JP7164699B2 - 粒子収容装置、構成体および構成体を動作させる方法 - Google Patents

粒子収容装置、構成体および構成体を動作させる方法 Download PDF

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Description

本発明は、掃除機および/またはサイクロン分離機の粒子排出部に取り付けて、分離された粒子を収容する粒子収容装置に関する。粒子収容装置は、粒子を収容する粒子収容空間部と、アクセスポート部材開口部を備えたアクセスポート部材とを有する。このアクセスポート部材開口部を通して、粒子収容空間部に粒子を送り込むことができる。
粒子収容空間部は例えば、バッグおよび/または容器によって形成される。バッグおよび/または容器は、適切にアクセスポート部材に固定されている。
動作中、粒子は、掃除機および/またはサイクロン分離機から分離され、粒子排出部から放出される。これらの粒子は、アクセスポート部材を介して粒子収容空間部に達し、そこに集積される。
本発明の課題は、粒子収容装置の動作安全性を高めることである。
この課題は、請求項1に係る対象により解決される。粒子収容装置は、シャッター部材を有する。アクセスポート部材は、シャッター部材に対して閉鎖位置または開放位置に選択的に移動できる。閉鎖位置では、シャッター部材はアクセスポート部材開口部を閉鎖する。開放位置では、シャッター部材はアクセスポート部材開口部を解放する。
アクセスポート部材を閉鎖位置に移動させることで、アクセスポート部材開口部が閉鎖され、粒子が粒子収容空間部から周囲に達して周囲を汚染する可能性を低減することができる。このようにして、粒子が健康を害する粒子であるときには特に、動作安全性を高めることができる。
アクセスポート部材は特に、粒子収容装置が粒子排出部に取り付けられている状態-つまり、粒子収容装置を粒子排出部から取り外す前の状態において閉鎖位置に移動させることができる。
好ましくは、アクセスポート部材は、アクセスポート部材が粒子排出部の直ぐ下側、特に粒子排出部開口部の直ぐ下側にある開放位置から、アクセスポート部材の上面が適切にも完全にシャッター部材の下側にあり且つシャッター部材によって覆われる閉鎖位置にそのまま移動できる。アクセスポート部材開口部は適切にも、アクセスポート部材のどの位置においても、常に閉鎖されているか或いは粒子排出部開口部の下側にあるかの少なくともいずれかであり、これにより、周囲の汚染の危険性が低減される。
粒子で汚染された領域は、ブラックエリアまたは汚染域とも呼ばれ、また、汚染されていない領域は、ホワイトエリアまたは清浄域とも呼ばれる。粒子排出部に面した粒子収容装置を閉鎖することで、ブラックエリアとホワイトエリアとの間をより上手く分離できるようになり、特に、粒子収容装置のブラックエリアが、とりわけ粒子排出部からの取り外し後に周囲に対して閉鎖されていることで、汚染の危険性が低減された状態になることを実現できる。
有利な発展形態は、下位請求項の対象である。
可能な一実施態様によれば、アクセスポート部材は、アクセスポート部材の開放位置において粒子収容装置の外側面を成し且つ粒子排出部に当接可能である上面を備えている。
さらに他の可能な一実施態様によれば、アクセスポート部材の上面にシャッター部材が配置されている。
さらに他の可能な一実施態様によれば、粒子収容装置は、粒子収容空間部を形成するバッグおよび/または容器を有し、当該バッグおよび/または容器は、アクセスポート部材に固定され、アクセスポート部材と一緒にシャッター部材に対して移動可能である。
さらに他の可能な一実施態様によれば、シャッター部材は、粒子排出部に当接可能なアクセスポート部材の上面を、アクセスポート部材が閉鎖位置にあるときに完全に覆う。
さらに他の可能な一実施態様によれば、シャッター部材は、シャッター部材連結部を有し、当該シャッター部材連結部により、シャッター部材が粒子排出部に固定可能である。
本発明はさらに、ここで述べた粒子収容装置並びに粒子排出部開口部を備えた粒子排出部を有し、粒子収容装置が粒子排出部に取り付けられている構成体に関する。
可能な一実施態様によれば、シャッター部材に対して取り得るアクセスポート部材のいずれの位置においても粒子収容空間部が周囲に対して閉鎖されている。
さらに他の可能な一実施態様によれば、上記粒子収容装置は、第一の粒子収容装置であり、構成体がさらに、第二のシャッター部材及び第二のアクセスポート部材を備えた第二の粒子収容装置を有し、第二のアクセスポート部材が第二のアクセスポート部材開口部を有し、第二のアクセスポート部材は、開放位置または閉鎖位置に選択的に移動でき、第二のアクセスポート部材開口部は、閉鎖位置において第二のシャッター部材によって閉鎖されている。
さらに他の可能な一実施態様によれば、第一のアクセスポート部材と第二のアクセスポート部材が一緒になってユニットとして第一の体勢または第二の体勢に選択的に移行でき、第一の体勢において、第一のアクセスポート部材が開放位置にあり且つ第二のアクセスポート部材が閉鎖位置にあり、第二の体勢において、第一のアクセスポート部材が閉鎖位置にあり且つ第二のアクセスポート部材が開放位置にある。
さらに他の可能な一実施態様によれば、第一の体勢、第二の体勢および第一の体勢と第二の体勢の間の全ての体勢において、粒子収容装置の粒子収容空間部と、粒子排出部の粒子排出部内部空間部とが、周囲に対して閉鎖されている。
さらに他の可能な一実施態様によれば、粒子排出部は、粒子排出部開口部から隔てられたシャッター部材収容部を有し、シャッター部材は、完全にシャッター部材収容部内にある。
さらに他の可能な一実施態様によれば、構成体がブロック機構を有し、当該ブロック機構は、粒子収容装置を閉鎖位置とは別の位置において粒子排出部から取り外せないようにする。
さらに他の可能な一実施態様によれば、構成体がロック機構を有し、当該ロック機構は、粒子収容装置が粒子排出部に取り付けられているかどうかに応じて、シャッター部材をアクセスポート部材に対してロックし、ロック機構は、粒子収容装置が粒子排出部から取り外されている状態において、アクセスポート部材を閉鎖位置にロックし、粒子収容装置が粒子排出部に取り付けられている状態において、アクセスポート部材のロックを解除し、アクセスポート部材が開放位置に移動できるようにする。
本発明は、ここで述べた構成体を動作させる方法であって:
-粒子収容装置を粒子排出部に取り付け、このときアクセスポート部材が閉鎖位置にあり、
-アクセスポート部材を開放位置に移動させ、
-粒子収容空間部内に粒子を送り込み、
-アクセスポート部材を閉鎖位置に移動させ、このとき粒子収容空間部が周囲に対して閉鎖されたままとなり、
-粒子収容装置を粒子排出部から取り外し、このとき粒子収容空間部が周囲に対して閉鎖されている
ステップを有する方法に関する。
好ましい実施態様によれば、この方法はさらに:
-第一の粒子収容装置を粒子排出部に取り付け、このとき第一のアクセスポート部材が閉鎖位置にあり、
-第一のアクセスポート部材を開放位置に移動させ、
-第一の粒子収容空間部内に粒子を送り込み、
-第二の粒子収容装置を粒子排出部に取り付け、このとき第二のアクセスポート部材が閉鎖位置にあり、
-第一のアクセスポート部材を閉鎖位置に、第二のアクセスポート部材を開放位置に一緒に移動させ、このときこれらの粒子収容空間部が周囲に対して閉鎖されており、
-第一の粒子収容装置を粒子排出部から取り外し、このとき第一の粒子収容空間部が周囲に対して閉鎖されたままである
ステップを有する。
以下に、例示的な詳細並びに有利な実施形態を図面を参照しながら説明する。
粒子排出部と粒子収容装置とを有する第一の実施形態による構成体を概略的に示す図である。 粒子収容装置が粒子排出部に取り付けられている第一の実施形態による構成体を示す図である。 アクセスポート部材が開放位置にある第一の実施形態による構成体を示す図である。 粒子排出部と二つの粒子収容装置とを有する第二の実施形態による構成体を示す図である。 第一の粒子収容装置が粒子排出部に取り付けられている第二の実施形態による構成体を示す図である。 二つの粒子収容装置が粒子排出部に取り付けられ且つアクセスポート部材が第一の体勢にある第二の実施形態による構成体を示す図である。 アクセスポート部材が第二の体勢にある第二の実施形態による構成体を示す図である。 第一の粒子収容装置が粒子排出部から取り外されている第二の実施形態による構成体を示す図である。 サイクロン分離機と吸引装置とを備えた構成を概略的に示す図である。 アクセスポート部材が第一の体勢にある第二の実施形態による構成体の例示的な態様を示す図である。 図10の態様であって、アクセスポート部材が第二の体勢にある態様を示す図である。 その態様の断面図である。 シャッター部材とアクセスポート部材とからなる組立ユニットの例示的な態様を下から視た斜視図である。 アクセスポート部材を下から視た斜視図である。 アクセスポート部材を上から視た斜視図である。 シャッター部材を下から視た斜視図である。 シャッター部材を上から視た斜視図である。 粒子排出部を下から視た斜視図である。 シャッター部材の粒子排出部への取り付けを示す図である。 粒子排出部を上から視た斜視図である。
