JP7178536B2 - 被搬送体の搬送装置及び自動払出装置 - Google Patents

被搬送体の搬送装置及び自動払出装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えばカプセルトイのような玩具その他商品の自動払出装置に用いられる被搬送体の搬送装置に関する。
従来、投入された硬貨により動作可能となり、手動操作により商品の払い出しを行う商品販売装置が知られている。
図9は、従来の技術による商品販売装置を示す。図9に示すように、商品販売装置100は、筐体100aと、筐体100a上部に設けられて商品110を収納する収納部100bとを備える。商品110は例示として、小型の玩具が収納された合成樹脂製のカプセル(カプセルトイ)である。
筐体100aの前面には、硬貨の投入により回転可能となるハンドル101が設けられ、ハンドル101には収納部100b内を前後に延出してなる駆動軸102が同軸配置にて設けられる。駆動軸102の端部には第1中間歯車103が同軸配置にて設けられ、第1中間歯車103は、収納部100bの後面内側に回転可能に支持された第2中間歯車104及び第3中間歯車105に噛み合う。第3中間歯車105には歯数の異なる第4中間歯車106が同軸配置にて一体化され、第4中間歯車106は、筐体110bの上下方向に沿って回転可能に支持された冠歯車107に更に噛み合う。冠歯車107は、収納部100bの底面を形成するとともに商品110を載置するターンテーブル108に更に噛み合う。
商品販売装置100は、以上の構成を備えたことにより、ハンドル101が回転操作されると、その回転力が駆動軸102から第1中間歯車103、第2中間歯車104、第3中間歯車105、第4中間歯車106、冠歯車107を介して伝達してターンテーブル108を回転させる。これにより、収納部100b内の商品110はターンテーブル108上を撹拌棒109で攪拌されつつ移動し、収納部100b内に設けられターンテーブル108とも連通する開口111から筐体100a内の払出路112に落下して、筐体100aの外へ払出される(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013-149229号公報
しかしながら、上記従来の商品販売装置100においては、以下のような課題があった。すなわち、収納部100b内にて商品110を開口111へ搬送させるターンテーブル108の回転は、ハンドル101への操作に基づき手動によって行われるところ、ターンテーブル108に加わる商品110の荷重が大きくなるとハンドル101にかかる負荷が大きくなり、スムーズな回転を行わせることが困難になる。その結果、商品110の搬送が妨げられるという不具合が生ずる恐れがある。この恐れは、カプセルを含めた商品110の寸法及び重量が従前より大きなものを扱う場合、無視できなくなることが想定される。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、商品等の被搬送体の搬送を容易に行うことが可能な被搬送体の搬送装置及びそれを用いた自動払出装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面は、被搬送体を載置する搬送テーブルを回転駆動して前記被搬送体を所定の払出位置まで搬送させる搬送テーブル駆動部と、利用者の操作として回転動作を受付けて回転する操作受付体と、前記操作受付体の移動量に応じて搬送テーブル駆動部の駆動を制御する制御部とを備え、前記操作受付体には前記利用者による操作に伴う触感の変化が断続的に発生する、被搬送体の搬送装置である。
これにより、寸法及び重量が大きな被搬送体であっても、容易に搬送させることが可能となる。
また、これにより、利用者は搬送の動作に際して手動操作の感覚を模した体感を得ることができ、装置の操作に伴う娯楽性を高めることが可能となる。
また、本発明の第の側面は、前記操作受付体の前記移動量は、前記操作受付体の回転量又は回転角である、本発明の第1の側面の被搬送体の搬送装置である。
