JP3462288B2 - 医療製品のためのパッケージ - Google Patents

医療製品のためのパッケージ

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JP3462288B2
JP3462288B2 JP05251395A JP5251395A JP3462288B2 JP 3462288 B2 JP3462288 B2 JP 3462288B2 JP 05251395 A JP05251395 A JP 05251395A JP 5251395 A JP5251395 A JP 5251395A JP 3462288 B2 JP3462288 B2 JP 3462288B2
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ハンゼン ベルント
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ハンゼン ベルント
オプトコンスルト アクチェンゲゼルシャフト
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は取外式ストッパーを有す
るプラスチックボトルの形状における、コンタクトレン
ズ、特に使い捨て（ｓｉｎｇｌｅ ｗｅａｒ）コンタク
トレンズのためのパッケージに関する。
【０００２】
【従来の技術】コンタクトレンズ用の慣用のパッケージ
はブリスターパッケージングである。何らかの平らなプ
ラスチックシートが、片面上に複数の概して半球形状の
くぼみを有している。これらのくぼみそれぞれがコンタ
クトレンズを保持する。コンタクトレンズが乾いてしま
うのを防ぐため、くぼみにより形成されているレシーバ
ーは保護液で満たされてもいる。このレシーバーから逆
側の上に、金属ホイルがこのシートの平らな部分に連結
しており、これにより全てのレシーバーは密封されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明の目的は医療製品、例えばコンタクトレ
ンズ、特に使い捨てコンタクトレンズ用の改善されたパ
ッケージの提供に関する。
【０００４】本目的は、コンタクトレンズを受容するた
めのプラスチックボトルとして形状化された第１レシー
バー及びこのコンタクトレンズを清浄にする保護液、並
びにこのボトルに取付けられた取外式ストッパーを含ん
で成るパッケージにより、本発明に従って達せられる。
【０００５】本発明の別の目的は医療製品、例えばコン
タクトレンズ、特に使い捨てコンタクトレンズを包装す
るための方法の提供に関する。
【０００６】上記の目的は、ブロー成形装置において押
出チューブからボトル本体及び成形ネックを有するレシ
ーバーを形成し、そのボトル本体がこのブロー成形装置
の中にまだ位置している間に、このレシーバーの中に保
護液及び医療製品を挿入し、そしてこの保護液及び医療
製品をこのレシーバーの中に挿入した後、このネックを
密封するストッパーをこの押出チューブから成形する段
階を含んで成る、医療製品用のパッケージを製造する方
法により、本発明に従って達せられる。
【０００７】自蔵式であること、並びに接着剤及び結合
材料の使用を回避していることにより、本発明にかかる
パッケージは微生物及び化学汚染に対する高レベルな安
全性を保証する。
【０００８】このパッケージは特に使い捨てコンタクト
レンズにとって有用である。しかしながら、このパッケ
ージはその他の医療製品にも使用できうる。
【０００９】各リザーバーはボトルの形状であるため、
このパッケージは開封するときに特に取扱い易い。固形
パーツを担持するために開発されたブリスターパッケー
ジングに比して、液体を受容及び担持するように構築さ
れたボトルは、パッケージの開封中に、保護液が不意に
こぼれ落ちることのない利点を供する。
【００１０】このボトルのアンプルにとって慣用の手段
で充填及び密封される。即ち、その製造費を非常に安価
に保つことができる。
【００１１】ネック部の全方向における内部断面は、コ
