JP7167592B2 - 制御装置、及び制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明の技術は、制御装置、及び制御プログラムに関する。
特許文献1には、メンバが書き込んだメッセージを時系列に沿って表示するコミュニケーションサービスにおけるメッセージから、外部機器を操作するための動作指示を検出するとともに、該メッセージを書き込んだメンバを該動作指示の指示者として特定する動作指示検出手段と、上記動作指示検出手段が検出した上記動作指示に従って上記外部機器を制御する外部機器制御手段と、上記外部機器制御手段の制御によって上記外部機器が動作した結果を取得する動作結果取得手段と、上記動作結果取得手段が取得した動作の結果を報告する報告メッセージを生成する報告メッセージ生成手段と、上記報告メッセージ生成手段が生成した報告メッセージを、上記コミュニケーションサービスを提供するサーバに出力して、上記動作指示検出手段が特定した指示者を宛て先として明記した状態で、該メッセージを上記コミュニケーションサービスに表示させる報告メッセージ表示手段と、を備えることを特徴とするメッセージ通知装置が開示されている。
特開2014-164522号公報
チャット上でユーザから投稿された情報に基づいて特定の処理を実行するソフトウェアロボット(以下、「チャットボット」という)が知られている。
こうしたチャットボットは、チャット上でユーザから投稿された情報が予め定めた条件を満たした場合に、条件と対応付けられた特定の処理(例えばユーザに対する情報の通知や、ユーザが所望する処理の実行制御等)を実行するように設計されている。
チャットボットとのチャットに参加するユーザの数の面からチャットを分類した場合、ユーザ1人とチャットボットが参加するチャットである個別チャットと、複数のユーザとチャットボットが参加するチャットであるグループチャットに分類される。
グループチャットには複数のユーザが参加することから、グループチャットで何れかのユーザが情報を投稿した場合には、その投稿が必ずしもチャットボットに向けたものとは断定できない。したがって、特定の処理の実行要否を決定するための条件を個別チャットの場合と同じ条件に設定した場合、例えばチャットボットが、他のユーザに向けた投稿をチャットボットに向けた投稿と誤って認識してしまい、設定した条件が成立してしまうことがある。この場合、ユーザの意図に反してチャットボットが条件の成立に伴って特定の処理の実行制御に関わる動作を行うことになる。
本発明は、グループチャット上でユーザから投稿された情報に基づき特定の処理の実行制御を行なう場合において、チャットボットによる特定処理の実行要否を決定するための条件を、個別チャットで用いる条件と同じ条件に設定した場合よりも、ユーザの意図に反してチャットボットの動作が実行されることを抑制することができる制御装置、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の制御装置の発明は、1人のユーザとチャットボットが参加する個別チャットにおいてユーザによるファイルの投稿が行われたという第1の条件を満たした場合には、投稿されたファイルを用いた処理である特定処理が実行されるように制御する一方、複数のユーザとチャットボットが参加するグループチャットで前記第1の条件のみを満たした場合には前記特定処理を実行せず、ユーザによるファイルの投稿に加え、ファイルの投稿前又は投稿後の何れかに、前記特定処理の実行を指示する実行指示が投稿されるという第2の条件を満たした場合に前記特定処理を実行するように制御する制御部を備える。
請求項記載の発明は、前記制御部は、前記実行指示から第1の期間内に投稿されたファイル、又は、前記実行指示と、当該実行指示の前又は後ろに存在する他の実行指示との間で、かつ、前記実行指示から前記第1の期間内に投稿された当該ファイルを前記特定処理の対象に含めて前記特定処理を実行するよう制御する。
請求項記載の発明は、前記制御部は、前記他の実行指示が投稿されるまでの期間で、かつ、前記特定処理の対象となるファイルの何れかから第2の期間に投稿されたファイルも前記特定処理の対象に含めるように制御する。
請求項記載の発明は、前記第1の期間が前記第2の期間より短く設定される。
請求項記載の発明は、前記制御部は、前記実行指示を投稿したユーザとファイルを投稿したユーザが同一人物である場合に、前記特定処理を実行するように制御する。
請求項記載の発明は、前記制御部は、前記個別チャットで前記第1の条件が満たされてから前記特定処理を実行するまでの第1の時間を、前記グループチャットで前記第2の条件が満たされてから前記特定処理を実行するまでの第2の時間よりも長く設定し、前記特定処理を実行するように制御する。
請求項記載の発明は、前記制御部は、前記グループチャットで前記第1の条件は満たすが前記第2の条件は満たされない投稿がユーザによって行われた場合、前記特定処理の実行の要否をユーザに問い合わせる投稿を行い、前記特定処理の実行に関する問い合わせに対してユーザから投稿された応答に応じて、前記特定処理を行うか否か制御する。
請求項記載の発明は、記制御部は、ユーザによってファイルが投稿された場合、前記個別チャットでは投稿されたファイルの共有状態に関係なく、前記第1の条件が満たされたと判定し、前記グループチャットでは投稿されたファイルが、前記グループチャットに参加している各々のユーザ同士で既に共有されているという第3の条件を満たした場合に、前記第2の条件が満たされたと判定する制御を行う。
請求項記載の発明は、前記制御部は、投稿されたファイルが前記グループチャットで既に投稿済みのファイルと同じファイルである場合に、投稿されたファイルが前記グループチャットに参加している各々のユーザ同士で共有されていると判定する制御を行う。
請求項10記載の制御プログラムの発明は、コンピュータを、請求項1~請求項の何れか1項に記載の制御装置の制御部として機能させる。
請求項1記載の発明によれば、グループチャット上でユーザから投稿された情報に基づき特定の処理の実行制御を行なう場合において、チャットボットによる特定処理の実行要否を決定するための条件を、個別チャットで用いる条件と同じ条件に設定した場合よりも、ユーザの意図に反してチャットボットの動作が実行されることを抑制することができる、という効果を有する。
請求項記載の発明によれば、ファイルを投稿する毎に実行指示を行う場合と比較して、特定処理の実行に伴う操作量を削減することができる、という効果を有する。
請求項記載の発明によれば、ファイルの投稿を第1の期間内に終えることができない場合であっても、投稿されたファイルを特定処理の対象に含めることができる、という効果を有する。
請求項記載の発明によれば、投稿するファイルの選択に時間を要した場合であっても、投稿されたファイルを特定処理の対象に含めることができる、という効果を有する。
請求項記載の発明によれば、実行指示を投稿した人と異なる他の人が投稿したファイルを特定処理の対象に含めないようにすることができる、という効果を有する。
請求項記載の発明によれば、第1の時間を第2の時間より短く設定したと比較して、個別チャットで複数のファイルに対して特定処理を実行する場合の操作性を向上させることができる、という効果を有する。
請求項記載の発明によれば、特定処理を実行する条件が成立しない場合であっても、自発的にユーザの意図を確認し、ユーザが投稿したファイルに対して特定処理を実行することができる、という効果を有する。
請求項記載の発明によれば、グループチャットにおいて投稿されたファイルの共有状態を考慮せずに第1の条件を満たしていると判定する場合と比較して、ユーザの意図に反してチャットボットの動作が実行されることを抑制することができる、という効果を有する。
請求項記載の発明によれば、グループチャットの投稿履歴を参照することで、投稿されたファイルがユーザ同士で共有されているファイルか確認することができる、という効果を有する。
請求項10記載の発明によれば、グループチャット上でユーザから投稿された情報に基づき特定の処理の実行制御を行なう場合において、チャットボットによる特定処理の実行要否を決定するための条件を、個別チャットで用いる条件と同じ条件に設定した場合よりも、ユーザの意図に反してチャットボットの動作が実行されることを抑制することができる、という効果を有する。