図1乃至3は、第一の実施形態に関し、粒子排出部3とともに粒子収容装置10を示している。粒子収容装置10は、基本的にはそのものだけで-つまり、とりわけ粒子排出部3を抜きにして-用意することができる。粒子収容装置10と粒子排出部3とからなる組み合わせを構成体30と称する。
図1は、粒子排出部3から取り外された状態の粒子収容装置10を示す。図2及び図3には、粒子収容装置が粒子排出部3に取り付けられている状態の粒子収容装置10が示されている。
粒子収容装置10は、粒子排出部3に取り付けるように形成されている。粒子排出部3は例えば、掃除機および/またはサイクロン分離機1の粒子排出部3である。粒子収容装置10は、掃除機および/またはサイクロン分離機1から分離されて粒子排出部3を介して放出される粒子を収容し、特に収集するように形成されている。
粒子収容装置10は、粒子を収容する粒子収容空間部14を有している。粒子収容装置10はさらに、アクセスポート部材開口部15を備えたアクセスポート部材11を有している。このアクセスポート部材開口部15を通して、分離された粒子を粒子収容空間部14内に送り込むことができる。
粒子収容装置10はさらに、シャッター部材12を有している。アクセスポート部材11は、シャッター部材12に対して閉鎖位置または開放位置に選択的に移動することができる。閉鎖位置は、例えば図1及び図2に示されており、開放位置は、図3に示されている。閉鎖位置では、シャッター部材12は、アクセスポート部材開口部15を閉鎖する。開放位置では、シャッター部材12は、アクセスポート部材開口部15を解放する。
以下に、さらなる例示的な詳細及び実施形態について見ていくことにする。その際に、図中に描かれている互いに直交する方向を向いた空間方向“x”、“y”、“z”を“x方向”、“y方向”及び“z方向”として参照する。
先ず、アクセスポート部材11について:
アクセスポート部材11は、一例として、板状のアクセスポート部材本体を有する。アクセスポート部材11は、粒子収容空間部14に面する下面と、(閉鎖位置において)シャッター部材12側および/または粒子排出部3に面する上面とを有する。これらの下面と上面は、互いに反対側にあり、例えばz方向に対して垂直な向きを有している。これらの下面と上面は、いずれもアクセスポート部材11の面積的に最も大きい面である。
アクセスポート部材11は、アクセスポート部材開口部15を有する。一例として、アクセスポート部材開口部15は、アクセスポート部材11の上面から下面への貫通口である。アクセスポート部材開口部15は、適切には円形である。好ましくは、アクセスポート部材開口部15は、アクセスポート部材11のxyベース面の少なくとも40%を占める。
アクセスポート部材11は、粒子収容空間部14を囲い込むバッグ17に取り付けられている。これに代えて、アクセスポート部材は、容器に取り付けられていてもよい。アクセスポート部材開口部15は、粒子収容空間部14へのアクセスを可能にし、適切には粒子収容空間部14への唯一のアクセスを可能にする。バッグ17または容器は、例えばアクセスポート部材11の下面に取り付けられており、特に形状結合的および/または摩擦結合的に恒久的にアクセスポート部材11に接続されている。バッグ17または容器は、例えば、アクセスポート部材11に化学的または物理的に結合されている。図2及び図3には、スペースの関係上、バッグ17は全ては示されていない。
一例として、アクセスポート部材11は、シール部材19を有し、これがアクセスポート部材開口部5の周りを一周するように上面に配置されている。このシール部材19は、好ましくはリング形である。図2に示されているように、粒子収容装置10が粒子排出部3に取り付けられ且つアクセスポート部材11が閉鎖位置にある場合には、シール部材19は、シャッター部材12の下面に載っており、粒子収容空間部14を周囲に対して封止する。図3に示されているように、アクセスポート部材11が開放位置にある場合には、シール部材19は、粒子排出部3の下面に載っており、粒子収容空間部14、アクセスポート部材開口部15、粒子排出部開口部4および粒子排出部内部空間部9から形成された汚染空間部を周囲に対して封止する。
これに代えて或いはこれに加えて、周囲に対する上述の一方または両方の封止を行なうように、シャッター部材12の下面および/または粒子排出部3の下面にもシール部材があるというのでもよい。
一つまたは複数または全ての上述のシール部材は、適切にはラビリンスシールとして形成されている。
アクセスポート部材11は、例えばx方向にスライドさせることができ、それにより開放位置または閉鎖位置に選択的に移動させることができる。図2では(図ではアクセスポート部材11は閉鎖位置にある。)、アクセスポート部材11は、これを開放位置に移動させるために例えば右にスライドさせなければならない。
粒子収容装置10が粒子排出部3に取り付けられている状態において、アクセスポート部材11は、好ましくも、開放位置と閉鎖位置との間においてのみスライドさせることができ、アクセスポート部材開口部15は、アクセスポート部材11が取り得る各スライド位置において、閉鎖されているか又は粒子排出部開口部4と一緒になって粒子収容空間部4へのアクセスを可能にするかのいずれかである。好ましい実施態様によれば、アクセスポート部材開口部15は、アクセスポート部材11のどのスライド位置においても周囲に対して閉鎖されている。
次にシャッター部材12について:
シャッター部材12は、板状のシャッター部材本体を有する。シャッター部材12は、(閉鎖位置において)アクセスポート部材11に面した下面及びその反対側を向いた上面を有する。これらの下面と上面は、好ましくは、シャッター部材12の面積的に最も大きい面である。一例として、下面および上面は、z方向に対して垂直な向きを有している。
シャッター部材12は、図1に示されているように、好ましくはアクセスポート部材11の上に直に載っている。シャッター部材12およびアクセスポート部材11は、特にx方向に互いに可動に面で支え合っている。
シャッター部材12とアクセスポート部材11との間の支持構造は、適切には、アクセスポート部材11がシャッター部材12に対してz方向には動けないようにする類のものである。一例として、アクセスポート部材11は、シャッター部材12上に直に支持されている。この目的のために、後で図11乃至20を参照しながらまだ説明がなされるように、然るべき(図1乃至図3には不図示の)ガイド部が設けられていてもよい。
シャッター部材12は、シャッター部材12を粒子排出部3に固定できるように用いられるシャッター部材連結部18を有する。シャッター部材12は、適切には、シャッター部材連結部18により粒子排出部3に固定することができ、これにより、シャッター部材12が粒子排出部3に対して全空間方向において位置が固定されるようになっている。
シャッター部材12および/またはアクセスポート部材11は、好ましくはそれぞれ矩形のxyベース面を有する。アクセスポート部材11のxyベース面の大きさは、適切には、シャッター部材12の面積の少なくとも75%および/または最大125%に相当する。
次に粒子排出部3について:
粒子排出部3は、一例として、z方向に対して垂直な向きを有するアクセスポート部材当接面5を有し、そこに粒子排出部開口部4がある。粒子排出部開口部4は、好ましくは粒子排出部3の内側から外側へと延びる貫通口である。粒子排出部開口部4は、一例として円形であり、好ましくはアクセスポート部材開口部15と同じ直径を有している。
適切には、アクセスポート部材11が開放位置にあるときには、粒子排出部開口部4とアクセスポート部材開口部5とは揃っている。或いは、粒子排出部開口部4とアクセスポート部材開口部15とが同じ直径を備えていないというのでも構わない。好ましくは、粒子排出部開口部4は、面積的にアクセスポート部材開口部15の少なくとも75%および/または面積的にアクセスポート部材開口部15の最大125%である。
一例として、粒子排出部3はさらに、粒子排出部開口部4から隔てられ且つ適切にもアクセスポート部材当接面5にx方向において隣接するシャッター部材収容部6を有する。シャッター部材収容部6は、シャッター部材12を収容して固定するように形成されている。好ましくは、シャッター部材12は、粒子収容装置10が粒子排出部3に固定されているときにはずっと-つまり、とりわけアクセスポート部材11が開放位置にあるときと閉鎖位置にあるときとで、シャッター部材収容部6内に留まっている。一例として、シャッター部材収容部6は、シャッター部材12を収容するための、特にその板状のシャッター部材本体を収容するための、z方向における(特にアクセスポート部材当接面5に対する)凹部を有している。一例として、シャッター部材12の下面とアクセスポート部材当接面5とがz方向において同じ高さにあることで、アクセスポート部材11が、x方向の直線的なスライドにより、シャッター部材12および/またはアクセスポート部材当接面5の下面に載り続けたまま開放位置と閉鎖位置との間を動かせられるようにできる。
