JP7162958B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents
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Description
原稿が搬送される搬送路と、
前記搬送路に沿って前記原稿を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を制御する搬送手段制御部と、
前記搬送路に向かって光を照射する光源と、
前記光源から照射されて、前記原稿の表面で反射した光によって前記搬送路を搬送される原稿表面を撮像することで前記原稿の移動量を検出する移動量検出素子と、
前記移動量検出素子へ光を集光させる集光レンズと、
前記移動量検出素子に対し前記搬送手段による搬送方向の上流側または対向する位置に配置され、前記搬送手段によって搬送される前記原稿を前記搬送路の端面に押し付ける原稿押圧部と、を備え、
前記集光レンズにおける前記搬送路側の焦点である前側焦点が、前記集光レンズと前記搬送路との間に位置し、
前記移動量検出素子における撮像範囲においては、前記搬送路が前記集光レンズの被写界深度内に配置され、
前記移動量検出素子が前記原稿押圧部によって前記搬送路の前記端面に向けて押し付けられた状態の前記原稿の画像情報を取得することで検出した移動量を用いて、前記原稿の搬送状態を検出することを特徴とする。
前記搬送手段制御部は、前記搬送手段による搬送を低速モードに設定することが好ましい。
前記原稿検知手段によって前記原稿が到達したことを検知すると、前記移動量検出素子による前記原稿の移動量の検出を有効とすることが好ましい。
まず、本発明の第1の実施形態に係る原稿搬送装置について説明する。原稿搬送装置200は、原稿の画像を読み取る画像読取装置(スキャナ等)や、原稿に対して印刷を行う印刷装置(プリンター等)、あるいはこれらを組み合わせた複合機などの原稿搬送系を持つ装置に適用可能であり、本実施形態では、画像読取装置へ適用した例として説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る原稿搬送装置(画像読取装置)の構成を概略的に示す部分断面図であり、図2は、図1の原稿搬送装置の主要部の構成を概略的に示す模式図である。
搬送モータ10は、原稿分離後のシートを画像読取センサ14、15によってシートの画像の読み取りが行われる画像読取位置まで搬送し、更に排出位置まで搬送するため、その他のローラ(原稿搬送部)も駆動する。また、搬送モータ10は、シートの読み取りに最適な速度や、シートの解像度等の設定に応じてシートの搬送速度を変更できるよう各ローラを駆動する。ニップ隙間調整モータ11は、給送ローラ6と分離ローラ7との隙間、或いは分離ローラ7に対してシートを介して給送ローラ6が圧接する圧接力を調整する。これにより、シートの厚みに適合した隙間、或いは圧接力が調整され、シートを分離して給送することができる。
レジスト前センサ32は、レジストローラ対17、18の上流側に配設され、搬送されるシートを検知する。レジスト後センサ33は、レジストローラ対17、18の下流側に配設され、搬送されるシートを検知する。シートの搬送については、シート積載台1上に配置されたシート束をピックアップローラ4にてシート束上面から順にピックアップし、給送ローラ6と、分離ローラ7領域までシートを搬送し、そこで給送ローラ6と分離ローラ7のニップ圧によってシートを1枚に分離し搬送路に取り込んでいく。
次に、原稿搬送装置200の制御系の構成について説明する。図3は、原稿搬送装置200の制御系のブロック図及び原稿搬送装置200に接続されたPC(パソコン)400のブロック図である。原稿搬送装置200は、制御部310を備える。制御部310は、CPU311と、ROM312と、RAM313と、入出力I/F(インターフェース)314と、通信I/F(インターフェース)315と、を備える。通信I/F315には、PC400が接続可能であり、これによりCPU311はPC400と通信可能である。通信I/F315は、ネットワークに接続するためのインターフェースであってもよい。
本実施形態においては光学センサ111を移動量検出素子として用いて、搬送されるシートの画像を取得しその画像情報に基づいて変位量(移動量)を検出することで、検出した変位量情報からシートの状態を判断することが可能となっている。
は、撮像範囲にはシートのみが含まれることとなる。以下の光学センサ111の説明において、特に断りがない場合には基本的に撮像範囲内のことを示す。
図4(b)を用いて詳細を説明すると、光学センサ111によりエリアイメージを取得して、A/D変換部でデジタル信号に変換して得られた画像を、状態検知手段333にて順次比較しながら撮像対象物(本実施形態の場合、原稿)の移動量または移動方向を検知する。
図5に光学センサ111から得られる画像に対して信号処理を実行した画像の概略図を示す。ある時刻(t=0とする)に撮像された画像に対して、特徴点として抽出した点を黒マスで表わす。ここでは例として1マス=1画素(つまり、光学センサ111の画素数は23x23=529マス)としているが、複数の画素の平均値または特定の演算を行った後に代表して1マスを形成してもよい。図5の例では、上に4マス、右に2マス移動したと判定される。
図8を用いて光学センサの特性について説明する。図8(a)に示すように、本実施形態で用いる光学センサは、一般的に光学センサの前側焦点距離より離れた位置で、かつ、被写界深度の範囲内に、撮像対象である原稿の上面が入っているときは(図8(b)配置A)、光学センサの被写界深度の範囲外に撮像対象の原稿上面が位置している時(図8(b)配置B)に比べて撮像対象である原稿の搬送方向における移動速度がより速い領域まで追従できる特性になっている。