制御システムの概略構成を示す図である。 トークルームサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 チャットボットサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 トークルームサーバの機能構成の例を示すブロック図である。 チャットボットサーバの機能構成の例を示すブロック図である。 登録部に登録されるユーザと画像形成装置との対応関係を示すテーブルの一例である。 登録部に登録される、トークルームと画像形成装置との対応関係を示すテーブルの一例ある。 個別チャットにおける特定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 個別チャットが行われるトークルームの一例を示す図である。 グループチャットにおいて、画像の投稿、実行指示の投稿の順に行われる特定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 グループチャットが行われるトークルームの一例を示す図である。 グループチャットにおいて、複数の実行指示が投稿された場合のトークルームの一例を示す図である。 グループチャットにおいて、実行指示を投稿したユーザと異なるユーザも画像を投稿した場合のトークルームの一例を示す図である。 グループチャットにおいて、期間T1内に実行指示が投稿されなかった場合のトークルームの一例を示す図である。 グループチャットにおいて、実行指示の投稿、画像の投稿の順に行われる特定処理の流れの他の一例を示すフローチャートである。 グループチャットにおいて、複数の画像が投稿された場合のトークルームの一例を示す図である。 グループチャットにおいて、投稿終了情報が投稿された場合のトークルームの一例を示す図である。 グループチャットにおいて、印刷する画像を投稿しなかった場合のトークルームの一例を示す図である。 グループチャットにおいて、実行指示を投稿したユーザと異なるユーザも画像を投稿した場合のトークルームの一例を示す図である。 グループチャットにおいて、複数の実行指示が投稿された場合のトークルームの一例を示す図である。 グループチャットにおいて、投稿される画像の属性に基づいて実行される制御処理の流れの他の一例を示すフローチャートである。 グループチャットにおいて、共有画像が投稿された場合のトークルームの一例を示す図である。
以下、本発明の技術の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一又は等価な構成要素及び処理には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
<第1実施形態>
図1は、本発明の技術の実施形態に係る制御システムの概略構成を示す図である。
制御システムは、ユーザ端末10、トークルームサーバ20、チャットボットサーバ30、及び情報処理装置40を含む。ユーザ端末10、トークルームサーバ20、及びチャットボットサーバ30は、インターネット50により相互に接続されている。チャットボットサーバ30は、本実施の形態に係る制御装置の一例である。
ユーザ端末10は、ユーザが使用する端末であって、デスクトップ型コンピュータ、ノートパソコン、タブレット、又はスマートフォン等のいかなる端末であっても良い。図1においては、ユーザAがユーザ端末10Aを、ユーザBがユーザ端末10Bを、ユーザCがユーザ端末10Cを、ユーザDがユーザ端末10Dを使用しているものとする。ユーザ端末10A~10Dを総称して、「ユーザ端末10」と呼ぶ。
トークルームサーバ20は、トークルームを提供する。トークルームは、少なくとも1人のユーザと後述するチャットボットが共に参加して、チャットにより投稿したファイルによって表される情報を共有できる仮想空間である。
ここで、「ファイル」とは、何らかの情報を表すデータの単位であり、「チャット」とは、コンピュータネットワーク上でリアルタイムに複数の構成員が情報を入力してやりとりを交わすこと、又はそれをするための環境を指す。「構成員」とは、実在する人物と関連付けられたユーザと、特定の規則に従って動作するソフトウェアロボットの両方を含む。また、「チャットボット」とは、トークルーム上でユーザから投稿された情報に基づいて特定の処理(以降、「特定処理」という)の実行がなされるよう制御するソフトウェアロボットである。
ユーザは、ユーザ端末10を通じて、トークルーム内において、ファイルを投稿することが可能である。ここで「ファイルを投稿する」とは、チャットにおいて情報を入力する行為をいう。
ファイルによって表される情報には、例えば画像や文字が含まれる。したがって、換言すれば「ファイルを投稿する」とは、チャットにおいて画像、及び文字によって表される各種指示や情報を入力する行為ということができる。
トークルーム内では、ユーザ同士でファイルによって表される情報を共有し、更に、チャットボットがユーザの情報に応答して、返答したりすることが可能である。また、ユーザがトークルーム内において、チャットボットに対して、情報処理装置40に特定処理を実行させるための指示を与えることも可能である。チャットボットは、例えば、自然言語処理により、投稿されたファイルによって表される情報に含まれる指示を抽出し、情報処理装置40に特定処理を実行させるように制御する。なお、トークルームには、ユーザとチャットボットが1対1で参加したり、複数のユーザとチャットボットとが参加したりすることが可能である。
以降では、1人のユーザとチャットボットだけがトークルームに参加して行うチャットを「個別チャット」と呼び、複数のユーザとチャットボットがトークルームに参加して行うチャットを「グループチャット」と呼ぶことにする。トークルームは開設された数だけ複数存在しうる。
チャットボットサーバ30は、チャットボットを管理するサーバである。チャットボットは、上述の通り、トークルームに参加して、ユーザが投稿したファイルによって表される情報に応答したり、情報に含まれる指示に従い情報処理装置40に特定処理を実行させたりする。
チャットボットは、参加しているトークルームにおいて、情報処理装置40に特定処理を実行させるための指示に関する情報が投稿されると、トークルームに参加しているユーザに関連付けて登録されている情報処理装置40に、特定処理を実行させるように制御する。なお、情報処理装置40は、いかなる情報処理を行なう装置であっても良い。
ここで、「情報処理」とは、例えば、文字データ又は画像データ等から印刷を実行する処理、情報処理装置40が備える設備を用いてデータを生成又は加工等する処理、及び情報処理装置40と他の機器との間でデータを授受する処理等を含む。以下では、情報処理装置40が画像形成装置であり、特定処理を実行させるための指示が印刷を実行させるための実行指示である場合を例に説明する。
なお、画像形成装置は情報処理装置40の一例であることから、画像形成装置に対しても参照番号40を付して説明を行う。画像形成装置40は、印刷ジョブに基づいて用紙等の記録媒体に画像を形成する装置である。
図1の制御システムの例においては、画像形成装置40A及び画像形成装置40Bが、チャットボットサーバ30により管理されている。画像形成装置40A及び画像形成装置40Bを総称して、「画像形成装置40」と呼ぶ。図1の例では、チャットボットサーバ30に画像形成装置40が接続されているが、画像形成装置40は、インターネット50を経由して、チャットボットサーバ30に接続されても良い。
次に、トークルームサーバ20及びチャットボットサーバ30のハードウェア構成について説明する。
図2は、トークルームサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、トークルームサーバ20は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、ストレージ24、入力部25、表示部26、及び通信I/F(Interface)27の各構成を有する。各構成は、バス29を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU21は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする制御部として機能する。すなわち、CPU21は、ROM22又はストレージ24からプログラムを読み出し、RAM23を作業領域としてプログラムを実行する。CPU21は、ROM22又はストレージ24に記録されているプログラムに従って、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM22又はストレージ24には、トークルームを提供するトークルーム提供プログラムが格納されている。
ROM22は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM23は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ24は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
入力部25は、マウス等のポインティングデバイス、及びキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。
表示部26は、例えば液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部26は、タッチパネル方式を採用して、入力部25として機能しても良い。通信I/F27は、インターネット50を介して、他の機器と通信するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
図3は、チャットボットサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図3に示すように、チャットボットサーバ30は、CPU31、ROM32、RAM33、ストレージ34、入力部35、表示部36、及び通信I/F37の各構成を有する。各構成は、バス39を介して相互に通信可能に接続されている。チャットボットサーバ30の各構成は、図2のトークルームサーバ20の各構成と同様の機能を有する。
次に、トークルームサーバ20及びチャットボットサーバ30の機能構成について説明する。
図4は、トークルームサーバ20の機能構成の例を示すブロック図である。
図4に示すように、トークルームサーバ20は、機能構成として、提供部201を有する。機能構成は、CPU21がROM22又はストレージ24に記憶されたトークルーム提供プログラムを読み出して、RAM23に展開して実行することにより実現される。