ンタクトレンズ又は任意のその他の中に保存されている
医療製品の断面より広い。この工夫はコンタクトレンズ
を任意の方向でこのパッケージネックの中に装着及び取
出すときにその中で詰まってしまうことを阻止する。
【００１２】好都合にはくびれの基本的な形状の、壁の
厚みが小さくなっている環状帯の取外用又は破線の特別
な構造の結果、このボトルは開封し易い。
【００１３】このストッパーは好都合には、レシーバー
の開封後でさえもこのレシーバーを再密封できるように
構築されている。従って、保護液は廃棄物としてのその
廃棄まで安全に保存されうるか、又はレシーバーは複数
のコンタクトレンズを含むことができうる。
【００１４】ストッパー上の握り接触領域の構造によ
り、ストッパーをレシーバーの残りから取外す又は破損
除去することが助長される。
【００１５】一の好適な態様において、保持具がこの医
療製品、例えばコンタクトレンズを、レシーバーの中で
保持しており、これにより、ストッパーを取外したと
き、この医療製品はレシーバーから容易に取出すことが
できるようになる。好都合には、この保持具はレシーバ
ーから取外すことのできうるインサートの形状であって
よい。コンタクトレンズは何ら問題なくつかむことがで
きうる。
【００１６】ワンピース構造が可能である。レシーバー
と保持具とがストッパーと独立している構造において
は、全てのパーツはワンピース構造のものよりも製造し
易い。
【００１７】レシーバーの一部に一体化しているねじ山
の構造により、この保持具は、ストッパーの破損除去の
前及び最中でレシーバー内の規定の位置に案内及び固定
されることができ、且つこの保持具の取外しの最中で案
内される。
【００１８】この保持具がストッパーと一緒にレシーバ
ーから取外しできるとき、この開封工程は簡略化され
る。
【００１９】もしコンタクトレンズがソフトコンタクト
レンズのとき、この保持具は好都合にはクランピング具
として形状化されうる。ソフトコンタクトレンズはロー
ル状態又は折りたたみ状態のいづれかでこのクランピン
グ具の中に固定保持されることができ、そして容易に取
外しできうる。
【００２０】複数のアンプルが並んでいるアンプルブロ
ックの形態の如きの複数のレシーバーを有するワンピー
ス形状のパッケージが好都合である。
【００２１】個々のレシーバーの間に位置する破断点に
より、これらのレシーバーは互いから分割されうる。こ
れにより、コンタクトレンズの取出の際の取扱いはかな
り助長される。
【００２２】本発明に係るパッケージを製造するための
方法は、ボトル本体及びストッパーが、特に複数のレシ
ーバー又はボトル本体の同時製造の観点において低価格
で生産されうることで有利である。ボトル本体がまだブ
ローモルドの中にある際の、保護液及びコンタクトレン
ズの充填、並びにボトル本体の密封により、無菌性及び
低製造費は何の問題なく達成されうる。
【００２３】本発明のその他の目的、利点及び際立った
特徴は、添付図面と共に本発明の好適な態様を開示する
以下の説明によってより明らかなものとなるであろう。
【００２４】本発明に係るパッケージの第一の態様は、
コンタクトレンズ及び保護液のためのアンプルの形状に
おけるレシーバーを有する。このレシーバーは開封後に
再密封できうる。
【００２５】図１に示しているレシーバー１はほぼ実物
大である。それはプラスチックより成る。レシーバー１
は軸対称ネック３に連結している軸対称ボトル本体１′
を有する。ネック３の反対側のボトル本体１′の先端は
凹又は内側に突出た底によって閉じられている。
【００２６】ボトル本体１′との関係において、ネック
３は並んでいる３つのセグメントを有している。各セグ
メントの内径はボトル本体１′のそれより小さくなって
いる。第一のシリンダー状リングは、類似のシリンダー
形態であるが大きめの直径を有する別のリングに連結し
ている。この第二のリングは、取外又は破損除去線分５
に達するまで円錐状に次第に細くなるセグメントに連結
している。破損除去線分５はネック３の第一リングと同
