JP7160450B2 - 健康管理支援装置、健康管理支援方法、健康管理支援端末、およびプログラム - Google Patents

健康管理支援装置、健康管理支援方法、健康管理支援端末、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、健康管理支援装置、健康管理支援方法、健康管理支援端末、およびプログラムに関する。
医療費は国家予算の41%を占めており、2030年には50%を超えると予想されている。そうした中、健康寿命を伸ばす取り組みや、病気を未然に防ぐためのヘルスケアに対する製品やサービスが提供されている。また、ICT技術の発達に伴い、ICT技術を用いた健康管理アプリケーションおよびシステムが、活用されている。
ICT技術を活用したヘルスケアサービスとして、特許文献1には、ユーザの過去の食事内容から推定されるユーザの食事傾向を判定し、ユーザが食事の入力を忘れた際にもユーザの食事傾向に応じて成分内容を確認可能な食事管理装置が開示されている。特許文献2には、食事管理の必要な要管理者が摂取する食事の画像から栄養成分解析および得られた栄養成分の蓄積を行い、さらに、要管理者に対して解析結果およびアドバイスを送信する食事管理支援システムが開示されている。また、特許文献3には、食事により摂取する食品の栄養成分情報を記録し、記録した食事の情報において、栄養成分を分析し、必要な栄養成分の過剰分および不足分が提示する方法が開示されている。
特許第5843382号公報 特許第4989240号公報 特許第4987042号公報
健康管理を行なう場合、ユーザは、購入した食品等の情報を入力する。そして、健康管理支援装置が、前記購入した食品の情報を分析し、ユーザの日々の栄養状態を出力する。しかしながら、日々の栄養状態は大きく変化するものではない。このため、日々の栄養状態をユーザが取得したとしても、健康状態がどう変化しているのか、すなわち、健康管理ができているのかが分かりづらく、健康管理の実感を得にくいという問題がある。
そこで、本発明は、ユーザが健康管理の実感を得やすい健康管理支援装置、健康管理支援方法、および健康管理支援端末の提供を目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の健康管理支援装置(以下、「支援装置」ともいう)は、ユーザの購入食品情報を取得する取得部と、
前記購入食品情報から、購入食品の栄養成分情報を抽出する抽出部と、
前記栄養成分情報からユーザの未来の健康状態を推定する推定部と、
前記ユーザの未来の健康状態を出力する出力部とを含む。
本発明の健康管理支援方法(以下、「支援方法」ともいう)は、ユーザの購入食品情報を取得する取得工程と、
前記購入食品情報から、購入食品の栄養成分情報を抽出する抽出工程と、
前記栄養成分情報からユーザの未来の健康状態を推定する推定工程と、
前記ユーザの未来の健康状態を出力する出力工程とを含む。
本発明の健康管理支援端末(以下、「支援端末」ともいう)は、ユーザの購入食品情報を入力する入力部と、
前記ユーザの購入食品情報からユーザの未来の健康状態を推定する、前記本発明の健康管理支援装置と通信可能な通信部と、
前記ユーザの未来の健康状態を表示する表示部とを含む。
本発明によれば、ユーザが健康管理の実感を得やすくなる。
図1は、実施形態1の支援装置、支援端末、およびこれらを含む支援システムの一例の構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態1の支援装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態1の支援端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施形態1の支援方法およびプログラムの一例の構成を示すフローチャートである。 図5は、実施形態2の支援装置の一例の構成を示すブロック図である。 図6は、実施形態2の支援方法およびプログラムを示すフローチャートである。 図7(A)~(C)は、実施形態2の支援端末の表示部に表示される画像の一例を示す図である。 図8は、実施形態3の支援装置の構成の一例を示すブロック図である。 図9は、実施形態3の支援方法およびプログラムを示すフローチャートである。
本発明の支援装置は、前記ユーザの未来の健康状態から、ユーザの分身を表すキャラクタ画像を作製する画像作製部を含み、前記出力部により、前記ユーザの未来の健康状態として、前記キャラクタ画像が出力されてもよい。本態様によれば、家族等のユーザ以外に開示しにくい健康状態をキャラクタ画像とすることにより、家族等の第三者に開示しやすくなる。このため、本態様によれば、第三者が、ユーザの健康管理に介入可能となり、ユーザの健康管理を促進できる。
本発明の支援装置は、前記ユーザの未来の健康状態から、前記健康状態と関連付けられたキャラクタの動作、キャラクタの表情、キャラクタ画像を表示する背景画像、およびキャラクタ画像の表示位置からなる群から選択された少なくとも一つを制御する制御情報を取得する制御情報取得部を含み、前記出力部により、前記制御情報が出力されてもよい。本態様によれば、キャラクタの動作、キャラクタ画像の表情、およびキャラクタ画像を表示する背景画像を変化させることにより、より効果的に、ユーザの未来の健康状態を表示できる。このため、本態様によれば、ユーザが、健康管理の実感をさらに得やすくできる。
本発明の支援装置は、前記推定部により、栄養成分情報と、ユーザの栄養成分の基準値とから、過剰または不足する栄養成分が抽出され、前記栄養成分情報における過剰または不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態が推定されてもよい。本態様によれば、ユーザの摂取が過不足している栄養成分を基準として、ユーザの未来の健康状態を推定するため、よりよい精度で、ユーザの未来の健康状態を推定できる。このため、本本態様によれば、ユーザに健康管理の情報に対する信頼感を与えることができ、ユーザの健康管理を促進できる。
本発明の支援装置は、前記取得部により、ユーザの属性情報が取得され、前記推定部により、前記ユーザの属性情報と、属性毎の栄養成分の摂取基準値とから、前記ユーザの栄養成分の基準値が算出されてもよい。本態様によれば、ユーザに合わせた栄養成分の基準値を設定できるため、よりよい精度で、ユーザの未来の健康状態を推定できる。このため、本態様によれば、ユーザに健康管理の情報に対する信頼感を与えることができ、ユーザの健康管理を促進できる。
