JP7171384B2 - 加圧容器、加圧製品、吐出部材および吐出装置 - Google Patents

加圧容器、加圧製品、吐出部材および吐出装置 Download PDF

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Description

本発明は加圧容器、加圧製品、吐出部材およびそれらを用いた吐出装置に関する。
特許文献1の図11には、上端に開口部を有する容器本体と、その開口部を閉じ、容器本体に固定されるバルブ収容部とからなり、バルブ収容部が、筒状のハウジング部と、そのハウジング部の底面に形成した孔に脱落可能に嵌合する開封部とを備えた内容物収容容器が開示されている。また、特許文献1の図7には、バルブ収容部の底部に、破断により開封する閉鎖部を設けた内容物収納容器が開示されている。これらはバルブ収容部にポンプのバルブあるいはエアゾールバルブを着脱自在に収容し、ネジキャップで固定することにより、エアゾールバルブのディップチューブで開封部を脱落させ、あるいは閉鎖部を破断して使用する。そのため、バルブは繰り返し使用することができ、内容物収容容器は安価に製造できる利点がある。
特許文献2には、吐出部材のステムの下端で破断して開封する閉鎖膜を備えたエアゾール製品が開示されている。特許文献3には、外部容器と、その外部容器に収容される内部容器と、前記外部容器および内部容器を閉じるバルブアッセンブリとからなる二層吐出容器が開示されている。特許文献3には、内部容器に原液を充填し、内部容器と外部容器の間に加圧剤を充填する技術および外部容器と内部容器を二軸延伸ブロー成形で同時に成形する技術が記載されている。
WO2015/80252号公報 特開2009-298480号公報 特開2016-16896号公報
特許文献1の内容物収容容器は、ディップチューブを備えたバルブを螺着することにより開封するので、ディップチューブの湾曲により先端が開封部の位置からずれ易い。またディップチューブは柔らかい素材のため開封時に折れ曲がりやすく、開封操作がしにくい。さらに脱落した開封部や破断片が容器内に入り込み、吐出を妨げることがある。
特許文献2のエアゾール容器は、吐出部材のステムでアルミ箔などの閉鎖膜を破断して開封するので、開封操作は容易である。また、吐出部材を再利用することができる。しかし、閉鎖膜の破断形状が安定せず、ステムの周囲から漏れやすい。特許文献3の二層吐出容器は、原液と加圧剤が別々に充填されているので、ディップチューブを用いる必要がなく、吐出部材は簡易である。しかしバルブが吐出容器から突出しているため、流通過程でバルブが作動しないように厳重に保護する必要がある。さらにバルブ付きで流通するので、バルブを通して内容物が漏れる可能性がある。
本発明は、流通時の安全性が高く、消費者が使いやすく、安全で環境にやさしい、加圧容器、吐出製品、吐出部材および吐出装置を提供することを技術課題としている。
本発明の加圧容器11は、加圧(P)された原液Cを収容する容器本体16と、その容器本体16の開口部に固着され、容器本体16を密封する合成樹脂製の蓋体15とからなり、前記蓋体15に、環状の弱め線15fで囲まれ上部から押圧することにより開封される被開封部15dが設けられ、その被開封部15dの上面に周囲より突出する受圧部15d1が設けられていることを特徴としている。
このような加圧容器11においては、前記受圧部15d1が蓋体の中心軸上に設けられ、その形状が略円形であることが好ましい。また、前記弱め線15fの一部が途切れており、その途切れている部位15eで被開封部15dと周囲とが連続しているものが好ましい。また、前記弱め線15fが途切れている部位15eに、周囲より肉厚の補強部15gが設けられているものが好ましい。また、前記蓋体15が、容器本体16の上端面13f、14eを覆うフランジ15bと、容器本体16の開口部に挿入される有底筒状の封止部15aとを備えており、前記封止部15aの底部15cに前記被開封部15dを備えているものが好ましい。
前記加圧容器11は、容器本体16が外部容器13と、その外部容器13の中に収容される可撓性を有する内部容器14とからなり、内部容器14の内部が原液Cを充填する原液収容室Scであり、前記外部容器13と内部容器14の間が加圧剤Pを充填するための加圧剤充填室Spであるものが好ましい。
