JP7158974B2 - 義歯洗浄剤 - Google Patents

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本発明は、義歯に付着したバイオフィルムに対する除去効果が優れた義歯洗浄剤に関する。
義歯は、総義歯、部分床義歯の別に関わらず、細菌、バイオフィルム、その他沈着物等が付着しやすく、洗浄せずに放置しておくと、口臭の原因になるだけでなく、歯周病等の口腔内疾患を誘発する一因になることがある。そのため、口腔ケアの一環として、義歯を洗浄し清潔に保つことが不可欠である。義歯に付着した細菌や汚れは、ブラシによる清掃では十分に除去できないため、義歯洗浄剤による洗浄が重要である。
義歯洗浄剤による義歯の洗浄は、一般に、義歯洗浄剤を水に投入して調製された義歯洗浄水に義歯を浸漬放置する方法で行われている。従来、義歯洗浄剤には界面活性剤及び発泡剤が配合されており、水に投入した際に界面活性化作用による化学的洗浄力と発泡作用による物理的洗浄力を発揮させ、洗浄効果が高まるように設計されている。しかしながら、義歯に付着したバイオフィルムは、界面活性剤や発泡剤の作用では十分に除去できないため、義歯洗浄剤での洗浄後でも義歯に残存し、ヌメリや汚れ沈着の一因になっている。
従来、義歯に付着したバイオフィルムを除去するために、漂白剤を配合した義歯洗浄剤が使用されている。しかしながら、漂白剤を配合した義歯洗浄剤でも、バイオフィルムの除去効果は十分に満足できるものではない。
また、プロテアーゼ、セルラーゼ、β1,3-グルカナーゼ、リパーゼ、ムタナーゼ等の酵素を義歯洗浄剤に配合することによって、義歯に付着したバイオフィルムの除去効果を付与できることも知られている(例えば、特許文献1~4参照)。しかしながら、従来、どのような活性を有する酵素がバイオフィルムの除去に有効であるかについては十分に解明されておらず、酵素を配合した義歯洗浄剤でも、依然として、バイオフィルムの除去効果を十分に満足できるものではなかった。
特開昭63-101313号公報 特開昭58-134014号公報 特開昭57-142910号公報 特開昭51-38415号公報
本発明の目的は、義歯に付着したバイオフィルムに対する除去効果が優れた義歯洗浄剤を提供することである。
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、少なくとも1種のプロテアーゼを含む義歯洗浄剤において、義歯洗浄剤に含まれるプロテアーゼの合成基質N-スクシニル-Ala-Ala-Ala-p-ニトロアニリドに対する分解活性Aの合計値(a)と義歯洗浄剤に含まれるプロテアーゼのカゼインに対する分解活性Bの合計値(b)との比率(a/b)が0.017以下を満たす場合には、義歯に付着したバイオフィルムに対する除去効果が優れていることを見出した。本発明は、これらの知見に基づいて、更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. 少なくとも1種のプロテアーゼを含む義歯洗浄剤であって、
義歯洗浄剤に含まれるプロテアーゼの下記分解活性Bの合計値(b)に対する、義歯洗浄剤に含まれるプロテアーゼの下記分解活性Aの合計値(a)の比率(a/b)が0.0170以下である、義歯洗浄剤。
<分解活性A>
25℃でN-スクシニル-Ala-Ala-Ala-p-ニトロアニリドから10分間に1μモルのp-ニトロアニリンを生成する酵素量を「1U」とする。
<分解活性B>
25℃でカゼインから1分間に1μg量のL-チロシンに相当する非たん白性のフェノール試薬呈色物質を生成する酵素量を「1U」とする。
項2. 義歯を浸漬させる義歯洗浄液において、前記分解活性Aが0.0150U/ml以上になるように設定されている、項1に記載の義歯洗浄剤。
項3. 前記義歯洗浄液において、前記分解活性Bが1.0U/ml以上になるように設定されている、項1又は2に記載の義歯洗浄剤。
項4. 項1~3のいずれかに記載の義歯洗浄剤を水に投入して調製された義歯洗浄水に、義歯を浸漬する、義歯の洗浄方法。
本発明の義歯洗浄剤によれば、義歯に付着したバイオフィルムを効果的に除去できるので、義歯のヌメリを取り除き、義歯を清潔な状態にすることができる。また、プロテアーゼは高価であり、義歯洗浄剤の製造コストを上昇させる一因になっているが、本発明の義歯洗浄剤では、プロテアーゼの配合量を低減して製造コストの抑制を図りつつ、優れた洗浄効果を備えさせることが可能になっている。
1.義歯洗浄剤
