JP7233863B2 - 洗浄セット及びその利用 - Google Patents

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Description

本発明は洗浄セット及びその利用に関する。
義歯、マウスピース、リテーナーといった口腔内装具等を洗浄することは口腔衛生等の点から重要である。例えば、酸素系漂白剤を含む固形洗浄剤を用いた義歯等の洗浄が、一般的に行われている(特許文献1)。
しかし、酸素系漂白剤を含む固形洗浄剤を用いた義歯等の洗浄においては、その効果を十分に得るためには、義歯等をひと晩漬け置きする必要があり長い時間を要する。一方、歯科医院等では、例えば高出力の超音波洗浄器によって義歯等の洗浄が行われているが、歯科医院等で使用される高出力の超音波洗浄器は専門的な機器による洗浄等であることから、歯科医院等で行われているような洗浄を一般家庭では行うことは難しい。
特許5561987号公報
そこで、本発明は、酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物を用いて、短時間で義歯等の洗浄を行う手段を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題に鑑み鋭意検討を行ったところ、酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物と超音波洗浄器とを組み合わせることにより、短時間で義歯等を洗浄できることを見出した。本発明は該知見に基づき更に検討を重ねた結果完成されたものであり、次に掲げるものである。
項1.酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物と超音波洗浄器とを含む、洗浄セット。
項2.前記超音波洗浄器の出力が3~35Wである、項1に記載の洗浄セット。
項3.前記固形洗浄用組成物2.65gを25℃の水150mLに溶かして得られる溶液のpHが7.5未満である、項1または2に記載の洗浄セット。
項4.前記酸素系漂白剤が、過硫酸水素塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩及び過硫酸塩からなる群より選択される少なくとも1種である、項1~3のいずれかに記載の洗浄セット。
項5.口腔内装具洗浄用である、項1~4のいずれかに記載の洗浄セット。
項6.酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物と超音波洗浄器とを組み合わせることを特徴とする、洗浄方法。
本発明の洗浄セット、洗浄方法によれば、酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物と超音波洗浄器とを組み合わせることにより、該固形洗浄用組成物を用いながらも、短時間で義歯等の口腔内装具を洗浄することができる。
図1は、超音波洗浄器の外観のモデル図の例示である。
本発明は、酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物と超音波洗浄器とを含む、洗浄セットを提供する。
酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物
本発明において使用される酸素系漂白剤は制限されず、従来公知の酸素系漂白剤であればよい。酸素系漂白剤として、従来、義歯等の口腔内装具の洗浄に使用可能な酸素系漂白剤が好ましく例示される。酸素系漂白剤として、過硫酸水素塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過硫酸塩等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
過硫酸水素塩としては、例えば、過硫酸水素ナトリウム、過硫酸水素カリウム、過硫酸水素リチウム等の過硫酸水素のアルカリ金属塩、過硫酸水素バリウム、過硫酸水素アンモニウム等が挙げられ、過硫酸水素塩は水和物であってもよい。過硫酸水素塩として、好ましくは過硫酸水素のアルカリ金属塩等が例示される。また、過硫酸水素塩は、硫酸水素塩や硫酸塩との複塩でもよく、過硫酸水素カリウム、硫酸水素カリウム、硫酸カリウムの複塩が例示できる。例えば、過硫酸水素カリウム、硫酸水素カリウム、硫酸カリウムの複塩の市販品として、オキソン(Oxone、ランクセス社)が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