本発明の加圧製品11aは、前記いずれかの加圧容器11と、前記容器本体16に加圧状態で充填されている原液Cとからなることを特徴としている。
本発明の吐出部材12は、前述の加圧製品11aに用いられる吐出部材12であって、前記容器本体11に着脱自在に装着される装着部20と、前記蓋体15の被開封部15dを開封する開封部27と、開封後の容器本体16の内部と連通し、外部との連通/遮断を切り換えるバルブ21と、そのバルブ21に取り付けられ、操作により原液Cを吐出する操作部23とを備え、前記開封部27が、前記加圧容器11の受圧部15d1を押圧する底面27aを備えた棒状の部材であることを特徴としている。このような吐出部材12においては、前記開封部27の底面27aが、前記受圧部15d1の略全体と当接するものが好ましい。
本発明の吐出装置10は、前記の加圧製品11aと、その加圧製品11aに装着される前述のいずれかの吐出部材12とからなることを特徴としている。
本発明の加圧容器は、バルブを備えた吐出部材を取り付けて、吐出装置として使用するものである。この加圧容器は、合成樹脂製の蓋体に弱め線で囲まれた被開封部が設けられ、その上面に周囲より高くされた受圧部が設けられているので、受圧部を押圧することにより、弱め線を破って被開封部を開封することができる。被開封部は、上面に受圧部が設けられているので、開封時に押し込まれる。そのため弱め線に沿った破断が容易である。
前記受圧部が蓋体の中心軸上に設けられ、その形状が略円形である場合は、押圧により受圧部には均等な力が加わり、被開封部は真っ直ぐに押し下げられやすく、弱め線に沿った破断が一層容易になる。
前記弱め線の一部が途切れており、その途切れている部位で被開封部と周囲とが連続している場合は、途切れている部位では破断されにくく、そのため、被開封部が容器本体内に脱落しにくい。さらに前記弱め線が途切れている部位に、周囲より肉厚の補強部が設けられている場合は、途切れている部位の破断が一層抑制される。
前記蓋体が、容器本体の上端面を覆うフランジと、容器本体の開口に挿入される有底筒状の封止部とを備えており、前記封止部の底部に前記被開封部を備えている場合は、封止部内に吐出部材のバルブを気密に収容することができ、開封時および開封後のシールが確実である。また、被開封部を開封する専用の吐出部材がなければ吐出することができない。そのため流通時に誤噴射されることが少なく、安全性が高い。
前記容器本体が、外部容器と、その外部容器の中に収容される可撓性を有する内部容器とからなり、内部容器の内部が原液を充填する原液収容室であり、前記外部容器と内部容器の間が加圧剤を充填するための加圧剤充填室である場合は、原液と加圧剤を分離して充填することができる。内容物の充填後は、加圧剤の圧力により外部容器の弾力性が高くなり、落下などの衝撃に強く、原液への影響が少なくなる。さらに万一、衝撃によって外部容器に亀裂が入っても、加圧剤(圧縮ガス)が抜けるだけで原液は飛散しない。そのため一層安全性が高い。
本発明の加圧製品は、前述の加圧容器を用いているので、消費者が開封しやすいという効果を奏する。また、前記蓋体の固着が溶着であり、前記被開封部が容器本体内の原液と接触している加圧製品は、被開封部が原液によって冷却されるので、溶着時の熱やエネルギーが被開封部に伝達されるのを防ぎ、被開封部が溶けるなどの問題を抑制することができる。そのため、被開封部を薄くできる。
本発明の吐出部材は、容器本体に着脱自在に装着される装着部と、蓋体の被開封部を開封する開封部とを備えているので、消費者の意思で前述の吐出製品を開封することができる。また、原液を使い切って容器が空になると吐出部材を取り外し、取り外した吐出部材を新しい吐出製品に付け替えることができる。そのため、資源の節約に寄与する。また、開封部が棒状の部材であるので、その底面で受圧部をしっかりと押圧することができる。前記開封部の底面が、前記受圧部の略全体と当接する場合は、開封時の反力を確実に受けることができ、先端の変形が抑制されて吐出部材を繰り返し再利用することができる。前記装着部が容器本体に螺着される場合は、開封部の底面が被開封部の受圧部を徐々に押圧するため合成樹脂の伸張性により被開封部は伸びやすく破断されにくいが、被開封部が環状の弱め線で囲まれており、受圧部が突出しているため、弱め線を破断することができると共に被開封部のちぎれ落ちを抑制することができ、また、開封部の底面は開封操作により変形しにくく、吐出部材を繰り返し使用することができる。