これにより、利用者は搬送の動作に際して手動操作の感覚をより正確に模した体感を得ることができ、装置の操作に伴う娯楽性を更に高めることが可能となる。
また、本発明の第3の側面は、本発明の第1又はの側面の被搬送体の搬送装置と、前記被搬送体の搬送装置を収容する筐体とを備え、前記被搬送体を前記筐体内から外部へ払い出す、自動払出装置である。
これにより、払出操作に伴う娯楽性が付与された自動払出装置を提供することが可能となる。
また、本発明の第の側面は、前記筐体内に設けられ、前記被搬送体の搬送装置の前記搬送テーブルの外周に沿って配置された規制体を備えた、本発明の第の側面の自動払出装置である。
これにより、筐体内の被搬送体を漏れなく前記搬送テーブルに載置して搬送させることが可能となる。
以上のような本発明は、商品等の被搬送体の搬送を容易に行うことが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る被搬送体の搬送装置を組み込んだカプセルの自動払出装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態に係る被搬送体の搬送装置を組み込んだカプセルの自動払出装置の構成を示す要部分解図 本発明の実施の形態に係る被搬送体の搬送装置を組み込んだカプセルの自動払出装置の構成を示す断面図 本発明の実施の形態に係る被搬送体の搬送装置を組み込んだカプセルの自動払出装置の要部の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態に係る被搬送体の搬送装置を組み込んだカプセルの自動払出装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る被搬送体の搬送装置を組み込んだカプセルの自動払出装置の動作を説明するフローチャートを示す図 本発明の他の実施の形態に係る被搬送体の搬送装置を組み込んだカプセルの自動払出装置の要部の構成を示す斜視図 本発明の他の実施の形態に係る被搬送体の搬送装置を組み込んだカプセルの自動払出装置の構成を示す斜視図 従来の商品販売装置の構成を示す斜視図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る、被搬送体の搬送装置を組み込んだカプセルの自動払出装置の構成を示す斜視図であり、図2は要部の分解図、図3は図2のA-A直線を含む平面による断面に対応する、カプセルの自動払出装置の断面図である。
各図に示すように、物品入りカプセルの自動払出装置1は、玩具、雑貨、衣料品又は食品その他任意の商品、物品が収納可能な合成樹脂製のカプセル(物品入りカプセル)2を収容する収納空間10xが上方に形成された上筐体部10aと、ユーザの操作入力を受付けるためのコンパネ部16、物品入りカプセル2の取出口10z並びに硬貨の投入を受付ける硬貨投入部19a及び紙幣の挿入を受付ける紙幣挿入部19bが設けられた保守ドア19が下方に配設された下筐体部10bとに区画される筐体10を主要な構成として備える。なお、上筐体部10aは図1において内部を示すために破線により輪郭のみを表示し、図2においては表示を省略した。
筐体10は四角柱状の外形を有し、上筐体部10aにおいて収納空間10xの内壁を構成する側面には、アクリル板等の透明な部材により構成される透過窓10yが嵌め込まれており、透過窓10yを通じて収納空間10xを視認できるようになっている。透過窓10yを含めた上筐体部10aの各側面の任意の箇所は開放可能に構成されており(図示省略)、物品入りカプセル2の入れ替えや補充をする場合に開放することができる。
収納空間10xの底面12の中央には、平面形状円形の凹部12aが設けられ、凹部12a内には搬送テーブル13が設けられる。図2に示すように、搬送テーブル13は、収納空間10x内の物品入りカプセル2が載置されるとともに、後述するアクチュエータ20の駆動によって凹部12a内を回転可能に支持される平面形状円形のテーブルであり、回転中心に対して回転対称を成す位置に、凸条13aと貫通孔である開口13xとが交互に設けられる。凸条13aは搬送テーブル13の表面から突出するとともに半径方向に沿って延出して形成される、平面形状帯状又はくさび型の部位であって、搬送テーブル13と独立した部品又は表面形状の起伏として設けられ、隣接する開口13x同士を離隔する。
