JP7170552B2 - 取り出し具付き容器 - Google Patents
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Description
上述の構成によれば、蓋部材のキャップ部が、取り出し具を覆う。このため、キャップ部の下側に、取り出し具を収容する空間を設けることができる。キャップ部の下側の空間にベース部から分離させた取り出し具を収容させることで、取り出し具を清潔に保つとともに取り出し具の紛失を抑制することができる。
なお、上述の取り出し具付き容器は、流通時点で弱化部が破断されていても、されていなくてもよい。上述の構成によれば、キャップ部がベース部と取り出し具とを連結する弱化部を保護するため、例えば弱化部が破断されずに流通される場合、流通過程において弱化部が破断することを抑制できる。
上述の構成によれば、ベース部の開口の下側をシール部材が覆う。このため、シール部材を、取り出し具の収容空間の底面として用いることができる。
図1は、第1実施形態の取り出し具付き容器1の断面図である。
第1実施形態の取り出し具付き容器(以下単に容器)1は、例えばクリーム状又は半固形状の食品、化粧品等の内容物Cを収容する。容器1は、有底筒状の容器本体7と、容器本体7の口部7aを覆うシール部材9と、容器本体7の口部7aに着脱可能に取り付けられた蓋部材8と、を備える。
なお、本明細書における上下方向は、単に説明のために用いられる方向であって、容器1の使用時および流通時の姿勢を限定するものではない。
図2に示すように、取り出し具30は、スプーン形状又はへら形状をなしたスパチュラである。取り出し具30は、使用者が容器本体7内の内容物Cを取り出すために容器1に備えられる。
弱化部29を破断させる工程では、作業者は、蓋部材8を表裏反転して配置し、蓋部材8を保持する。さらに、作業者は、取り出し具30に対し、キャップ部20側に向かう力Fを付与する。これにより、ベース部10と取り出し具30とを連結させる弱化部29にせん断応力が加わり、弱化部29が破断し、取り出し具30がベース部10から分離する。
容器1の組み立て工程において弱化部29を破断させる場合、弱化部29の確実な破断が可能となるのみならず、使用者が弱化部29を破断する必要がなく使用者の負担を軽減できる。
使用者が弱化部29を破断する場合、製造工程での破断工程を削減することができるため、製造コストのさらなる低減が可能となる。
次に第2実施形態の容器(取り出し具付き容器)101について、図面を基に説明する。本実施形態の容器101は、第1実施形態の容器1と比較して、蓋部材108の構成が、主に異なる。より具体的には、本実施形態の容器101は、ベース部110の開口119の内側面に取り出し具支持部105を有する点が、第1実施形態と異なる。
なお、上述の実施形態と同一態様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略する。
なお、弱化部29の破断は、商品購入後最初の使用時に使用者が行ってもよい。
支持部105は、ベース部110から分離された取り出し具30を支持する。支持部105は、開口119の内側面に設けられる。より具体的には、支持部105は、開口119の内側面から径方向内側に突出する。
第1実施形態の容器1では、保管状態において、取り出し具30を搭載するためにシール部材9が必要となる。シール部材9は、開口19を塞ぐ。したがって、第1実施形態の容器1では、内容物Cを露出させるために、蓋部材8を口部7aから離脱させる必要があった。
これに対し、本実施形態では、保管状態でシール部材9が不要となるため、キャップ部20を開放することで、取り出し具30を取り出すとともに内容物Cを露出させることが可能となる。すなわち、本実施形態によれば、使用者の使用時の手順を簡素化することができる。
なお、ここで保管状態とは、使用者による最初の使用以降の保管時の状態を意味する。
7 容器本体
7a 口部
8、108 蓋部材
9 シール部材
10、110 ベース部
19、119 開口
20 キャップ部
21 ヒンジ部
29 弱化部
30 取り出し具
105 取り出し具支持部(支持部)
105a 上側挟持片(挟持片)
105b 下側挟持片(挟持片)
C 内容物
Claims (3)
- 内容物が収容される有底筒状の容器本体と、
前記容器本体の口部に着脱可能に取り付けられた蓋部材と、を備え、
前記蓋部材は、
前記容器本体に取り付けられたベース部と、
破断可能な弱化部を介して前記ベース部に一体成形された取り出し具と、
前記ベース部に装着され前記取り出し具を開放可能に覆うキャップ部と、を有し、
前記ベース部には、上下方向に貫通する開口が設けられ、
前記開口の内側面には、前記ベース部から分離された前記取り出し具を支持する取り出し具支持部が設けられ、
前記取り出し具支持部は、前記取り出し具の一端を上下から挟む込む一対の挟持片を有し、
前記取り出し具の一端には、前記容器本体の内容物を取り出すために保持する保持部が設けられ、前記取り出し具の他端には、使用者に把持される柄部が設けられ、
一対の前記挟持片は、一端側から他端側に向かうに従い前記取り出し具が上側に傾いた状態で前記取り出し具を支持する、
取り出し具付き容器。 - 前記容器本体の口部を覆うシール部材をさらに備え、
前記ベース部には、上下方向に貫通する開口が設けられ、
前記シール部材は、前記ベース部の前記開口を下側から覆い、
前記弱化部は、前記開口の内側面に連結され、
前記取り出し具は、前記開口の内部かつ前記シール部材の上側に配置される、請求項1に記載の取り出し具付き容器。 - 前記ベース部と前記キャップ部とは、ヒンジ部を介して一体成形される、請求項1又は2に記載の取り出し具付き容器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2018246843 | 2018-12-28 |
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JP2020109015A JP2020109015A (ja) | 2020-07-16 |
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Family
ID=71570240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019015975A Active JP7170552B2 (ja) | 2018-12-28 | 2019-01-31 | 取り出し具付き容器 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3022023U (ja) | 1995-08-25 | 1996-03-12 | 良子 山瀬 | みそ入り容器 |
FR2747107A1 (fr) | 1996-04-04 | 1997-10-10 | Bois Jacques | Dispositif permettant d'obtenir en une seule piece un couvercle et une mesurette dont le rangement est inclu dans le couvercle |
JP2007099294A (ja) | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 計量スプーン付き容器 |
JP2013154922A (ja) | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 取り出し具付き容器 |
Family Cites Families (1)
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JPS5243421Y2 (ja) * | 1972-07-27 | 1977-10-03 |
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2019
- 2019-01-31 JP JP2019015975A patent/JP7170552B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3022023U (ja) | 1995-08-25 | 1996-03-12 | 良子 山瀬 | みそ入り容器 |
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Also Published As
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