JP7171788B2 - 軌道パッド - Google Patents
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Description
まくらぎ、タイプレート等の支持体の上面に面するように設定されるパッド本体下面、レールの下面に面するように設定されるパッド本体上面を有する平板状のパッド本体と、
レールの長さ方向における該パッド本体の両端縁の少なくとも一方に連接された延長部であって、該レールに対する横断方向で延び下方に突出したリブを有する延長部と、
を有する軌道パッドであって、
該リブの該支持体の方向に向かう面が、該支持体から離れるに従って次第に下方に傾斜する傾斜面とされており、レールにより該軌道パッドが引きずられたときに、該リブが支持体とレールとの間に楔状に押し込まれる状態となることにより、レールからの引きずりに抗するようにされていることを特徴とする軌道パッドを提供する。
この軌道パッドでは、例えば夏の猛暑時にレールが伸長して当該軌道パッドが該レールからの引きずりを受けた場合、当該リブは支持体との間に楔状に押し込まれる状態となることによりレールからの引きずりに抗することを可能としている。これは特許文献3及び4において「凸部がタイプレートの側面に掛かるので、----タイプレートから脱落することを防ぐことができる」とする機能的原理とは異なるものである。しかも、特許文献3及び4における軌道パッドのように、リブ(凸部)の支持体に面する側面が軌道パッドに対して直角に立ち上げられたものとは異なり、本発明に係る軌道パッドにおけるリブの側面は、当該リブが支持体との間に楔状に押し込まれることを可能とする傾斜面を備えているものであり、上述のごときリブ側面の立ち上がり部分での亀裂も大幅に回避することが可能となる。
該延長部を、該パッド本体の該両端縁に連接するように一対設けられるようにすることができる。レールの伸縮による軌道パッドへのレール長手方向両方向での引きずりに対応できるようにするものである。
レールの敷設においては、レールの高さを調整するための可変パッドが設けられる場合がある。この可変パッドは、通常は、軌道パッドの下に平たい袋を設置し、その中に硬化性の液状樹脂を充填して当該袋を膨らませ、軌道パッド上にあるレールの高さを調整するものであるが、高さの調整という点では、軌道パッドの上、すなわち軌道パッドとレールとの間に設置することも可能である、その場合、上方に突出したリブは、その可変パッドが軌道パッドに対してレール長手方向で変位するのを阻止する機能を奏し得る。
該上方に突出したリブの該パッド本体の方向に向かう面が、該パッド本体から離れるに従って次第に上方に傾斜する傾斜面を有するようにすることができる。
特許文献3、4について述べたように、リブをパッド本体に対して直角に立ち上げた場合には、リブの立上り部分に応力集中が生じやすくなることを考慮したものである。
該延長部が、該パッド本体下面から該パッド本体下面に対して面一で延びる延長部下面を有し、該下方に突出したリブの該傾斜面が、該延長部下面に連続して延びるようにすることができる。
レールの伸縮が一定以上になったときに、レールによる引きずりに対するリブによる抵抗を生じるようにするものである。
該下方に突出したリブの該傾斜面が、該延長部下面に接する湾曲面をなすように下方に傾斜するようにすることができる。
パッド本体12;
パッド本体下面12a;
パッド本体上面12b;
延長部14;
延長部上面14b;
延長部下面14a;
リブ16;
傾斜面16a;
リブ18;
レールR;
タイプレートT;
レール長さ方向D1;
横断方向D2;
可変パッドA;
可変パッドのリブAa
Claims (6)
- まくらぎ、タイプレート等の支持体の上面に面するように設定されるパッド本体下面、レールの下面に面するように設定されるパッド本体上面を有する平板状のパッド本体と、
レールの長さ方向における該パッド本体の両端縁の少なくとも一方からレールの長さ方向に延長された延長部であって、該レールに対する横断方向で延び下方に突出したリブを有する延長部と、
を有する軌道パッドであり、レールにより該軌道パッドが引きずられて変位したときに、該リブの該支持体に向かう面が該支持体に係合することにより該軌道パッドの該変位を阻止するようにした軌道パッドであって、
該リブの該支持体の方向に向かう該面が、該支持体から離れるに従って次第に下方に傾斜する傾斜面とされており、レールにより該軌道パッドが引きずられて変位したときに、該リブが支持体とレールとの間に楔状に引き込まれて該傾斜面が該支持体に係合することにより、当該軌道パッドの該変位を阻止する作用を奏するようにされていることを特徴とする軌道パッド。
- 該延長部が、該パッド本体の該両端縁に連接するように一対設けられている請求項1に記載の軌道パッド。
- 該延長部が、該レールに対する横断方向で延び上方に突出したリブを有する請求項1又は2に記載の軌道パッド。
- 該上方に突出したリブの該パッド本体の方向に向かう面が、該パッド本体から離れるに従って次第に上方に傾斜する傾斜面を有する請求項3に記載の軌道パッド。
- 該延長部が、該パッド本体下面から該パッド本体下面に対して面一で延びる延長部下面を有し、該下方に突出したリブの該傾斜面が、該延長部下面に連続して延びるようにされている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の軌道パッド。
- 該下方に突出したリブの該傾斜面が、該延長部下面に接する湾曲面をなすよう下方に傾斜するようにされている請求項5に記載の軌道パッド。
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