JP7162720B2 - 給餌装置 - Google Patents

Description

本発明は、ペット用餌機器部品の技術分野に関し、具体的には、二重餌撹拌パン給餌構造および給餌装置に関する。

ペット産業の継続的かつ急速な発展に伴い、ペット用餌マシン、ペット給餌機、その他のペット用餌機器が一般的に使用され、従来のペット給餌機の給餌装置は、給餌プロセス中に詰まる傾向があり、その通常使用に影響を及ぼし、このような状況に対応できるように、上下のブレードを回転させペット用餌を撹拌し、ペット用餌がスムーズに落下できる給餌ホッパーが開発され市販されているが、ペット給餌機の給餌プロセスをある程度改善したが、ペット用餌の１回給餌量を制御できず、使い勝手が悪くなる。

発明者は、従来技術を検討したところ少なくとも以下の技術的問題があることを見出した。

従来のペット給餌機の給餌装置は、下部ブレードにより餌詰まりをある程度防止できるが、給餌のプロセス中の１回給餌量を制御できず、使い勝手が悪くなる。
＜先行技術文献＞
特許文献１：中国公開１０７８７３５４６Ａ

本発明の目的の１つは、従来のペット用餌機の給餌装置は給餌効果が低く給餌量を制御できない技術的問題を解決するための二重餌撹拌パン給餌機構を提供することであり、本発明によって提供される様々な技術的解決策の好ましい技術的解決策による多くの技術的効果は以下の通りである（取付バーは取付溝の形状に合わせて、断面形状がＴ字形であり、容易に着脱できる上に、給餌ブレードの取付がより強固になり、位置決めブロックと位置決め溝の配合により、構造が簡単で、同期して回転する効果が顕著であり、接続ボルトが第１の接続穴および第２の接続穴を貫通して、上部餌撹拌パンと回転軸との接続がより強固になり、上部餌撹拌ブレードは円弧状のブレードであり、コラム部に対して傾斜して設けられ、スムーズに給餌でき、エンドカバーは第１の接続穴を塞いでペット用餌が誤って入るのを防ぐことができ、接続スリーブは上部餌撹拌ブレードと下部餌撹拌ブレードの間に嵌設され、下部餌撹拌ブレードが回転軸から離脱することを効果的に防止し、伝達装置は入力ギア、トランジションギアおよび出力ギアを含み、ギア伝達方式を採用し、伝達効率が高く、使用寿命が長い）。

上記の目的を達成するために、本発明は以下の技術的解決策を提供する。

本発明によって提供される二重餌撹拌パン給餌機構は、餌撹拌装置および駆動装置を含み、前記餌撹拌装置は、回転軸と、前記回転軸上に階層化された上部餌撹拌パンおよび下部餌撹拌パンを含み、前記回転軸の一端は前記上部餌撹拌パンに接続され、前記回転軸の他端は前記駆動装置に接続され、前記駆動装置は前記回転軸を回転させて前記上部餌撹拌パンおよび前記下部餌撹拌パンを同期して回転させ、前記上部餌撹拌パンは少なくとも１つの上部餌撹拌ブレードを含み、前記下部餌撹拌パンは少なくとも２つの下部餌撹拌ブレードを含み、前記下部餌撹拌ブレードの数が前記上部餌撹拌ブレードの数よりも多く、前記回転軸の外壁上に取付溝が設けられ、前記下部餌撹拌ブレードの縁部に取付バーが設けられ、前記取付バーが前記取付溝内に挿入される。

好ましくは、前記取付バーの形状は前記取付溝の形状に合わせて、断面Ｔ字形である。

好ましくは、前記回転軸の前記上部餌撹拌パンに接続された一端を接続端とし、前記接続端の外壁上に位置決めブロックが設けられ、前記上部餌撹拌パンの中央位置に取付穴が設けられ、前記取付穴の内壁上に位置決め溝が設けられ、前記接続端は前記取付穴内に配置され、前記位置決めブロックは前記位置決め溝内に配置され、前記餌撹拌装置はさらに接続ボルトを含み、前記上部餌撹拌パンの頂部に第１の接続穴が設けられ、前記第１の接続穴は前記取付穴と連通し、前記接続端の端面に第２の接続穴が設けられ、前記接続ボルトは前記第１の接続穴を貫通して前記第２の接続穴にねじ接続されて、前記上部餌撹拌パンと前記接続端を接続する。

