JP7162381B1 - マッチングシステム、マッチング方法及びプログラム - Google Patents

マッチングシステム、マッチング方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適切に求職者の属性を区分して、この区分した属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングする。【解決手段】求職者の属性に基づいて、雇用者と当該求職者とをマッチングするマッチングシステムは、求人に必要な情報である求人情報及び求職者に関する情報である求職者情報を取得し、取得した前記求人情報及び求職者情報を登録し、登録した前記求人情報及び求職者情報に基づいて、前記求職者の職歴毎に、当該求職者の属性を、当該求人情報における勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗の同系列の他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者に区分し、区分した前記職歴毎の属性に基づいて、前記勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、前記他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者の順に、前記求職者に優先順位を設定し、設定した優先順位に基づいて、前記求人情報を所定の時間差で前記求職者毎に提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、雇用者と求職者とをマッチングする求人マッチングに有効な技術に関する。
近年、雇用者と求職者とをマッチングする求人マッチングに関する技術が注目されている。
例えば、特許文献1では、求職者が持っている種々の技術面及び精神面の能力レベルと、求人者がそれらの能力に対して要求するレベルとのマッチングを適切に判定する技術が開示されている。
また、他には、特許文献2では、求職希望者一覧と、求人企業一覧とを同時に絞り込んでいくことにより、互いに条件がマッチングする求職希望者と、求人企業とを同一画面上において一目で視認できるようにする技術が開示されている。
特開2011-013983号公報 特開2006-228038号公報
このような求人マッチングにおいて、雇用者の視点ではその求人に適した求職者が不足している問題が有る。そして、求職者には様々な属性を持つものが存在しているため、適切にその求人に適した求職者をフィルタするのが難しい。
そのため、適切に求職者の属性を区分して、この区分した属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングする技術が求められている。
しかしながら、特許文献1及び2の技術では、適切に求職者の属性を区分して、この区分した属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングすることが出来なかった。
発明者らは、適切に求職者の属性を区分して、この区分した属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングすることが可能なマッチングシステム、マッチング方法及びプログラムが必要であることに着目した。
そこで、本発明は、適切に求職者の属性を区分して、この区分した属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングすることが可能なマッチングシステム、マッチング方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、求職者の属性に基づいて、雇用者と当該求職者とをマッチングするマッチングシステムであって、
求人に必要な情報である求人情報及び求職者に関する情報である求職者情報を取得する取得部と、
取得した前記求人情報及び求職者情報を登録する登録部と、
登録した前記求人情報及び求職者情報に基づいて、前記求職者の職歴毎に、当該求職者の属性を、当該求人情報における勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗の同系列の他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者に区分する属性区分部と、
区分した前記職歴毎の属性に基づいて、前記勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、前記他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者の順に、前記求職者に優先順位を設定する設定部と、
設定した優先順位に基づいて、前記求人情報を所定の時間差で前記求職者毎に提供する提供部と、
を備えるマッチングシステムを提供する。
本発明によれば、求職者の属性に基づいて、雇用者と当該求職者とをマッチングするマッチングシステムは、求人に必要な情報である求人情報及び求職者に関する情報である求職者情報を取得し、取得した前記求人情報及び求職者情報を登録し、登録した前記求人情報及び求職者情報に基づいて、前記求職者の職歴毎に、当該求職者の属性を、当該求人情報における勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗の同系列の他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者に区分し、区分した前記職歴毎の属性に基づいて、前記勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、前記他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者の順に、前記求職者に優先順位を設定し、設定した優先順位に基づいて、前記求人情報を所定の時間差で前記求職者毎に提供する。
本発明は、システムのカテゴリであるが、方法及びプログラムであっても同様の作用、効果を奏する。
本発明によれば、適切に求職者の属性を区分して、この区分した属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングすることが可能となる。
マッチングシステム1の概要を説明する図である。 マッチングシステム1の機能構成を示す図である。 マッチングシステム1が実行する登録処理のフローチャートを示す図である。 マッチングシステム1が実行する設定処理のフローチャートを示す図である。 マッチングシステム1が実行する提供処理のフローチャートを示す図である。 マッチングシステム1が実行する求職者情報変更処理のフローチャートを示す図である。 マッチングシステム1が実行する優先順位変更処理のフローチャートを示す図である。 マッチングシステム1が実行する時間差変更処理のフローチャートを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以降の図においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号または符号を付している。
[基本概念/基本構成]
図1は、マッチングシステム1の概要を説明するための図である。マッチングシステム1は、少なくともコンピュータ10を含み、求職者の属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングする求人マッチングを行うシステムである。本実施形態では、マッチングシステム1は、コンピュータ10と、雇用者が所持する雇用者端末20、求職者が所持する求職者端末21、勤怠管理やシフト管理や給与計算等を実施する労務管理システム等の外部システム22とがデータ通信可能に接続される。