過ホウ酸塩としては、例えば、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム等の過ホウ酸のアルカリ金属塩、過ホウ酸アンモニウム等が挙げられ、過ホウ酸塩は水和物であってもよい。過ホウ酸塩として、好ましくは過ホウ酸のアルカリ金属塩等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
過炭酸塩としては、例えば、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム等の過炭酸のアルカリ金属塩、過炭酸アンモニウム等が挙げられ、過炭酸塩は水和物であってもよい。過炭酸塩として、好ましくは過炭酸のアルカリ金属塩等が例示され、より好ましくは過炭酸ナトリウム等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
過硫酸塩としては、例えば、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム等の過硫酸のアルカリ金属塩、過硫酸アンモニウム等が挙げられ、過硫酸塩は水和物であってもよい。過硫酸塩として、好ましくは過硫酸のアルカリ金属塩が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物中の酸素系漂白剤の含有量は制限されないが、該組成物中、3~80質量%が例示され、好ましくは5~50質量%が例示される。
前記固形洗浄用組成物には、必要に応じて、発泡剤、キレート剤、界面活性剤、着色料、殺菌剤、香料、防錆剤、歯石防止剤、発泡安定剤、結合剤、滑沢剤、賦形剤、崩壊剤、消臭剤、防腐剤、pH調整剤、油性成分、漂白活性化剤、酵素等の他の成分を任意に含有してもよい。これらの他の成分において、従来、義歯等の口腔内装具の洗浄に使用可能な成分が好ましく例示される。他の成分は、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよく、その含有量も目的等に応じて適宜設定すればよい。
本発明を限定するものではないが、任意の他の成分の一例を以下に記載する。
前記固形洗浄用組成物が発泡剤を含有する場合、公知の発泡剤であればよいが、従来、義歯等の口腔内装具の洗浄に使用可能な発泡剤が好ましく例示され、本発明において発泡剤は水存在下で二酸化炭素を発生できるものをいう。発泡剤として、好ましくは、炭酸塩、炭酸水素塩及びこれらの複塩の少なくとも1種と酸との組み合わせが例示される。
炭酸塩としては、従来公知の炭酸塩であれば制限されないが、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸のアルカリ金属塩等が挙げられ、好ましくは炭酸ナトリウム等が挙げられる。炭酸塩は無水物であっても水和物であってもよく、好ましくは無水物である。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
炭酸水素塩としては、従来公知の炭酸水素塩であれば制限されないが、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素のアルカリ金属塩等が挙げられ、好ましくは炭酸水素ナトリウム等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
炭酸塩と炭酸水素塩との複塩としては、従来公知の複塩であれば制限されないが、例えば、炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムとの複塩である、セスキ炭酸ナトリウム等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
酸としては、従来公知の酸であれば制限されないが、例えば、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸、マレイン酸、グルコン酸、コハク酸、サリチル酸、アジピン酸、シュウ酸等の有機酸、リン酸、スルファミン酸等の無機酸、これらのナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩やアルカリ土類金属塩等の塩等が挙げられる。酸として、より好ましくはクエン酸、リンゴ酸、これらの塩等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
