JP3193539U - カプセル払出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】持ち運び、組み立て、廃棄等が容易であって、必要なときのみ使用できるカプセル払出装置を提供する。
【解決手段】カプセル払出装置10は、多数のカプセルCを収容可能な箱本体12内に、複数のカプセル保持部HA〜HEを有する回転盤60が回転可能に支持されている。箱本体底面と回転盤60の間には支持台が設けられ、該支持台には、カプセルCが通過可能な落下口と、カプセルCを箱本体12の外部に払い出す排出路34が設けられている。支持体上面は、落下口と位置が一致していないカプセル収容部の下部開口を覆っている。落下口の上方、かつ、回転盤60の上方には、落下口と位置が一致しているカプセル保持部に、他のカプセルCが入らないように規制する斜面90が設けられている。カプセル払出装置10は、全体が紙(ダンボールを含む)で形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、ゲームの景品などのカプセルを払い出すためのカプセル払出装置に関するものである。
ゲームの景品等が収容されたカプセルを払い出す装置としては、例えば、下記特許文献1に記載の自動販売機がある。当該技術によれば、操作子の操作によって商品保持部材を動作させて商品保持孔と商品排出孔を合致させ、商品保持孔に保持されている商品を、該商品排出孔を通じて排出する自動販売機において、空打ち防止機構を排出待機位置近くに設けることで、いわゆる空打ちを確実に防止し、自己回復機構を持たせるようになっている。
特開2007−34603号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示すような従来の技術では、通常、カプセル払出装置は、筐体がプラスチック製であり、持ち運びが容易というわけではない。例えば、常時設置せず、イベント等のときだけ使用したい場合であっても、使用後には廃棄せず、持ち帰らなければならない。また、上述した背景技術では、通常、硬貨の投入と引き換えにダイヤルやレバーが回せるようになっているため、構造が複雑になりやすく、また、硬貨の投入なしでダイヤル等を回すことができるような簡易な構成とはなっていない。
本考案は、以上のような点に着目したもので、持ち運びしやすく、必要なときのみ使用でき、廃棄等も容易であって、簡単に組み立て可能なカプセル払出装置を提供することを、その目的とする。
本考案は、多数のカプセルを収容可能であって、前記カプセルの投入口を有する箱本体と、該箱本体の内部に、該箱本体の底面に対して略平行かつ回転可能に支持されており、上下方向に所定の厚みを有する回転盤と、該回転盤を上下に貫通しており、前記カプセルを一つ収容可能な形状及び寸法を有する複数のカプセル保持部と、前記箱本体の底面と前記回転盤の間に配置されており、前記カプセル保持部と位置が一致したときに、該カプセル保持部に収容されているカプセルを、前記箱本体の外部に払い出す払出手段と、前記回転盤を回転させるための回転機構と、前記箱本体の内部であって、前記払出手段と位置が一致するカプセル保持部上に配置されており、該カプセル保持部に他のカプセルが入ることを防止する規制手段と、前記箱本体に投入されたカプセルを、前記回転盤上へガイドする案内手段と、を備えるとともに、全体を紙(ダンボールを含む)で形成したことを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記払出手段が、前記回転盤の回転によって、所定の位置に達したカプセル保持部に収容されているカプセルが通過可能な落下口と、該落下口と位置が一致していないカプセル保持部からのカプセルの落下を防止する遮蔽手段と、前記落下口を通過したカプセルを、前記箱本体の外部に払い出す排出路と、を有することを特徴とする。
他の形態は、前記回転機構が、前記箱本体の側面の一つを、略水平方向に貫通する回転可能な伝達軸と、該伝達軸の前記箱の外側の端部に形成された操作用ダイヤルと、前記伝達軸の前記箱の内側の端部に設けられており、外周に複数の第1の歯を有する歯車と、前記回転盤を回転可能に支持する支持軸と、前記回転盤の外周縁に形成されており、前記伝達軸の歯車の第1の歯と噛み合う第2の歯と、によって形成されていることを特徴とする。
更に他の形態は、前記規制手段が、前記箱本体の側面内側から、前記回転盤側へ向けて突出しており、前記払出手段と位置が一致しているカプセル保持部の上方の一部を遮蔽する邪魔板を有することを特徴とする。更に他の形態は、前記邪魔板が、前記箱本体の内側から、前記回転盤側へ向けて低くなるように傾斜することで、該邪魔板が、前記案内手段の一部を構成することを特徴とする。本考案の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本考案によれば、多数のカプセルを収容可能な箱本体内に、カプセルを一つ収容可能なカプセル保持部が複数形成された回転盤を、回転可能に支持し、前記箱本体の底面と前記回転盤の間に、前記カプセル保持部と位置が一致したときに、該カプセル保持部に収容されているカプセルを箱本体の外部に払い出す払出手段を設ける。そして、該払出手段と位置が一致しているカプセル保持部に、他のカプセルが入らないように規制する規制手段と、前記箱本体に投入されたカプセルを前記回転盤上へガイドする案内手段を設けるとともに、カプセル払出装置の全体を紙で形成することとした。このため、カプセルを確実に一つずつ払い出すことができ、かつ、持ち運びしやすく、必要なときのみ使用でき、廃棄等も容易であって、組み立ても容易である。
本考案のカプセル払出装置の実施例1の全体構成を示す外観斜視図である。 前記実施例1のカプセル払出装置の組立工程の一例を示す図である。 前記実施例1のカプセル払出装置の組立工程の一例を示す図である。 前記実施例1のカプセル払出装置の組立工程の一例を示す図である。 前記実施例1の作用を示す図である。
以下、本考案を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1〜図5を参照しながら本考案の実施例1を説明する。図1は、本実施例のカプセル払出装置の全体構成を示す外観斜視図である。図2〜図4は、本実施例のカプセル払出装置の組立工程の一例を示す図である。図5は、本実施例の作用を示す図である。図1に示すように、本実施例のカプセル払出装置10は、多数のカプセルCを収容可能な箱本体12と、回転盤60及びその回転機構と、前記回転盤60に形成されたカプセル保持部HA〜HEと、カプセルCを外部に払い出す排出路34と、ガイド部76と、規制部材84とによって構成されている。前記各部は、カプセルCを除いて、厚紙やダンボールなどの紙素材によって形成されている。なお、カプセルCは、例えば、透明な樹脂等により略球状に形成されており、開閉可能であって、内部に景品等が収納されている。
前記箱本体12は、図示の例では略直方体状であって、開閉可能な上部と、底面16(図2(B)参照)と、側面12A〜12Dを有している。前記上部は、開口したときに、多数のカプセルCを投入する投入口14となり、例えば、図4(A)に示すフラップ15A,15B等によって開閉可能となっている。図示の例では、前記側面12Aに、カプセルCを外部に払い出すための払出口18と、後述する回転機構の伝達軸44を通すための穴20が形成されている。
次に、前記回転盤60は、本実施例では、3枚の円板62,64,66を所定の間隔で重ねて側面68(図2(C)参照))を設けた構造となっており、上下方向に所定の厚みを有している。上層の円板62は、中心に穴62Fを有し、その周囲に、複数(図示の例では5つ)の穴62A〜62Eを有している。中央の円板64も、中心に穴64Fを有し、その周囲に複数の穴64A〜64Eを有し、下層の円板66も、中心に穴66Fを有し、その周囲に複数の穴66A〜66Eを有している。前記中央の穴62F,64F,66Fには、前記回転盤60を回転可能に支持するための支持軸50が挿通される。
また、前記穴62A,64A,66Aの位置を合わせることで、前記回転盤60を上下方向に貫通したカプセル保持部HAが形成される。他の穴についても同様に、穴62B,64B,66Bによりカプセル保持部HBが形成され、穴62C,64C,66Cによりカプセル保持部HCが形成され、穴62D,64D,66Dによってカプセル保持部HDが形成され、穴62E,64E,66Eによりカプセル保持部HEが形成される。これらの保持部HA〜HEは、一つのカプセルCが完全に収容される寸法及び大きさに設定されているが、保持部HA〜HEにカプセルCが一つ収容されていても、箱本体12には多数のカプセルCが収容されているため、これらカプセル保持部HA〜HEの真上に、他のカプセルCが位置する状態も当然に生じ得る。
前記回転盤60と箱本体12の底面16の間には、図2(B)に示すように、支持台30が設けられる。図示の例では、該支持台30は、略直方体状であって、上面30Aの中央には、前記支持軸50を挿通可能な穴32を有している。また、前記支持台30の内側には、前記上面30Aから底面30Bにかけて、カプセルCを箱本体12の外部に払い出すための排出路34が形成されている。該排出路34の一端側の上部には、カプセルCの落下口36となる穴が形成されており、他方の端部37は、支持台30の側面で開口している。前記回転盤60の回転により、前記カプセル保持部HA〜HEと前記落下口36の位置が一致すると、前記カプセル保持部HA〜HE内に収容されているカプセルCが落下口36から排出路34に落ち、払出口18から外部に払い出される。なお、前記排出路34は、カプセルCの払い出しを容易にするために、図4(B)に示すように、払出口18側が低くなるように、若干の傾斜が設けられている。
次に、前記回転盤60の回転機構について説明する。前記回転盤60を構成する上層の円板62の外周には、多数の歯70が所定間隔で形成されている。一方、前記箱本体12の側面12Aの穴20を略水平方向に貫通するように、伝達軸42が設けられている。該伝達軸42の一方の端部(箱本体12の外側の端部)には、回転操作をするためのダイヤル44が設けられている。また、前記伝達軸42の他方の端部(箱本体12の内側の端部)には、前記歯70と噛み合う複数の歯48を有する歯車46が設けられている。なお、前記伝達軸42は、前記箱本体12内の支持台30の側端側に設けられた下側の軸受部材38の曲面部40(図3(A)参照)と、上側の軸受部材72の曲面部74(図4(A)参照)によって、回転可能に支持されている。
前記ガイド部76は、前記箱本体12内に投入されたカプセルCを、前記回転盤60上へガイドするためのものであり、本実施例では、図4(A)に示すように、2つのガイド部78,80を、連結部82で連結した構造となっている。前記ガイド部78,80は、上部に、略三角形の斜面78A,80Aを有している。そして、これら斜面78A,80Aの下側の縁78B,80Bを前記回転盤60側へ向くように箱本体12内にセットすることで、カプセルCを回転盤60へ案内することができる。
前記箱本体12の内部であって、前記ガイド部76と対向する側面には、前記規制部材84が設けられている。該規制部材84は、前記落下口36の上方に配置されており、該落下口36と位置が一致したカプセル収容部HA〜HEに、他のカプセルCが入り込まないようにするためのものである。前記規制部材84は、本実施例では、図4(A)に示すように、一対の側面86A,86Bと、背面88と、斜面90と、折り曲げ部92により構成されている。前記斜面90は、箱本体12の側面内側から、前記回転盤60側へ向けて突出しており、その縁部90Aが、前記カプセル保持部HA〜HEの上部開口の一部を遮蔽することで、前記カプセル保持部HA〜HEに他のカプセルCが入り込むのを防止する。また、本実施例では、前記斜面90の縁部90A側が前記回転盤60側へ向けて低くなるように傾斜しているため、箱本体12内に投入されたカプセルCを回転盤60上へガイドする。すなわち、前記斜面90は、邪魔板としての機能を有するとともに、カプセルCのガイド手段も兼ねている。
次に、図2〜図4を参照して、本実施例のカプセル払出装置10の組立手順の一例を説明する。まず、図2(A)に示すように、箱本体12に、排出路34の端部37と前記払出口18が一致するように、前記支持台30を収納する。そして、図2(B)に示すように、前記支持台30の中央の穴32に支持軸50を差し込むとともに、該支持軸50の内側に、断面略十字状の芯52を差し込む。該芯52は強度を補強するためのものであって、必要に応じて設けるようにすればよい。そして、図2(C)に示すように、上述した構造を有する回転盤60の穴62F,64F,66Fに前記支持軸50が通るように、前記回転盤60を取り付ける。
その後、図3(A)に示すように、前記支持台30に前記軸受部材38を取り付けるとともに、伝達軸42を穴20に通す。前記支持台30と軸受部材38は、図示しないスリットと該スリットに差し込まれる突出片等により簡易に固定される。また、前記伝達軸42は、ダイヤル44は取り外しておき、箱本体12の内側から、前記穴20に通す。そして、図3(B)に示すように、箱本体12の外側から、前記伝達軸42の端部に前記ダイヤル44を取り付け、円板62の歯70と、伝達軸42側の歯車46の歯48を噛み合わせる。これにより、伝達軸42の回転が、前記回転盤60に伝達し、カプセル保持部HA〜HEと前記落下口36の位置を合わせることができる。
そして、図4(A)に示すように、前記下側の軸受部材38の上に、上側の軸受部材72を乗せて、曲面部40,74で伝達軸42を回転可能に支持する。なお、下側の軸受部材38と上側の軸受部材72も、図示しないスリットと、該スリットに差し込まれる突出片等により簡易に固定される。次に、前記ガイド部76を、斜面78A,80Aの下縁78B,80Bが回転盤60側を向くようにセットする。また、前記規制部材84を、前記斜面90の縁部90A側が回転盤60側を向き、かつ、前記斜面90及び折り曲げ部92が、前記回転盤60の上層の円板62より上方にくるように、箱本体12内にセットする。これにより、図4(B)に示すように、カプセル払出装置10の組立が完了する。
次に、図5も参照して、本実施例の作用を説明する。上述したように組み立てたカプセル払出装置10の箱本体12の内部に、投入口14から多数のカプセルCを投入する(図1参照)。投入されたカプセルCは、前記ガイド部76や規制部材84の斜面90によって、回転盤60上へガイドされ、カプセル保持部HA〜HEに入り込む。カプセルCを箱本体12内に投入した時点で、カプセル保持部HA〜HEの全てにカプセルCが収容されなかったとしても、ダイヤル44を回し、伝達軸42及び歯車46を介して回転盤60を回転させているうちに、積み重なったカプセルCの山が崩れ、カプセル保持部HA〜HEにカプセルCが収容される。
前記回転盤60は、前記支持台30の上に載置されているため、前記支持台30に形成された落下口36と位置が一致しない限り、支持体30の上面30Aによって、カプセル保持部HA〜HEの下側開口が塞がれ、カプセルCが排出路34に落下することはない。図5(A-2)には、カプセル保持部HAと落下口36が重なる直前の様子が示されている。また、図5(A-2)を#A−#A線に沿って切断し矢印方向に見た断面が図5(A-1)に示されている。これらの図に示すように、カプセル保持部HAにカプセルC1が一つ収容された状態で回転盤60を回転させていっても、前記カプセル保持部HAと前記落下口36の位置が一致するまでは、前記カプセルC1は、カプセル保持部HAに収容された状態のままである。
しかし、図5(A-2)に矢印F5で示すように回転を続けると、図5(B-2)に示すように、カプセル保持部HAと落下口36の位置が一致し、図5(B-1)に示すように、カプセル保持部HA内に保持されていた一つのカプセルC1が、排出路34に落下する。図5(B-1)は、前記図5(B-2)を#B−#B線に沿って切断し矢印方向に見た断面図である。このとき、前記規制部材84がないと、前記カプセルC1が排出路34に落下した後、カプセル保持部HAの空いた空間に、他のカプセルC2が入り込み、カプセルCが連続して落下してしまうおそれがある。そこで、本実施例では、前記落下口36の上方かつ、前記回転盤60の上方に斜面90が位置するように規制部材84を配置し、図5(B-1)に示すように、カプセル保持部HAと落下口36の位置が一致している間、他のカプセルC2が前記カプセル保持部HAに入り込まないように規制している。これにより、確実にカプセルCを一つずつ払い出すことができる。このようなカプセル払出装置10は、例えば、イベント会場等に持ち込んでから、組み立てるようにしてもよい。また、使用後も、分解して搬出してもよい。
このように、実施例1によれば、多数のカプセルCを収容可能な箱本体12内に、カプセルを一つ収容可能なカプセル保持部HA〜HEが複数形成された回転盤60を回転可能に支持し、前記箱本体12の底面16と前記回転盤60の間に、前記カプセル保持部HA〜HEと位置が一致したときに、該カプセル保持部HA〜HEに収容されているカプセルCを箱本体12の外部に払い出す排出路34を設ける。そして、前記排出路34と位置が一致している状態のカプセル保持部に、他のカプセルCが入り込まないように規制部材84の斜面90で規制するとともに、ガイド部76によりカプセルCを回転盤60上へガイドすることとし、カプセル以外の構成部材を紙で形成することとした。このため、次のような効果がある。
(1)前記斜面90で規制することにより、カプセルCを一つずつ確実に払い出すことができる。
(2)全体が紙(ダンボールを含む)で構成されているため、持ち運びしやすく、必要なときのみ使用でき、廃棄等も容易であって、組み立ても容易である。使い捨て等も可能である。
(3)前記斜面90が、回転盤60上へカプセルCをガイドするガイド部材を兼ねるため、規制部材84側へ別途ガイド部材を用意する必要がない。
なお、本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した形状,寸法は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。
(2)前記実施例で示した回転盤60も一例であり、図示の例では、3枚の円板62〜66からなる構造としたが、これも一例であり、同様の作用・効果を奏する範囲内で適宜設計変更可能である。
(3)前記カプセル保持部HA〜HEも一例であり、その数は適宜増減してよい。また、前記実施例では、カプセル保持部HA〜HEには、一つのカプセルCのみが完全に収容可能な形状・寸法としたが、これも一例であり、二つ以上のカプセルCを収容可能な構成とすることを妨げるものではない。
(4)前記実施例で示したガイド部76の形状等も一例であり、同様の効果を奏する範囲内で適宜設計変更してよい。また、前記実施例では、前記ガイド部76と対向する側は、規制部材84がガイド部も兼ねることとしたが、これも一例であり、規制部材84とは別にガイド部を設けるようにしてもよい。
(5)前記実施例で示した伝達軸42の支持機構も一例であり、同様の作用・効果を奏する範囲内で適宜設計変更可能である。
(6)前記実施例で示した組立手順は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。また、カプセル払出装置10を組み立ててから使用する場所へ運ぶか、使用する場所へ各部材を運んで組み立てるかも任意である。