シャッター部材12は、適切には、完全にシャッター部材収容部6内にある。特に、シャッター部材12は、アクセスポート部材当接面5の外側にある。好ましくは、シャッター部材12の上面および/または側面は、清浄域-つまり、粒子によって汚染されていない領域にある。シャッター部材収容部6は、清浄域とも称される。
アクセスポート部材11は、適切には、閉鎖位置ではやはり完全にアクセスポート部材当接面5の外側にある。
粒子排出部3は、一例としてさらに、固定連接部21を有し、シャッター部材12を粒子排出部3に固定する。純粋に一例として、固定連接部21はラッチ部を有し、このラッチ部をシャッター部材連結部21に係合させることができる。ラッチ部は、一例として、x方向において粒子排出部開口部4とは反対側のシャッター部材収容部6の端面側-つまり外側の端面側-に配設されている。このラッチ部は、一例としてz方向に突出した操作部を有しており、シャッター部材連結部18との係合を解くために、この操作部をx方向に操作できる。
粒子排出部3はさらに、粒子排出部開口部4を介してアクセス可能な粒子排出部内部空間部9を有する。粒子排出部内部空間部9は例えば、サイクロン室の一部であるか或いはサイクロン室と連通しているかの少なくともいずれかである。代替的または付加的に、粒子排出部内部空間部9は、掃除機の流体管の一部であるか或いは掃除機と連通しているかの少なくともいずれかでも構わない。
シャッター部材12がアクセスポート部材11に取り付けられ且つアクセスポート部材11が開放位置にある状態において、粒子排出部3がアクセスポート部材開口部5の上側に位置することで、アクセスポート部材開口部15と粒子排出部開口部4とが一緒になって粒子収容空間部14へのアクセスを可能にする。粒子収容空間部14はこのとき、適切にも周囲に対して封止されている。
構成体30は特に、次のように操作することができる:
図1に示された初期状態では、粒子収容装置10は、粒子排出部3に取り付けられていない。アクセスポート部材11は閉鎖位置にある。
粒子収容装置10は、特にシャッター部材12がシャッター部材収容部6に固定されることで粒子排出部3に取り付けられる。アクセスポート部材11はこのとき、そのまま閉鎖位置にある。粒子収容装置10は、適切には閉鎖位置においてのみ、粒子排出部3に取り付けることができる。アクセスポート部材開口部5は、取り付けの際、適切にも常に閉鎖されたままである。取り付けられた粒子収容装置が図2に示されている。
次に、例えば、シャッター部材12および粒子排出部3に対してアクセスポート部材11をスライドさせることにより、アクセスポート部材11を開放位置11に移動させる。開放位置にあるアクセスポート部材は、図3に示されている。
続いて、粒子排出部開口部4およびアクセスポート部材開口部15を介して粒子収容空間部4内に粒子排出部内部空間部9からの粒子を送り込む。これは特に、重力によるか或いは負圧、特に空気流によるかの少なくともいずれかにより行なわれる。
次に、例えば、シャッター部材12および粒子排出部3に対してアクセスポート部材11をスライドさせることにより、アクセスポート部材11を閉鎖位置に移動させる。構成体30は、このようにして再び図2に示される状態にある。
最後に粒子収容装置10が粒子排出部3から取り外される。アクセスポート部材開口部5は、粒子排出部3からの取り外しの際、好ましくも常に閉鎖されたままである。粒子で汚染された粒子収容装置10の全ての領域は、好ましくも周囲に対して閉鎖されているか或いは蓋をされているかの少なくともいずれかである。
以下に、図4乃至図8を参照して第二の実施形態について検討する。スペースの関係上、図5乃至図8においてバッグ17a,17bは全部は示していない。
第二の実施形態は、第一の実施形態を発展させたものである。第一の実施形態について前に説明したことは、適切に第二の実施形態に関しても当てはまる。特に、“a”または“b”で終わる符号が付されている特徴部分は、“a”または“b”が付いていない対応した符号が付されている前述の特徴部分に対応するように形成されている。
こうして、前に述べた粒子収容装置10は、第二の実施形態の文脈においては、第一の粒子収容装置10aと呼ばれることになる。アクセスポート部材11は、第一の第一のアクセスポート部材11aと呼ばれ、シャッター部材12は、第一のシャッター部材12aと呼ばれることになる。
図4は、第二の実施形態による構成体40を示す。構成体40は、粒子排出部3、第一の粒子収容装置10aおよび第二の粒子収容装置10bを有している。
第二の粒子収容装置10bは、適切にも第一の粒子収容装置10aに対応するように形成され、好ましくは同一に形成されている。第二の粒子収容装置10bは、第二のシャッター部材12bおよび第二のアクセスポート部材11bを有しており、第二のアクセスポート部材は、第二のアクセスポート部材開口部15bを有する。第二のアクセスポート部材11aは、開放位置または閉鎖位置に選択的に移動させることができる。閉鎖位置では、第二のアクセスポート部材開口部15bは、第二のシャッター部材12bにより閉鎖される。解放位置では、第二のシャッター部材12bは、第二のアクセスポート部材開口部15bを解放する。
第二の実施形態による粒子排出部3は、第一の粒子収容装置10aと第二の粒子収容装置10bを同時に粒子排出部3に固定できるように形成されている。従って、粒子排出部3は、第一のシャッター部材12aを収容して固定するために、第一のシャッター部材収容部6aと第一のシャッター部材固定連接部21aを有している。これに加えて、粒子排出部3は、第二のシャッター部材12bを収容して固定するために、第二のシャッター部材収容部6bと第二のシャッター部材固定連接部21bを有している。
第一のシャッター部材収容部6aと第二のシャッター部材収容部6bとは、適切にも、x方向において粒子排出部3の互いに反対側に配設されている。適切には、粒子排出部3は、粒子排出部3を横切るyz面に対して鏡面対称に形成されている。好ましくは、第一の粒子収容装置10aは、第二の粒子収容装置10bと同一および/または鏡面対称に形成されている。
図4には、粒子収容装置10a,10bが二つとも粒子排出部3に取り付けられている状態が示されている。第一のアクセスポート部材11aは開放位置にあり、第二のアクセスポート部材11bは閉鎖位置にある。適切には、第一のアクセスポート部材11aと第二のアクセスポート部材11bとは、それらの端面側で互いに接し合っており、第二のアクセスポート部材11bがx方向において第一のアクセスポート部材11aに連なっている。
第一のアクセスポート部材11aと第二のアクセスポート部材11bとは、特にx方向の直線運動により、一緒になってユニットとして第一の体勢または第二の体勢に選択的に移行することができる。第一のアクセスポート部材11aと第二のアクセスポート部材11bからなるユニットは、以下では第一のユニットとも称する。この第一のユニットは、粒子排出部3、第一のシャッター部材12a及び第二のシャッター部材12bを有する第二のユニットに対してスライドさせることができ、第一の体勢か或いは第二の体勢を取る。
第一の体勢は図6に、第二の体勢は図7に示されている。第一の体勢では、第一のアクセスポート部材11aが開放位置にあり、第二のアクセスポート部材11bが閉鎖位置にある。粒子排出部開口部4は、第一のアクセスポート部材開口部15aの上側にあり、第一のアクセスポート部材開口部15aと一緒になって第一の粒子収容空間部14aへのアクセスを可能にする。第二のアクセスポート部材開口部15bは、第二のシャッター部材12bにより閉鎖される。
第二の体勢では、第一のアクセスポート部材11aが閉鎖位置にあり、第二のアクセスポート部材11bが開放位置にある。第一のアクセスポート部材開口部15aは、第一のシャッター部材12aにより閉鎖される。粒子排出部開口部4は、第二のアクセスポート部材開口部15bの上側にあり、第二のアクセスポート部材開口部15bと一緒になって第二の粒子収容空間部14bへのアクセスを可能にする。
構成体40は特に、第一のユニット、すなわちアクセスポート部材11a,11bの可能な各スライド位置において、構成体40が、粒子排出部開口部4とアクセスポート部材開口部15a,15bのそれぞれとが周囲に対して常に閉鎖されている状態にあるように形成されている。このことは特に、第一の体勢、第二の体勢及び全ての可能な中間体勢についても該当する。適切にも、構成体40のブラックエリア、つまり汚染域は、その結果、周囲に対して常に閉鎖されている。特に、構成体40は、アクセスポート部材開口部15a,15b及び粒子排出部開口部4が周囲に対して解放されることなく、第一の体勢から第二の体勢に移行させることができる。アクセスポート部材開口部15a,15bは、シャッター部材12a,12bおよび/または粒子排出部開口部4により、周囲に対して常に閉鎖されており、粒子排出部開口部4は、アクセスポート部材11a,11b、特にアクセスポート部材開口部15a,15bにより、周囲に対して常に閉鎖されている。
動作中、特に、一方の粒子収容空間部14a,14bから他方の粒子収容空間部14a,14bへの入れ替えが、粒子に汚染された領域-すなわち、特に、両方の粒子収容空間部14a,14b、アクセスポート部材開口部15a,15b、粒子排出部開口部4および/または粒子排出部3の内部空間部9-が構成体40の周囲に対して開放されることのないまま可能となる。
構成体40は特に、以下に説明する方法により操作することができる:
先ず、第一の粒子収容装置10aを粒子排出部3に取り付ける。第一のアクセスポート部材11aは、このとき閉鎖位置にある。次に、構成体40が図5に示された状態を取るように、第一のアクセスポート部材11aを開放位置に移動させる。その後、粒子を第一の粒子収容空間部14aに送り込む。
次に、第二の粒子収容装置10bを粒子排出部3に取り付ける。このとき第二のアクセスポート部材11bは閉鎖位置にある。この第二の粒子収容装置10bの取り付けは、例えば第一の粒子収容装置10aを取り付けるとき或いは既にそれより前といった、もっと早期の時点で既に行うのでも構わない。
次に、第一のアクセスポート部材11aを閉鎖位置に、第二のアクセスポート部材11bを開放位置に一緒に移動させる。両方のアクセスポート部材11a及び11bはこのとき、適切にも互いに隣り合っている。粒子収容空間部14a,14bおよび粒子排出部内部空間部9は、周囲に対して閉鎖されたままである。
最後に、第一の粒子収容装置10aを粒子排出部3から取り外すが、このとき、粒子収容空間部14a,14bおよび粒子排出部内部空間部9は、引き続き周囲に対して閉鎖されたままである。
図9は、構成体30又は構成体40の用途の一例を示す。構成体30,40はここでは、構造体50の内部に組み込まれる。構造体50は、サイクロン分離機1と、容器2と、容器収納部23を備えた吸引機22とを有している。
サイクロン分離機1は、容器2の上に載置されている。サイクロン分離機1は、一例として、箱形に形成され、適切にもその上面に把手38を有する。粒子排出部3は、サイクロン分離機1の下面に取り付けられている。適切にも、粒子排出部3は、サイクロン分離機1から取り外し可能とされ、それにより、サイクロン分離機1をバッグ17付きで或いはバッグ17無しで動作させることができるようになっている。後者の場合、粒子は容器2内にそのまま放出され、そこに収集される。バッグ17は容器2内にある。容器2は、吸引機22の上面にある容器収納部23内に収められている。吸引機22は、好ましくは車輪39を有し、この車輪で吸引機を床に対して支えるとともに移動させることができる。
吸引機22は特に、サイクロン分離機1に負圧を形成するように形成されており、この負圧によって粒子を伴う空気流をサイクロン分離機1内に吸引することができる。吸引機22は、負圧を形成するために、例えばホースといった流体管24を介してサイクロン分離機1と連通している。この流体管24は特に、サイクロン分離機1の空気排出口25に接続されている。
サイクロン分離機1はさらに、空気流入口26を有し、この空気流入口に、一例として吸引ヘッド28が付いた吸引ホース27が接続されている。例えば吸引機22を用いて空気排出口25に負圧が形成されると、粒子を伴う空気流が、吸引ヘッド28と吸引ホース27を通ってサイクロン分離機1内に吸引される。粒子を伴う空気流は、そこでサイクロン分離機1内に配設された供給管32を通過するが、この供給管が空気流入口26からサイクロン分離機1内に配置されたサイクロンチャンバ33へと通じている。サイクロンチャンバ33は、サイクロン分離機若しくは遠心分離機の周知の作動原理に基づいて形成されており、空気流から粒子成分を分離する。特に、サイクロンチャンバ33は、空気流が円形軌道に偏向されように形成されており、このとき、空気流中に含まれる粒子成分が遠心力によってサイクロンチャンバ33の壁部に向かって遠心分離されることで、それら粒子が減速されて最終的には粒子排出部3から下に向かって放出されるようになっている。
粒子排出部3から放出された粒子は、バッグ17内に収集される。一例として、バッグ17は、特に粒子が漏れないように、好ましくは気密にシール部材19により封止されている。
空気流は、サイクロンチャンバ33からさらにサイクロン分離機1内にある排出管34を経て空気排出口25へと送られる。一例として、空気流は、さらに流体管24を通って吸引機22へと送り込まれ、そこで特に分離装置35、例えばフィルタを通過し、そのフィルタにおいて空気流の中に残存している粒子が分離される。分離された粒子は、吸引機22の粒子収集空間部36、例えば吸引バッグ内に収集される。空気流は次に、例えば負圧を生成するファンといった吸引機内に存在する吸引ユニット37を通過する。
従って、サイクロン分離機1は、流れ的には吸引機22の上流側に配置されており-つまり、適切にも分離前段部として働き-、これにより、吸引機22により吸引された空気流は、空気流が吸引機21に達するときには、サイクロン分離機1を通過していることになる。
以下に、図10乃至20を参照して、上述の粒子収容装置10a,10b、粒子排出部3及び構成体40のさらに他の態様を説明する。見易くするためにバッグ17a,17bは示されていない。
先ず、特に図18及び図20に示されている粒子排出部3について説明する。
粒子排出部3は、一例として、適切には丸形、特に鉢形および/または漏斗形に形成された粒子排出部本体41を有する。粒子排出部本体41の上面は、図20に看取できるように、適切にも開いている。粒子排出部本体41の下面には、アクセスポート部材当接面5およびその中にある粒子排出部開口部4が設けられている。一例として、粒子排出部開口部4は、中央に、特に粒子排出部本体41に同心に設けられている。
粒子排出部3は、x方向に延在し、適切には細長い、特には矩形のスライドレール部をその下面に有し、このスライドレール部が、粒子収容装置10a,10bを取り付け、アクセスポート部材11a,11bを直線運動可能に支持するのに用いられる。スライドレール部は、特に矩形のアクセスポート部材当接面5並びにx方向両側でアクセスポート部材当接面5に隣接するシャッター部材収容部6a及び6bにより形成される。シャッター部材収容部6a及び6bは、x方向に延在し且つ一例として漏斗形の粒子排出部本体41から突出している。
粒子排出部3の上側には、一例として固定部42があり、この固定部により粒子排出部をサイクロン分離機1の下面に固定することができる。固定部42は、一例として粒子排出部本体41の周りに周方向に分散させて配置されている。これらの固定部42は、一例として半径方向の突出部として形成され、例えばネジを挿入することのできる孔を備えている。
粒子排出部3は、その下面に、特にスライドレール部に、粒子収容装置10a,10bのための固定連接部21a,21bを有する。この固定連接部21a,21bは、粒子収容装置10a,10bを取り外し可能に、特に工具なしで取り外し可能に、粒子排出部3に固定するのに用いられる。
以下の説明は、固定連接部21aに関するものであるが、対応する形で固定連接部21bにも当てはまることである。
固定連接部21aは、適切には第一の連結部51aと第二の連結部52aを有している。粒子収容装置10a、特にシャッター部材12aは、図19に示されているように、先ず第一の連結部51aに取り付けることができ、次に、第一の連結部51aに取り付けられた状態で旋回運動により第二の連結部52aに取り付けることができる。
第一の連結部51aは、適切にも二つの懸架スリットを有し、好ましくはシャッター部材収容部6aのx方向に延びる両側の長手側部に、特にシャッター部材収容部6aの内側の端面側の領域に配設されている。これら懸架スリットは、一例として、x方向に延びる二つの側壁部47にあり、適切には湾曲したカーブを描く部分を持っている。
第二の連結部52aは、適切にもラッチ部を有し、好ましくはシャッター部材収容部6aの外側の端面側の領域に配設されている。一例として、第二の連結部52aは、y方向の中央に配置されている。このラッチ部は、第二の連結部52aの結合を解除するために例えば指でx方向に操作可能なz方向に下向きに延在するラッチ部操作部を有する。
粒子排出部3は、シャッター部材当接面43a,43bを有し、シャッター部材12a,12bは、粒子排出部3に取り付けられた状態においてこれらの面上に載る。シャッター部材当接面43a,43bは、アクセスポート部材当接面5のx方向両側に配設されている。シャッター部材当接面43a,43bは、シャッター部材12a,12bを収容するための凹部ができるように、アクセスポート部材当接面5に対してz方向内向きに引っ込んでいる。
粒子排出部3は、アクセスポート部材11a,11bをそれぞれ開放位置にロックするのに用いられるロック構造部53a,53bを有する。ロック構造部53a,53bは、一例としてアクセスポート部材当接面5とシャッター部材当接面43a,43bとの間に配設され、それぞれy方向に延びる細長の突出部を有している。