好ましくは、前記上部餌撹拌パンはコラム部を含み、すべての前記上部餌撹拌ブレードは周方向に前記コラム部の外壁に配置され、前記取付穴および前記第１の接続穴はそれぞれ前記コラム部の２つの端面に対向して設けられ、前記上部餌撹拌ブレードは円弧状のブレードであり、すべての前記上部餌撹拌ブレードは前記コラム部に対して傾斜して設けられる。

好ましくは、前記餌撹拌装置はエンドカバーを含み、前記上部餌撹拌パンの頂部に係合溝が設けられ、前記第１の接続穴は前記係合溝内に配置され、前記エンドカバーは前記係合溝に係合される。

好ましくは、前記餌撹拌装置はさらに接続スリーブを含み、前記接続スリーブは前記回転軸に嵌設され前記上部餌撹拌ブレードと前記下部餌撹拌ブレードの間に位置する。

好ましくは、前記駆動装置は、動力装置および伝達装置を含み、前記伝達装置は入力ギア、トランジションギアおよび出力ギアを含み、前記入力ギア、前記トランジションギアおよび前記出力ギアは順次噛合され、前記入力ギアは前記動力装置の出力軸に接続され、前記出力ギアは前記回転軸に接続される。

本発明によって提供される二重餌撹拌パン給餌機構は少なくとも以下の有益な効果を有する。

前記二重餌撹拌パン給餌機構は餌撹拌装置および駆動装置を含み、前記駆動装置は前記餌撹拌装置に動力を提供・伝達し、前記餌撹拌装置が回転するとペット用餌を撹拌でき、ペット用餌の給餌を促進し、前記餌撹拌パン装置は回転軸と、前記回転軸に階層化された上部餌撹拌パンおよび下部餌撹拌パンを含み、前記回転軸の一端は前記上部餌撹拌パンに接続され、前記回転軸の他端は前記駆動装置に接続され、前記上部餌撹拌パンおよび前記下部餌撹拌パンは強固に取付され、回転軸と同期して回転でき、前記上部餌撹拌パンは少なくとも１つの上部餌撹拌ブレードを含み、前記下部餌撹拌パンは少なくとも２つの下部餌撹拌ブレードを含み、前記下部餌撹拌ブレードの数が前記上部餌撹拌ブレードの数よりも多く、使用中、上部餌撹拌パンおよび下部餌撹拌パンはそれぞれ連通する２つの容器体内に配置され、給餌時、回転する上部餌撹拌ブレードはペット用餌を撹拌し、ペット用餌が第１の容器体から滑り出る、滑り出たペット用餌が回転する下部餌撹拌ブレードの間に落下し、下部餌撹拌ブレードによって排出口から掃出し、この過程中、下部餌撹拌ブレードの数が上部餌撹拌ブレードの数よりも多いため、第１の容器体から滑り出たペット用餌を第２の容器体から複数回押し出し、給餌量を制御でき、前記回転軸の外壁上に取付溝が設けられ、前記下部餌撹拌ブレードの縁部に取付バーが設けられ、前記取付バーが取付溝内に挿入され、挿入方式により、実際の状況に応じた数の下部餌撹拌ブレードを選択でき、本発明は、階層化された上部餌撹拌パンおよび下部餌撹拌パンにより、ペット用餌の給餌を効果的に促進できるだけでなく、給餌量を制御でき、使いやすく、給餌効果が抜群である。

本発明の別の目的は、従来技術におけるペット用餌機の給餌装置は給餌量を制御できないため使い勝手が悪くなる技術的問題を解決するための給餌装置を提供することであり、本発明によって提供される様々な技術的解決策の好ましい技術的解決策による多くの技術的効果は以下の通りである（下部容器体はホッパー状であり、開口の径が上から下へ順次減少し、貯餌容器内のペット用餌が排出口の位置まで滑り出て、容易に給餌でき、トランジション容器の形状は円筒状であり、下部餌撹拌ブレードによってトランジションチャンバーを複数のトランジションユニットに均等に仕切ることにより、１回給餌量を制御できるだけでなく、毎回の給餌量もほぼ同じになる）。

