JP7178288B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、主には生理用ナプキン、おりものシート、失禁パッド、トイレタリー等に使用される吸収性物品であって、詳しくは肌側の両側部に長手方向に沿って配設されたサイドシートが、着用者の体液排出部に対応する領域において、任意に肌側に起立できるようにした吸収性物品に関する。
従来より、前記吸収性物品として、ポリエチレンシートまたはポリエチレンシートラミネート不織布などの不透液性の裏面シートと、不織布または透液性プラスチックシートなどの透液性の表面シートとの間に綿状パルプ等からなる吸収体が介在されるとともに、肌当接面側の両側部に長手方向のほぼ全長に亘ってサイドシートが設けられ、かつ前記吸収体よりも側方に延出している前記裏面シートとサイドシートとの接合部分によって、着用者の体液排出部に対応する領域において側方に突出する左右一対のウイング状フラップが形成されたものが知られている。
前記吸収性物品を下着に固定するには、吸収性物品の本体部分に設けられた粘着剤層を下着内面の股下部に固定した後、側方に突出する前記ウイング状フラップを下着のクロッチ部分を巻き込むようにしながら折り返し、ウイング状フラップに設けられた粘着剤層を下着の股間部外面に接着するようにする。
着用時に体液が幅方向に移動して側部から漏れる横漏れを防止するため、前記サイドシートによって種々の形態の防漏部を設けたものが知られている。
例えば、下記特許文献1においては、吸収性物品の長手方向に沿って弾性伸縮部材が配設されることにより、肌側に高く起立させた立体ギャザーが開示されている。一方、下記特許文献2においては、透液性表面シートの肌側の両側部にそれぞれ長手方向に沿ってサイドシートが配設され、前記サイドシートと透液性表面シートとの積層部分の肌側に、非肌側に向けて窪むとともに、前記サイドシートと透液性表面シートとを融着したサイドエンボスが形成された吸収性物品が開示されている。このサイドシートには弾性伸縮部材は配設されていない。
特開2008-295478号公報 特開2018-86170号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されるように、弾性伸縮部材の収縮力によって肌側に高く起立するようにした立体ギャザーは、肌側に高く起立するため横漏れ防止には効果的であるが、特に肌側への起立高さを高くした立体ギャザーの場合には、弾性伸縮部材の収縮力が大きくなり、長時間装着していると肌面に当たる部分の擦れによる痛みが生じるなど、装着感の悪化を招くことがあった。
一方、上記特許文献2に記載されるように、弾性伸縮部材が配設されず、透液性表面シートの肌側の両側部にそれぞれサイドシートが積層されただけのものでは、サイドシートが肌側に起立せず、横漏れを生じるおそれがあった。
そこで本発明の主たる課題は、装着感を悪化させることなく、横漏れが防止できるようにした吸収性物品を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、肌側の表面シートと非肌側の裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、肌側の両側部にそれぞれ長手方向の全長に亘ってサイドシートが配設され、かつ両側部にそれぞれ前記サイドシート及び裏面シートを含んで成るウイング状フラップが形成された吸収性物品において、
前記ウイング状フラップが形成された長手方向の区間において、前記サイドシートの外面側に起立壁形成用シートが配設されるとともに、前記サイドシートの幅方向中央側の端縁より幅方向外側に離隔した位置に、前記サイドシートと表面シートとを接合する基端側接合部が設けられ、かつ前記基端側接合部より幅方向中央側位置に、前記起立壁形成用シートとサイドシートとを接合する作動側接合部が設けられる一方で、前記作動側接合部より幅方向外側に延在する前記起立壁形成用シートとサイドシートとが接合されない非接合領域が設けられており、