本発明の吐出装置は、前述の加圧製品および吐出部材からなるので、前述の効果を発揮しうる。
図1Aは本発明の吐出装置の一実施形態を示す断面図、図1Bはその吐出装置に用いられる容器本体の断面図である。 図2Aは図1Aの吐出部材の要部断面図、図2Bは加圧容器の要部断面図である。 図3Aは図2BのX-X線断面図、図3B、図3Cおよび図3Dは他の実施形態を示す図3Aと同じ部位の平面断面図である。 図4Aおよび図4Bは、図1Aの吐出装置の開封前および開封後を示す要部断面図である。 図5Aは本発明の吐出装置の他の実施形態を示す断面図、図5Bはその吐出装置の開封後を示す要部断面図、図5Cは図5AのY-Y線断面図である。
図1Aに示す吐出装置10は、二重加圧容器11と、吐出部材12と、二重加圧容器11に充填された原液(内容物)Cおよび加圧剤Pとからなる。二重加圧容器11に原液Cと加圧剤Pを充填したものが加圧製品11aである。加圧製品11aと吐出部材12は組み立て前のセット品として(図1A参照)、あるいは半分組み立てた未開封の状態で(図4A参照)販売される。加圧製品11aは吐出部材12と共に販売されるほか、交換用として単独でも販売される。吐出部材12についても単独で販売されることがある。
前記二重加圧容器11は、外部容器13と、その内部に収容されている可撓性を有する内部容器14と、外部容器13と内部容器14を封止する蓋体(封盤)15とからなる。バルブやポンプは備えていない。外部容器13と内部容器14を組み合わせたものは容器本体16である。内部容器14の内部は原液Cを充填する原液収容室Scであり、外部容器13と内部容器14の隙間の空間は加圧剤Pを充填する加圧剤収容室Spである。それらは蓋体15によって封止されている。すなわちこの実施形態では、二重加圧容器11に原液Cと噴射剤Pを分離して収容し、原液Cのみ吐出するようにしている。それにより圧縮ガスなどの加圧剤Pの漏出を防止できる。しかし内部容器14を用いず、容器本体16に加圧剤Pと原液Cとを混合して充填するようにしてもよい。その場合は原液Cと加圧剤Pが内容物となる。
図1Bに示すように、外部容器13は底部13aと、円筒状の胴部13bと、肩部13cと、円筒状の首部13dとからなる。首部13dの外周には雄ねじ13eが形成されている。首部13dの上端面13fは蓋体15を固着できるように略平坦にしている。この実施形態では、外部容器13の底部13aが、環状の平坦面13a1と、その中央に設けられる上向きに突出するドーム状の突出部13a2とを備えている。それにより、耐圧性が向上し、落下時などの耐衝撃性も向上する。そのため、単品での流通や宅配便による配送時にも安全である。また、平坦面13a1を有するので、平坦な面の上にそのまま安定して載置することができる。ただし球面状の底面としてもよい。
図2Bに示すように、外部容器13の首部13dの上端面13fには、超音波溶着のときに蓋体15との当接圧を高くして溶解しやすくし、蓋体15と一体にするための溶着部をつくる環状突起13gが形成されている。蓋体15側に環状突起を設けてもよく、両方に設けてもよい。そして上端面13fの内部側または外部側には傾斜部13hが複数個設けられており、超音波溶着のときに溶けた樹脂が冷やされてできた樹脂片がはみ出ないように収容するための空間となる。外部容器13の首部13dの外周に、搬送時に吊り持ちする環状のサポート部13d1が設けられている。
図1Bに戻って、内部容器14も外部容器13と同様に、底部14a、胴部14b、肩部14cおよび首部14dからなる。内部容器14の首部14dの外面は外部容器13の首部13dの内面との間にわずかな隙間を有している。内部容器14の首部14dの内面は滑らかな円筒面である。内部容器14の底部14aは外部容器13の底部13aと当接しており、加圧剤を充填するときや蓋体15を固着するときなど、内部容器14が下がらないように支持される。
図2Bに示すように、内部容器14の首部14dの上端面14eは外部容器13の上端面13fより突出しており、その突出している部位に外部容器13の上端面13fと係合するフランジ14fが形成されている。フランジ14fの厚さ(半径方向の寸法)は、外部容器13の首部13dの厚さの1/3~1/2程度である。そのため、フランジ14fを外部容器13の首部13dの上端面13fに係合させたとき、外部容器13の首部13dの上端面13fは外側の部分が覆われずに残る。前記外部容器13の上端の環状突起13gは、その外側の部分に設けられている。内部容器14の首部14dの上端面14eにも、超音波溶着のときに蓋体15との当接圧を高くして蓋体15との溶着部をつくるための環状突起14gが形成されている。
内部容器14のフランジ14fの下面には、半径方向に延びる加圧剤充填用の横溝14hが等間隔で4カ所に形成されている。さらに内部容器14の首部14dの外周面には、その横溝14hと連通する縦溝14iが形成されている。縦溝14iは横溝14hから肩部14cの上端まで延びており、加圧剤Pを加圧剤収容室Sp内に充填しやすくする。
外部容器13および内部容器14はいずれも合成樹脂製、とくにポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂製である。これらは、たとえば外部容器用のプリフォームの中に内部容器用のプリフォームを入れ、首部13d、14dの下端より下側を同時にブロー成形することにより製造することができる。とくに所定形状のプリフォームをインジェクション成形し、ついでブロー成形するインジェクション・ブロー成形法が好ましい。
前記蓋体15は図2Bに示すように、内部容器14の首部14d内に挿入される有底筒状の封止部15aと、その上端に連続する環状のフランジ15bとからなる。封止部15aの下部は上部より小径の嵌合筒部15a1としている。封止部15aの底部、すなわち嵌合筒部15a1の底部15cには、周囲に比して厚肉にされた受圧部15d1を備えた被開封部15dが設けられている。被開封部15dは通常は平面視円形である。ただし矩形など、他の形状を採用することもできる。また、図2Bの実施形態では被開封部15dの上面を突出させているが、さらに底部を窪ませて断面凸状にしてもよい。
被開封部15dの周囲は、一部(連続部)15eを除き、環状溝などの弱め線15fで囲まれている。前記受圧部15d1は被開封部15dの上面全体に設けられ、弱め線15fは受圧部15d1の周囲を囲むように、底部15cの上面に形成されている。弱め線15fはたとえばV溝からなる。被開封部15dの連続部15eには、補強部(補強リブ)15gが半径方向外向きに延びるように設けられている。補強部15gは、被開封部15dが弱め線15fに沿って破断されたとき、被開封部15dが容器内に落ちないように被開封部15dと底部15cとの連結を維持するためのものである(図4B参照)。補強部15gの高さは吐出部材12の開封部27と被開封部15dの受圧部15d1との当接を妨げないように受圧部15d1と同じか、それより低くする。封止部15aや被開封部15dは、成形時の冷却条件などで部分的に硬くし、開封時の延伸を抑制し、破断しやすくしてもよい。
補強部15gは、図3Aに示すような1本のリブとするほか、図3Bのような、所定の角度をあけた2本のリブとすることもできる。この場合は補強部15gの間に弱め線15fを設けない。補強部15gを2か所にすることにより、開封時の流路の広さを確保しながら、被開封部15dの繋ぎ止めを確実にすることができる。さらに図3Cに示すように、扇形の補強部15gとすることにより、開封時の流路の確保と被開封部15dの脱落防止を一層確実にすることができる。なお、図3Dのように補強部を設けず、単に所定の角度範囲(図3Dでは90゜)に弱め線15fを形成しないようにしてもよい。弱め線15fを設けない範囲は連続部15eである。
図2Bに戻って、封止部15aの外周面は、内部容器14の首部14dの内面との間で、蓋体15を内部容器の首部14dに装着する際に内部容器14内の空気を排出することができ、かつ、内部容器14内の原液Cを液封できる嵌合状態であることが好ましい。また、嵌合筒部15a1の内周面は、被開封部15dを開封する際にバルブ21のシール部材28と密接して原液Cが漏出しないように滑らかな円筒面にすることが好ましい。下に向かって縮径されるテーパー状としてもよい。
蓋体15のフランジ15bは、原液Cや加圧剤Pの充填後、超音波溶着、レーザー溶着、高周波溶着などによって外部容器13の首部13dの上端面13fおよび内部容器14の首部14dの上端面14eに固着され、封止される。この実施形態では、内部容器14の上端面14eに環状突起14gが形成され、外部容器13の上端面13eにも環状突起13gが形成されているので、溶着後のシールが確実である。
嵌合筒部15a1の底部15cを嵌合筒部15a1の下端より少し上に設けているのは、底部15cの剛性を高めて弱め線15fの破断を容易にするためである。嵌合筒部15a1の径を封止部15aの上部の径より小さくしているのは、嵌合筒部15a1の内面の成形精度を高めるためと、吐出部材12のシール部材28で囲まれる内圧を受ける面積を小さくして蓋体15に加わる上向きの力を弱くするためである。さらに下向きに突出するバルブ保持部18aを収容するスペースを確保するためである。嵌合筒部15a1の下端は円筒状でもよいが、下端と底部15cの間に気体が溜まらないように溝を設けてもよく、また、原液の吐出後、内部容器14がしぼむときに、内部容器14を貫通して加圧剤を排出するためのスパイクを設けてもよい。
蓋体15のフランジ15bは、封止部15aの上端から半径方向外向きに拡がる環状円板部17と、その環状円板部17の外縁から下向きに延びる外筒部17aとからなる。環状円板部17の下面は内部容器14の首部14dの上端面14eと当接して溶着部を形成しシールする部位で、外筒部17aの下面は外部容器13の首部13dの上端面13fと当接して溶着部を形成しシールする部位である。
蓋体15の材料は外部容器13や内部容器14との熱接合性が高い熱可塑性樹脂が用いられ、溶着で固着する場合は外部容器13や内部容器14と同じ材料を用いることが好ましい。蓋体15は、溶着するほか、接着剤で接着してもよい。図1Aに示すように、蓋体15で原液収容室Scと加圧剤収容室Spを封止すると共に、内部容器14または外部容器13のいずれか、あるいは両方に固着することにより、内容物(原液C、加圧剤P)を長期間安全に、漏れないように保管しておくことができる。弱め線15fは未開封では充分なシール機能があり、かつ、容易に破断できる形状とする。
原液Cとしては、洗顔剤、洗浄剤、入浴剤、保湿剤、クレンジング剤、日焼け止め、化粧水、シェービング剤、脱毛剤、制汗剤、殺菌消毒剤、害虫忌避剤などの皮膚用品、トリートメント剤、スタイリング剤、染毛剤などの頭髪用品などの人体用品、ホイップクリーム、オリーブオイルなどの食品、消臭剤、芳香剤、殺虫剤、防虫剤、花粉除去剤、殺菌剤などの家庭用品、潤滑剤などの工業用品などである。但し、これらの用途に限られるわけではない。原液Cは被開封部15dの内面側と接触させるのが好ましい。それにより蓋体15と容器本体16との溶着時に被開封部15dが原液Cで冷やされ、被開封部15dが熱で溶ける問題を解消できる。
加圧剤Pとしては窒素ガス、圧縮空気、炭酸ガスなどの圧縮ガスが好ましい。加圧剤により二重加圧容器内の圧力を0.1~0.5MPa(25℃、ゲージ圧)、とくに炭酸飲料と同程度の圧力0.3~0.5MPa(25℃、ゲージ圧)にするのが好ましい。また、外部容器の容量は30~500mlであることが好ましい。内部容器(原液収容室Sc)14の容量は20~300ml程度が好ましい。加圧剤収容室Spの容量は10~200ml程度が好ましい。
上記のように、二重加圧容器11は部品数が少なく、バルブのような動作する部位がないので、安価に製造することができる。そして二重加圧容器11の圧力が低く、炭酸飲料などと同程度であるので、消費者が持ち運んだり、流通業者が配送したりするときに安全である。また、万一、外部容器13にひびが入っても、加圧剤Pが漏れるだけで内部容器14内の原液Cは漏れない。そのため一層安全である。
また、この吐出製品11aは外部容器13と内部容器14が合成樹脂製であり、内部容器14は加圧剤Cで囲まれ、さらに外部容器13で囲まれているので、吐出製品11aの弾力性が高く、落としても割れにくい。また、被開封部15dが内部にあるので、誤って被開封部15dが破断されるおそれが少なく、一層安全である。
図1Aに示すように、前記吐出部材12は、外部容器13の首部13dの雄ねじ13eと螺合するキャップ(装着部)20と、そのキャップ20によって保持されるバルブ21と、バルブ21のステム22に装着される操作ボタン(操作部、アクチュエータ)23とからなる。キャップ20は有底筒状で、内周面に雌ねじが形成されている。そして上底20aの下側に、バルブ21のハウジング24の上部を保持する筒状のバルブ保持部18aを備えたバルブホルダ18が取り付けられている。