本発明の支援装置は、前記取得部により、ユーザの属性情報が取得されてもよい。この場合、本発明の支援装置は、前記ユーザの属性情報が、ユーザの年齢を含み、前記ユーザの年齢が、年齢条件を満たすかを判定する年齢判定部を含み、前記年齢判定部により前記ユーザの年齢が前記年齢条件を満たすと判定された場合、前記推定部において、前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とを比較し、過剰な栄養成分が抽出され、前記栄養成分情報における過剰な栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態が推定されることが好ましい。また、本発明の支援装置は、前記ユーザの属性情報が、ユーザの年齢を含み、前記ユーザの年齢が、年齢条件を満たすかを判定する年齢判定部を含み、前記年齢判定部により前記ユーザの年齢が前記年齢条件を満たさないと判定された場合、前記推定部において、前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とを比較し、不足する栄養成分が抽出され、前記栄養成分情報における不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態が推定されることが好ましい。本態様によれば、ユーザの年齢に合わせて、より重要な栄養成分に関する情報を抽出し、抽出された栄養成分に基づきユーザの未来の健康状態を推定するため、よりよい精度で、ユーザの未来の健康状態を推定できる。このため、本態様によれば、ユーザに健康管理の情報に対する信頼感を与えることができ、ユーザの健康管理を促進できる。
本発明の支援装置は、前記推定部により、前記栄養成分情報からユーザの現在の健康状態が推定されてもよい。この場合、本発明の支援装置は、前記出力部により、前記ユーザの現在の健康状態が出力されることが好ましい。本態様によれば、ユーザは、ユーザの現在の健康状態とユーザの未来の健康状態とを比較し、健康状態の変化を確認することが可能となる。このため、本態様によれば、ユーザが、健康管理の実感をさらに得やすくできる。
本発明の支援装置は、前記出力部により、前記ユーザの未来の健康状態が、ユーザの端末に出力されてもよいし、ユーザの端末とは異なる端末に出力されてもよい。
本発明の支援装置は、前記抽出部により、装置外から前記購入食品の栄養成分情報が取得されてもよい。
本発明の支援装置は、サーバでもよい。
本発明の支援方法は、前記ユーザの未来の健康状態から、ユーザの分身を表すキャラクタ画像を作製する画像作製工程を含み、前記出力工程において、前記ユーザの未来の健康状態として、前記キャラクタ画像を出力してもよい。本態様によれば、家族等のユーザ以外に開示しにくい健康状態をキャラクタ画像とすることにより、家族等の第三者に開示しやすくなる。このため、本態様によれば、第三者が、ユーザの健康管理に介入可能となり、ユーザの健康管理を促進できる。
本発明の支援方法は、前記ユーザの未来の健康状態から、前記健康状態と関連付けられたキャラクタの動作、キャラクタの表情、キャラクタ画像を表示する背景画像、およびキャラクタ画像の表示位置からなる群から選択された少なくとも一つを制御する制御情報を取得する制御情報取得工程を含み、前記出力工程において、前記制御情報を出力してもよい。本態様によれば、キャラクタの動作、キャラクタ画像の表情、およびキャラクタ画像を表示する背景画像を変化させることにより、より効果的に、ユーザの未来の健康状態を表示できる。このため、本態様によれば、ユーザが、健康管理の実感をさらに得やすくできる。
本発明の支援方法は、前記推定工程において、栄養成分情報と、ユーザの栄養成分の基準値とから、過剰または不足する栄養成分を抽出し、前記栄養成分情報における過剰または不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態を推定してもよい。本態様によれば、ユーザの摂取が過不足している栄養成分を基準として、ユーザの未来の健康状態を推定するため、よりよい精度で、ユーザの未来の健康状態を推定できる。このため、本態様によれば、ユーザに健康管理の情報に対する信頼感を与えることができ、ユーザの健康管理を促進できる。
本発明の支援方法は、前記取得工程において、ユーザの属性情報が取得され、前記推定工程において、前記ユーザの属性情報と、属性毎の栄養成分の摂取基準値とから、前記ユーザの栄養成分の基準値を算出してもよい。本態様によれば、ユーザに合わせた栄養成分の基準値を設定できるため、よりよい精度で、ユーザの未来の健康状態を推定できる。このため、本態様によれば、ユーザに健康管理の情報に対する信頼感を与えることができ、ユーザの健康管理を促進できる。
本発明の支援方法は、前記取得工程において、ユーザの属性情報を取得してもよい。この場合、本発明の支援方法は、前記ユーザの属性情報が、ユーザの年齢を含み、前記ユーザの年齢が、年齢条件を満たすかを判定する年齢判定工程を含み、前記年齢判定工程において、前記ユーザの年齢が前記年齢条件を満たすと判定された場合、前記推定工程では、前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とから、過剰な栄養成分を抽出し、前記栄養成分情報における過剰な栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態を推定することが好ましい。また、本発明の支援方法は、前記ユーザの属性情報が、ユーザの年齢を含み、前記ユーザの年齢が、年齢条件を満たすかを判定する年齢判定工程を含み、前記年齢判定工程において、前記ユーザの年齢が前記年齢条件を満たさないと判定された場合、前記推定工程では、前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とから、不足する栄養成分を抽出し、前記栄養成分情報における不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態を推定することが好ましい。本態様によれば、ユーザの年齢に合わせて、より重要な栄養成分に関する情報を抽出し、抽出された栄養成分に基づきユーザの未来の健康状態を推定するため、よりよい精度で、ユーザの未来の健康状態を推定できる。このため、本態様によれば、ユーザに健康管理の情報に対する信頼感を与えることができ、ユーザの健康管理を促進できる。
本発明の支援方法は、前記推定工程において、前記栄養成分情報からユーザの現在の健康状態を推定してもよい。本発明の支援方法は、前記出力工程において、前記ユーザの現在の健康状態を出力することが好ましい。本態様によれば、ユーザは、ユーザの現在の健康状態とユーザの未来の健康状態とを比較し、健康状態の変化を確認することが可能となる。このため、本態様によれば、ユーザが、健康管理の実感をさらに得やすくできる。
本発明の支援方法は、前記出力工程において、前記ユーザの未来の健康状態を、ユーザの端末に出力してもよいし、ユーザの端末とは異なる端末に出力してもよい。
本発明の支援方法は、前記抽出工程において、外部から前記購入食品の栄養成分情報を取得してもよい。
本発明のプログラムは、ユーザの購入食品情報を取得する取得処理と、前記購入食品情報から、購入食品の栄養成分情報を抽出する抽出処理と、前記栄養成分情報からユーザの未来の健康状態を推定する推定処理と、前記ユーザの未来の健康状態を出力する出力処理とを、コンピュータ上で実行可能である。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記本発明のプログラムを記録している。
本発明の健康支援システム(以下、「支援システム」ともいう)は、端末とサーバとを含み、前記端末と前記サーバとは、システム外の通信回線網を介して、接続可能であり、前記端末は、ユーザの購入食品情報を入力する入力部と、前記サーバと通信可能な通信部と、前記ユーザの未来の健康状態を表示する表示部とを含み、前記サーバは、前記ユーザの購入食品情報を取得する取得部と、前記購入食品情報から、購入食品の栄養成分情報を抽出する抽出部と、前記栄養成分情報からユーザの未来の健康状態を推定する推定部と、前記ユーザの未来の健康状態を出力する出力部とを含む。