提供部201は、ユーザが参加し、ファイルを投稿可能なトークルームを提供する。トークルームサーバ20は、提供部201の機能を用いて、個別チャットが行われるトークルーム、及び、グループチャットが行われるトークルームを提供する。
トークルームは、ユーザからの開設要求に従い、複数開設されうる。また、例えばあるユーザがトークルームサーバ20にアクセスしてトークルームに開設要求を行い、特定のトークルームを開設した場合、開設者であるユーザは、開設したトークルームに他のユーザを招待し、参加させる事ができる。或いは、トークルームに参加中のユーザであれば、トークルームに参加していない他のユーザをトークルームへ招待して、新たに参加させる事ができる。
図5は、チャットボットサーバ30の機能構成の例を示すブロック図である。図6は、登録部301に登録されるユーザと画像形成装置40との対応関係を示すテーブルの一例である。図7は、登録部301に登録される、トークルームと画像形成装置40との対応関係を示すテーブルの一例ある。
図5に示すように、チャットボットサーバ30は、機能構成として、登録部301及び実行制御部302を有する。各機能構成は、CPU31がROM32又はストレージ34に記憶された制御プログラムを読み出して、RAM33に展開して実行することにより実現される。
登録部301は、例えば、図6に示すように、ユーザと画像形成装置40とを関連付けた対応付けテーブルを登録する。図6に示す対応付けテーブルの例では、更に、印刷を実行する場合に用いられる印刷設定もユーザ毎に関連付けられている。
また、登録部301は、例えば、図7に示すように、トークルームと画像形成装置40とを関連付けた対応付けテーブルを登録する。図7に示す対応付けテーブルの例では、更に、トークルームに参加中のユーザがトークルーム毎に対応付けられ、また、当該トークルーム内での印刷設定がユーザ毎に対応付けられている。グループチャットが行われているトークルームへユーザが参加する場合、図6に示す対応付けテーブルにおいて参加するユーザと関連付けられている画像形成装置40を、参加するトークルームに関連付けて登録することにより、図7に示す対応付けテーブルが形成される。
すなわち、図6に示す対応付けテーブルは、個別チャットにおいて使用される。一方、図7に示す対応付けテーブルは、グループチャットにおいて使用される。各々のチャットでは、ユーザから印刷設定に関する指示が行われなかった場合、印刷対象となる情報は、チャットの種類に対する対応付けテーブルに設定されたユーザ毎の印刷設定に従って、画像形成装置40で印刷される。
以降では、図6及び図7に示す対応付けテーブルに予め登録されたユーザ毎の印刷設定を「標準印刷設定」という。
実行制御部302は、チャットボットとしてトークルームに参加する。そして、実行制御部302は、トークルームにおいて、画像形成装置40に画像を印刷させるための条件が成立した場合、画像を投稿したユーザと関連付けられている画像形成装置40の情報と標準印刷設定を対応付けテーブルから取得して、取得した情報によって指定された画像形成装置40に、取得した標準印刷設定で印刷を実行させるように制御する。このように実行制御部302は、本実施の形態に係る制御部の一例である。
次に、本実施の形態に係るチャットボットサーバ30の作用について説明する。
図8は、チャットボットサーバ30が個別チャットに参加している場合に、CPU31によって実行される特定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8に示す特定処理は、チャットボットサーバ30における特定処理の一例である。
図8に示す特定処理を規定する制御プログラムは、例えばチャットボットサーバ30のROM32に予め記憶されている。チャットボットサーバ30のCPU31は、ROM32に記憶される制御プログラムを読み込み、特定処理を実行する。
まず、ステップS10において、CPU31は、参加相手のユーザによって、画像を含むファイルがトークルームに投稿されたか否かを判定する。
画像を含むファイルが投稿されていない場合にはステップS10の判定処理を繰り返し実行して、画像を含むファイルの投稿を監視する。以降では説明の便宜上、「画像を含むファイル」のことを単に「画像」ということにする。
一方、ユーザによって画像が投稿された場合にはステップS20に移行する。
画像形成装置40を制御して印刷を行うチャットボットサーバ30とユーザが1対1で参加する個別チャットにおいて、ユーザがトークルームに画像を投稿する行為は、トークルームに投稿した画像の印刷を指示する実行指示に相当する。したがって、ステップS20において、CPU31は、ユーザによって投稿された画像を取得し、印刷対象としてRAM33に記憶する。
ステップS30において、CPU31は、経過時間を計測するタイマを起動する。タイマの起動は、例えばCPU31に内蔵されるタイマ機能を用いて実現される。これにより、トークルームに画像が投稿されてからの経過時間が計測される。
ステップS40において、CPU31は、起動したタイマの値が予め定めた規定時間を経過したか否かを判定する。この規定時間は、ユーザが、更に他の画像を投稿することを考慮して設定された、本実施の形態に係る第1の時間の一例に相当する時間であり、例えばストレージ34に予め記憶されている。規定時間の値に制約はなく、何れの値に設定してもよい。
タイマの値が規定時間を経過していない場合にはステップS60に移行する。
ステップS60において、CPU31は、ステップS10で投稿された画像とは異なる他の画像がユーザによってトークルームに投稿されたか否かを判定する。
他の画像が投稿されていない場合にはステップS40に戻り、タイマの値が規定時間を経過していないか監視する。
一方、他の画像が投稿されている場合にはステップS70に移行し、ステップS70において、CPU31はステップS20と同様に、ユーザによって投稿された画像を取得し、印刷対象としてRAM33に記憶した後、ステップS40に移行する。
すなわち、CPU31は、規定時間の間にユーザが投稿した画像は、ユーザが印刷の意図を持って投稿した画像として取り扱う。
ステップS40の判定処理において、タイマの値が規定時間を経過したと判定された場合にはステップS50に移行する。
ステップS50において、CPU31は、個別チャットの場合に用いられる図6に示した対応付けテーブルを参照して、画像を投稿したユーザに対応付けられている画像形成装置40に対して、画像を投稿したユーザに対応付けられている標準印刷設定に従って、印刷対象に設定された画像の印刷を実行するように制御する。以上により、図8に示した特定処理を終了する。なお、CPU31は、個別チャットへ参加している間は、再び図8に示した特定処理を再開して、ユーザによる次の画像の投稿を監視する。
すなわち、個別チャットの場合、チャットボットサーバ30は、ユーザによって画像がトークルームに投稿されると画像の印刷を実行する。チャットボットサーバ30にとって、個別チャットにおけるトークルームへの画像の投稿は、画像の印刷を実行するために設定された条件であり、本実施の形態に係る第1の条件の一例である。
図9は、図8に示した個別チャットにおける特定処理が実行された場合に、個別チャットに参加したユーザのユーザ端末10における画面に表示されるトークルームの一例を示す図である。
例えば規定時間が10分に設定されている場合、ユーザが14時に画像M1を投稿すると、規定時間が経過した14時10分に、チャットボットサーバ30が画像M1の印刷を実行するための制御を開始する。また、例えば規定時間を0分に設定した場合には、ユーザが14時に画像M1を投稿した後、間隔を空けずにチャットボットサーバ30が画像M1の印刷を実行するための制御を開始する。
図9に示すようにチャットボットサーバ30は、印刷を実行するための制御を開始する場合、例えば「印刷を開始します」といった、ユーザにチャットボットサーバ30の処理状況を通知する情報M10をトークルームに投稿してもよい。
また、チャットボットサーバ30は、印刷を実行するための制御を開始する前に、適用する印刷設定をユーザに問い合わせる情報を投稿してもよい。ユーザが標準印刷設定を用いる情報を投稿した場合には、チャットボットサーバ30は、ユーザに関連付けられた標準印刷設定で画像を印刷するように画像形成装置40を制御する。一方、ユーザが標準印刷設定とは異なる印刷設定を指定した情報を投稿した場合には、チャットボットサーバ30は、ユーザによって指定された印刷設定で画像を印刷するように画像形成装置40を制御する。
次に、グループチャットにおけるチャットボットサーバ30の作用について説明する。
個別チャットでは、チャットボットサーバ30は、ユーザによって画像がトークルームに投稿された場合に画像の印刷を実行する制御を開始した。しかしながら、グループチャットにおいて何れかのユーザがトークルームに投稿した画像は、必ずしもチャットボットサーバ30宛ての画像とは限らず、トークルームに参加する他のユーザに宛てた画像である場合がある。したがって、グループチャットにおいても個別チャットと同様に、チャットボットサーバ30がユーザによって画像がトークルームに投稿された場合に画像の印刷を実行する制御を開始した場合、画像を投稿したユーザは、チャットボットサーバ30に対して印刷の開始を中止する指示を投稿して、画像の印刷を中止させる操作を行うことになる。