一の直径を有する。ストッパー７は破損除去線分５を介
してネック３に連結している。
【００２７】ストッパー７の長いシリンダー状主要部は
ネック３の第二リングと同一の外径を有する。ネック３
に隣接するストッパー７の先端は破損除去線分５に向っ
て円錐状に先細りしている先細りゾーンを有する。この
先細りゾーンはストッパー７をネック３に破損除去線分
５において連結する。破損除去線分５はくびれ領域の土
台により形成されている。破損除去線分５の壁の厚み
は、全ての他の領域に比して、ストッパー７をボトル本
体１′に対して回転又は倒すことにより、比較的軽い力
でストッパー７をネック３から比較的簡単に分離させる
ことができるほどに、薄くなっている。互いと対立し合
う２つの握りくぼみ９がストッパー７の主要部の外側の
カバー面の上に形成されている。
【００２８】破損除去線分５と反対側のストッパー７の
先端上で、プラグ１１がシリンダー部に設けられてい
る。このシリンダー部の外径はネック３の内径に、特に
破損除去線分５において、且つネック３の第一リング領
域において、相当している。プラグ１１の自由端は半球
により形成されている。
【００２９】図１に密封状態で示しているレシーバー１
を開封するとき、ストッパー７を回転させ、そしてプラ
グ１１を有しているその先端を図２に示している通りに
ネック３の中に導入することができる。レシーバー１
は、プラグ１１とネック３の内径との密着嵌合寸法によ
り密封できる。
【００３０】製造完了後、レシーバー１はコンタクトレ
ンズ及びこのコンタクトレンズをボトル本体１′の中で
清浄、且つ無菌に保つ保護液を含む。ネック３の内側断
面の寸法はコンタクトレンズの断面寸法より、全方向に
おいて、超えるように選ぶ。これにより、コンタクトレ
ンズは詰まることなくネック３を通じて取出すことがで
きる。コンタクトレンズを必要なときに獲得するために
は、レシーバー１を取外又は破損除去線分５において破
損することにより開封する。もしレシーバー１が複数の
コンタクトレンズを保持しているなら、又はレシーバー
１の開封中に保護液の廃棄物の廃棄のための手段がない
のなら、レシーバー１はネック３へのプラグ１１の導入
によって再密封できうる。
【００３１】図４及び５の第二の典型的な態様におい
て、同様にレシーバー１０１はアンプルの形態及びサイ
ズのプラスチックボトルとして構築されており、そして
コンタクトレンズ及びコンタクトレンズ用保護液を含
む。レシーバー１０１はボトル本体１０１′を有してお
り、第一態様と同様、これは軸対称であり、そして凹又
は内側に突き出た底を伴って構築されている。その底と
反対側のボトル本体１０１′の先端上で、シリンダー状
環状ネック１０３がボトル本体に接続されている。環状
ディスク又はリングプレート形の材料パーツがネック１
０３の外側カバー面から放射状に突き出し、そしてこれ
は内側及び外側境界を有する。この内側境界はネック１
０３に接続しており、一方、外側境界はストッパー１０
７に接続している。この材料パーツはレシーバー１０１
の他のパーツに比して薄くなった壁の厚みを有してお
り、これによりネック１０３とストッパー１０７との間
に取外又は破損除去線分１０５を形成している。
【００３２】ストッパー１０７はネック１０３に軸状に
平行なシリンダー領域を有する。このストッパーの一端
は破損除去線分１０５を構成している材料パーツに接続
している。このシリンダー領域の他端は湾曲したカバー
の形成によって密封されており、そして握り接触点又は
部材１０９が設けられている。握り部材１０９は長方形
であり、そしてストッパー１０７の別のパーツと小幅な
一辺で接続している。他の三辺にわたって、握り接触点
１０９はビードを有している。このビードは握り接触点
１０９の面に対して鉛直な円形断面形状を有する。
【００３３】握り１０９をボトル本体１０１′に対して
回転又は傾けることにより、破損除去線分１０５は破損
する。これによりストッパー１０７はネック１０３から
取外れ、そしてコンタクトレンズは取出せうる。
【００３４】コンタクトレンズがレシーバーの中でゆっ