前記固形洗浄用組成物が発泡剤を含有する場合、炭酸塩、炭酸水素塩及びこれらの複塩の少なくとも1種と酸の含有量は、炭酸塩、炭酸水素塩及びこれらの複塩の少なくとも1種と酸とが水中で反応して二酸化炭素を発生することができる限り制限されないが、例えば、該固形洗浄用組成物中、炭酸塩、炭酸水素塩及びこれらの複塩の少なくとも1種と酸の含有量は、これらの合計量として、該組成物中、好ましくは8~80質量%が例示され、より好ましくは10~60質量%が例示される。
また、前記固形洗浄用組成物が発泡剤を含有する場合、このように炭酸塩、炭酸水素塩及びこれらの複塩の少なくとも1種と酸の含有量は制限されないが、例えば、該固形洗浄用組成物中、炭酸塩、炭酸水素塩及びこれらの複塩の少なくとも1種の合計量100質量部に対して、酸は、好ましくは15~17000質量部、より好ましくは15~7500質量部が例示される。
前記固形洗浄用組成物がキレート剤を含有する場合、公知のキレート剤であればよいが、従来、義歯等の口腔内装具の洗浄に使用可能なキレート剤が好ましく例示される。キレート剤として、例えばエチレンジアミン四酢酸及び/またはその塩、ポリリン酸及び/またはその塩(例えばピロリン酸四ナトリウム、ピロリン酸二水素ナトリウム等)等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
前記固形洗浄用組成物がキレート剤を含有する場合、キレート剤の含有量は制限されないが、例えば、該組成物中、キレート剤の含有量は、好ましくは0.1~15質量%が例示され、より好ましくは0.5~10質量%が例示される。
前記固形洗浄用組成物が界面活性剤を含有する場合、例えば界面活性剤の一例として、従来、義歯等の口腔内装具の洗浄に使用可能なカチオン性、アニオン性、非イオン性及び両性界面活性剤の別を問わず広く任意のものを用いることができる。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、アルキル(C6~C20)トリメチルアンモニウム塩、ジアルキル(C6~C20)ジメチルアンモニウム塩、アルキル(C6~C20)ジメチルベンジルアンモニウム塩等の第4級アンモニウム塩、アルキル(C6~C20)アミン塩、アルキル(C6~C20)アミンエチレンオキサイド付加物、アルキルピリジニウム塩等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、平均炭素数8~16のアルキル基を有する直鎖または分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、平均8~20の炭素原子を1分子中に有するオレフィンスルホン酸塩、平均炭素数8~20のアルキル基を有する直鎖または分岐鎖アルキルスルホ酢酸塩、平均炭素数8~20のアルキル基を有するアルキル硫酸塩、平均8~20の炭素原子を1分子中に有するアルカンスルホン酸塩等が挙げられる。これらにおいて制限されないが、例えばアルキル基としてラウリル基、ミリスチル基等が挙げられる。アニオン性界面活性剤として、好ましくは平均炭素数8~16のアルキル基を有する直鎖または分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、平均8~20の炭素原子を1分子中に有するオレフィンスルホン酸塩、平均炭素数8~20のアルキル基を有する直鎖または分岐鎖アルキルスルホ酢酸塩、平均炭素数8~20のアルキル基を有するアルキル硫酸塩等が例示され、より好ましくは炭素数10~18のアルキル基を有する直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、10~18の炭素原子を1分子中に有するオレフィンスルホン酸塩、炭素数10~18のアルキル基を有する直鎖アルキルスルホ酢酸塩、炭素数10~18のアルキル基を有するアルキル硫酸塩等が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
非イオン性界面活性剤としては、例えば、高級アルコールエチレンオキサイド付加物、高級アルコールプロピレンオキサイド付加物、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノールプロピレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサイド付加物、脂肪酸プロピレンオキサイド付加物、多価アルコール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付加物、脂肪酸アミドエチレンオキサイド付加物、油脂のエチレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物等のポリエチレングリコール型界面活性剤、ならびにグリセロールの脂肪酸エステル、ペンタエリスリトールの脂肪酸エステル、ソルビトール及びソルビタンの脂肪酸エステル、ショ糖の脂肪酸エステル、多価アルコールのアルキルエーテル及びアルカノールアミン類の脂肪酸アミド等の多価アルコール型界面活性剤等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