すなわち、チャットボットサーバ30でユーザの意図に沿った動作を実行するためには、グループチャットにおいてユーザがトークルームに投稿した画像の印刷を開始する条件を、個別チャットで画像の印刷を開始する条件と異なるように設定する必要がある。
図10は、チャットボットサーバ30がグループチャットに参加している場合に、CPU31によって実行される特定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図10に示す特定処理は、チャットボットサーバ30における特定処理の一例である。
図10に示す特定処理を規定する制御プログラムは、例えばチャットボットサーバ30のROM32に予め記憶されている。チャットボットサーバ30のCPU31は、ROM32に記憶される制御プログラムを読み込み、特定処理を実行する。ここでは一例として、ユーザが画像を印刷する場合、まず印刷したい画像をトークルームに投稿する手順となっている場合について説明する。したがって、図10に示す特定処理の前に、グループチャットに参加するユーザの何れかによって、少なくとも1つの画像がトークルームに投稿されている前提で説明を行う。
ステップS100において、CPU31は、画像の印刷の実行を指示する実行指示を含むファイルがトークルームに投稿されたか否かを判定する。以降では説明の便宜上、「画像の印刷の実行を指示する実行指示を含むファイル」のことを単に「実行指示」ということにする。実行指示に用いられる用語は予め定められており、例えば「プリント」という情報が投稿されると、CPU31は実行指示があったものと認識する。
実行指示が投稿されていない場合にはステップS100の判定処理を繰り返し実行して、ユーザからの実行指示の投稿を監視する。
ステップS110において、CPU31は、ステップS100で検知した実行指示の投稿が行われた投稿時刻を基準時刻としてRAM33に記憶する。
ステップS120において、CPU31は、ステップS100で検知した実行指示の投稿時刻より前の時刻に投稿された、実行指示を投稿したユーザと同一人物のユーザが投稿した画像であって、実行指示の投稿時刻から期間T1以内に投稿され、かつ、実行指示の投稿時刻からの間隔が最も短い直近の画像が存在するか否かを判定する。以降では、実行指示を投稿したユーザと同一人物のユーザが投稿した画像であって、基準となる情報(この場合、「実行指示」)の投稿時刻から特定の期間(この場合、「期間T1」)以内に投稿され、かつ、基準となる情報の投稿時刻からの間隔が最も短い直近の画像のことを「隣接画像」ということにする。
ここで「期間T1」は、ステップS100で検知した実行指示によって印刷する画像の範囲を規定する期間であり、CPU31は、実行指示の投稿時刻から遡って期間T1以内に投稿された画像を印刷対象に含める。画像の投稿時刻と実行指示の投稿時刻の間隔があまりにも離れている場合、ユーザが画像の投稿直後に実行指示を投稿する場合と比較して、投稿された画像が印刷対象の画像である確率は低下する。
例えばユーザがトークルームに画像を投稿してから数日経過した後に実行指示を投稿した場合、ユーザが投稿した画像の印刷を本当に所望しているか不明確である。したがって、投稿された画像が実行指示による印刷対象であるとみなすことができる期間を期間T1として設定することで、ユーザが印刷を所望していない画像が印刷されることを抑制する。期間T1は、本実施の形態に係る第1の期間の一例である。
基準時刻より前の時刻に投稿された隣接画像までの間隔が期間T1に含まれる場合、ステップS130に移行する。
ステップS130において、CPU31は、実行指示から隣接画像までの間にステップS100で検知した実行指示と異なる、ステップS100で検知した実行指示を投稿したユーザと同一人物のユーザが投稿した他の実行指示が投稿されていないか否かを判定する。
ステップS100で検知した実行指示と隣接画像までの間に他の実行指示が含まれる場合、隣接画像は他の実行指示による印刷対象に含まれるため、既に他の実行指示によって、実行指示の投稿以前に投稿された画像の印刷が行われていることになる。したがって、CPU31は、ステップS100で検知した実行指示と隣接画像までの間に他の実行指示が投稿されていないか確認する。
ステップS100で検知した実行指示と隣接画像までの間に他の実行指示が投稿されていない場合にはステップS140に移行する。
この場合、隣接画像はユーザが印刷の意図を持って投稿した画像であり、まだ印刷されていない画像ということになるため、ステップS140において、CPU31は、隣接画像を印刷対象に追加する。
ユーザが投稿した画像が1枚であれば、CPU31は、即座にステップS140で印刷対象に追加した画像の印刷を実行する制御を開始すればよいが、ユーザが複数の画像を投稿していることもある。したがって、CPU31は、更に印刷を所望する画像が投稿されていないか確認する。
そのため、ステップS150において、CPU31は、ステップS140で最後に印刷対象に追加した隣接画像の投稿時刻を新たな基準時刻としてRAM33に記憶する。
ステップS160において、CPU31は、基準時刻より前の時刻に投稿された、実行指示を投稿したユーザと同一人物のユーザが投稿した画像であって、基準時刻から期間T2以内に投稿され、かつ、基準時刻からの間隔が最も短い直近の画像、すなわち基準時刻に投稿された画像の隣接画像が存在するか否かを判定する。
ここで「期間T2」は、ステップS100で検知した実行指示によって印刷する画像の範囲を規定する期間であり、CPU31は、印刷対象となった画像の投稿時刻から遡って期間T2以内に投稿された画像も印刷対象に含める。このようにすることで、複数の画像が1つの実行指示によって印刷対象に追加されることになる。期間T2は、本実施の形態に係る第2の期間の一例である。
基準時刻より前の時刻に投稿された隣接画像までの間隔が期間T2に含まれる場合、ステップS170に移行する。
基準時刻に投稿された画像と隣接画像の間にステップS100で検知した実行指示と異なる他の実行指示が含まれる場合、隣接画像は他の実行指示による印刷対象に含まれるため、既に他の実行指示によって、隣接画像の投稿以前に投稿された画像の印刷が行われていることになる。したがって、CPU31は、基準時刻に投稿された画像と隣接画像までの間に他の実行指示が投稿されていないか確認することが好ましい。
したがって、ステップS170において、CPU31は、基準時刻に投稿された画像と隣接画像までの間に他の実行指示が投稿されていないか否かを判定する。基準時刻に投稿された画像と隣接画像までの間に他の実行指示が投稿されていない場合にはステップS140に移行して隣接画像を印刷対象に追加し、ステップS150で、最後に印刷対象に追加した画像の投稿時刻を基準時刻に設定する。
一方、ステップS160の判定処理で、基準時刻より前の時刻に投稿された隣接画像までの間隔が期間T2を超えると判定された場合、及び、ステップS170の判定処理で、基準時刻に投稿された画像と隣接画像までの間に他の実行指示が投稿されていると判定された場合には、ステップS180に移行する。
ステップS180において、CPU31は、グループチャットの場合に用いられる図7に示した対応付けテーブルを参照して、参加しているトークルームにおいて実行指示を投稿したユーザに対応付けられている画像形成装置40に対して、実行指示を投稿したユーザに対応付けられている標準印刷設定に従って、印刷対象に設定された画像の印刷を実行するように制御する。
ステップS190において、CPU31は次の実行指示の投稿に備え、印刷対象に設定した画像の情報をRAM33から消去する。
すなわち、CPU31がステップS140~S170を繰り返し実行することで、実行指示の投稿時刻から期間T1以内に含まれる画像だけでなく、他の実行指示が投稿されるまでの期間で、かつ、印刷対象に設定された画像から期間T2以内に投稿された画像も順次印刷対象に設定される。
一方、ステップS120の判定処理で、基準時刻より前の時刻に投稿された隣接画像までの間隔が期間T1を超えると判定された場合、及び、ステップS130の判定処理で、ステップS100で検知した実行指示と隣接画像までの間に他の実行指示が投稿されていると判定された場合、ステップS200に移行する。
この場合、ユーザによって実行指示が投稿されたが、印刷対象となる画像が存在しないことを意味する。
したがって、ステップS200において、CPU31は、ユーザに画像の投稿を促す情報をトークルームに投稿し、図10に示した特定処理を終了する。なお、CPU31は、グループチャットへ参加している間は、再び図10に示した特定処理を再開して、ユーザによる次の実行指示の投稿を監視する。
グループチャットの場合、チャットボットサーバ30は、ユーザによるトークルームへの画像の投稿に加え、画像を投稿したユーザと同じユーザが実行指示を投稿することによって画像の印刷を実行する。すなわち、グループチャットの方が個別チャットに比べて、印刷を実行するための制御を開始する条件が厳しく設定される。
チャットボットサーバ30にとって、グループチャットにおけるトークルームへの画像の投稿、及び実行指示の投稿は、画像の印刷を実行するために設定された条件であり、実行指示の投稿は、本実施の形態に係る第2の条件の一例である。グループチャットにおいて画像の印刷を実行するためには、画像の投稿に加えて実行指示の投稿が行われることが必要である。また、実行指示が投稿されても、画像の投稿が行われていなければ画像の印刷は実行されないため、画像の投稿は、実行指示の投稿に対する必要条件とも言うことができる。