粒子排出部3はさらに、粒子収容装置10a,10bが粒子排出部3に固定されているときに、シャッター部材12a,12bに対するアクセスポート部材11a,11bのロックを解除するのに用いられるロック解除構造部48a,48bを有する。一例として、ロック解除構造部48a,48bは、シャッター部材当接面43a,43b上に配設されたz方向に突き出た突出部を有している。適切には、ロック解除構造部48a,48b毎に二つの細長い突出部があり、これらが互いに並行にx方向に延びている。
粒子排出部3はさらに、下面からz方向に突き出た粒子排出部ガイド部44を有する。粒子排出部ガイド部44は、アクセスポート部材当接面5の両側の長手側部に配設され、x方向に延びている。y方向におけるこれら粒子排出部ガイド部44の間には、粒子排出部開口部4がある。これらの粒子排出部ガイド部44は、それぞれバネ部材45を有する。バネ部材45とアクセスポート部材当接面との間には、アクセスポート部材11a,11bが直線的に動けるように案内するためのガイドスリット46がある。
以下に、シャッター部材12aについて詳しく見ていくことにする。シャッター部材12bは、適切にもシャッター部材12aと同一に形成されている。
シャッター部材12aが図16及び図17に示されている。このシャッター部材12aは、特に矩形とされた板状のシャッター部材本体62aを有する。シャッター部材本体62aからz方向に二つのシャッター部材ガイド部61aが下向きに突き出している。これらのシャッター部材ガイド部61aは、シャッター部材本体62aの両側の長手側部に配設され、x方向に延びている。これらのシャッター部材ガイド部61aは、それぞれバネ部材63aを有する。バネ部材63aとシャッター部材12aのシャッター部材本体62aとの間には、アクセスポート部材11aが直線的に動けるように案内するためのガイドスリット64aがある。
シャッター部材12aはさらに、y方向に内向きに突出した、一例としてシャッター部材ガイド部61aに配設されたガイドウェブ65aを有し、このガイドウェブがx方向に延びている。
シャッター部材12aはさらに、第一のストッパ66aを有し、これが、一例として、シャッター部材12aの内側の(粒子排出部開口部4を臨む側の)端面側の領域に設けられているともに、第二のストッパを有し、これが、一例として、シャッター部材12の外側の(粒子排出部開口部4とは反対側の)端面側の領域に設けられている。これら第一及び第二のストッパ66a,67aは、一例として、z方向にガイドウェブ65aと同じ高さに配置されている。ガイドウェブ65aと各ストッパ66a,67aとの間には、一例として、凹設部76aがある。
さらに、シャッター部材12aは、一例として、シャッター部材本体62a上に設けられた好ましくは円形のシャッター部材シール部材68aを有している。このシャッター部材シール部材68aは、例えばラビリンスシールとして構成されている。
シャッター部材12aはさらに、閉鎖位置のアクセスポート部材11aをシャッター部材12aに対してロックするのに用いられるロック構造部69aを有する。ロック構造部69aは、基体62aからz方向に突き出た少なくとも一つの突出部を有している。一例として、ロック構造部69aは、z方向に突出する二つのピン部を有している。代替的または付加的に、ロック構造部69aは、さらに他の突出部、特にアクセスポート部材開口部15aに係合させることができる突出部であって、例えばシャッター部材シール部材68a内に適切にも配置することができる円形の突出部を有していてもよい。
シャッター部材12aはさらに、アクセスポート部材11aのシャッター部材12aに対するロックを解除するのを補助するロック解除構造部71aを有する。ロック解除構造部71aは、少なくとも一つの貫通口を有し、この貫通口を通して粒子排出部3のロック解除構造部48が係合でき、それによりアクセスポート部材11aを操作してロックを解除する。一例として、ロック解除構造部71aは、細長のx方向に延びる二つのロック解除スリットを有している。
シャッター部材12aはさらに、シャッター部材12を粒子排出部3、特に粒子排出部固定連接部21aに固定するための連結部18aを有している。連結部は、適切にも第一の連結部73aと第二の連結部74aを有している。第一の連結部73aは、一例として、y方向に外側に向かって突出する係入ピンとして形成されている。第二の連結部74aは、一例として、粒子排出部開口部4とは反対側の(外側の)シャッター部材12aの端面側の縁部領域にある。この第二の連結部74aには、操作部75aが配設されており、これを用いることで、シャッター部材12aをz方向に粒子排出部3の第二の連結部52aに向けて押すことができ、これにより、シャッター部材12aの第二の連結部74aが粒子排出部3の第二の連結部52aにラッチ式に嵌ることになる。
以下に、特に図14及び図15に示されているアクセスポート部材11aについて見ていくことにする。アクセスポート部材11bは、適切にもアクセスポート部材11aと同一に形成されている。
アクセスポート部材11aは、一例として矩形とされた板状のアクセスポート部材本体91aを有する。アクセスポート部材本体91aには、アクセスポート部材開口部15aが設けられている。アクセスポート部材開口部15aの周りには、適切にも例えばラビリンスシールとして形成されたアクセスポート部材シール部材92aが配設されている。
アクセスポート部材11aは、第一のロック構造部93aを有し、この第一のロック構造部93aをシャッター部材12aのロック構造部69aと係合させることで、アクセスポート部材11aをシャッター部材12aに対して閉鎖位置にロックすることができる。一例として、第一のロック構造部93aは、アクセスポート部材本体91aにある例えば円形の二つの凹設部を有している。
アクセスポート部材11aはさらに、第二のロック構造部94aを有し、この第二のロック構造部94aを粒子排出部3のロック構造部53と係合させることで、アクセスポート部材11aを開放位置にロックすることができる。一例として、第二のロック構造部94aは、粒子排出部開口部3と反対側の(外側の)アクセスポート部材11aの端面側の領域に設けられたy方向に延びる溝を有している。
アクセスポート部材11aはさらに、アクセスポート部材11aをx方向に動かすためにユーザによりx方向に操作できる操作部95aを有する。この操作部95aは、一例として、アクセスポート部材本体91aからz方向に突き出し、粒子排出部開口部3と反対側の(外側の)アクセスポート部材11aの端面側に配設されている壁状の突出部として形成されている。一例として、この操作部95aは、y方向に延びている。
アクセスポート部材11aはさらに、当接ウェブ96aを有し、この当接ウェブ96aをアクセスポート部材11bの対応する当接ウェブ96bに当接させることができる。この当接ウェブ96aは、基体91aからz方向に突出し、y方向に延びている。当接ウェブは、粒子排出部開口部3を臨む側の(内側の)アクセスポート部材11aの端面側に配設されている。
さらに、アクセスポート部材11aは、一つ又は複数の突出部97aを有し、これらを前述のシャッター部材12aの第一のおよび/または第二のストッパ66a,67aに当接させることで、アクセスポート部材11aのx方向の動きを制限することができる。一例として、突出部97aは、側方において操作部95aに配設され、y方向に外側に向かって突き出ている。この突出部97aは、一例として係入ピン形に形成されている。突出部は、シャッター部材11aの外側の端面側の領域に配設されている。
アクセスポート部材11aはさらに、ガイド部98aを有し、これをシャッター部材12aのガイド部61aおよび/または粒子排出部3のガイド部44に係合させることで、アクセスポート部材11aを直線運動可能に支持することができる。ガイド部98aは、一例として、板状のアクセスポート部材本体91aの長手方向の縁部である。
図13には、アクセスポート部材11aがシャッター部材12aとともに示されている。アクセスポート部材11aは、閉鎖位置にあり、一例として、シャッター部材12aにより拡げられたx-y領域内に全てがある。アクセスポート部材11aおよびシャッター部材12aからなる組立ユニットは、シャッター装置とも称される。
アクセスポート部材11a,11b、シャッター部材12a,12bおよび/または粒子排出部3は、適切にも、それぞれ一体的な、特に元から一体的に製造された部品である。例えば、アクセスポート部材11a,11b、シャッター部材12a,12bおよび/または粒子排出部3は、それぞれ射出成形品である。
以下に、シャッター部材12a,12bと粒子排出部3上でアクセスポート部材11a,11bを直線運動可能に支持する点をより詳しく見ていくことにする。特に図10を参照されたい。以下の説明は、第一の粒子収容装置10aを基にして行なうが、対応する形で第二の粒子収容装置10bにも当てはまる。