両性界面活性剤としては、例えば、平均炭素数10~16のアルキル基を有するアルキルアミノプロピオン酸塩(例えばラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム)等のアミノ酸型界面活性剤、平均炭素数10~16のアルキル基を有するアルキルジメチルベタイン(ラウリルジメチルベタイン、ステアリルジメチルベタイン等)、ラウリルヒドロキシエチルベタイン等のベタイン型界面活性剤等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの界面活性剤において、塩としては、例えば、ナトリウムやカリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウムやカルシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、塩酸塩等の酸付加塩等が挙げられ、好ましくはナトリウム塩等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの界面活性剤の中でも、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤が好ましく、良好な洗浄効果が得られるという観点から、アニオン性界面活性剤がより好ましい。
これらの界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
前記固形洗浄用組成物が界面活性剤を含有する場合、界面活性剤の含有量は制限されないが、例えば、該組成物中、界面活性剤の含有量は、好ましくは0.1~5質量%が例示され、より好ましくは0.5~4質量%が例示される。
本発明の酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物は、このように酸素系漂白剤を含有している限り制限されないが、好ましくは酸素系漂白剤及び発泡剤を含有する。本発明の固形洗浄用組成物が酸素系漂白剤及び発泡剤を含有する場合、該固形洗浄用組成物は、所謂、発泡性の洗浄用組成物として好ましく使用できる。
この観点から、本発明の酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物は、好ましくは、酸素系漂白剤と共に、あるいは、酸素系漂白剤及び発泡剤と共に、界面活性剤等が含まれていてもよい。
本発明の固形洗浄用組成物は、固形状である限り制限されず、錠剤、粒剤、顆粒剤、散剤、粉末剤等の固形形態が例示される。該固形洗浄用組成物の大きさや形状も制限されず、適宜設定すればよい。
本発明の固形洗浄用組成物は、酸素系漂白剤、必要に応じて他の成分を混合し、公知の手順に従って必要に応じて造粒、打錠等して、所望の形態、大きさ、形状に製剤化することにより製造される。
本発明を制限するものではないが、例えば本発明の固形洗浄用組成物が錠剤である場合、1錠剤あたりの質量は、1回の洗浄において使用する前記組成物量等に応じて適宜設定すればよいが、例えば約1~20g、好ましくは1~10gが挙げられる。
本発明を制限するものではないが、例えば本発明の固形洗浄用組成物が錠剤である場合、1錠剤あたりの大きさも、1回の洗浄において使用する前記組成物量等に応じて適宜設定すればよいが、例えば直径10~50mm、好ましくは10~30mmが挙げられ、また、厚み1~20mm、好ましくは1~10mmが挙げられる。
本発明の固形洗浄用組成物の洗浄対象物は、その洗浄を目的とするものであれば制限されないが、対象物として好ましくは義歯、マウスピース、リテーナー等の口腔内装具等が例示される。義歯は、総義歯、部分床義歯の別を問わない。
本発明において対照物の洗浄は、本発明の固形洗浄用組成物を入れた水と対象物とを接触させた状態で実施される。本発明の固形洗浄用組成物を入れた水と対象物とが接触する限り制限されないが、効果的に対象物を洗浄する観点から、対象物全体が本発明の組成物を入れた水に浸漬するように接触させることが好ましい。該接触は、例えば、水に本発明の固形洗浄用組成物を投入し、次いで対象物を投入することによって実施してもよく、本発明の固形洗浄用組成物に水を投入し、次いで対象物を投入することによって実施してもよく、対象物が入った水に本発明の固形洗浄用組成物を投入することによって実施してもよい。