本実施形態は、前提として、マッチングシステム1が、雇用者と、求職者とをマッチングする求人マッチングを実施するものである。
マッチングシステム1が、求人マッチングを実施する場合についての処理ステップについて、図1に基づいて説明する。
初めに、コンピュータ10は、求人に必要な情報である求人情報及び求職者に関する情報である求職者情報を取得する(ステップS1)。
求人情報は、例えば、名称、概要、給与、職種、仕事内容、勤務地、勤務店舗、勤務時間・曜日、資格・経験、待遇、募集人数、備考、職歴及びスキルの優先順位であり、業務内容及び雇用者が所望する求職者に対する条件等の求人に必要な情報である。求職者情報は、例えば、氏名、顔写真、性別、生年月日、連絡先(住所、メールアドレス、電話番号)、職歴、資格・免許、経験業務内容であり、求職者自身に関する情報である。
コンピュータ10は、雇用者端末20から求人情報を取得する。雇用者端末20は、求人情報の入力を受け付け、受け付けた求人情報をコンピュータ10に送信する。コンピュータ10は、この求人情報を受信することにより、求人情報を取得する。
コンピュータ10は、求職者端末21から求職者情報を取得する。求職者端末21は、求職者情報の入力を受け付け、受け付けた求職者情報をコンピュータ10に送信する。コンピュータ10は、この求職者情報を受信することにより、求職者情報を取得する。
また、コンピュータ10は、求職者が現在勤務中又は過去に勤務した勤務先が管理する外部システム22から求職者情報を取得する。コンピュータ10は、この求職者の求職者情報の送信指示を外部システム22に送信し、外部システム22は、この送信指示に基づいて、該当する求職者の求職者情報を、コンピュータ10に送信する。コンピュータ10は、この求職者情報を受信することにより、求職者情報を取得する。
コンピュータ10は、取得した求人情報及び求職者情報を登録する(ステップS2)。
コンピュータ10は、求人情報を、求人情報データベースに登録する。また、コンピュータ10は、求職者情報を、求職者情報データベースに登録する。
コンピュータ10は、登録した求人情報及び求職者情報に基づいて、求職者の職歴毎に、求職者の属性を、求人情報における勤務店舗に現在勤務中の求職者、勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、勤務店舗の同系列の他店舗(以下、他店舗とも称す)に現在勤務中の求職者、他店舗に過去勤務歴の有る求職者、勤務店舗及び他店舗の未経験者の求職者に区分する(ステップS3)。勤務店舗の同系列の他店舗とは、例えば、チェーン店、フランチャイズ店などが含まれる。
勤務店舗とは、雇用者が求人を行う店舗である。勤務店舗の同系列の他店舗とは、勤務店舗と同一の運営元、同一ブランド、同一名称、同一フランチャイズチェーン等の業務内容や行動規範が同一である勤務店舗とは異なる店舗である。
コンピュータ10は、求人情報における勤務店舗と、求職者情報における職歴とに基づいて、求職者の属性を区分する。コンピュータ10は、この勤務店舗に現在勤務中の求職者、勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、他店舗に現在勤務中の求職者、他店舗に過去勤務歴の有る求職者、勤務店舗及び他店舗の未経験者の求職者に、求職者の属性を区分する。
コンピュータ10は、区分した前記職歴毎の属性に基づいて、勤務店舗に現在勤務中の求職者、勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、他店舗に現在勤務中の求職者、他店舗に過去勤務歴の有る求職者、勤務店舗及び他店舗の未経験者の求職者の順に、求職者に優先順位を設定する(ステップS4)。
コンピュータ10は、区分した職歴毎の属性に基づいて、求職者に優先順位を設定する。コンピュータ10は、勤務店舗に現在勤務中の求職者、この勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、他店舗に現在勤務中の求職者、この他店舗に過去勤務歴の有る求職者、勤務店舗及び他店舗の未経験者の求職者の順に優先順位を設定する。
コンピュータ10は、設定した優先順位に基づいて、求人情報を所定の時間差で求職者毎に提供する(ステップS5)。
所定の時間差は、例えば、優先順位に関わらず5時間後毎等の固定の時間差や、2番目の優先順位には4時間後、3番目の優先順位には8時間後等の優先順位毎に変動する時間差である。
コンピュータ10は、設定した優先順位が1番目の求職者に、求人情報を提供する。次に、コンピュータ10は、設定した優先順位が2番目の求職者に、優先順位が1番目の求職者に求人情報を提供後、所定の時間経過後、求人情報を提供する。n(nは3以上の整数)番目以降の優先順位の求職者にも同様に、n-1番目の優先順位の求職者に求人情報を提供後、所定の時間経過後、求人情報を提供する。
このようなマッチングシステム1によれば、適切に求職者の属性を区分して、この区分した属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングすることが可能となる。
[機能構成]
図2に基づいて、マッチングシステム1の機能構成について説明する。
マッチングシステム1は、コンピュータ10を少なくとも備え、コンピュータ10が、雇用者が所持する携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の雇用者端末20、求職者が所持する携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の求職者端末21、求職者が現在勤務中又は過去に勤務歴の有る店舗が管理する勤怠管理やシフト管理や給与計算等を実施する労務管理システム等の外部システム22と、公衆回線網等のネットワーク9等を介して、データ通信可能に接続されたシステムである。
マッチングシステム1は、上述した雇用者端末20、求職者端末21、外部システム22、その他の端末や装置類等が含まれていても良い。この場合、マッチングシステム1は、後述する処理を、コンピュータ10、その他の端末や装置類等の何れか又は複数の組み合わせにより実行する。
コンピュータ10は、求職者の属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングする求人マッチングを行うサーバ機能を有するコンピュータやパーソナルコンピュータである。
コンピュータ10は、例えば、1台のコンピュータで実現されてもよいし、クラウドコンピュータのように、複数のコンピュータで実現されてもよい。本明細書におけるクラウドコンピュータとは、ある特定の機能を果たす際に、任意のコンピュータをスケーラブルに用いるものや、あるシステムを実現するために複数の機能モジュールを含み、その機能を自由に組み合わせて用いるものの何れであってもよい。
コンピュータ10は、制御部として、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、通信部として、他の端末や装置等と通信可能にするためのデバイス、求人情報及び求職者情報を取得する取得部11、求人情報を求職者に提供する提供部12等を備える。
また、コンピュータ10は、記憶部として、ハードディスクや半導体メモリ、記憶媒体、メモリカード等によるデータのストレージ部を備え、このストレージ部が記憶する求人情報データベースに求人情報を登録し、求職者情報データベースに求職者情報を登録する登録部13等を備える。
また、コンピュータ10は、処理部として、各種処理を実行する各種デバイス、求職者の属性を区分する属性区分部14、求職者に優先順位を設定する設定部15等を備える。
コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、通信部と協働して、求人情報取得モジュール、求職者情報取得モジュール、提供モジュール、応募情報取得モジュール、変更内容受付モジュールを実現する。
