JP7173465B2 - 精神疲労抑制用組成物 - Google Patents
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Description
[1]ホップ酸化反応産物を含んでなる、精神疲労抑制用組成物(以下、「本発明の組成物」ということがある)および精神疲労抑制剤(以下、「本発明の用剤」ということがある)。
[2]精神疲労が脳機能への負荷に起因する、上記[1]に記載の組成物および用剤。
[3]精神疲労した対象に摂取させるための、上記[1]または[2]に記載の組成物および用剤。
[4]食品組成物である、上記[1]~[3]のいずれかに記載の組成物および用剤。
[5]1回摂取に適した単位包装形態である、上記[1]~[4]のいずれかに記載の組成物および用剤。
[6]ホップ酸化反応産物がS-フラクションである、上記[1]~[5]のいずれかに記載の組成物および用剤。
[7]S-フラクションを乾燥質量換算で1回当たりの摂取量で1~500mgで含んでなる、上記[6]に記載の組成物および用剤。
本発明において、ホップ酸化反応産物とは、ホップまたはその加工物(ホップペレット、ホップエキス等)を酸化処理して得られるものをいう。本発明により提供されるホップ酸化反応産物は、例えば、ホップを空気中の酸素に接触させて酸化することにより得ることができる。
後記実施例2に示されるように、ホップ酸化反応産物(好ましくは、S-フラクション)は、負荷課題により生じる精神疲労に対して抑制効果を有し、特に、POMS2検査により選定された日常的に疲労を感じやすい者について、日常的な精神疲労および負荷課題により生じる精神疲労に対して抑制効果を発揮する。従って、ホップ酸化反応産物は精神疲労抑制用組成物および精神疲労抑制剤の有効成分として使用することができる。なお、本発明においては「精神疲労抑制剤」は「抗精神疲労剤」と言い換えることができる。
・頭脳労働による疲れに
・運転による疲れに
・勉強、オフィスワーク、面接、面談、プレゼンテーションの後も元気でいたい方に
・頭脳労働後の活力のために
・勉強、オフィスワーク、面接、面談、プレゼンテーションの疲れを残さないために
・勉強後、会議後の眠気対策のために
ホップとしては、ペレット状のハラタウペルレ種(HPE種)を用いた。このホップをミルで粉砕し、80℃で24時間まで加熱反応時間を保持した。得られた生成物について以下のように前処理を実施した後、HPLC分析に供した。
採取した生成物を10%w/vとなるようエタノールに添加し、50℃で1時間抽出を行った。得られた抽出液をエタノールで10倍に希釈した。
[HPLC構成装置]
ホンプ:LC-10ADvp×3(SHIMADZU)
デガッサー:DGU-20A5(SHIMADZU)
システムコントローラー:CBM-20A(SHIMADZU)
オートサンプラー:SIL-20ACHT(SHIMADZU)
カラムオーブン:CTO-20AC(SHIMADZU)
フォトダイオードアレー検出器:SPD-M20A(SHIMADZU)
波形解析ソフトウェア:LCSolution(SHIMADZU)
カラム:Alltima C18 2.1mm I.D. x100mm 粒子径3μm
流速:0.6mL/分
溶出溶媒A:水/リン酸、1000/0.2, (v/v) + EDTA(free) 0.02%(w/v)
溶出溶媒B:アセトニトリル
溶出溶媒C:水
注入量:3μL
カラム温度:40℃
検出波長:270nm(酸化反応産物、イソα酸、α酸、β酸)
グラジエントプログラム:
(1)ホップ酸化処理工程
ハラタウペルレ種(HPE種)のホップをペレットミルで粉砕し、得られたホップ粉砕物を大気下で攪拌しながら60℃で120時間程度加熱した。得られた加熱済みホップ(熟成ホップペレット)に、固形分濃度5w/v%となるように水に添加し、50℃で30分間抽出処理を行った。得られた抽出液をデカンテーションにより固液分離し、固液分離液(Brix 約2)を得た。
上記(1)で得られた固液分離液に、活性炭(Y180C、味の素ファインケミカル社製;対固液分離液0.5w/v%)およびポリビニルポリピロリドン(ポリクラール10、ISPジャパン社製;対固液分離液0.4w/v%)を添加して2時間静置した。得られた混合液に濾過助剤(珪藻土)を添加し、濾過処理を行い、濾液(Brix値約1.5)を得た。得られた濾液をホップ酸化反応産物水抽出物として以下の実施例で使用した。
