JP2019119485A - ネジキャップ付きの吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内圧が残存している状態でネジキャップを外そうとした場合でも、内容物の周囲への飛び散りを抑制し得る吐出容器を提供する。【解決手段】容器本体11とバルブアッセンブリ12とを備えた吐出容器10であって、容器本体11の首部11d外周に、雄ネジ11fとOリング保持部11gとが形成され、バルブアッセンブリ12が、バルブ機構14と、そのバルブ機構14を容器本体10に取り付けるネジキャップ15とを備えており、そのネジキャップ15が、雌ネジ15eと、Oリング13を押圧するためのシール面15fが形成されている筒部15aを備えており、首部11dの周囲に、筒部15aの下方に環状の空間Sを形成する遮蔽壁15dが設けられている吐出容器10。【選択図】図1

Description

この発明は、原液と加圧剤とを充填するための吐出容器に関し、特にネジキャップによって容器本体の口部を塞いだ吐出容器に関する。
特許文献1には、容器本体内に原液と加圧剤とを充填したエアゾール製品において、容器本体の口部をネジ付きのキャップ(ネジキャップ)で塞ぐことが開示されている。ネジキャップは、内周に設けられた雌ネジを、容器本体の首部外周に設けられた雄ネジに螺合させることで容器本体に固定されている。また、雌ネジの下方に設けられた垂直な内面(シール面)で、容器本体の首部外周に保持されたOリングを水平方向内向きに押圧し、容器本体との間にシールを形成している。特許文献2は、原液と加圧剤を別個に充填する二重エアゾール製品においてネジキャップを採用することが記載されている。特許文献3は、圧力補充機構を用いたエアゾール製品にネジキャップを用いることが記載されている。
特開2017−013796号公報 特開2016−33038号公報 国際公開第WO2017/061538号公報
ところで、特許文献1の多層ボトル製品のように、容器本体がネジキャップで閉じられている内圧を有するものは、本来は内容物を全量吐出してからネジキャップを外すことが求められる。しかし誤って内圧が残存しているときにネジキャップを外すことがある。その場合はネジを緩めていくとシールが解除され、ネジが螺合している状態で噴出が始まる。そのため、誤ってネジキャップを外そうとした場合でも、ネジキャップの抜け飛びを防止できる利点がある。
しかしネジキャップを緩めたとき、ガスだけでなく残っている原液も一緒に排出されることがあり、その場合は周囲に原液が飛び散り、汚す問題がある。特許文献2、特許文献3のエアゾール製品でも同様の問題がある。
そこでこの発明は、内圧が残存している状態でネジキャップを外そうとした場合でも、内容物の周囲への飛び散りを抑制し得る吐出容器の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本願の吐出容器は、原液Cと加圧剤Pを充填するための容器本体11、22と、その容器本体11、22に取り付けられるバルブアッセンブリ12、25とを備えた吐出容器10、10A、10B、40、50であって、前記容器本体11、22の首部11d外周に、雄ネジ11fと、その雄ネジ11fよりも下方でOリング13を保持するOリング保持部11gとが形成され、前記バルブアッセンブリ12、25が、バルブ機構14と、そのバルブ機構14を容器本体11、22に取り付けるネジキャップ15とを備えており、そのネジキャップ15が、容器本体11、22の雄ネジ11fと螺合する雌ネジ15eと、前記Oリング保持部11gに保持されたOリング13を水平方向に押圧するためのシール面15fが形成されている筒部15aを備えており、前記首部11dの周囲に、筒部15aの下方に環状の空間を区画する筒状の遮蔽壁15dが設けられていることを特徴とする。
前記容器本体11、22が、外ボトル23と内ボトル24とからなる二重ボトルであって、外ボトル23と内ボトル24の間の空間と、前記雄ネジ11fと雌ネジ15eが螺合しているネジ部とが連通していることが好ましい。