また、コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、記憶部と協働して、情報登録モジュール、設定登録モジュールを実現する。
また、コンピュータ10において、制御部が所定のプログラムを読み込むことにより、処理部と協働して、職歴属性区分モジュール、スキル属性区分モジュール、優先順位設定モジュール、決定モジュール、時間差設定モジュール、人数判定モジュール、時間判定モジュール、提供完了判定モジュール、距離判定モジュール、優先順位変更モジュール、時間差変更モジュールを実現する。
[コンピュータ10が実行する登録処理]
図3に基づいて、コンピュータ10が実行する登録処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する登録処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本登録処理と併せて説明する。本登録処理は、上述した求人情報及び求職者情報の取得処理(ステップS1)、求人情報及び求職者情報の登録処理(ステップS2)の詳細である。
初めに、求人情報取得モジュールは、求人情報を取得する(ステップS10)。
求人情報は、上述した通り、名称、概要、給与、職種、仕事内容、勤務地、勤務店舗、勤務時間・曜日、資格・経験、待遇、募集人数、備考、職歴及びスキルの優先順位等であり、業務内容及び雇用者が所望する求職者に対する条件等の求人に必要な情報である。
雇用者端末20は、雇用者から求人情報の入力を受け付け、受け付けた求人情報を、コンピュータ10に送信する。求人情報取得モジュールは、この求人情報を受信することにより、求人情報を取得する。
求職者情報取得モジュールは、求職者情報を取得する(ステップS11)。
求職者情報は、上述した通り、氏名、顔写真、性別、生年月日、連絡先(住所、メールアドレス、電話番号)、職歴、資格・免許、経験業務内容等であり、求職者自身に関する情報である。
求職者端末21は、求職者から求職者情報の入力を受け付け、受け付けた求職者情報を、コンピュータ10に送信する。求職者情報取得モジュールは、この求職者情報を受信することにより、求人情報を取得する。
また、求職者情報取得モジュールは、外部システム22に、求職者の求職者情報の送信指示を送信する。外部システム22は、この送信指示を受信し、この送信指示に基づいて、該当する求職者の求職者情報を、コンピュータ10に送信する。求職者情報取得モジュールは、この求職者情報を受信することにより、求職者情報を取得する。なお、外部システム22は、送信指示によらず、常時、求職者情報をコンピュータ10に送信する構成であっても良い。
情報登録モジュールは、求人情報及び求職者情報を登録する(ステップS12)。
情報登録モジュールは、求人情報を、求人情報データベースに登録する。また、情報登録モジュールは、求職者情報を、求職者情報データベースに登録する。以下、データベースを、DBとも称す。
なお、情報登録モジュールは、今回取得した求人情報が、過去に求人情報DBに登録されている場合、変更箇所のみを更新して登録しても良いし、新たに登録し直し、過去に登録された求人情報を削除しても良い。また、情報登録モジュールは、今回取得した求職者情報が、過去に求職者情報DBに登録されている場合、変更箇所のみを更新して登録しても良いし、新たに登録し直し、過去に登録された求職者情報を削除しても良い。
以上が、登録処理である。
コンピュータ10は、この求人情報DB及び求職者情報DBを用いて、後述する設定処理及び提供処理を実行する。
[コンピュータ10が実行する設定処理]
図4に基づいて、コンピュータ10が実行する設定処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する設定処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。本設定処理は、上述した求人情報及び求職者情報の登録処理(ステップS12)の後に行われる処理であり、上述した求職者の属性区分処理(ステップS3)、優先順位の設定処理(ステップS4)の詳細である。
初めに、職歴属性区分モジュールは、求人情報及び求職者情報に基づいて、求職者の職歴毎に、求職者の属性を区分する(ステップS20)。
職歴毎の属性とは、求人情報における勤務店舗の経験者、この勤務店舗の同系列の他店舗(以下、他店舗とも称す)の経験者、この勤務店舗及び他店舗の未経験者である。勤務店舗とは、上述した通り、雇用者が求人を行う店舗である。他店舗とは、上述した通り、勤務店舗と同一の業務内容や行動が規範である勤務店舗とは異なる店舗である。例えば、経験者とは、現在勤務中の求職者、過去勤務歴の有る求職者である。
職歴属性区分モジュールは、求人情報における勤務店舗と、求職者情報における職歴とに基づいて、求職者の属性を区分する。より具体的には、職歴属性区分モジュールは、求職者を、求職者情報に基づいて、勤務店舗に現在勤務中の求職者、勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、他店舗に現在勤務中の求職者、他店舗に過去勤務歴の有る求職者、勤務店舗及び他店舗の未経験者の求職者の属性に区分する。
更に、勤務店舗及び他店舗の未経験者を、勤務店舗及び他店舗に過去勤務歴の有る求職者であるがデータベースに登録されていない求職者(データベースに登録されていないためデータ上では勤務店舗及び他店舗の未経験者として扱う)、勤務店舗及び他店舗の同業種で過去に勤務経験がある求職者(例えば、小売り業種ではあるが系列が異なる店舗での勤務経験者など)、全くの勤務店舗及び他店舗の未経験者、に区分してもよい。その場合、より適切に求職者の属性を区分して、この区分した属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングすることが可能となる。
職歴属性区分モジュールは、区分した求職者が、複数の属性に跨っている場合、所定の条件(例えば、直近に勤務していた店舗、過去1年以内に勤務していた店舗、店舗の勤続年数の長さが長い店舗)に基づいて、何れかの属性に区分する。例えば、職歴属性区分モジュールは、勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者であり、かつ、他店舗に現在勤務中の求職者である場合、直近に勤務していた店舗が、勤務店舗である場合、勤務店舗の経験者に区分し、直近に勤務していた店舗が、他店舗である場合、他店舗の経験者に区分する。また、職歴属性区分モジュールは、過去1年以内に勤務していた店舗が、勤務店舗である場合、勤務店舗の経験者に区分し、他店舗である場合、他店舗の経験者に区分し、勤務店舗及び他店舗の両方である場合、直近に勤務した店舗の経験者に区分する。
なお、職歴属性区分モジュールが区分する職歴毎の属性は、上述した例に限らず、その他の内容であっても良い。また、職歴属性区分モジュールが区分する求職者の属性の個数は、上述した数に限らず、その他の個数であっても良い。また、職歴属性区分モジュールが、複数の属性に跨る求職者を区分する方法は、上述した例に限らず、その他の方法であっても良い。
スキル属性区分モジュールは、求人情報及び求職者情報に基づいて、求職者のスキル毎に、求職者の属性を区分する(ステップS21)。
スキルとは、業務に必要な経験や技能等である。スキル毎の属性とは、店長経験者、店長未経験者、レジ経験者、レジ未経験者、在庫管理経験者、在庫管理未経験者、品出経験者、品出未経験者等である。
スキル属性区分モジュールは、求人情報に基づいて、必要なスキルを特定する。スキル属性区分モジュールは、求人情報における職種や仕事内容等に基づいて、この必要なスキルを特定する。必要なスキルの特定方法は、例えば、職種や仕事内容と、スキルとを予め対応付けて記憶しておき、今回求人情報DBに登録した求人情報における職種や仕事内容に対応付けられたスキルを、必要なスキルとして特定する等が挙げられる。