図8に示した個別チャットにおける特定処理では、トークルームに画像が投稿されてから規定時間経過後に、ステップS50で印刷の実行を開始した。一方、図10に示したグループチャットの特定処理では、トークルームに画像が投稿され、かつ、実行指示が投稿された場合、個別チャットにおける特定処理のように時間の経過を待つ処理は実行されず、CPU31でステップS100からステップS170までの各処理が実行された後、即座にステップS180で印刷の実行を開始する。
すなわち、個別チャットにおける特定処理の方が、グループチャットにおける特定処理よりも、画像の印刷を開始する条件が成立してから、実際に画像の印刷を実行する制御が開始されるまでの時間が長くなる。なお、CPU31で図10に示した特定処理のステップS100からステップS170までの各処理を実行するために要する時間は、本実施の形態に係る第2の時間の一例である。
また、期間T1及び期間T2の長さに制約はないが、期間T1は、例えばユーザが画像を投稿してから実行指示を投稿し終えるまでに要する長さに設定される。期間T2は、例えばユーザが画像を投稿してから次の画像を投稿し終えるまでに要する長さに設定される。複数の画像の中から印刷したい画像を選択してトークルームに投稿するために要する時間は、画像を選択するという動作が含まれるため、単に実行指示を投稿するために要する時間よりも長くかかる傾向がある。したがって、期間T1は期間T2より短く設定されることが好ましい。
図11は、図10に示したグループチャットにおける特定処理が実行された場合に、グループチャットに参加したユーザのユーザ端末10における画面に表示されるトークルームの一例を示す図である。以降の説明では一例として、期間T1が3分に設定され、期間T2が5分に設定されている前提の下で説明を行う。
例えばユーザAが14時に画像M1を投稿し、14時57分に画像M2を投稿し、15時に画像M3を投稿した後、15時1分に実行指示として「プリント」の情報M5を投稿した場合、チャットボットサーバ30は印刷を実行するための制御を開始する。
この場合、実行指示の投稿時刻から画像M3の投稿時刻までの間隔は期間T1以内であり、画像M3の投稿時刻から画像M2の投稿時刻までの間隔は期間T2以内である。しかし、画像M2の投稿時刻から画像M1の投稿時刻までの間隔は期間T2を超えている。したがって、チャットボットサーバ30は、画像M2及び画像M3を印刷対象として、印刷を実行するための制御を開始する。すなわち、画像M1の印刷は行われない。
図11に示すようにチャットボットサーバ30は、印刷を実行するための制御を開始する場合、例えば「印刷を開始します」といった、ユーザにチャットボットサーバ30の処理状況を通知する情報M10をトークルームに投稿してもよい。
グループチャットにおいてもチャットボットサーバ30は、印刷を実行するための制御を開始する前に、適用する印刷設定をユーザに問い合わせる情報を投稿してもよい。ユーザが標準印刷設定を用いる情報を投稿した場合には、チャットボットサーバ30は、ユーザに関連付けられた標準印刷設定で画像を印刷するように画像形成装置40を制御する。一方、ユーザが標準印刷設定とは異なる印刷設定を指定した情報を投稿した場合には、チャットボットサーバ30は、ユーザによって指定された印刷設定で画像を印刷するように画像形成装置40を制御する。
図12は、図10に示したグループチャットの特定処理が実行された場合における、他のトークルームの一例を示す図である。
例えばユーザAが14時55分に画像M1を投稿し、14時56分に実行指示として「プリント」の情報M5を投稿したとする。引き続きユーザAは、14時57分に画像M2を投稿し、15時に画像M3を投稿した後、15時1分に実行指示として「プリント」の情報M5を投稿したとする。
まず、チャットボットサーバ30は、14時56分の実行指示によって、印刷を実行するための制御を開始する。この場合、14時56分に投稿された実行指示の投稿時刻から画像M1の投稿時刻までの間隔は期間T1以内であることから、チャットボットサーバ30は、画像M1を印刷対象として印刷を実行するための制御を開始する。
次に、チャットボットサーバ30は、15時1分の実行指示によって、印刷を実行するための制御を開始する。この場合、15時1分に投稿された実行指示の投稿時刻から画像M3の投稿時刻までの間隔は期間T1以内であり、画像M3の投稿時刻から画像M2の投稿時刻までの間隔は期間T2以内である。一方、画像M2の投稿時刻から画像M1の投稿時刻までの間隔も期間T2以内であるが、画像M2と画像M1の間には他の実行指示が投稿されているため、画像M1は15時1分の実行指示による印刷対象には含まれない。したがって、チャットボットサーバ30は、画像M2及び画像M3を印刷対象として、印刷を実行するための制御を開始する。
図13は、図10に示したグループチャットの特定処理が実行された場合における、他のトークルームの一例を示す図である。
例えばユーザAが15時に画像M1を投稿し、ユーザAと異なるユーザBが15時1分に画像M2を投稿した後、ユーザAが15時1分に実行指示として「プリント」の情報M5を投稿したとする。
チャットボットサーバ30は、15時1分の実行指示によって、印刷を実行するための制御を開始する。この場合、実行指示の投稿時刻から画像M2の投稿時刻までの間隔は期間T1以内であるが、画像M2を投稿したユーザと実行指示を投稿したユーザは異なる人物であるため、画像M2は実行指示による印刷対象には含まれない。一方、実行指示の投稿時刻から画像M1の投稿時刻までの間隔は期間T1以内であり、画像M1を投稿したユーザと実行指示を投稿したユーザは同一人物であるため、チャットボットサーバ30は、画像M1を印刷対象として、印刷を実行するための制御を開始する。
図14は、図10に示したグループチャットの特定処理が実行された場合における、他のトークルームの一例を示す図である。
例えばユーザAが14時に画像M1を投稿した後、ユーザAが15時に実行指示として「プリント」の情報M5を投稿したとする。この場合、15時に投稿された実行指示の投稿時刻から画像M1の投稿時刻までの間隔は期間T1を超えるため、ユーザによって実行指示が投稿されたが、印刷対象となる画像が存在しない状態となる。したがって、チャットボットサーバ30は、例えば「印刷したいファイルを投稿して下さい」といった、ユーザに画像の投稿を促す情報M12をトークルームに投稿する。
ユーザによって実行指示が投稿されたが、印刷対象となる画像が存在しない場合におけるチャットボットサーバ30の処理は、ユーザに画像の投稿を促す情報の投稿に限られない。
例えば、チャットボットサーバ30は、トークルームに画像が投稿されてから期間T1の間、画像を投稿したユーザによって実行指示が投稿されなかった場合、期間T1の経過後に、例えば「ファイルを印刷しますか?(Y/N)」といった、ユーザに印刷の要否を問い合わせる情報をトークルームに投稿してもよい。
チャットボットサーバ30の問い合わせに対してユーザが「Y」の情報を投稿した場合には、チャットボットサーバ30は、図10におけるステップS140から処理を開始し、画像M1を印刷対象として、印刷を実行するための制御を開始する。一方、チャットボットサーバ30の問い合わせに対してユーザが「N」の情報を投稿した場合には、図10に示した特定処理を終了する。
また、チャットボットサーバ30は、図14に示したように、ユーザによって実行指示が投稿されたが、画像の投稿間隔が期間T1又は期間T2を超えるため印刷対象となる画像が存在しないと判定された場合にも、例えば「ファイルを印刷しますか?(Y/N)」といった、ユーザに印刷の要否を問い合わせる情報をトークルームに投稿してもよい。
ここまでは、グループチャットにおいてユーザが画像を印刷する場合、まず印刷したい画像をトークルームに投稿する手順をとる場合に適用される特定処理の例について説明した。チャットボットサーバ30は、この他、ユーザが画像を印刷する場合、まず印刷指示をトークルームに投稿してから、印刷したい画像を投稿する手順にも対応する。以降では、当該手順に対応した特定処理の例について説明する。
図15は、チャットボットサーバ30がグループチャットに参加している場合に、CPU31によって実行される特定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図15に示す特定処理は、チャットボットサーバ30における特定処理の一例である。
図15に示す特定処理を規定する制御プログラムは、例えばチャットボットサーバ30のROM32に予め記憶されている。チャットボットサーバ30のCPU31は、ROM32に記憶される制御プログラムを読み込み、特定処理を実行する。
ステップS300において、CPU31は、トークルームに実行指示が投稿されたか否かを判定する。実行指示が投稿されていない場合にはステップS300の判定処理を繰り返し実行して、ユーザからの実行指示の投稿を監視する。一方、実行指示が投稿された場合にはステップS310に移行する。
ステップS310において、CPU31は、ステップS300で検知した実行指示の投稿が行われた投稿時刻を基準時刻としてRAM33に記憶する。
ステップS320において、CPU31は、基準時刻からの経過時間を計測するタイマを起動する。図8のステップS30で説明したように、タイマの起動は、例えばCPU31に内蔵されるタイマ機能を用いて実現される。
ステップS330において、CPU31は、ステップS300で検知した実行指示を投稿したユーザと同じユーザによって、トークルームに画像が投稿されたか否かを判定する。画像が投稿されていない場合にはステップS340に移行する。
