JP7165350B2 - 分岐構造の取付け具及び取付け方法 - Google Patents
分岐構造の取付け具及び取付け方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7165350B2 JP7165350B2 JP2018198109A JP2018198109A JP7165350B2 JP 7165350 B2 JP7165350 B2 JP 7165350B2 JP 2018198109 A JP2018198109 A JP 2018198109A JP 2018198109 A JP2018198109 A JP 2018198109A JP 7165350 B2 JP7165350 B2 JP 7165350B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- pipe
- seal pipe
- fixture
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
本体と、本体に接続される枝管との間に設けられる分岐構造を取り付けるための取付け具であって、
取付け具は、
中心軸を有する円筒状の第1軸と、
第1軸の内側に配置されると共に、中心軸周りに回転可能な第2軸と、
第1軸の内側に配置されると共に、中心軸に平行に配置された反転軸周りに反転可能な第3軸と、
第3軸の一端部に設けられた折り返し部と、
第1軸、第2軸及び第3軸を一体に中心軸と平行に進退するための第1進退機構と、
第1軸及び第2軸とは相対的に第3軸を反転軸と平行に進退するための第2進退機構と、
第2軸を回転して第3軸の一端部を回転するための回転機構と、
第3軸を反転するための反転機構と、を備え、
本体と枝管との接続箇所に設けられた孔部に嵌め込まれるシールパイプと、シールパイプに嵌め込まれるスリーブとが、第2軸及び第3軸に挿入されて取り付けられ、
折り返し部は、シールパイプが本体に密着するように、スリーブを折り返し、
取付け具は、さらに、
第3軸に取り付けられたシールパイプが第3軸から落下することを防止する落下防止部を備える。
落下防止部は、第3軸の一端部の先端に設けられると共に、第3軸の一端部から径方向に突出し、落下防止部の外径がシールパイプの貫通部の径より大きい。
落下防止部は、孔部に滑らかに導かれるように外周部に設けられた傾斜面を備える。
落下防止部は、弾力性を有する円板状の弾性部を備え、
弾性部は、シールパイプの貫通部を通過できるように湾曲可能に構成される。
弾性部は、径方向に設けられた一つのスリット部を備える。
弾性部は、径方向に放射状に設けられた複数のスリット部を備える。
弾性部は、
径方向に放射状に設けられた複数の直線状の直線部と、
直線部の先端部に設けられた複数の円弧状の円弧部と、を備え、
円弧部は、直線部の両側から突出する突出部を備え、
スリット部は、各直線部の間かつ各円弧部の間に設けられる。
本体と、本体に接続される枝管との間に設けられる分岐構造を取り付けるための取付け方法であって、
好ましくは、
上記の取付け具を用いる。
図1~図5に基づいて、分岐構造を説明する。
図1、図6及び図7に基づいて、分岐構造の取付け具を説明する。
図8~図10に基づいて、落下防止部を説明する。
図8及び図9に基づいて、第1実施形態の落下防止部5を説明する。
図8(A)の通り、落下防止部5は、弾力性を有する円板状の弾性部50を備える。弾性部50は、ゴムや樹脂等で構成される。弾性部50は、径方向に放射状に設けられた複数のスリット部500を備える。そのため、弾性部50の外周部50aは、スリット部500によって分割される。
図10に基づいて、第2実施形態の落下防止部5を説明する。
第2実施形態の落下防止部5では、弾性部50の構成が、第1実施形態の落下防止部5と異なる。弾性部50は、径方向に放射状に設けられた複数の直線状の直線部502と、直線部502の先端部に設けられた複数の円弧状の円弧部503と、を備える。円弧部503は、直線部502の両側から突出する突出部503aを備える。スリット部500は、各直線部502の間かつ各円弧部503の間に設けられる。そのため、スリット部500は、矢印状の形状である。
図11~図13に基づいて、分岐構造の取付け方法を説明する。
上記の通り、分岐構造は、取り付けられた孔部102の防食に効果を発揮する。しかし、経年使用や管路の設計変更等に伴って、主管100から枝管101及びバンド103を撤去する必要性が生じる場合がある。その場合、以下の方法により、枝管101及びバンド103を撤去する。
これによって、シールパイプ1の径が大きくて重量が大きい場合でも、第3軸23の一端部230に嵌め込まれたシールパイプ1は、第3軸23の一端部230から落下及び位置ずれしにくい。
これによって、第3軸23の一端部230に嵌め込まれたシールパイプ1は、落下防止部5に当接して落下しない。
これによって、弾性部50がシールパイプ1の貫通部1Aの内径に沿って湾曲するので、落下防止部5をシールパイプ1から抜くことができる。
そのため、弾性部50の外周部50aは、スリット部500によって少なくとも2つに分割される。これによって、弾性部50の外周部50aがシールパイプ1の貫通部1Aの内径に沿って湾曲しやすい。
これによって、弾性部50では、スリット部500が大きいので、弾性部50がシールパイプ1の貫通部1Aを貫通するとき、直線部502が湾曲しやすく、落下防止部5がシールパイプ1の貫通部1Aを通過しやすい。
101 枝管
1 シールパイプ