前記容器本体11の内部に、内圧調整用のガス容器44を収容するホルダー42を備えており、バルブアッセンブリ12を容器本体11に取り付けることにより、容器本体11内の原液Cをバルブ機構14に供給する原液通路が形成されることが好ましい。
前記遮蔽壁15dがネジキャップ15の筒部15aの下端より下方に延びているものが好ましい。
前記容器本体11、22の底部に、ネジキャップ15に装着可能な底キャップ52が着脱自在に設けられており、その底キャップ52が、ネジキャップ15の外径より大きい外径を有する外筒部54と、ネジキャップ15と共回り可能に嵌合する内筒部53とを有し、底キャップ52が反転状態でネジキャップ15に嵌合されたとき、外筒部54の下部が前記遮蔽壁となるようにしてもよい。
前記首部24d外周のOリング保持部11gの下方に外向きに広がるフランジ11jが設けられており、そのフランジ11jの外周面と前記遮蔽壁15dの内周面との間に隙間Gが設けられていることが好ましい。
その場合は前記遮蔽壁15dの下端とフランジ11jの下端の間の長さL1がOリング13と筒部15aの下端の間の長さL2より長いことが好ましい。
この発明の吐出容器では、首部の周囲に、筒部の下方に環状の空間を区画する筒状の遮蔽壁が設けられているので、ネジキャップが緩められてシール面の下端が上昇してOリングから外れても、その隙間から噴出する加圧剤や原液が遮蔽壁によって遮られ、下方に向かって流出する。そのため、加圧剤や原液の周囲への飛び散りが抑制される。
容器本体が、外ボトルと内ボトルとからなる二重ボトルであって、外ボトルと内ボトルの間の空間と、前記雄ネジと雌ネジが螺合しているネジ部とが連通している場合は、前記ネジ部に原液が侵入しても遮蔽壁により原液の周囲への飛び散りを抑制することができる。そのため、空間に原液を充填することもでき、また空間に加圧剤を充填することもでき、自由度が高い。すなわち、前記空間に原液を充填する場合は、原液は常時、ネジ部に侵入しやすいが、遮蔽壁により飛び散りが防止される。また、前記空間に加圧剤を充填する場合でも、ネジキャップを緩めたときにOリングのシールが解除される前に内ボトルと外ボトルとが連通すると、内ボトルの原液がネジ部に侵入することがあるが、遮蔽壁により飛び散りが防止される。
前記容器本体の内部に、内圧調整用のガス容器を収容するホルダーを備えており、バルブアッセンブリを容器本体に取り付けることにより、容器本体内の原液をバルブ機構に供給する原液通路が形成される場合は、容器本体内の原液がなくなっても容器本体内には加圧剤が補充されて一定の圧力を有しているので、ネジキャップを緩めたときに原液通路からネジ部に侵入している原液が噴出する。しかしその場合も遮蔽壁が加圧剤および原液の周囲への飛び散りを遮断し、周囲を汚すことはない。
前記遮蔽壁がネジキャップの筒部の下端より下方に延びていれば、簡単な構成で遮蔽壁を実現でき、操作も容易である。
容器本体の底部に、ネジキャップに装着可能な底キャップが着脱自在に設けられており、その底キャップが、ネジキャップの外径より大きい外径を有する外筒部と、ネジキャップと共回り可能に嵌合する内筒部とを有し、底キャップが反転状態でネジキャップに嵌合されたとき、外筒部の下部が前記遮蔽壁となる場合は、径が大きい底キャップによりネジキャップを回しやすい。さらに遮蔽壁で囲む空間を広くしやすいので、原液などの飛び散りを一層抑制することができる。
前記口部外周のOリング保持部の下方に外向きに広がるフランジが設けられており、そのフランジの外周面と前記遮蔽壁の内周面との間に隙間が設けられていれば、原液や加圧剤を遮蔽壁とフランジの隙間から下向きに排出できるので、一層飛び散りを抑制することができる。その場合、前記遮蔽壁の下端とフランジの下端の間の長さをリングと筒部の下端の間の長さより長くすれば、Oリングとシール面の当接が外れてシールが解除されたときも、遮蔽壁がフランジの周囲を囲んでいるので、飛び散りを一層抑制することができる。
