JP7169248B2 - 歪みセンサ - Google Patents
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Description
図1(A)は、第1実施形態に係る歪みセンサ1の断面を簡略化して示す図であり、図1(B)は、歪みセンサ1が備える歪みゲージRの配置を示す図である。図1(A)は、図1(B)中の二点鎖線で示すS-S線に沿った断面図である。
図3に示すように、歪みゲージR12,R11、歪みゲージR13,R14、歪みゲージR21,R22、歪みゲージR24,R23、歪みゲージR32,R31、および、歪みゲージR33,R34は、それぞれ、直列に接続されている。
・オペアンプA1の非反転入力端子-歪みゲージR12,R11の中間点P1
・オペアンプA1の反転入力端子‐歪みゲージR33,R34の中間点P6
・オペアンプA2の非反転入力端子-歪みゲージR13,R14の中間点P2
・オペアンプA2の反転入力端子-歪みゲージR12,R11の中間点P1
・オペアンプA3の非反転入力端子-歪みゲージR21,R22の中間点P3
・オペアンプA3の反転入力端子-歪みゲージR13,R14の中間点P2
・オペアンプA4の非反転入力端子-歪みゲージR24,R23の中間点P4
・オペアンプA4の反転入力端子-歪みゲージR21,R22の中間点P3
・オペアンプA5の非反転入力端子-歪みゲージR32,R31の中間点P5
・オペアンプA5の反転入力端子-歪みゲージR24,R23の中間点P4
・オペアンプA6の非反転入力端子-歪みゲージR33,R34の中間点P6
・オペアンプA6の反転入力端子-歪みゲージR32,R31の中間点P5
例えば、上段部10BにX軸に平行な力Fxが作用したとき、上記の[表1]に記載したように、歪みゲージR13の電気抵抗は増加し、歪みゲージR14の電気抵抗は減少するため、歪みゲージR13,R14の中間点P2の電圧は低くなる。一方で、上段部10BにX軸に平行な力Fxが作用したとき、上記の[表1]に記載したように、歪みゲージR12の電気抵抗は減少し、歪みゲージR11の電気抵抗は増加するため、歪みゲージR12,R11の中間点P1の電圧は高くなる。したがって、上段部10Bに力Fxが作用したとき、オペアンプA2の非反転入力端子に入力される電圧が低くなるとともに、その反転入力端子に入力される電圧が高くなるため、その反転入力端子に一定の電圧が入力される構成に比べて、オペアンプA2の出力V2が高くなる。こうして、1つ以上のオペアンプA1~A6について、その非反転入力端子および反転入力端子に入力される電圧のうち、一方が高くなるとともに他方が低くなることで、1つ以上の出力V1~V6を高めることができる。出力V1~V6の少なくとも1つが高くなれば、出力V1~V6に掛け合わせる変換行列Tの成分を小さくでき、起歪体10に作用した力およびモーメントを精度良く高感度に算出することが可能となる。
(1)オペアンプA1~A6が有する非反転入力端子および反転入力端子の一方には、複数のブリッジ出力(中間点P1~P6)のうちの1つのみが接続されるとともに、他方には、複数のブリッジ出力(中間点P1~P6)のうちの他の1つのみが接続されている。この構成によれば、オペアンプA1~A6が有する非反転入力端子に一定の電圧を出力する分圧回路を接続する必要が無い。そのため、回路の構成部品を少なくして、歪みセンサ1の製造コストを低減することができる。また、回路の構成部品が少なくなるため、小型化を図ることができる。また、各オペアンプA1~A6の非反転入力端子および反転入力端子に入力される電圧のうち、一方が高くなるとともに他方が低くなることで、1つ以上の出力V1~V6を高めることができ、起歪体10に作用した力およびモーメントの検出精度と感度を高めることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、上記実施形態と共通する構成については、その説明を省略する。
図6に示すように、歪みセンサ2は、可変キャパシタC11,C12,C21,C22,C31,C32に接続された6個の静電容量電圧変換回路41(以下「CV変換回路41」)を備えている。CV変換回路41と可変キャパシタC11,C12,C21,C22,C31,C32とは、1対1の関係で設けられている。CV変換回路41は、可変キャパシタC11,C12,C21,C22,C31,C32の静電容量を電圧に変換して出力する。
・オペアンプA1の非反転入力端子-可変キャパシタC11
・オペアンプA1の反転入力端子‐可変キャパシタC32
