から情報を収集することができる。例えば、運転状況情報取得部493が、上記のように注意喚起のための情報を車載システム400へ送信することに加えて、あるいは代えて、記憶部280に運転状況を示す情報を記憶させるようにしてもよい。
ここでいう運転状況を示す情報は、運転者の顔の向きと視線の向きとの相違の程度を示す情報、および、運転者への注意喚起の要否および程度を示す情報のうち何れか一方または両方であってもよい。あるいは更に、自動車900の周囲の障害物の位置情報など自動車900の周囲の情報、自動車900の速度など自動車900の状態を示す情報、運転者の瞬きの頻度など運転者の状態を示す情報の何れか、あるいはそれらの組合せを含んでいてもよい。
このように、第3実施形態では運転者への注意喚起を行うとは限らないことから、運転状況情報取得システムおよび運転状況情報取得装置との名称を用いている。
運転者への注意喚起を行わない場合、車載システム400の表示装置310および音声出力装置320は必須ではない。
一方、運転状況情報取得システム2が運転者への注意喚起を行う場合、運転状況情報取得システムを運転支援システムと称することができる。また、運転状況情報取得装置を、運転支援装置と称することができる。
図6では、車載システム400が自動車900に搭載されている場合の例を示しているが、図1の場合と同様、車載システム400を搭載する移動体は自動車に限定されず、運転者が適切な方向を見ながら運転する必要があるいろいろな乗物とすることができる。
また、図6では、図3の構成における運転支援装置を車外に配置する場合の例を示しているが、図1の構成における運転支援装置を車外に配置するようにしてもよい。
上記のように、図6に示す構成では、図3の場合と同様に、運転者に注意喚起を行えることに加えて、各自動車900における運転状況の記録を運転状況情報取得装置201に集約することができる。
例えば、車載システム400が、運転者に対して注意喚起を行うとともに、注意喚起の記録とそのときの運転状況を運転状況情報取得装置201へ送信するようにしてもよい。これにより、運転状況情報取得装置201にて運転状況を確認することができ、また、運転状況の情報を蓄積することができる。
図3に示す構成のように運転支援装置200を車載する構成では、リアルタイムで注意喚起を行うことができるが、注意喚起の対象となった運転が本当に危険な運転だったか否かまでは判定できない。
これに対し、図6のようにサーバクライアント形式で運転状況情報取得システム2を構成することで、運転状況情報取得装置201のユーザ(例えば、運転支援サービスを提供する事業者)は、リモートで運転の状況を確認することができ、危険な運転だったか否かを判断することができる。
さらには、運転状況情報取得装置201のユーザは、危険な運転と判断されたシーンを用いて運転者に運転安全指導をすることができる。その際、危険と判断された運転を行った運転者本人だけでなく、他の運転者にも情報提供するなど安全運転指導を行うことができる。
次に、図7および図8を参照して本発明の最小構成について説明する。
図7は、本発明に係る運転支援装置の最小構成の例を示す図である。図7に示す運転支援装置10は、顔向き検出部11と、視線向き検出部12と、注意喚起処理部13とを備える。
かかる構成にて、顔向き検出部11は、運転者の顔の向きを検出する。視線向き検出部12は、運転者の視線の向きを検出する。注意喚起処理部13は、顔の向きと視線の向きとの相違の程度に基づいて、運転者への注意喚起の要否および程度のうち少なくとも何れか一方を決定する。
運転者が移動体をバックさせるために後ろを向いている場合など特定の運転の場面を除いて、運転者が注視すべき方向がいずれの方向でも、通常は、運転者の顔の向きと視線の向きとがおおよそ一致すると考えられる。運転者の顔の向きと視線の向きとがおおよそ一致しない場合、例えば、運転者が道端の風景に気をとられているなど、余所見等をしていることが考えられる。
そこで、運転者の顔の向きと視線の向きとが所定の条件以上相違している場合に、注意喚起処理部13は、運転者に注意喚起する。このように、運転支援装置10によれば、運転の状況に応じて運転者が注視すべき方向が変化した場合でも、運転者が見ている方向を評価することができる。