上記の目的を達成するために、本発明は以下の技術的解決策を提供する。

本発明によって提供される給餌装置は、貯餌容器、トランジション容器および前記二重餌撹拌パン給餌機構を含み、前記貯餌容器は前記トランジション容器の上方に配置され、前記貯餌容器内に貯餌チャンバーが設けられ、前記トランジション容器上にトランジションチャンバーが設けられ、前記貯餌容器の底部に排出口が設けられ、前記貯餌チャンバーは前記排出口を介して前記トランジションチャンバーと連通し、前記トランジション容器の底部に前記トランジションチャンバーと連通して案内口が設けられ、前記上部餌撹拌パンは前記貯餌チャンバー内に配置され、前記貯餌チャンバー内のペット用餌を前記排出口から押し出し、前記下部餌撹拌パンは前記トランジションチャンバー内に配置され、すべての前記下部餌撹拌ブレードは、前記トランジションチャンバーを少なくとも２つのトランジションユニットに仕切り、前記排出口から押し出されたペット用餌が前記トランジションユニットに落下し、前記下部餌撹拌ブレードでプッシュされて前記案内口から押し出される。

好ましくは、前記貯餌容器は上部容器体および下部容器体を含み、前記下部容器体は前記上部容器体容器体の底部に配置され、前記上部容器体内の空洞と前記下部容器体内の空洞で囲まれて前記貯餌チャンバーを形成し、前記下部容器体はホッパー状であり、前記下部容器体の開口の径は前記上部容器体から離れる方向に順次減少し、前記排出口は前記下部容器体の底部に設けられ、前記上部餌撹拌パンは前記排出口に近い位置に配置される。

好ましくは、前記トランジションチャンバーの形状は円筒状であり、すべての前記下部餌撹拌ブレードは前記回転軸に対して周方向に均一に配置され、前記トランジションチャンバーを少なくとも２つの前記トランジションユニットに均等に仕切る。

本発明によって提供される給餌装置は少なくとも以下の有益な効果を有する。

前記給餌装置は貯餌容器、トランジション容器および二重餌撹拌パン給餌機構を含み、前記貯餌容器は前記トランジション容器の上方に配置され、前記貯餌容器はペット用餌を貯蔵し、前記二重餌撹拌パン給餌機構はペット用餌の給餌を行い、前記貯餌容器内に貯餌チャンバーが配置され、前記トランジション容器にトランジションチャンバーが配置され、前記貯餌容器の底部に排出口が設けられ、前記貯餌チャンバーは前記排出口を介して前記トランジションチャンバーと連通し、前記トランジション容器の底部に前記トランジションチャンバーと連通して案内口が設けられ、前記排出口、前記トランジションチャンバーおよび前記案内口によってペット用餌給餌用の給餌通路を形成し、前記上部餌撹拌パンは前記貯餌チャンバー内に配置され、前記貯餌チャンバー内のペット用餌を前記排出口から押し出し、前記下部餌撹拌パンは前記トランジションチャンバー内に配置され、前記下部餌撹拌パンは周方向に少なくとも２つの下部餌撹拌ブレードが設けられ、すべての前記下部餌撹拌ブレードは前記トランジションチャンバーを少なくとも２つのトランジションユニットに仕切り、前記排出口から押し出されたペット用餌が前記トランジションユニットに落下し、前記下部餌撹拌ブレードでプッシュされ前記案内口から押し出され、前記トランジションユニットは前記排出口から排出されたペット用餌を複数回排出でき、本発明は二重餌撹拌パン給餌機構と給餌通路の協力により、ペット用餌の給餌を効果的に実現でき、上部餌撹拌パンおよび下部餌撹拌パンの２階段給餌により、給餌プロセスがよりスムーズになる同時に、下部餌撹拌パンとトランジションユニットの協力により、１回給餌量を効果的に制御できる。