凹部12aの表面には開口13xの外径に対応した払出口12xが開口される。図3に示すように、払出口12xは、下筐体部10b内に設けられた払出路10dを介して、下筐体部10bの取出口10zに連通している。なお、取出口10zには物品入りカプセル2の飛出しを防ぐため、アクリル板等の透明な部材により構成される扉10eが設けられる。
更に、払出路10dの内壁には、払出路10d内を移動する物体の有無を検知する光センサ25が設けられる。
更に、底面12上には、凹部12aの外周を囲むように、規制体14及び15が設けられる。一対の規制体14は下筐体部10bの後方左右にそれぞれ配置され、収納空間10x内を上方に延出する平板状の部材である。なお、一対の規制体14は複数の柱からなる桟状の構成としてもよい。また、規制体15は下筐体部10bの前方に配置され、アクリル等の透明の素材により形成されるととともに、凹部12aの外周形状に沿って左右に弓状又は弧上に湾曲して、上方に延出する部材である。これにより、収納空間10x内の物品入りカプセル2は、規制体14及び15並びに搬送テーブル13により囲まれた空間内に配置されることとなる。
次に、図2を参照して、下筐体部10bの内部には、底面12に平行な隔壁10cが設けられる。隔壁10cには、アクチュエータ20がブラケット22を介して固定されるとともに、搬送テーブル13に同軸接続されたシャフト23が回転可能に支持される。
アクチュエータ20は後述する制御部の制御により動作する、モータ、サーボモータ等により実現される手段である。アクチュエータ20は回転軸がシャフト23と並行をなす向きとなるよう配置され、先端に設けられた主動歯車21がシャフト23の従動歯車24と噛み合うことにより、シャフト23を介して搬送テーブル13を回転させる。
更に、下筐体部10bのコンパネ部16には、ハンドル操作部17及びインジケータ18が設けられる。ハンドル操作部17は、利用者の操作を受付け、アクチュエータ20を駆動させて搬送テーブル13を動作させるためのインタフェースである。また、インジケータ18は、数字を表示可能なLEDその他のディスプレイであって、硬貨投入部19a及び紙幣挿入部19bが受付けた金額に応じた装置の動作可能な回数を表示するための手段である。
次に、図4は、本実施の形態に係る被搬送体の搬送装置におけるハンドル操作部17の構成を示す図である。図4に示すように、ハンドル本体17aは、ステアリングホイール類似の外形を有し、利用者により把持され、回転動作を行うことにより、ハンドル本体17aに同軸接続されたコラム17bに回転力を伝達する手段である。なお、コラム17bは図示しないコンパネ部16又は下筐体部10b内にて回転自在に支持されている。
コラム17bには同軸配置されたラチェット歯車17cが設けられる。ラチェット歯車17cはラチェット爪17eに係合することにより、回転方向が図中時計回り方向のみに規制される。ラチェット爪17eの回動中心にはシャフト17dが固定される。シャフト17dには端部17gが図示しないコンパネ部16又は下筐体部10b内に固定されたつるまきばね17fにより固定される。これにより、シャフト17dは、軸周りの回転方向に対してつるまきばねの弾性に基づく復元力を受けるように一定の角度で保持される。
更にシャフト17dには同軸配置されたカム17hが固定される。カム17hの近傍にはマイクロスイッチ17iが隣接して配置される。マイクロスイッチ17iのON/OFFを制御する可動片17jはカム17hの移動する軌道に重なって配置され、これによりカム17hと可動片17jが干渉した際に、可動片17jが押下され、マイクロスイッチ17iはON状態となる。
次に、図5は、被搬送体の搬送装置の制御動作を行う各部の構成を示すブロック図である。図5に示すように、制御部31は、汎用のCPU、メモリその他汎用のコンピュータ又はマイクロプロセッサにより実現され、インジケータ18及びアクチュエータ20の動作を制御する手段である。料金入力部32は、図1~3の硬貨投入部19a及び紙幣挿入部19bに対応し、受付けた金額をデータとして制御部31に出力する手段である。操作量計測部33は、図4のマイクロスイッチ17iからの信号の入力を受け、これをデータとして制御部31に出力する手段である。タイマー34は時間を計測して、これをデータとして制御部31に出力する手段である。
搬送テーブル駆動部35は、図2におけるアクチュエータ20に対応し、制御部31の制御に基づき搬送テーブル13を駆動させる手段である。払出検知部36は、図3における光センサ25に対応し、払出路10d内における物体の移動を検知して、これをデータとして制御部31に出力する手段である。動作可能回数表示部37は、図1及び3におけるインジケータ18に対応し、制御部31からの信号に応じて、数字を表示する手段である。装飾動作部38は、図1~3にて図視を省略した光源及び音声出力を行う装置として実現され、制御部31からの信号に応じて、筐体10の表面及び収納空間10xを照らすとともに音声を出力する手段である。
以上の構成において、物品入りカプセルの自動払出装置1は本発明の自動払出装置に相当し、筐体10は本発明の筐体に相当する。搬送テーブル13は本発明の搬送テーブルに相当し、搬送テーブル駆動部35及びアクチュエータ20は本発明の搬送テーブル駆動部に相当し、ハンドル操作部17のハンドル本体17aは本発明の操作受付体に相当し、制御部31は本発明の操作部に相当し、これら各部の組合せは本発明の被搬送体の搬送装置に相当する。また、物品入りカプセル2は本発明の被搬送体に相当する。
本実施の形態の被搬送体の搬送装置は、上記の構成を備えたことにより、利用者の手動によるハンドル操作部17のハンドル本体17aの操作に応じて搬送テーブル駆動部35としてのアクチュエータ20を駆動させることにより、物品入りカプセル2の荷重の影響がハンドル本体17aへの負荷から切り離された状態で搬送テーブル13を駆動して、物品入りカプセル2を搬送する。
以下、図6のフローチャートを参照して、制御部31の制御による、物品入りカプセルの自動払出装置1の動作を説明するとともに、本実施の形態の被搬送体の搬送装置の動作を詳しく説明する。
はじめに、利用者が硬貨投入部19aに硬貨を投入するか紙幣挿入部19bに紙幣を挿入すると、料金入力部32から受付けた金額(料金)に応じたデータが制御部31に出力される。制御部31は料金入力部32から入力されたデータに基づき搬送テーブル駆動部35の動作可能な回数を設定し(S10)、これを動作可能回数表示部37へ出力してインジケータ18の数字として表示させる(S11)。
次に、制御部31は、操作量計測部33から出力されるデータの有無に基づき、利用者によるハンドル操作部17への操作入力があったかどうかを判定する(S12)。
ここで図4を参照して、操作量計測部33によるデータの出力動作について説明する。利用者がハンドル操作部17のハンドル本体17aを把持し、これを回転させることにより、ハンドル本体17aに同軸配置されたラチェット歯車17cを回転させる。なお、図中に示すように、ハンドル本体17aの回転方向はラチェット歯車17cとラチェット爪17eとの係合の向きに基づき時計回り方向の一方に規制され、ハンドル本体17aを逆回転させることはできない。
これによりラチェット爪17eは回動してラチェット爪17eに同軸配置されたカム17hを反時計回りに回転させる。カム17hの回転中、ラチェット爪17eはつるまきばね17fの弾性に基づく付勢力を受けた状態でラチェット歯車17cの歯17c1上を移動し、歯17c1の頂点に達してラチェット歯車17cとの係合状態が解除されると、つるまきばね17fの復元力により逆方向、すなわち時計回りに回転して、付勢力を伴って再びラチェット歯車17cに衝突する。