図2Aに示すように、バルブホルダ18は、バルブ保持部18aの上端から内側に延びる環状のラバー押さえ18bと、外側に拡がるフランジ18cとを備えており、ラバー押さえ18bの中央にステム22を通す孔18dが形成されている。キャップ20の上底20aの中央には、ステム22を通し、操作ボタン23の基部を通す開口20bが形成されている。
バルブ21は、有底筒状のハウジング24と、その内部に上下移動自在に収容される前述のステム22と、そのステム22を上向きに付勢するバネ25と、ハウジング24の上端とバルブホルダ18のラバー押さえ18bの間に介在されるステムラバー26とからなる公知の基本構造を有する。さらにこの実施形態では、ハウジング24の下端に下向きに突出する略円柱状の開封部27が設けられており、ハウジング24の下部外周にOリングなどのシール部材28が装着されている。開封部27の底面27aは、蓋体15の受圧部15d1の全体と当接できる大きさにされ、かつ、受圧部15d1の上面と当接するように平坦にされている。この実施形態では、開封部27の径は受圧部15d1と同じか、それよりいくらか大きい。また、弱め線15fで囲む範囲の径よりいくらか小さい。それにより破断時は開封部の底面27aが底部15cの弱め線より外周部分に当接して受圧部の押し込みを妨げることがなく、破断した後は、開封部27の底面27aを開封により形成した開口より下方に突出させることができ、原液Cの通路を確保しやすくなる。
シール部材28は、開封時および開封後に蓋体15の嵌合筒部15a1の内周面とハウジング24の間をシールするものである。開封部27の中心にはハウジング24内部と連通する深穴27bが形成されており、開封部27にはその深穴27bの内部と外部を連通する横孔27cが形成されている。横孔27cは開封後にハウジング24内と内部容器14内の原液室Scとを連通して、吐出される原液の通路となる。横孔27cは破断した被開封部により塞がれないため、安定した吐出状態が維持される。横孔27cに代えて、開封部27の中心に底面27aに達する縦孔を形成することもできる。また、横孔と縦孔を形成してもよい。
開封部27の底面27aの高さ方向の位置は、図4Aに示すように、キャップ20を外部容器13の雄ねじに1~2回程度螺合させたときに受圧部15d1と当接する位置である。したがって出荷時にはキャップ20を緩く螺合させて被開封部15dを破断せず、シール状態のまま吐出部材12と二重加圧容器11とを結合させておくことができる。
前記二重加圧容器11と吐出部材12は、流通、販売時には、図4Aに示すようにキャップ20を外部容器13に取り付けて、緩く螺合して仮に結合しておく。この状態でシール部材28は嵌合筒部15a1の内面と密接している。それにより、購入した消費者はキャップ20を数回回してねじ込むだけで容易に開封することができる。
使用者が購入した吐出装置10を使用する場合、まずキャップ20を外部容器の雄ねじ13eにねじ込む。それによりキャップ20全体およびバルブ21が下降し、開封部27の底面27aが被開封部15dを押し下げる。それにより被開封部15dは弱め線15fで破断され、嵌合筒部15a1の底部15cを突き破り、ハウジング24内と内部容器14内である原液収容室Scとを連通する(図4B参照)。
なお、キャップ20は外部容器13に螺着されるため、キャップの操作量に対するバルブ21の降下量は小さい。そのため開封部27の底面27aは被開封部15dの受圧部15d1を徐々に押圧する。蓋体15は合成樹脂製であるため、徐々に押圧されるとその伸張性により被開封部15dは伸びやすく破断されにくい。しかしこの実施形態では、被開封部15dが環状の弱め線15fで囲まれており、受圧部15d1が突出しているため、弱め線15fへの応力集中が増大しスムーズに破断することができる。また、開封部27の底面27aは平坦であるので、開封操作により変形しにくく、吐出部材を繰り返し使用することができる。