本発明の実施例または従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下に、実施例または従来技術の説明に使用する必要のある図面を簡単に説明するが、以下の図面は本発明のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な労働をすることなくこれらの図面に基づいて他の図面を得ることができるのは明らかである。
本発明の二重餌撹拌パン給餌構造の構造模式図である。 本発明の駆動装置の構造模式図である。 本発明の餌撹拌パン装置の構造分解図である。 本発明の上部餌撹拌パンの構造模式図である。 本発明の下部餌撹拌パンおよび回転軸の構造模式図である。 本発明の給餌装置の構造模式図である。 本発明の駆動装置とトランジション容器の接続構造の模式図である。 本発明の貯餌容器の構造模式図である。 本発明トランジション容器の構造模式図である。

本発明の目的、技術的解決策および利点をより明確にするために、以下に、本発明の技術的解決策を詳細に説明する。もちろん、説明される実施例は本発明の一部の実施例に過ぎず、すべての実施例ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者は創造的な労働をせずに得られたすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲に含まれる。

実施例１：
本発明は二重餌撹拌パン給餌機構を提供し、図１～図５に示すように、二重餌撹拌パン給餌機構３は餌撹拌装置および駆動装置を含み、前記餌撹拌装置は回転軸３２２と、回転軸３２２に階層化された上部餌撹拌パン３１および下部餌撹拌パン３２を含み、回転軸３２２の一端が上部餌撹拌パン３１に接続され、回転軸３２２の他端が前記駆動装置に接続され、前記駆動装置は回転軸３２２を回転させ上部餌撹拌パン３１および下部餌撹拌パン３２を同期して回転させ、上部餌撹拌パン３１および下部餌撹拌パン３２はそれぞれペット用餌機の連通する２つの容器体内に配置され、上部餌撹拌パン３１は少なくとも１つの上部餌撹拌ブレード３１１を含み、下部餌撹拌パン３２は少なくとも２つの下部餌撹拌ブレード３２１を含み、下部餌撹拌ブレード３２１の数が上部餌撹拌ブレード３１１の数よりも多く、回転軸３２２の外壁上に取付溝３２２３が設けられ、下部餌撹拌ブレード３２１の縁部に取付バー３２１１が設けられ、取付バー３２１１が取付溝３２２３内に挿入される。

使用するとき、前記駆動装置は上部餌撹拌パン３１および下部餌撹拌パン３２を同期して回転させ、回転する上部餌撹拌ブレード３１１はペット用餌を上側の容器体から下側の容器体内にプッシュし、回転する下部餌撹拌ブレード３２１はペット用餌を順次下側の容器体から複数回押し出し、数の異なる下部餌撹拌ブレード３２１はペット用餌を複数回分けて、排出量を制御する。本発明は同期して回転する上部餌撹拌パン３１および下部餌撹拌パン３２により、給餌効果を効果的に高めるだけでなく、１回給餌量を制御でき、使いやすく、給餌効果抜群である。

代替の実施形態として、図５に示すように、回転軸３２２の外壁に複数の取付溝３２２３が均一に設けられ、実際の状況に応じた数の下部餌撹拌ブレード３２１を選択し１回給餌量を制御し、好ましくは、取付溝３２２３の数は６つであり、下部餌撹拌ブレード３２１の数は取付溝３２２３の数と同じである。

取付バー３２１１の形状は取付溝３２２３の形状に合わせて、断面Ｔ字形である。

代替の実施形態として、図３～図５に示すように、回転軸３２２の上部餌撹拌パン３１に接続された一端を接続端３２２１とし、接続端３２２１の外壁上に位置決めブロック３２２４が設けられ、位置決めブロック３２２４の数は３つであり、３つの位置決めブロック３２２４は接続端３２２１の外壁に均一に設けられ、上部餌撹拌パン３１の中央位置に取付穴３１２１が設けられ、取付穴３１２１の内壁に位置決め溝３１２２が設けられ、位置決め溝３１２２の数は位置決めブロック３２２４の数と同じであり、接続端３２２１は取付穴３１２１内に配置され、位置決めブロック３２２４は対応する位置決め溝３１２２内に配置される。

