JP7175519B2 - 撹拌装置、接続棒及び連結機構 - Google Patents

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Description

本発明は、撹拌装置、当該撹拌装置に取り付けられる接続棒、及び当該接続棒の連結機構に関する。
特許文献1には、樹脂製の撹拌棒を連結して使用する撹拌装置において、U字形状のストッパーが撹拌棒に形成された一対の溝に当接して回転力を撹拌棒に伝達する構成が開示されている。
特開2014-91101号公報
特許文献1に開示された撹拌装置においては、素材や環境の変化により、又製品の寸法のばらつきにより、樹脂製のストッパーの連結強度不足が発生していた。又、撹拌棒の組付けにおいて、U字形状のストッパーが脱落するおそれがあった。
本発明の目的は、接続棒を連結するための簡易な構成の点で有利な撹拌装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の撹拌装置は、接続棒と、前記接続棒に連結される被連結部材と、前記接続棒に係合する係合部材と、前記被連結部材に螺合する締結部材と、を備える撹拌装置であって、前記接続棒の外周囲には、少なくとも三つの角を画成するように係合面が設けられており、前記係合面の各々には、前記係合部材の複数の係合部が各々係合し、前記接続棒は、前記係合部材を介して前記締結部材の締結により前記被連結部材に連結されていることを特徴とする。
本発明によれば、接続棒を連結するための簡易な構成の点で有利な撹拌装置を提供することができる。
実施例1に係る撹拌装置100の概略図である。 実施例1に係る接続棒1と中空シャフト4の連結状態を示す概略図である。 (A)実施例1に係る連結機構の断面図である。(B)キャップ3における拡大断面図である。 (A)実施例1に係るストッパー2の平面図である。(B)、(C)同斜視図である。 実施例1に係るキャップ3の斜視図である。 (A)実施例1に係る中空シャフト4の下端部4cの近傍の断面図である。(B)同外観図である。 (A)実施例2に係る連結機構の断面図である。(B)キャップ23における拡大断面図である。 (A)実施例2に係る中空シャフト24の下端部24cの近傍の断面図である。(B)同斜視図である。 (A)変形例1に係る接続棒31に係合するストッパー32の断面図である。(B)、(C)ストッパー32の斜視図である。 (A)変形例2に係るストッパー42の平面図である。(B)、(C)同斜視図である。 変形例3に係るストッパー52の斜視図である。
以下、本発明を実施するための例示的な実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下の各実施例、各変形例で説明する寸法、材料、形状、構成要素の相対的な位置等は任意であり、様々な条件に応じて変更できる。又、特別な記載がない限り、本発明の範囲は、以下に具体的に記載された各実施例、各変形例に限定されるものではない。なお、本明細書において、上下とは重力方向における上方向と下方向にそれぞれ対応する。
(実施例1)
図1は、実施例1に係る撹拌装置100の概略図であり、図1を参照して実施例1に係る撹拌装置100を説明する。実施例1に係る撹拌装置100は、フラスコ等の撹拌容器10内の薬品等を撹拌するための撹拌羽根5、当該撹拌羽根5を支持する接続棒1、当該接続棒1を回転させるための駆動部9及びコントローラ部11等を備えている。駆動部9は、ケーブルを介してコントローラ部11と接続されている。そして、コントローラ部11は、撹拌装置100の駆動部9の駆動を開始又は停止するスイッチを有し、駆動部9を制御すると共にタイマーとしても機能する。
駆動部9は、合成樹脂等からなるカバー体と、カバー体の内部に収容された不図示の駆動用のモーターを有する。更に、駆動部9は、モーター軸の下端に固定された不図示の駆動磁石と、当該駆動磁石と磁気カップリングする従動磁石を含む不図示の回転板を有する。そして、駆動磁石と回転板は、同軸線上に位置している。回転板と駆動磁石の間には、隔壁8が配置されており、モーター内への薬品等の侵入が防止されている。隔壁8の下側には、テーパー形状を有するジョイント部7が螺合している。
又、撹拌装置100は、駆動部9からの回転を接続棒1に伝達する回転伝達部としての中空シャフト4(被連結部材)を更に備える。この中空シャフト4は、略パイプ状の部材であり、中空シャフト4の上端部が駆動部9の回転板の下端部に接続されており、ジョイント部7内に配置されている。更に、中空シャフト4は、ジョイント部7に対してベアリングを介して回転可能に支持されている。又、中空シャフト4には、接続棒1がキャップ3(締結部材)により連結されている。