図1Aは本発明の一実施形態に係る吐出容器の断面図、図1Bはネジ近傍の拡大図である。 シール状態と、ネジキャップを緩めてシールを解除する状態とを示す拡大図である。 本発明の異なる実施形態に係る吐出容器のシール状態と、シール解除状態を示す要部断面図である。 本発明の異なる実施形態に係る吐出容器の一部省略断面図である。 本発明の異なる実施形態に係る吐出容器の断面図である。 図6Aは本発明のさらに異なる実施形態に係る吐出容器の断面図、図6Bはその吐出容器の原液吐出後の状態を示す断面図である。
次に、この発明の吐出容器の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。図1A、図1B及び図2に示す吐出容器10は、容器本体11と、その容器本体11の口部11eに取り付けられるバルブアッセンブリ12と、容器本体11とバルブアッセンブリ12との間をシールするOリング13とからなる。
容器本体11は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)などの合成樹脂(熱可塑性樹脂)からブロー成形などで形成されたものであり、底部11a、胴部11b、肩部11cおよび円筒状の首部11dからなる。首部11dの上端近辺が前述の口部11eである。口部11eの天面は平坦で、内周面は平滑な円筒面である。首部11dの外周面には螺旋状の突条からなる雄ネジ11fが形成されている。雄ネジ11fの下方には、Oリング13を保持するOリング保持部11gが形成されている。
このOリング保持部11gは周方向に連続する角溝(Oリング溝)であり、後述するネジキャップ15のシール面15fと平行な底面11h(垂直面)と、互いに平行な2つの側壁11i、11i(水平面)とから構成されている(図1B参照)。Oリング保持部11gの下方には、フランジ11jが水平方向外向きに延出されている。フランジ11jは内容物の充填工程や搬送時に容器本体11を吊り下げるときなどに利用される。なくても構わない(図3参照)。
バルブアッセンブリ12は、バルブ機構14と、ネジキャップ15とからなる。バルブ機構14は、バルブハウジング16と、その内部に上下移動自在に収容されるステム17と、ステム17を上向きに付勢する弾性体18と、ステム孔17aを開閉するステムラバー19とからなる。バルブハウジング16は略カップ状であって上端が開口している。そしてこの開口からステム17及び弾性体18が内部に収容されている。また、バルブハウジング16の上端近傍は拡径しており、リング状のステムラバー19を支持している。また、底面には孔が形成され、容器本体11内と連通している。このバルブハウジング16の下端にはディップチューブ20が接続されている。
ネジキャップ15は、ポリプロピレン(PP)、ポリアセタール(POM)などの合成樹脂(熱可塑性樹脂)を成形したものであって、容器本体11の口部11e及び首部11dの外周を覆う筒部15aと、バルブ機構14を保持する略カップ状のバルブ保持部15bと、筒部15aの上端とバルブ保持部15bの下端とを繋ぐリング部15cと、筒部15aの下端より下方に延び、Oリング13の外周の径より内径が大きい筒状の遮蔽壁15dとからなる。筒部15aの内面には、螺旋状の突条からなる雌ネジ15eが形成されている。この雌ネジ15eは、首部11e外周の雄ネジ11fに対応するものである。
雌ネジ15eの下方には、Oリング保持部11gの底面11hと平行で垂直なシール面15fが設けられている。Oリング13はこのシール面15fによって水平方向に押圧され、ネジキャップ15と容器本体11の首部11dとの間をシールしている。このようにシール面15fが垂直面(段差の無い平滑な面)により構成されていれば、ネジキャップ15を容器本体11に螺合する際にOリング13が捩れることも無い。バルブ保持部15bの内周面には、バルブハウジング16を係止するための係合突起15gが設けられている。また、バルブ保持部15bの上面中心には、ステム17を外部に突出させるための開口が設けられている。