被開封部15aは、蓋体15の中心軸上に設けられた、上部に厚く略円形の受圧部15d1を有し、さらに開封部27の円形の底面27aと当接しているので、底面27aにより加圧されると、被開封部15aはまっすぐ押し込まれ、弱め線15fに沿って破断が進む。破断が始まると、補強部15gでの連結を維持しながら被開封部15dが傾き始める。破断された被開封部15dは、連続部15eで周囲(弱め線より外周部分)と連続しているので、脱落せずに底部15cからぶら下がった状態となって残る。なお、前述の合成樹脂の伸張性のため、連続部が伸張し、被開封部27のちぎれ落ちを抑制することができる。そのため、脱落した被開封部15dが原液の吐出を妨げることはない。
被開封部15dが破られたとき、底部15cの内周と開封部27の外周の隙間から原液Cが漏れる場合がある。しかし嵌合筒部15a1とハウジング24の間はシール部材28でシールされているので、原液Cは嵌合筒部15a1内に留まり、外部に漏れることがない。また、破断時の反力および破断後の内圧がハウジング24を押し上げるように作用するが、キャップ20と外部容器13とが螺合しており、キャップ20の上底20aとバルブホルダ18が二重で支えているため、吐出部材12の飛び出しが抑制される。また、キャップ20の上底20aの変形が抑制される。
吐出部材12を装着した後、使用者がステム22に取り付けた操作ボタン23を押すと、ステム22が下降してステムラバー26が撓み、ステム孔が開く。原液収容室Sc内の原液Cは内部容器14を介して加圧剤Pによって加圧されているので、開封部27、ハウジング24、ステム22および操作ボタン23を経由して外部に吐出される。操作ボタン23から指を離すとステム22が上昇し、吐出が停止する。加圧剤Pを充填している加圧剤収容室Spは蓋体15によって閉じられており、外部や原液収容室Scと連通していないので、吐出操作によって加圧剤Pは外部に漏れることはない。
内部容器14内の原液Cが少なってくると、内部容器14が収縮していく。そして全量吐出した後は、内部容器14は壁同士が密着し、扁平になる。また、内部容器14はブロー成形により成形されているため、首部14dの下端から肩部14cは胴部14bよりも肉厚である。そのため、肩部14cは最後に変形して首部14dの中に押し上げられる。バルブ21のハウジング24の下端に内部容器14破断用のスパイクを突設している場合は、そのときに内部容器14が破られて加圧剤が放出される。この状態でキャップ20を外部容器13から取り外す。そして取り外した吐出部材15は新しい二重加圧製品に取り付ける。空になった二重加圧容器は、合成樹脂としてリサイクルする。
図5Aに示す吐出装置30は、吐出部材12の開封部27まわりの形状が異なるほかは、図1~図4Bに示される吐出装置10と実質的に同じである。そのため、同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。この吐出装置30では、ハウジング24の下部に設けられている開封部27が、蓋体15の被開封部15dより小径である。そしてその円柱状の開封部27とハウジング24の下面24aの間に複数枚の補強板27dが放射状に設けられている(図5C参照)。補強板27dの数は3~5枚であることが好ましい。
補強板27dは開封部27の下端までは達しておらず、開封部27の下端近辺は円柱状のままで、底面27aは平坦である。ハウジング24の内部と内部容器14内の原液収容室Scとを連通する通路は、ハウジング24の底板24bを上下に貫通する縦孔24cとしている。縦孔24cは隣接する補強板27dの間に形成され、補強板27dと同じ数だけ形成されている(図5C参照)。ただし1~2つなど、それより少なくてもよい。縦孔24cの平面形状は、略扇状とすることができる。
この吐出装置30では、キャップ20を外部容器13の首部13dにねじ込むと、図5Bのように開封部27の底面27aが受圧部15d1を下方に押し込み、弱め線15fに沿って被開封部15dを破断する。破断された被開封部15dは連続部15eで繋がった状態で底部15cからぶら下がる。そのとき、開封部27の下部が被開封部15dの抜けた後の抜き穴に入り込むが、開封部27の径が被開封部15dより小径であるので、開封部27と抜き穴の間に隙間があり、原液Cが通ることができる。また、破断された被開封部27dの抜けた穴に開封部27が入り込んでも、複数の補強板27dにより原液Cの通路の閉塞が防止される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内で種々の変形を行うことができる。