また、この限りにおいて制限されないが、例えば、本発明の固形洗浄用組成物が発泡性の組成物である場合、より好ましくは、該対象物が、本発明の固形洗浄用組成物が水に溶解する際に放出する気泡と接触するようにして、前記洗浄を行うことが例示される。
本発明において対照物の洗浄は、少なくとも、本発明の固形洗浄用組成物を入れた水と対象物とを接触させた状態で超音波処理下において行われることを必須とする。すなわち、前述のようにして本発明の固形洗浄用組成物を入れた水と対象物とを接触させ、速やかに超音波処理に供することにより行われてもよく、前述のようにして発明の固形洗浄用組成物を入れた水と対象物とを接触させ、そのまま一定時間放置した後に、超音波処理に供することにより行われてもよく、本発明の固形洗浄用組成物を入れた水と対象物とを接触させ、次いで超音波処理に供し、超音波処理終了後に、そのまま一定時間放置してもよい。
超音波処理を行う時間は制限されないが、1分~30分が例示され、好ましくは3分~15分が例示され、本発明の固形洗浄用組成物の形状、大きさ、対象物の汚れ等の程度によって適宜設定すればよい。また、本発明の固形洗浄用組成物の使用頻度も同様に制限されず、適宜設定すればよい。
使用される水は制限されず、水道水、精製水、脱イオン水、生理食塩水等が挙げられる。使用される水の温度も制限されないが、より効果的に対象物を洗浄する観点から、5~50℃の範囲が好ましく例示される。また、対象物の洗浄において、本発明の固形洗浄用組成物と水の使用量も制限されず、対象物の汚れの程度等に従い適宜設定すればよく、本発明の効果が得られる限り制限されないが、水約70~200mLに対して本発明の固形洗浄用組成物1~20g、好ましくは1~10gを用いることが例示される。
本発明の固形洗浄用組成物が水に投入された後、水中に該固形洗浄用組成物が固形状で認められなくなった際の溶液のpHも本発明の効果が得られる限り制限されないが、該溶液のpHとして12以下が例示され、より好ましくは7.5未満が例示され、更に好ましくは3~7.5未満が例示される。ここで、pHは、本発明の固形洗浄用組成物2.65gを25℃の水(精製水)150mLに溶かして得られる溶液のpHを意味し、pHはpHメーター(堀場製作所製、型番F-53)にて測定する。
超音波洗浄器
超音波洗浄器は、少なくとも本発明の固形洗浄用組成物と水と洗浄対象物とが投入される洗浄層を備え、超音波により対象物を洗浄できるものであり、この限りにおいて公知の超音波洗浄器を使用し得る。本発明を制限するものではないが、超音波洗浄器の外観のモデル図として図1が例示される。
超音波洗浄器や洗浄層の大きさや形状は、洗浄対象物を洗浄できる限り制限されず、例えば、対象物が義歯である場合、洗浄層は、総入れ歯や部分入れ歯といった義歯を収容、洗浄できる大きさや形状であればよい。省スペース、取り扱い易い等の観点からは、超音波洗浄器はコンパクトであることが好ましい。
この限りにおいて制限されないが、洗浄層の容量として、好ましくは100~600mL、より好ましくは120~300mLが例示される。また、洗浄層の形状として、直径または長辺が12cm以下の円形状、楕円形状、半円形状等、一辺が10cm以下の四角形状等、これに順ずる大きさの任意の形状が挙げられる。これらの下限値は、少なくとも本発明の固形洗浄用組成物と水と洗浄対象物とを投入でき、超音波により洗浄対象物を洗浄できる限り制限されない。
超音波洗浄器の大きさや形状は、前記洗浄層の大きさや形状に応じて、適宜設定すればよい。例えば、省スペース等の観点から、超音波洗浄器本体の大きさとして、幅108cm、奥行き108cm、高さ67cmで形成される立方体に実質的に収まる大きさが例示される。
また、超音波洗浄器の重さは、容易に持ち運びができる重さであれば制限されない。該重さとして、例えば、250~600gが例示され、好ましくは300~500gが例示される。
超音波洗浄における周波数として、15~80kHzが例示され、好ましくは30~50kHzが例示される。また、出力は、3~35Wが例示され、好ましくは10~20Wが例示される。