上記(2)で得られた濾液(ホップ酸化反応産物水抽出液)について、以下の条件にてHPLC-MSMS分析を行い、ホップ酸化反応産物に含まれる各種成分の含有量を測定した。なお、ホップ酸化反応産物には、α酸酸化物、イソα酸酸化物またはβ酸酸化物として、スコルピオフムリノールA、スコルピオコフムリノールA、トリシクロオキシイソフムロンA、トリシクロオキシイソコフムロンAが含まれることが知られている(Biosci.,Biotechnol.,Biochem.,2015 (79):1684-1694、J.,Agric.,Food Chem., 2015:63:10181-10191)。また、分析に際して使用した標準品はJ.,Agric.,Food Chem., 2015:63:10181-10191およびJ. Nat. Prod. 2014, 77, 1252-1261に記載の方法に準じて調製した。
カラム:Unison UK-C18 100×2mm i.d. 粒子径3μm
流速:0.25mL/分
カラム温度:40℃
移動相A:1%ギ酸含有水
移動相B::1%ギ酸含有アセトニトリル
注入量:3μL
グラジエント:0→30分、15→31%B
30→40分、31→80%B
40→43分、80%B
以降は、洗浄および平衡化工程
質量分析装置:AB SCIEX 4000Q Trap
イオンソース:ESI-ネガティブイオンモード
イオンスプレー電圧:-4500V
分析パラメータ:
ロット1:3.2
ロット2:6.8
ロット3:12.1
(1)試験の概要
本試験は、プラセボを対照とした無作為化二重盲検並行群間比較試験とした。試験期間は12週間とし、試験期間中は試験食品または対照食品を摂取させた。具体的には、脳の衰えを自覚する45歳以上64歳以下の健康な男女に、試験食品として「ホップ酸化反応産物含有カプセル」を、対照食品として「ホップ酸化反応産物非含有カプセル」をそれぞれ摂取させて、ホップ酸化反応産物(特にS‐Fr)の精神疲労に対する効果を確認した。
事前検査において医師から健常と判断された者を試験食品群と対照食品群に無作為に割り付けた。また、被験食品摂取開始前にPOMS2検査によって選ばれた者を疲労を感じやすい者とみなして別途の解析(層別解析)を行った。被験者には、試験期間中は試験期間前と同様の生活を継続させた。
試験期間中(12週間)、試験食品群には3粒の試験食品を、対照食品群には3粒の対照食品を1日1回水またはぬるま湯と共に毎日摂取させた。試験食品としては、「ホップ酸化反応産物含有カプセル」(カプセル3粒中にS-Frを乾燥質量換算で35mg含む)を用いた。また、対照食品としてはホップ酸化反応産物に代えて、デキストリン(パインデックス#100:松谷化学工業社製)を配合する以外は同様の方法によって製造した「ホップ酸化反応産物非含有カプセル」を用いた。1粒あたりの試験食品の処方は表4に示す通りである。
ア 測定項目
測定項目は測定時点での主観的状態を評価可能である以下の2項目とした。いずれも測定時点における疲労感や介入の効果の経時的変化の評価に適する検査である。
・疲労感Visual Analogue Scale検査(本明細書において、「疲労感VAS検査」ということがある。)
・自覚症しらべ
疲労感VAS検査および自覚症しらべは、被験食品摂取開始前、摂取開始後6週時、摂取開始後12週時の被験者来院時に2回ずつ行った。すなわち、図2に示すように、来院時には負荷課題の前後に各1回(計2回)疲労感VAS検査および自覚症しらべを実施した。なお、6週時および12週時において、被験食品の摂取は測定の開始30分前を目安に行った。
(i)疲労感VAS検査
疲労感VAS検査は、日本疲労学会により制定された疲労感VAS検査方法に則り実施した。左端を「全く疲れを感じない最良の感覚」、右端を「何もできないほど疲れ切った最悪の感覚」と設定した100mmの直線上に、被験者が感じる現時点での疲労感を×印で示させた。左端から×印までの距離を評価した。実測値の低下が疲労感の改善を意味する。
日本産業衛生学会産業疲労研究会が作成した作業による疲労に伴う感覚の経時的変化を捉えることを目的とした質問紙形式の試験である。試験食品が疲労に伴う感覚に与える影響の評価や脳機能検査結果に影響を与えうる被験者の疲労に伴う感覚の把握のために実施した。疲労に伴う感覚として、「ねむけ感」、「不安定感」、「不快感」、「だるさ感」、「ぼやけ感」および疲労に伴う感覚の統合的な指標として「合計点」を評価することができる。なお、本試験では、2002年版の「自覚症しらべ」の質問項目(25問)に、「自覚症しらべ(1970)」の精神的な疲労感を判定するII群の質問項目(8問(2002年版との重複項目を除く))を追加して実施した(http://square.umin.ac.jp/of/service.html、労働の科学57(5)(2002)295-298;労働の科学57(5)(2002)299-304;労働の科学57(5)(2002) 305-308)。