シャッター部材ガイド部61aおよび粒子排出部ガイド部44は、アクセスポート部材11aをx方向に直線運動可能に支持するとともに、特にアクセスポート部材11aのz方向への動きを制限および/またはブロックするように形成されている。シャッター部材ガイド部61aおよび粒子排出部ガイド部44は、x方向に延在し、好ましくは、スライドレール部のx方向に延びる長手側部の領域に配設されている。シャッター部材ガイド部61aおよび粒子排出部ガイド部44は、適切にも、x方向に前後して配設されて形成されており、それぞれ同じアクセスポート部材ガイド部98aと連携して、直線運動可能な支持を実現する。一例として、アクセスポート部材ガイド部98aとして、x方向に延びる板状のアクセスポート部材本体11aの側面領域が用いられる。
シャッター部材ガイド部61aおよび粒子排出部ガイド部44は、一例として、それぞれx方向に延びるガイドスリット46,64aを提供し、ここにアクセスポート部材ガイド部98aが挿入されている。アクセスポート部材11aは、バネ部材45,63によってシャッター部材12aおよび/または粒子排出部3に向けて押さえ付けられる。
アクセスポート部材11aは、x方向のスライドによって、当該アクセスポート部材11aが自身のガイド部98aによってシャッター部材12aのガイド部61aにだけ係合している閉鎖位置から、アクセスポート部材11aが自身のガイド部98aによってシャッター部材12aのガイド部61aと粒子排出部3のガイド部44に係合している中間位置を経て、アクセスポート部材11aが自身のガイド部98aによって粒子排出部3のガイド部44にだけ係合している開放位置へと移動させることができる。
直線運動可能な支持により、アクセスポート部材11a,11bは、特には一緒になって上述の第一の体勢から第二の体勢へと選択的に移行させることができる。図10は、第二の体勢にあるアクセスポート部材11a,11bを示し、図11は、第一の体勢にあるアクセスポート部材11a,11bを示す。
以下に、特に図12を参照しながらブロック機構について見ていくことにする。
構成体30,40は、適切にもブロック機構を有し、このブロック機構は、粒子収容装置10a,10bを閉鎖位置以外の他の位置において粒子排出部3から取り外せないようにしている。粒子収容装置10a,10bは、好ましくは、対応するアクセスポート部材11a,11bが閉鎖位置にあるときだけ取り外すことができる。これは、一例として、アクセスポート部材11a,11bが閉鎖位置から動かされるときに、各粒子収容装置10a,10bを取り外すのに必要な取り外しの動きを阻止するような粒子排出部3に対する位置にアクセスポート部材11a,11bがもたらされることにより実現される。
以下に、ブロック機構を第一の粒子収容装置10aを基にして説明するが、このブロック機構は、適切にも、対応する形で第二の粒子収容装置10bに対しても存在する。
ブロック機構は、一例として、粒子排出部ガイド部44、シャッター部材12a、アクセスポート部材11aおよび固定連接部21aにより形成される。図12に示されるように、アクセスポート部材11aは、アクセスポート部材11aが閉鎖位置にない状態では、シャッター部材12aにz方向において重なっている。この状態は特に開放位置である。適切にも、アクセスポート部材11aの外側の端面側がシャッター部材12aの内側の端面側に重なっている。
さらに、アクセスポート部材11aは、アクセスポート部材11aが閉鎖位置にない状態では、粒子排出部ガイド部44に係合している。
固定連接部21a、特に第一の連結部51a、好ましくは懸架スリットはここで、シャッター部材12aを第一の連結部51aから取り外すには、アクセスポート部材11aのシャッター部材12aとの重なりと、アクセスポート部材11aの粒子排出部ガイド部44との係合とによって不可能な取り外し動作が必要となるように構成されている。これは特に、シャッター部材12aを取り外すために(第二の連結部52aにより)先ず旋回動作が必要であり、次に湾曲したカーブを描く懸架スリットにより最初にx方向の動作、次にz方向の動作が必要であることにより実現される。アクセスポート部材11aが閉鎖位置の外側に、特に開放位置に位置しているときには、適切にも少なくともこのような動作が許されないので、全体に粒子収容装置10aが取り外せないようになる。
このようにして、粒子収容装置10aを取り外すためには、アクセスポート部材11aを閉鎖位置に動かさざるを得ないことが保証される。
以下に、ロック機構について見ていくことにする。
構成体30,40は、一例として、粒子収容装置10が粒子排出部3に取り付けられているか否かに応じてシャッター部材12をアクセスポート部材11に対してロックするロック機構を有する。ロック機構は、粒子収容装置10が粒子排出部3が取り外されている状態では、アクセスポート部材11を閉鎖位置にロックする。ロック機構は、粒子収容装置10が粒子排出部に取り付けられている状態では、アクセスポート部材を開放位置に移動させることができるようにアクセスポート部材をロックする。
ロック機構により特に、アクセスポート部材11がシャッター部材12に対してx方向にスライドするのをブロックすることができる。
以下に、ロック機構の例示的な態様を第一の粒子収容装置10aを基にして説明する。適切には、ロック機構は、これに対応するようにして第二の粒子収容装置10bにも存在する。
ロック機構は、一例として、シャッター部材12aのロック構造部69-シャッター部材12aのバネ部材63のロック構造部69と、アクセスポート部材11aの第一のロック構造部93aとにより形成される。
アクセスポート部材11aが閉鎖位置にあり、粒子収容装置10aが粒子排出部3から取り外されているときには、シャッター部材12aのロック構造部69は、アクセスポート部材11aの第一のロック構造部93aと係合しており、アクセスポート部材11aがシャッター部材12aに対してx方向に動くのを阻止する。特に、シャッター部材12aのピン部がアクセスポート部材11aの凹設部に係合する。ロック構造部69のロック構造部93aとの係合を解除するには、例えば、アクセスポート部材11aをシャッター部材12aに対してz方向に動かす、つまり、アクセスポート部材11aをシャッター部材12aに向けてz方向に押さえつけているバネ部材63のバネ力に抗して動かすことが必要である。
ロック機構は、一例としてさらに、粒子排出部3のロック解除構造部48a並びにシャッター部材12aのロック解除構造部71を有している。
シャッター部材12aが粒子排出部3に取り付けられているときに、シャッター部材12aのロック解除構造部71を通ってロック解除構造部48aが係合し、アクセスポート部材11aをシャッター部材12aから離れるようにz方向に押圧することで、ロック構造部69,93aの係合が解除される。アクセスポート部材11aは、この状態でx方向に操作することで閉鎖位置から外れて動くことができる。
ロック機構は、適切にもさらに、ガイドウェブ65a及びシャッター部材12aの凹設部76a並びにアクセスポート部材11aの突出部97aを有している。アクセスポート部材11aが開放位置にあるとき、突出部97aは、適切にも第一のストッパ66aとガイドウェブ65aの間の凹設部76aにある。一例として、ガイドウェブ65aは、面取りされたおよび/または角が丸められた端部領域を有し、この領域によって、アクセスポート部材11aが、閉鎖位置に向かう動作の際にz方向にシャッター部材12aから離れるように動かされるので、アクセスポート部材11aがロック構造部69aを超えて動かせられるようになる。
以下に、さらに別のロック機構について述べる。このロック機構は、アクセスポート部材11aを開放位置にロックする。対応するロック機構が、適切にもアクセスポート部材12bに対しても存在する。
この別のロック機構は、一例として、粒子排出部3のロック構造部53とアクセスポート部材11aの第二のロック構造部94aとを有している。開放位置では、ロック構造部53がロック構造部94aに係合することで、この係合を解除してアクセスポート部材11aを閉鎖位置に向けてx方向に動かせるようにするのに、先ずはz方向への動きが必要となる。ロック構造部53,94aの係合は、図12に看取できる。
以下に、x方向におけるアクセスポート部材11aの動きの制限について見ていくことにする。そのために第一のストッパ66aと第二のストッパ67aとが存在している。開放位置では、アクセスポート部材11aの突出部97aが第一のストッパ66aに当たるので、アクセスポート部材11aは、x方向に閉鎖位置から遠ざかる方向にそれ以上動かすことはできない。閉鎖位置では、アクセスポート部材11aの突出部97aが第二のストッパ67aに当たるので、アクセスポート部材11aは、x方向に開放位置から遠ざかる方向にそれ以上動かすことはできない。
同様の制限は、適切にもアクセスポート部材11bに対しても行なわれる。
なお、本願は、特許請求の範囲に記載の発明に関するものであるが、他の態様として以下も包含し得る。
1.