モーターが駆動してモーター軸が回転すると、回転駆動される中空シャフト4によって接続棒1に回転が伝達される。すなわち、モーター軸に固定された駆動磁石の回転に従って回転板が回転し、回転板の回転に伴って中空シャフト4及び接続棒1が回転する。接続棒1の下端には、略矩形状であると共に端部に湾曲した端面を有する撹拌羽根5が取り付けられている。この撹拌羽根5が接続棒1によって回転することにより、撹拌容器10の内容物が撹拌される。なお、撹拌羽根5は、半月形、扇形等、他の形状を有していてもよい。
ジョイント部7の下部7aはテーパー形状となっており、この下部7aには環状溝7bが形成され、当該環状溝7bにはOリングが装着されている。そして、下部7aが撹拌容器10の開口部10aに挿入されると、Oリングによりジョイント部7の下部7aと開口部10aの内面との間を気密に密封することができる。ジョイント部7と撹拌容器10との間には脱着リング6が配置されており、ジョイント部7に螺合する脱着リング6を回転することにより、撹拌容器10とジョイント部7の分離が容易にできる。
接続棒1は、PTFE、PEEK樹脂等の耐薬品性を有する樹脂材料により形成されているが、ガラスによって形成することもできる。又、撹拌羽根5及びキャップ3もPTFE、PEEK樹脂等の耐薬品性を有する樹脂材料により形成されている。そして、中空シャフト4は、ステンレス材料、フッ素樹脂等の材料により形成されている。又、中空シャフト4は、ステンレス材料により形成された基体の外側にPTFE樹脂の層を設けることにより形成することもできる。
次に、図2乃至図6(A)、(B)を参照して、実施例1に係る連結機構を構成する構成要素について説明する。図2は、実施例1に係る接続棒1と中空シャフト4の連結状態を示す概略図である。図3(A)は、実施例1に係る接続棒1と中空シャフト4の連結機構の断面図であり、図3(B)は、キャップ3における拡大断面図である。図4(A)は、実施例1に係るストッパー2(係合部材)の平面図であり、図4(B)、(C)はストッパー2の斜視図である。図5は、実施例1に係るキャップ3の斜視図である。図6(A)は、実施例1に係る中空シャフト4の下端部4cの近傍の断面図であり、図6(B)は同外観図である。
まず、図2~図4(A)~(C)を参照して、実施例1に係る接続棒1について説明する。接続棒1の外面には、接続棒1の空回りを抑制するための外面係合部1b(係合面)が複数設けられている。この外面係合部1bは、接続棒1の外周囲に丸みを有する六つの角1cを画成するように設けられており、すなわち、外面係合部1bは、接続棒1の外面の周方向に断続して6か所形成されている。そして、この外面係合部1bには、ストッパー2の係合部2bが係合し、この係合により接続棒1とストッパー2が係合可能となる。このように外面係合部1bは、接続棒1の外周囲に丸みを有する六つの角1cを画成するように設けられているが、少なくとも五つの角1cを有するように外面係合部1bが形成されていればよい。そして、キャップ3を中空シャフト4に締結することにより、接続棒1は、ストッパー2を介して中空シャフト4に連結される。更に、接続棒1(撹拌棒)には、撹拌羽根5が揺動可能に取り付けられており、撹拌羽根5は、接続棒1が回転すると上方に揺動して開くように構成されている。なお、図2においては、撹拌羽根5が閉じた状態を示しており、図1においては、撹拌羽根5が開いた状態を示している。
接続棒1は、上記のように樹脂材料により形成されているが強度を確保するために、図3(B)に示すようにステンレス材料等の金属材料により形成された芯部材1aと、PTFE、PEEK樹脂等の樹脂材料により形成された外層1dにより構成されている。そして、接続棒1の外径は約8mm、芯部材1aは直径5mm、外層1dの厚さは1.5mm程度の寸法となっているが、外面係合部1bが形成された部位においては、芯部材1aを覆う外層1dの厚さは1.5mmより更に薄くなっている。
次に、実施例1に係るストッパー2について説明する。ストッパー2の外面形状は、図4(A)~(C)に示すように一つの角2cが欠落し、五つの角2cを備えた略六角形(略C字型)をしている。そして、ストッパー2の内面には六つの係合部2bが形成されており、各々六つの係合部2bが接続棒1の外面係合部1bの各々に係合する。又、図3(B)に示すように、外面係合部1bにおける接続棒1の横断面は、ストッパー2の略C字型の形状に対応するように略六角形の形状を有し、外面係合部1bは平らな平面である。