本発明の実施形態について、図1~9を用いて説明する。なお、本発明は、下記の実施形態によって何ら限定および制限されない。なお、以下の図1~図9において、同一部分には、同一符号を付している。また、各実施形態の説明は、特に言及がない限り、互いの説明を援用できる。さらに、各実施形態の構成は、特に言及がない限り、組合せ可能である。
[実施形態1]
本実施形態は、本発明の支援装置および支援端末の一例を含む支援システムの例である。図1は、本実施形態の支援装置1および支援端末2a、2bの一例を含む支援システム100の一例の構成を示すブロック図である。図1に示すように、支援システム100は、支援装置1と、ユーザの支援端末2aと、ユーザの端末とは異なる支援端末(ユーザ以外の支援端末)2bとを含む。また、図1に示すように、支援装置1は、取得部11、抽出部12、推定部13、および出力部14を含む。支援端末2aは、入力部21、通信部22、および表示部23を含む。支援端末2bは、支援端末2aと同様の構成を有するため、各部の記載は省略している。図1に示すように、支援装置1は、通信回線網3を介して、支援端末2a、2bと接続可能である。本実施形態の支援装置1は、システムとしてサーバに組み込まれていてもよい。また、本実施形態の支援装置1は、本発明のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ(PC)であってもよい。また、図示していないが、支援装置1は、通信回線網3を介して、システム管理者の外部端末とも接続可能であり、システム管理者は、外部端末から支援装置1の管理を実施してもよい。
通信回線網3は、特に制限されず、公知のネットワークを使用でき、例えば、有線でもよいし、無線でもよい。通信回線網3は、例えば、インターネット回線、WWW(World Wide Web)、電話回線、LAN(Local Area Network)、WiFi(Wireless Fidelity)等があげられる。
支援端末2a、2bは、例えば、PC;携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末;スマートウォッチ、スマートグラス、ウェアブル端末等があげられる。支援端末2a、2bは、例えば、カメラ、スキャナ等の撮像手段、IC(integrated circuit)カードリーダ、マイク等の音声入力手段等を備えてもよい。
図2に、支援装置1のハードウェア構成のブロック図を例示する。支援装置1は、例えば、CPU(中央処理装置)101、メモリ102、バス103、記憶装置104、入力装置106、ディスプレイ107、通信デバイス108等を有する。支援装置1の各部は、それぞれのインタフェース(I/F)により、バス103を介して接続されている。
CPU101は、例えば、コントローラ(システムコントローラ、I/Oコントローラ等)等により、他の構成と連携動作し、支援装置1の全体の制御を担う。支援装置1において、CPU101により、例えば、本発明のプログラム105やその他のプログラムが実行され、また、各種情報の読み込みや書き込みが行われる。具体的には、例えば、CPU101が、取得部11、抽出部12、推定部13、出力部14として機能する。支援装置1は、演算装置として、CPUを備えるが、GPU(Graphics Processing Unit)、APU(Accelerated Processing Unit)等の他の演算装置を備えてもよいし、CPUとこれらとの組合せを備えてもよい。なお、CPU101は、例えば、後述する実施形態2~3における記憶部以外の各部として機能する。
メモリ102は、例えば、メインメモリを含む。前記メインメモリは、主記憶装置ともいう。CPU101が処理を行う際には、例えば、後述する記憶装置104(補助記憶装置)に記憶されている本発明のプログラム105等の種々の動作プログラムを、メモリ102が読み込む。そして、CPU101は、メモリ102からデータを読み出し、解読し、前記プログラムを実行する。前記メインメモリは、例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ)である。メモリ102は、例えば、さらに、ROM(読み出し専用メモリ)を含む。
バス103は、例えば、外部機器とも接続できる。前記外部機器は、例えば、外部記憶装置(外部データベース等)、プリンター等があげられる。支援装置1は、例えば、バス103に接続された通信デバイス108により、通信回線網3に接続でき、通信回線網3を介して、前記外部機器と接続することもできる。また、支援装置1は、通信デバイス108および通信回線網3を介して、支援端末2a、2bにも接続できる。
記憶装置104は、例えば、前記メインメモリ(主記憶装置)に対して、いわゆる補助記憶装置ともいう。前述のように、記憶装置104には、本発明のプログラム105を含む動作プログラムが格納されている。記憶装置104は、例えば、記憶媒体と、前記記憶媒体に読み書きするドライブとを含む。前記記憶媒体は、特に制限されず、例えば、内蔵型でも外付け型でもよく、HD(ハードディスク)、FD(フロッピー(登録商標)ディスク)、CD-ROM、CD-R、CD-RW、MO、DVD、フラッシュメモリー、メモリーカード等があげられ、前記ドライブは、特に制限されない。記憶装置104は、例えば、前記記憶媒体と前記ドライブとが一体化されたハードディスクドライブ(HDD)であってもよい。
支援装置1は、例えば、さらに、入力装置106、ディスプレイ107を有する。入力装置106は、例えば、タッチパネル、トラックパッド、マウス等のポインティングデバイス;キーボード;カメラ、スキャナ等の撮像手段;ICカードリーダ、磁気カードリーダ等のカードリーダ;マイク等の音声入力手段;等があげられる。ディスプレイ107は、例えば、LEDディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示装置があげられる。本実施形態1において、入力装置106とディスプレイ107とは、別個に構成されているが、入力装置106とディスプレイ107とは、タッチパネルディスプレイのように、一体として構成されてもよい。
支援装置1において、メモリ102および記憶装置104は、ユーザからのアクセス情報およびログ情報、ならびに、外部データベース(図示せず)から取得した情報を記憶することも可能である。
図3に、支援端末2a、2bのハードウェア構成のブロック図を例示する。支援端末2a、2bは、例えば、CPU201、メモリ202、バス203、記憶装置204、入力装置(入力部)21、通信デバイス(通信部)22、ディスプレイ(表示部)23等を有する。支援端末2a、2bの各部は、それぞれのインタフェース(I/F)により、バス203を介して接続されている。支援端末2a、2bの各構成の説明は、支援装置1の各構成の説明を援用できる。
つぎに、本実施形態の支援装置1における処理の一例について、支援端末2aから入力された購入食品情報に基づき処理する場合を例にとり、図4のフローチャートに基づき、説明する。