本発明の義歯洗浄剤は、少なくとも1種のプロテアーゼを含む義歯洗浄剤であって、義歯洗浄剤に含まれるプロテアーゼの合成基質N-スクシニル-Ala-Ala-Ala-p-ニトロアニリドに対する分解活性Aの合計値(a)と義歯洗浄剤に含まれるプロテアーゼのカゼインに対する分解活性Bの合計値(b)との比率(a/b)が0.0170以下であることを特徴とする。以下、本発明の義歯洗浄剤について詳述する。
[プロテアーゼ]
本発明の義歯洗浄剤は、少なくとも1種のプロテアーゼを含む。本発明の義歯洗浄剤では、含有するプロテアーゼが後述する比率(a/b)が所定の範囲を満たすことにより、義歯に付着したバイオフィルムを効果的に除去することが可能になる。
本発明で使用されるプロテアーゼは、後述する比率(a/b)の範囲を満たすことを限度として、その種類については、特に制限されず、例えば、アルカリプロテアーゼ、酸プロテアーゼ、又は中性プロテアーゼのいずれであってもよいが、好ましくはアルカリプロテアーゼが挙げられる。
本発明で使用されるプロテアーゼの由来については、特に制限されず、カビ、酵母、細菌等の各種微生物由来、植物由来、動物由来等のいずれであってもよいが、具体的には、バチルス属(Bacillus)由来、アスペルギルス属(Aspergillus)由来、ストレプトマイセス属(Streptomyces)由来等が挙げられる。これらの中でも、好ましくはバチルス属(Bacillus)由来、更に好ましくはバチルス・ズブチリス(Bacillus subtilis)由来が挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤は、義歯洗浄剤中のプロテアーゼが後述する比率(a/b)の範囲を満たす限り、1種のプロテアーゼを単独で含んでいてもよく、また2種以上のプロテアーゼを組み合わせて含んでいてもよい。
本発明の義歯洗浄剤では、義歯洗浄剤に含まれるプロテアーゼの分解活性Bの合計値(b)に対する、義歯洗浄剤に含まれるプロテアーゼの分解活性Aの合計値(a)の比率(a/b)が0.0170以下を満たすように設定される。
前記分解活性Aの「1U」は、25℃の条件で、N-スクシニル-Ala-Ala-Ala-p-ニトロアニリドから10分間に1μモルのp-ニトロアニリンを生成する酵素量を示す。前記分解活性Aの測定時のpHは8.6に設定すればよい。また、p-ニトロアニリンの生成量は、405nmの吸光度を測定することにより測定できる。義歯洗浄剤に1種のプロテアーゼが含まれる場合には、当該1種のプロテアーゼの分解活性Aの合計値が(a)になる。また、義歯洗浄剤に2種以上のプロテアーゼを含む場合には、含まれる各プロテアーゼの分解活性Aの合算値が合計値(a)になる。
前記分解活性Bの「1U」は、25℃の条件で、カゼインから1分間に1μg量のL-チロシンに相当する非たん白性のフェノール試薬呈色物質を生成する酵素量を示す。前記分解活性Bの測定時のpHは6.5に設定すればよい。義歯洗浄剤に1種のプロテアーゼが含まれる場合には、当該1種のプロテアーゼの分解活性Bの合計値が(b)になる。また、義歯洗浄剤に2種以上のプロテアーゼを含む場合には、含まれる各プロテアーゼの分解活性Bの合算値が合計値(b)になる。
本発明の義歯洗浄剤において、前記比率(a/b)は0.0170以下であればよいが、義歯に付着したバイオフィルムに対する除去効果をより一層向上させるという観点から、前記比率(a/b)として、好ましくは0.0100~0.0160、より好ましくは0.0120~0.0150、更に好ましくは0.0120~0.0143、特に好ましくは0.0125~0.0142が挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤において、前記比率(a/b)が前記範囲を満たすようにする方法としては、例えば、(1)単独で前記比率(a/b)が前記範囲を満たすプロテアーゼを1種又は2種以上組み合わせて使用する方法;(2)単独で前記比率(a/b)が前記範囲を満たすプロテアーゼ1種以上と、単独では前記比率(a/b)が前記範囲を満たさないプロテアーゼ1種以上とを組み合わせて、合計で前記比率(a/b)が前記範囲を満たすようにする方法;(3)単独では前記比率(a/b)が前記範囲を満たさないプロテアーゼを2種以上組み合わせて、合計で前記比率(a/b)が前記範囲を満たすようにする方法等が挙げられる。