1A シールパイプの貫通部
1b 内端部
2 スリーブ
2b 内端部
5 落下防止部
50 弾性部
500 スリット部
502 弾性部の直線部
503 弾性部の円弧部
503a 弾性部の円弧部の突出部
10 取付け具
11 中心軸
12 反転軸
21 第1軸
22 第2軸
220 第2軸の一端部
23 第3軸
230 第3軸の一端部
25 折り返し部
31 第1進退機構
32 第2進退機構
42 回転機構
43 反転機構
Claims (6)
- 本体と、前記本体に接続される枝管との間に設けられる分岐構造を取り付けるための取付け具であって、
前記取付け具は、
中心軸を有する円筒状の第1軸と、
前記第1軸の内側に配置されると共に、前記中心軸周りに回転可能な第2軸と、
前記第1軸の内側に配置されると共に、前記中心軸に平行に配置された反転軸周りに反転可能な第3軸と、
前記第3軸の一端部に設けられた折り返し部と、
前記第1軸、前記第2軸及び前記第3軸を一体に前記中心軸と平行に進退するための第1進退機構と、
前記第1軸及び前記第2軸とは相対的に前記第3軸を前記反転軸と平行に進退するための第2進退機構と、
前記第2軸を回転して前記第3軸の一端部を回転するための回転機構と、
前記第3軸を反転するための反転機構と、を備え、
前記本体と前記枝管との接続箇所に設けられた孔部に嵌め込まれるシールパイプと、前記シールパイプに嵌め込まれるスリーブとが、前記第2軸及び前記第3軸に挿入されて取り付けられ、
前記折り返し部は、前記シールパイプが前記本体に密着するように、前記スリーブを折り返し、
前記取付け具は、さらに、
前記第3軸に取り付けられた前記シールパイプが前記第3軸から落下することを防止する落下防止部を備え、
前記落下防止部は、弾力性を有する円板状の弾性部を備え、
前記弾性部は、前記シールパイプの貫通部を通過できるように湾曲可能に構成されると共に、径方向に設けられた一つのスリット部を備える
ことを特徴とする取付け具。 - 本体と、前記本体に接続される枝管との間に設けられる分岐構造を取り付けるための取付け具であって、
前記取付け具は、
中心軸を有する円筒状の第1軸と、
前記第1軸の内側に配置されると共に、前記中心軸周りに回転可能な第2軸と、
前記第1軸の内側に配置されると共に、前記中心軸に平行に配置された反転軸周りに反転可能な第3軸と、
前記第3軸の一端部に設けられた折り返し部と、
前記第1軸、前記第2軸及び前記第3軸を一体に前記中心軸と平行に進退するための第1進退機構と、
前記第1軸及び前記第2軸とは相対的に前記第3軸を前記反転軸と平行に進退するための第2進退機構と、
前記第2軸を回転して前記第3軸の一端部を回転するための回転機構と、
前記第3軸を反転するための反転機構と、を備え、
前記本体と前記枝管との接続箇所に設けられた孔部に嵌め込まれるシールパイプと、前記シールパイプに嵌め込まれるスリーブとが、前記第2軸及び前記第3軸に挿入されて取り付けられ、
前記折り返し部は、前記シールパイプが前記本体に密着するように、前記スリーブを折り返し、
前記取付け具は、さらに、
前記第3軸に取り付けられた前記シールパイプが前記第3軸から落下することを防止する落下防止部を備え、
前記落下防止部は、弾力性を有する円板状の弾性部を備え、
前記弾性部は、前記シールパイプの貫通部を通過できるように湾曲可能に構成されると共に、径方向に放射状に設けられた複数のスリット部を備える
ことを特徴とする取付け具。 - 前記落下防止部は、前記第3軸の一端部の先端に設けられると共に、前記第3軸の一端部から径方向に突出し、前記落下防止部の外径が前記シールパイプの貫通部の径より大きい
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の取付け具。 - 前記落下防止部は、前記孔部に滑らかに導かれるように外周部に形成された傾斜面を備える
ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の取り付け具。 - 前記弾性部は、
径方向に放射状に設けられた複数の直線状の直線部と、
前記直線部の先端部に設けられた複数の円弧状の円弧部と、を備え、
前記円弧部は、前記直線部の両側から突出する突出部を備え、
前記スリット部は、前記各直線部の間かつ前記各円弧部の間に設けられる
ことを特徴とする請求項2に記載の取付け具。 - 請求項1~5のいずれかに記載の取付け具を用いて、本体と、前記本体に接続される枝管との間に設けられる分岐構造を取り付ける工程を備える
ことを特徴とする取付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018198109A JP7165350B2 (ja) | 2018-10-22 | 2018-10-22 | 分岐構造の取付け具及び取付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018198109A JP7165350B2 (ja) | 2018-10-22 | 2018-10-22 | 分岐構造の取付け具及び取付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020067087A JP2020067087A (ja) | 2020-04-30 |
JP7165350B2 true JP7165350B2 (ja) | 2022-11-04 |
Family