この一連の動作により、カム17hはマイクロスイッチ17iの近傍にて一往復揺動し、可動片17jを往復のそれぞれにて押下する。マイクロスイッチ17iは二回ON状態となることにより2回信号を操作量計測部33へ出力する。操作量計測部33はマイクロスイッチ17iからの信号を、予め設定された時間内に2回連続して入力された場合、一回の操作入力があったとしてデータを制御部31へ出力する。
再びフローチャートを参照して、制御部31は、ハンドル操作部17への操作入力が、予め設定された所定回数カウントされたかどうかを判定する(S13)。一例として所定回数を6回と定めた場合は、図4に示すラチェット歯車17cの歯17c1の個数(6個)に対応してハンドル本体17aが360度一回転することとなり、カム17hが6往復揺動することにより操作量計測部33は操作入力として合計6回データを出力する。
ハンドル操作部17への操作入力が所定回数カウントされたと判定した場合は、制御部31は搬送テーブル駆動部35へ駆動信号を発し、アクチュエータ20を駆動させ、搬送テーブル13を回転させる(S14)。搬送テーブル13に載置された物品入りカプセル2は回転により攪拌され、開口13xと凹部12aにより形成された凹みに嵌まるか、凹みに隣接した状態で、払出口12xに対応する位置まで転動又は摺動しながら搬送される。なお、物品入りカプセル2の転動は開口13xに隣接する凸条13aにより規制され、搬送テーブル13の回転中、物品入りカプセル2は開口13xに一対一対応した位置、個数にて載置される。
次いで、払出口12xと開口13xとが重なりあった位置で、開口13xは払出路10dに連通し、物品入りカプセル2は開口13x及び払出口12xから落下して払出路10dを経由して取出口10zへ導かれる。
一方、ハンドル操作部17への操作入力がなかったと判定された場合(S12)、又はハンドル操作部17への操作入力が所定回数カウントされたと判定した場合であって(S13)、予め設定された所定時間が経過した場合(S15)は、制御部31は、S14へ移行し、ハンドル操作部17への操作入力と無関係にアクチュエータ20を駆動させ、搬送テーブル13を回転させる動作を行う。
次に、払出路10d内における物品入りカプセル2の移動の有無は、払出検知部36としての光センサ25により検知され(S16)、移動が検知された場合はデータとして制御部31へ出力される。制御部31は、光センサ25からのデータの入力を受けると、搬送テーブル駆動部35へ停止信号を発し、アクチュエータ20の駆動及び搬送テーブル13の回転を停止させる(S17)。なお、重なりあった払出口12x及び開口13xから2個以上の物品入りカプセルが連続して落下することを防ぐため、光センサ25による物品入りカプセル2の移動を検知するタイミングは、払出口12xと開口13xとの重なりにより形成される空隙が、搬送テーブル13の回転に伴い物品入りカプセル2を落下させない程度にまで縮小した時点となるようにすることが好ましい。
最後に、制御部31は、搬送テーブル駆動部35の動作可能な回数をデクリメントして設定し(S18)、動作可能な回数がS10にて設定した回数に達したかどうかを判断し(S19)、達していない場合はS11へ帰還し、一連の動作を繰り返す。一方、S19において動作可能な回数が0となった場合は、制御部31は、物品入りカプセルの自動払出装置1の動作を終了する。
なお、上述した一連の動作と並行して、制御部31は、装飾動作部38を動作させて、照明又は音声を適宜出力することが好ましい。特に、装飾動作部38の例として、収納空間10x内の天井の全面を覆うように照明を配設することは、収納空間10x内の物品入りカプセル2をむら無く照らし出し、透過窓10yからの視認性を高めるとともに、物品入りカプセル2の収容状態を美麗に演出することが可能となる。
このように、本発明の実施の形態の被搬送体の搬送装置によれば、利用者の手動によるハンドル操作部17のハンドル本体17aの操作に応じて搬送テーブル駆動部35としてのアクチュエータ20を駆動させることにより、物品入りカプセル2の荷重の影響がハンドル本体17aへの負荷から切り離された状態で搬送テーブル13を駆動して、物品入りカプセル2を搬送して、外部へ払出する。これにより、被搬送体の搬送を容易に行うことが可能になる。
特に、被搬送体としての物品入りカプセル2が、大型化、重量が大きくなった場合や収納空間10xへの収容量が大きくなった場合であっても、容易に搬送させることが可能となり、例えば、高さ、幅、奥行きがそれぞれ10cm~30cm程度から、人間の頭部大、若しくはそれ以上の寸法、あるいは数十、数百g~数kgの重量の物品入りカプセルを対象とした物品入りカプセルの自動払出装置を実現することが可能となる。
更に、本実施の形態の被搬送体の搬送装置によれば、ハンドル操作部17において、ハンドル本体17aが同軸配置されたラチェット歯車17cと、つるまきばね17fの弾性に基づく付勢力を受けた状態でラチェット歯車17cに係合するラチェット爪17eとを備えたことで、以下の効果を奏する。すなわち、ハンドル本体17aの回転に伴うラチェット歯車17cとラチェット爪17eとの係合解除から再係合の動作において生ずるこれら機械要素同士の衝突等の振動は、音響を生じさせるとともにコラム17bからハンドル本体17aを通じて利用者に断続的に伝達される。
これにより、ハンドル操作部17におけるハンドル本体17aの動作は、従来の手動式の払出装置の操作における歯車等の機械要素同士の組合せに基づく動作を模した体感を生じさせることとなり、利用者が物品入りカプセル2の搬送の動作に際して手動操作の感覚を模した体感を得ることで装置の操作に伴う娯楽性が付与された物品入りカプセルの自動払出装置を実現することが可能となる。
更に、本実施の形態の被搬送体の搬送装置によれば、ハンドル操作部17が、ハンドル本体17aに同軸配置されたラチェット歯車17cに係合するラチェット爪17eと同軸配置されて揺動するカム17hの動作に応じて搬送テーブル13を駆動させる構成としたことで、以下の効果を奏する。すなわち、ハンドル本体17aの回転に伴うラチェット歯車17cとラチェット爪17eとの係合解除から再係合の動作が搬送テーブル13の動作のタイミングに対応づけられることにより、ハンドル操作部17におけるハンドル本体17aの動作と搬送テーブル13の動作とが連動することとなり、従来の手動式の払出装置における歯車等の機械要素同士の組合せに基づく動作を更に正確に模した体感を生じさせることとなる。
ひいては、利用者が物品入りカプセル2の搬送の動作に際して手動操作の感覚をより正確に模した体感を得ることで装置の操作に伴う娯楽性が付与された物品入りカプセルの自動払出装置を実現することが可能となる。
このように、本発明の被搬送体の搬送装置によれば、カプセルトイに例示される被搬送体が大型又は重量が大きな場合であっても、容易に搬送させるとともに、搬送の動作に際して手動操作の感覚を模した体感を得ることができ、装置の操作に伴う娯楽性を高めることが可能となり、ひいては、払出操作に伴う娯楽性が付与された物品入りカプセルの自動払出装置を実現することが可能となる。
更に、本実施の形態の被搬送体の搬送装置によれば、搬送テーブル13が配置される下筐体部10bの底面12上に、凹部12aの外周を囲むように規制体14及び15を設けたことにより、以下の効果を奏する。すなわち、搬送テーブル13の回転に伴い搬送テーブル13上では遠心力が働き物品入りカプセル2は搬送テーブル13から外れ易くなり、物品入りカプセル2が収納空間10xにおいて底面12上の隅に達した場合、払出口12xへ導くことができず、外部へ払出できなくなる恐れがある。
これに対して、上記の構成を備えたことで、収納空間10x内の物品入りカプセル2は、規制体14及び15並びに搬送テーブル13により囲まれた空間内に配置されることとなり、搬送テーブル13の回転中も漏れなく搬送テーブル13に載置された状態で、確実に払出口12xへ導くことが可能となる。特に、被搬送体としての物品入りカプセル2を大型化し、重量を大きくした場合に対応した場合、搬送テーブル13の回転は動力に基づき一定周期が保たれているため、遠心力の影響はより大きくなる。したがって、上記の構成とすることは、直径10c以上~人間の頭部大、若しくはそれ以上の寸法、あるいは数十、数百g~数kgの重量の物品入りカプセルを対象とした物品入りカプセルの自動払出装置に対して好適である。