たりと浮かぶように包装する場合、その取出しのときに
問題が生じうる。使用者の指は保護液との接触により、
取出しの際に濡れてべたべたするようになりうる。これ
らの問題はコンタクトレンズ用の保持具を利用すること
により回避できうる。
【００３５】図６に示している第三のパッケージ態様
は、少なくとも一の医療製品、例えばコンタクトレン
ズ、特に使い捨てコンタクトレンズ用の保持具２１３を
有するパッケージを示している。
【００３６】レシーバー２０１は、第二の態様のように
形状化しているブレークオフストッパー２０７を有する
ネック２０３を含んで成る。
【００３７】保持具２１３はレシーバー２０１の内側に
配置又は装着されている。保持具２１３のホルダーキャ
ップ２１７はネック２０３の領域の中に部分配置されて
おり、そしてストッパー２０７により部分的に囲まれて
いる。棒状レンズホルダー２１５がホルダーキャップ２
１７の上に装着されてよい。ホルダー２１５及びキャッ
プ２１７はレシーバー２０１のボトルパーツの中に突き
出た保持具２１３を形成する。保持具２１３はインサー
トとして構築されている。ストッパー２０７を外すと
き、保持具２１３はレシーバー２０１から取外すことが
できる。
【００３８】ホルダーキャップ２１７は３パーツのワン
ピースにおいて形状化されたものである。ホルダーキャ
ップ２１７の第一のシリンダーパーツはレンズホルダー
２１５に接続している。キャップ217はネック203の外径
よりも小さい外径を有する。レシーバー２０１を閉じた
とき、第一シリンダーパーツはネック２０３の内側に配
備される。ホルダーキャップ２１７の第二シリンダーパ
ーツはネック２０３の内径を超える径を有しており、そ
してホルダーキャップ２１７の第一シリンダーパーツ
に、レンズホルダーとは反対側の面上で連結されてい
る。ホルダーキャップ２１７の第二シリンダーパーツは
ストッパー２０７の内側に配備されている。ホルダーキ
ャップ２１７の２つのシリンダーパーツは同心軸を有
し、そして互いと向き合う正面で重なり合う。これらの
軸は、少なくとも部分的に棒状の形態のレンズホルダー
２１５の軸とも同心軸となっている。ホルダーキャップ
の第二シリンダーパーツ２１３は、第一シリンダーパー
ツとは反対側の正面上で、ストッパー２０７内に横たわ
る握り部材を有する。レンズホルダー２１５がホルダー
キャップ２１７の反対の先端に、このレンズホルダー２
１５の中に導入されたハードレンズをしっかりと保持す
るように、形状化されている。
【００３９】本発明に係るパッケージング集成具の製造
において、保持具２１３はレシーバー２０１及びストッ
パー２０７とは別に、且つ事前に形成しておく。ネック
２０３の構築及び保護液と全てのレンズの充填の後、こ
の保持具をレシーバー２０１の中に、ホルダーキャップ
２１７の第二シリンダーパーツがネック２０３の先端に
当たるまでの一定の距離、挿入する。最後にストッパー
２０７を形成する。これはホルダーキャップ２１７をネ
ックの先端の位置に保持し、なぜならネックは握り具の
自由端を圧迫するからである。ストッパー２０７の破損
除去後、保持具２１３はレシーバー２０１から取出すこ
とができる。ストッパー２０７及び保持具２１３の独立
構築のため、アンプルの製造のための慣用の器具及び方
法工程が利用される。
【００４０】ハードレンズの代りにソフトレンズを使用
することにより、コンタクトレンズは慣用のコンタクト
レンズパッケージからの取出しの際に反転しうる。この
問題の発生はソフトレンズを固定することにより防げ
る。
【００４１】図７及び８に示すこのパッケージの第四の
態様はストッパーと一緒になった取外式保持具を示す。
この保持具は折りたたまれたソフトレンズのためのクラ
ンピング具として形状化されている。
【００４２】レシーバー３０１は第二及び第三の態様の
ようにストッパー３０７に至るまで形状化されている。
保持具３１３のホルダーキャップ３１７は、第三の態様
のようにネックに結合しているパーツを有するが、第四
の態様においては円錐状に形状化されている。ネックの