支援装置1による処理に先立ち、まず、ユーザが、ユーザの支援端末2aの入力部21により、ユーザの購入食品情報を入力する。前記ユーザは、例えば、本実施形態の支援システム100のように一人でもよいし、複数人でもよい。前記購入食品情報は、例えば、前記ユーザにより購入された食品(購入食品)に関する情報である。前記購入食品情報は、例えば、前記購入食品の商品名(製品名、名称)、製造番号、前記購入食品を撮像した画像、レシートの画像、電子レシート、POS(point of sales)データ、栄養素表記の画像データ、購入時の日時、場所等があげられる。つぎに、入力されたユーザの購入食品情報は、支援端末2aの通信部22により、通信回線網3を介して、支援装置1に出力される。
つぎに、支援装置1による処理を開始する。まず、支援装置1の取得部11が、支援端末2aから出力された購入食品情報を、通信デバイス108を介して取得する(S1、取得工程)。取得部11は、例えば、取得した購入食品情報について、抽出部12による抽出等を実施しない場合、前記購入食品情報を記憶装置104に記憶させてもよい。
つぎに、抽出部12は、前記購入食品情報から購入食品の栄養成分情報を抽出する(S2、抽出工程)。前記購入食品情報が記憶装置104に記憶されている場合、抽出部12は、記憶装置104に記憶されている購入食品情報から栄養成分情報を抽出してもよいし、S1ステップで新たに取得した購入食品情報と、記憶装置104に記憶されている購入食品情報とから栄養成分情報を抽出してもよい。前記栄養成分情報は、例えば、前記購入食品の栄養成分に関する情報である。前記栄養成分は、例えば、カロリー;糖質、脂質(飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸、コレステロール等)、アルコール等の炭水化物;タンパク質;ナトリウム、カルシウム、カリウム、鉄等の無機塩;難溶性食物繊維、水溶性食物繊維等の食物繊維;レチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン等のビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、α-トコフェロール、β-トコフェノール、γ-トコフェノール、σ-トコフェノール等のビタミンE、ビタミンK、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン等のビタミン類;ポリフェノール等があげられる。前記栄養成分情報の抽出は、例えば、各購入食品の栄養成分の情報を記憶した装置内または装置外データベースから購入食品に対応する栄養成分の情報を取得することにより、抽出してもよいし、各購入食品を構成する材料について、日本食品標準成分表等の食品成分の基準を参照することにより、抽出してもよい。抽出部12は、例えば、異なる日の購入食品情報を含む場合、各日について、別々に栄養成分情報を抽出することが好ましい。具体例として、前記購入食品情報が3日分の購入食品の情報を含む場合、抽出部12は、1日目の購入食品情報に基づき、1日目の栄養成分情報を抽出し、2日目の購入食品情報に基づき、2日目の栄養成分情報を抽出し、3日目の購入食品情報に基づき、3日目の栄養成分情報を抽出する。抽出された栄養成分情報は、例えば、記憶装置104に記憶されてもよい。
つぎに、推定部13は、前記栄養成分情報からユーザの未来の健康状態(以下、「未来の健康状態」ともいう)を推定する(S3、推定工程)。前記未来の健康状態は、現在より後におけるユーザの健康状態を意味する。前記未来の健康状態は、例えば、ユーザが指定する、現在より後の任意の時間のユーザの健康状態であってよいし、予め設定された現在より後の時間(例えば、1ヶ月後、2ヶ月後、1年後、2年後等)のユーザの健康状態であってもよい。前記未来の健康状態は、例えば、1つの時点でもよいし、複数時点でもよい。
前記未来の健康状態は、例えば、前記栄養成分情報において、過剰または不足している栄養成分に基づき、推定できる。具体的には、まず、推定部13では、例えば、ユーザの属性情報に基づき、前記ユーザに適した栄養成分の基準値(ユーザの栄養成分の基準値)を算出する。前記ユーザの属性情報は、例えば、取得部11により取得される。前記ユーザの属性情報は、例えば、ユーザの年齢、性別、身長、体重、運動量、メッツ(運動強度の指数、METs(METabolic equivalents))、身体活動レベル等があげられる。前記栄養成分の基準値は、例えば、前記ユーザの属性情報と、属性毎の栄養成分の摂取基準とから算出できる。具体的には、前記栄養成分の基準値は、例えば、前記ユーザの属性情報に基づき、前記属性毎の栄養成分の摂取基準から対応する栄養成分の値を抽出し、抽出された栄養成分の値を、栄養成分毎に積算することにより算出できる。前記栄養成分の基準値は、数値範囲が好ましい。この場合、前記栄養成分の基準値は、栄養成分の基準範囲ということもできる。前記栄養成分の基準範囲は、例えば、算出された栄養成分の基準値の±15%の範囲、好ましくは、算出された栄養成分の基準値の±10%または±5%の範囲と設定できる。前記属性毎の栄養成分の摂取基準は、例えば、前記ユーザが日本人の場合、厚生労働省が推薦している栄養成分の基準値があげられ、具体例として、日本人の食事摂取基準(2015年版)(厚生労働省)があげられる。前記ユーザが日本人以外の場合、前記属性毎の栄養成分の摂取基準は、例えば、前記ユーザの出身国における食事摂取基準を参照できる。前記基準値は、例えば、下限値と上限値から規定される数値範囲でもよい。
つぎに、推定部13は、前記栄養成分情報と、前記栄養成分の基準値とから、過剰または不足する栄養成分を抽出する。具体的には、推定部13は、前記栄養成分情報の各栄養成分の値と、前記栄養成分の基準値における対応する栄養成分の基準値とを比較し、前記栄養成分の基準値より少ないか、同じか(例えば、数値範囲に含まれるか)、または多いかを判定する。そして、推定部13は、例えば、前記栄養成分の基準値より少ない栄養成分について、不足する栄養成分と判定し、前記栄養成分の基準値と同じ栄養成分については、過不足なしの栄養成分と判定し、前記栄養成分の基準値より多い栄養成分について、過剰な栄養成分と判定する。推定部13が用いる栄養成分情報は、例えば、1日の購入食品情報から抽出された栄養成分情報でもよいし、2日以上の購入食品情報から抽出された栄養成分情報でもよいし、好ましくは、約1ヶ月(30日前後)の購入食品情報から抽出された栄養成分情報である。後者の場合、推定部13は、2日以上の購入食品情報から抽出された栄養成分情報に基づき、1日の栄養成分情報の平均値を算出し、前記栄養成分情報の平均値を、前記栄養成分情報として用いることが好ましい。
そして、推定部13は、前記栄養成分情報における過剰または不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記未来の健康状態を推定する。具体的には、推定部13は、前記過剰または不足する栄養成分について、それぞれ、対応する過剰または不足する栄養成分が前記健康状態の基準成分に存在するかを判定する。そして、推定部13は、対応する健康状態の基準成分が存在する場合、前記未来の健康状態は、対応する健康状態であると判定する。他方、推定部13は、対応する健康状態の基準成分が存在しない場合、前記未来の健康状態は、良好な健康状態であると判定する。前記健康状態の基準成分は、例えば、健康状態と関連する過剰な栄養成分または不足する栄養成分を意味する。前記健康状態は、例えば、栄養不足、脂質異常症、高血圧、高血糖、サルコペニア等の疾患の罹患状態;肥満等の体型に関する状態、疾患に罹患していない状態(良好な健康状態);等があげられる。前記健康状態の基準成分の具体例は、例えば、下記情報があげられる。