各被験者に精神疲労を負荷するような課題(負荷課題)を与え、対応させた。負荷課題は、記憶力や注意力の評価を行う対面式の神経心理テストであり、脳機能試験単語の記憶試験(今村陽子「臨床高次脳機能評価マニュアル2000(改訂第2版)」新興医学出版社)等に答えさせるものであり、約60分間を要するものであった。
ア 数値の評価方法
各アンケート指標において、各測定時点におけるスコアを得、摂取開始後のスコアから、対応する摂取開始前のスコアを減じた値を変化量とした。なお、負荷課題の前後の差(負荷課題実施後の値から実施前の値を減じた値)についての変化量(摂取開始後における負荷課題前後の差から摂取開始前における負荷課題前後の差を減じた値)も算出した。両群の実測値および被験食品摂取前からの変化量について、疲労感VAS検査においては2標本t検定によって検定を行い、自覚症しらべにおいてはMann-WhitneyのU検定によって検定を行った。
上述のように、本試験では、被験者全員を対象とする全体解析と、疲労を感じやすいとみなされる者のみを対象とした解析(層別解析)を行った。
結果は表6(負荷課題実施前)、表7(負荷課題実施後)および表8(負荷課題実施後-負荷課題実施前)に示される通りであった。
試験食品群で、負荷課題実施後と負荷課題実施前後の差における疲労感の抑制がより大きく認められた。すなわち、試験食品の摂取は、負荷課題により生じる精神疲労を抑制することがわかった。特に、ねむけ感を伴うような疲労を大きく抑制することがわかった。
結果は表10(負荷課題実施前)、表11(負荷課題実施後)および表12(負荷課題実施前後の差)に示される通りであった。
層別解析では、試験食品群で負荷課題実施後と負荷課題実施前後の差における疲労感の抑制がより大きく認められた。すなわち、試験食品の摂取は、負荷課題により生じる精神疲労を抑制することがわかった。特に、ねむけ感や不快感を伴うような疲労を大きく抑制することがわかった。また、負荷課題実施前でも一定の疲労感抑制効果が認められていることから、疲労を感じやすい者においては、試験食品の摂取により日常の疲労感が抑制されることがわかった。
以上の結果より、ホップ酸化反応産物含有カプセルを摂取することにより、被験者の疲労感VAS検査、疲労に伴う感覚の尺度である自覚症しらべの「ねむけ感」の項目が有意に改善し、疲労に伴う統合的な感覚を表す「合計点」が有意傾向で改善したことから、ホップ酸化反応産物(特にS-Fr)は疲労感を改善する効果を有することが示された。また、POMS2検査の「疲労-無気力」を指標とした層別解析では、疲労感VAS検査、自覚症しらべの「ねむけ感」に加えて「不快感」、「ぼやけ感」が有意に改善し、「不安定感」、「だるさ感」および疲労に伴う統合的な感覚を表す「合計点」が有意傾向で改善したことから、ホップ酸化反応産物(特にS-Fr)の疲労感改善効果は、日常の疲労感が高い被験者に対して顕著に表れることが示された。
Claims (5)
- ホップ酸化反応産物を含んでなる、脳機能への負荷に起因する精神疲労抑制用組成物であって、前記精神疲労が、ねむけ感、不快感、ぼやけ感、不安定感および/またはだるさ感を伴う精神疲労であり、かつ、前記ホップ酸化反応産物がトリシクロオキシイソコフムロンA、トリシクロオキシイソフムロンA、スコルピオフムリノールAおよびスコルピオコフムリノールAを含むものである、組成物。
- トリシクロオキシイソフムロンAおよびトリシクロオキシイソコフムロンAの合計量の、スコルピオフムリノールAおよびスコルピオコフムリノールAの合計量に対する比率(乾燥質量換算)が、2~20の範囲である、請求項1に記載の組成物。
- 脳機能への負荷に起因する精神疲労が生じた対象に摂取させるための、請求項1または2に記載の組成物であって、前記精神疲労が、ねむけ感、不快感、ぼやけ感、不安定感および/またはだるさ感を伴う精神疲労である、組成物。
- 食品組成物である、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
- 1回摂取に適した単位包装形態である、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
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