スキル属性区分モジュールは、求職者情報に基づいて、求職者の所持スキルを特定する。スキル属性区分モジュールは、求職者情報における資格・免許や経験業務内容等に基づいて、この所持スキルを特定する。所持スキルの特定方法は、例えば、資格・免許や経験業務内容と、スキルとを予め対応付けて記憶しておき、今回求職者情報DBに登録した求職者情報における資格・免許や経験業務内容に対応付けられたスキルを、所持スキルとして特定する等が挙げられる。
スキル属性区分モジュールは、特定した必要なスキルと、所持スキルとに基づいて、求職者の属性を区分する。より具体的には、スキル属性区分モジュールは、求職者を、必要なスキルと所持スキルとに基づいて、必要なスキルを全て所持する求職者、必要なスキルの一部を所持する求職者、必要なスキルを所持していない求職者の属性に区分する。更に、スキル属性区分モジュールは、必要なスキルの一部を所持する求職者を、スキルの所持数毎に、属性を区分する。
なお、スキル属性区分モジュールが区分するスキル毎の属性は、上述した例に限らず、その他の内容であっても良い。また、スキル属性区分モジュールが区分する求職者の属性の個数は、上述した数に限らず、その他の個数であっても良い。
優先順位設定モジュールは、職歴毎の属性に基づいて、求職者毎に、優先順位を設定する(ステップS22)。
優先順位設定モジュールは、区分した職歴毎の属性に基づいて、求職者を、勤務店舗に現在勤務中の求職者、勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、他店舗に現在勤務中の求職者、他店舗に過去勤務歴の有る求職者、勤務店舗及び他店舗の未経験者の求職者の順に、優先順位を設定する。優先順位設定モジュールは、業務内容や行動規範を理解していると考えられる求職者の順に、優先順位を設定する。
更に、勤務店舗及び他店舗の未経験者を、勤務店舗及び他店舗に過去勤務歴の有る求職者であるがデータベースに登録されていない求職者(データベースに登録されていないためデータ上では勤務店舗及び他店舗の未経験者として扱う)、勤務店舗及び他店舗の同業種で過去に勤務経験がある求職者(例えば、小売り業種ではあるが系列が異なる店舗での勤務経験者など)、全くの勤務店舗及び他店舗の未経験者、に区分した場合も、優先順位設定モジュールは、業務内容や行動規範を理解していると考えられる求職者の順に、優先順位を設定する。 なお、優先順位設定モジュールは、求人情報DBに登録された職歴の優先順位に基づいて、この優先順位を設定しても良いし、予めコンピュータ10の管理者が指定した優先順位に基づいて、この優先順位を設定しても良い。
優先順位設定モジュールは、スキル毎の属性に基づいて、優先順位を設定した求職者に、更に優先順位を設定する(ステップS23)。
優先順位設定モジュールは、区分したスキル毎の属性に基づいて、勤務店舗に現在勤務中の求職者に、更に、必要なスキルを全て所持する求職者、必要なスキルの一部を所持する求職者、必要なスキルを所持しない求職者の順に、優先順位を設定する。優先順位設定モジュールは、勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、他店舗に現在勤務中の求職者、他店舗に過去勤務歴の有る求職者、勤務店舗及び他店舗の未経験者の求職者に対しても、同様に、其々、必要なスキルを全て所持する求職者、必要なスキルの一部を所持する求職者、必要なスキルを所持しない求職者の順に、優先順位を設定する。優先順位設定モジュールは、必要なスキルの一部を所持する求職者に対して、スキルの所持数に応じて、優先順位を更に設定する。優先順位設定モジュールは、職歴毎に区分した求職者の内、必要なスキルの所持数が多い求職者の優先順位を高く設定し、必要なスキルの所持数が少ない又は所持していない求職者の優先順位を低く設定する。または、優先順位設定モジュールは、予め設定した必要なスキルを所持する求職者の優先順位を高く設定し、この必要なスキルを所持しない求職者の優先儒荷を低く設定する。
優先順位設定モジュールは、職歴毎の優先順位が同じ求職者が、必要なスキルを全て所持する場合、所定の条件(例えば、直近に勤務していた店舗、過去1年以内に勤務していた店舗、店舗の勤続年数の長さが長い店舗)に基づいて、優先順位を設定する。また、優先順位設定モジュールは、職歴毎の優先順位が同じ求職者が、必要なスキルの所持数が同数の場合(全て所持する場合を除く)、所定の条件(例えば、求人情報DBに登録されたスキルの優先順位が高いものの所持数、店長経験者等の管理に関するスキルの所持数、直近に勤務していた店舗、過去1年以内に勤務していた店舗、店舗の勤続年数の長さが長い店舗)に基づいて、優先順位を設定する。
このとき、決定モジュールが、区分したスキル毎の属性に基づいて、求職者に求人情報を提供するか否かを併せて決定しても良い。この場合、決定モジュールは、求人情報DBに登録されたスキルの優先順位等に基づいて、優先順位が高いスキルの属性に区分された求職者に求人情報を提供し、そうでない求職者に求人情報を提供しない様に決定することも可能である。コンピュータ10は、後述する提供処理において、提供すると決定した求職者にのみ、求人情報を提供し、提供しないと決定した求職者には、求人情報を提供しないようにする。
なお、優先順位設定モジュールは、求人DBに登録されたスキルの優先順位に基づいて、この優先順位を設定しても良いし、予めコンピュータ10の管理者が指定した優先順位に基づいて、この優先順位を設定しても良い。
また、優先順位設定モジュールが設定する優先順位は、上述した例に限らず、その他の内容であっても良い。優先順位設定モジュールが同じ優先順位の求職者に、更に優先順位を設定する方法は、上述した例に限らず、その他の方法であっても良い。
本実施形態では、最終的に、優先順位設定モジュールは、必要なスキルを全て所持する勤務店舗に現在勤務中の求職者(以下、第1求職者とも称す)、必要なスキルの一部を所持する勤務店舗に現在勤務中の求職者(以下、第2求職者とも称す)、必要なスキルを所持しない勤務店舗に現在勤務中の求職者(以下、第3求職者とも称す)、必要なスキルを全て所持する勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者(以下、第4求職者とも称す)、必要なスキルの一部を所持する勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者(以下、第5求職者とも称す)、必要なスキルを所持しない勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者(以下、第6求職者とも称す)、必要なスキルを全て所持する他店舗に現在勤務中の求職者(以下、第7求職者とも称す)、必要なスキルの一部を所持する他店舗に現在勤務中の求職者(以下、第8求職者とも称す)、必要なスキルを所持しない他店舗に現在勤務中の求職者(以下、第9求職者とも称す)、必要なスキルを全て所持する他店舗に過去勤務歴の有る求職者(以下、第10求職者とも称す)、必要なスキルの一部を所持する他店舗に過去勤務歴の有る求職者(以下、第11求職者とも称す)、必要なスキルを所持しない他店舗に過去勤務歴の有る求職者(以下、第12求職者とも称す)、必要なスキルを全て所持する勤務店舗及び他店舗の未経験者の求職者(以下、第13求職者とも称す)、必要なスキルの一部を所持する勤務店舗及び他店舗の未経験者の求職者(以下、第14求職者とも称す)、必要なスキルを所持しない勤務店舗及び他店舗の未経験者の求職者(以下、第15求職者とも称す)の順に優先順位を設定する。
時間差設定モジュールは、求人情報を提供する際の、所定の時間差を設定する(ステップS24)。
所定の時間差とは、後述する提供処理において、コンピュータ10が求人情報を優先順位毎に提供する際の時間間隔である。所定の時間差は、上述した通り、優先順位に関わらず、固定の時間間隔や変動(優先順位毎に異なる)の時間間隔である。
時間差設定モジュールは、職歴毎及びスキル毎の属性に基づいて設定した優先順位の其々の間に、所定の時間差を設定する。例えば、時間差設定モジュールは、固定の時間差を設定する場合、第1求職者と第2求職者との間に、X(Xは、宜設定可能な数字である)時間の時間差を設定し、他の第m(mは2以上の整数)求職者と、第m+1求職者との間にも、X時間の時間差を設定する。また、時間差設定モジュールは、変動の時間差を設定する場合、第1求職者と第2求職者との間に、X時間の時間差を設定し、他の第m求職者と、第m+1求職者との間には、X±Y(Yは、適宜設定可能な数字)時間を設定する。
設定登録モジュールは、求職者の優先順位及び時間差の設定を登録する(ステップS25)。
設定登録モジュールは、求人情報DBに登録した求人情報に、求職者の優先順位及び時間差を紐付けて登録する。
以上が、設定処理である。
コンピュータ10は、設定及び登録した求職者の優先順位及び時間差を用いて、後述する提供処理を実行する。
[コンピュータ10が実行する提供処理]
図5に基づいて、コンピュータ10が実行する提供処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する提供処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。本提供処理は、上述した求職者の優先順位及び時間差の設定の登録処理(ステップS25)の後に行われる処理であり、上述した求人情報の提供処理(ステップS5)の詳細である。
初めに、提供モジュールは、優先順位が最も高い求職者の属性に、求人情報を提供する(ステップS30)。
提供モジュールは、上述した設定処理により設定した求職者の優先順位に基づいて、最も優先順位が高い求職者である、第1求職者に求人情報を提供する。提供モジュールは、全ての第1求職者に対して、求人情報を提供する。提供モジュールは、この第1求職者が所持する求職者端末21に、求人情報を送信する。この求職者端末21は、求人情報を受信し、自身の表示部等に表示する。提供モジュールは、この求職者端末21に求人情報を表示させることにより、第1求職者に対して、求人情報を提供する。
なお、提供モジュールは、求職者情報DBに登録された求職者の住所が、勤務地から所定の距離(例えば、片道2時間以上の距離、通勤費が所定の金額以上必要な距離)離れている場合、求職者を提供対象から予め除外しておくことも可能である。また、提供モジュールは、この場合、優先順位が所定の条件(例えば、優先順位が最も低い、所定の優先順位以下)を満たす属性の求職者を提供対象から予め除外しておくことも可能である。
応募情報取得モジュールは、応募情報を取得する(ステップS31)。
求職者端末21は、提供された求人情報に応募するために必要な入力を受け付け、受け付けた入力内容を、応募情報として、コンピュータ10に送信する。応募情報取得モジュールは、この応募情報を受信することにより、応募情報を取得する。
コンピュータ10は、求人情報の提供処理(ステップS30)及び応募情報の取得処理(ステップS31)により、求人マッチングを行う。
なお、応募情報取得モジュールは、所定時間(例えば、上述した設定処理により設定された所定の時間差)、応募情報を取得しない場合にも、後述するステップS32の処理を実行する。
人数判定モジュールは、募集人数を達成したか否かを判定する(ステップS32)。
人数判定モジュールは、取得した応募情報の数が、求人情報DBに登録した募集人数に達したか否かを判定する。
人数判定モジュールは、募集人数を達成したと判定した場合(ステップS32 YES)、本提供処理を終了する。
なお、コンピュータ10は、同時に複数の応募情報を取得し、募集人数を超過した場合、応募情報を送信した求職者の中から、所定の条件(例えば、勤務店舗と住所が近い順、年齢が若い順、勤務経験が長い順)に基づいて選択しても良いし、ランダムに選択しても良い。
一方、人数判定モジュールは、募集人数を達成していないと判定した場合(ステップS32 NO)、時間判定モジュールは、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS33)。
本処理における所定時間が、上述した設定処理により設定された求人情報を提供する際の所定の時間差である。
時間判定モジュールは、第1求職者に、求人情報を提供後に、設定したX時間が経過したか否かを判定する。
時間判定モジュールは、所定時間が経過していないと判定した場合(ステップS33 NO)、すなわち、第1求職者に、求人情報を提供後に、設定したX時間が経過していないと判定した場合、再度、上述した応募情報の取得処理(ステップS31)を実行する。
一方、時間判定モジュールは、所定時間が経過したと判定した場合(ステップS33 YES)、すなわち、第1求職者に、求人情報を提供後に、設定したX時間が経過したと判定した場合、提供モジュールは、優先順位が次に高い求職者の属性に、求人情報を提供する(ステップS34)。
提供モジュールは、上述した設定処理により設定した求職者の優先順位に基づいて、第1求職者の次に優先順位が高い求職者である、第2求職者に求人情報を提供する。提供モジュールが第2求職者に求人情報を提供する方法は、上述した第1求職者に求人情報を提供する処理(ステップS30)と同様である。
提供完了判定モジュールは、全ての優先順位の求職者に求人情報の提供を行ったか否かを判定する(ステップS35)。
提供完了判定モジュールは、全ての優先順位の求職者に求人情報の提供を行っていないと判定した場合(ステップS35 NO)、すなわち、第3求職者以下の優先順位の求職者に対して、求人情報を提供していないと判定した場合、コンピュータ10は、再度、上述した応募情報の取得処理(ステップS31)の処理を繰り返す。
コンピュータ10は、募集人数を達成するまで、上述したステップS31からステップS35の処理を繰り返すことにより、第3求職者から第15求職者に対して、設定した時間差で求人情報を提供する。
この結果、コンピュータ10は、第m求職者と、第m+1求職者とに、設定した時間差で、求人情報を提供する。
一方、提供完了判定モジュールは、全ての優先順位の求職者に求人情報の提供を行ったと判定した場合(ステップS35 YES)、すなわち、第3求職者から第15求職者までの優先順位の求職者に対して、求人情報を提供したと判定した場合、コンピュータ10は、本提供処理を終了する。
以上が、提供処理である。
[コンピュータ10が実行する求職者情報変更処理]
図6に基づいて、コンピュータ10が実行する求職者情報変更処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する求職者情報変更処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。本求職者情報変更処理は、上述した求職者の優先順位及び時間差の設定の登録処理(ステップS25)の処理の後に行われる処理である。
変更内容受付モジュールは、求職者情報の変更内容を受け付ける(ステップS40)。
求職者端末21は、求職者情報の変更の入力を受け付け、受け付けた変更内容を、コンピュータ10に送信する。変更内容受付モジュールは、この変更内容を受信することにより、求職者情報の変更内容を受け付ける。
情報登録モジュールは、変更後の求職者情報を登録する(ステップS41)。
情報登録モジュールは、変更後の求職者情報を、求職者情報DBに登録する。情報登録モジュールは、求職者情報DBにおける、今回変更内容を受け付けた求職者情報を、変更内容に基づいて更新する。
距離判定モジュールは、住所が所定の距離離れているか否かを判定する(ステップS42)。
距離判定モジュールは、更新された求職者情報における住所と、求人情報DBに登録された勤務地とを比較し、所定の距離(例えば、片道2時間以上の距離、通勤費が所定の金額以上必要な距離)離れているか否かを判定する。
距離判定モジュールは、住所が所定の距離離れていないと判定した場合(ステップS42 NO)、コンピュータ10は、本求職者情報変更処理を終了する。
一方、距離判定モジュールは、住所が所定の距離離れていると判定した場合(ステップS42 YES)、提供モジュールは、求職者を求人情報の提供対象から除外する(ステップS43)。
提供モジュールは、この条件に該当する全ての求職者を優先順位に関わらず、提供対象から除外しても良いし、優先順位が所定の条件(例えば、優先順位が最も低い、所定の優先順位以下)を満たす属性の求職者を提供対象から除外しても良い。
以上が、求職者情報変更処理である。
[コンピュータ10が実行する優先順位変更処理]
図7に基づいて、コンピュータ10が実行する優先順位変更処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する優先順位変更処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。本優先順位変更処理は、上述した求職者の優先順位及び時間差の設定の登録処理(ステップS25)の処理の後に行われる処理である。
初めに、変更内容受付モジュールは、優先順位の変更を受け付ける(ステップS60)。
雇用者端末20は、求職者に設定した優先順位の変更の入力を受け付け、受け付けた変更を、コンピュータ10に送信する。変更内容受付モジュールはこの優先順位の変更を受信することにより、優先順位の変更を受け付ける。
優先順位の変更は、例えば、所定の属性の求職者の優先順位を高くする又は低くする、職歴の優先順位をスキルよりも高くする又は低くする、職歴の優先順位を高くする又は低くする、スキルの優先順位を高くする又は低くする。
なお、優先順位の変更の受付方法としては、変更内容受付モジュールは、コンピュータ10の管理者からの入力を受け付けることにより優先順位の変更を受け付けても良い。
優先順位変更モジュールは、設定した優先順位を変更する(ステップS61)。
優先順位変更モジュールは、受け付けた優先順位の変更に基づいて、上述した求職者の優先順位及び時間差の設定の登録処理(ステップS25)により登録された優先順位を、受け付けた優先順位に変更する。
優先順位設定モジュールは、変更後の優先順位を設定する(ステップS62)。
優先順位設定モジュールは、変更後の優先順位に基づいて、求職者の優先順位を再度設定する。
設定登録モジュールは、変更後の優先順位を登録する(ステップS63)。
設定登録モジュールは、求人情報DBに登録した求人情報に紐付けられた求職者の優先順位を、今回設定した変更後の優先順位に変更する。
以上が、優先順位変更処理である。
コンピュータ10は、本優先順位変更処理が実行された際、上述した提供処理に際して、本優先順位変更処理により変更された優先順位に基づいて、処理を行う。
なお、既に、少なくとも最も優先順位の高い求職者の属性に求人情報が提供された後に、本優先順位変更処理が実行された場合、コンピュータ10は、求人情報の提供済みの求職者の属性を除外した求職者の属性に対して、変更された優先順位に基づいて、処理を行う。
[コンピュータ10が実行する時間差変更処理]
図8に基づいて、コンピュータ10が実行する時間差変更処理について説明する。同図は、コンピュータ10が実行する時間差変更処理のフローチャートを示す図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理に併せて説明する。本時間差変更処理は、上述した求職者の優先順位及び時間差の設定の登録処理(ステップS25)の処理の後に行われる処理である。
初めに、変更内容受付モジュールは、所定の時間差の変更を受け付ける(ステップS70)。
雇用者端末20は、優先順位に設定した所定の時間差の変更の入力を受け付け、受け付けた変更を、コンピュータ10に送信する。変更内容受付モジュールはこの所定の時間差の変更を受信することにより、所定の時間差の変更を受け付ける。
所定の時間差の変更は、例えば、時間差が固定である場合、時間間隔を、長くする又は短くする。また、時間差が変動である場合、優先順位毎の時間間隔を、其々、長くする又は短くする。
なお、所定の時間差の変更の取得方法としては、変更内容受付モジュールは、コンピュータ10の管理者からの入力を受け付けることにより所定の時間差の変更を受け付けても良い。
時間差変更モジュールは、設定した所定の時間差を変更する(ステップS71)。
時間差変更モジュールは、受け付けた所定の時間差の変更に基づいて、上述した求職者の優先順位及び時間差の設定の登録処理(ステップS25)により登録された所定の時間差を、取得した所定の時間差に変更する。
時間差設定モジュールは、変更後の所定の時間差を設定する(ステップS72)。
時間差設定モジュールは、変更後の所定の時間差に基づいて、優先順位の其々の間に、所定の時間差を再度設定する。
設定登録モジュールは、変更後の所定の時間差を登録する(ステップS73)。
設定登録モジュールは、求人情報DBに登録した求人情報に紐付けられた時間差を、今回設定した変更後の所定の時間差に変更する。
以上が、時間差変更処理である。
コンピュータ10は、本時間差変更処理が実行された際、上述した提供処理に際して、本時間差変更処理により変更された所定の時間差に基づいて、処理を行う。
なお、既に、少なくとも最も優先順位の高い求職者の属性に求人情報が提供された後に、本時間差変更処理が実行された場合、コンピュータ10は、求人情報の提供済みの求職者の属性を除外した求職者の属性に対して、変更後の所定の時間差に基づいて、処理を行う。
コンピュータ10は、上述した各処理の結果、雇用者と求職者とのマッチングを実施するものである。ここで、雇用者や求職者が、マッチングの結果に対して、十分な満足度が得られなかった等のマッチング結果が不十分なものであった場合、雇用者が不満に感じた求職者の求人情報を、次回以降の提供対象から除外する、また、求職者が不満に感じた雇用者の求人情報から、この求職者の求職者情報を、次回以降の提供対象から除外することも可能である。また、コンピュータ10は、この場合、雇用者が不満に感じた求職者の属性に設定した優先順位を低くし、満足に感じた求職者の属性に設定した優先順位を高くする等の変更を受け付けることも可能である。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、コンピュータからネットワーク経由で提供される(SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形態やクラウドサービスで提供されてよい。また、プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供されてよい。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記録装置又は外部記録装置に転送し記録して実行する。また、そのプログラムを、記録装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記録装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
(1)求職者の属性に基づいて、雇用者と当該求職者とをマッチングするマッチングシステムであって、
求人に必要な情報である求人情報(例えば、名称、概要、給与、職種、仕事内容、勤務地、勤務店舗、勤務時間・曜日、資格・経験、待遇、募集人数、備考、職歴及びスキルの優先順位)及び求職者に関する情報である求職者情報(例えば、氏名、顔写真、性別、生年月日、連絡先(住所、メールアドレス、電話番号)、職歴、資格・免許、経験業務内容)を取得する取得部(例えば、取得部11、求人情報取得モジュール、求職者情報取得モジュール)と、
取得した前記求人情報及び求職者情報を登録する登録部(例えば、登録部13、情報登録モジュール)と、
登録した前記求人情報及び求職者情報に基づいて、前記求職者の職歴毎に、当該求職者の属性を、当該求人情報における勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗の同系列の他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者に区分する属性区分部(例えば、属性区分部14、職歴属性区分モジュール)と、
区分した前記職歴毎の属性に基づいて、前記勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、前記他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者の順に、前記求職者に優先順位を設定する設定部(例えば、設定部15、優先順位設定モジュール)と、
設定した優先順位に基づいて、前記求人情報を所定の時間差で前記求職者毎に提供する提供部(例えば、提供部12、提供モジュール)と、
を備えるマッチングシステム。
(1)の発明によれば、適切に求職者の属性を区分して、この区分した属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングすることが可能である。
(2)前記属性区分部(例えば、スキル属性区分モジュール)は、登録した前記求職者情報に基づいて、前記求職者のスキル毎に、当該求職者の属性を区分し、
前記設定部は、区分したスキル毎の属性に基づいて、前記優先順位を設定した前記求職者に、更に優先順位を設定する、
(1)に記載のマッチングシステム。
(2)の発明によれば、適切に求職者の属性を区分して、この区分した属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングする
(3)区分したスキル毎の属性に基づいて、前記求職者に前記求人情報を提供するか否かを決定する決定部(例えば、決定モジュール)と、
を更に備え、
前記提供部は、前記求人情報を提供すると決定した前記求職者に、当該求人情報を提供する、
(2)に記載のマッチングシステム。
(3)の発明によれば、適切に求職者の属性を区分して、この区分した属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングすることが可能である。
(4)前記求職者情報の変更を受け付ける受付部(例えば、変更内容受付モジュール)と、
を更に備え、
前記登録部は、受け付けた変更後の前記求職者情報を登録し、
前記提供部は、変更後の前記求職者情報に基づいた前記求職者の住所が、前記求人情報に基づいた勤務店舗から所定の距離離れている場合、当該求職者を、当該求人情報の提供の対象から除外する、
(1)に記載のマッチングシステム。
(4)の発明によれば、実際に勤務可能な求職者をマッチングすることが容易となる。
(5)前記求職者情報の変更を受け付ける受付部(例えば、変更内容受付モジュール)と、
を更に備え、
前記登録部は、受け付けた変更後の前記求職者情報を登録し、
前記提供部は、変更後の前記求職者情報に基づいた前記求職者の住所が、前記求人情報に基づいた勤務店舗から所定の距離離れている場合、設定した前記求職者の優先順位が、所定の条件を満たす属性の当該求職者を、当該求人情報の提供の対象から除外する、
(1)に記載のマッチングシステム。
(5)の発明によれば、実際に勤務可能な求職者をマッチングすることが容易となる。
(6)設定した前記求職者の優先順位を変更する優先順位変更部(例えば、優先順位変更モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のマッチングシステム。
(6)の発明によれば、任意に優先順位を変更することにより、より柔軟に求職者をマッチングすることが可能となる。
(7)前記所定の時間差を変更する時間差変更部(例えば、時間差変更モジュール)と、
を更に備える(1)に記載のマッチングシステム。
(7)の発明によれば、任意に時間差を変更することにより、より柔軟に求職者をマッチングすることが可能となる。
(8)前記取得部は、前記求職者情報を、外部システム(例えば、外部システム22)から取得する、
(1)に記載のマッチングシステム。
(8)の発明によれば、より正確な求職者情報を取得することになり、適切に求職者の属性を区分して、この区分した属性に基づいて、雇用者と求職者とをマッチングすることが可能である。
(9)求職者の属性に基づいて、雇用者と当該求職者とをマッチングするコンピュータが実行するマッチング方法であって、
求人に必要な情報である求人情報及び求職者に関する情報である求職者情報を取得するステップ(例えば、ステップS10、S11)と、
取得した前記求人情報及び求職者情報を登録するステップ(例えば、ステップS12)と、
登録した前記求人情報及び求職者情報に基づいて、前記求職者の職歴毎に、当該求職者の属性を、当該求人情報における勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗の同系列の他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者に区分するステップ(例えば、ステップS20)と、
区分した前記職歴毎の属性に基づいて、前記勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、前記他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者の順に、前記求職者に優先順位を設定するステップ(例えば、ステップS22)と、
設定した優先順位に基づいて、前記求人情報を所定の時間差で前記求職者毎に提供するステップ(例えば、ステップS30-S35)と、
を備えるマッチング方法。
(10)求職者の属性に基づいて、雇用者と当該求職者とをマッチングするコンピュータに、
求人に必要な情報である求人情報及び求職者に関する情報である求職者情報を取得するステップ(例えば、ステップS10、S11)、
取得した前記求人情報及び求職者情報を登録するステップ(例えば、ステップS12)、
登録した前記求人情報及び求職者情報に基づいて、前記求職者の職歴毎に、当該求職者の属性を、当該求人情報における勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗の同系列の他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者に区分するステップ(例えば、ステップS20)、
区分した前記職歴毎の属性に基づいて、前記勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、前記他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者の順に、前記求職者に優先順位を設定するステップ(例えば、ステップS22)、
設定した優先順位に基づいて、前記求人情報を所定の時間差で前記求職者毎に提供するステップ(例えば、ステップS30-S35)、
を実行させるコンピュータ読み取り可能なプログラム。
1 マッチングシステム
9 ネットワーク
10 コンピュータ
11 取得部
12 提供部
13 登録部
14 属性区分部
15 設定部
20 雇用者端末
21 求職者端末
22 外部システム

Claims (10)

  1. 求職者の属性に基づいて、雇用者と当該求職者とをマッチングするマッチングシステムであって、
    求人に必要な情報である求人情報及び求職者に関する情報である求職者情報を取得する取得部と、
    取得した前記求人情報及び求職者情報を登録する登録部と、
    登録した前記求人情報及び求職者情報に基づいて、前記求職者の職歴毎に、当該求職者の属性を、当該求人情報における勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗の同系列の他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者に区分する属性区分部と、
    区分した前記職歴毎の属性に基づいて、前記勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、前記他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者の順に、前記求職者に優先順位を設定する設定部と、
    設定した優先順位に基づいて、前記求人情報を所定の時間差で前記求職者毎に提供する提供部と、
    を備え
    所定の勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗の同系列の他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者という5つの属性は、
    勤務店舗の経験者、系列の他店舗の経験者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者という順番で優先するという第1基準と、
    勤務店舗又は他店舗の経験者である場合には、現在勤務中の経験者、過去勤務歴の有る経験者という順番で優先する第2基準と
    に基づいて設定された5つの属性である、
    マッチングシステム。
  2. 前記属性区分部は、登録した前記求職者情報に基づいて、前記求職者のスキル毎に、当該求職者の属性を区分し、
    前記設定部は、区分したスキル毎の属性に基づいて、前記優先順位を設定した前記求職者に、更に優先順位を設定する、
    請求項1に記載のマッチングシステム。
  3. 区分したスキル毎の属性に基づいて、前記求職者に前記求人情報を提供するか否かを決定する決定部と、
    を更に備え、
    前記提供部は、前記求人情報を提供すると決定した前記求職者に、当該求人情報を提供する、
    請求項2に記載のマッチングシステム。
  4. 前記求職者情報の変更を受け付ける受付部と、
    を更に備え、
    前記登録部は、受け付けた変更後の前記求職者情報を登録し、
    前記提供部は、変更後の前記求職者情報に基づいた前記求職者の住所が、前記求人情報に基づいた勤務店舗から所定の距離離れている場合、当該求職者を、当該求人情報の提供の対象から除外する、
    請求項1に記載のマッチングシステム。
  5. 前記求職者情報の変更を受け付ける受付部と、
    を更に備え、
    前記登録部は、受け付けた変更後の前記求職者情報を登録し、
    前記提供部は、変更後の前記求職者情報に基づいた前記求職者の住所が、前記求人情報に基づいた勤務店舗から所定の距離離れている場合、設定した前記求職者の優先順位が、所定の条件を満たす属性の当該求職者を、当該求人情報の提供の対象から除外する、
    請求項1に記載のマッチングシステム。
  6. 設定した前記求職者の優先順位を変更する優先順位変更部と、
    を更に備える請求項1に記載のマッチングシステム。
  7. 前記所定の時間差を変更する時間差変更部と、
    を更に備える請求項1に記載のマッチングシステム。
  8. 前記取得部は、前記求職者情報を、外部システムから取得する、
    請求項1に記載のマッチングシステム。
  9. 求職者の属性に基づいて、雇用者と当該求職者とをマッチングするコンピュータが実行するマッチング方法であって、
    求人に必要な情報である求人情報及び求職者に関する情報である求職者情報を取得するステップと、
    取得した前記求人情報及び求職者情報を登録するステップと、
    登録した前記求人情報及び求職者情報に基づいて、前記求職者の職歴毎に、当該求職者の属性を、当該求人情報における勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗の同系列の他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者に区分するステップと、
    区分した前記職歴毎の属性に基づいて、前記勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、前記他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者の順に、前記求職者に優先順位を設定するステップと、
    設定した優先順位に基づいて、前記求人情報を所定の時間差で前記求職者毎に提供するステップと、
    含み、
    所定の勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗の同系列の他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者という5つの属性は、
    勤務店舗の経験者、系列の他店舗の経験者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者という順番で優先するという第1基準と、
    勤務店舗又は他店舗の経験者である場合には、現在勤務中の経験者、過去勤務歴の有る経験者という順番で優先する第2基準と
    に基づいて設定された5つの属性である、
    ッチング方法。
  10. 求職者の属性に基づいて、雇用者と当該求職者とをマッチングするコンピュータに、
    求人に必要な情報である求人情報及び求職者に関する情報である求職者情報を取得するステップ、
    取得した前記求人情報及び求職者情報を登録するステップ、
    登録した前記求人情報及び求職者情報に基づいて、前記求職者の職歴毎に、当該求職者の属性を、当該求人情報における勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗の同系列の他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者に区分するステップ、
    区分した前記職歴毎の属性に基づいて、前記勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、前記他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者の順に、前記求職者に優先順位を設定するステップ、
    設定した優先順位に基づいて、前記求人情報を所定の時間差で前記求職者毎に提供するステップ、
    を実行させるプログラムであって、
    所定の勤務店舗に現在勤務中の求職者、当該勤務店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗の同系列の他店舗に現在勤務中の求職者、当該他店舗に過去勤務歴の有る求職者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者の求職者という5つの属性は、
    勤務店舗の経験者、系列の他店舗の経験者、当該勤務店舗及び当該他店舗の未経験者という順番で優先するという第1基準と、
    勤務店舗又は他店舗の経験者である場合には、現在勤務中の経験者、過去勤務歴の有る経験者という順番で優先する第2基準と
    に基づいて設定された5つの属性である、
    ログラム。
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