前記比率(a/b)を単独で満たすプロテアーゼ、又は他のプロテアーゼと併用して前記比率(a/b)を充足させ易いプロテアーゼとしては、例えば、「Optimase PR 40X」(デュポン社製)、「EFFECTENZ P」(デュポン社製)、「Multifect PR 6L」(デュポン社製)、「ビオプラーゼ 30L」(ナガセケムテックス株式会社製)、「ビオプラーゼ 30G」(ナガセケムテックス株式会社製)、「ビオプラーゼ APL-30」(ナガセケムテックス株式会社製)等として市販されており、本発明ではプロテアーゼとして当該市販品を使用することができる。
本発明の義歯洗浄剤におけるプロテアーゼの含有量については、特に制限されないが、例えば、義歯を浸漬させる義歯洗浄液において前記分解活性Aが、0.0150U/ml、好ましくは0.0180U/ml以上、より好ましくは0.0190~0.190U/ml、更に好ましくは0.0200~0.150U/ml、特に好ましくは0.0280~0.150U/mlになるように設定されていればよい。ここで、「義歯洗浄液」とは、洗浄対象となる義歯を浸漬させる洗浄液であって、義歯洗浄剤を所定量の水に投入し、義歯洗浄剤が水に溶解することによって形成される洗浄液である。なお、義歯洗浄液における分解活性Aの値は、義歯洗浄剤が水に投入されてプロテアーゼが完全に溶解した状態での値である。義歯洗浄液における分解活性Aが前記範囲を満たすことによって、義歯に付着したバイオフィルムを一層効果的に除去することが可能になる。
本発明の義歯洗浄剤を使用して得られる義歯洗浄液における前記分解活性Bの値としては、例えば、1.2U/ml以上、より好ましくは1.3~10.0U/ml、更に好ましくは1.4~5.0U/ml、特に好ましくは1.9~5.0U/mlが挙げられる。なお、義歯洗浄液における分解活性Bは、義歯洗浄剤が水に投入されてプロテアーゼが完全に溶解した状態での値である。
また、本発明の義歯洗浄剤において、1回の使用量の義歯洗浄液に含まれる分解活性Aの合計値(a)については、1回当たりの義歯洗浄液の使用液量に応じて適宜設定すればよいが、例えば3.0U以上、好ましくは3.5U以上、更に好ましくは3.5~40.0U、特に好ましくは5.0~35.0Uが挙げられる。例えば、本発明の義歯洗浄剤が錠剤であり、且つ1回の義歯洗浄に必要な量を錠剤1個に含有させる場合であれば、錠剤1個に含まれる分解活性Aの総活性(a)が前記範囲を満たすように設定すればよい。
また、本発明の義歯洗浄剤において、1回の使用量の義歯洗浄液に含まれる分解活性Bの合計値(b)については、1回当たりの義歯洗浄液の使用液量に応じて適宜設定すればよいが、例えば200U以上、好ましくは250U以上、更に好ましくは250~2000U、特に好ましくは350~1000Uが挙げられる。例えば、本発明の義歯洗浄剤が錠剤であり、且つ1回の義歯洗浄に必要な量を錠剤1個に含有させる場合であれば、錠剤1個に含まれる分解活性Bの総活性(b)が前記範囲を満たすように設定すればよい。
本発明の義歯洗浄剤におけるプロテアーゼの含有量については、義歯洗浄液における分解活性Aや分解活性Bの合計値が前記範囲を充足するように、プロテアーゼの種類や力価(単位重量当たりの分解活性)、義歯洗浄剤が投入される水の量(義歯洗浄剤の希釈倍率)等に応じて適宜設定すればよい。本発明の義歯洗浄剤におけるプロテアーゼの含有量として、例えば、0.2重量%以上、好ましくは0.25~2.0重量%、更に好ましくは0.4~1.0重量%が挙げられる。
[他の含有成分]
・発泡剤
本発明の義歯洗浄剤には、発泡作用による物理的洗浄作用を備えさせて、バイオフィルムの除去効果を更に向上させるために、発泡剤が含まれていることが好ましい。発泡剤は、義歯洗浄液中で炭酸ガスを発生させるために、炭酸化合物と酸から構成される。
発泡剤を構成する炭酸化合物としては、炭酸塩、炭酸水素塩、及び炭酸水素塩と炭酸塩の複塩等が挙げられる。炭酸塩としては、特に制限されないが、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸のアルカリ金属塩が挙げられる。炭酸水素塩としては、特に制限されないが、例えば、炭酸水素ナトリウム(重曹)、炭酸水素カリウム等の炭酸水素のアルカリ金属塩が挙げられる。炭酸塩と炭酸水素塩の複塩としては、特に制限されないが、例えば、セスキ炭酸ナトリウム等が挙げられる。これらの炭酸化合物は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの炭酸化合物の中でも、好ましくは炭酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリウムが挙げられる。