洗浄層には、必要に応じて、水を入れる目安となる印(例えば、水位線)等が設けられていてもよい。例えば、通常、前記印は洗浄層の内側から見えるように設けられている。また、洗浄層の少なくとも一部に、洗浄層内の溶液の排出が容易になる排出口(例えば、洗浄層の上部の淵にとがった部分)が設けられていても良い。また、超音波洗浄器は、洗浄層に収容できる洗浄用トレーを用いるものであってよく、洗浄用トレーに、本発明の固形洗浄用組成物を投入する目安となる印や、水を入れる目安となる印等が設けられていてもよく、この印に従って、本発明の固形洗浄用組成物や水を必要量投入してもよい。また、洗浄用トレーは網目構造を有していても良い。対象物は、洗浄用トレーに置いた状態で、洗浄層内で超音波洗浄を行っても良い。超音波洗浄後、洗浄層から対象物を取り出す際、対象物を置いた洗浄用トレーごと取り出しても良い。
超音波洗浄器は、蓋を有していても有していなくてもよく、使い勝手の向上等の点から、例えば、洗浄層の上部を覆う蓋を有していても良い。また、超音波洗浄器は、電源のオン、オフを切り替えることのできるスイッチ、タイマー等を有していてもよい。また、超音波洗浄器は、電源コードや電源プラグを連結させて使用するものであってもよく、電池式であってもよい。
洗浄セット
本発明の洗浄セットは、前記固形洗浄用組成物と超音波洗浄器とを含む。本発明の洗浄セットは、必要に応じて、更に取扱説明書、洗浄用トレー、時計ホルダー、タイマー等が含まれていても良い。
本発明のセットを用いる場合、前記洗浄対象物を洗浄できる限り、その方法は制限されないが、効率のよい洗浄を行う点から、通常、前記洗浄層内に、少なくとも本発明の固形洗浄用組成物、水及び前記洗浄対象物を入れ、次いで、超音波処理を行うことが好ましく例示される。
本発明の固形洗浄用組成物と超音波洗浄器を組み合わせによれば、短時間で洗浄対象物を洗浄することができ、汚れ除去効果と除菌効果を得ることができる。従来、固形洗浄用組成物のみを用いた洗浄では、所望の洗浄効果を得るためには数時間といった長時間を要した。本発明によれば、例えば、後述の実施例に示すように僅か5分の処理時間であっても、汚れ除去効果と除菌効果を得ることができる。このことから、本発明の洗浄セットによれば、簡便且つ効率よく、洗浄効果を得ることができる。
このことから、本発明は、酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物と超音波洗浄器とを組み合わせることを特徴とする、洗浄方法を提供する。該方法は、対象物の洗浄にあたり、本発明の固形洗浄用組成物と超音波洗浄器とを組み合わせて用いる限り制限されず、その実施態様は前述の通りである。
以下、実施例を示して本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
試験例1
固形洗浄用組成物の作製
表1に示す組成に従い、各成分を混合し、3種類の酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物を作成した(それぞれ固形洗浄用組成物1~3)。
具体的には、各成分を混合し、径17φの金型を用いて3MPaで打錠成型することによって、1個あたり2.65gの錠剤形態の固形洗浄用組成物を作製した。なお、錠剤の直径は24.8mm、厚みは3.48mmであった。
なお、各組成物を作製するにあたり使用した主な成分は次の通りである。
過硫酸水素ナトリウム 商品名オキソン、ランクセス社製;過ホウ酸ナトリウム 商品名SODIUM PERBORATE MONOHYDRATE、BELINKA社製;クエン酸 商品名クエン酸(無水)、昭和化工社製;リンゴ酸 商品名リンゴ酸フソウS、扶桑化学工業社製;炭酸ナトリウム 商品名ソーダ灰ライト、トクヤマ社製;炭酸水素ナトリウム 商品名重炭酸ナトリウム、トクヤマ社製;ピロリン酸二水素ニナトリウム 商品名Sodium Acid Pyrophosphate Food Additive、Aditya Birla Chemicals社製。
超音波洗浄器
超音波洗浄器として、図1のモデル図のように示される超音波洗浄器を使用した。
該超音波洗浄器は、前記固形洗浄用組成物、水、及び後述するスライドガラスまたは樹脂プレートを収容できる洗浄層を内部に備えており、超音波によりスライドガラスまたは樹脂プレートを洗浄できるものであった。該超音波洗浄器は更に、洗浄層に収容できる大きさの洗浄用トレーを使用できるものであった。洗浄層の容量は250mLである。周波数40kHz、出力15Wにて試験を行った。
汚れ除去評価
該試験は、JIS K3362 7.2(2008)「台所用合成洗剤の洗浄力評価方法」に規定の方法に従ったリーナッツ試験法によって行った。
本試験では、牛脂20g、大豆油各20g、オレイン酸モノグリセライド0.25gを174gのクロロホルムに溶解し、汚こう浴を調製した。この汚こうをスライドガラスに付着させ、試験片を作製した。
