JP7173688B2 - アクセルペダル - Google Patents
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Description
具体的には、アクセルペダルの踏面と靴底との摩擦抵抗を低減し、アクセルペダルに対して靴底の滑りをよくすることが求められる。加えて、アクセル踏み込み時の中足骨骨頭部による撓みを抑制し、中足骨骨頭部周辺でしっかりとアクセルペダルを踏み込む感じを得ることも求められる。
所定の傾斜した複数の溝を備えることで、アクセルペダルの踏面と靴底との摩擦抵抗を低減し、アクセルペダルに対して靴底の滑りを改善することができる。一般にドライバは、踵を踏面よりも左後方のフロア上に載せ、中足骨骨頭部周辺で踏面を踏み込む。その際、踏面に形成された複数の溝が上記の傾斜溝であれば、踵からつま先に向かう靴底の長手方向が踏面の傾斜溝に概ね沿った方向となる。その結果、アクセルペダルの踏面と靴底との摩擦抵抗を低減できるからである。
実施形態に係るアクセルペダル1は踏面10を備える。踏面10は、互いに間隔をあけて配置される複数の溝11を備える(図1、図3)。複数の溝11は、車両の右前方から左後方に向かって斜めに傾斜される。アクセルペダル1の特徴の一つは、複数の溝11のうち、幅方向の概ね中央部に位置する溝の幅が、幅方向の左端及び右端に位置する溝の少なくとも一方よりも狭いことにある。以下、アクセルペダル1の各部の構成を詳細に説明する。
アクセルペダル1は、吊り下げ式のアクセルペダルでもオルガン式のアクセルペダルでもどちらでもよい。本例のアクセルペダル1は吊り下げ式のアクセルペダル1である。このアクセルペダル1は、踏面10の他にアーム20を有する。踏面10はアーム20の先端に設けられている。アーム20の基端は図示しないアクセルペダルユニットに連結されている。アクセルペダルユニットは、アーム20の回動機構を備えている。アクセルペダルユニットは、例えば、図示しないアクセルペダルブラケットを介してダッシュボード又はフロントフロアパネル(いずれも図示略)に固定される。
踏面10は、ドライバに踏まれる面である。踏面10を平面視した輪郭の形状は、特に限定されないが、車長方向に長い矩形状、又は台形状が好適に用いられる(図1)。本例の踏面10の形状は、前側の幅が狭く、後側の幅がほぼ一様な台形状である。つまり、踏面10は、略矩形の右前側の角部を三角形状に切り欠いたような形状である。
横線H2は、踏面10の幅方向に延びる線であって、踏面10を長手方向に二等分する線である。
縦線Vは、踏面10の長手方向に延びる線であって、踏面10を幅方向に二等分する線である(図1)。
交点Oは、横線H1又は横線H2と縦線Vとの交点である(図1)。
斜線Dは、交点Oを通り溝11と直交する線である(図1)。
踏面10には、複数の溝11が間隔をあけて設けられている(図1)。複数の溝11は、車両の右前方から左後方に向かって斜めに傾斜されている。いずれの溝11も直線状であり、互いに平行に配置されている。
踏面10における他の構成として、隣り合う溝11の間に形成される畝12が挙げられる(図1)。複数の溝11が直線状で平行に配置されることに対応して、畝12も複数形成され、互いに平行に配置される。踏面10を平面視した個々の畝12の形状は、概ね長尺の多角形状である。この畝12の形状は、踏面10上の配置箇所によって異なる。例えば、代表的な畝12の輪郭形状としては、三角形状、平行四辺形状、又は台形状が挙げられる。
実施形態に係るアクセルペダル1は、次の効果を奏することができる。
踏面に溝を備えるアクセルペダルにおいて、溝を挟む一対の畝の中心線間隔(ピッチ)を変えた場合に、溝の中心線上でどの程度の撓みが生じるかを試算した。撓みは片持ち梁の応力と撓みの公式を用いて試算した。用いる公式は、先端集中荷重の式とする。
10 踏面
11 溝
11A 細溝
11B 太溝
12 畝
13 環状の溝
20 アーム
H1 横線
H2 横線
P 頂点
V 縦線
O 交点
D 斜線
θ 溝の角度
W1a,W1b 溝の幅
W2a,W2b 畝の間隔
d 溝の深さ
Claims (1)
- 踏面を備えるアクセルペダルであって、
前記踏面は、互いに間隔をあけて配置される複数の溝を備え、
前記複数の溝は、前記アクセルペダルの車両への組み付け状態において、前記車両の右前方から左後方に向かって斜めに傾斜され、
前記踏面の幅方向に延びる線であって、
側面視した前記踏面において、前記踏面を構成する曲線の頂点Pを通る線を横線H1とし、
前記踏面を長手方向に二等分する線を横線H2とし、
前記踏面の長手方向に延びる線であって、前記踏面を幅方向に二等分する線を縦線Vとし、
前記横線H1又は前記横線H2と縦線Vとの交点を交点Oとし、
前記交点Oを通り前記溝と直交する線を斜線Dとするとき、
前記横線H1、前記横線H2又は前記斜線Dと交差する前記複数の溝のうち、前記交点Oに最も近い溝の幅が、前記交点Oよりも左側に最も遠い溝の幅及び前記交点Oよりも右側に最も遠い溝の幅の少なくとも一方に比べて狭いアクセルペダル。
Priority Applications (1)
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JP2019061864A JP7173688B2 (ja) | 2019-03-27 | 2019-03-27 | アクセルペダル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019061864A JP7173688B2 (ja) | 2019-03-27 | 2019-03-27 | アクセルペダル |
Publications (2)
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JP2020158036A JP2020158036A (ja) | 2020-10-01 |
JP7173688B2 true JP7173688B2 (ja) | 2022-11-16 |
Family
ID=72641440
Family Applications (1)
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JP2019061864A Active JP7173688B2 (ja) | 2019-03-27 | 2019-03-27 | アクセルペダル |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7173688B2 (ja) |
Citations (1)
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