発泡剤を構成する酸は、常温で固体状のものが好適に使用される。また、酸は、有機酸又は無機酸のいずれであってもよい。有機酸としては、特に制限されないが、例えば、クエン酸、酒石酸、フマル酸、リンゴ酸、マレイン酸、グルコン酸、コハク酸、サリチル酸等が挙げられる。無機酸としては、特に制限されないが、例えば、リン酸、スルファミン酸等が挙げられる。これらの酸は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの酸の中でも、好ましくは有機酸、更に好ましくはクエン酸が挙げられる。
炭酸塩と酸の比率については、水中で炭酸化合物と酸とが反応して二酸化炭素を発生できることを限度として特に制限されないが、例えば、炭酸化合物の総量100重量部当たり、酸が総量で、20~100重量部、好ましくは30~90重量部、更に好ましくは40~85重量部が挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤に発泡剤を含有させる場合、その含有量(炭酸化合物の含有量と酸の含有量との和)としては、付与すべき発泡作用に応じて適宜設定すればよいが、例えば、10~70重量%、好ましくは20~70重量%、更に好ましくは40~70重量%が挙げられる。
・界面活性剤
本発明の義歯洗浄剤には、界面活性化作用による化学的洗浄力を備えさせて、バイオフィルムの除去効果を更に向上させるために、界面活性剤を含むことが好ましい。
本発明の義歯洗浄剤に配合される界面活性剤の種類については、洗浄剤の成分として使用可能なものであることを限度として特に制限されず、カチオン性、アニオン性、非イオン性及び両性界面活性剤のいずれを使用してもよい。
カチオン性界面活性剤としては、具体的には、アルキル(C6~C20)トリメチルアンモニウム塩,ジアルキル(C6~C20)ジメチルアンモニウム塩、及びアルキル(C6~C20)ジメチルベンジルアンモニウム塩等の第4級アンモニウム塩、アルキル(C6~C20)アミン塩、アルキル(C6~C20)アミンエチレンオキサイド付加物、アルキルピリジニウム塩等が挙げられる。これらのカチオン性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
アニオン性界面活性剤としては、具体的には、平均炭素数10~16のアルキル基を有する直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、平均10~20の炭素原子を1分子中に有するアルケニルスルホン酸塩、平均炭素数10~20のアルキル基を有する直鎖アルキルスルホ酢酸塩、平均炭素数10~20のアルキル基を有するアルキル硫酸塩、平均10~20の炭素原子を1分子中に有するアルカンスルホン酸塩等が挙げられる。これらのアニオン性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
非イオン性界面活性剤としては、具体的には、アルキルグリコシド、高級アルコールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサイド付加物、多価アルコール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付加物、脂肪酸アミドエチレンオキサイド付加物、油脂のエチレンオキサイド付加物及びポリプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物等のポリエチレングリコール型界面活性剤、並びにグリセロールの脂肪酸エステル、ペンタエリスリトールの脂肪酸エステル、ソルビトール及びソルビタンの脂肪酸エステル、ショ糖の脂肪酸エステル、多価アルコールのアルキルエーテル及びアルカノールアミン類の脂肪酸アミド等の多価アルコール型界面活性剤等が挙げられる。これらの非イオン性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
両性界面活性剤としては、具体的には、平均炭素数10~16のアルキル基を有するアルキルアミノプロピオン酸塩(例えばラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム)等のアミノ酸型界面活性剤、平均炭素数10~16のアルキル基を有するアルキルジメチルベタイン(ラウリルジメチルベタイン、ステアリルジメチルベタイン等)、ラウリルヒドロキシエチルベタイン等のベタイン型界面活性剤等が挙げられる。これらの両性界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