(健康状態:過剰または不足する栄養成分)
高血糖:脂質、タンパク質、もしくは糖類の過剰、または食物繊維の不足
脂質異常症:飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸、コレステロール等の脂質、糖類、タンパク質、もしくはアルコールの過剰、または水溶性食物繊維の不足
高血圧:ナトリウム(食塩)、炭水化物、アルコール、脂質、もしくはタンパク質の過剰、またはカリウム、n-3系脂肪酸、食物繊維の不足
サルコペニア:タンパク質の不足、またはビタミンDもしくは栄養全般の不足
前記未来の健康状態は、例えば、前記栄養成分情報における栄養成分の量に基づき、推定してもよい。この場合、推定部13は、前記栄養成分の量(摂取量)と、前記栄養成分の量および健康状態の関連性とに基づき、前記未来の健康状態を推定する。具体的には、推定部13は、前記栄養成分情報における各栄養成分の量について、前記栄養成分の量および健康状態の関連性の情報を比較し、前記栄養成分の量と対応する健康状態を抽出する。そして、推定部13は、前記未来の健康状態が、前記栄養成分の量と対応する健康状態であると推定する。前記栄養成分の量および健康状態の関連性は、公知の食事摂取量と健康状態の関連性に関する情報を参照でき、具体例として、食塩摂取量(g)と年間の収縮期血圧(mmHg)の上昇量との関連性は、下記参考文献1を参照できる。
参考文献1:Intersalt Cooperative Research Group, “Intersalt: an international study of electrolyte excretion and blood pressure. Results for 24 hour urinary sodium and potassium excretion.”, BMJ, 1988, volume 297, number 6644, pages 319-328
つぎに、出力部14は、前記未来の健康状態を出力する(S4、出力工程)。具体的には、出力部14は、通信デバイス108および通信回線網3を介して、支援端末2aに出力する。前記未来の健康状態が複数の場合、出力部14は、その一部を出力してもよいし、全部を出力してもよい。前者の場合、出力部14は、例えば、予め設定された数の未来の健康状態を出力してもよいし、ユーザにより指定された条件(例えば、優先順位)を満たす未来の健康状態を出力してもよい。そして、支援装置1は、処理を終了する。前記未来の健康状態は、例えば、文字、グラフ、画像、キャラクタ画像等により出力されてもよいし、これらの表示を指示する指示情報として出力されてもよい。出力部14は、例えば、ユーザの支援端末2aに代えて、または加えて、ユーザ以外の支援端末2bに出力してもよい。ユーザ以外の支援端末2bは、例えば、ユーザの健康状態を確認または利用する個人または団体の端末であり、具体例として、家族、保険会社、NPO(Nonprofit Organization)法人、ボランティア団体、政府、企業、健康保険組合等の端末があげられる。
そして、出力された未来の健康状態は、支援端末2aの通信部22を介して、支援端末2aに取得される。そして、前記未来の健康状態は、支援端末2aの表示部23に表示される。
実施形態1の支援装置、支援端末、および支援システムによれば、ユーザの購入食品情報からユーザの未来の健康状態を推定し、提示できる。このため、実施形態1の支援装置、支援端末、および支援システムによれば、ユーザは、前記未来の健康状態を確認することで、現在実施している健康管理の効果がどのように現れるかを確認することができる。したがって、実施形態1の支援装置、支援端末、および支援システムによれば、ユーザが健康管理の実感を得やすくなる。
実施形態1の支援装置、支援端末、および支援システムにおいて、推定部13は、前記未来の健康状態を推定したが、推定部13は、さらに、前記栄養成分情報からユーザの現在の健康状態を推定してもよい。この場合、出力部14は、前記ユーザの現在の健康状態を出力することが好ましい。出力部14は、前記未来の健康状態と前記現在の健康状態を同時に出力してもよいし、別々に出力してもよい。前記現在の健康状態は、例えば、推定部13により抽出された過剰または不足する栄養成分を示す数値(例えば、過剰値、不足値等)、これら図表化した図表(グラフ等)等があげられる。前記過剰または不足する栄養成分は、前述と同様にして、前記栄養成分情報から抽出できる。前記現在の健康状態の推定に用いる栄養成分情報は、例えば、1日の購入食品情報から抽出された栄養成分情報でもよいし、2日以上の購入食品情報から抽出された栄養成分情報でもよいし、好ましくは、約1ヶ月(30日前後)の購入食品情報から抽出された栄養成分情報である。
[実施形態2]
本実施形態は、前記未来の健康状態からキャラクタ画像を作製する画像作製部を含み、前記未来の健康状態として、前記キャラクタ画像が出力されること以外は、実施形態1と同様である。本実施形態は、前記未来の健康状態をキャラクタ画像として、ユーザに提示可能である。このため、本実施形態によれば、家族等のユーザ以外に開示しにくい健康状態をキャラクタ画像とすることにより、家族等の第三者に開示しやすくなる。このため、本実施形態によれば、第三者が、ユーザの健康管理に介入可能となり、ユーザの健康管理を促進できる。
図5は、本実施形態の支援装置1Aの一例の構成を示すブロック図である。図5に示すように、支援装置1Aは、さらに、画像作製部15を含む。支援装置1Aのハードウェア構成は、図2の支援装置1のハードウェア構成において、CPU101が、図1の支援装置1の構成に代えて、図5の支援装置1Aの構成を備える以外は同様である。
本実施形態の支援装置1Aにおける処理の一例を、図6のフローチャートおよび図7の説明図に基づいて説明する。
まず、実施形態1の支援装置1の処理におけるS1~S3と同様にして、S1~S3を実施する。
つぎに、画像作製部15は、前記未来の健康状態から、ユーザの分身を表すキャラクタ画像を作製する(S5、画像作製工程)。前記キャラクタ画像は、アバターということもできる。前記キャラクタ画像は、ヒト型のキャラクタ画像でもよいし、非ヒト型のキャラクタ画像でもよいが、ユーザが、前記未来の健康状態をより受け入れやすくできることから後者が好ましい。前記キャラクタ画像は、例えば、図7(A)のキャラクタ画像4a、b、c、d、eに示すように、予め各健康状態と、キャラクタ画像とを関連付けしておき、前記未来の健康状態と対応する健康状態のキャラクタ画像を抽出することにより作製してもよい。前記キャラクタ画像は、例えば、ユーザが指定したキャラクタ画像について、前記未来の健康状態と対応する表情等を付与することにより、作製してもよい。前記未来の健康状態が複数の場合、画像作製部15は、それぞれに対応するキャラクタ画像を作製してもよい。
つぎに、出力部14は、前記未来の健康状態として、前記キャラクタ画像を出力する(S41、出力工程)。具体的には、具体的には、出力部14は、通信デバイス108および通信回線網3を介して、支援端末2aに出力する。そして、支援装置1Aは、処理を終了する。出力部14により出力されるキャラクタ画像は、例えば、キャラクタ画像の情報でもよいし、ユーザの支援端末2aに記憶されているキャラクタ画像の表示を指示する情報でもよい。