図2に示すように、前記遮蔽壁15dは、フランジ11jの径D1より大きい内径D2を有する筒状としている。この遮蔽壁15dは筒部15aの下端から半径方向外向きに延びる段部を介して筒部15aと連続している。それにより、首部11aの外周面、段部の下面、遮蔽壁15dの内面及びフランジ11jの上面で囲まれる、断面略矩形状ないし台形状の環状の空間Sが形成されている。フランジ11jの外周面と遮蔽壁15dの内面との間の隙間Gは0.3〜2mm程度と、比較的狭くしている。そのため、隙間Gからなる流路は下向きである。ただし隙間Gは全周に形成されるので、流路面積は広く、原液や加圧剤の流速は遅い。また、遮蔽壁15dはフランジ11jを超えて下方に延びている。
遮蔽壁15dがフランジ11jの下面より突出する長さL1は、図2に示すように、筒部15aの下端(シール面15fの下端)からOリング13までの長さL2より長い。そのため、ネジキャップ15が上昇し、段部がOリング13より上側に移動して、シール面15fとOリング13のシールが解除されたときも、遮蔽壁15dの下部がフランジ11jの周囲と対向している状態を維持する程度あるいはそれ以上の長さとしている。そのため、隙間Gから下方に出てくる原液や加圧剤は周囲に飛び散らない。さらにシールが解除されたとき、前記環状の空間Sが大きくなり、噴射物の勢いを緩めるバッファゾーンとして機能する。なお、始めに遮蔽壁15dの段部とフランジ11jとが当接し、空間がほとんどない場合は、遮蔽壁15dの上昇によって空間Sが生ずる。キャップ15がいくらか上がると、シール面15fとOリング13の隙間から出てくる原液Cや加圧剤Pは、半径方向外向きの流れが遮蔽壁15dで遮断され、周囲に飛び散らない。
上記構成の吐出容器1に、原液Cと加圧剤Pとを充填するとともに、バルブアッセンブリ12に吐出部材21を取り付けることで吐出製品となる。原液Cは、流体であれば特に限定されない。粘度の低い液体あるいはクリームやゲルなどの高粘度流体であってもよい。原液としては、芳香剤、消臭剤、除虫剤などの空間噴霧用液体、シャンプー、リンス、シェービングなどの日用剤、制汗剤、化粧水、収斂剤、保湿剤、日焼け止め等のスキンケア、ヘアスプレー、ヘアクリーム、ヘアオイルなどのヘアケア、消炎鎮痛剤、かゆみ止めなどの薬液、オリーブオイル等の食用品などが挙げられる。
加圧剤Pとしては、窒素、圧縮空気、炭酸ガス、亜酸化窒素などの圧縮ガス、液化石油ガス、ジメチルエーテル、ハイドロフルオロオレフィンなどの液化ガスなどが挙げられる。充填後の圧力は、例えば25℃において0.3〜1.0MPa程度である。加圧剤Pはステム17から充填することができる。
吐出部材21はいわゆる押ボタンであって、ステム17に装着するための装着部21aと、内容物を霧状に吐出するための噴霧機構21bと、装着部21aから噴霧機構21bまで続く連通路21cとを備えている。この吐出部材(押ボタン)21を押し下げればステム17が押し下げられ、ステムラバー19によって閉塞されていたステム孔17aが開口し、内容物(原液C及び加圧剤P)が容器本体11内からバルブ機構14、吐出部材21を経由して外部に吐出される。なお、吐出部材21としては、内容物に応じて適宜公知のものに置き換え可能である。例えば噴霧機構21bは備えていなくても良い。
内容物を全量吐出した後は、使用者はネジキャップ15を回転させて容器本体11から外す。それにより分別廃棄が容易になり、残圧をなくして安全にリサイクルをすることができる。容器本体11内の原液がなくなっているように見える場合でも、吐出容器10が倒立状態で搬送や保管される、消費者により上下に振られるなどにより、容器本体1の雄ネジ11fとネジキャップ15の雌ネジ15eの間にいくらかの原液Cが残っていることがある。その場合はネジキャップ15を外すとき、とくに図2のようにシール面15fがOリング13から外れる瞬間に、Oリング13と筒部15aの下端の僅かな隙間から内容物が噴出する。しかし前述のバッファー機能を奏する空間Sがあるため、内容物は直ちには外部に出ず、空間S内に放出され、ついでフランジ11jとシール面15fの隙間Gを通って流出する。