前記起立壁形成用シートの幅方向外側であって前記非接合領域と重なる位置に、吸収性物品の装着時に前記ウイング状フラップを下着のクロッチ部分を巻き込むようにして外側に折り返して下着の外面に固定する際、前記起立壁形成用シートを前記サイドシートに対して相対的に幅方向外側に移動させた状態で下着の外面に固定できるようにした起立壁保持用粘着剤層が設けられていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の発明では、前記ウイング状フラップが形成された長手方向の区間において、前記サイドシートの外面側に起立壁形成用シートが配設されるとともに、前記サイドシートの幅方向中央側の端縁より幅方向外側に離隔した位置に、前記サイドシートと表面シートとを接合する基端側接合部が設けられ、かつ前記基端側接合部より幅方向中央側位置に、前記起立壁形成用シートとサイドシートとを接合する作動側接合部が設けられる一方で、前記作動側接合部より幅方向外側に延在する前記起立壁形成用シートとサイドシートとが接合されない非接合領域が設けられている。
そして、前記起立壁形成用シートの幅方向外側であって前記非接合領域と重なる位置に、前記吸収性物品の装着時に前記ウイング状フラップを下着のクロッチ部分を巻き込むようにして外側に折り返して下着の外面に固定する際、前記起立壁形成用シートを前記サイドシートに対して相対的に幅方向に移動させた状態で下着の外面に固定できるようにした起立壁保持用粘着剤層が設けられている。
前記起立壁形成用シートをサイドシートに対して相対的に幅方向外側に移動することにより、作動側接合部に幅方向外側に向けた引張力が作用し、前記基端側接合部より幅方向中央側に延在するサイドシート部分が、前記基端側接合部を基端として肌側に起立するようになる。この状態で、前記起立壁保持用粘着剤層を下着に固定することにより、前記起立壁が形成された状態が保持できるようになる。前記起立壁保持用粘着剤層を下着に固定しない場合には前記起立壁が形成されない。このように、サイドシートに弾性伸縮部材を配設せずとも、サイドシートの幅方向中央側部分によって任意に起立壁を形成することができるため、装着感を悪化させることなく、横漏れが防止できるようになる。
請求項2に係る本発明として、前記起立壁形成用シートは、前記ウイング状フラップの側縁で前記表面シート側に折り返された前記裏面シートによって構成されている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項2記載の発明は、前記起立壁形成用シートの第1形態例であり、ウイング状フラップの側縁で表面シート側に折り返された裏面シートによって構成したものである。裏面シートが肌側に延在するため、裏面シートとして肌当たりが柔軟な不織布を用いるが好ましく、その場合には、裏面シートと吸収体との間に不透液性の防水フィルムを配設するのが好ましい。
請求項3に係る本発明として、前記起立壁形成用シートは、幅方向中央側が前記作動側接合部で前記サイドシートに接合されるとともに、幅方向外方側が接合部で前記裏面シートに接合されたシート部材によって構成されている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項3記載の発明は、前記起立壁形成用シートの第2形態例であり、幅方向中央側が作動側接合部で前記サイドシートに接合されるとともに、幅方向外方側が接合部で裏面シートに接合されたシート部材によって構成したものである。別部材からなるシート部材を接合することにより、資材が節約できるとともに、シート部材として肌当たりの柔軟な不織布を用いることができる。
請求項4に係る本発明として、前記起立壁形成用シートは、前記裏面シートの外面側に配設されるとともに、前記ウイング状フラップの側縁で前記表面シート側に折り返されたシート部材によって構成されている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項4記載の発明は、前記起立壁形成用シートの第3形態例であり、裏面シートの外面側に配設されるとともに、ウイング状フラップの側縁で表面シート側に折り返されたシート部材によって構成している。
請求項5に係る本発明として、前記ウイング状フラップが形成された長手方向の区間より前側及び後側において、前記サイドシートは、前記基端側接合部より幅方向中央側に位置する接合部で前記表面シートに接合されている請求項1~4いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項5記載の発明では、サイドシートと表面シートとの接合部は、ウイング状フラップが形成された長手方向の区間では、起立壁を形成するため、基端側接合部として、サイドシートの幅方向中央側の端縁より幅方向外側に離隔した位置に配置しているが、これより前側及び後側においては、起立壁を形成しないため、前記基端側接合部より幅方向中央側に位置する接合部で表面シートに接合している。