前記実施形態では、蓋体15は内部容器14と外部容器13の両方に溶着しているが、いずれか一方に固着し、他方とは単にOリングなどで封止(シール)するだけでもよい。また、前記実施形態では、内部容器14と外部容器13を同時にブロー成形して製造するとしているが、別々に製造し、その後、内部容器を外部容器の内部に収容するようにしてもよく、成形した外部容器の中で、内部容器をブロー成形してもよい。前記実施形態では円柱状の開封部27を用いているが、角柱状など、棒状であればよい。
10 吐出装置
11 二重加圧容器
11a 加圧製品
12 吐出部材
C 原液
P 加圧剤
13 外部容器
13a 底部
13a1 平坦面
13a2 突出部
13b 胴部
13c 肩部
13d 首部
13d1 サポート部
13e 雄ねじ
13f 首部の上端面
13g 環状突起
13h 傾斜部
14 内部容器
Sc 原液収容室
Sp 加圧剤収容室
14a 底部
14b 胴部
14c 肩部
14d 首部
14e 上端面
14f フランジ
14g 環状突起
14h 横溝
14i 縦溝
15 蓋体
15a 封止部
15a1 嵌合筒部
15b フランジ
15c 底部
15d 被開封部
15d1 受圧部
15e 連続部
15f 弱め線
15g 補強部(補強リブ)
16 容器本体
17 環状円板部
17a 外筒部
18 バルブホルダ
18a バルブ保持部
18b ラバー押さえ
18c フランジ
18d (ステムを通す)孔
20 キャップ(装着部)
20a 上底
20b 開口
21 バルブ
22 ステム
23 操作ボタン
24 ハウジング
24a (ハウジングの)下面
24b (ハウジングの)底板
24c 縦孔
25 バネ
26 ステムラバー
27 開封部
27a (開封部の)底面
27b 深穴
27c 横孔
27d 補強板
28 シール部材
30 吐出装置

Claims (9)

  1. 加圧された原液を収容する容器本体と、
    その容器本体の開口部に固着され、容器本体を密封する合成樹脂製の蓋体とからなり、
    前記蓋体が嵌合筒部を有し、
    その嵌合筒部が底部を有し、底部が嵌合筒部の下端より上にあり、
    その底部の中央に、環状の弱め線で囲まれ上部から押圧することにより開封される円形の被開封部が設けられ、
    その被開封部の上面に、被開封部の周囲の底部の上面より突出する受圧部が設けられている、
    加圧容器。
  2. 前記弱め線の一部が途切れており、その途切れている部位で被開封部と周囲とが連続している請求項1記載の加圧容器。
  3. 前記弱め線が途切れている部位に、周囲より肉厚の補強部が設けられている請求項記載の加圧容器。
  4. 前記蓋体が、容器本体の上端面を覆うフランジと、容器本体の開口部に挿入される有底筒状の封止部とを備えており、
    前記封止部の底部に前記被開封部を備えている
    請求項1~のいずれかに記載の加圧容器。
  5. 前記容器本体が、外部容器と、その外部容器の中に収容される可撓性を有する内部容器とからなり、内部容器の内部が原液を充填する原液収容室であり、
    前記外部容器と内部容器の間が加圧剤を充填するための加圧剤充填室である請求項1~のいずれかに記載の加圧容器。
  6. 請求項1~のいずれかに記載の加圧容器と、前記容器本体に加圧状態で充填されている原液とからなる加圧製品。
  7. 請求項に記載の加圧製品に装着して用いられる吐出部材であって、
    前記容器本体に着脱自在に装着される装着部と、
    前記蓋体の被開封部を開封する開封部と、
    開封後の容器本体の内部と連通し、外部との連通/遮断を切り換えるバルブと、
    そのバルブに取り付けられ、操作により原液を吐出する操作部とを備え、
    前記開封部が、前記加圧容器の受圧部を押圧する底面を備えた棒状の部材である吐出部材。
  8. 前記開封部の底面が、前記受圧部の略全体と当接する請求項記載の吐出部材。
  9. 請求項に記載の加圧製品と、その加圧製品に装着される請求項または記載の吐出部材とからなる吐出装置。
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