内径を超える径を有するシリンダーパーツがネックの先
端上でホルダーキャップ３１７により支持されている。
ホルダーキャップ３１７の上に握り集成具を設ける代わ
りに、第四の態様のキャップは、ホルダーキャップ３１
７の他のパーツと同心円状に配置され、且つネックに当
たる部分と反対側のホルダーキャップ３１７の面上にぴ
ったり整合する形状となっているディスク又はプレート
を有する。このディスク又はプレートの径はホルダーキ
ャップ３１７の他のパーツの径を超えている。このプレ
ートはストッパー３０７の内側の上にある環状のくぼみ
の中に当っている。保持具３１３はこれによりストッパ
ーに対して固定される。保持具の製造及び挿入は第三の
態様と同じ方法で行う。しかしながら、ストッパー３０
７はホルダーキャップ３１７のまわりをしっかりと取り
巻くように形成させる。
【００４３】保持具３１３のレンズホルダー３１５はク
ランピング具として形状化される。それぞれ円形セグメ
ントの断面形態を有する２枚の舌状の対称パーツが中間
空間を残している。一緒に折りたたまれたソフトレンズ
をこの中間空間の中に導入し、そしてパッケージの製造
中にこのパッケージの中にクランプする。ストッパー３
０７の取外／破損除去の後、ソフトレンズは使用者の指
を乾いたままで保持具３１３から取出すことができる。
ソフトレンズは自動的に開き、そして指の上で使用者に
とって必要な形状となって横たわる。
【００４４】パッケージを開封した後、このパッケージ
は好都合には再密封できる。再密封は数枚のコンタクト
レンズを包装するとき、又は保護液を充填もしくは廃棄
しなくてはならないときに特に重要である。
【００４５】医療製品、例えばコンタクトレンズ、特に
使い捨てコンタクトレンズにとっての図９及び１０に示
すこのパッケージの第五の態様はねじ山を有する保持具
を有している。このねじ山はレシーバーのねじ込外装と
嵌合する。
【００４６】レシーバー４０１は保護液のためのボトル
本体及び他の態様と同様の形態のネック４０３を有す
る。内側ねじ山を有するねじ込外装４１９がネック４０
３に設けられているが、しかしネックとワンピースの形
態でないことが好ましい。ネック４０３及びねじ込外装
４１９は、互いに向き合う対応の側面上の波状構造によ
って互いと嵌合する。ねじ込外装４１９はレシーバー４
０１の長軸に対して可動式であり、従ってねじ込外装４
１９はレシーバー４０１の一部を形成している。第一か
ら第四の態様のように、取外式ストッパー４０７が破線
４０５を介してネック４０３に取付られている。ストッ
パー４０７はレシーバー４０１の軸のいづれかの側の上
に互いに対して直径の反対側上に配置された翼状又は葉
状の握り部材４０９を有する。
【００４７】保持具４１３のホルダーキャップ４１７に
は、ネック４０３の中に受容されている部分の上に外側
ねじ山４１７′が設けられている。外側ねじ山４１７′
はねじ込外装４１９の内側のねじ山に当り、そしてしっ
かりと嵌合する。ネック４０３とねじ込外装４１９の連
結により、ねじ込外装４１９とホルダーキャップ４１７
の連結により、及びねじ込外装４１９のショルダーの上
へのホルダーキャップ４１７のショルダーの装着によ
り、ネック、ねじ込外装及びホルダーキャップは互いと
しっかり連結する。これにより、たとえストッパー４０
７が破損しても、レシーバー４０１は密封されている。
【００４８】クランピング具の一部品として、レンズホ
ルダー４１５はその先端の上に、ホルダーキャップ４１
７から下方向を向いている開口部を有する。レンズホル
ダー４１５は巻き上った（ｒｏｌｌｅｄ ｕｐ）ソフト
レンズを受容できる。そうでなければ、レンズホルダー
４１５は第四の態様のレンズホルダーと同じ構造を有す
るが、ただし大きめの内部寸法で仕上げられる。
【００４９】レシーバー４０１の開封のため、ストッパ
ー４０７のブレークオフ／取外の前及び最中に、保持具
４１３をレシーバー４０１の中の規定の位置に固定す
る。ストッパー４０７の取外の後、保持具４１３はねじ
込外装４１９からまわして外さねばならない。ねじ込外