その隙間Gは前述のように環状で、流路面積が広いため、流速が遅い。そのため周囲への飛び散りが抑制される。遮蔽壁15dが長く、シールが解除されたときにまだフランジ11jより下方まで続いているときは、環状の隙間Gから出てきた内容物は遮蔽壁15dに沿って下向きに流れるので、周囲に散らばることが一層抑制される。そして内容物の噴出がある程度終了し、内圧がほぼなくなった後は、遮蔽壁15dがフランジ11jより高くなっても内容物はゆっくり流出するので、内容物の飛び散りが抑制される。その後、ネジキャップ15を容器本体11から取り外し、合成樹脂材料などからなる容器本体11をリサイクル用に回収することができる。
前述の容器本体11は雄ネジ11fの下側にフランジ11jを設け、遮蔽壁15dはフランジ11jの外周を囲む大きさにしている。他方、図3のようにフランジを有しない容器本体10Aの場合は、遮蔽壁15dは小径であってもよい。たとえばシール面15fがOリング13から外れた後、遮蔽壁15dとOリング13との間に内容物が抜ける隙間ができればよい。そのため、シール面15fと遮蔽壁15dとは低い段差で連続させることができる。なお、階段状の段差のほか、想像線で示すような傾斜面とすることもできる。
図4に示す吐出容器10Bは、容器本体22を二重ボトルとしたものである。図1A、図1Bの吐出容器10では、容器本体11内に原液と加圧剤を一緒に充填しているが、図4の吐出容器10Bでは、容器本体22が、加圧剤Pを充填する内ボトル24と、内ボトル24との間の空間に原液Cを充填する外ボトル23とからなる二重ボトルとされている。外ボトル23は、底部11aが半球状となっている他は、首部11dの周囲にネジキャップ15を螺合する雄ネジ11fを有する点、首部11dの周囲に配置したOリング13でネジキャップ15のシール面15fとの間をシールする点、ネジキャップ15の下端に遮蔽壁15dを設ける点など、上記実施形態の吐出容器10の容器本体11と略同様であるため、同符号を付し、具体的な説明を省略する。
内ボトル24は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)などの合成樹脂(熱可塑性樹脂)からブロー成形などで形成されたものであって、底部24a、胴部24b、肩部24cおよび円筒状の首部24dからなる。内ボトル24の首部24dの上端近辺に口部24eが設けられている。口部24eの内周面は平滑な円筒面である。口部24eは、径外方向に向かって延出されたフランジ部24fを有している。そして、フランジ部24fを含む口部24eの上面で、内ボトル24の天面を構成している。この天面は平坦である。
フランジ部24fは、外ボトル23の口部11eの天面に係合されている。フランジ部24fの下面から首部24dの外周にかけては縦方向の溝部24gが形成されている。この溝部24gは外ボトル23と内ボトル24との間に原液Cを充填し、またこの空間から原液を吐出するための流路として利用される。上記構成の内ボトル24は可撓性ないし可潰性を有する。
内ボトル24は外ボトル23と共にブロー成形するか、あらかじめ形成した外ボトル23の内面を型にしてブロー成形することにより、外ボトル23の内面と同形状に成形することができる。内ボトル24は、自然な状態では外ボトル23の内面と密着しており、原液を注入すると図4に示すように外ボトル23から離れる。そしてバルブから原液Cを吐出するに従って加圧剤Pの圧力によって外ボトル23の内面と密着するまで広がる。
原液Cは、内ボトル24の溝部24g、ネジキャップ15の内周面とフランジ部24f、29aとの間、バルブハウジング29の溝部29b、外側ステム26aを通って吐出部材21から外部に吐出される。内ボトル24は、原液Cの残量が少なくなるにつれて徐々に膨らみ、最終的には外ボトル23の内面に当接する。
この吐出容器10Bでは、内ボトル24に充填された加圧剤Pの漏れを防止するため、内ボトル24の天面(内ボトル24の口部24eの上面)とバルブハウジング29のフランジ部29aの下面との間に平板状でリング状のシール材32を介在させている。このシール材32は、ネジキャップ15を外ボトル23の雄ネジ11fに螺合させることで、内ボトル24の天面とフランジ部29aとの間で上下方向に圧縮されて内ボトル24とバルブ機構14(バルブハウジング29)との間をシールしている。他方、外ボトル23とネジキャップ15との間は、Oリング13でシールしているだけであり、Oリング13の上側、すなわち雄ネジ11fと雌ネジ15eが螺合しているネジ部の範囲は、原液Cを充填している外ボトル23と内ボトル24の間の空間とはシールされずに連通している。そのため、原液がネジ部の領域に入り込み、内容物を吐出し終わった後も、ネジ部の領域などに原液が残っていることがある。