前記各種の界面活性剤において、塩の形態としては、ナトリウムやカリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウムやカルシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、及び塩酸塩等の酸付加塩等が挙げられる。
これらの界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの界面活性剤の中でも、好ましくはアニオン性界面活性剤が挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤において界面活性剤を含有させる場合、その含有量については、使用する界面活性剤の種類、備えさせるべき洗浄力等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、総量で、0.1~10重量%、好ましくは0.5~5重量%、より好ましくは1~3重量%が挙げられる。
・漂白剤
本発明の義歯洗浄剤は、漂白作用によって洗浄力を向上させて、バイオフィルムの除去効果を更に向上させるために、漂白剤を含んでいてもよい。通常、漂白剤は、プロテアーゼを失活させたり、活性を阻害したりする作用を示すが、本発明の義歯洗浄剤では、漂白剤を含んでいても、特定の分解活性を示すプロテアーゼを含むことにより、プロテアーゼを安定に維持することができる。
本発明で使用される漂白剤の種類については、無毒性で生理学上許容されるものであれば特に制限はされず、義歯洗浄剤で通常使用されるものを広く用いることができる。漂白剤として、具体的には、過炭酸塩、過ホウ酸塩、過硫酸塩、モノ過硫酸水素塩等が挙げられる。
過炭酸塩としては、例えば、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム等の過炭酸のアルカリ金属塩、過炭酸アンモニウム、これらの水和物等が挙げられる。過ホウ酸塩としては、具体的には、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム等の過ホウ酸のアルカリ金属塩、過ホウ酸アンモニウム、これらの水和物等が挙げられる。過硫酸塩としては、具体的には、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム等の過硫酸のアルカリ金属塩、過硫酸アンモニウム、これらの水和物等が挙げられる。モノ過硫酸水素塩としては、具体的には、モノ過硫酸水素ナトリウム、モノ過硫酸水素カリウム等のモノ過硫酸水素のアルカリ金属塩、モノ過硫酸水素アンモニウム、これらの水和物等が挙げられる。
これらの漂白剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの漂白剤の中でも、好ましくはモノ過硫酸水素のアルカリ金属塩、及び過ホウ酸のアルカリ金属塩、更に好ましくはモノ過硫酸水素カリウム、及び過ホウ酸ナトリウムが挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤において漂白剤を含有させる場合、その含有量については、使用する漂白剤の種類、備えさせるべき洗浄力等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、総量で、1~40重量%、好ましくは2~30重量%、更に好ましくは5~25重量%が挙げられる。
・ポリアルキレングリコール
本発明の義歯洗浄剤は、更に、ポリアルキレングリコールを含んでいてもよい。ポリアルキレングリコールは、結合剤としての役割を果たし、錠剤状や顆粒状に成型する場合には、成型性を向上させることができる。
ポリアルキレングリコールを構成するアルキレン基の炭素数については、特に制限されないが、例えば、2~4個、好ましくは2又は3個、より好ましくは2個が挙げられる。ポリアルキレングリコールにおけるアルキレノキサイドの平均付加モル数については、特に制限されないが、例えば、100~250個、好ましくは130~230個、より好ましくは160~210個が挙げられる。
ポリアルキレングリコールとして、具体的には、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール等が挙げられる。