装４１９は保持具４１３を、コンタクトレンズをレンズ
ホルダー４１５から取出すことができるように案内す
る。コンタクトレンズを取出した後、保持具４１３とね
じ込外装４１９との間のねじ山の助けを借りて、レシー
バー４０１は保持具４１３をねじ込外装４１９の中に再
びねじ込むことによって再密封できる。
【００５０】製造において、保持具及びねじ込外装は好
都合には事前集成しておき、そして互いにねじ締めし、
次いでレンズホルダーにコンタクトレンズを、そのイン
サーパーツ集成具をネックに配置する前に供することが
でき、続いてボトル本体の構築及びその部分構築した一
体化ネックの中に保護液を充填する。ネックに保持具−
ねじ込外装集成具を挿入した後、ネックの波状構造が、
そのネックをねじ込外装上に内側に向けて放射状に押し
込むことによって形成されうる。この製造系は、引用す
ることで本明細書に組入れるＨａｎｓｅｎの米国特許第
４，４２５，０９０号に開示されている。
【００５１】第三、第四及び第五の態様に関して記載し
たハードレンズ用及び折りたたまれた又は巻き上げられ
たソフトレンズ用のレンズホルダーは、別の態様を獲得
するためにこれらの態様において説明した任意のホルダ
ーキャップと組合せてよい。更に、様々な態様のボトル
及びストッパーの形状及び寸法は種々のホルダー具と組
合せてよい。
【００５２】より大型のパッケージングユニットのた
め、パッケージング集成具には複数のレシーバーが施さ
れているのが好都合でありうる。かかるパッケージング
集成具においては、そのレシーバーはブロックを形成す
るように平行、且つその間に小さな空間を保って並べて
いることが好都合である。取扱いの際のかかるブロック
の安定化のため、例えば、より多数のユニット数のため
に、引用することで本明細書に組入れるＢｅｒｎｄ Ｈ
ａｎｓｅｎと名称で１９９１年１月９日に出願された題
名「Process for Producing Hollow Plastic Receptacl
es」の米国特許出願第０７／６３７，９７１号の実施例
に記載の通りにして、スクラップボーダーゾーンから中
空本体が形成されうる。破損／取外線分は好都合には個
々のレシーバー間に形成され、そしてスクラップボーダ
ーゾーンにおいて並んでいる。第一のコンタクトレンズ
をレシーバーから取出した後、その空のレシーバーを破
損除去することができ、従ってパッケージング集成具は
その中に保持されているコンタクトレンズの枚数に対応
する寸法にすることができる。従って、このパッケージ
ング集成具はよりハンディー、且つ便利な形態を帯び
る。
【００５３】パッケージ又はパッケージング集成具の製
造方法のために、その手段は好ましくは４つのパーツを
有する。プラスチック材料の押出チューブをこの手段の
２つの底部パーツの間に導入する。チューブの内側への
加圧及び／又は外からの減圧を介して、底及び成形ネッ
クを有する各レシーバーにとってのボトル本体が形成さ
れる。スクラップボーダーゾーンにおいて中空本体を有
するパッケージング集成具において、これらの中空本体
は好ましくはボトル本体と同時に成形させる。この方法
の次の段階において、ボトル本体をブローモルドの中に
残したまま、保護液及びコンタクトレンズ又はその他の
医療製品をレシーバーの中に導入する。保持具を有する
態様においては、これらの器具は事前集成し、好適には
完全なプラスチック材料とし、コンタクトレンズ等を装
着し、そして保護液を導入した後、任意のレシーバーに
装着する。この方法の最後の段階において、この手段の
両方の上部パーツをパッケージング集成具まで案内し、
そしてこれにより１又は複数のストッパーが１又は複数
のネックの上に形成される。これにより、レシーバーは
しっかりと密封され、そしてこの手段は最後パッケージ
ング集成具を解放することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第一態様に係るパッケージの側立面図
である。
【図２】図１のパッケージであって、ストッパーの他端