請求項6に係る本発明として、前記サイドシートの幅方向中央側の側縁は、前記ウイング状フラップが形成された区間を含む長手方向の中間部において、幅方向中央側に膨出している請求項1~5いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項6記載の発明では、サイドシートの幅方向中央側部分を肌側に起立させた際、起立壁の高さを高くするため、起立壁が形成される長手区間において、サイドシートの幅方向中央側の側縁を、幅方向中央側に膨出した形状としている。
請求項7に係る本発明として、前記起立壁保持用粘着剤層は、前記ウイング状フラップの長手方向中央部において長手方向に離隔して形成されるか、前記ウイング状フラップの略全長に亘って連続して延びている請求項1~6いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項7記載の発明では、起立壁形成用シートをサイドシートに対して相対的に幅方向外側に移動する際、ウイング状フラップの長手方向中央部を手で摘みやすくするため、長手方向中央部に粘着剤層の離隔部を形成している。また、起立壁保持用粘着剤層の下着に対する接合強度を高めるため、ウイング状フラップの略全長に亘って連続して延びるように形成することもできる。
以上詳説のとおり本発明によれば、装着感を悪化させることなく、横漏れが防止できるようになる。
本発明に係る生理用ナプキン1の一部破断展開図である。 図1のII-II線矢視図である。 図1のIII-III線矢視図である。 装着時の起立壁の形成手順を示す横断面図である。 変形例に係る生理用ナプキン1の平面図である。 変形例に係るウイング状フラップWの平面図である。 個装時のウイング状フラップWの折り畳み状態を示す平面図である。 個装時の剥離シート18の配置状態を示す、(A)は平面図、(B)は(A)のB-B線矢視図である。 第2形態例に係る生理用ナプキン1Aの横断面図である。 第3形態例に係る生理用ナプキン1Bの一部破断展開図である。 図10のXI-XI線矢視図である。 図10のXII-XII線矢視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔第1形態例〕
本発明の第1形態例に係る生理用ナプキン1は、図1~図3に示されるように、非肌側に配置された裏面シート2と、肌側に配置されるとともに、経血やおりものなど(以下、まとめて体液ともいう。)を速やかに透過させる透液性の表面シート3と、これら両シート2,3間に介装された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、肌当接面側の両側部に長手方向のほぼ全長に亘って設けられたサイドシート7、7とを備え、かつ前記吸収体4の周囲においては、その上下端縁部では前記裏面シート2と表面シート3との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール、超音波シール等の接合手段によって接合され、またその両側縁部では吸収体4よりも側方に延出している前記裏面シート2と前記サイドシート7とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール、超音波シール等の接合手段によって接合され、ほぼ着用者の体液排出部に対応する領域(以下、「体液排出部対応領域H」ともいう。)の吸収体側部位置に左右一対のウイング状フラップW、Wが形成されたものである。なお、図示例では、前記吸収体4の形状保持および拡散性向上のために、前記吸収体4をクレープ紙又は不織布などからなる被包シート5で囲繞しているが、この被包シート5は設けなくてもよい。また、図示例では、前記表面シート3の非肌側に隣接して、前記表面シート3とほぼ同形状の親水性の不織布などからなるセカンドシート6を配設しているが、このセカンドシート6は設けなくてもよい。また、本形態例では、前記吸収体4と裏面シート2との間の前記吸収体4を覆う範囲に、ポリエチレンシートなどからなる不透液性の防水シート8が配設されている。
なお、前記体液排出部対応領域Hとは、生理用ナプキン1の装着時に着用者の体液排出部(膣口を含む)に対向して配置される領域である。そのナプキン長手方向の範囲は、両側部に形成されるウイング状フラップW、Wの長手方向の範囲とほぼ同等とされている。
以下、さらに前記生理用ナプキン1の構造について詳述すると、