そして、出力されたキャラクタ画像は、支援端末2aの通信部22を介して、支援端末2aに取得される。そして、前記キャラクタ画像は、支援端末2aの表示部23に表示される。
実施形態2の支援装置1Aは、前記未来の健康状態にあわせて、前記キャラクタ画像の表示方法を変更してもよい。これにより、実施形態2の支援装置1Aは、より効果的に、ユーザの未来の健康状態を表示できる。前記キャラクタ画像の表示を変更する場合、実施形態2の支援装置1Aは、例えば、前記未来の健康状態から、前記健康状態と関連付けられたキャラクタの動作(図7(B))、キャラクタの表情(図7(A))、キャラクタ画像を表示する背景画像(図7(C))、およびキャラクタ画像の表示位置(図7(C))からなる群から選択された少なくとも一つを制御する制御情報を取得する制御情報取得部を含んでもよい。前記制御情報は、例えば、記憶装置104に格納されている。このため、前記制御情報取得部は、例えば、前記未来の健康情報に基づき、前記健康情報と対応する制御情報を記憶装置104から取得する。また、CPU101が、前記制御情報取得部として機能する。そして、出力部14により、前記制御情報が出力される。前記制御情報は、例えば、前記キャラクタ画像と同時に出力されてもよいし、別々に出力されてもよい。
そして、出力されたキャラクタ画像および制御情報は、支援端末2aの通信部22を介して、支援端末2aに取得される。そして、前記キャラクタ画像は、前記制御情報に基づき、制御された上で、支援端末2aの表示部23に表示される。
[実施形態3]
本実施形態は、前記取得部がユーザの属性情報を取得し、前記ユーザの属性情報に含まれるユーザの年齢に合わせて、より重要な栄養成分に関する情報を抽出し、抽出された栄養成分に基づきユーザの未来の健康状態を推定すること以外は、実施形態1と同様である。本実施形態は、ユーザの年齢に合わせて、より重要な栄養成分に関する情報を抽出し、抽出された栄養成分に基づきユーザの未来の健康状態を推定するため、よりよい精度で、ユーザの未来の健康状態を推定できる。このため、本実施形態によれば、ユーザに健康管理の情報に対する信頼感を与えることができ、ユーザの健康管理を促進できる。
図8は、本実施形態の支援装置1Bの一例の構成を示すブロック図である。図8に示すように、支援装置1Bは、さらに、年齢判定部16を含む。支援装置1Bのハードウェア構成は、図2の支援装置1のハードウェア構成において、CPU101が、図1の支援装置1の構成に代えて、図8の支援装置1Bの構成を備える以外は同様である。
本実施形態の支援装置1Bにおける処理の一例を、図9のフローチャートに基づいて説明する。
まず、取得部11により、前記ユーザの購入食品情報および前記ユーザの属性情報を取得する(S11、取得工程)。前記購入食品情報および前記ユーザの属性情報は、例えば、同時に取得されてもよいし、別々に取得されてもよい。前記ユーザの属性情報は、例えば、記憶装置104に格納されてもよい。この場合、取得部11は、前記ユーザの属性情報を記憶装置104から取得する。
つぎに、実施形態1の支援装置1の処理におけるS2と同様にして、S2を実施する。
つぎに、年齢判定部16は、前記ユーザの年齢が、年齢条件を満たすかを判定する(S6、年齢判定工程)。前記年齢条件は、例えば、高齢者と、それ以外の成年とを分ける年齢、成年と未成年とを分ける年齢等があげられる。具体例として、前記年齢条件は、18~29歳、30~49歳、50~69歳、70歳以上等の複数の年齢区分があげられる。前記高齢者では、例えば、前記栄養成分の不足と健康状態の悪化とが関連する。他方、前記それ以外の成年および未成年では、例えば、前記栄養成分の過剰と健康状態の悪化とが関連する。このため、前記年齢条件は、前記高齢者が後述のS32工程に、前記それ以外の成年および未成年が後述のS31工程に進むように設定されることが好ましい。
そして、Yesの場合、すなわち、前記ユーザの年齢が年齢条件を満たす場合、推定部13は、実施形態1の支援装置1の処理におけるS3と同様にして、前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とを比較し、過剰な栄養成分を抽出する(S31)。そして、推定部13は、前記栄養成分情報における過剰な栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態を推定する。そして、S4に進む。他方、Noの場合、すなわち、前記ユーザの年齢が年齢条件を満たさない場合、推定部13は、実施形態1の支援装置1の処理におけるS3と同様にして、前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とを比較し、不足する栄養成分を抽出する(S32)。そして、推定部13は、前記栄養成分情報における不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態を推定する。
つぎに、実施形態1の支援装置1の処理におけるS4と同様にして、S4を実施し、終了する。
[実施形態4]
本実施形態のプログラムは、前述の健康管理支援方法を、コンピュータ上で実行可能なプログラムである。または、本実施形態のプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。前記記録媒体は、例えば、非一時的なコンピュータ可読記録媒体(non-transitory computer-readable storage medium)である。前記記録媒体は、特に制限されず、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等があげられる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をできる。
この出願は、2018年8月23日に出願された日本出願特願2018-156033を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
<付記>
上記の実施形態および実施例の一部または全部は、以下の付記のように記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
ユーザの購入食品情報を取得する取得部と、
前記購入食品情報から、購入食品の栄養成分情報を抽出する抽出部と、
前記栄養成分情報からユーザの未来の健康状態を推定する推定部と、
前記ユーザの未来の健康状態を出力する出力部とを含む、健康管理支援装置。
(付記2)
前記ユーザの未来の健康状態から、ユーザの分身を表すキャラクタ画像を作製する画像作製部を含み、
前記出力部により、前記ユーザの未来の健康状態として、前記キャラクタ画像が出力される、付記1記載の健康管理支援装置。
(付記3)
前記ユーザの未来の健康状態から、前記健康状態と関連付けられたキャラクタの動作、キャラクタの表情、キャラクタ画像を表示する背景画像、およびキャラクタ画像の表示位置からなる群から選択された少なくとも一つを制御する制御情報を取得する制御情報取得部を含み、
前記出力部により、前記制御情報が出力される、付記2記載の健康管理支援装置。
(付記4)
前記推定部により、
栄養成分情報と、ユーザの栄養成分の基準値とから、過剰または不足する栄養成分が抽出され、