以下では、光学センサの画像取得間隔時間Tを用いて説明するが、これまで説明したことと同義であり、変位量取得間隔時間Tと読み換えて構わない。画像取得間隔時間Tに関しては、光学センサ111が画像を取得するのに要する時間が短ければ小さい値を持つ。具体的には、イメージセンサの画像読出しクロックが高速になればなるほど、イメージセンサから画像信号を読み出す為の時間が短くなる。または光学センサ111の画素数が小さければそれだけ画像信号を読み出す為の時間が短くなる。ただし、画素数が小さくなる場合は、前述の撮像エリアLの値に対しても影響を与える(小さくなる)。
図11は光学センサ111が配置された搬送路39の断面図を示しており、以下の説明で使用する上流側、下流側との表現は、原稿の搬送方向ないし取り込み方向を基準とする。本実施形態によれば、光学センサ111を基準として上流側に設置された上流側搬送ローラ117,118と、下流側に設置された下流側搬送ローラ120,121が光学センサ111を挟むように配置されている。
次に、トラッキング開始センサ37に関わる読取シーケンスについて記載する。トラッキング開始センサは、光学式の検知センサなどが原稿検知手段として用いられ、原稿が到達したことを検知可能となっている。図11に示す構成においては、上流側搬送ローラ117,118よりも上流側にトラッキング開始センサ37を設けている。図12のS120で搬送スタートした後に、トラッキング開始センサ37に搬送中の原稿が到達したか確認する。到達していない場合(S121→No)、原稿が到達するまで搬送を継続し、トラッキング開始センサ37の出力を確認し続ける。
図13は光学センサ111が配置された搬送路39の断面図を示しており、ここで使用する上流側、下流側とはシートの搬送方向ないし取り込み方向を基準とし、左右方向とは取り込み方向に対して直交する方向を示す。図13に示す本実施形態によれば、光学センサ111を基準として上流側に設置された上流側原稿押圧板127と、下流側に設置された下流側原稿押圧板128とが押さえ部材として光学センサ111を挟むように配置されており、搬送されるシートがそれぞれの押圧板によって搬送路の端面(図13においては下面)に押し付けられている。従って、上流側原稿押圧板127と下流側原稿押圧板128との間においては、シートが搬送路の端面に押し付けられてバタつきが減少した状態で光学センサ111による撮像を行うことができる。
4 ピックアップローラ
6 給送ローラ
14、15 画像読取センサ
17、18 レジストローラ
20、21、22、23 搬送ローラ
30 重送検知センサ
37 トラッキング開始センサ
39 搬送路
100 光学センサ基板
101 撮像素子
102 光源
103 集光レンズ
111 光学センサ
112 ケース体
127 上流側原稿押圧板
128 下流側原稿押圧板
130 原稿押圧板
227 左側原稿押圧板
228 右側原稿押圧板
Claims (5)
- 原稿が搬送される搬送路と、
前記搬送路に沿って前記原稿を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を制御する搬送手段制御部と、
前記搬送路に向かって光を照射する光源と、
前記光源から照射されて、前記原稿の表面で反射した光によって前記搬送路を搬送される原稿表面を撮像することで前記原稿の移動量を検出する移動量検出素子と、
前記移動量検出素子へ光を集光させる集光レンズと、
前記移動量検出素子に対し前記搬送手段による搬送方向の上流側または対向する位置に配置され、前記搬送手段によって搬送される前記原稿を前記搬送路の端面に押し付ける原稿押圧部と、を備え、
前記集光レンズにおける前記搬送路側の焦点である前側焦点が、前記集光レンズと前記搬送路との間に位置し、
前記移動量検出素子における撮像範囲においては、前記搬送路が前記集光レンズの被写界深度内に配置され、
前記移動量検出素子が前記原稿押圧部によって前記搬送路の前記端面に向けて押し付けられた状態の前記原稿の画像情報を取得することで検出した移動量を用いて、前記原稿の搬送状態を検出することを特徴とする原稿搬送装置。 - 前記移動量検出素子が検出した前記原稿の移動量に基づいて、前記原稿の斜行を判定することを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
- 前記光源の発光面と前記移動量検出素子の受光面とが前記原稿表面に対して対向する向きで設置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の原稿搬送装置。
- 前記搬送手段が搬送している前記原稿が、前記移動量検出素子による撮像範囲に到達するときに、
前記搬送手段制御部は、前記搬送手段による搬送を低速モードに設定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の原稿搬送装置。 - 前記移動量検出素子よりも搬送方向における上流側に配置され、前記原稿が到達したことを検知する原稿検知手段を有し、
前記原稿検知手段によって前記原稿が到達したことを検知すると、前記移動量検出素子による前記原稿の移動量の検出を有効とすることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の原稿搬送装置。
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JP2010030281A (ja) | 2008-06-27 | 2010-02-12 | Canon Inc | 搬送装置及び記録装置 |
JP2015015512A (ja) | 2013-07-03 | 2015-01-22 | コニカミノルタ株式会社 | 画像読取装置及び画像形成システム |
JP2018011154A (ja) | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 株式会社リコー | 画像読取装置及び画像形成装置 |
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