本第1形態例では、前記裏面シート2は、防水シート8を覆って生理用ナプキン1の外面を布のような外観、肌触りとするものによって構成されている。前記裏面シート2としては、不織布で形成するのが好ましい。素材繊維は、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができ、加工法は、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、エアスルー法、ニードルパンチ法等を用いて製作することができる。但し、肌触り及び強度を両立できる点でスパンボンド不織布やSMS不織布、SMMS不織布等の長繊維不織布が好ましい。前記裏面シート2は、体液の浸み出しを防止するため、撥水処理を施してもよい。前記裏面シート2の非肌側面(外面)にはナプキン長手方向に沿って1または複数条の粘着剤層(図示せず)が形成され、身体への装着時に生理用ナプキン1を下着に固定するようになっている。
次いで、前記表面シート3は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、サーマルボンド法、スパンレース法、スパンボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、本生理用ナプキン1では、繊維間空隙が大きな、エアスルータイプのサーマルボンド不織布(熱融着繊維を原料として、熱風処理機により不織布構造を形成したもの)が特に好ましい。前記表面シート3に多数の透孔を形成した場合には、体液が速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。不織布の繊維は、長繊維または短繊維のいずれでもよいが、好ましくはタオル地の風合いを出すため短繊維を使用するのがよい。また、エンボス処理を容易とするために、比較的低融点のポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系繊維のものを用いるのがよい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイド-バイ-サイド型繊維、分割型繊維の複合繊維を好適に用いることもできる。
前記裏面シート2と表面シート3との間に介在される吸収体4は、たとえばパルプと高吸水性ポリマーとにより構成されている。前記高吸水性ポリマーは吸収体を構成するパルプ中に、例えば粒状粉として混入されている。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。
前記吸収体4には合成繊維を混合しても良い。前記合成繊維は、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、及びこれらの共重合体などを使用することができるし、これら2種を混合したものであってもよい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイド-バイ-サイド型繊維、分割型繊維などの複合繊維も用いることができる。前記合成繊維は、体液に対する親和性を有するように、疎水性繊維の場合には親水化剤によって表面処理したものを用いるのが望ましい。
必要に応じて前記表面シート3の非肌側に隣接して配置される親水性のセカンドシート6は、体液に対して親水性を有するものであればよい。具体的には、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることにより素材自体に親水性を有するものを用いるか、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維を親水化剤によって表面処理し親水性を付与した繊維を用いることができる。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイド-バイ-サイド型繊維、分割型繊維等の複合繊維を用いることができる。前記セカンドシート6と吸収体4(被包シート5)とは、ホットメルト接着剤等により接合するのが望ましい。前記セカンドシート6と吸収体4とを接合することにより、体液を前記セカンドシート6から吸収体4に速やかに移行させることができるようになる。
前記表面シート3の幅寸法は、図示例では、図2及び図3の横断面図に示されるように、吸収体4の幅よりも若干長めとされ、吸収体4を覆うだけに止まり、それより外方側は前記表面シート3とは別のサイドシート7、具体的には経血やおりもの等が浸透するのを防止する、あるいは肌触り感を高めるなどの目的に応じて、適宜の撥水処理または親水処理を施した不織布素材を用いて構成されたサイドシート7が配設されている。