このバルブアッセンブリ25では、バルブ機構14が二重ボトルに対応している。具体的には、加圧剤Pと原液Cを別々に充填するため、ステム26が外ボトル23内と連通する外側ステム26aと、内ボトル24内と連通する内側ステム26bを有する二重ステムとされているとともに、各ステム26a、26bに対応して2つのステムラバー27、28を備えている。吐出部材21Aは、原液Cを吐出させつつも、加圧剤Pを吐出させないようにするため、外側ステム26aの上端開口を塞いでいる。
バルブハウジング29はフランジ部29aを備え、内ボトル24の口部24eの天面に係合している。このフランジ部29aの上面には溝部29bが形成されている。この溝部29bは、外ボトル23と内ボトル24との間に原液Cを充填するための充填通路や、原液Cを吐出するための吐出通路として利用される。
上記構成の吐出容器10Bでは、ネジキャップ15の雌ネジ15eを外ボトル23の雄ネジ11fに螺着させることでバルブアッセンブリ25の外ボトル23への取り付けが行われている。そしてネジキャップ15の下端に遮蔽壁15dを設けている。そのため、前述と同様に、ネジキャップ15を回転させて容器本体(外ボトル)22から外すとき、原液Cを周囲に飛び散らせることが抑制される。
なお、この吐出容器10Bは、原液Cを内ボトル24内に、加圧剤Pを外ボトル23と内ボトル24の間の空間に充填することもできる。この場合、通常の使用状態においてはネジ部に原液Cは侵入しないが、ネジキャップ15を緩めたときに、Oリング13のシールが解除される前にシール材32の圧縮が弱められて内ボトル24とバルブハウジング29との間が連通し、内ボトル24内の原液Cがネジ部に侵入する恐れがあるが、遮蔽壁15dにより飛び散りが防止される。
図5に示す吐出容器40は、容器本体11の内部の圧力が減少したとき、自動的に内圧を増加して一定の圧力を維持する圧力調整機構41を備えている。この圧力調整機構41は、バルブアッセンブリ12の下方に設けたシリンダ(ホルダー)42と、そのシリンダ42の内部に収容したピストン43と、そのピストン43の上に上下逆に配置したガス容器44とからなる。ガス容器44には、加圧剤Pである圧縮ガスや液化ガスを充填している。シリンダ42の側壁には、容器本体11の内部と連通する連通孔42aが設けられている。シリンダ42の下部はピストン43で気密に塞がれた圧力調整室S1とされている。シリンダ42の上端外周には容器本体11の口部を塞ぐフランジ42bが設けられている。フランジ42bには上下に貫通する貫通孔42cが形成され、その貫通孔42cにディップチューブ20の上端が取り付けられている。
バルブアッセンブリ12は、バルブ機構14と、そのバルブ機構14を容器本体11に着脱自在に取り付けるためのネジキャップ15からなる。バルブ機構14は、バルブハウジング16、ステム26、ステムラバー27、弾性体18を有する。バルブハウジング16の側面には、容器本体11の内部と連通する連通孔16aが形成されており、シリンダ42のフランジ42bに対しシール材42dを介して取り付けられる環状の係止フランジ16bが設けられている。フランジ42bの上面および係止フランジ16bの上面には、それぞれ原液Cの吐出時の通路となる溝42e、16cが形成されている。
この吐出容器40において、首部11dに設けた雄ネジ11fとOリング保持部11g、ネジキャップ15に設けた雌ネジ15eと遮蔽壁15dは、図1の吐出容器10の場合と実質的に同一である。