ステップS340において、CPU31は、ステップS320で起動したタイマの値を参照して、基準時刻から期間T1が経過したか否か、すなわち、実行指示の投稿時刻から期間T1が経過したか否かを判定する。基準時刻から期間T1以内であればステップS330に移行して、再びトークルームに画像が投稿されたか否かを判定する。すなわち、CPU31は、ステップS330及びS340を繰り返し実行することで、基準時刻より後に設定された期間T1以内に、ステップS300で検知した実行指示を投稿したユーザと同じユーザによって画像が投稿されるのを監視する。
基準時刻から期間T1以内に、ステップS300で検知した実行指示を投稿したユーザと同じユーザによって画像が投稿されなかった場合、すなわち、ステップS340の判定処理で、基準時刻から期間T1が経過したと判定された場合には、ステップS430に移行する。
この場合、ユーザは実行指示を投稿したが、印刷対象となる画像を投稿していない状況であることから、ステップS430において、CPU31は、ユーザに画像の印刷の意思があるか否かを問い合わせる情報をトークルームに投稿し、図15に示した特定処理を終了する。なお、CPU31は、グループチャットへ参加している間は、再び図15に示した特定処理を再開して、ユーザによる次の実行指示の投稿を監視する。
一方、ステップS330の判定処理で、ステップS300で検知した実行指示を投稿したユーザと同じユーザによって画像が投稿されたと判定された場合には、ステップS350に移行する。
この場合、実行指示の投稿時刻から期間T1以内に画像が投稿されたことになる。したがって、ステップS350において、CPU31は、ステップS300で検知した実行指示を投稿したユーザと同じユーザによって投稿された画像を印刷対象としてRAM33に記憶する。印刷対象に設定した画像は、実行指示を投稿したユーザと同一人物のユーザが投稿した画像であって、基準となる情報(この場合、「実行指示」)の投稿時刻から特定の期間(この場合、「期間T1」)以内に投稿され、かつ、基準となる情報の投稿時刻からの間隔が最も短い直近の画像であるため、「隣接画像」の要件を満たす。
ユーザが投稿する画像が1枚であれば、CPU31は、即座にステップS350で印刷対象に追加した画像の印刷を実行する制御を開始すればよいが、ユーザが印刷したい画像を複数投稿することも考えられる。したがって、CPU31は、引き続きユーザから投稿される画像も印刷対象に含めるようにする。
そのため、ステップS360において、CPU31は、ステップS350で最後に印刷対象に追加した画像の投稿時刻を基準時刻としてRAM33に記憶する。
ステップS370において、CPU31は、基準時刻からの経過時間を計測するタイマを再起動して、経過時間の計測を開始する。
ステップS380において、CPU31は、ステップS300で検知した実行指示を投稿したユーザと同じユーザによって、トークルームに新たな画像が投稿されたか否かを再度判定する。新たな画像が投稿された場合には、ユーザが印刷の意図を持って投稿した画像と考えられるため、ステップS350に移行して、当該新たな画像も印刷対象に追加する。印刷対象に新たな画像が追加されると、ステップS360で新たに追加した画像の投稿時刻が基準時刻に設定され、ステップS370で基準時刻からの経過時間を計測するタイマが再起動される。
一方、ステップS380の判定処理で新たな画像が投稿されていないと判定された場合には、ステップS390に移行する。
ステップS300で検知した実行指示を投稿したユーザと同じユーザによって、ステップS300で検知した実行指示と異なる他の実行指示がトークルームに投稿された場合、当該他の実行指示は、他の実行指示より後に投稿される画像に対する実行指示ということになる。一方、他の実行指示がトークルームに投稿されない場合には、ステップS300で検知した実行指示を投稿したユーザが、印刷を所望する新たな画像を投稿する可能性が残っている。
したがって、ステップS390において、CPU31は、ステップS300で検知した実行指示を投稿したユーザと同じユーザによって、ステップS300で検知した実行指示と異なる他の実行指示がトークルームに投稿されたか否かを判定する。他の実行指示が投稿されていない場合、引き続き新たな画像の投稿を監視するためステップS400に移行する。
ステップS400において、CPU31はステップS370で再起動したタイマの値を参照して、基準時刻から期間T2が経過したか否か、すなわち、最後に投稿された画像の投稿時刻から期間T2が経過したか否かを判定する。基準時刻から期間T2以内であればステップS380に移行し、CPU31は、ステップS300で検知した実行指示を投稿したユーザと同じユーザによって、トークルームに新たな画像が投稿されたか否かを再度判定する。
一方、ステップS390の判定処理で他の実行指示が投稿されたと判定された場合、及び、ステップS400の判定処理で、最後に投稿された画像の投稿時刻から期間T2が経過したと判定された場合、ステップS410に移行する。
ステップS410において、CPU31は、グループチャットの場合に用いられる図7に示した対応付けテーブルを参照して、参加しているトークルームにおいて実行指示を投稿したユーザに対応付けられている画像形成装置40に対して、実行指示を投稿したユーザに対応付けられている標準印刷設定に従って、印刷対象に設定された画像の印刷を実行するように制御する。
更に、ステップS420において、CPU31は次の実行指示の投稿に備え、印刷対象に設定した画像の情報をRAM33から消去して図15に示した特定処理を終了する。
すなわち、CPU31がステップS380~S400を繰り返し実行することで、実行指示の投稿時刻から期間T1以内に含まれる画像だけでなく、他の実行指示が投稿されるまでの期間で、かつ、最後に印刷対象に設定された画像から期間T2以内に投稿された新たな画像も順次印刷対象に設定される。
印刷指示をトークルームに投稿してから、印刷したい画像を投稿する手順のグループチャットにおいても、チャットボットサーバ30は、ユーザによるトークルームへの画像の投稿に加え、画像を投稿したユーザと同じユーザが実行指示を投稿することによって画像の印刷が行われる。
なお、CPU31は図15に示した特定処理を終了する場合、起動したタイマを停止する。
図16は、図15に示したグループチャットにおける特定処理が実行された場合に、グループチャットに参加したユーザのユーザ端末10における画面に表示されるトークルームの一例を示す図である。
例えばユーザAが15時に実行指示として「プリント」の情報M5を投稿した後、同じくユーザAが15時1分に画像M1を投稿し、15時2分に画像M2を投稿し、15時12分に画像M3を投稿したとする。
この場合、実行指示の投稿時刻から画像M1の投稿時刻までの間隔は期間T1以内であり、画像M1の投稿時刻から画像M2の投稿時刻までの間隔は期間T2以内である。しかし、画像M2の投稿時刻から画像M3の投稿時刻までの間隔は期間T2を超えている。したがって、チャットボットサーバ30は、画像M2が投稿されて期間T2が経過した場合に、画像M1及び画像M2を印刷対象として、印刷を実行するための制御を開始する。すなわち、画像M3の印刷は行われない。
図11を用いて既に説明したように、チャットボットサーバ30は、印刷を実行するための制御を開始する場合、トークルームに例えば「印刷を開始します」といった、ユーザにチャットボットサーバ30の処理状況を通知する情報M10を投稿してもよい。また、グループチャットにおいてもチャットボットサーバ30は、印刷を実行するための制御を開始する前に、適用する印刷設定をユーザに問い合わせる情報を投稿してもよい。
図17は、図15に示したグループチャットの特定処理が実行された場合における、他のトークルームの一例を示す図である。
図15に示したグループチャットの特定処理では、ユーザによる複数の画像の投稿に対応するため、ユーザが画像を投稿しても期間T1又は期間T2が経過するまでは、印刷を実行するための制御が開始されなかった。したがって、ユーザは期間T1又は期間T2が経過する前に、印刷したい画像の投稿が終了したことを表す情報(以降、「投稿終了情報」)を投稿するようにしてもよい。
例えばユーザAが15時に実行指示として「プリント」の情報M5を投稿した後、同じくユーザAが15時1分に画像M1を投稿し、15時2分に画像M2を投稿し、15時2分に投稿終了情報として「以上」の情報M14を投稿したとする。
この場合、情報M14の投稿がなければ、チャットボットサーバ30は、画像M2が投稿されて期間T2が経過した場合に、画像M1及び画像M2を印刷対象として、印刷を実行するための制御を開始する。しかし、情報M14が投稿されることで、印刷対象となる画像の範囲が確定されるため、チャットボットサーバ30は、画像M2が投稿されて期間T2が経過する前であっても、情報M14が投稿された直後から、画像M1及び画像M2を印刷対象として、印刷を実行するための制御を開始することができる。
投稿終了情報は、予めストレージ34に記憶される。図17では一例として、「以上」を投稿終了情報として用いたが、「終了」等、他の表現を投稿終了情報としてストレージ34に記憶してもよい。
チャットボットサーバ30は、例えば形態素解析のような公知の自然言語の解析手法を用いてユーザが投稿した情報の内容を解析し、解析した情報の内容がストレージ34に記憶した投稿終了情報と一致する場合に、投稿終了情報が投稿されたと判定する。