・オペアンプA2の非反転入力端子-可変キャパシタC12
・オペアンプA2の反転入力端子-可変キャパシタC11
・オペアンプA3の非反転入力端子-可変キャパシタC21
・オペアンプA3の反転入力端子-可変キャパシタC12
・オペアンプA4の非反転入力端子-可変キャパシタC22
・オペアンプA4の反転入力端子-可変キャパシタC21
・オペアンプA5の非反転入力端子-可変キャパシタC31
・オペアンプA5の反転入力端子-可変キャパシタC22
・オペアンプA6の非反転入力端子-可変キャパシタC32
・オペアンプA6の反転入力端子-可変キャパシタC31
例えば、上段部10BにX軸に平行な力Fxが作用したとき、上記の[表2]に記載したように、可変キャパシタC12の静電容量は増加し、可変キャパシタC11の静電容量は減少する。したがって、上段部10Bに力Fxが作用したとき、オペアンプA2の非反転入力端子に入力される電圧が高くなるとともに、その反転入力端子に入力される電圧が低くなるため、その反転入力端子に一定の電圧が入力される構成に比べて、オペアンプA2の出力V2が高くなる。こうして、第1実施形態と同様に、1つ以上の出力V1~V6を高めることができ、起歪体10に作用した力およびモーメントを精度良く高感度に算出することが可能となる。
(6)オペアンプA1~A6が有する非反転入力端子および反転入力端子の一方には、1つの可変キャパシタCが接続されるとともに、他方には、他の1つの可変キャパシタCが接続されている。この構成によれば、上記(1)に記載したように、歪みセンサ2の製造コストを低減することができ、小型化を図ることができ、起歪体10に作用した力およびモーメントの検出精度と感度を高めることができる。
10 起歪体
10A 下段部
10B 上段部
10C 連結部
11,11A,11B,11C ダイアフラム部
20 蓋体
31,32 電極
41 静電容量電圧変換回路
A1~A6 オペアンプ
B ブリッジ回路
B1~B6 直列回路
C 可変キャパシタ(歪み検出素子)
C11,C12,C21,C22,C31,C32 可変キャパシタ(歪み検出素子)
P1~P6 中間点(ブリッジ出力)
R 歪みゲージ(歪み検出素子)
R11~R14,R21~R24,R31~R34 歪みゲージ(歪み検出素子)
Claims (4)
- 起歪体に設けられ、当該起歪体の歪みにより電気抵抗が変化する複数の歪みゲージと、
非反転入力端子および反転入力端子を有する複数のオペアンプと、
複数の前記歪みゲージを含むブリッジ回路とを備え、
前記ブリッジ回路は、並列に接続された2つ以上の直列回路により構成され、
複数の前記直列回路の各々は、ブリッジ出力を有するとともに、当該ブリッジ出力は、直列に接続された2つの前記歪みゲージの中間点、または、直列に接続された固定抵抗と前記歪みゲージとの中間点により構成され、
少なくとも1つの前記オペアンプが有する前記非反転入力端子および前記反転入力端子の一方には、複数の前記ブリッジ出力のうちの1つのみが接続され、他方には、複数の前記ブリッジ出力のうちの他の1つのみが接続され、
1つの前記ブリッジ出力は、複数の前記オペアンプのうちの一のオペアンプの前記非反転入力端子に接続されるとともに、複数の前記オペアンプのうちの他のオペアンプの前記反転入力端子に接続されている
ことを特徴とする歪みセンサ。 - 3つ以上かつ前記オペアンプと同数以上の前記歪みゲージを備え、
前記ブリッジ回路は、並列に接続された3つ以上の直列回路により構成され、
前記直列回路の各々は、1つ以上の前記歪みゲージにより構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の歪みセンサ。 - 起歪体に設けられ、当該起歪体の変位により静電容量が変化する複数の可変キャパシタと、
非反転入力端子および反転入力端子を有する複数のオペアンプとを備え、
少なくとも1つの前記オペアンプが有する前記非反転入力端子および前記反転入力端子の一方には、一の前記可変キャパシタが接続され、他方には、他の前記可変キャパシタが接続され、
1つの前記可変キャパシタは、複数の前記オペアンプのうちの一のオペアンプの前記非反転入力端子に接続されるとともに、複数の前記オペアンプのうちの他のオペアンプの前記反転入力端子に接続されている
ことを特徴とする歪みセンサ。 - 3つ以上かつ前記オペアンプと同数以上の前記可変キャパシタを備えている
ことを特徴とする請求項3に記載の歪みセンサ。
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