の破損除去を経てプラグがネックに導入され、そして密
封されているものの側立面図である。
【図３】図１のパッケージの上面図である。
【図４】本発明の第三態様であって、破線の領域におけ
る一区分のものに係る側立面図である。
【図５】図４のパッケージの上面図である。
【図６】本発明の第三態様の部分側立面図である。
【図７】本発明の第四態様の部分側立面図である。
【図８】折りたたまれたソフトレンズを保持しているレ
ンズホルダーの、図７の線分VIII−VIIIで見た区画の上
面図である。
【図９】本発明の第五態様の部分側立面図である。
【図１０】図９のパッケージの上面図である。
【符号の説明】
１，１０１，２０１，３０１，４０１…レシーバー １′，１０１′，２０１′…レシーバー本体 ３，１０３，２０３，３０３，４０３…ネック ５，１０５，２０５，３０５，４０５…取外線分 ７，１０７，２０７，３０７，４０７…ストッパー ９，１０９，４０９…握り接触部 １１…プラグ ２１３，３１３，４１３…保持具 ２１５，３１５，４１５…ホルダー ２１７，３１７，４１７…ホルダーキャップ ４１７′…外部ねじ山 ４１９…ねじ込外装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルント ハンゼン ドイツ連邦共和国，デー−74429 ズル ツバッハ−ラウフェン，ヘールシュトラ ーセ 16 (72)発明者 ヘルマン アンハルム スイス国，ツェーハー−4658 デーニケ ン，アルメンドシュトラーセ ８ (56)参考文献 特開 平５−155（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−65863（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−132430（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−128121（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−11836（ＪＰ，Ｕ) 欧州特許出願公開350772（ＥＰ，Ａ １) 西独国特許出願公開3623398（ＤＥ, Ａ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 51/18 A61J 1/05 B65D 41/62 G02C 13/00

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 医療製品と保護液とのパッケージを製造
    するため方法であって、 ブロー成形装置中の押出しチューブから一体式に成形さ
    れたネックを有するボトル本体を成形し、ここで当該ネ
    ックは当該医療製品のどの断面寸法よりも大きい内部断
    面寸法を有するように成形され、 当該ボトル本体を当該ブロー成形装置内に配置したま
    ま、当該ボトル本体に保護液及び少なくとも一つの医療
    製品を挿入し、 当該保護液及び医療製品を当該ボトル本体に挿入した
    後、当該ボトル本体を当該ブロー成形装置内に配置した
    まま、前記押出しチューブから当該ボトル本体の当該ネ
    ック上に一体且つ取外し可能な閉塞部材を成形すること
    で当該ボトル本体に当該保護液を封入し、且つ当該医療
    製品を当該ボトル本体の中に封入し、そして当該閉塞部
    材とネックとの間にあってそれらを繋ぐ破損除去線分を
    成形する、 ことを含んで成り、ここで当該医療製品は当該閉塞部材
    を取外した後に当該ボトル本体から取出し可能である、
    方法。
  2. 【請求項２】 前記保護液を前記ボトル本体の中に、少
    なくとも一つの前記医療製品と同時に挿入する、請求項
    １記載の方法。
  3. 【請求項３】 前記破損除去線分が所定の破断線分を供
    するように薄くなった壁の厚みの環状帯として成形され
    る、請求項１記載の方法。
  4. 【請求項４】 前記破損除去線分が前記閉塞部材とネッ