次に、実施例1に係るキャップ3について説明する。キャップ3は、図5に示すように略六角形のナット型の形状を有し、キャップ3の内周面にはストッパー2の外周面2aが嵌合する嵌合部3a(内周面)と雌ねじ状の螺条溝3bが形成されている。又、嵌合部3aから径方向の内径側には、延出部3dが形成され、この延出部3dに接続棒1を挿入可能な孔部3cが略中心に形成されている。実施例1においては、キャップ3の嵌合部3aは六角形の形状をしており、この嵌合部3aの内面形状は、ストッパー2の外面形状と相補的な形状である。そして、ストッパー2の外周面2aが嵌合部3aと当接し、ストッパー2がキャップ3に嵌合する。
このような接続棒1、ストッパー2及びキャップ3は、例えば樹脂材料からなる素材を成型した後に切削加工することによって形成することができる。すなわち、接続棒1の外面係合部1b、ストッパー2のC字型の形状、キャップ3の嵌合部3a及び孔部3c等は、いずれも切削加工によって形成される。又、接続棒1がガラスにより形成される場合は、外面係合部1bに対応する位置に突部を有する型を用いて、接続棒1の外面係合部1bを形成することができる。
次に、実施例1に係る中空シャフト4について説明する。中空シャフト4は、図6(A)、(B)に示すように略パイプ状の部材である。中空シャフト4の下端部4cの側の外面には、キャップ3の螺条溝3bが螺合する雄ねじ状の螺条溝4bが形成されており、下端部4cの側の内周面には、外方に向かって傾斜するテーパー面4aが形成されている。
次に、接続棒1を中空シャフト4に取り付ける方法について説明するが、以下では撹拌羽根5は、接続棒1に予め取り付けられているとする。まず、撹拌羽根5が取り付けられていない側の接続棒1の端部をキャップ3の孔部3cに挿入し、キャップ3を撹拌羽根5の近傍に位置するように保持する。そして、接続棒1の外面係合部1bにストッパー2の係合部2bを係合させるが、ストッパー2は可撓性を有しているので、ストッパー2で接続棒1を挟み込むように取り付けることにより、外面係合部1bと係合部2bは係合する。
その後、キャップ3を上方に又は接続棒1を下方に移動させ、ストッパー2の外周面2aをキャップ3の嵌合部3aに嵌合させ、接続棒1、ストッパー2及びキャップ3を一体化させる。次に、キャップ3及びストッパー2と一体化した接続棒1の端部を中空シャフト4の下端部4cから中空シャフト4の中に挿入し、キャップ3の螺条溝3bを中空シャフト4の螺条溝4bに当接させる。この状態でキャップ3を締め付け方向に回転させ、キャップ3の螺条溝3bを中空シャフト4の螺条溝4bに螺合させる。キャップ3を更に締め付け、締結が完了すると、接続棒1が中空シャフト4に固定される。このようにして、接続棒1を容易に中空シャフト4に取り付けることができる。
以上説明した実施例1に係る連結機構によれば、ストッパー2の係合部2bは、接続棒1の外面係合部1bに係合すると共に、ストッパー2の外周面2aがキャップ3の嵌合部3aに嵌合している。そのため、キャップ3によって接続棒1を中空シャフト4に取り付けると、接続棒1の中空シャフト4に対する回転がストッパー2によって規制されるので、接続棒1の空回りを抑制することができる。更に、キャップ3が中空シャフト4の螺条溝4bに螺合した状態において、ストッパー2の上端部が中空シャフト4の下端部4cに当接することにより(図3(A)参照)、接続棒1の上方向への移動が規制される。加えて、ストッパー2の下端部がキャップ3の延出部3dに当接することにより、接続棒1の下方向への移動が規制される。
なお、図3(A)に示すように、接続棒1には、接続棒1の長手方向に沿って複数の外面係合部1bが形成されている。そのため、ストッパー2を係合させる位置を上下方向に変えることによって、容易に取付後の接続棒1の長さを調整することができる。すなわち、撹拌容器10内の内容物の量、撹拌容器10のサイズ等に応じて、中空シャフト4に対する接続棒1の取付位置を調整することができる。
又、複数の外面係合部1bは、接続棒1の長手方向に沿って等間隔で設けられている。そのため、視認できる外面係合部1bの数を数えることにより取付後の接続棒1の長さを容易に把握することができる。例えば、撹拌時において視認できる外面係合部1bの数が2つである場合、次に同じ量の薬品等の撹拌を行う際にも、視認できる外面係合部1bの数が2つとなるように接続棒1を取り付ければよい。