これらのポリアルキレングリコールは、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらのポリアルキレングリコールの中でも、好ましくは、ポリエチレングリコールが挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤にポリアルキレングリコールを含有させる場合、その含有量としては、例えば、0.1~2重量%、好ましくは0.5~2重量%、より好ましくは0.5~1.5重量%が挙げられる。
・糖アルコール
本発明の義歯洗浄剤は、更に、糖アルコールを含んでいてもよい。糖アルコールは、結合剤としての役割を果たし、錠剤状や顆粒状に成型する場合には、成型性を向上させることができる。
糖アルコールの種類については、特に制限されないが、例えば、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、エリスリトール等が挙げられる。
これらの糖アルコールは、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの糖アルコールの中でも、好ましくはソルビトールが挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤に糖アルコールを含有させる場合、その含有量としては、例えば、糖アルコールの総量で、1~30重量%、好ましくは3~20重量%、より好ましくは4~15重量%が挙げられる。
・滑沢剤
本発明の義歯洗浄剤を錠剤状にする場合には、滑沢剤が含まれていることが好ましい。
滑沢剤の種類については、特に制限されないが、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、ショ糖脂肪酸エステル、ラウリル硫酸ナトリウム、タルク、軽質無水ケイ酸、含水二酸化ケイ素等が挙げられる。
これらの滑沢剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を与わせて使用してもよい。これらの滑沢剤の中でも、好ましくはステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、より好ましくはステアリン酸マグネシウムが挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤に滑沢剤を含有させる場合、その含有量としては、例えば、0.01~1重量%、好ましくは0.05~1.0重量%、より好ましくは0.1~0.8重量%が挙げられる。
・その他の成分
本発明の義歯洗浄剤には、前述する成分に加えて、洗浄力の増強、崩壊性の付与、成型性の付与等を目的として、必要に応じて、他の添加剤が含まれていてもよい。
本発明の義歯洗浄剤に配合可能な他の添加剤としては、基材(硫酸ナトリウム等)、防錆剤、キレート剤、pH調整剤、酵素(前記プロテアーゼ以外)、甘味料、発泡安定化剤、保存剤、抗菌・殺菌剤、防腐剤、結合剤(アルキレングリコール及び糖アルコール以外)、増量剤、賦形剤、崩壊剤、香料、着色料等が挙げられる。
[形態]
本発明の発義歯洗浄剤の形態については、特に制限されないが、例えば、錠剤状、顆粒状、粉末状等の固形状が挙げられる。これらの中でも、取扱い容易性の観点から、好ましくは錠剤状が挙げられる。このような形態への調製は、公知の成型方法で行うことができる。例えば、配合成分を混合した原料混合物を、打錠や造粒等の成型工程に供することによって、錠剤状や顆粒状の義歯洗浄剤が得られる。
本発明の発義歯洗浄剤を錠剤状にする場合、その形状や大きさについては、適宜設定すればよいいが、錠剤1個当たりの重量を1回の義歯洗浄に必要な量に設定しておくことが望ましい。本発明の義歯洗浄剤1錠当たりの重量については、含有するプロテアーゼの含有量や力価、投入する水の量等に応じて、義歯洗浄液における分解活性A、又は分解活性A及びBが前記範囲を充足するように適宜設定すればよいが、例えば、1~4g、好ましくは2~3gが挙げられる。
使用方法
本発明の義歯洗浄剤を水に投入して義歯洗浄液を調製し、当該義歯洗浄液中に洗浄対象となる義歯を浸漬することによって、義歯を洗浄することができる。また、本発明の義歯洗浄剤に発泡剤及び界面活性剤が含まれている場合には、義歯洗浄液中で発泡剤による発泡が生じ、義歯に物理的な刺激と、界面活性剤による界面活性作用によって義歯を効果的に洗浄することができる。