この吐出容器40では、ガス容器44を収容したシリンダ42(ホルダー)のフランジ42bを容器本体11の口部11eに載置し、バルブアッセンブリ12を容器本体11に取り付けることで、ピストン43が下方に移動して圧力調整室S1を圧縮するとともに、ピストン43によりガス容器44のバルブに取り付けられている押しボタン44aが押圧されてガスが噴射され、容器本体11内に加圧剤Pが充填される。容器本体11内の圧力が上昇してピストン43を押し下げる力が、圧力調整力S1の圧力がピストン43を押し上げる力より強くなると、ピストンが下がり、ガス容器44のバルブが閉じられ、ガスの噴射が停止する。なお、バルブアッセンブリ12を容器本体11に取り付けることにより、容器本体11内からディップチューブ20、貫通孔42c、溝42e、溝16c、連通孔16aを経由してバルブ機構14のハウジング16内に至る原液通路が形成される。この原液通路とネジ部の間にシール材は設けてられておらず、原液通路はネジ部と連通している。
この吐出容器40は、圧力調整機構41を有するので、例えば、原液Cを噴射してその容量が減少し内圧が低下すると、圧力調整機構41のガス容器44から加圧剤Pであるガスが放出され、内圧が回復する。そしてガス容器44のガスの残量が少なくなると、内圧が低下し、原液Cの噴射が不十分になる。その場合はネジキャップ15を外し、ガス容器44を交換することができる。それにより残っている原液Cを最後まで吐出することができる。また、原液Cがなくなったとき、ネジキャップ15を外して原液Cを充填することもできる。これらの作用は特許文献2の図12などで公知であるので、詳細な説明は省略する。
上記のようにガス容器44を交換する、または原液Cがなくなるなどによりネジキャップ15を外すとき、内圧が残っている状態で外すので、雄ネジ11fと雌ネジ15eが螺合しているネジ部に残っていた原液Cが加圧剤Pと共に噴出する。しかし図1bの場合と同様に、遮蔽壁15dによって原液Cや加圧剤Pの流れが下向きに制限され、さらに流速が穏やかになるので、原液Cや加圧剤Pが周囲に飛び散ることが抑制される。
図6Aに示す吐出容器50は、図4の吐出容器10Bと同様に、容器本体22が外容器23と内容器24の二重ボトルとされている。外容器23の底部11aが半球状であり、その底部11aには、容器本体11を安定して載置するための円筒状の底キャップ52が嵌合されている。この吐出容器50は、前述までの吐出容器とは異なり、ネジキャップ15には遮蔽壁を設けず、底キャップ52の一部を遮蔽壁として利用する。この底キャップ52は、反転した状態でネジキャップ15の外面に装着できる内筒部53と、その内筒部53の周囲に空間をあけて設けた外筒部54と、それらの下端同士を連結する環状の底板55とを備えている。
外筒部54の上端は内筒部53の上端より高くされ、反転してネジキャップ15に装着したとき、その高くした部分が遮蔽壁56となる。内筒部52の下端には、内向きに延びる内側フランジ57が設けられている。内側フランジ57は、図6Bのように底キャップ52を反転してネジキャップ15に装着したとき、ネジキャップ15の天面と当接する部位である。
この実施形態では、さらにネジキャップ15の外周面に縦方向に延びる係合溝58が設けられ、底キャップ52の内筒部53の内周面にはその係合溝58と係合する係合突起59が形成されている。そして底キャップ52をネジキャップ15に装着するとき、係合突起59を係合溝58に係合させると、底キャップ52を回してネジキャップ15に回転力を伝えることができる。このように外径が大きい底キャップ52を回してネジキャップ15を回すことができるので、ネジキャップ15を容器本体61から楽に外すことができる。そしてネジキャップ15を外すとき、遮蔽壁56が原液の飛び散りを防ぐ。
以上に、この発明の代表的な実施形態について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施形態では、ネジキャップや容器本体はいずれも合成樹脂製のものが例示されているが、アルミニウムやブリキなどの金属製であってもよい。また、いずれの実施形態も原液は1種類であるが、2種類の原液を一緒に吐出するものであっても良い。また、図6A、図6Bの吐出容器50は二重容器であるが、図1Aと同様の1重の容器とすることもできる。さらにこの吐出容器50において、内筒部53の内周面に係合溝を形成し、ネジキャップ15の外筒部54の外周面に係合突起を設けても良い。