前記栄養成分情報における過剰または不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態が推定される、付記1から3のいずれかに記載の健康管理支援装置。
(付記5)
前記取得部により、ユーザの属性情報が取得され、
前記推定部により、前記ユーザの属性情報と、属性毎の栄養成分の摂取基準値とから、前記ユーザの栄養成分の基準値が算出される、付記4記載の健康管理支援装置。
(付記6)
前記取得部により、ユーザの属性情報が取得される、付記1から5のいずれかに記載の健康管理支援装置。
(付記7)
前記ユーザの属性情報が、ユーザの年齢を含み、
前記ユーザの年齢が、年齢条件を満たすかを判定する年齢判定部を含み、
前記年齢判定部により前記ユーザの年齢が前記年齢条件を満たすと判定された場合、前記推定部において、
前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とを比較し、過剰な栄養成分が抽出され、
前記栄養成分情報における過剰な栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態が推定される、付記6記載の健康管理支援装置。
(付記8)
前記ユーザの属性情報が、ユーザの年齢を含み、
前記ユーザの年齢が、年齢条件を満たすかを判定する年齢判定部を含み、
前記年齢判定部により前記ユーザの年齢が前記年齢条件を満たさないと判定された場合、前記推定部において、
前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とを比較し、不足する栄養成分が抽出され、
前記栄養成分情報における不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態が推定される、付記6または7記載の健康管理支援装置。
(付記9)
前記推定部により、前記栄養成分情報からユーザの現在の健康状態が推定される、付記1から8のいずれかに記載の健康管理支援装置。
(付記10)
前記出力部により、前記ユーザの現在の健康状態が出力される、付記9記載の健康管理支援装置。
(付記11)
前記出力部により、前記ユーザの未来の健康状態が、ユーザの端末に出力される、付記1から10のいずれかに記載の健康管理支援装置。
(付記12)
前記出力部により、前記ユーザの未来の健康状態が、ユーザの端末とは異なる端末に出力される、付記1から10のいずれかに記載の健康管理支援装置。
(付記13)
前記抽出部により、装置外から前記購入食品の栄養成分情報が取得される、付記1から12のいずれかに記載の健康管理支援装置。
(付記14)
前記健康管理支援装置は、サーバである、付記1から13のいずれかに記載の健康管理支援装置。
(付記15)
ユーザの購入食品情報を取得する取得工程と、
前記購入食品情報から、購入食品の栄養成分情報を抽出する抽出工程と、
前記栄養成分情報からユーザの未来の健康状態を推定する推定工程と、
前記ユーザの未来の健康状態を出力する出力工程とを含む、健康管理支援方法。
(付記16)
前記ユーザの未来の健康状態から、ユーザの分身を表すキャラクタ画像を作製する画像作製工程を含み、
前記出力工程において、前記ユーザの未来の健康状態として、前記キャラクタ画像を出力する、付記15記載の健康管理支援方法。
(付記17)
前記ユーザの未来の健康状態から、前記健康状態と関連付けられたキャラクタの動作、キャラクタの表情、キャラクタ画像を表示する背景画像、およびキャラクタ画像の表示位置からなる群から選択された少なくとも一つを制御する制御情報を取得する制御情報取得工程を含み、
前記出力工程において、前記制御情報を出力する、付記16記載の健康管理支援方法。
(付記18)
前記推定工程において、
栄養成分情報と、ユーザの栄養成分の基準値とから、過剰または不足する栄養成分を抽出し、
前記栄養成分情報における過剰または不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態を推定する、付記15から17のいずれかに記載の健康管理支援方法。
(付記19)
前記取得工程において、ユーザの属性情報が取得され、
前記推定工程において、前記ユーザの属性情報と、属性毎の栄養成分の摂取基準値とから、前記ユーザの栄養成分の基準値を算出する、付記18記載の健康管理支援方法。
(付記20)
前記取得工程において、ユーザの属性情報を取得する、付記15から19のいずれかに記載の健康管理支援方法。
(付記21)
前記ユーザの属性情報が、ユーザの年齢を含み、
前記ユーザの年齢が、年齢条件を満たすかを判定する年齢判定工程を含み、
前記年齢判定工程において、前記ユーザの年齢が前記年齢条件を満たすと判定された場合、前記推定工程では、
前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とから、過剰な栄養成分を抽出し、
前記栄養成分情報における過剰な栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態を推定する、付記20記載の健康管理支援方法。
(付記22)
前記ユーザの属性情報が、ユーザの年齢を含み、
前記ユーザの年齢が、年齢条件を満たすかを判定する年齢判定工程を含み、
前記年齢判定工程において、前記ユーザの年齢が前記年齢条件を満たさないと判定された場合、前記推定工程では、
前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とから、不足する栄養成分を抽出し、
前記栄養成分情報における不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態を推定する、付記20または21記載の健康管理支援方法。
(付記23)
前記推定工程において、前記栄養成分情報からユーザの現在の健康状態を推定する、付記15から22のいずれかに記載の健康管理支援方法。
(付記24)
前記出力工程において、前記ユーザの現在の健康状態を出力する、付記23記載の健康管理支援方法。
(付記25)
前記出力工程において、前記ユーザの未来の健康状態をユーザの端末に出力する、付記15から24のいずれかに記載の健康管理支援方法。
(付記26)
前記出力工程において、前記ユーザの未来の健康状態をユーザの端末とは異なる端末に出力する、付記15から24のいずれかに記載の健康管理支援方法。
(付記27)
前記抽出工程において、外部から前記購入食品の栄養成分情報を取得する、付記15から26のいずれかに記載の健康管理支援方法。
(付記28)
ユーザの購入食品情報を入力する入力部と、
前記ユーザの購入食品情報からユーザの未来の健康状態を推定する、付記1から14のいずれかに記載の健康管理支援装置と通信可能な通信部と、
前記ユーザの未来の健康状態を表示する表示部とを含む、健康管理支援端末。
(付記29)
ユーザの購入食品情報を取得する取得処理と、
前記購入食品情報から、購入食品の栄養成分情報を抽出する抽出処理と、
前記栄養成分情報からユーザの未来の健康状態を推定する推定処理と、
前記ユーザの未来の健康状態を出力する出力処理とを、コンピュータ上で実行可能である、プログラム。
(付記30)
付記29記載のプログラムを記録している、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記31)