    クとの間のくびれとして成形されている、請求項３記載
    の方法。
  5. 【請求項５】 前記ボトル本体がアンプルとして形状化
    されている、請求項１記載のパッケージ。
  6. 【請求項６】 前記閉塞部材が前記破損除去線分の遠方
    側に栓部材を伴って成形され、当該栓部材は前記ネック
    から前記閉塞部材を分離させた後に当該ネックの中に導
    入されて当該ネックを封鎖するものである、請求項１記
    載の方法。
  7. 【請求項７】 前記閉塞部材が前記破損除去線分に隣接
    して、実質的にシンリンダー外部カバー面及び二つの対
    立して配置された握りくぼみを有するように成形され
    る、請求項６記載の方法。
  8. 【請求項８】 前記閉塞部材が前記破損除去線分から遠
    方側に放射状の平面で実質的に広がる握り手段を有する
    ように成形される、請求項１記載の方法。
  9. 【請求項９】 前記医療製品が前記閉塞部材の成形前に
    前記ボトル本体に挿入される際に保持具において保持さ
    れており、 当該医療製品を保持した保持具は当該閉塞部材を除去し
    てから当該ボトル本体から取出し可能であり、そして前
    記保持具はインサートとして構築される、 請求項１記載の方法。
  10. 【請求項１０】 前記保持具が前記閉塞部材とは独立し
    て形成されたものである、請求項９記載の方法。
  11. 【請求項１１】 前記保持具がねじ込部分を有し、前記
    ボトル本体の一部にねじ締めされる、請求項１０記載の
    方法。
  12. 【請求項１２】 前記保持具が前記閉塞部材に結合さ
    れ、そして前記ボトル本体から当該閉塞部材と同時に取
    外される、請求項９記載の方法。
  13. 【請求項１３】 前記保持具が折りたたまれた柔軟な前
    記医療製品を受容するためのクランピング手段を伴って
    成形される、請求項９記載の方法。
  14. 【請求項１４】 前記柔軟な医療製品がソフトコンタク
    トレンズである、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項１５】 前記ネック及び閉塞部材を有する複数
    の前記ボトル本体がワンピースとして成形され、そして
    各ボトル本体の間にある所定の破断点で分割される、請
    求項１記載の方法。
  16. 【請求項１６】 医療製品と保護液とのパッケージを製
    造するため方法であって、 ブロー成形装置中の押出しチューブから一体式に成形さ
    れたネックを有するボトル本体を成形し、ここで当該ネ
    ックは当該医療製品のどの断面寸法よりも大きい内部断
    面寸法を有するように成形され、 当該ボトル本体を当該ブロー成形装置内に配置したま
    ま、当該ボトル本体に保護液を挿入し、 インサートとして構築された医療製品保持具に当該医療
    製品を装着し、そして当該ボトル本体を当該ブロー成形
    装置内に配置したまま、当該ボトル本体に当該医療製品
    と当該保持具との組み合わせを当該ネックを通じて挿入
    し、 当該保護液、当該医療製品保持具及び当該医療製品を当
    該ボトル本体に挿入した後、当該ボトル本体を当該ブロ
    ー成形装置内に配置したまま、前記押出しチューブから
    当該ボトル本体の当該ネック上に一体且つ取外し可能な
    閉塞部材を成形することで当該ボトル本体に当該保護液
    を封入し、且つ当該医療製品及び当該医療製品保持具を
    当該ボトル本体の中に封入し、そして当該閉塞部材とネ
    ックとの間にあってそれらを繋ぐ破損除去線分を成形す
    る、 ことを含んで成り、ここで当該医療製品を保持する当該
    医療製品保持具は当該閉塞部材を取外した後に当該ボト
    ル本体から取出し可能である、方法。
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