図8は、本発明に係る運転状況情報取得システムの最小構成の例を示す図である。図8に示す運転状況情報取得システム20は、車載システム21と、運転状況情報取得装置23とを備える。車載システム21は、撮影装置22を備える。運転状況情報取得装置23は、顔向き検出部24と、視線向き検出部25と、運転状況情報取得部26とを備える。
かかる構成にて、車載システム21は、移動体に搭載される。撮影装置22は、移動体の運転者の顔の画像を撮影する。運転状況情報取得装置23は、車載システム21と通信を行う。顔向き検出部24は、運転者の顔の画像に基づいて運転者の顔の向きを検出する。視線向き検出部25は、運転者の顔の画像に基づいて運転者の視線の向きを検出する。運転状況情報取得部26は、顔の向きと視線の向きとの相違の程度に基づいて、運転者への注意喚起の要否および程度のうち少なくとも何れか一方を示す運転状況情報を生成する。
運転者が移動体をバックさせるために後ろを向いている場合など特定の運転の場面を除いて、運転者が注視すべき方向がいずれの方向でも、通常は、運転者の顔の向きと視線の向きとがおおよそ一致すると考えられる。運転者の顔の向きと視線の向きとがおおよそ一致しない場合、例えば、運転者が道端の風景に気をとられているなど、余所見等をしていることが考えられる。
そこで、運転者の顔の向きと視線の向きとが所定の条件以上相違している場合に、運転状況情報取得部26は、運転者への注意喚起が必要であることを示す運転状況情報、あるいは、運転者への注意喚起の程度が強いことを示す運転状況情報を生成する。このように、運転状況情報取得システム20によれば、運転の状況に応じて運転者が注視すべき方向が変化した場合でも、運転者が見ている方向を評価することができる。
なお、制御部290が行う処理の全部または一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 運転支援システム
2、20 運転状況情報取得システム
10、200 運転支援装置
21、400 車載システム
22 撮影装置
23、201 運転状況情報取得装置
11、24、291 顔向き検出部
12、25、292 視線向き検出部
13、293 注意喚起処理部
26 運転状況情報取得部
110 内向きカメラ
120 外向きカメラ
210 通信部
280 記憶部
290 制御部
294 画像合成部
310 表示装置
320 音声出力装置
410 通信装置
900 自動車

Claims (5)

  1. 移動体の運転者の顔の向きを検出する顔向き検出部と、
    前記運転者の視線の向きを検出する視線向き検出部と、
    前記顔の向きと前記視線の向きとの相違の程度に基づいて、前記運転者への注意喚起の要否および程度のうち少なくとも何れか一方を決定する注意喚起処理部と、
    前記運転者の顔の向きから想定される第一の注視領域、および、前記運転者の視線の向きから想定される第二の注視領域を表示する表示部と、
    を備える運転支援装置。
  2. 前記注意喚起処理部は、前記顔の向きに基づいて当該顔の向きと前記視線の向きとの相違の程度における閾値を設定する
    請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記注意喚起処理部は、前記顔の向きと前記視線の向きとの相違の程度が閾値以上相違する状態が所定時間以上継続した場合、前記運転者に対して注意喚起を行うことに決定する、
    請求項1または請求項2に記載の運転支援装置。
  4. 前記注意喚起処理部は、前記顔の向きおよび前記視線の向きのうち少なくとも何れか一方を検出できない場合を、前記顔の向きと前記視線の向きとの相違の程度が前記閾値以上相違する場合と同じ扱いとして、前記運転者への注意喚起の要否および程度のうち少なくとも何れか一方を決定する、
    請求項3に記載の運転支援装置。
  5. 前記移動体の移動速度および移動方向のうち少なくとも何れか一方に基づいて、前記移動体の運転の場面が所定の場面に該当すると判定した場合、前記運転者への注意喚起を抑制する制御部を備える、
    請求項1から4の何れか一項に記載の運転支援装置。
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