掃除機および/またはサイクロン分離機(1)の粒子排出部(3)に取り付けて、分離された粒子を収容する粒子収容装置(10,10a,10b)であって、
-粒子を収容する粒子収容空間部(14,14a,14b)と、
-粒子収容空間部(14,14a,14b)に粒子を送り込めるように通過させるアクセスポート部材開口部(15,15a,15b)を備えたアクセスポート部材(11,11a,11b)と、
-シャッター部材(12,12a,12b)とを有し、
アクセスポート部材(11,11a,11b)は、シャッター部材(12,12a,12b)に対し、シャッター部材(12,12a,12b)がアクセスポート部材開口部(15,15a,15b)を閉鎖する閉鎖位置か或いはシャッター部材(12,12a,12b)がアクセスポート部材開口部(15,15a,15b)を解放する開放位置に選択的に移動できる、
粒子収容装置。
2.
シャッター部材(12,12a,12b)は、シャッター部材連結部(18,18a,18b)を有し、当該シャッター部材連結部により、シャッター部材(12,12a,12b)が粒子排出部(3)に固定可能であることを特徴とする上記1に記載の粒子収容装置(10,10a,10b)。
3.
アクセスポート部材(11,11a,11b)は、アクセスポート部材(11,11a,11b)の開放位置において粒子収容装置(10,10a,10b)の外側面を成し且つ粒子排出部(3)に当接可能である上面を備えている上記2に記載の粒子収容装置(10,10a,10b)。
4.
アクセスポート部材(11,11a,11b)の上面にシャッター部材(12,12a,12b)が配置されている上記2または3に記載の粒子収容装置(10,10a,10b)。
5.
粒子収容空間部(14,14a,14b)を形成するバッグ(17,17a,17b)および/または容器をさらに有し、当該バッグ(17,17a,17b)および/または容器は、アクセスポート部材(11,11a,11b)に固定され、アクセスポート部材(11,11a,11b)と一緒にシャッター部材(12,12a,12b)に対して移動可能である上記2から4のいずれか一項に記載の粒子収容装置(10,10a,10b)。
6.
シャッター部材(12,12a,12b)は、粒子排出部(3)に当接可能なアクセスポート部材の上面を、アクセスポート部材が閉鎖位置にあるときに完全に覆うことを特徴とする上記2から5のいずれか一項に記載の粒子収容装置(10,10a,10b)。
7.
上記2から6のいずれか一項に記載の粒子収容装置(10,10a,10b)並びに粒子排出部開口部(4)を備えた粒子排出部(3)を有し、粒子収容装置(10,10a,10b)が粒子排出部(3)に取り付けられている構成体(30,40)。
8.
シャッター部材(11,11a,11b)に対して取り得るアクセスポート部材(12,12a,12b)のいずれの位置においても粒子収容空間部(14)が周囲に対して閉鎖されている上記7に記載の構成体(30,40)。
9.
前記粒子収容装置(10)は、第一の粒子収容装置(10a)であり、
第二のシャッター部材(12b)及び第二のアクセスポート部材(11b)を備えた第二の粒子収容装置(10b)をさらに有し、第二のアクセスポート部材(11b)が第二のアクセスポート部材開口部(15b)を有し、第二のアクセスポート部材(11b)は、開放位置または閉鎖位置に選択的に移動でき、第二のアクセスポート部材開口部(15b)は、閉鎖位置において第二のシャッター部材(12b)によって閉鎖されている上記7から8のいずれか一項に記載の構成体(40)。
10.
第一のアクセスポート部材(11a)と第二のアクセスポート部材(11b)が一緒になってユニットとして第一の体勢または第二の体勢に選択的に移行でき、第一の体勢において第一のアクセスポート部材(11a)が開放位置にあり且つ第二のアクセスポート部材(11b)が閉鎖位置にあり、第二の体勢において第一のアクセスポート部材(11a)が閉鎖位置にあり且つ第二のアクセスポート部材(11b)が開放位置にある上記9に記載の構成体(40)。
11.
第一の体勢、第二の体勢および第一の体勢と第二の体勢の間の全ての体勢において、粒子収容装置(10a,10b)の粒子収容空間部(14a,14b)と、粒子排出部(3)の粒子排出部内部空間部(9)とが、周囲に対して閉鎖されていることを特徴とする上記10に記載の構成体(40)。
12.
粒子排出部(3)は、粒子排出部開口部(4)から隔てられたシャッター部材収容部(6a,6b)を有し、シャッター部材(12a,12b)は、完全にシャッター部材収容部(6a,6b)内にある上記7から11のいずれか一項に記載の構成体(40)。
13.
構成体(40)がブロック機構を有し、当該ブロック機構は、粒子収容装置(10a,10b)を閉鎖位置とは別の位置において粒子排出部(3)から取り外せないようにする上記7から12のいずれか一項に記載の構成体(40)。
14.
構成体(40)がロック機構を有し、当該ロック機構は、粒子収容装置(10a,10b)が粒子排出部(3)に取り付けられているかどうかに応じて、シャッター部材(12a,12b)をアクセスポート部材(11a,11b)に対してロックし、ロック機構は、粒子収容装置(10a,10b)が粒子排出部(3)から取り外されている状態において、アクセスポート部材(11a,11b)を閉鎖位置においてロックし、粒子収容装置(10a,10b)が粒子排出部(3)に取り付けられている状態において、アクセスポート部材(11a,11b)のロックを解除し、アクセスポート部材が開放位置に移動できるようにする上記7から13のいずれか一項に記載の構成体(40)。
15.
上記7から14のいずれか一項に記載の構成体(30,40)を動作させる方法であって:
-粒子収容装置(10,10a,10b)を粒子排出部(3)に取り付け、このときアクセスポート部材(11,11a,11b)が閉鎖位置にあり、
-アクセスポート部材(11,11a,11b)を開放位置に移動させ、
-粒子収容空間部(4,4a,4b)内に粒子を送り込み、
-アクセスポート部材(11,11a,11b)を閉鎖位置に移動させ、このとき粒子収容空間部(14,14a,14b)が周囲に対して閉鎖されたままとなり、
-粒子収容装置(10,10a,10b)を粒子排出部(3)から取り外し、このとき粒子収容空間部(14,14a,14b)が周囲に対して閉鎖されている
ステップを有する方法。
16.