以上説明した実施例1に係る連結機構によれば、接続棒1の外周囲に少なくとも五つの丸みを有する角1cが画成されており、従来例と比較して連結における応力を分散させることができるので、接続棒1の空回りを抑制することができる。すなわち、ストッパー2の係合部2bの六面と、接続棒1の外面係合部1bの六面とが当接している。そのため、両部材の当接する領域における接触面積が大きく、応力を分散させることができる。この構成により、係合部2b及び外面係合部1bを比較的強度の低いPTTE等の材料により形成した場合であっても、破損を防止することができる。そして、接続棒1の外面係合部1bに係合するストッパー2がキャップ3の嵌合部3aにも嵌合している。そのため、接続棒1が中空シャフト4に対して空回りすることを抑制することができる。特に、接続棒1がPTFE、PEEK樹脂等の耐薬品性を有する材料により形成されている場合は、接続棒1が変形しやすく且つ滑りやすいが、このような場合であっても部材の空回りを抑制できる。更に、外面係合部1bが形成された部位の接続棒1の外層1dの厚さは、製品の寸法上、約1mm程度となるので強度が低いが、実施例1に係る連結機構によれば、十分な連結強度を確保することができる。
又、実施例1に係る連結機構においては、ストッパー2が接続棒1と比較して小さいので、ストッパー2と接続棒1との係合部分のサイズを小さく保つことができる。特に、空回りを抑制するために接続棒1の外側にビス等の別部材を設ける場合と比較して、係合部分のサイズを小さく保つことができる。そのため、撹拌装置100を撹拌容器10に取り付ける際に、係合部分が取付の邪魔になることもない。更にストッパー2がキャップ3の嵌合部3a内に収容されているので、ストッパー2の脱落を防止することができる。なお、接続棒1の回転方向をキャップ3の締め付け方向と一致させるように駆動部9を制御することにより、接続棒1の回転によってキャップ3がより強固に締め付けられることになる。これにより、より確実にキャップ3及びストッパー2の脱落を防止することができる。
又、実施例1に係る連結機構においては、ストッパー2を接続棒1に係合させ且つキャップ3に嵌合させるのみである。そのため、複雑な取付工程は不要であり、取付を容易に行うことができる。そして、既存の装置に対しては、実施例1に係る接続棒1、ストッパー2及びキャップ3を交換して取り付けることができるので、既存の装置の構成を利用することができる。なお、実施例1に係るストッパー2は、一つの角2cが欠落し、五つの角2cを備えた略六角形(略C字型)をしているが、一つの角2cが欠落し、四つの角2cを備えた略五角形をしていてもよい。対応する接続棒1には、少なくとも四つの角1cを画成するように外面係合部1bが形成されていればよく、この形態の接続棒1の横断面は五角形をしている。
(実施例2)
次に、図7(A)、(B)及び図8(A)、(B)を参照して、実施例2に係る連結機構を構成する構成要素について説明する。図7(A)は、実施例2に係る接続棒1と中空シャフト24の連結機構の断面図であり、図7(B)は、キャップ23における拡大断面図である。図8(A)は、実施例2の中空シャフト24の下端部24cの近傍の断面図であり、図8(B)は、同斜視図である。なお、実施例2の説明においては、実施例1と相違する点について説明し、実施例1と同じ構成要素については同じ参照番号を付すと共に、その説明を省略する。特に説明した場合を除き、同じ参照番号を付した構成要素は略同一の動作及び機能を奏し、その作用効果もほぼ同様である。
まず、実施例2に係る連結機構について説明する。実施例2に係る連結機構においては、接続棒1及びストッパー2の形状は実施例1と同じであるが、キャップ23及び中空シャフト24の形状は実施例1と異なる。
次に、実施例2に係るキャップ23について説明する。キャップ23は、図7(B)に示すように略六角形のナット型の形状を有し、キャップ23の内周面には中空シャフト24の螺条溝24bに螺合する雌ねじ状の螺条溝23bが形成されている。しかしながら、キャップ23には、実施例1に係るキャップ3が有する嵌合部3aは形成されていない。
次に、実施例2に係る中空シャフト24について説明する。中空シャフト24は、図8(A)、(B)に示すように略パイプ状の部材である。中空シャフト24の下端部24cの側の外面には、キャップ23の螺条溝23bが螺合する雄ねじ状の螺条溝24bが形成されており、下端部24cの側の内周面には、ストッパー2の外周面2aが嵌合する嵌合部24aが形成されている。又、嵌合部24aから径方向の内径側には、延出部24dが形成されている。実施例2においては、中空シャフト24の嵌合部24aは六角形の形状をしており、この嵌合部24aの内面形状は、ストッパー2の外面形状と相補的な形状である。そして、ストッパー2の外周面2aが中空シャフト24の嵌合部24aと当接し、ストッパー2が中空シャフト24に嵌合する。
次に、接続棒1を中空シャフト24に取り付ける方法について説明するが、以下では撹拌羽根5は、接続棒1に予め取り付けられているとする。まず、撹拌羽根5が取り付けられていない側の接続棒1の端部をキャップ23に挿入し、キャップ23を撹拌羽根5の近傍に位置するように保持する。そして、接続棒1の外面係合部1bにストッパー2の係合部2bを係合させる。そして、ストッパー2が係合している接続棒1の端部を中空シャフト24の下端部24cから中空シャフト24の中に挿入する。その後、接続棒1を上方に又は中空シャフト24を下方に移動させ、ストッパー2の外周面2aを中空シャフト24の嵌合部24aに嵌合させ、接続棒1、ストッパー2及び中空シャフト24を一体化させる。次に、キャップ23の螺条溝23bを中空シャフト24の螺条溝24bに当接させる。この状態でキャップ23を締め付け方向に回転させることにより、キャップ23の螺条溝23bを中空シャフト24の螺条溝24bに螺合させる。キャップ23を更に締め付け、締結が完了すると、接続棒1が中空シャフト24に固定される。このようにして、接続棒1を容易に中空シャフト24に取り付けることができる。
以上説明した実施例2に係る連結機構によれば、ストッパー2の係合部2bは、接続棒1の外面係合部1bに係合すると共に、ストッパー2の外周面2aが中空シャフト24の嵌合部24aに嵌合している。そのため、キャップ23によって接続棒1を中空シャフト24に取り付けると、接続棒1の中空シャフト24に対する回転がストッパー2によって規制されるので、接続棒1の空回りすることを抑制することができる。更に、キャップ23が中空シャフト24の螺条溝24bに螺合した状態において、ストッパー2の上端部が中空シャフト24の延出部24dに当接することにより、接続棒1の上方向への移動が規制される。接続棒1の下方向への移動の規制は実施例1と同様である。
又、実施例2に係る連結機構においても、ストッパー2を接続棒1に係合させ且つ中空シャフト24に嵌合させるのみである。そのため、複雑な取付工程は不要であり、取付を容易に行うことができる。更に、既存の装置に対しては、実施例2に係る接続棒1、ストッパー2、キャップ23及び中空シャフト24を交換して取り付けることができるので、既存の装置の構成を利用することができる。
実施例2に係る連結機構においては、ストッパー2が中空シャフト24の嵌合部24a内に収容されているので、ストッパー2の脱落を防止することができる。その他の効果は実施例1と同等である。
(変形例1)
変形例1に係る接続棒31及びストッパー32について説明する。図9(A)は、変形例1に係る接続棒31に係合するストッパー32及び接続棒31の断面図である。図9(B)、(C)は、ストッパー32の斜視図である。なお、変形例1の説明においては、実施例1と相違する点について説明し、実施例1と同じ構成要素についてはその説明を省略する。
まず、変形例1に係る接続棒31について説明する。図9(A)に示すように接続棒31の外面係合部31b(係合面)は、接続棒31の外周囲に丸みを有する五つの角31cを画成するように設けられており、その横断面は五角形をしている。しかしながら、少なくとも三つの角31cを画成するように外面係合部31bが形成されていればよい。又、外面係合部31bは、周方向に断続して少なくとも四つ形成されていれば十分であるが、五つ形成されていてもよい。この構成によれば、接続棒31の外周囲に少なくとも三つの丸みを有する角31cが画成されており、従来例と比較して連結における応力を分散させることができるので、接続棒31の空回りを抑制することができる。
次に、変形例1に係るストッパー32について説明する。変形例1に係るストッパー32の外面形状は、一つの辺32dが欠落し、四つの辺32dを備えた略五角形(略C字型)をしている。そして、ストッパー32の内面には四つの係合部32bが形成されており、各々四つの係合部32bが接続棒31の外面係合部31bの各々に係合する。ストッパー32は、実施例1に係るストッパー2と比較して、係合部32bを四つとすることで接続棒1に取り付けやすい等の効果がある。又、変形例1に係る接続棒31及びストッパー32は、実施例2に係る連結機構の形状を改良することにより適用可能である。
(変形例2)
変形例2に係るストッパー42について説明する。図10(A)は、変形例2に係るストッパー42の断面図であり、図10(B)、(C)は、ストッパー42の斜視図である。なお、変形例2の説明においては、実施例1と相違する点について説明し、実施例1と同じ構成要素についてはその説明を省略する。ストッパー42の外面形状は、一つの辺42dが欠落し、五つの辺42dを備えた略六角形(略C字型)をしており、ストッパー42の内面には五つの係合部42bが形成されている。
そして、変形例2に係るストッパー42に対応する接続棒は、外周囲に少なくとも四つの丸みを有する角を画成するように少なくとも五つの係合面が形成されていればよい。更に、ストッパー42は、外周囲に丸みを有する六つの角1cを備えた実施例1に係る接続棒1に対応することができる。
更に、ストッパー42の不図示の欠落した一つの辺の対向する辺には、薄肉部42eが形成されているので、ストッパー42は実施例1に係るストッパー2と比べてストッパー42を開く方向に異なる可撓性を有する。すなわち、薄肉部42eを有する変形例2に係るストッパー42は、実施例1に係るストッパー2と比較して、接続棒1に取り付けやすい等の効果がある。又、変形例2に係るストッパー42は、実施例2に係る連結機構にも適用可能である。
(変形例3)
変形例3に係るストッパー52について説明する。図11は、変形例3に係るストッパー52の斜視図である。なお、変形例3の説明においては、実施例1と相違する点について説明し、実施例1と同じ構成要素についてはその説明を省略する。ストッパー52の外面形状は、一つの角52cが欠落し、五つの角52cを備えた略六角形(略C字型)をしている。そして、ストッパー52の内面には六つの係合部52bが形成されており、不図示の欠落した一つの角に対向する角52cには、上下二対の切り欠き部52eが形成されている。このように変形例3に係るストッパー52は、上下二対の切り欠き部52eを有しているので、実施例1に係るストッパー2と比較して、接続棒1に取り付けやすい等の効果がある。又、変形例3に係るストッパー52は、実施例2に係る連結機構にも適用可能である。
以上、各実施例、各変形例を参照して本発明について説明したが、本発明は上記各実施例、各変形例に限定されるものではない。本発明に反しない範囲で変更された発明、及び本発明と均等な発明も本発明に含まれる。又、上記各実施例、各変形例は、本発明に反しない範囲で適宜組み合わせることができる。
なお、上記各実施例、各変形例においては、回転伝達部である中空シャフト4、24が回転板に対して着脱可能であったが、中空シャフト4、24と回転板とを一体に構成することもできる。この場合、回転板の下方に延在する部分が中空シャフト4、24となる。更に、中空シャフト4、24に代えて、モーター軸を延在させると共に、当該延在する部分を中空シャフト4、24とすることもできる。又、中空シャフト4、24は被連結部材であるが、本発明の被連結部材はこれら中空シャフト4、24には限定されず、接続棒1、31に対して分割式の撹拌羽根5を有するヘッド部を被連結部材として連結して使用することも可能である。更に、本発明の連結機構は、接続棒1、31と中空シャフト4、24との連結及び撹拌羽根5を有するヘッド部との連結に同時に適用することもできる。
又、上記実施例1の撹拌装置100は、ジョイント部7のテーパー形状をしている下部7aが撹拌容器10に挿入されており、撹拌容器10によって支持されている。しかしながら、撹拌装置100を撹拌装置用のスタンドに保持させ、スタンドによって支持させることもできる。
1、31 接続棒
1a 芯部材
1b、31b 外面係合部(係合面)
1c、31c 角
1d 外層
2、32、42、52 ストッパー(係合部材)
2a 外周面
2b、32b、42b、52b係合部
2c、52c 角
3、23 キャップ(締結部材)
3a 嵌合部(内周面)
4、24 中空シャフト(被連結部材)
5 撹拌羽根
9 駆動部
24a 嵌合部(内周面)
32d、42d 辺
100 撹拌装置

Claims (14)

  1. 接続棒と、
    前記接続棒に連結される被連結部材と、
    記被連結部材に螺合する締結部材と、
    前記接続棒に係合し、前記締結部材の内側に位置する係合部材と、を備える撹拌装置であって、