かかるサイドシート7としては、天然繊維、合成繊維または再生繊維などを素材として、適宜の加工法によって形成されたものを使用することができるが、好ましくは体液の隠蔽性を高めるため、坪量を高めた不織布を用いるのがよい。具体的には、坪量を13~23g/mとして作製された不織布を用いるのが望ましく、かつ体液の透過を確実に防止するためにシリコン系、パラフィン系、アルキルクロミッククロリド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布が好適に使用される。
前記サイドシート7は、図2及び図3に示されるように、幅方向中間部より外側部分を所定の内側位置から裏面シート2の外縁までの範囲に亘ってホットメルトなどの接着剤によって接着し、これら前記サイドシート7及び裏面シート2を含む積層シート部分により吸収体4の両側部に吸収体4が介在しないフラップ部が形成されている。このフラップ部によって、ほぼ前記体液排出部対応領域Hに相当する吸収体側部位置に左右一対のウイング状フラップW、Wを形成することができる。このウイング状フラップW、Wの外面側(裏面シート2の外面側)にはそれぞれ粘着剤層9、9が備えられ、ショーツに対する装着時に、前記ウイング状フラップW、Wを基端部の折返し線RL位置にて反対側に折り返し、ショーツのクロッチ部分に巻き付けて止着するようになっている。一方、前記サイドシート7の内方側部分は表面シート3の肌側に積層された状態で吸収体4側(表面シート3の肌側面)に所定の位置で接着されている。
前記防水シート8は、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、蒸れ防止の観点から透湿性を有するものを用いるのが望ましい。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。前記防水シート8としては、プラスチックフィルムと不織布とを積層させたポリラミ不織布を用いてもよい。
(起立壁)
次に、前記サイドシート7の幅方向中央側部分によって形成される起立壁について説明する。本生理用ナプキン1では、前記ウイング状フラップWが形成された長手方向の区間において、前記サイドシート7の外面側に起立壁形成用シート10が配設されている。ウイング状フラップWが形成された長手方向の区間とは、前記ウイング状フラップW、Wが幅方向外側に突出する長手区間のことであり、ウイング状フラップWの前端及び後端はそれぞれ、ウイング状フラップWの基端部の前側及び後側において、両側のウイング状フラップW、Wの離隔幅が最も狭くなる部分のことである。
本第1形態例に係る生理用ナプキン1では、前記起立壁形成用シート10は、ウイング状フラップWの側縁で表面シート3側に折り返されてサイドシート7の外面側に延在する裏面シート2によって構成されている。すなわち、ウイング状フラップWにおいてサイドシート7の肌側面及び非肌側面がそれぞれ、ウイング状フラップWの側縁で折り返されて連続する裏面シート2によって覆われている。
図4(A)に示されるように、前記ウイング状フラップWが形成された長手方向の区間において、前記サイドシート7は、該サイドシート7の幅方向中央側の端縁7aより幅方向外側に離隔した位置に長手方向に沿って設けられた基端側接合部11によって表面シート3と接合されている。この基端側接合部11は、該基端側接合部11より幅方向中央側に延在するサイドシート7によって起立壁を形成したときの基端となる部分である。前記基端側接合部11は、前記起立壁形成用シート10が配設された区間のほぼ全長に亘って生理用ナプキン1の長手方向に延びる連続線状に設けられている。一方、前記基端側接合部11からサイドシート7の幅方向中央側の端縁7aまでの間において、前記サイドシート7は、表面シート3に接合されていない。
前記基端側接合部11を設ける位置は、前記サイドシート7の幅方向中央側の端縁7aから外側に5~20mmとするのが好ましい。この端縁7aから基端側接合部11までの長さは、起立壁を形成した場合における起立壁の高さにほぼ相当するものであり、この長さを長くすることにより、肌側に高い起立壁が形成されることとなる。
前記サイドシート7は、吸収体4の側縁より幅方向外側に延出するフラップ部において、生理用ナプキン1の非肌側に配設された裏面シート2(ウイング状フラップWの側縁で折り返されて起立壁形成用シート10を構成する部分を除く)との積層部分のほぼ全面が、接合部14によって接合されている。
また、前記起立壁形成用シート10は、前記基端側接合部11より幅方向中央側位置に長手方向に沿って設けられた作動側接合部12によって前記サイドシート7と接合される一方で、前記作動側接合部12より幅方向外側に延在する部分が前記サイドシート7に接合されない非接合領域15とされている。