上記9から16のいずれか一項に記載の構成体(40)を動作させる方法であって:
-第一の粒子収容装置(10a)を粒子排出部(3)に取り付け、このとき第一のアクセスポート部材(11a)が閉鎖位置にあり、
-第一のアクセスポート部材(11a)を開放位置に移動させ、
-第一の粒子収容空間部(14a)内に粒子を送り込み、
-第二の粒子収容装置(10b)を粒子排出部(3)に取り付け、このとき第二のアクセスポート部材(11b)が閉鎖位置にあり、
-第一のアクセスポート部材(11a)を閉鎖位置に、第二のアクセスポート部材(11b)を開放位置に一緒に移動させ、このときこれらの粒子収容空間部(14a,14b)が周囲に対して閉鎖されており、
-第一の粒子収容装置(10a)を粒子排出部(3)から取り外し、このとき第一の粒子収容空間部(14a)が周囲に対して閉鎖されたままである
ステップを有する方法。

Claims (14)

  1. 掃除機および/またはサイクロン分離機(1)の粒子排出部(3)に取り付けて、分離された粒子を収容する粒子収容装置(10,10a,10b)を有し、さらに、粒子排出部開口部(4)を備えた粒子排出部(3)を有し、粒子収容装置(10,10a,10b)が粒子排出部(3)に取り付けられ、粒子収容装置(10,10a,10b)は
    -粒子を収容する粒子収容空間部(14,14a,14b)と、
    -粒子収容空間部(14,14a,14b)に粒子を送り込めるように通過させるアクセスポート部材開口部(15,15a,15b)を備えたアクセスポート部材(11,11a,11b)と、
    -シャッター部材(12,12a,12b)とを有し、
    アクセスポート部材(11,11a,11b)は、シャッター部材(12,12a,12b)に対し、シャッター部材(12,12a,12b)がアクセスポート部材開口部(15,15a,15b)を閉鎖する閉鎖位置か或いはシャッター部材(12,12a,12b)がアクセスポート部材開口部(15,15a,15b)を解放する開放位置に選択的に移動できる、
    構成体において、
    シャッター部材(11,11a,11b)に対して取り得るアクセスポート部材(12,12a,12b)のいずれの位置においても粒子収容空間部(14)が周囲に対して閉鎖されていることを特徴とする構成体
  2. シャッター部材(12,12a,12b)は、シャッター部材連結部(18,18a,18b)を有し、当該シャッター部材連結部により、シャッター部材(12,12a,12b)が粒子排出部(3)に固定可能であることを特徴とする請求項1に記載の構成体
  3. アクセスポート部材(11,11a,11b)は、アクセスポート部材(11,11a,11b)の開放位置において粒子収容装置(10,10a,10b)の外側面を成し且つ粒子排出部(3)に当接可能である上面を備えている請求項2に記載の構成体
  4. アクセスポート部材(11,11a,11b)の上面にシャッター部材(12,12a,12b)が配置されている請求項2または3に記載の構成体
  5. 粒子収容空間部(14,14a,14b)を形成するバッグ(17,17a,17b)および/または容器をさらに有し、当該バッグ(17,17a,17b)および/または容器は、アクセスポート部材(11,11a,11b)に固定され、アクセスポート部材(11,11a,11b)と一緒にシャッター部材(12,12a,12b)に対して移動可能である請求項2から4のいずれか一項に記載の構成体
  6. シャッター部材(12,12a,12b)は、粒子排出部(3)に当接可能なアクセスポート部材の上面を、アクセスポート部材が閉鎖位置にあるときに完全に覆うことを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の構成体
  7. 前記粒子収容装置(10)は、第一の粒子収容装置(10a)であり、
    第二のシャッター部材(12b)及び第二のアクセスポート部材(11b)を備えた第二の粒子収容装置(10b)をさらに有し、第二のアクセスポート部材(11b)が第二のアクセスポート部材開口部(15b)を有し、第二のアクセスポート部材(11b)は、開放位置または閉鎖位置に選択的に移動でき、第二のアクセスポート部材開口部(15b)は、閉鎖位置において第二のシャッター部材(12b)によって閉鎖されている請求項からのいずれか一項に記載の構成体(40)。
  8. 第一のアクセスポート部材(11a)と第二のアクセスポート部材(11b)が一緒になってユニットとして第一の体勢または第二の体勢に選択的に移行でき、第一の体勢において第一のアクセスポート部材(11a)が開放位置にあり且つ第二のアクセスポート部材(11b)が閉鎖位置にあり、第二の体勢において第一のアクセスポート部材(11a)が閉鎖位置にあり且つ第二のアクセスポート部材(11b)が開放位置にある請求項に記載の構成体(40)。
  9. 第一の体勢、第二の体勢および第一の体勢と第二の体勢の間の全ての体勢において、粒子収容装置(10a,10b)の粒子収容空間部(14a,14b)と、粒子排出部(3)の粒子排出部内部空間部(9)とが、周囲に対して閉鎖されていることを特徴とする請求項に記載の構成体(40)。
  10. 粒子排出部(3)は、粒子排出部開口部(4)から隔てられたシャッター部材収容部(6a,6b)を有し、シャッター部材(12a,12b)は、完全にシャッター部材収容部(6a,6b)内にある請求項からのいずれか一項に記載の構成体(40)。
  11. 構成体(40)がブロック機構を有し、当該ブロック機構は、粒子収容装置(10a,10b)を閉鎖位置とは別の位置において粒子排出部(3)から取り外せないようにする請求項から10のいずれか一項に記載の構成体(40)。
  12. 構成体(40)がロック機構を有し、当該ロック機構は、粒子収容装置(10a,10b)が粒子排出部(3)に取り付けられているかどうかに応じて、シャッター部材(12a,12b)をアクセスポート部材(11a,11b)に対してロックし、ロック機構は、粒子収容装置(10a,10b)が粒子排出部(3)から取り外されている状態において、アクセスポート部材(11a,11b)を閉鎖位置においてロックし、粒子収容装置(10a,10b)が粒子排出部(3)に取り付けられている状態において、アクセスポート部材(11a,11b)のロックを解除し、アクセスポート部材が開放位置に移動できるようにする請求項から11のいずれか一項に記載の構成体(40)。
  13. 請求項から12のいずれか一項に記載の構成体(30,40)を動作させる方法であって:
    -粒子収容装置(10,10a,10b)を粒子排出部(3)に取り付けることにより前記構成体(30,40)を用意し、このときアクセスポート部材(11,11a,11b)が閉鎖位置にあり、
    -アクセスポート部材(11,11a,11b)を開放位置に移動させ、
    -粒子収容空間部(4,4a,4b)内に粒子を送り込み、
    -アクセスポート部材(11,11a,11b)を閉鎖位置に移動させ、このとき粒子収容空間部(14,14a,14b)が周囲に対して閉鎖されたままとなり、
    -粒子収容装置(10,10a,10b)を粒子排出部(3)から取り外し、このとき粒子収容空間部(14,14a,14b)が周囲に対して閉鎖されている
    ステップを有する方法。
  14. 請求項からのいずれか一項に記載の構成体(40)を動作させる方法であって:
    -第一の粒子収容装置(10a)を粒子排出部(3)に取り付けることにより前記構成体(30,40)を用意し、このとき第一のアクセスポート部材(11a)が閉鎖位置にあり、
    -第一のアクセスポート部材(11a)を開放位置に移動させ、
    -第一の粒子収容空間部(14a)内に粒子を送り込み、
    -第二の粒子収容装置(10b)を粒子排出部(3)に取り付け、このとき第二のアクセスポート部材(11b)が閉鎖位置にあり、
    -第一のアクセスポート部材(11a)を閉鎖位置に、第二のアクセスポート部材(11b)を開放位置に一緒に移動させ、このときこれらの粒子収容空間部(14a,14b)が周囲に対して閉鎖されており、
    -第一の粒子収容装置(10a)を粒子排出部(3)から取り外し、このとき第一の粒子収容空間部(14a)が周囲に対して閉鎖されたままである
    ステップを有する方法。
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