(7)本実施例のカプセル払出装置10は、紙を用いて形成しているため、一定期間の使用後廃棄するようにしてもよいが、使い捨て以外の用途に用いることを妨げるものではない。
本考案によれば、多数のカプセルを収容可能な箱本体内に、カプセルを一つ収容可能なカプセル保持部が複数形成された回転盤を、回転可能に支持し、前記箱本体の底面と前記回転盤の間に、前記カプセル保持部と位置が一致したときに、該カプセル保持部に収容されているカプセルを箱本体の外部に払い出す払出手段を設ける。そして、該払出手段と位置が一致しているカプセル保持部に、他のカプセルが入らないように規制する規制手段と、前記箱本体に投入されたカプセルを前記回転盤上へガイドする案内手段を設けるとともに、カプセル払出装置の全体を紙で形成することとした。このため、ゲームの景品等を封入したカプセルの払出装置の用途に適用できる。特に、イベント等の一定期間のみ使用するような場合に好適である。
10:カプセル払出装置
12:箱本体
12A〜12D:側面
14:投入口
15A,15B:フラップ
16:底面
18:払出口
20:穴
30:支持台
30A:上面
30B:底面
32:穴
34:排出路
36:落下口
37:端部
38:軸受部材
40:曲面部
42:伝達軸
44:ダイヤル
46:歯車
48:歯
50:支持軸
52:芯
60:回転盤
62,64,66:円板
62A〜62F,64A〜64F,66A〜66F:穴
68:側面
70:歯
72:軸受部材
74:曲面部
76:ガイド部
78,80:ガイド部
78A,80A:斜面
78B,80B:下縁
82:連結部
84:規制部材
86A,86B:側面
88:背面
90:斜面
90A:縁部
92:折り曲げ部
C,C1,C2:カプセル
HA〜HE:カプセル保持部

Claims (5)

  1. 多数のカプセルを収容可能であって、前記カプセルの投入口を有する箱本体と、
    該箱本体の内部に、該箱本体の底面に対して略平行かつ回転可能に支持されており、上下方向に所定の厚みを有する回転盤と、
    該回転盤を上下に貫通しており、前記カプセルを一つ収容可能な形状及び寸法を有する複数のカプセル保持部と、
    前記箱本体の底面と前記回転盤の間に配置されており、前記カプセル保持部と位置が一致したときに、該カプセル保持部に収容されているカプセルを、前記箱本体の外部に払い出す払出手段と、
    前記回転盤を回転させるための回転機構と、
    前記箱本体の内部であって、前記払出手段と位置が一致するカプセル保持部上に配置されており、該カプセル保持部に他のカプセルが入ることを防止する規制手段と、
    前記箱本体に投入されたカプセルを、前記回転盤上へガイドする案内手段と、
    を備えるとともに、
    全体を紙で形成したことを特徴とするカプセル払出装置。
  2. 前記払出手段が、
    前記回転盤の回転によって、所定の位置に達したカプセル保持部に収容されているカプセルが通過可能な落下口と、
    該落下口と位置が一致していないカプセル保持部からのカプセルの落下を防止する遮蔽手段と、
    前記落下口を通過したカプセルを、前記箱本体の外部に払い出す排出路と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のカプセル払出装置。
  3. 前記回転機構が、
    前記箱本体の側面の一つを、略水平方向に貫通する回転可能な伝達軸と、
    該伝達軸の前記箱の外側の端部に形成された操作用ダイヤルと、
    前記伝達軸の前記箱の内側の端部に設けられており、外周に複数の第1の歯を有する歯車と、
    前記回転盤を回転可能に支持する支持軸と、
    前記回転盤の外周縁に形成されており、前記伝達軸の歯車の第1の歯と噛み合う第2の歯と、
    によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のカプセル払出装置。
  4. 前記規制手段が、
    前記箱本体の側面内側から、前記回転盤側へ向けて突出しており、前記払出手段と位置が一致しているカプセル保持部の上方の一部を遮蔽する邪魔板を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のカプセル払出装置。
  5. 前記邪魔板が、
    前記箱本体の内側から、前記回転盤側へ向けて低くなるように傾斜することで、
    該邪魔板が、前記案内手段の一部を構成することを特徴とする請求項4記載のカプセル払出装置。
JP2014003984U 2014-07-26 カプセル払出装置 Active JP3193539U (ja)

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