10、10A、10B 吐出容器
11、22 容器本体
11a 底部
11b 胴部
11c 肩部
11d 首部
11e 口部
11f 雄ネジ
11g Oリング保持部
11h 底面
11i 側壁
11j フランジ
12 バルブアッセンブリ
13 Oリング
14 バルブ機構
15 ネジキャップ
15a 筒部
15b バルブ保持部
15c リング部
15d 遮蔽壁
15e 雌ネジ
15f シール面
15g 係合突起
16、29 バルブハウジング
16a 連通孔
16b 係止フランジ
16c 溝
17 ステム
17a ステム孔
18 弾性体
19 ステムラバー
20 ディップチューブ
21、21A 吐出部材(押ボタン)
21a 装着部
21b 噴霧機構
21c 連通路
C 原液
P 加圧剤
D1 フランジの径
D2 遮蔽壁の内径
S 環状の空間
G 隙間
L1 遮蔽壁がフランジ下面より突出する長さ
L2 筒部の下端からOリングまでの長さ
23 外ボトル
24 内ボトル
24a 底部
24b 胴部
24c 肩部
24d 首部
24e 口部
24f フランジ部
24g 溝部
25 バルブアッセンブリ
26 ステム
26a 外側ステム
26b 内側ステム
27、28 ステムラバー
29 バルブハウジング
29a フランジ部
29b 溝部
29c 筒部
32 シール材
40 吐出容器
41 圧力調整機構
42 シリンダ
42a 連通孔
42b フランジ
42c 貫通孔
42d シール材
42e 溝
43 ピストン
44 ガス容器
44a 押しボタン
S1 圧力調整室
50 吐出容器
52 底キャップ
52b 溝
53 内筒部
54 外筒部
55 底板
56 遮蔽壁
57 内側フランジ
58 係合溝
59 係合突起

Claims (7)

  1. 原液と加圧剤を充填するための容器本体と、その容器本体に取り付けられるバルブアッセンブリとを備えた吐出容器であって、
    前記容器本体の首部外周に、雄ネジと、その雄ネジよりも下方でOリングを保持するOリング保持部とが形成され、
    前記バルブアッセンブリが、バルブ機構と、そのバルブ機構を容器本体に取り付けるネジキャップとを備えており、
    そのネジキャップが、容器本体の雄ネジと螺合する雌ネジと、前記Oリング保持部に保持されたOリングを水平方向に押圧するためのシール面が形成されている筒部とを備えており、
    前記首部の周囲に、前記筒部の下方に環状の空間を区画する筒状の遮蔽壁が設けられている、
    吐出容器。
  2. 前記容器本体が、外ボトルと内ボトルとからなる二重ボトルであって、外ボトルと内ボトルの間の空間と、前記雄ネジと雌ネジが螺合しているネジ部とが連通している、請求項1記載の吐出容器。
  3. 前記容器本体の内部に、内圧調整用のガス容器を収容するホルダーを備えており、バルブアッセンブリを容器本体に取り付けることにより、容器本体内の原液をバルブ機構に供給する原液通路が形成される、請求項1または2記載の吐出容器。
  4. 前記遮蔽壁がネジキャップの筒部の下端より下方に延びている請求項1〜3のいずれかに記載の吐出容器。
  5. 前記容器本体の底部に、ネジキャップに装着可能な底キャップが着脱自在に設けられており、
    その底キャップが、ネジキャップの外径より大きい外径を有する外筒部と、ネジキャップと共回り可能に嵌合する内筒部とを有し、
    底キャップが反転状態でネジキャップに嵌合されたとき、外筒部の下部が前記遮蔽壁となる請求項1〜3のいずれかに記載の吐出容器。
  6. 前記首部外周のOリング保持部の下方に外向きに広がるフランジが設けられており、
    そのフランジの外周面と前記遮蔽壁の内周面との間に隙間が設けられている請求項1〜5のいずれかに記載の吐出容器。
  7. 前記遮蔽壁の下端とフランジの下端の間の長さがOリングと筒部の下端の間の長さより長い請求項6記載の吐出容器。
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