前記洗浄層に前記洗浄用トレーを置き、該洗浄用トレーの中央部に、前述のようにして作製した錠剤1錠を投入した。次いで、25℃の水150mLを該洗浄層に注ぎ、前述のようにして得た試験片1枚を錠剤の真上にくるように配置し、超音波洗浄器のスイッチを入れ、5分間洗浄を行った。これを、超音波洗浄器「あり」とした(各組成物につきn=6)。
また、超音波洗浄器「なし」として、ガラスビーカーに25℃の水150mLを注ぎ、ここに、前述のようにして作製した錠剤1錠を投入し、次いで、速やかに前述のようにして得た試験片1枚を錠剤の真上にくるように配置し、5分間洗浄を行った(各組成物につきn=6)。
超音波洗浄器「あり」と「なし」は、洗浄層とガラスビーカーを用いた点や錠剤と水を投入する順序の点で異なるが、これらによる洗浄効果への影響はない。
なお、前記超音波洗浄器「あり」において、錠剤を投入せず同様に超音波洗浄器を5分間行ったものを対象(後述の比較例4)とした。
25℃の精製水150mLに、前述のようにして作製した錠剤1錠を投入し、錠剤を完全に溶解させてpHを測定した。該測定にはpHメーター型番F-53(堀場製作所製)使用した。
次式を用いて汚れ除去率を算出した。具体的には、まず試験片毎の汚れ除去率Aを算出し、合計6枚の試験片の汚れ除去率Aの平均値をもって汚れ除去率(%)とした。
汚れ除去率A(%)={(洗浄前の汚こう付着量-洗浄後の汚こう付着量)/洗浄前の汚こう付着量}×100
ここで、「洗浄前の汚こう付着量」は、試験片作製(汚こう付着)直後に測定した試験片の質量から、汚こう付着前のスライドガラスの質量を引いた値である。「洗浄後の汚こう付着量」は、前述の通り洗浄し、水分を軽く取った後に測定した試験片の質量から、汚こう付着前のスライドガラスの質量を引いた値である。
値が大きいほど汚れ除去率が高いことを示す。
除菌評価
カンジダ アルビカンス(Candida albicans NBRC1595)(独立行政法人製品評価技術基盤機構より購入)を用い、次の手順に従い、除菌効果の評価試験を行った。カンジダ菌は、義歯等に付着して臭いや汚れの原因となることで知られている。
(1)カンジダ アルビカンス NBRC1595菌株の培養
ポテトデキストロース寒天培地(コージンバイオ社製)において、35℃、一晩培養した菌株を、TSB培地(Trypticase Soy Broth、BD社製)に5%スクロースを添加した培地(5%スクロースTSB培地)に懸濁し、分光光度計を用いて、600nmにおける濁度(O.D.600)が0.150になるように適宜希釈した。
次いで、6ウェルプレートに、100μg/mLで調整したアルブミンにて処理した3×3cmのPMMA樹脂プレートを1ウェルあたり1枚入れ、次いで、前述のように希釈して得た菌液5mLを添加し、35℃にて18時間静置培養し、樹脂プレートにバイオフィルムを形成させた。
(2)除菌試験
培養後、樹脂プレートをウェルからゆっくり取り出し、次いで、該樹脂プレートを洗浄した。洗浄は、次の通りに行った(n=6)。
前記洗浄層に前記洗浄用トレーを置き、該洗浄用トレーの中央部に、前述のようにして作製した錠剤1錠を投入した。次いで、25℃の水150mLを該洗浄層に注ぎ、前述のようにして得た樹脂プレート1枚を錠剤に触れないように入れ、超音波洗浄器のスイッチを入れ、5分間洗浄を行った。これを、超音波洗浄器「あり」とした。
また、超音波洗浄器「なし」として、ガラスビーカーに25℃の水150mLを注ぎ、ここに、前述のようにして作製した錠剤1錠を投入し、次いで、速やかに前述のようにして得た樹脂プレート1枚を錠剤に触れないように入れ、5分間洗浄を行った。
超音波洗浄器「あり」と「なし」は、洗浄層とガラスビーカーを用いた点や錠剤と水を投入する順序の点で異なるが、これらによる除菌効果への影響はない。
なお、前記超音波洗浄器「あり」において、錠剤を投入せず同様に超音波洗浄器を5分間行ったものを対象(後述の比較例4)とした。
次いで、洗浄した樹脂プレートをSCDLP液体培地(Soybean-Casein Digest Broth with Lecithin & Polysorbate 8、ダイゴ社製)に投入し、セルリフター(ビオラモ株式会社製)を用いて樹脂プレートからバイオフィルムを剥がして懸濁し、得られた懸濁液を用いて10倍希釈系列を作製し、10倍希釈液、100倍希釈液、1000倍希釈液を100μLずつGPLP寒天培地(Glucose Peptone Agar with Lecithin & Polysorbate 80、ダイゴ社製)に塗抹し、35℃にて24時間培養後、生育したコロニー数(前記懸濁液1mLあたりのコロニー数)をカウントした。これを、次式中の「洗浄後のコロニー数」とした。