前記作動側接合部12は、前記基端側接合部11と、サイドシート7の幅方向中央側の端縁7aとの中間に位置しており、前記起立壁形成用シート10が配設された区間のほぼ全長に亘って生理用ナプキン1の長手方向に延びる連続線状に設けられている。この作動側接合部12は、起立壁を形成する際に、前記基端側接合部11より幅方向中央側に延在するサイドシート7の部分を肌側に起立させる引張力が加わる起立壁形成時の作動部となる部分である。
前記非接合領域15では、サイドシート7の外面側に起立壁形成用シート10が単に積層された状態で配置されており、起立壁形成用シート10がサイドシート7の表面をスライドして、相対的に移動できるようになっている。すなわち、本第1形態例に係る生理用ナプキン1では、起立壁形成用シート10は、ウイング状フラップWの側縁で折り返された裏面シート2から連続してサイドシート7の外面側を幅方向中央側に向けて延びるとともに、中間部がサイドシート7に接合されることなく、幅方向中央側の端部に設けられた前記作動側接合部12のみによってサイドシート7に接合されている。
前記起立壁形成用シート10の幅方向外側であって前記非接合領域15と厚み方向に重なる位置に、起立壁保持用粘着剤層13が設けられている。前記起立壁保持用粘着剤層13は、ウイング状フラップWを吸収体4の側縁より外側に突出させた展開状態において、図4(A)に示されるように、表面シート3側の外面に設けられている。前記起立壁保持用粘着剤層13は、装着時に必要に応じてショーツの外面に固定される粘着剤層である。
生理用ナプキン1の装着時にウイング状フラップWをショーツのクロッチ部分を巻き込むようにして外側に折り返してショーツの外面に固定する際、前記起立壁形成用シート10をサイドシート7に対して相対的に幅方向外側に移動させた(スライドさせた)状態で、前記起立壁保持用粘着剤層13をショーツの外面に固定できるようになっている。前記起立壁保持用粘着剤層13は、ウイング状フラップWを吸収体4の側縁より外側に突出させた展開状態において、図4(B)に示されるように、前記起立壁形成用シート10を幅方向外側に移動させることにより、側縁の折り返し端部を幅方向外側にずらした状態で、裏面シート2側の外面に位置するようになっている。前記起立壁保持用粘着剤層13をショーツに固定することにより、起立壁形成用シート10をサイドシート7に対して相対的に幅方向外側に移動させた状態が保持でき、サイドシート7の幅方向中央側部分によって起立壁が形成された状態が保持できるようになる。
起立壁を形成する手順について説明すると、前記起立壁形成用シート10の幅方向外側に設けられた起立壁保持用粘着剤層13は、図4(A)に示されるように、ウイング状フラップWの展開状態で、表面シート3側の外面に配置されていたのが、起立壁を形成するため起立壁形成用シート10を外側に移動することにより、図4(B)に示されるように、裏面シート2側の外面に移動するようになっている。一方、起立壁形成用シート10の幅方向中央側に設けられた作動側接合部12は、起立壁を形成するため起立壁形成用シート10を外側に移動することにより、図4(B)に示されるように、幅方向外側に向けた引張力をサイドシート7に伝達し、前記基端側接合部11より幅方向中央側に延在するサイドシート7の部分が、前記基端側接合部11を基端として肌側に起立するようになる。その後、図4(C)に示されるように、ウイング状フラップWをショーツのクロッチ部分を巻き込むようにして外側に折り返して、ズレ止め粘着剤層9をショーツの外面に固定するとともに、起立壁保持用粘着剤層13をショーツの外面に固定して、前記基端側接合部11より幅方向中央側に延在するサイドシート7の部分によって起立壁が形成された状態を保持する。
このように、本発明に係る生理用ナプキン1では、サイドシート7に長手方向に沿う弾性伸縮部材を配設せずとも、サイドシート7の幅方向中央部分によって起立壁が形成できるため、装着感を悪化させることなく、横漏れが防止できるようになる。また、起立壁を形成した場合において、サイドシート7の外側に起立壁形成用シート10が配置されるため、起立壁が二重シート構造となって、横漏れ防止効果がより一層向上する。
一方、前記起立壁の形成は任意であり、前記起立壁形成用シート10を移動しないで、ウイング状フラップWのズレ止め粘着剤層9のみをショーツに固定した場合には、上述の起立壁が形成されず、サイドシート7の幅方向中央側部分が生理用ナプキン1の全長に亘って表面シート3に隣接して積層された状態で装着できるようになる。
また、本生理用ナプキン1では、ウイング状フラップWが、サイドシート7と裏面シート2との積層接合体からなる通常のものに加えて、更に起立壁形成用シート10が積層された構造を成しているため、ウイング状フラップの剛性が通常のものに比べて高くなり、ウイング状フラップWのシワやヨレが軽減できるようになる。
図1に示されるように、前記サイドシート7は、前記ウイング状フラップWが形成された長手方向の区間より前側及び後側において、前記基端側接合部11より幅方向中央側に位置する接合部16で表面シート3に接合されているのが好ましい。これにより、ウイング状フラップWが形成された長手方向の区間以外の領域では、起立壁が形成されず、肌面に密着して配置されるようになる。前記接合部16の幅方向中央側の側縁は、サイドシート7の幅方向中央側の端縁7aとほぼ同等又は4mm以内の離隔幅で配置されている。
図1に示される形態例では、サイドシート7の幅方向中央側の側縁が、生理用ナプキン1の長手方向に延びる直線で形成されているが、図5に示されるように、ウイング状フラップWが形成された区間を含む長手方向の中間部において、幅方向中央側に膨出した形状で形成してもよい。これによって、この膨出部が肌側に起立する起立壁が形成されるため、起立壁の高さが高くなり、横漏れがより確実に防止できるようになる。膨出部の形状は任意であり、図示例では円弧状であるが、その他に、矩形状、多角形状などとすることができる。
図4に示されるように、前記起立壁形成用シート10の幅方向中央側の端縁10aは、サイドシート7の幅方向中央側の端縁7aとほぼ同等の位置またはこれより幅方向中央側に延在した位置に配置してもよいが、図4(A)に示されるように、前記端縁7aより幅方向外側の位置に配置するのが好ましい。起立壁形成用シート10の端縁10aがサイドシート7の端縁7aより幅方向外側に位置することにより、起立壁を形成した状態で、サイドシート7の端縁7aのみが肌面に当接するようになり、起立壁の肌当たりが柔らかく装着感が良好になる。
前記起立壁保持用粘着剤層13は、図1に示されるように、ウイング状フラップWの長手方向中央部において長手方向に離隔して形成することにより、この離隔部17を持ち手部分として、装着時に起立壁形成用シート10を移動させる操作をしやすくしてもよい。これにより、前記起立壁保持用粘着剤層13は、前記離隔部17の前後にそれぞれ長手方向に沿って配置されるようになる。
一方、前記起立壁保持用粘着剤層13は、図6に示されるように、ウイング状フラップWの略全長に亘って連続して延びるように形成してもよい。この場合には、装着時に起立壁保持用粘着剤層13をショーツに固定した際の接合強度を大きくできる。
前記ウイング状フラップWに、ズレ止め粘着剤層9及び起立壁保持用粘着剤層13を設けるには、図7に示されるように、ウイング状フラップWを表面シート3側に折り畳むとともに、ウイング状フラップWの先端部を幅方向外側に折り返した状態で、前記ズレ止め粘着剤層9及び起立壁保持用粘着剤層13を所定の位置に塗布する。その後、図8に示されるように、前記ズレ止め粘着剤層9及び起立壁保持用粘着剤層13を一体的に覆う剥離シート18を配置し、長手方向に折り畳んで個装シートで包装することにより、個装状態とすることができる。
〔第2形態例〕
次に、第2形態例に係る生理用ナプキン1Aについて、図9に基づいて説明する。本第2形態例では、上記第1形態例と比較して、起立壁形成用シートの形態が異なっている。第2形態例では、起立壁形成用シート10Aが、サイドシート7の外面側に配設され、幅方向中央側が前記作動側接合部12でサイドシート7に接合されるとともに、幅方向外方側が前記ウイング状フラップWの側縁部に長手方向に沿って設けられた接合部19で前記裏面シート2に接合されたシート部材20によって構成されている。このように、起立壁形成用シート10Aとして裏面シート2とは別体のシート部材を用いることにより、裏面シート2として、防水性の部材(上記第1形態例に係る防水シート8と同様の素材からなるもの)を用いることができ、第1形態例で裏面シート2とは別に設けていた防水シート8を省略することができる。このため、資材の削減が可能となりコストが低減できるようになる。
前記シート部材20としては、肌触りのよい素材(上記第1形態例に係る裏面シート2と同様の素材)を用いるのが好ましい。
〔第3形態例〕
第3形態例に係る生理用ナプキン1Bでは、図10~図12に示されるように、上記第1形態例に係る生理用ナプキン1と比較して、起立壁形成用シートの形態が異なっている。本第3形態例では、起立壁形成用シート10Bが、前記裏面シート2の外面側に配設されるとともに、前記ウイング状フラップWの側縁で表面シート3側に折り返されてサイドシート7の外面側に延在するシート部材21によって構成されている。前記シート部材21は、ウイング状フラップWが形成された長手方向の区間にのみ設けられ、それより前側及び後側には配置されていない。前記シート部材21は、裏面シート2の外面側に接合されるとともに、両側部がウイング状フラップWの側縁で表面シート3側に折り返されて、サイドシート7の外面に対し、前記作動側接合部12で接合されている。このように、起立壁形成用シート10Bとして裏面シート2とは別体のシート部材を用いることにより、裏面シート2として、防水性の部材(上記第1形態例に係る防水シート8と同様の素材からなるもの)を用いることができ、第1形態例で裏面シート2とは別に設けていた防水シート8を省略することができる。このため、資材の削減が可能となりコストが低減できるようになる。
前記シート部材21としては、肌触りのよい素材(上記第1形態例に係る裏面シート2と同様の素材)を用いるのが好ましい。
1…生理用ナプキン、2…裏面シート、3…表面シート、4…吸収体、5…被包シート、6…セカンドシート、7…サイドシート、8…防水シート、9…ズレ止め粘着剤層、10…起立壁形成用シート、11…基端側接合部、12…作動側接合部、13…起立壁保持用粘着剤層、14…接合部、15…非接合領域、16…接合部、17…離隔部、18…剥離シート

Claims (7)

  1. 肌側の表面シートと非肌側の裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、肌側の両側部にそれぞれ長手方向の全長に亘ってサイドシートが配設され、かつ両側部にそれぞれ前記サイドシート及び裏面シートを含んで成るウイング状フラップが形成された吸収性物品において、
    前記ウイング状フラップが形成された長手方向の区間において、前記サイドシートの外面側に起立壁形成用シートが配設されるとともに、前記サイドシートの幅方向中央側の端縁より幅方向外側に離隔した位置に、前記サイドシートと表面シートとを接合する基端側接合部が設けられ、かつ前記基端側接合部より幅方向中央側位置に、前記起立壁形成用シートとサイドシートとを接合する作動側接合部が設けられる一方で、前記作動側接合部より幅方向外側に延在する前記起立壁形成用シートとサイドシートとが接合されない非接合領域が設けられており、
    前記起立壁形成用シートの幅方向外側であって前記非接合領域と重なる位置に、吸収性物品の装着時に前記ウイング状フラップを下着のクロッチ部分を巻き込むようにして外側に折り返して下着の外面に固定する際、前記起立壁形成用シートを前記サイドシートに対して相対的に幅方向外側に移動させた状態で下着の外面に固定できるようにした起立壁保持用粘着剤層が設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記起立壁形成用シートは、前記ウイング状フラップの側縁で前記表面シート側に折り返された前記裏面シートによって構成されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記起立壁形成用シートは、幅方向中央側が前記作動側接合部で前記サイドシートに接合されるとともに、幅方向外方側が接合部で前記裏面シートに接合されたシート部材によって構成されている請求項1記載の吸収性物品。
  4. 前記起立壁形成用シートは、前記裏面シートの外面側に配設されるとともに、前記ウイング状フラップの側縁で前記表面シート側に折り返されたシート部材によって構成されている請求項1記載の吸収性物品。
  5. 前記ウイング状フラップが形成された長手方向の区間より前側及び後側において、前記サイドシートは、前記基端側接合部より幅方向中央側に位置する接合部で前記表面シートに接合されている請求項1~4いずれかに記載の吸収性物品。
  6. 前記サイドシートの幅方向中央側の側縁は、前記ウイング状フラップが形成された区間を含む長手方向の中間部において、幅方向中央側に膨出している請求項1~5いずれかに記載の吸収性物品。
  7. 前記起立壁保持用粘着剤層は、前記ウイング状フラップの長手方向中央部において長手方向に離隔して形成されるか、前記ウイング状フラップの略全長に亘って連続して延びている請求項1~6いずれかに記載の吸収性物品。
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