ID=70389930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018198109A Active JP7165350B2 (ja) | 2018-10-22 | 2018-10-22 | 分岐構造の取付け具及び取付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7165350B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004068921A (ja) | 2002-08-06 | 2004-03-04 | Waterworks Technology Development Organization Co Ltd | 流体管の分岐口防食構造及び分岐口防食方法 |
WO2014148645A1 (ja) | 2013-03-21 | 2014-09-25 | ヨネ株式会社 | 分水栓形成方法及び同方法に使用する分水栓取付用治具 |
JP2018150962A (ja) | 2017-03-10 | 2018-09-27 | ヨネ株式会社 | 連結管の接続方法 |
-
2018
- 2018-10-22 JP JP2018198109A patent/JP7165350B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004068921A (ja) | 2002-08-06 | 2004-03-04 | Waterworks Technology Development Organization Co Ltd | 流体管の分岐口防食構造及び分岐口防食方法 |
WO2014148645A1 (ja) | 2013-03-21 | 2014-09-25 | ヨネ株式会社 | 分水栓形成方法及び同方法に使用する分水栓取付用治具 |
JP2018150962A (ja) | 2017-03-10 | 2018-09-27 | ヨネ株式会社 | 連結管の接続方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020067087A (ja) | 2020-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4730636A (en) | Valve and tapping tee apparatus and method | |
US3960395A (en) | Expansion clamp | |
CA2011345C (en) | Pipe jointing or closing device | |
JP2005314002A (ja) | 液体貯蔵構造物と共に使用されるよう適合された落下管アッセンブリ | |
US10302234B2 (en) | Flow-undisrupted process | |
US6615859B2 (en) | Fluid supply interruption free method of construction | |
JP7165350B2 (ja) | 分岐構造の取付け具及び取付け方法 | |
JP7165351B2 (ja) | シールパイプ及びそれを用いた分岐構造 | |
WO2000057093A1 (fr) | Raccord de conduite et corps de conduite connecte au raccord | |
JPH09505383A (ja) | パイプ・コネクタ | |
JPH07253189A (ja) | 管端面の防食キャップ | |
JP2009014075A (ja) | 管継手 | |
JP6863624B2 (ja) | 分岐構造、分岐構造の取付け方法及び分岐構造の取付け具 | |
JP6841501B2 (ja) | 連結管の接続方法 | |
JP3380526B2 (ja) | 導管接続装置 | |
JP3000435B2 (ja) | 分岐管継手 | |
JP2670239B2 (ja) | 管継手装置 | |
JP2005314005A (ja) | 液体貯蔵構造物と共に使用されるよう適合された落下管要素及びその製造方法 | |
JP4398037B2 (ja) | 防錆具挿入装置および不断水工法 | |
WO2019198149A1 (ja) | 連結管の接続方法 | |
JP2015081671A (ja) | 更生管の分岐方法及び分岐部構造 | |
KR100751807B1 (ko) | 플랜지를 가진 범용 관의 접속장치 | |
JPH10306893A (ja) | 防食スリーブとその装着工具並びにその装着方法 | |
JPH03249498A (ja) | 分岐用管継手 | |
JPH06241358A (ja) | 管継手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210719 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220601 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220725 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221014 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7165350 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |