JP7160787B2 - 二段式エレベータを有する熱処理炉 - Google Patents
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Description
上ワークを搬送する上搬送部と、下ワークを搬送する下搬送部と、前記上搬送部および前記下搬送部を昇降可能に支持する昇降支柱とを有する二段式エレベータと、
前記上搬送部と前記下搬送部と前記昇降支柱とを収容する昇降室と、
前記昇降室に対して横方向に隣接配置される熱処理室とを備え、
前記上搬送部または前記下搬送部のいずれか一方が、前記昇降支柱に対して離接可能に支持される被支持部を有し、前記被支持部が、前記昇降室の内側面に設けられたストッパーによって支持され、
前記上搬送部または前記下搬送部のいずれか他方が、前記昇降支柱に対して固定して支持されることを特徴とする。
図1から図6を参照しながら、第1実施形態に係る熱処理炉1を詳細に説明する。図1は、第1実施形態に係る熱処理炉1において、二段式エレベータ2が上位置にある状態を搬送直交方向から見た図である。図2は、図1の熱処理炉1において、二段式エレベータ2が下位置にある状態を搬送直交方向から見た図である。図3は、二段式エレベータ2が図1に示す上位置にある状態を、搬送方向から見た図である。図4は、二段式エレベータ2が図2に示す下位置になる過程で、上搬送部21が規制部43で規制されることを示す図である。図5は、ローラ駆動部61による下ローラ26の駆動を説明する図である。図6は、ローラ駆動部61による上ローラ22の駆動を説明する図である。
図1および図2に示すように、二段式エレベータ2を有する熱処理炉1は、バッチ式の熱処理炉であり、ワークの搬送方向に沿って、搬入・搬出部11と昇降室3と熱処理室4とを備える。昇降室3における搬入・搬出部11の側には、第1扉18が設けられている。昇降室3と熱処理室4との間には、第2扉19が設けられている。第1扉18および第2扉19は、図示しない扉駆動手段によってそれぞれ開閉自在であるように構成される。
図7を参照しながら、第2実施形態に係る熱処理炉1を詳細に説明する。図7は、第2実施形態に係る熱処理炉1において、二段式エレベータ2が下位置にある状態を搬送直交方向から見た図である。
上ワーク8を搬送する上搬送部21と、下ワーク9を搬送する下搬送部25と、前記上搬送部21および前記下搬送部25を昇降可能に支持する昇降支柱41とを有する二段式エレベータ2と、
前記上搬送部21と前記下搬送部25と前記昇降支柱41とを収容する昇降室3と、
前記昇降室3に対して横方向に隣接配置される熱処理室4とを備え、
前記上搬送部21または前記下搬送部25のいずれか一方が、前記昇降支柱41に対して離接可能に支持される被支持部23,27を有し、前記被支持部23,27が、前記昇降室3の内側面31に設けられたストッパー32によって支持され、
前記上搬送部21または前記下搬送部25のいずれか他方が、前記昇降支柱41に対して固定して支持されることを特徴とする。
前記昇降支柱41が、前記上搬送部21または前記下搬送部25の-前記いずれか一方を支持する支柱支持部42と、前記支柱支持部42の上方に配設される規制部43とを備え、前記支柱支持部42および前記規制部43との間は、前記上搬送部21または前記下搬送部25の前記いずれか一方が前記支柱支持部42に対して離接可能となる離接距離Dで寸法構成されている。
前記上搬送部21および前記下搬送部25が、前記上ワーク8および前記下ワーク9をそれぞれ搬送するための搬送力を有する上ローラ22および下ローラ26をそれぞれ有する。
前記上ローラ22および前記下ローラ26が、共通のローラ駆動部61によって駆動され、
前記昇降支柱41が上位置または下位置に昇降したときに、前記共通のローラ駆動部61による駆動力が、前記下ローラ26または前記上ローラ22に伝達されるように構成されている。
前記被支持部として、フランジ状の上被支持部23が前記上搬送部21に設けられている。
2…二段式エレベータ
3…昇降室
4…熱処理室
5…焼入室
8…上ワーク
9…下ワーク
11…搬入・搬出部
12…搬入・搬出ローラ
15…処理搬送部
16…処理搬送ローラ
17…加熱部
18…第1扉
19…第2扉
21…上搬送部
22…上ローラ
23…上被支持部(被支持部)
25…下搬送部
26…下ローラ
27…下被支持部(被支持部)
28…ピストンロッド
29…シリンダ(昇降駆動部)
31…内側面
32…ストッパー
35…オイル
41…昇降支柱
42…支柱支持部
43…規制部
50…搬入・搬出面
51…上搬送面
52…下搬送面
53…処理搬送面
61…モータ(ローラ駆動部)
62…上スプロケット
63…下スプロケット
65…下駆動ピニオン
66…上駆動ピニオン
D…離接距離
Claims (5)
- 上ワークを搬送する上搬送部と、下ワークを搬送する下搬送部と、前記上搬送部および前記下搬送部を昇降可能に支持する昇降支柱とを有する二段式エレベータと、
前記上搬送部と前記下搬送部と前記昇降支柱とを収容する昇降室と、
前記昇降室に対して横方向に隣接配置される熱処理室とを備え、
前記上搬送部または前記下搬送部のいずれか一方が、前記昇降支柱に対して離接可能に支持される被支持部を有し、前記被支持部が、前記昇降室の内側面に設けられたストッパーによって支持され、
前記上搬送部または前記下搬送部のいずれか他方が、前記昇降支柱に対して固定して支持されることを特徴とする、二段式エレベータを有する熱処理炉。 - 前記昇降支柱が、前記上搬送部または前記下搬送部の前記いずれか一方を支持する支持部と、前記支持部の上方に配設される規制部とを備え、前記支持部および前記規制部との間は、前記上搬送部または前記下搬送部の前記いずれか一方が前記支持部に対して離接可能となる離接距離で寸法構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の熱処理炉。
- 前記上搬送部および前記下搬送部が、前記上ワークおよび前記下ワークをそれぞれ搬送するための搬送力を有する上ローラおよび下ローラをそれぞれ有することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の熱処理炉。
- 前記上ローラおよび前記下ローラが、共通のローラ駆動部によって駆動され、
前記昇降支柱が上位置または下位置に昇降したときに、前記共通のローラ駆動部による駆動力が、前記下ローラまたは前記上ローラに伝達されるように構成されていることを特徴とする、請求項3に記載の熱処理炉。 - 前記被支持部として、フランジ状の上被支持部が前記上搬送部に設けられていることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の熱処理炉。
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JP2019211652A JP7160787B2 (ja) | 2019-11-22 | 2019-11-22 | 二段式エレベータを有する熱処理炉 |
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JP2019211652A JP7160787B2 (ja) | 2019-11-22 | 2019-11-22 | 二段式エレベータを有する熱処理炉 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2019
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