JP3022023U - みそ入り容器 - Google Patents
みそ入り容器Info
- Publication number
- JP3022023U JP3022023U JP1995009804U JP980495U JP3022023U JP 3022023 U JP3022023 U JP 3022023U JP 1995009804 U JP1995009804 U JP 1995009804U JP 980495 U JP980495 U JP 980495U JP 3022023 U JP3022023 U JP 3022023U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- ladle
- miso
- container
- frame
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 開封時に閉塞シートを容易に外すことがで
き、通常の使用時にも一々杓子を持ち出したりする必要
がなく、製造も簡単なみそ入り容器を提供する。 【解決手段】 容器本体1の上部を閉塞シート5により
封止し、蓋部11と枠部21とが一体成形によりかつ開閉可
能に形成された合成樹脂製の蓋体の、その枠部21を容器
本体1の周鍔部2に嵌める。柄部37側の端部に前記閉塞
シート切断開封用のカッター部33を形成した杓子31をそ
の両端部にて枠部21の内縁に一体成形により取り外し可
能に架設する。蓋部11の内面に、取り外した杓子31を脱
着可能な係止手段を設ける。
き、通常の使用時にも一々杓子を持ち出したりする必要
がなく、製造も簡単なみそ入り容器を提供する。 【解決手段】 容器本体1の上部を閉塞シート5により
封止し、蓋部11と枠部21とが一体成形によりかつ開閉可
能に形成された合成樹脂製の蓋体の、その枠部21を容器
本体1の周鍔部2に嵌める。柄部37側の端部に前記閉塞
シート切断開封用のカッター部33を形成した杓子31をそ
の両端部にて枠部21の内縁に一体成形により取り外し可
能に架設する。蓋部11の内面に、取り外した杓子31を脱
着可能な係止手段を設ける。
Description
【0001】
本考案はカップ型のみそ入り容器に関するものである。
【0002】
カップ型のみそ入り容器として、合成樹脂製の上面開放型容器本体の上端の周 鍔部に閉塞シートをホットメルト接着剤でシールし、さらに周鍔部に上蓋を嵌合 するように被せたものが知られている。
【0003】
上記従来のみそ入り容器にあっては、消費者は商品を購入した後、上蓋を外し て一旦置き、閉塞シートを剥がし取ってから、内容物のみそを取り出して使用す る。また、調理の時みそを取り出す際は、外した上蓋を一旦どこかに置き、みそ を取り出すために杓子を持ち出し、この杓子を使ってみそを取り出し、みそを取 り出した後はまた上蓋を嵌め直し、杓子を元の場所に戻す作業を強いられていた 。
【0004】 本考案は、上記課題に鑑みなされたもので、上蓋の開閉が簡単に行えるととも に、開封時には閉塞シートを容易に外すことができ、また、通常の使用時にも一 々杓子を持ち出したりする必要がなく、また製造も簡単なみそ入り容器を提供す ることを目的とする。
【0005】
(1)みそを充填した上面開放型容器本体の上部を閉塞シートにより封止したみ そ入り容器であって、蓋部と枠部とが一体成形によりかつ開閉可能に形成された 合成樹脂製の蓋体の、その枠部を前記容器本体の周鍔部に嵌めてなり、かつ柄部 側の端部に前記閉塞シート切断開封用のカッター部を形成した杓子を、前記蓋体 の枠部に、一体成形により、取り外し可能に設けたみそ入り容器である。
【0006】 上記の構成であるから、開封時には、容器本体に蓋体の枠部が嵌められた状態 で蓋体の蓋部を開いた後、杓子を枠部から取り外し、取り外した杓子の柄部側の 端部に形成されたカッター部を使って閉塞シートを切断開封することができる。 容器本体に嵌められた蓋体の枠部を容器本体から外す必要はない。予め杓子が付 属しているので、みそ用に新たに杓子を購入する必要もない。また、蓋部、枠部 、杓子を、一体成形により設けるので、製造も簡単である。
【0007】 (2)前記杓子の両端部を、対向する前記枠部の内縁に架設してなり、かつ前記 蓋体の蓋部の内面に、取り外した前記杓子を脱着可能な係止手段を設けたみそ入 り容器である。
【0008】 杓子の両端部を、対向する枠部の内縁に架設したため、実用的に充分な長さを 有する杓子が得られる。また、蓋体の蓋部の内面に、取り外した杓子を係止でき るので、通常の使用時にも一々杓子を持ち出したり、持ち出した元の位置に戻し たりする必要がない。
【0009】 (3)前記係止手段は、前記蓋部の内面に形成した凸部と、前記杓子に形成した 凹部又は透孔とが嵌合するものとすることができる。
【0010】 (4)前記係止手段は、前記蓋部の内面に形成した複数の凸部間に前記杓子の柄 部が嵌合するものとしてもよい。
【0011】 上記(3)(4)のような簡易な構成により、杓子の脱着が容易であり、また 製造も簡単でコストも低廉である。
【0012】 (5)前記蓋体の蓋部の内面に、取り外した前記杓子を係止した際、杓子の柄部 及び/又は広がり部と蓋部の内面との間に空隙が生じるようにしたみそ入り容器 である。
【0013】 取り外した前記杓子を係止した際、杓子の柄部が蓋部の内面に密着しなければ 、杓子を外すのが容易であり、広がり部が蓋部の内面に密着しなければ、蓋部の 内面にみそが付着して汚れにくく、清潔な状態を保つことができる。
【0014】
図面は本考案の実施の形態を示すもので、図1は蓋部11を開いた状態のみそ 入り容器の平面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は杓子31の一例を示す 斜視図である。
【0015】 みそ9を充填した上面開放型容器本体1の上部には周鍔部2が形成され、この 周鍔部2に、紙又は紙と合成樹脂等との複合シートにより形成された閉塞シート 5がホットメルト接着剤で接着されて封止されている。周鍔部2のさらに外縁は 下方向に曲げられた屈曲部3を有している。
【0016】 蓋体は蓋部11とほぼ矩形のリング状をなす枠部21とからなり、ポリプロピ レン、ポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂で蝶番部19を連結部として一体成形 により形成されている。蝶番部19を支点として開閉可能である。枠部21は、 容器本体1の周鍔部2に接着された閉塞シート5の上に被せるようにして容器本 体1の周鍔部2に嵌められている。枠部21の側壁内側に部分的に形成された凸 条25が容器本体1の周鍔部2の屈曲部3に係止され、枠部21の容器本体1へ の取り付けを確実なものとし、容器本体1の開口部を補強して剛性を高めるので 、保存容器(詰め替え用容器)としての耐久性を備えている。