本発明の義歯洗浄剤が投入される水(義歯洗浄液の溶媒)としては、特に制限されないが、例えば、水道水、精製水、生理食塩水等が挙げられる。
本発明の義歯洗浄剤を用いて義歯を洗浄する際には、水に義歯を浸漬した後に本発明の義歯洗浄剤を加えてもよく、また水に本発明の義歯洗浄剤を加えて洗浄液の状態にした後に義歯を浸漬させてもよい。
また、本発明の義歯洗浄剤を用いた義歯洗浄液の調製において、使用する義歯洗浄剤と水との比率については、本発明の義歯洗浄剤に含まれるプロテアーゼの含有量や力価等に応じて、調製される義歯洗浄液における分解活性A、又は分解活性A及びBが前記範囲を充足するように適宜設定すればよいが、例えば、水100重量部に対して、義歯洗浄剤を通常1~10重量部程度、好ましくは1~5重量部程度とすればよい。より具体的には、1回の義歯の洗浄において、水100~200mlを準備し、これに本発明の義歯洗浄剤1~20g、好ましくは1~10gを加えることによって、義歯洗浄液における分解活性A、又は分解活性A及びBが前記範囲を充足できるように設定されていればよい。
義歯洗浄時の水温は5~40℃程度とすればよい。また、義歯洗浄液に義歯を浸漬する時間は、通常5分~12時間程度、好ましくは30分~8時間程度が挙げられる。
2.義歯洗浄方法
本発明の義歯洗浄方法は、前記義歯洗浄剤を用いて義歯を洗浄する方法である。即ち、本発明の義歯洗浄方法は、前記義歯洗浄剤を用いて調製された義歯洗浄水に、義歯を浸漬して義歯を洗浄する方法である。本発明の義歯洗浄方法の具体的実施態様については、前記「1.義歯洗浄剤」の欄に記載の通りである。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
なお、以下の試験例で使用した主な成分の商品名、組成、入手元等は、以下の通りである。
・プロテアーゼ(1):分解活性Aが260U/g、且つ分解活性Bが20000U/gであるバチルス・ズブチリス由来のアルカリプロテアーゼ、商品名「Optimase PR 40X」(デュポン社製)
・プロテアーゼ(2):分解活性Aが140U/g、且つ分解活性Bが8100U/gであるバチルス・ズブチリス由来由来のアルカリプロテアーゼ、商品名「エバラーゼ8.0T」(ノボザイム社製)
・硫酸カリウム、硫酸水素カリウム、及びモノ過硫酸水素カリウムの混合物:モノ過硫酸水素カリウムを約43重量%含有、商品名「OXONE」(ランクセス株式会社社製)
・αオレフィンスルホン酸ナトリウム:商品名「ASCO-90」(Aekyung Specialty Chemicals Co. Ltd.製)
・ポリエチレングリコール:商品名「PEG6000P」(第一工業株式会社製)
試験例
表1に示す組成の錠剤状の義歯洗浄剤を調製し、各義歯洗浄剤のバイオフィルムの除去効果を評価した。試験方法及び試験結果は以下に示すとおりである。
1.試験方法
(1)バイオフィルムが付着したレジンチップの作成
15mL容のチューブにTSB(Tryptic Soy Broth)培地5mlを入れ、ストレプトコッカス・ミュータンス(NBRC13955)を播種して35℃で1~2日間培養した。次いで、得られた培養液をTSB培地に懸濁して、600nmの濁度(OD)が1.05~1.10に調整したS.mutans懸濁液を作製した。また、別途、PDA培地(ポテトデキストロース寒天培地)にカンジダ・アルビカンス(NBRC1595)を播種して35℃で1~2日間培養した。培養後のカンジダ・アルビカンスを回収し、TSB培地に懸濁して、600nmの濁度(OD)が1.45~1.50に調整したC.albicans懸濁液を作製した。得られたS.mutans懸濁液とC.albicans懸濁液を1:1の容量比で混合し、菌懸濁液を作製した。
レジンチップ(20mm×20mm、厚さ1.5mmの片面研磨性;ポリメタクリル酸メチル樹脂製)を200ppm次亜塩素酸水溶液100mlに10分間浸漬した後に、十分に水洗することにより、滅菌した。滅菌したレジンチップを6ウェルプレートの各ウェルに1個ずつ入れ、各ウェルに5重量%スクロースを含むTBS(Tris-Buffered Saline)溶液4.95mlを添加し、更に前記菌懸濁液50μlを添加して、30℃で1日間培養を行い、バイオフィルムが付着したレジンチップを作製した。
培養後、各ウェル内の培養液を除去し、各ウェルに蒸留水6mlを添加して10回ピペッティングした後にウェル内の水を除去した。各ウェルに添加した蒸留水の濁りがなくなるまで、この操作を2~3回繰り返すことにより洗浄を行い、バイオフィルムが付着したレジンチップを得た。