しかしながら、本発明は上記の実施の形態により限定されるものではない。
上記の説明においては、ハンドル操作部17においてハンドル本体17aの回転に伴うラチェット歯車17cとラチェット爪17eとの係合解除から再係合の動作において生ずるこれら機械要素同士の衝突等の振動が音響とともにコラム17bからハンドル本体17aを通じて利用者に断続的に伝達されることで、従来の手動式の払出装置の操作の際に生ずる、歯車等の機械要素同士の組合せに基づく動作を模した体感が生ずるものとしたが、本発明の触感の変化は、ラチェット歯車及びラチェット爪の他、平歯車、板バネ、カムその他任意の機械要素の組合せに基づく振動により実現してもよい。更に、バイブレータ、圧電アクチュエータ等の振動を発生させる装置を用いて実現してもよい。
例として、図7に示す構成例は、ハンドル操作部17において、ハンドル本体17aに同軸配置された、磁極(図中「N」「S」)の異なる永久磁石を交互に環状に配列してなるロータ17kと、ロータ17kの周囲に離隔して配置された電磁石によるステータ17lとを備える。これにより、ハンドル本体17aの回転に伴いロータ17kとステータ17lとの間で、ロータ17kを構成する磁石の個数に応じたコギングが発生し、コラム17bからハンドル本体17aを通じて利用者に伝達される。これにより、ハンドル操作部17におけるハンドル本体17aの動作は、従来の手動式の払出装置における歯車等の機械要素同士の組合せに基づく動作の感覚を模して体感されることとなる。
このように、本発明の、断続的に発生する触感の変化は、従来の手動式の払出装置の操作における歯車等の機械要素同士の組合せに基づく動作を模した体感を生じさせることができるものであればよく、それを発生させるための具体的な技術的構成によって限定されるものではない。
更に、上記の説明においては、ハンドル操作部17への操作入力として、ハンドル本体17aの回転量であるとしたが、本発明の操作受付体の移動量は、ハンドル本体17aの回転角に基づくものとしてもよい。更に、ハンドル本体17aの回転量又は回転角は、搬送テーブルのサイズ又は被搬送体としての物品入りカプセル2の寸法に対応して変化させるようにしてもよい。
例えば、搬送テーブル13の直径が大きい場合は、搬送テーブル駆動部35を駆動させるのに必要なハンドル本体17aの回転量又は回転角をより大きく設定するようにする。これにより、従来の手動式の払出装置における歯車等の機械要素同士の組合せに基づく動作を正確に模して体感されることとなり、物品入りカプセルの自動払出装置の娯楽性を更に向上させることが可能となる。
更に、上記の説明においては、操作量計測部33は操作入力としてカム17hによるマイクロスイッチ17iの押下による信号の入力をうけるものとしたが、ハンドル操作部17への操作入力としての信号は、スイッチの他、光センサ、磁気センサその他非接触的な検知手段により生成されるものであってもよい。同様に、払出検知部36は、光センサ25の他、機械的なスイッチにより実現するものであってもよい。
更に、上記の説明においては、四角柱状の外形を有する筐体10の上筐体部10a内に更に凹部12aの外周を囲むように規制体14及び15を設けて、物品入りカプセル2を、規制体14及び15並びに搬送テーブル13により囲まれた空間内に配置するものとしたが、図8の構成に示すように、規制体と筐体とが一体化して、凹部12aの外周形状に対応した円筒形状の上筐体部41を備えた構成としてもよい。これによれば、物品入りカプセル2を搬送テーブル13の回転中も漏れなく搬送テーブル13に載置された状態で、確実に払出口12xへ導くことが可能となるとともに、収納空間40xに収容された物品入りカプセル2の視認性を高めて、物品入りカプセルの自動払出装置の娯楽性、美感を更に向上させることが可能となる。