図18は、図15に示したグループチャットの特定処理が実行された場合における、他のトークルームの一例を示す図である。
例えばユーザAが15時に実行指示として「プリント」の情報M5を投稿した後、期間T1が経過するまでに何れの画像も投稿しなかったとする。
この場合、期間T1の経過後に図15のステップS430が実行され、チャットボットサーバ30は、ユーザAに画像の印刷の意思があるか否かを問い合わせる情報をトークルームに投稿する。図18の例では、チャットボットサーバ30によって、「印刷を中止しますか?(Y/N)印刷を継続する場合には画像を投稿してください」という情報M16がトークルームに投稿されている。
チャットボットサーバ30の問い合わせに対してユーザが「Y」の情報を投稿した場合には、チャットボットサーバ30は、ユーザが「Y」の情報を投稿した時刻を基準時刻に設定した上で、図15におけるステップS320から処理を開始する。一方、チャットボットサーバ30の問い合わせに対してユーザが「N」の情報を投稿した場合には、図15に示した特定処理を終了する。
図19は、図15に示したグループチャットの特定処理が実行された場合における、他のトークルームの一例を示す図である。
例えばユーザAが15時に実行指示として「プリント」の情報M5を投稿した後、ユーザAと異なる人物であるユーザBが15時1分に画像M2を投稿し、ユーザAが15時2分に画像M1を投稿したとする。
この場合、実行指示の投稿時刻から画像M2の投稿時刻までの間隔は期間T1以内である。しかしながら、画像M2を投稿したユーザは、実行指示を投稿したユーザと異なるため、印刷対象には含まれない。一方、実行指示の投稿時刻から画像M1の投稿時刻までの間隔も期間T1以内であるため、チャットボットサーバ30は、画像M1を印刷対象として、画像M1が投稿されて期間T2の経過後に、印刷を実行するための制御を開始する。
図20は、図15に示したグループチャットの特定処理が実行された場合における、他のトークルームの一例を示す図である。
例えばユーザAが15時に実行指示として「プリント」の情報M5を投稿した後、同じくユーザAが15時1分に画像M1を投稿し、15時2分に画像M2を投稿したとする。更にユーザAは、15時3分に実行指示として「プリント」の情報M5を投稿し、15時4分に画像M3を投稿したとする。
この場合、実行指示の投稿時刻から画像M1の投稿時刻までの間隔は期間T1以内であり、画像M1の投稿時刻から画像M2の投稿時刻までの間隔は期間T2以内であるため、チャットボットサーバ30は、画像M1及び画像M2を印刷対象に設定する。その後、15時に投稿された実行指示とは異なる他の実行指示である情報M5が投稿されたことから、チャットボットサーバ30は、画像M2が投稿されて期間T2が経過する前であっても、画像M1及び画像M2を印刷対象として、印刷を実行するための制御を開始する。
また、15時3分に投稿された情報M5から画像M3の投稿時刻までの間隔は期間T1以内であることから、チャットボットサーバ30は、画像M3を印刷対象に設定し、画像M3が投稿されて期間T2が経過した後に、画像M3の印刷を実行するための制御を開始する。
このように本実施の形態に係るチャットボットサーバ30は、個別チャットとグループチャットで、印刷を実行するための制御を開始する条件が異なる。グループチャットでは、ユーザが投稿した画像がチャットボットサーバ30宛ての画像であるか確認する必要があるため、印刷を実行するための条件が個別チャットよりも厳しくなる。
<第2実施形態>
上述したように、グループチャットに参加するチャットボットサーバ30は、ユーザによって画像が投稿され、かつ、画像を投稿したユーザと同じユーザによって、投稿した画像の印刷を指示する実行指示が投稿された場合に、印刷を実行するための制御を開始する。
しかしながら、ユーザによって投稿された画像の属性が特定の条件を満たす場合には、実行指示の投稿がなくとも画像の投稿により、印刷を実行するための制御を開始してもよい場合がある。
本実施の形態では、グループチャットにおいてユーザから実行指示の投稿がない場合であっても、ユーザの意図に沿って印刷の実行を開始するチャットボットサーバ30について説明する。
トークルームに投稿された画像は、トークルームに後から参加したユーザ(チャットボットサーバ30を含む)からも参照できるように、トークルームサーバ20のストレージ24に設けられた記憶領域(以降、「アルバム」という)に記憶される。アルバムは、各々のトークルームと1対1に対応付けられてストレージ24に設けられる。
また、チャットボットサーバ30のストレージ34には、チャットボットサーバ30がトークルームに参加した以降に各々のユーザによって投稿された画像が、トークルームの履歴として記憶される。
すなわち、アルバムに記憶されている画像、及び、履歴として記憶されている画像は、トークルームに参加する各々のユーザ同士に共有されている画像である。「画像が共有される」とは、画像がトークルームに参加する各々のユーザによって閲覧可能な状態にあることをいう。
トークルームに参加する各々のユーザによって共有されている画像がトークルームに投稿された場合、当該画像は既に各々のユーザに共有されていることから、当該画像は、トークルームに参加する何れかのユーザに向けて投稿された画像であるとは考えにくい。すなわち、何れかのユーザに向けて投稿された画像である確率よりも、チャットボットサーバ30に向けて投稿された画像である確率の方が高い。
したがって、グループチャットにおいて、トークルームに参加する各々のユーザ同士で共有されているという属性を有する画像が投稿された場合、チャットボットサーバ30は、ユーザからの実行指示を待たずに印刷を実行するための制御を開始する。
ここで「画像の属性」とは、例えば画像の大きさ及び作成日時といった画像自体の特徴を示す項目の他、どのような場面でどのように使われたかといった画像の使われ方を表す情報を含む。したがって、画像がトークルームに参加する各々のユーザ同士によって共有されるという使われ方が行われているか否かの情報は、画像の属性に含まれる。
次に、こうした画像の属性に応じて印刷を実行するタイミングを制御する、グループチャットにおけるチャットボットサーバ30の作用について説明する。
図21は、 チャットボットサーバ30がグループチャットに参加している場合に、CPU31によって実行される制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図21に示す制御処理を規定する制御プログラムは、例えばチャットボットサーバ30のROM32に予め記憶されている。チャットボットサーバ30のCPU31は、ROM32に記憶される制御プログラムを読み込み、特定処理を実行する。
まず、ステップS500において、CPU31は、トークルームに参加する何れかのユーザによって、画像が投稿されたか否かを判定する。画像が投稿された場合にはステップS510に移行する。
ステップS510において、CPU31は、参加しているトークルームと対応付けられたアルバム、及びトークルームの履歴の少なくとも一方を参照して、投稿された画像がグループチャットに参加している各々のユーザ同士で共有されている画像(以降、「共有画像」という)であるか否かを判定する。具体的には、CPU31は、参加しているトークルームと対応付けられたアルバム、及びトークルームの履歴の少なくとも一方に、ステップS500で検知した画像と同じ画像が含まれる場合に、投稿された画像が共有画像であると判定する。
すなわち、共有画像とは、参加しているトークルームにおいて、何れかのユーザが既に投稿した投稿済みの画像のことである。
ここで「画像が同じ」とは、例えば画像のファイル名、画像の作成者、及び画像のデータ量が同じであることをいうが、画像が同じであるか否かを判定する基準はこれに限られない。例えばユーザがトークルームに画像を投稿した後に画像のファイル名を修正し、ファイル名を修正した画像を再度同じトークルームに投稿することも考えられる。したがって、CPU31は、公知の画像認識手法やパターンマッチング手法を用いて、画像の内容を比較することで、同じ画像であるか否かを判定するようにしてもよい。
投稿された画像が共有画像の場合にはステップS520に移行する。
ステップS520において、CPU31は、ステップS500で検知した投稿された画像の印刷を実行するための制御を開始して、図21に示す制御処理を終了する。すなわち、CPU31は、投稿された画像がグループチャットに参加している各々のユーザ同士で共有されている共有画像である場合には、実行指示の投稿が行われなくても画像の印刷を実行するための制御を開始する。
一方、ステップS500の判定処理で画像が投稿されていないと判定された場合、及び、ステップS510の判定処理で投稿された画像が共有画像ではないと判定された場合には、ステップS530に移行する。
ステップS530において、CPU31は、トークルームに実行指示が投稿されたか否かを判定する。実行指示が投稿されていない場合にはステップS500に移行する。すなわち、トークルームに画像又は実行指示が投稿されるまで、ステップS500とステップS530の判定処理が交互に行われ、ユーザからの投稿を監視する。
一方、実行指示が投稿された場合には、ステップS540に移行する。
ステップS540では、図10又は図15に示した特定処理が実行される。