【0017】 杓子31の柄部側の端部には、閉塞シート切断開封用のカッター部33が形成 されている。この杓子31はその両端部にて、対向する枠部21の内縁に、枠部 21と一体成形により、取り外し可能に架設されている。
【0018】 蓋体の蓋部11の内面には凸部13が形成されている。一方、杓子31には透 孔35が形成されており、取り外した杓子31の透孔35が凸部13に嵌合して 、杓子31が蓋部に対して脱着可能となっている。
【0019】 もっとも、蓋体の蓋部11の内面に設けられる、杓子の脱着可能な係止手段は 、上記のものに限られるものではない。例えば、蓋部11の内面に形成した複数 の凸部間に杓子の柄部が挟まれるように嵌合するものとすることができる他、他 の適宜手段を適用することができる。
【0020】 また、蓋部11の内面に、取り外した杓子31を係止した際、杓子31が全面 的に蓋部11の内面に密着すると、杓子31を蓋部11から外しにくかったり、 又は杓子に付着したみそが蓋部11に付着して汚れるので、蓋体の蓋部11の内 面に、取り外した杓子31を係止した際、杓子の柄部37及び/又は広がり部3 8が蓋部11の内面との間に空隙が生じるようにしてある。
【0021】 図1に示すものは、蓋部11の内面の凸部13に段部15を形成しており、係 止される杓子31と蓋部との間に空隙が生じて、柄部37にて杓子31を外すの が容易であり、広がり部38も蓋部11の内面に密着しないので、蓋部11の内 面にみそが付着しにくい。
【0022】 また、蓋部11の内面の凸部13に段部15を形成しなくても、杓子31の係 止側の面に、図3に示すように複数の凸条(又は凸部)39を形成することによ っても、係止される杓子31と蓋部11の内面との間に空隙を生じさせることが でき、有効である。
【0023】
上蓋の開閉が簡単に行えるとともに、開封時には閉塞シートを付属のカッター を用いて容易に外すことができるのは勿論のこと、通常の使用時にも一々杓子を 持ち出したりする必要がなく、内容物の詰め替えを行う等、保存用容器としても 継続的な使用に適するものである。また、製造も蓋部、枠部、杓子が一体成形で 行われるので頗る簡単である。
【図1】図1は蓋部11を開いた状態のみそ入り容器の
平面図である。
平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】杓子31の一例を示す斜視図である。
1 容器本体 2 周鍔部 5 閉塞シート 9 みそ 11 蓋部 13 凸部 21 枠部 31 杓子 33 カッター部 35 透孔 37 柄部 38 広がり部
Claims (5)
- 【請求項1】 みそを充填した上面開放型容器本体の上
部を閉塞シートにより封止したみそ入り容器であって、
蓋部と枠部とが一体成形によりかつ開閉可能に形成され
た合成樹脂製の蓋体の、その枠部を前記容器本体の周鍔
部に嵌めてなり、かつ柄部側の端部に前記閉塞シート切
断開封用のカッター部を形成した杓子を、前記蓋体の枠
部に、一体成形により、取り外し可能に設けたみそ入り
容器。 - 【請求項2】 前記杓子の両端部を、対向する前記枠部
の内縁に架設してなり、かつ前記蓋体の蓋部の内面に、
取り外した前記杓子を脱着可能な係止手段を設けた請求
項1記載のみそ入り容器。 - 【請求項3】 前記係止手段は、前記蓋部の内面に形成
した凸部と、前記杓子に形成した凹部又は透孔とが嵌合
するものである請求項2記載のみそ入り容器。 - 【請求項4】 前記係止手段は、前記蓋部の内面に形成
した複数の凸部間に前記杓子の柄部が嵌合するものであ
る請求項2記載のみそ入り容器。 - 【請求項5】 前記蓋体の蓋部の内面に、取り外した前
記杓子を係止した際、杓子の柄部及び/又は広がり部と
蓋部の内面との間に空隙が生じるようにした請求項2,
3又は4記載のみそ入り容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009804U JP3022023U (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | みそ入り容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009804U JP3022023U (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | みそ入り容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3022023U true JP3022023U (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=43157344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995009804U Expired - Lifetime JP3022023U (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | みそ入り容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022023U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020109015A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-16 | 株式会社吉野工業所 | 取り出し具付き容器 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP1995009804U patent/JP3022023U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020109015A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-16 | 株式会社吉野工業所 | 取り出し具付き容器 |
JP7170552B2 (ja) | 2018-12-28 | 2022-11-14 | 株式会社吉野工業所 | 取り出し具付き容器 |
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