更に、上記の説明においては、本発明の操作受付体はステアリングホイール類似の外形を有するハンドル本体17aを例としたが、本発明は、利用者の操作を受付け、制御部に搬送テーブル駆動部の駆動を制御させる移動量を生じさせるものであればよく、レバーハンドルその他利用者が操作可能な任意の形状を有するものであってよく、回転の他、直進運動等の操作を行わせるものであってもよい。
しかしながら、利用者が両手で把持して操作することを前提とするステアリングホイール類似の外形を有するハンドル本体17aを用いることは、直径10c以上~人間の頭部大、若しくはそれ以上の寸法、あるいは数十、数百g~数kgの重量の物品入りカプセルを対象とした物品入りカプセルの自動払出装置にて本発明を実施した場合、従来の手動式の払出装置の操作における歯車等の機械要素同士の組合せに基づく動作を模した体感を生じさせ、娯楽性を向上させることが可能となり、より好適である。
更に、上記の説明においては、本発明の被搬送体の搬送装置は、被搬送体として物品入りカプセルを例としたが、本発明は、搬送テーブルに載置されるものであれば、任意の商品、物品を対象として実施してもよい。
更に、上記の説明においては、本発明の被搬送体の搬送装置は、自動払出装置に組み込まれるものとしたが、必ずしも一回の動作で商品、物品の払出が行われるとは限らないクレーンゲーム機等の遊戯機において実施してもよい。
要するに、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲内であれば、以上説明したものを含め、上記実施の形態に種々の変更を加えたものとして実施してもよい。
以上のような本発明は、商品等の被搬送体の搬送を容易に行うことが可能になるという効果を奏し、例えば物品入りカプセルの自動払出装置への適用において有用である。
1 物品入りカプセルの自動払出装置
2 物品入りカプセル
10 筐体
10a、41 上筐体部
10b 下筐体部
10c 隔壁
10d 払出路
10e 扉
10x 収納空間
10y 透過窓
10z 取出口
12 底面
12a 凹部
12x 払出口
13 搬送テーブル
13a 凸条
13x 開口
14、15 規制体
16 コンパネ部
17 ハンドル操作部
17a ハンドル本体
17b コラム
17c ラチェット歯車
17d、23 シャフト
17c1 歯
17e ラチェット爪
17f ばね
17g 端部
17h カム
17i マイクロスイッチ
17j 可動片
17k ロータ
17l ステータ
18 インジケータ
19 保守ドア
19a 硬貨投入部
19b 紙幣挿入部
20 アクチュエータ
21 主動歯車
22 ブラケット
24 従動歯車
25 光センサ
31 制御部
32 料金入力部
33 操作量計測部
34 タイマー
35 搬送テーブル駆動部
36 払出検知部
37 動作可能回数表示部
38 装飾動作部

Claims (4)

  1. 被搬送体を載置する搬送テーブルを回転駆動して前記被搬送体を所定の払出位置まで搬送させる搬送テーブル駆動部と、
    利用者の操作として回転動作を受付けて回転する操作受付体と、
    前記操作受付体の移動量に応じて搬送テーブル駆動部の駆動を制御する制御部とを備え
    前記操作受付体には前記利用者による操作に伴う触感の変化が断続的に発生する、
    被搬送体の搬送装置。
  2. 前記操作受付体の前記移動量は、前記操作受付体の回転量又は回転角である
    請求項1に記載の被搬送体の搬送装置。
  3. 請求項1又は2に記載の被搬送体の搬送装置と、
    前記被搬送体の搬送装置を収容する筐体とを備え、
    前記被搬送体を前記筐体内から外部へ払い出す、
    自動払出装置。
  4. 前記筐体内に設けられ、前記被搬送体の搬送装置の前記搬送テーブルの外周に沿って配置された規制体を備えた、
    請求項に記載の自動払出装置。
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