前記餌撹拌装置はさらに接続ボルト３６を含み、上部餌撹拌パン３１の頂部に第１の接続穴が設けられ、第１の接続穴は取付穴３１２１と連通し、接続端３２２１の端面に第２の接続穴が設けられ、接続ボルト３６は前記第１の接続穴を貫通して前記第２の接続穴にねじ接続されて上部餌撹拌パン３１と接続端３２２１を接続する。

代替の実施形態として、上部餌撹拌パン３１はコラム部３１２を含み、すべての上部餌撹拌ブレード３１１は周方向にコラム部３１２の外壁に配置され、取付穴３１２１および前記第１の接続穴はそれぞれコラム部３１２の２つの端面に対向して設けられ、取付穴３１２１はコラム部３１２の底面に設けられ、前記第１の接続穴はコラム部３１２の頂面に設けられる。

上部餌撹拌ブレード３１１は円弧状のブレードであり、すべての上部餌撹拌ブレード３１１はコラム部３１２に対して傾斜して設けられ、上部餌撹拌ブレード３１１の傾斜方向はコラム部３１２の回転方向とは逆であり、上部餌撹拌ブレード３１１はプロペラ型ブレードであり、給餌中の詰まりや分散を効果的に回避し、給餌プロセスがよりスムーズになる。

代替の実施形態として、前記餌撹拌装置はエンドカバー３７を含み、上部餌撹拌パン３１の頂部に係合溝が設けられ、前記第１の接続穴は前記係合溝内に設けられ、エンドカバー３７は前記係合溝に係合され、エンドカバー３７の頂面は、容易に給餌のために円弧面である。

代替の実施形態として、前記餌撹拌装置はさらに接続スリーブ３５を含み、前記接続スリーブ３５は前記回転軸３２２に嵌設され前記上部餌撹拌ブレード３１１と前記下部餌撹拌ブレード３２１の間に位置する。

図５に示すように、回転軸３２２は、下から上へ順次配置された第１の領域、第２の領域および第３の領域を含み、前記第１の領域、前記第２の領域および前記第３の領域の直径が順次減少し、回転軸３２２は段階状になり、取付溝３２２３は前記第１の領域に設けられ、前記第３の領域の頂端を接続端３２２１とし、前記第２の領域の外壁に垂直に複数の接続バーが均一に設けられ、前記接続バーの前記第２の領域から離れる外側面は円弧面であり、すべての前記接続バーの外側面によって接続スリーブ３５の内壁サイズに合わせる取付面を形成し、前記第２の領域は取付領域３２２５を形成し、接続スリーブ３５は取付領域３２２５に嵌設され内壁が前記取付面に密着し、接続スリーブ３５の底部にフランジが設けられ、前記フランジの直径は前記第１の領域の直径以上であり、下部餌撹拌ブレード３２１が取付溝３２２３から離脱することを効果的に防止する。

代替の実施形態として、前記駆動装置は、動力装置３４および伝達装置３３を含み、動力装置３４はモータであり、伝達装置３３は入力ギア３３１、トランジションギア３３２および出力ギア３３３を含み、入力ギア３３１、トランジションギア３３２および出力ギア３３３は順次噛合され、入力ギア３３１は動力装置３４の出力軸に接続され、出力ギア３３３は前記回転軸３２２に接続される。

代替の実施形態として、回転軸３２２の出力ギア３３３に接続された一端を入力端３２２２とし、出力ギア３３３の中央位置に第１の固定溝が設けられ、入力端３２２２は前記第１の固定溝内に配置され、前記第１の固定溝の形状は入力端３２２２の形状に合わせて、丸い長方形である。

入力ギア３３１の中央位置に第２の固定溝が設けられ、動力装置３４の出力軸３４１は前記第２の固定溝内に配置され、前記第２の固定溝の形状は出力軸３４１の形状に合わせて、丸い長方形である。