    前記係合部材の内周には、少なくとも四つの係合部が設けられており、
    前記係合部材の外周面は、前記締結部材又は前記被連結部材の内周面に嵌合し、
    前記接続棒の外周囲には、少なくとも三つの丸みを有する角を画成するように係合面が設けられており、前記係合面の各々には、前記係合部材の前記係合部が各々係合し、
    前記接続棒は、前記係合部材を介して前記締結部材の締結により前記被連結部材に連結されていることを特徴とする撹拌装置。
  2. 前記係合部材は、前記接続棒と前記締結部材との間に位置ることを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。
  3. 前記係合部材は、前記接続棒と前記被連結部材との間に位置ることを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。
  4. 前記係合部材は、C字型の形状の断面を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撹拌装置。
  5. 前記係合部材は、一つの辺が欠落した五角形又は六角形の断面を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撹拌装置。
  6. 前記係合部材は、一つの角が欠落した五角形又は六角形の断面を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撹拌装置。
  7. 前記接続棒の前記係合面における横断面は、五角形又は六角形であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撹拌装置。
  8. 前記接続棒は、金属材料による芯部材を有し、前記芯部材の外層は樹脂材料で覆われていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撹拌装置。
  9. 駆動部と撹拌羽根とを更に備え、
    前記被連結部材は、前記駆動部により回転駆動される中空シャフト又は前記接続棒により回転駆動される前記撹拌羽根を有するヘッド部であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撹拌装置。
  10. 駆動部と撹拌羽根とを更に備え、
    前記被連結部材は、前記駆動部により回転駆動される中空シャフト及び前記接続棒により回転駆動される撹拌羽根を有するヘッド部であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撹拌装置。
  11. 撹拌装置の被連結部材に連結することが可能な接続棒であって、
    前記接続棒の外周囲には、少なくとも三つの丸みを有する角を画成するように係合面が設けられており、
    前記係合面の各々には、内周に少なくとも四つの係合部を有する係合部材が係合可能であり、
    前記接続棒は、前記係合部材を介して前記被連結部材に螺合する締結部材の締結により前記被連結部材に連結することが可能であり、
    前記係合部材は、前記締結部材の内側に位置し、
    前記係合部材の外周面は、前記締結部材又は前記被連結部材の内周面に嵌合することを特徴とする接続棒。
  12. 前記接続棒の前記係合面における横断面は、五角形又は六角形であることを特徴とする請求項11に記載の接続棒。
  13. 前記接続棒は、金属材料による芯部材を有し、前記芯部材の外層は樹脂材料で覆われていることを特徴とする請求項11又は12に記載の接続棒。
  14. 撹拌装置の被連結部材に接続棒を結するための連結機構であって、
    締結部材が前記被連結部材に螺合し、
    係合部材が前記接続棒に係合すると共に、前記締結部材の内側に位置し、
    前記係合部材の内周には、少なくとも四つの係合部が設けられており、
    前記係合部材の外周面は、前記締結部材又は前記被連結部材の内周面に嵌合し、
    前記接続棒の外周囲には、少なくとも三つの丸みを有する角を画成するように係合面が設けられており、前記係合面の各々には、前記係合部材の前記係合部が各々係合し、
    前記係合部材を介して前記締結部材の締結により前記接続棒と前記被連結部材とが連結されることを特徴とする連結機構。
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