例えば共有画像でない画像が投稿された後に実行指示が投稿された場合には、図10に示したステップS110から特定処理が実行され、画像が投稿されることなく実行指示だけが投稿された場合には、図15に示したステップS310から特定処理が実行される。すなわち、投稿された画像が共有画像でない場合、チャットボットサーバ30は、画像と実行指示の投稿順序に応じて、印刷指示をトークルームに投稿してから、印刷したい画像を投稿する手順のグループチャットと、印刷したい画像をトークルームに投稿してから、印刷指示を投稿する手順のグループチャットの両方に対応するように動作する。
以上により図21に示す制御処理を終了する。なお、CPU31は、グループチャットへ参加している間は、再び図21に示した制御処理を再開して、ユーザによるトークルームへの画像又は実行指示の投稿を監視する。
図22は、図21に示したグループチャットにおける制御処理でユーザから共有画像が投稿された場合に、グループチャットに参加したユーザのユーザ端末10における画面に表示されるトークルームの一例を示す図である。
例えばユーザAが15時に共有画像である画像M1を投稿したとする。この場合、投稿された画像が共有画像であることから、チャットボットサーバ30は、グループチャットであってもユーザAからの実行指示の投稿を待つことなく、即座に画像M1を印刷対象として、印刷を実行するための制御を開始する。
なお、図10及び図15に示した特定処理において、投稿された画像を印刷対象に追加するか否かの判定に、画像が共有画像であるか否かの判定を追加するようにしてもよい。図10及び図15の特定処理は、ユーザによって画像の投稿、及び実行指示の投稿が行われた場合に画像の印刷を実行する制御を開始するが、実行指示を投稿したユーザと同じユーザによって共有画像が投稿された場合に、画像が投稿されたと判定してもよい。すなわち、投稿された画像の属性が共有画像であるという条件が満たされた場合に、画像が投稿されたとみなされる。投稿された画像の属性が共有画像であるという条件は、本実施の形態に係る第3の条件の一例である。
この場合、投稿された画像の属性からもユーザが実行したい内容を確認することができるため、画像が投稿されたという行為と実行指示が投稿されたという行為から、ユーザが画像の印刷を所望していると判定する場合と比較して、より正確にユーザの意図に沿った動作を実行することができる。
本実施の形態に係るチャットボットサーバ30は、投稿された画像が共有画像か否かの条件に基づいて、印刷に関する処理の実行タイミングを制御したが、印刷に関する処理を実行するか否かの判定は、画像が共有画像か否かといった属性だけでなく、他の属性を組み合わせて行ってもよい。例えば画像の作成者が画像を投稿したユーザと同一人物であるか否かも判定し、画像の作成者が画像を投稿したユーザと同一人物である場合に、印刷に関する処理を実行するようにしてもよい。
また、チャットボットサーバ30が情報処理装置40に実行させるように制御する特定処理は、印刷に関する処理に限定されない。例えば、病院の予約、及びインターネットショッピング等の処理を行うようにしてもよい。この場合、特定処理の内容に応じて、情報処理装置40への制御の開始条件を設定する。
例えばチャットボットサーバ30は、ユーザによって指定された病院が既に通院したことのある病院であれば、即座に予約を開始するが、初めて通院する病院であれば、指定した病院で本当に大丈夫かを確認する情報をユーザに問い合わせ、ユーザから許可する情報が投稿された場合に予約を開始する。
以上、実施の形態を用いて本発明について説明したが、本発明は各実施の形態に記載の範囲には限定されない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で各実施の形態に多様な変更又は改良を加えることができ、当該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。例えば、本発明の要旨を逸脱しない範囲で処理の順序を変更してもよい。
本実施の形態では、一例として特定処理及び制御処理をソフトウェアで実現する形態について説明したが、図8、図10、図15、及び図21に示したフローチャートと同等の処理を、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)に実装し、ハードウェアで処理させるようにしてもよい。この場合、表示処理をソフトウェアで実現した場合と比較して、処理の高速化が図られる。
また、上述した実施の形態では、制御プログラムがROM32にインストールされている形態を説明したが、これに限定されるものではない。本発明に係る制御プログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録された形態で提供することも可能である。例えば、本発明に係る制御プログラムを、CD(Compact Disc)-ROM、又はDVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の光ディスクに記録した形態で提供してもよい。また、本発明に係る制御プログラムを、USB(Universal Serial Bus)メモリ及びフラッシュメモリ等の半導体メモリに記録した形態で提供してもよい。更に、チャットボットサーバ30は、通信I/F37を介して、通信回線に接続される外部装置から本発明に係る制御プログラムを取得するようにしてもよい。
10(10A、10B、10C、10D) ユーザ端末
20 トークルームサーバ
21、31 CPU
22、32 ROM
23、33 RAM
24、34 ストレージ
25、35 入力部
26、36 表示部
27、37 通信I/F
29、39 バス
30 チャットボットサーバ
40(40A、40B) 情報処理装置(画像形成装置)
50 インターネット
201 提供部
301 登録部
302 実行制御部

Claims (10)

  1. 1人のユーザとチャットボットが参加する個別チャットにおいてユーザによるファイルの投稿が行われたという第1の条件を満たした場合には、投稿されたファイルを用いた処理である特定処理が実行されるように制御する一方、複数のユーザとチャットボットが参加するグループチャットで前記第1の条件のみを満たした場合には前記特定処理を実行せず、ユーザによるファイルの投稿に加え、ファイルの投稿前又は投稿後の何れかに、前記特定処理の実行を指示する実行指示が投稿されるという第2の条件を満たした場合に前記特定処理を実行するように制御する制御部
    を備えた制御装置。
  2. 前記制御部は、前記実行指示から第1の期間内に投稿されたファイル、又は、前記実行指示と、当該実行指示の前又は後ろに存在する他の実行指示との間で、かつ、前記実行指示から前記第1の期間内に投稿された当該ファイルを前記特定処理の対象に含めて前記特定処理を実行するよう制御する
    請求項記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記他の実行指示が投稿されるまでの期間で、かつ、前記特定処理の対象となるファイルの何れかから第2の期間に投稿されたファイルも前記特定処理の対象に含めるように制御する
    請求項記載の制御装置。
  4. 前記第1の期間が前記第2の期間より短く設定された
    請求項記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記実行指示を投稿したユーザとファイルを投稿したユーザが同一人物である場合に、前記特定処理を実行するように制御する
    請求項~請求項の何れか1項に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、前記個別チャットで前記第1の条件が満たされてから前記特定処理を実行するまでの第1の時間を、前記グループチャットで前記第2の条件が満たされてから前記特定処理を実行するまでの第2の時間よりも長く設定し、前記特定処理を実行するように制御する
    請求項1~請求項の何れか1項に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、前記グループチャットで前記第1の条件は満たすが前記第2の条件は満たされない投稿がユーザによって行われた場合、前記特定処理の実行の要否をユーザに問い合わせる投稿を行い、前記特定処理の実行に関する問い合わせに対してユーザから投稿された応答に応じて、前記特定処理を行うか否か制御する
    請求項1~請求項の何れか1項に記載の制御装置。
  8. 記制御部は、ユーザによってファイルが投稿された場合、前記個別チャットでは投稿されたファイルの共有状態に関係なく、前記第1の条件が満たされたと判定し、前記グループチャットでは投稿されたファイルが、前記グループチャットに参加している各々のユーザ同士で既に共有されているという第3の条件を満たした場合に、前記第2の条件が満たされたと判定する制御を行う
    請求項1~請求項の何れか1項に記載の制御装置。
  9. 前記制御部は、投稿されたファイルが前記グループチャットで既に投稿済みのファイルと同じファイルである場合に、投稿されたファイルが前記グループチャットに参加している各々のユーザ同士で共有されていると判定する制御を行う
    請求項記載の制御装置。
  10. コンピュータを、
    請求項1~請求項の何れか1項に記載の制御装置の制御部として機能させるための制御プログラム。
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