次式を用いて除菌率を算出した。具体的には、まず樹脂プレート毎の除菌率Aを算出し、合計6枚の樹脂プレートの除菌率Aの平均値をもって、除菌試験の除菌率(%)とした。
除菌率A(%)={1-(洗浄後のコロニー数/未洗浄のコロニー数)}×100
なお、該式において「未洗浄のコロニー数」は、前記(2)において錠剤による洗浄工程を除く以外は、洗浄後のコロニー数と同様に試験してカウントしたコロニー数である。
値が大きいほど除菌率が高いことを示す。
結果
結果を表1に示す。
Figure 0007233863000001
本試験では、前述の通り、3種類の固形洗浄用組成物1~3を作製しており、表1中、固形洗浄用組成物1を用いた超音波洗浄器「あり」を実施例1、固形洗浄用組成物1を用いた超音波洗浄器「なし」を比較例1とした。固形洗浄用組成物2、3についても同様に、超音波洗浄器「あり」をそれぞれ実施例2、3とし、超音波洗浄器「なし」をそれぞれ比較例2、3とした。固形洗浄用組成物を用いず超音波処理を行ったものを比較例4とした。
表1から明らかなように、比較例1~3(固形洗浄用組成物1~3による洗浄のみ行い、超音波処理は行わず)、及び比較例4(超音波処理のみ行い、固形洗浄用組成物1~3による洗浄は行わず)では、汚れ除去率は高くても44%(比較例4)であり、また、除菌率は高くても63%(比較例4)にとどまった。
これに対して、実施例1~3(固形洗浄用組成物1~3と超音波処理との併用による洗浄を行った)では、汚れ除去率、除菌率のいずれにおいても、比較例1~4を大きく上回った。特に、固形洗浄用組成物と超音波処理を組み合わせた場合の汚れ除去率は、比較例1~4を著しく上回り、また、特に、実施例1では、汚れ除去率、除菌率のいずれにおいても、比較例1~4を著しく上回った。
これらのことから、酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物と超音波処理を組み合わせによれば、固形洗浄用組成物を用いながらも、短時間で義歯等をより効果的に洗浄できることが分かった。
試験例2
試験手順
前記試験例1で作製した固形洗浄用組成物1を用いて、超音波洗浄器の出力を3~35Wとして試験を行った以外は、前記試験例1と同様にして試験を行った。
結果
結果を表2に示す。
Figure 0007233863000002
表2から明らかなように、いずれの出力(実施例1及び4~8)においても、望ましい汚れ除去効果、除菌効果が得られた。実施例1及び4~8における汚れ除去率、除菌率は、前記試験例1に記載した比較例1~4を上回った。
このことからも、酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物と超音波処理を組み合わせによれば、固形洗浄用組成物を用いながらも、短時間で義歯等をより効果的に洗浄できることが分かった。

Claims (3)

  1. 酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物と超音波洗浄器とを含む洗浄セットであって、
    該固形洗浄用組成物2.65gを25℃の水150mLに溶かして得られる溶液のpHが6.4以上7.5未満であり、
    該酸素系漂白剤が、過硫酸水素塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩及び過硫酸塩からなる群より選択される少なくとも1種であり、
    該超音波洗浄器の出力が10~35Wである、
    洗浄セット(但し、グリコール酸を含有する固形洗浄用組成物を除く)
  2. 口腔内装具洗浄用である、請求項1に記載の洗浄セット。
  3. 酸素系漂白剤を含む固形洗浄用組成物と超音波洗浄器とを組み合わせることを特徴とする洗浄方法であって、
    該固形洗浄用組成物2.65gを25℃の水150mLに溶かして得られる溶液のpHが6.4以上7.5未満であり、
    該酸素系漂白剤が、過硫酸水素塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩及び過硫酸塩からなる群より選択される少なくとも1種であり、
    該超音波洗浄器の出力が10~35Wである、
    洗浄方法(但し、該固形洗浄用組成物は、グリコール酸を含有する固形洗浄用組成物を除く)
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