実施例２：
実施例１に基づく実施例２では、図６～図９に示すように、本発明は給餌装置を提供し、前記給餌装置は貯餌容器１、トランジション容器２および二重餌撹拌パン給餌機構３を含み、貯餌容器１はトランジション容器２の上方に配置され、貯餌容器１内に貯餌チャンバー１１が配置され、トランジション容器２にトランジションチャンバー２１が配置され、貯餌容器１の底部に排出口１３１が設けられ、貯餌チャンバー１１は排出口１３１を介してトランジションチャンバー２１に連通し、トランジション容器２の底部にトランジションチャンバー２１と連通して案内口２１１が設けられ、排出口１３１、トランジションチャンバー２１および案内口２１１によってペット用餌給餌用の給餌通路を形成し、上部餌撹拌パン３１は貯餌チャンバー１１内に配置され、貯餌チャンバー１１内のペット用餌を排出口１３１から押し出し、下部餌撹拌パン３２はトランジションチャンバー２１内に配置され、すべての下部餌撹拌ブレード３２１はトランジションチャンバー２１を少なくとも２つのトランジションユニットに仕切り、排出口１３１から押し出されたペット用餌が前記トランジションユニットに落下し、下部餌撹拌ブレード３２１でプッシュされ案内口２１１から押し出される。

使用するとき、上部餌撹拌パン３１が回転し、貯餌チャンバー１１内のペット用餌が上部餌撹拌パン３１によって、排出口１３１から滑り出て、滑り出たペット用餌がちょうど前記トランジションユニットに落下し、下部餌撹拌パン３２が回転して前記トランジションユニット内のペット用餌を案内口２１１の位置までプッシュし、ペット用餌が案内口２１１から排出され、本発明は、前記給餌通路と二重餌撹拌パン給餌機構３の協力により、ペット用餌の自動給餌を実現でき、上部餌撹拌パン３１と下部餌撹拌パン３２の協力により、よりスムーズに給餌できるとともに、下部餌撹拌ブレード３２１および前記トランジションユニットによって、１回給餌量を効果的に制御でき、効果が抜群である。

代替の実施形態として、図８に示すように、貯餌容器１は上部容器体１２および下部容器体１３を含み、下部容器体１３は上部容器体１２の底部に配置され、上部容器体１２内の空洞と下部容器体１３内の空洞で囲まれて貯餌チャンバー１１を形成する。下部容器体１３はホッパー状であり、下部容器体１３の開口の径が上部容器体１２から離れる方向に順次減少し、排出口１３１は下部容器体１３の底部に設けられ、下部容器体１３の底部に接続穴１３２が連通して設けられる。接続端３２２１は接続穴１３２を介して上部餌撹拌パン３１に伝達接続され、上部餌撹拌パン３１は排出口１３１に近い位置に配置され、上部容器体容器体１２の断面形状は丸い長方形であり、下部容器体１３の断面形状は丸い長方形であり、全体ホッパー状の下部容器体１３により、ペット用餌がスムーズに排出口１３１の近くまでスライドし、容易に給餌できる。

代替の実施形態として、トランジションチャンバー２１の形状は円筒状であり、すべての下部餌撹拌ブレード３２１は回転軸３２２に対して周方向に均一に配置され、トランジションチャンバー２１を少なくとも２つの前記トランジションユニットに仕切る。

代替の実施形態として、図２、図７および図９に示すように、トランジション容器２に取付部および取付チャンバー２２が設けられ、動力装置３４の一端は取付チャンバー２２内に配置され、動力装置３４の他端は出力軸３４１を介して入力ギア３３１に伝達接続され、トランジションギア３３２は前記取付部に配置され、回転軸３２２の入力端３２２２はトランジションチャンバー２１を貫通して出力ギア３３３に接続され、トランジション容器２の底部にトランジションチャンバー２１と連通して固定穴２１２が設けられ、入力端３２２２は固定穴２１２を貫通して出力ギア３３３に接続される。

代替の実施形態として、図２に示すように、トランジション容器２の下方にケーシング４が着脱可能に接続され、動力装置３４の出力軸３４１および伝達装置３３はすべてケーシング４内に配置され、ケーシング４内に車軸３３５が配置され、トランジションギア３３２は車軸３３５に嵌設され車軸３３５に対して回転でき、ケーシング４の底部に貫通穴が設けられ、出力軸３４１は前記貫通穴を貫通して接続片３３４に接続され、出力軸３４１、入力ギア３３１および接続片３３４は前記貫通穴に対して同期して回転する。