端末とサーバとを含み、
前記端末と前記サーバとは、システム外の通信回線網を介して、接続可能であり、
前記端末は、
ユーザの購入食品情報を入力する入力部と、
前記サーバと通信可能な通信部と、
前記ユーザの未来の健康状態を表示する表示部とを含み、
前記サーバは、
前記ユーザの購入食品情報を取得する取得部と、
前記購入食品情報から、購入食品の栄養成分情報を抽出する抽出部と、
前記栄養成分情報からユーザの未来の健康状態を推定する推定部と、
前記ユーザの未来の健康状態を出力する出力部とを含む、健康管理支援システム。
本発明によれば、ユーザの購入食品情報からユーザの未来の健康状態を推定し、提示できる。本発明によれば、ユーザは、前記未来の健康状態を確認することで、現在実施している健康管理の効果がどのように現れるかを確認することができる。このため、本発明によれば、ユーザが健康管理の実感を得やすくなる。したがって、本発明は、医療分野、予防医学分野等において極めて有用である。
1、1A、1B 支援装置
11 取得部
12 抽出部
13 推定部
14 出力部
15 画像作製部
16 年齢判定部
101、201 CPU
102、202 メモリ
103、203 バス
104、204 記憶装置
105、205 プログラム
106 入力装置
107 ディスプレイ
108 通信デバイス
2a、2b 支援端末
21 入力部
22 通信部
23 表示部
3 通信回線網3
4a、b、c、d、e キャラクタ画像

Claims (10)

  1. ユーザの購入食品情報を取得する取得部と、
    前記購入食品情報から、購入食品の栄養成分情報を抽出する抽出部と、
    前記栄養成分情報からユーザの未来の健康状態を推定する推定部と、
    前記ユーザの未来の健康状態を出力する出力部と、
    前記ユーザの年齢が、高齢者であるか否かを判定する年齢判定部とを含み、
    前記取得部により、ユーザの属性情報が取得され、
    前記ユーザの属性情報が、ユーザの年齢を含み、
    前記年齢判定部により前記ユーザの年齢が高齢者であると判定された場合、前記推定部において、
    前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とを比較し、不足する栄養成分が抽出され、
    前記栄養成分情報における不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態が推定される、健康管理支援装置。
  2. 前記ユーザの未来の健康状態から、ユーザの分身を表すキャラクタ画像を作製する画像作製部を含み、
    前記出力部により、前記ユーザの未来の健康状態として、前記キャラクタ画像が出力される、請求項1記載の健康管理支援装置。
  3. 前記ユーザの未来の健康状態から、前記健康状態と関連付けられたキャラクタの動作、キャラクタの表情、キャラクタ画像を表示する背景画像、およびキャラクタ画像の表示位置からなる群から選択された少なくとも一つを制御する制御情報を取得する制御情報取得部を含み、
    前記出力部により、前記制御情報が出力される、請求項2記載の健康管理支援装置。
  4. 前記年齢判定部により前記ユーザの年齢が高齢者でないと判定された場合、前記推定部において、
    前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とを比較し、過剰な栄養成分が抽出され、
    前記栄養成分情報における過剰な栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態が推定される、請求項1から3のいずれか一項に記載の健康管理支援装置。
  5. ユーザの購入食品情報を取得する取得工程と、
    前記購入食品情報から、購入食品の栄養成分情報を抽出する抽出工程と、
    前記栄養成分情報からユーザの未来の健康状態を推定する推定工程と、
    前記ユーザの未来の健康状態を出力する出力工程と、
    前記ユーザの年齢が、高齢者であるか否かを判定する年齢判定工程とを含み、
    前記取得工程により、ユーザの属性情報が取得され、
    前記ユーザの属性情報が、ユーザの年齢を含み、
    前記年齢判定工程により前記ユーザの年齢が高齢者であると判定された場合、前記推定工程において、
    前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とを比較し、不足する栄養成分が抽出され、
    前記栄養成分情報における不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態が推定され、
    前記各工程が、コンピュータにより実行される、健康管理支援方法。
  6. 前記年齢判定工程により前記ユーザの年齢が高齢者でないと判定された場合、前記推定工程において、
    前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とを比較し、過剰な栄養成分が抽出され、
    前記栄養成分情報における過剰な栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態が推定される、請求項5記載の健康管理支援方法。
  7. ユーザの購入食品情報を入力する入力部と、
    前記ユーザの購入食品情報からユーザの未来の健康状態を推定する、請求項1から4のいずれか一項に記載の健康管理支援装置と通信可能な通信部と、
    前記ユーザの未来の健康状態を表示する表示部とを含む、健康管理支援端末。
  8. コンピュータに、
    ユーザの購入食品情報を取得する取得処理と、
    前記購入食品情報から、購入食品の栄養成分情報を抽出する抽出処理と、
    前記栄養成分情報からユーザの未来の健康状態を推定する推定処理と、
    前記ユーザの未来の健康状態を出力する出力処理と、
    前記ユーザの年齢が、高齢者であるか否かを判定する年齢判定処理とを、実行させ、
    前記取得処理により、ユーザの属性情報が取得され、
    前記ユーザの属性情報が、ユーザの年齢を含み、
    前記年齢判定処理により前記ユーザの年齢が高齢者であると判定された場合、前記推定処理において、
    前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とを比較し、不足する栄養成分が抽出され、
    前記栄養成分情報における不足する栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態が推定される、プログラム。
  9. 前記年齢判定処理により前記ユーザの年齢が高齢者でないと判定された場合、前記推定処理において、
    前記栄養成分情報と、前記ユーザの栄養成分の基準値とを比較し、過剰な栄養成分が抽出され、
    前記栄養成分情報における過剰な栄養成分と、健康状態の基準成分とから、前記ユーザの未来の健康状態が推定される、請求項8記載のプログラム。
  10. 請求項8または9記載のプログラムを記録している、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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