(2)レジンチップに付着したバイオフィルムの除去
300ml容のカップに蒸留水180mlを入れ、40℃に保持した恒温槽に浸した。次いで、レジンチップに付着したバイオフィルムをカップ内に浸漬させ、更に義歯洗浄剤2.65gを投入してカップ内で義歯洗浄液を調製して静置した。義歯洗浄剤の投入から1時間後に、レジンチップを取り出し、蒸留水15mlを入れた50ml容のチューブに移し、15分間超音波洗浄を行った後に、ボルテックスを30秒間行った。その後、レジンチップを取り出して蒸留水で軽く洗浄した後に、6ウェルプレートの各ウェルに入れた。更に各ウェルに蒸留水6mlを穏やかに注ぎ、レジンチップを浸漬した後に、蒸留水を取り除き、レジンチップに残留している薬剤を除去した。この操作を合計2回行い、義歯洗浄液処理後のレジンチップを得た。また、コントロールに、義歯洗浄剤を投入しなかったこと以外は、前記と同様の操作を行った。
(3)義歯洗浄液処理後のレジンチップの官能評価(ヌメリ)
洗浄後のレジンチップの表面を触り、ヌメリの程度について、「ヌメリを全く感じない」を「1」、「ヌメリを強く感じる」を「5」」とする0.5刻みの9段階評価によって評価した。
(4)洗浄後のレジンチップに残存するバイオフィルム重量の測定
1Nの塩酸を含むイソプロパノール4mlに0.25重量%のドデシル硫酸ナトリウム水溶液450μlを添加し、バイオフィルム剥離用溶液を作製した。バイオフィルム剥離用溶液3mlに義歯洗浄液処理後のレジンチップを5分間浸漬した。次いで、レジンチップを取り出し、レジンチップからスクレイパーにてバイオフィルムを剥離させ、凍結乾燥を行った後に、その重量を測定した。
コントロールの場合のバイオフィルムの重量を100%として、義歯洗浄液処理後のバイオフィルムの重量の割合をバイオフィルム残存率(%)として算出し、以下の判定基準に従ってバイオフィルム除去効果を判定した。
<バイオフィルム除去効果の判定基準>
◎:バイオフィルム残存率が30%以下である。
○:バイオフィルム残存率が30%超50%以下である。
△:バイオフィルム残存率が50%超70%以下である。
×:バイオフィルム残存率が70%超である。
2.試験結果
得られた結果を表1に示す。この結果、プロテアーゼを含み、且つ分解活性Bの値の合計値(b)に対する分解活性Aの値の合計値(a)の比率が0.0170以下(特に、0.042以下)である義歯洗浄液を使用した場合には、優れたバイオフィルムの除去効果が認められることが確認された。また、実施例6では、実施例2~3に比べて、配合しているプロテアーゼの総量が同量以下であるにも拘わらず、より高いバイオフィルムの除去効果が認められていることから、本発明によってもたらされる優れたバイオフィルムの除去効果は、使用するプロテアーゼの総量に一義的起因しているのではなく、比率(a/b)を適切な範囲にコントロールすることにより実現できていることが明らかである。即ち、これらの結果から、本発明によれば、使用するプロテアーゼの総量を減らしつつ、優れたバイオフィルムの除去効果を奏させ得ることが明らかとなった。
Figure 0007158974000001

Claims (3)

  1. 少なくとも1種のプロテアーゼを含む義歯洗浄剤であって、
    前記プロテアーゼは、アルカリプロテアーゼであり、
    義歯洗浄剤に含まれる前記アルカリプロテアーゼの下記分解活性Bの合計値(b)に対する、義歯洗浄剤に含まれる前記アルカリプロテアーゼの下記分解活性Aの合計値(a)の比率(a/b)が0.0170以下であり、
    義歯を浸漬させる義歯洗浄液において、下記分解活性Aが0.0150U/ml以上になるように設定されている、義歯洗浄剤。
    <分解活性A>
    25℃でN-スクシニル-Ala-Ala-Ala-p-ニトロアニリドから10分間に1μモルのp-ニトロアニリンを生成する酵素量を「1U」とする。
    <分解活性B>
    25℃でカゼインから1分間に1μg量のL-チロシンに相当する非たん白性のフェノール試薬呈色物質を生成する酵素量を「1U」とする。
  2. 義歯を浸漬させる義歯洗浄液において、前記分解活性Bが1.0U/ml以上になるように設定されている、請求項1に記載の義歯洗浄剤。
  3. 請求項1又は2に記載の義歯洗浄剤を水に投入して調製された義歯洗浄水に、義歯を浸漬する、義歯の洗浄方法。
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