以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明の保護範囲はこれに限定されなく、当業者であれば、本発明が開示した技術的範囲内で、容易に想到した変更や置換は、すべて本発明の保護範囲に含まれる。したがって、本発明の保護範囲は、前記特許請求の範囲の保護範囲によって示されるべきである。

Claims (7)

1. 給餌装置であって、
   貯餌容器（１）、トランジション容器（２）および二重餌撹拌回転体給餌機構（３）を含み、前記貯餌容器（１）は前記トランジション容器（２）の上方に配置され、
   前記貯餌容器（１）内に貯餌チャンバー（１１）が配置され、前記トランジション容器（２）上にトランジションチャンバー（２１）が配置され、前記貯餌容器（１）の底部に排出口（１３１）が設けられ、前記貯餌チャンバー（１１）は前記排出口（１３１）を介して前記トランジションチャンバー（２１）と連通し、前記トランジション容器（２）の底部に前記トランジションチャンバー（２１）と連通する案内口（２１１）が設けられ、
   前記二重餌撹拌回転体給餌機構（３）は、
   餌撹拌装置および駆動装置を含み、
   前記餌撹拌装置は、回転軸（３２２）と、前記回転軸（３２２）上に階層化された上部餌撹拌回転体（３１）および下部餌撹拌回転体（３２）を含み、前記回転軸（３２２）の一端が前記上部餌撹拌回転体（３１）に接続され、前記回転軸（３２２）の他端が前記駆動装置に接続され、前記駆動装置は前記回転軸（３２２）を駆動して回転させ、前記上部餌撹拌回転体（３１）および前記下部餌撹拌回転体（３２）を同期して回転させ、
   前記上部餌撹拌回転体（３１）は、少なくとも１つの上部餌撹拌ブレード（３１１）を含み、前記下部餌撹拌回転体（３２）は少なくとも２つの下部餌撹拌ブレード（３２１）を含み、前記下部餌撹拌ブレード（３２１）の数が前記上部餌撹拌ブレード（３１１）の数よりも多く、前記回転軸（３２２）の外壁上に取付溝（３２２３）が設けられ、前記下部餌撹拌ブレード（３２１）の縁部に取付バー（３２１１）が設けられ、前記取付バー（３２１１）が前記取付溝（３２２３）内に挿入され、
   前記取付バー（３２１１）の形状が前記取付溝（３２２３）の形状に合わせて、断面Ｔ字形であり、
   前記餌撹拌装置は、さらに接続スリーブ（３５）を含み、前記接続スリーブ（３５）は前記回転軸（３２２）上に嵌設され前記上部餌撹拌ブレード（３１１）と前記下部餌撹拌ブレード（３２１）の間に位置し、
   前記上部餌撹拌回転体（３１）は前記貯餌チャンバー（１１）内に配置され、前記貯餌チャンバー（１１）内のペット用餌を前記排出口（１３１）を介して押出することができ、
   前記下部餌撹拌回転体（３２）は前記トランジションチャンバー（２１）内に配置され、すべての前記下部餌撹拌ブレード（３２１）によって前記トランジションチャンバー（２１）を少なくとも２つのトランジションユニットに仕切り、前記排出口（１３１）で押出されたペット用餌が前記トランジションユニット内に落下し、前記下部餌撹拌ブレード（３２１）でプッシュされて前記案内口（２１１）から押出され、
   前記排出口（１３１）、前記トランジションチャンバー（２１）及び前記案内口（２１１）によって、ペット用餌の給餌通路が形成され、
   前記下部餌撹拌ブレード（３２１）の前記取付バー（３２１１）は、取り付け取り外し可能に、前記回転軸（３２２）の前記取付溝（３２２３）に挿入されており、
   一つの前記トランジションユニットは隣合う前記下部餌撹拌ブレード（３２１）によって形成されるものであり、
   前記取付溝（３２２３）に挿入される前記下部餌撹拌ブレード（３２１）の枚数を選択することにより、形成される前記トランジションユニットの個数を前記上部餌撹拌ブレード（３１１）の個数よりも多くなるように選択可能であり、
   形成される前記トランジションユニットの個数によって、一つの前記トランジションユニットに分配されるペット用餌の分配量を設定し、前記案内口（２１１）から押出されるペット用餌の給餌量を制御する
   ことを特徴とする給餌装置。
2. 前記回転軸（３２２）の前記上部餌撹拌回転体（３１）に接続された一端を接続端（３２２１）とし、前記接続端（３２２１）の外壁上に位置決めブロック（３２２４）が設けられ、前記上部餌撹拌回転体（３１）の中央位置に取付穴（３１２１）が設けられ、前記取付穴（３１２１）の内壁上に位置決め溝（３１２２）が設けられ、前記接続端（３２２１）が前記取付穴（３１２１）内に配置され、前記位置決めブロック（３２２４）が前記位置決め溝（３１２２）内に配置され、
   前記餌撹拌装置は、さらに接続ボルト（３６）を含み、前記上部餌撹拌回転体（３１）の頂部に第１の接続穴が設けられ、前記第１の接続穴が前記取付穴（３１２１）と連通し、前記接続端（３２２１）の端面に第２の接続穴が設けられ、前記接続ボルト（３６）が前記第１の接続穴を貫通して前記第２の接続穴にねじ接続されて、前記上部餌撹拌回転体（３１）と前記接続端（３２２１）を接続する、ことを特徴とする請求項１に記載の給餌装置。
3. 前記上部餌撹拌回転体（３１）はコラム部（３１２）を含み、
   すべての前記上部餌撹拌ブレード（３１１）は周方向に前記コラム部（３１２）の外壁上に配置され、前記取付穴（３１２１）および前記第１の接続穴はそれぞれ前記コラム部（３１２）の２つの端面に対向して設けられ、
   前記上部餌撹拌ブレード（３１１）は円弧状のブレードであり、すべての前記上部餌撹拌ブレード（３１１）は前記コラム部（３１２）に対して傾斜して設けられる、ことを特徴とする請求項２に記載の給餌装置。
4. 前記餌撹拌装置は、エンドカバー（３７）を含み、前記上部餌撹拌回転体（３１）の頂部に係合溝が設けられ、前記第１の接続穴が前記係合溝内に設けられ、前記エンドカバー（３７）が前記係合溝に係合される、ことを特徴とする請求項３に記載の給餌装置。
5. 前記駆動装置は動力装置（３４）および伝達装置（３３）を含み、前記伝達装置（３３）は入力ギア（３３１）、トランジションギア（３３２）および出力ギア（３３３）を含み、
   前記入力ギア（３３１）、前記トランジションギア（３３２）および前記出力ギア（３３３）は順次噛合され、
   前記入力ギア（３３１）は前記動力装置（３４）の出力軸（３４１）に接続され、
   前記出力ギア（３３３）は前記回転軸（３２２）に接続される、ことを特徴とする請求項１に記載の給餌装置。
6. 前記貯餌容器（１）は、上部容器体（１２）および下部容器体（１３）を含み、
   前記下部容器体（１３）は前記上部容器体（１２）の底部に配置され、前記上部容器体（１２）内の空洞と前記下部容器体（１３）内の空洞で囲まれて前記貯餌チャンバー（１１）を形成し、
   前記下部容器体（１３）はホッパー状であり、前記下部容器体（１３）の開口の径が前記上部容器体（１２）から離れる方向に順次減少し、
   前記排出口（１３１）は前記下部容器体（１３）の底部に設けられ、前記上部餌撹拌回転体（３１）は前記排出口（１３１）に近い位置に配置される、ことを特徴とする請求項１に記載の給餌装置。
7. 前記トランジションチャンバー（２１）の形状は円筒状であり、すべての前記下部餌撹拌ブレード（３２１）は、前記回転軸（３２２）の周方向に対して均一に配置され、前記トランジションチャンバー（２１）を少なくとも２つの前記トランジションユニットに均等に仕切る、ことを特徴とする請求項６に記載の給餌装置。

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